JP2001286578A - バランス訓練装置 - Google Patents
バランス訓練装置Info
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- JP2001286578A JP2001286578A JP2000106514A JP2000106514A JP2001286578A JP 2001286578 A JP2001286578 A JP 2001286578A JP 2000106514 A JP2000106514 A JP 2000106514A JP 2000106514 A JP2000106514 A JP 2000106514A JP 2001286578 A JP2001286578 A JP 2001286578A
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Abstract
の回動軸6を介して軸着された可動架台8を備える。座
席1が載置される台座3は、可動架台8に第1リンク9
を介して連結され、ベース4に第2リンク14を介して
連結される。第1リンク9と第2リンク14とにより、
台座3はベース4に対して前後方向の直進移動と左右軸
回りの回転移動とに移動が規制される。可動架台8はモ
ータ16を備え、モータ16により第1クランク27お
よび第2クランク28が回転駆動される。第1クランク
27は第1ロッド30を介して台座3に連結され、第2
クランク28は第2ロッド31を介してベース4に連結
される。台座3は、第1クランク27の回転により前後
方向の直進往復移動と左右軸回りの回転往復移動とを行
い、第2クランク28の回転により前後軸回りの回転往
復移動を行う。
Description
機能の訓練や回復などの目的でバランス機能を訓練する
ために用いられるバランス訓練装置に関するものであ
る。
にバランスをとることはバランス保持の訓練になり、し
かも腰背筋群の活性化を促して腰痛予防の訓練にもなる
ことが知られている。しかしながら、馬に乗ることがで
きる場所は限られている。そこで、場所や天候の制約を
受けることなくバランス訓練を手軽に行うことができる
ように、馬に乗った状態と同様の動作を実現できる機械
装置を用いることが考えられている。
は、たとえば特公平6−65350号公報に記載されて
いるように、6個の駆動源を備え、馬形の乗り物を6自
由度で駆動するものが提案されている。この構成では、
乗り物を前後方向、左右方向、上下方向の直進往復移動
と、前後軸、左右軸、上下軸の各軸回りの回転往復移動
との6動作を組み合わせて揺動させることが可能であっ
て、しかも6動作を個別に制御することができる。した
がって、馬に乗った状態に近い揺動が可能である。
は、6個の駆動源を備えるとともに各駆動源を個別に制
御するから、各駆動源の動作のタイミング、速度、動作
範囲などを個別に制御することになり、非常に複雑な制
御が必要である。また、6個の駆動源が設けられている
から、大型化しやすくかつコスト高になるという問題が
ある。この問題は上記公報に用いられている、いわゆる
6自由度型シリアルロボットに限らず、構造が比較的簡
単な6自由度型パラレルロボットを用いる場合も同様で
あって、6自由度型パラレルロボットでは構造が簡単で
はあるものの構成部品が高コストであるから一層のコス
ト高を招くことになる。
往復移動と左右軸回りの回転往復移動との駆動に1つの
駆動源を用い、前後軸回りの回転往復移動の駆動に別の
駆動源を用いたバランス訓練装置を先に提案した。つま
り、座席を3自由度で揺動させることを可能とするバラ
ンス訓練装置であって、2個の駆動源を用いたものを提
案した。
能の訓練においては、馬の歩様のうち常歩程度を模擬で
きればよく、速歩や駆歩までは模擬しなくてもよい場合
が多い。つまり、上述した従来構成では2個の駆動源を
用いた構成を採用することによって、常歩以外の歩様に
も対応可能ではあるが、この機能はバランス訓練におい
ては必ずしも必要とは言えない。
あり、その目的は、1個の駆動源のみを用いた比較的簡
単な構成ながらもバランス訓練に用いることができるバ
ランス訓練装置を提供することにある。
着座する座席と、座席を揺動させる駆動装置とを備え、
前記駆動装置が、ベースと、ベースに対して前後方向の
回動軸の回りで回転往復移動が可能となるようにベース
に軸着された可動架台と、前記回動軸に直交する面内に
