JP2001286029A - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱Info
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- JP2001286029A JP2001286029A JP2000098503A JP2000098503A JP2001286029A JP 2001286029 A JP2001286029 A JP 2001286029A JP 2000098503 A JP2000098503 A JP 2000098503A JP 2000098503 A JP2000098503 A JP 2000098503A JP 2001286029 A JP2001286029 A JP 2001286029A
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Abstract
れぞれ垂設されたタブ端子間における良好なリーク防止
構造を備えた電気接続箱を提供する。 【解決手段】 電気接続箱21は、上部ケース22と下部ケ
ース23とから成る絶縁ケース内に、絶縁基板30上に配置
された導電材料製の複数のバスバー24,25,27,28とから
成る複数の回路基板を積層収容している。絶縁基板30上
に配置された各々のバスバー24,25 に垂設され、上部カ
バー22に装備されるコネクタ嵌合用キャビティ22a 内に
近接して突出することにより互いに同一平面上に並設さ
れるタブ端子24a,25a の基部には、互いに隣接する側の
側縁を離間させる括れ部24b,25b が形成されている。
Description
特に、絶縁基板上に配置された複数のバスバーにそれぞ
れ垂設されたタブ端子間のリーク防止構造に関するもの
である。
の電気部品が使用されているが、これら電気部品間の信
号や電力の授受などを行なう電気回路を集中的に相互接
続する為、一般にはリレーボックスやジャンクションボ
ックス等の電気接続箱が利用されている。この様な電気
接続箱は、合成樹脂製の絶縁基板と、該絶縁基板上に配
置された導電金属製のバスバーとから成る複数の回路基
板を、絶縁ケース内に積層収容した構造である。
や、集積度の増大に伴うバスバーの実装密度の増大、或
いは使用電圧の増加要求に伴って、絶縁基板上で隣合う
バスバー相互間のリーク電流が問題となっている。即
ち、バスバーの実装密度の増大により、隣合うバスバー
の間隔が小さくなると、両バスバーの端縁間の沿面距離
に比例するバスバー相互間の耐リーク性も低下してしま
う。
接するバスバー収納溝1a,1b間に突設される仕切壁
1cの高さをバスバー3,4の厚みより高くし、該仕切
壁1cが対向する絶縁基板6に凹部6aを設けることに
よって沿面距離を稼ぐと共に、該仕切壁1cの頂部との
間に毛細管現象を招くことのない十分な隙間Cを確保し
たものがある。
スバー3,4相互間の耐リーク性が向上すると共に、電
気接続箱のコネクタ接続部等の隙間から侵入した水が、
積層された絶縁基板1,6の間の微細な隙間による毛細
管現象で隣接するバスバー4相互間に浸透するのを防止
できる。
スバー3,4に垂設されたタブ端子3a,4aが、図9
に示したように、例えば電気接続箱のカバー8に装備さ
れるコネクタ嵌合用キャビティ8a内に突出し、互いに
同一平面上に並設される場合、図9に示したように、嵌
合されたコネクタハウジング10との間の隙間からコネ
クタ嵌合用キャビティ8a内に水が侵入する可能性があ
る。
aの底壁には、コネクタハウジング10が干渉するの
で、上述したバスバーのリーク防止構造のような十分な
高さ寸法を有する仕切壁をタブ端子3a,4a間に突設
することができない。又、コネクタ嵌合用キャビティ8
a内に突出し、コネクタハウジング10内の各雌端子に
接続されるタブ端子3a,4aは、端子間隔が規定され
ており、十分な相互間隔をとることができない。
4a相互間に浸透すると、これらタブ端子3a,4a間
にリーク電流の発生を招き、バスバー3,4相互間の耐
リーク性が低下してしまう。従って、本発明の目的は上
記課題を解消することにあり、絶縁基板上に配置された
複数のバスバーにそれぞれ垂設されたタブ端子間におけ
る良好なリーク防止構造を備えた電気接続箱を提供する
ものである。
縁基板と、該絶縁基板上に配置された導電材料製の複数
のバスバーとから成る複数の回路基板を、絶縁ケース内
に積層収容した電気接続箱において、各々の前記バスバ
ーに垂設されて互いに同一平面上に並設されるタブ端子
相互の少なくとも一方の基部には、他方のタブ端子に隣
接する側の側縁を他方のタブ端子の側縁から離間させる
括れ部が形成されていることを特徴とする電気接続箱に
より達成される。
に同一平面上に並設されたタブ端子の基部は、隣接する
タブ端子相互の少なくとも一方に形成された括れ部によ
って、対向する側縁間の間隔が離間されている。そこ
で、これらタブ端子が立ち上がっている絶縁基板や絶縁
ケースの絶縁体表面上に水滴が浸入した場合にも、接近
して隣合うこれらタブ端子の基部同士は、絶縁体表面上
での沿面距離が長くなるので、同じ規定間隔をもって並
設された従来のタブ端子同士に比べてタブ端子間にリー
ク電流が流れ難くなる。
の一実施形態に係る電気接続箱におけるバスバーのリー
ク防止構造を詳細に説明する。図1は本発明の第1実施
形態に係るバスバーのリーク防止構造を備えた電気接続
箱の分解斜視図、図2及び図3は図1に示したバスバー
