JP2001287270A - Frp成形品の固定治具 - Google Patents

Frp成形品の固定治具

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JP2001287270A JP2000106165A JP2000106165A JP2001287270A JP 2001287270 A JP2001287270 A JP 2001287270A JP 2000106165 A JP2000106165 A JP 2000106165A JP 2000106165 A JP2000106165 A JP 2000106165A JP 2001287270 A JP2001287270 A JP 2001287270A
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雅博 今川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 FRP成形品を接着剤によって接合する接合
作業において、未だ接着剤が硬化していない接合部に作
業者が接触しても、ずれを生じることなく良好な接合状
態を保持し、また、接合作業が終了した後、すぐにでも
そのFRP成形品の搬送を可能とする、FRP成形品の
固定治具を提供すること。 【解決手段】 FRP製の配管2aおよび2bを接着剤
25によって接合する接合作業に用いられる固定治具1
を、一方の配管2aを保持する第1ホルダ3の挟持片6
aおよび6bと、他方の配管2bを保持する第2ホルダ
4の挟持片7aおよび7bとを、支持軸5によって揺動
可能に支持するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、FRP成形品の固
定治具、詳しくは、FRP成形品を接着剤によって接合
する接合作業に用いられるFRP成形品の固定治具に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、FRP(繊維強化プラスチッ
ク)成形品は、軽量かつ高強度であるため、各種の構造
用材料として広く使用されている。このようなFRP成
形品を用いて構造物を組み立てる場合には、FPRによ
り成形された各部材を接着剤により接合することがよく
行なわれている。
【0003】FRPにより成形された各部材を接着剤に
よって接合する場合には、構造物としての強度を十分に
確保する必要があることから、通常、エポキシ系接着剤
などの熱硬化性接着剤が用いられている。より具体的に
は、たとえば、一方の部材に、このような接着剤を塗布
して、次いで、他方の部材を重ね合わせた後、接着剤を
硬化させることにより、この接着剤を介して両方の部材
を接合するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにF
RP成形品を接着剤によって接合する場合には、接着剤
を十分に硬化させるための時間が必要となる。一方、構
造物を組み立てる時には、作業者が、各部材を順次接合
していくが、その作業中には、未だ接着剤が硬化してい
ない接合部に接触する場合もあり、そのような場合に
は、接合部にずれを生じてしまうという不具合がある。
また、各部材を接合した後に、その接合された部材を搬
送したい場合にも、その接着剤の硬化が終了するまで、
搬送できないという不具合がある。
【0005】とりわけ、長尺な配管を順次接合していく
場合には、作業者が接触しやすく、また、少しでも触れ
ると、他の配管にもその揺れが伝わるため、上記した不
具合が顕著となる。
【0006】本発明は、このような不具合に鑑みなされ
たものであり、その目的とするところは、FRP成形品
を接着剤によって接合する接合作業において、未だ接着
剤が硬化していない接合部に作業者が接触しても、ずれ
を生じることなく良好な接合状態を保持し、また、接合
作業が終了した後、すぐにでもその接合されたFRP成
形品の搬送を可能とする、FRP成形品の固定治具を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、2つのFRP成形品を接
着剤によって接合する接合作業に用いられるFRP成形
品の固定治具であって、一方のFRP成形品を保持する
第1保持部材と、他方のFRP成形品を保持する第2保
持部材と、前記第1保持部材と前記第2保持部材とを連
結する連結部材とを備えていることを特徴としている。
【0008】一方のFRP成形品と他方のFRP成形品
とを接着剤によって接合した後、その接着剤の硬化が終
了するまでの間、この固定治具を用いて、一方のFRP
成形品を第1保持部材により保持するとともに、他方の
FRP成形品を第2保持部材により保持すれば、第1保