含まれる第1の軸ピンにより一端部が前記可動架台に回
動自在に連結された第1リンクと、前記第1リンクに平
行な第2の軸ピンにより第1リンクの他端部に回動自在
に連結され前記可動架台とともに前記回動軸の回りでの
回転往復移動が可能であって前記座席が固定される台座
と、左右方向に沿った第3の軸ピンにより一端部が前記
ベースと前記台座との一方に回動自在に連結されるとと
もに前記回動軸を含み左右方向に直交した面内に配置さ
れる第1の自在継手を介して他端部が前記ベースと前記
台座との他方に連結され第1リンクと協働して前記台座
の移動を前後方向の直進往復移動および左右軸の回りの
回転往復移動に限定する第2リンクと、一端部が前記台
座に対して第1リンクに沿った面内で回動自在に連結さ
れた第1ロッドと、前記可動架台に設けられ第1ロッド
の他端部が回動自在に連結された第1クランクと、一端
部が前記ベースに第2の自在継手を介して連結された第
2ロッドと、前記可動架台に設けられ第2ロッドの他端
部が回動自在に連結された第2クランクと、第1クラン
クおよび第2クランクを一括して回動させる1個の駆動
源とを備えることを特徴とする。この構成によれば、座
席を前後方向の直進往復移動と前後軸の回りの回転往復
移動と左右軸の回りの回転往復移動との3自由度で揺動
可能とし、しかもこのような揺動を1個の駆動源のみで
実現することができる。すなわち、第2クランクと第2
ロッドとが可動架台とベースとの間に介在し、かつ可動
架台が前後方向の回動軸によりベースに軸支されている
から、第2クランクが回動すれば回動軸の回りでの可動
架台の回転往復移動が行われ、台座が可動架台とともに
回動軸の回りで回転往復移動を行うことになる。また、
第1リンクと第2リンクとにより可動架台に対する台座
の移動方向が前後方向の直進往復移動と左右軸の回りの
回転往復移動とに制限され、しかも可動架台と台座との
間に第1クランクと第1ロッドとが介在しているから、
第1クランクが回動すると第1リンクと第2リンクとに
より上述のように移動方向が規制された状態で可動架台
に対して台座が移動することになる。つまり、可動架台
に対して台座が前後方向の直進往復移動と左右軸の回り
の回転往復移動とを行い、かつ可動架台がベースに対し
て回動軸(前後軸)の回りで回転往復移動を行うから、
結果的に台座はベースに対して前後方向の直進往復移動
と前後軸の回りの回転往復移動と左右軸の回りの回転往
復移動との組み合わせで揺動することになる。座席は台
座に結合されているから、座席も台座と同様に3自由度
で揺動することになる。加えて、このような3自由度の
揺動を実現するために2個のクランクを回転させればよ
く、両クランクを1個の駆動源で回転駆動するから、結
果的に1個の駆動源のみで3自由度の揺動が可能になる
のである。
て、前記第1クランクの回転数と前記第2クランクの回
転数との比率を2対1に設定したことを特徴とする。一
般に馬の歩様のうち常歩(並足)は、馬が四肢を別々に
右後ろ、右前、左後ろ、左前というように動かすから、
前後方向の直進往復移動と前後軸の回りの回転往復移動
と左右軸の回りの回転往復移動との3自由度の揺動によ
ってほぼ類似した動きを実現することができる。また、
前後軸回りの回転往復移動は左右軸回りの回転往復移動
や前後方向の直進往復移動の周期に対して2倍の周期に
なることが知られている(上述した四肢の動きからも推
測できる)。したがって、前後方向の直進往復移動およ
び左右軸回りの回転往復移動を行う第1クランクの回転
数を、前後軸回りの回転往復移動を行う第2クランクの
回転数に対して2倍に設定することで、台座の動きを馬
の常歩に似せて揺動させることが可能になる。
2の発明において、前記駆動源により回転駆動される主
回転軸と、主回転軸の各一端部に設けた第1および第2
のウォームと、各ウォームに噛合する第1および第2の
ウォームホイールとを有し、前記第1および第2クラン
クにはそれぞれ第1および第2のウォームホイールの回
転力が伝達されることを特徴とする。この構成によれ
ば、駆動源により回転駆動される2個のウォームと、各
ウォームにそれぞれ噛合する2個のウォームホイールを
用いているから、1個の駆動源の回転力を2系統に分離
することができ、各系統ごとに設けたクランクを介して
台座を揺動させることができる。
3の発明において、前記第1のリンクにおける可動架台
との連結部と第2のリンクにおけるベースとの連結部と
の距離が、第1および第2のリンクにおける台座との連