持部材と第2保持部材とが連結部材によって連結されて
いるので、両方のFRP成形品の接合部をそのままの状
態で良好に保持することができる。そのため、たとえ
ば、作業者が接合部に接触しても、その接合部にずれを
生じることがなく、また、接合作業が終了した後、固定
治具を取り付ければ、すぐにでもそのFRP成形品を搬
送することができる。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記第1保持部材および前記第
2保持部材は、FRP成形品を挟むための2つの挟持片
をそれぞれ備え、各前記挟持片が、前記連結部材に揺動
可能に支持されていることを特徴としている。
【0010】このような固定治具を用いて、FRP成形
品の接合部を固定する場合には、第1保持部材の2つの
挟持片によって、一方のFRP成形品を挟持することが
できるとともに、第2保持部材の2つの挟持片によっ
て、他方のFRP成形品を挟持することができる。その
ため、各FRP成形品を、簡易な作業によって確実に固
定することができ、より一層、FRP成形品の接合部を
そのままの状態で良好に保持することができる。
【0011】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または2に記載の発明において、FRP成形品が、配管
であることを特徴としている。
【0012】FRP成形品が配管であると、長く延びる
ので、接着剤の硬化が終了していない接合部を有する配
管に作業者が接触しやすく、また、少しでも触れると、
他の配管にもその揺れが伝わるため、各接合部のずれが
生じやすいが、本発明の固定治具を用いれば、各接合部
を確実に固定することができるので、そのような不具合
を有効に防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のFRP成形品の
固定治具の一実施形態を示す斜視図、図2は、その使用
前の状態における斜視図である。
【0014】図1において、この固定治具1は、FRP
製の配管2aおよび2bを接着剤によって接合する接合
作業に用いられ、一方の配管2aを保持する第1保持部
材としての第1ホルダ3と、他方の配管2bを保持する
第2保持部材としての第2ホルダ4と、これら第1ホル
ダ3および第2ホルダ4とを連結する連結部材としての
支持軸5とを備えている。
【0015】図2に示すように、第1ホルダ3は、配管
2aを保持するために、支持軸5を介して対向配置され
る2つの挟持片6aおよび6bを備えている。これら挟
持片6aおよび6bは、板状をなし、配管2aの外径に
沿うような円弧状の湾曲部8aおよび8bと、その湾曲
部8aおよび8bに連続して形成される平坦状の固定部
9aおよび9bとを有し、また、湾曲部8aおよび8b
の基端部には、支持軸5を挿通可能なヒンジ部10aお
よび10bが形成されている。湾曲部8aおよび8bに
は、配管2aに当接する弾性材料からなるパッド部11
aおよび11bが設けられている。また、固定部9aお
よび9bには、ボルト12を挿通するための貫通孔13
aおよび13bがその長手方向に沿って複数形成されて
いる。
【0016】また、第2ホルダ4も、第1ホルダ3と同
様に、配管2bを保持するために、支持軸5を介して対
向配置される2つの挟持片7aおよび7bを備えてい
る。これら挟持片7aおよび7bは、板状をなし、配管
2bの外径に沿うような円弧状の湾曲部14aおよび1
4bと、その湾曲部14aおよび14bに連続して形成
される平坦状の固定部15aおよび15bとを有し、ま
た、湾曲部14aおよび14bの基端部には、支持軸5
を挿通可能なヒンジ部16aおよび16bが形成されて
いる。湾曲部14aおよび14bには、配管2bに当接
する弾性材料からなるパッド部17aおよび17bが設
けられている。また、固定部15aおよび15bには、
ボルト12を挿通するための貫通孔18aおよび18b
がその長手方向に沿って複数形成されている。
【0017】また、図3に示すように、支持軸5は、頭
部19および軸部20を備え、その軸部20を、第1ホ
ルダ3の各挟持片6aおよび6bの各ヒンジ部10aお
よび10bと、第2ホルダ4の各挟持片7aおよび7b
の各ヒンジ部16aおよび16bとに挿通した状態で、
先端部に形成されるねじ山にナット21を螺着すること
によって、これら第1ホルダ3の各挟持片6aおよび6
bと、第2ホルダ4の各挟持片7aおよび7bとを揺動
可能に軸支している。また、軸部20には、各挟持片6
aおよび6bの各ヒンジ部10aおよび10bと、第2
ホルダ4の各挟持片7aおよび7bの各ヒンジ部16a
および16bとの間に、筒状のスペーサ22が挿入され
ている。このスペーサ22が各挟持片6aおよび6bの
各ヒンジ部10aおよび10bと、各挟持片7aおよび
7bの各ヒンジ部16aおよび16bとの間に介装され
ることによって、第1ホルダ3と第2ホルダ4とが、常
に所定の間隔を隔てた状態で配置される。
【0018】そして、このような固定治具1は、FRP
製の配管2aおよび2bを接着剤によって接合する接合
作業において用いられる。
【0019】すなわち、この配管2aおよび2b配管の
接合は、図4にも示すように、一方の配管2aの端部の
外周面23を、先端に向かって次第に小径となるような
テーパ面として形成するとともに、他方の配管2bの端
部の内周面24を、その外周面23を受け入れるよう
な、先端に向かって次第に大径となるようなテーパ面と
して形成しておき、配管2aの外周面23または配管2
bの内周面24の少なくともいずれか一方に接着剤25
を塗布した後、一方の配管2aの端部の外周面23を、
他方の配管2bの端部の内周面24に挿入して、接着剤
25を硬化させることにより接合する。そのため、図4
に示すように、配管2aの端部の外周面23と配管2b
の端部の内周面24との間に、接着剤25の層が介在さ
れる。接着剤25としては、構造用接着剤、すなわち、
エポキシ系接着剤やウレタン系接着剤などの熱硬化性接
着剤が用いられ、その硬化時間が、数時間以上、通常、
1〜24時間程度かかる場合が多い。
【0020】そのため、一方の配管2aの端部の外周面
23を、他方の配管2bの端部の内周面24に挿入した
後、接着剤25の硬化が終了するまでの間、これら配管
2aおよび2bの接合部を、この固定治具1を用いて仮
固定しておく。
【0021】固定治具1を用いて、配管2aおよび2b
の接合部を仮固定するには、たとえば、図2に示すよう
に、まず、第1ホルダ3の各挟持片6aおよび6bと、
第2ホルダ4の各挟持片7aおよび7bとを開いた状態
とした後、第1ホルダ3の各挟持片6aおよび6bの間
に一方の配管2aを配置するとともに、第2ホルダ4の
各挟持片7aおよび7bの間に他方の配管2bを配置す
る。次いで、図1に示すように、第1ホルダ3の各挟持
片6aおよび6bを支持軸5を支点として揺動させて、
湾曲部8aおよび8bによって、配管2aの外周を挟持
するとともに、第2ホルダ4の各挟持片7aおよび7b
を支持軸5を支点として揺動させて、湾曲部14aおよ
び14bによって、配管2bの外周を挟持する。そうす
ると、第1ホルダ3における各挟持片6aおよび6bの
各固定部9aおよび9bが重ね合わされる状態になるの
で、各固定部9aおよび9bの貫通孔13aおよび13
bにボルト12を挿通した上で、そのボルト12にナッ
ト26を螺着させることにより、第1ホルダ3によっ
て、一方の配管2aを確実に保持する。また、第2ホル
ダ4における各挟持片7aおよび7bの各固定部15a
および15bも重ね合わされる状態になるので、各固定
部15aおよび15bの貫通孔18aおよび18bにボ
ルト12を挿通した上で、そのボルト12にナット26
を螺着させることにより、第2ホルダ4によって、一方
の配管2bを確実に保持する。
【0022】このようにして、第1ホルダ3によって一
方の配管2aを保持するとともに、第2ホルダ4によっ
て他方の配管2bを保持すれば、第1ホルダ3と第2ホ
ルダ4とが支持軸5によって連結されているので、配管
2aおよび2bの接合部を、簡易な作業によって、その
ままの状態で良好に仮固定することができる。そのた
め、たとえば、作業者が配管2aおよび2bの接合部に
接触しても、その接合部にずれを生じることがなく、ま
た、接合作業が終了した後、固定治具1を取り付けてい
れば、すぐにでもその配管2aおよび2bを持ち運ぶこ
とができる。
【0023】とりわけ、このような配管2aおよび2b
は、通常、複数の配管をいくつもの接合部でつなぎ合わ
せて接続するので、接合作業中においては、接着剤25
の硬化が終了していない箇所が多く発生し、作業者がそ
のうちの1つの配管に少しでも接触すると、他の配管に
もその揺れが伝わるため、各接合部のずれが生じやすい
が、この固定治具1を用いて、各接合部を仮固定してお
けば、各接合部をそのままの状態で保持できて、そのよ
うな不具合が発生することを有効に防止することができ
る。
【0024】なお、以上の説明において、配管2aおよ
び2bの接合は、1箇所のみを示しているが、たとえ
ば、配管2aまたは配管2bのいずれか一方を、比較的
短い継手用の配管として用い、その継手用の配管によっ
て他方の配管を順次接合するようにしてもよい。また、
配管2aおよび2bの接合は、配管2aの外周面23ま
たは配管2bの内周面24の少なくともいずれか一方に
接着剤25を塗布した後、一方の配管2aの端部の外周
面23を、他方の配管2bの端部の内周面24に挿入し
ているが、このような接合方法に限らず、公知のいずれ