結部間の距離よりも小さいことを特徴とする。この構成
によれば、第1および第2のクランクを回転させるだけ
で台座は前後に揺れるとともに、前端部と後端部との上
下が交互に入れ替わるように上下動することになり、馬
の歩様に似せた揺動が可能になる。
づいて説明する。人が着席する座席1は鞍状に形成さ
れ、この座席1に跨る形で人が着座することになる。座
席1は駆動装置2に設けた台座3の上に載置された形で
固着される。
ース4を備え、ベース4には前後に離間した一対の脚片
5aを備える断面コ字状の取付板5が固定され、取付板
5の両脚片5aを貫く形で前後方向に走る回動軸6が固
定される。回動軸6の両端部は取付板5の両脚片5aの
外側に突出しており、この突出した部分において回動軸
6の両端部には軸受7を介して可動架台8が取り付けら
れる。したがって、可動架台8は回動軸6を回動中心と
して左右方向に回動可能になる。可動架台8には第1リ
ンク9の一端部が軸着され、第1リンク9の他端部は上
述した座席1を載置する台座3が軸着される。つまり、
第1リンク9の両端部には可動架台8と台座3とが回動
自在に連結される。第1リンク9と可動架台8および台
座3とを連結する軸ピン10,11はそれぞれ回動軸6
に直交する面内で互いに平行になるように配置される
(図3、図4参照)。第1リンク9は左右一対設けられ
ている。
(図1の左方)には、図6に示すように、左右一対の支
持板12が立設され、両支持板12の間には左右方向に
走る軸ピン13が架設される。この軸ピン13には下向
きに開放されたコ字状の第2リンク14の両脚片14a
の先端部が軸着される。つまり、第2リンク14は軸ピ
ン13の回りで前後に回動可能になっている。第2リン
ク14の中央片14bの左右の中央部には自在接手とし
てのボールジョイント15を介して台座3が連結され
る。つまり、図5に示すように、ボールジョイント15
は回動軸6を含みかつ左右方向に直交する面内に配置さ
れることになる。ここで、第1リンク9を可動架台8に
連結する軸ピン10と第2リンク14をベース4に連結
する軸ピン13との距離は、第1リンク9を台座3に連
結する軸ピン11と第2リンク14と台座3との間のボ
ールジョイント15との距離よりも小さく設定されてい
る。
面がベース4の上面に平行であるものとし、この位置か
ら軸ピン10の回りで第1リンク9を前方(図1の左
方)に倒すようにすれば、第1リンク9は台座3の後部
(図1の右部)を押し上げ、第2リンク14が倒れるこ
とによって台座3の前部が下がることになる。つまり、
台座3は前方に移動しながら前端部を後端部よりも下げ
ることになる。また、逆に図1の位置から第1リンク9
を軸ピン10の回りで後方に倒すようにすれば、台座3
は後方に移動しながら後端部を前端部よりも下げること
になる。このように第1リンク9と第2リンク14との
協働により、前後方向の直進と左右軸回りの回動とが可
能になる。また、可動架台8は回動軸6の回りで左右に
回動可能であって、第2リンク14の一端部(上端部)
に設けたボールジョイント15によって台座3の左右の
揺動範囲が制限されているから、台座3は可動架台8と
ともに前後軸(回動軸6)の回りで回動が可能になる。
る移動方向が規制されている台座3を駆動するために、
本実施形態では駆動源として1個のモータ16を用い
る。可動架台8の上面には前後一対のモータ取付台17
が固着され、前後のモータ取付台17の間にモータ16
が配置されるとともに、ボルト18aおよびナット18
bを用いてモータ16が固定される。また、モータ16
の出力軸である主回転軸19はモータ16の両側に突出
しており、各モータ取付台17にそれぞれ保持された軸
受20により主回転軸19が回転自在に保持される。ま
た、主回転軸19の各一端部にはそれぞれウォーム2
1,22が設けられ、各ウォーム21,22にはウォー
ムホイール23,24が噛合する。ウォームホイール2
3,24は軸ピン10,11と平行なシャフト25,2
6に取り付けられており、シャフト25の一端部には第
1クランク27が連結され、シャフト26の一端部には
第2クランク28が連結される。各シャフト26はモー
タ取付台17に固着された軸受29により回動自在に保
持される。ここで、主回転軸19の後部に設けたウォー
ム21に噛合するウォームホイール23を介してモータ
16の回転が伝達される第1クランク27は可動架台8
の左側に配置され、主回転軸19の前部に設けたウォー
ム22に噛合するウォームホイール24を介してモータ
16の回転が伝達される第2クランク28は可動架台8
の右側に配置されている。ただし、このような配置関係
は必須というわけではない。
端部が回動自在に連結され、第1ロッド30の他端部は
軸ピン11によって第1リンク9と同じ部位で台座3に
連結される。つまり、第1クランク27が回転すると第
1リンク9は軸ピン10の回りで前後に回動するから、
台座3が前後に移動するとともに台座3の上面を傾斜さ
せることが可能になる。ここにおいて、本実施形態で
は、第1リンク9の回動範囲を図1にφ1で示す範囲と
してある。このとき第2リンク14は図1にφ2で示す
範囲で回動する。
1の一端部が回動自在に連結され、第2ロッド31の他
端部は自在接手としてのボールジョイント32を介して
ベース4に連結される。つまり、第2クランク28が回
転すれば第2クランク28の回転中心からベース4まで
の距離が変化し、可動架台8が回動軸6の回りに回動す
ることになる。言い換えると、第2クランク28の回転
により台座3が前後軸(回動軸6)の回りで回転往復移
動することになる。ここにおいて、第2クランク28の
一端部はボールジョイント32を介してベース4に連結
されているから、可動架台8の回動軸6の回りでの揺動
が許容されることになる。
の構成によって、駆動源として1個のモータ16を用い
るだけで、前後方向の直進往復移動と、前後軸回りでの
回転往復移動(ロール)と、左右軸回りでの回転往復移
動(ピッチ)との3自由度で台座3を揺動させることが
できるのである。
歩を模擬するように構成されている。実際の常歩での鞍
の揺動は厳密には3自由度ではないが、上述した前後方
向の直進移動と前後軸回りの回転移動と左右軸回りの回
転移動との成分がもっとも大きいことが実験結果からわ
かっており、上述した3自由度の往復移動によって常歩
をかなりの程度まで模擬できるという知見が得られてい
る。とくにバランス訓練を目的とする場合には、このよ
うな揺動で十分な効果が得られる。一方、実際の常歩で
は前後方向の直進移動と前後軸回りの回転移動と左右軸
回りの回転移動との各成分の周期について、図7に示す
ように、前後方向の直進往復移動(1)および左右軸回
りの回転往復移動(2)の周期に対して、前後軸回りの
回転往復移動(3)の周期が2倍になるという知見が得
られている。そこで、本実施形態では、前後方向の直進
往復移動および左右軸回りの回転往復移動の周期を決め
る第1クランク27の回転数を、前後軸回りの回転往復
移動の周期を決める第2クランク28の回転数の2倍に
設定してあり、この設定により常歩と同様の関係で台座
3を揺動させることが可能になっている。なお、本実施
形態の構成では各成分の位相関係はあらかじめ機械的に
調整される。つまり、3つの成分のいずれについても往
復移動の中心が一致するように調整される。
と、座席を揺動させる駆動装置とを備え、前記駆動装置
が、ベースと、ベースに対して前後方向の回動軸の回り
で回転往復移動が可能となるようにベースに軸着された
可動架台と、前記回動軸に直交する面内に含まれる第1
の軸ピンにより一端部が前記可動架台に回動自在に連結
された第1リンクと、前記第1リンクに平行な第2の軸
ピンにより第1リンクの他端部に回動自在に連結され前
記可動架台とともに前記回動軸の回りでの回転往復移動
が可能であって前記座席が固定される台座と、左右方向
に沿った第3の軸ピンにより一端部が前記ベースと前記
台座との一方に回動自在に連結されるとともに前記回動
軸を含み左右方向に直交した面内に配置される第1の自
在継手を介して他端部が前記ベースと前記台座との他方
に連結され第1リンクと協働して前記台座の移動を前後
方向の直進往復移動および左右軸の回りの回転往復移動
に限定する第2リンクと、一端部が前記台座に対して第
1リンクに沿った面内で回動自在に連結された第1ロッ
ドと、前記可動架台に設けられ第1ロッドの他端部が回
動自在に連結された第1クランクと、一端部が前記ベー
スに第2の自在継手を介して連結された第2ロッドと、
前記可動架台に設けられ第2ロッドの他端部が回動自在
に連結された第2クランクと、第1クランクおよび第2
クランクを一括して回動させる1個の駆動源とを備える
ものであり、座席を前後方向の直進往復移動と前後軸の
回りの回転往復移動と左右軸の回りの回転往復移動との
3自由度で揺動可能とし、しかもこのような揺動を1個