の接合方法をも用いることができる。また、この実施形
態では、配管2aが配管2bよりも小径とされている
が、配管2aおよび配管2bの径の大きさは、何ら限定
されず、配管2aおよび配管2bは同径であってもよ
い。
【0025】また、本発明の固定治具は、図5および図
6に示すようなものであってもよい。すなわち、図5お
よび図6に示す固定治具31では、第1ホルダ3の各挟
持片6aおよび6bの湾曲部8aおよび8b、および、
第2ホルダ4の各挟持片7aおよび7bの湾曲部14a
および14bが、FRP製のフランジ部32aおよび3
2bからなる接合部を挟持し得るように、各湾曲部の中
央が平坦状に形成されている。なお、この固定治具31
は、湾曲部の形状以外は、上記した固定治具1と同様の
構成を備えている。
【0026】このような固定治具31を用いれば、図5
に示すように、FRP製のパネル33aおよび33bの
接合部を仮固定することができる。すなわち、FRP製
のパネル33aおよび33bを接合する場合には、各パ
ネル33aおよび33bの端部にフランジ部32aおよ
び32bを形成して、これらフランジ部材32aおよび
32bを接着剤25を介して接合するようにしている
が、この固定治具31を用いれば、これらフランジ部3
2aおよび32bからなる接合部を仮固定することがで
きる。
【0027】なお、以上の実施形態において、固定治具
1および固定治具31の支持軸5は1本で構成している
が、接合部が大きい場合などには、複数本で構成しても
よく、また、軸方向を補強する部材を別途設けてもよ
い。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の発
明によれば、FRP成形品の接合作業が終了した後、固
定治具を取り付ければ、作業者が接触してもずれを生じ
ることがなく、また、すぐにでもそのFRP成形品を搬
送することができる。
【0029】請求項2に記載の発明によれば、各FRP
成形品を、簡易な作業によって確実に固定することがで
き、より一層、FRP成形品の接合部をそのままの状態
で良好に保持することができる。
【0030】請求項3に記載の発明によれば、FRP成
形品が配管であると、その配管に作業者が接触しやす
く、各接合部のずれが生じやすいが、本発明の固定治具
を用いれば、そのような不具合を有効に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のFRP成形品の固定治具の一実施形態
を示す斜視図である。
【図2】図1に示す固定治具の使用前の状態における斜
視図である。
【図3】図1に示す固定治具の支持軸を示す要部斜視図
である。
【図4】図1に示す固定治具によって固定されるFRP
製の配管の要部断面を示す一部断面側面図である。
【図5】図1とは異なる実施形態の固定治具を示す斜視
図である。
【図6】図5に示す固定治具の正面図である。
【符号の説明】 1 固定治具 2a,2b 配管 3 第1ホルダ 4 第2ホルダ 5 支持軸 6a,6b 挟持片 7a,7b 挟持片 25 接着剤

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つのFRP成形品を接着剤によって接
    合する接合作業に用いられるFRP成形品の固定治具で
    あって、 一方のFRP成形品を保持する第1保持部材と、 他方のFRP成形品を保持する第2保持部材と、 前記第1保持部材と前記第2保持部材とを連結する連結
    部材とを備えていることを特徴とする、FRP成形品の
    固定治具。
  2. 【請求項2】 前記第1保持部材および前記第2保持部
    材は、FRP成形品を挟むための2つの挟持片をそれぞ
    れ備え、 各前記挟持片が、前記連結部材に揺動可能に支持されて
    いることを特徴とする、請求項1に記載のFRP成形品
    の固定治具。
  3. 【請求項3】 FRP成形品が、配管であることを特徴
    とする、請求項1または2に記載のFRP成形品の固定
    治具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101664312B1 (ko) * 2015-05-01 2016-10-11 주식회사 세전더블유엠에스 폴리에틸렌 파이프 열융착용 접합 공구의 지지장치

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KR101664312B1 (ko) * 2015-05-01 2016-10-11 주식회사 세전더블유엠에스 폴리에틸렌 파이프 열융착용 접합 공구의 지지장치

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