の駆動源のみで実現することができるという利点があ
る。
て、前記第1クランクの回転数と前記第2クランクの回
転数との比率を2対1に設定したものであり、一般に馬
の歩様のうち常歩(並足)は、馬が四肢を別々に右後
ろ、右前、左後ろ、左前というように動かすから、前後
方向の直進往復移動と前後軸の回りの回転往復移動と左
右軸の回りの回転往復移動との3自由度の揺動によって
ほぼ類似した動きを実現することができる。また、前後
軸回りの回転往復移動は左右軸回りの回転往復移動や前
後方向の直進往復移動の周期に対して2倍の周期になる
ことが知られている。したがって、前後方向の直進往復
移動および左右軸回りの回転往復移動を行う第1クラン
クの回転数を、前後軸回りの回転往復移動を行う第2ク
ランクの回転数に対して2倍に設定することで、台座の
動きを馬の常歩に似せて揺動させることが可能になる。
2の発明において、前記駆動源により回転駆動される主
回転軸と、主回転軸の各一端部に設けた第1および第2
のウォームと、各ウォームに噛合する第1および第2の
ウォームホイールとを有し、前記第1および第2クラン
クにはそれぞれ第1および第2のウォームホイールの回
転力が伝達されるものであり、駆動源により回転駆動さ
れる2個のウォームと、各ウォームにそれぞれ噛合する
2個のウォームホイールを用いているから、1個の駆動
源の回転力を2系統に分離することができ、各系統ごと
に設けたクランクを介して台座を揺動させることができ
る。
3の発明において、前記第1のリンクにおける可動架台
との連結部と第2のリンクにおけるベースとの連結部と
の距離が、第1および第2のリンクにおける台座との連
結部間の距離よりも大きいものであり、の構成によれ
ば、第1および第2のクランクを回転させるだけで台座
は前後に揺れるとともに、前端部と後端部との上下が交
互に入れ替わるように上下動することになり、馬の歩様
に似せた揺動が可能になる。
断面図である。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 人が着座する座席と、座席を揺動させる
駆動装置とを備え、前記駆動装置が、ベースと、ベース
に対して前後方向の回動軸の回りで回転往復移動が可能
となるようにベースに軸着された可動架台と、前記回動
軸に直交する面内に含まれる第1の軸ピンにより一端部
が前記可動架台に回動自在に連結された第1リンクと、
前記第1リンクに平行な第2の軸ピンにより第1リンク
の他端部に回動自在に連結され前記可動架台とともに前
記回動軸の回りでの回転往復移動が可能であって前記座
席が固定される台座と、左右方向に沿った第3の軸ピン
により一端部が前記ベースと前記台座との一方に回動自
在に連結されるとともに前記回動軸を含み左右方向に直
交した面内に配置される第1の自在継手を介して他端部
が前記ベースと前記台座との他方に連結され第1リンク
と協働して前記台座の移動を前後方向の直進往復移動お
よび左右軸の回りの回転往復移動に限定する第2リンク
と、一端部が前記台座に対して第1リンクに沿った面内
で回動自在に連結された第1ロッドと、前記可動架台に
設けられ第1ロッドの他端部が回動自在に連結された第
1クランクと、一端部が前記ベースに第2の自在継手を
介して連結された第2ロッドと、前記可動架台に設けら
れ第2ロッドの他端部が回動自在に連結された第2クラ
ンクと、第1クランクおよび第2クランクを一括して回
動させる1個の駆動源とを備えることを特徴とするバラ
ンス訓練装置。 - 【請求項2】 前記第1クランクの回転数と前記第2ク
ランクの回転数との比率を2対1に設定したことを特徴
とする請求項1記載のバランス訓練装置。 - 【請求項3】 前記駆動源により回転駆動される主回転
軸と、主回転軸の各一端部に設けた第1および第2のウ
ォームと、各ウォームに噛合する第1および第2のウォ
ームホイールとを有し、前記第1および第2クランクに
はそれぞれ第1および第2のウォームホイールの回転力
が伝達されることを特徴とする請求項1または請求項2
記載のバランス訓練装置。 - 【請求項4】 前記第1のリンクにおける可動架台との
連結部と第2のリンクにおけるベースとの連結部との距
離が、第1および第2のリンクにおける台座との連結部
間の距離よりも小さいことを特徴とする請求項1ないし
請求項3のいずれか1項に記載のバランス訓練装置。
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