のリーク防止構造を説明する要部拡大断面図である。
止構造を備えた電気接続箱21は、図1に示したよう
に、上部ケース22と下部ケース23とから成る絶縁ケ
ース内に、絶縁基板30上に配置された導電材料製の複
数のバスバー24,25,26,27,28とから成る
複数の回路基板を積層収容している(図1においては、
1層のみ図示)。また、前記上下部ケース22,23に
は、各バスバー24,25,27に垂設されたタブ端子
24a,25a,27aが突出するコネクタ嵌合用キャ
ビティ22a,22b,22c,22d,23aが装備
されている。
22b,22c,22d,23aは、ワイヤハーネスに
結合されたコネクタ33をそれぞれ嵌入することで、コ
ネクタ33内に収容保持された雌端子と、対応するタブ
端子との嵌合接続が実現されるようになっている。例え
ば、コネクタ嵌合用キャビティ22aの場合は、図3に
示すように、ワイヤハーネスに結合されたコネクタ33
を嵌入することで、コネクタ33内に収容保持された雌
端子33a,33bと、対応するタブ端子24a,25
aとの嵌合接続が実現されるようになっている
のリーク防止構造を説明する。図2に示したように、前
記絶縁基板30上に配置された各々の前記バスバー2
4,25に垂設されて互いに同一平面上に並設されるタ
ブ端子24a,25aの基部には、互いに隣接する側の
側縁を離間させる括れ部24b,25bが形成されてい
る。尚、本第1実施形態における括れ部24b,25b
は、バスバーの幅方向に沿った中央部に位置するよう
に、両側縁を切り欠くことにより形成されている。
に並設されたタブ端子24a,25aの基部は、隣接す
るタブ端子24a,25aの括れ部24b,25bによ
って、対向する側縁間の間隔Lが先端部に比べて離間さ
れている。そこで、図3に示したように、嵌合されたコ
ネクタハウジング33との間の隙間からコネクタ嵌合用
キャビティ22a内に水が侵入し、タブ端子24a,2
5aが立ち上がっているコネクタ嵌合用キャビティ22
aの底壁上に水滴37が浸入した場合にも、接近して隣
合うこれらタブ端子24a,25aの基部同士は、前記
括れ部24b,25bによって沿面距離が長くなる。
同じ規定間隔をもって並設された従来のタブ端子3a,
4a同士(図9参照)に比べて、コネクタ嵌合用キャビ
ティ8a内に水が侵入した際にも、前記タブ端子24
a,25a間にはリーク電流が流れ難くなり、良好なリ
ーク防止構造を備えることができる。
25aの対向する側縁間の縁面距離の拡大が、バスバー
24,25のプレス成形時にタブ端子24a,25aの
基部に形成することが可能な括れ部24b,25bによ
って達成される。そこで、絶縁基板30や上下部ケース
22,23の形状は、従来の一般的な形状のまま変更す
る必要がなく、電気接続箱21は製造コストの上昇を抑
えることができる。尚、上記タブ端子24a,25aの
括れ部24b,25bは、両側縁を切り欠くことにより
形成されているが、対向する側縁のみを切り欠くことに
より括れ部24b,25bを形成しても良い。
係るバスバーのリーク防止構造を説明する要部拡大斜視
図である。図4に示したように、バスバー24,25相
互が、同一の絶縁基板上に近接状態で並設される場合に
は、他方のバスバーの平板部に近接する側の側縁24
c,25cの位置が、それぞれ離間する方向にずらした
形状となっている。
4,25の互いに近接する側の側縁24c,25cを離
間する方向にずらすことによって不足するバスバー幅w
は、反対側の側縁24d,25dの位置を平板部の幅を
広げる方向に同寸法wだけずらすことで補っており、見
かけ上は各バスバー24,25の括れ部24b,25b
がそれぞれ側縁24c,25c側に偏寄した形態となっ
ている。
バスバー24,25相互間においては、接近して隣合う
タブ端子24a,25aだけでなく、同一の絶縁基板上
に配置される平板部においても、タブ端子24a,25
aの規定間隔を維持したまま、隣接するバスバー収納溝
間に突設される仕切壁の高さをバスバーの厚みより高く
すること無く沿面距離の増大を図ることができ、リーク
電流の発生を防止できる。
縁基板の構造の単純化や成形精度の緩和を徹底して、電
気接続箱の製造コストの低減を図ることができる。勿
論、バスバー24,25における側縁24c,25cの
何れか一方の側縁のみを、離間する方向にずらすだけで
も良い。又、図4及び図5に示したように、各バスバー
24,25の互いに近接する側の側縁24c,25cを
離間する方向にずらす必要があるのは、バスバー24,
25相互が同一の絶縁基板上に近接状態で並設される場
合である。
バスバーのリーク防止構造のように、タブ端子43a,
44aのみが接近して隣合っており、バスバー43,4
4の平板部同士が互いに並設されていない場合には、側
縁の位置を離間する方向にずらす必要は生じない。
に、括れ部43b,44bを形成するだけで良い。又、
各バスバーの平板部が異なる絶縁基板上に配置されてい
る場合にも、互いの側縁の位置を離間する方向にずらす
必要は生じない。
板、バスバー、絶縁ケース及びタブ端子の構成は、上記
各実施形態の構成に限定されるものではなく、本発明の
趣旨に基づいて種々の構成を採りうることは云うまでも
ない。
規定間隔をもって互いに同一平面上に並設されたタブ端
子の基部は、隣接するタブ端子相互の少なくとも一方に
形成された括れ部によって、対向する側縁間の間隔が離
間されている。そこで、これらタブ端子が立ち上がって
いる絶縁基板や絶縁ケースの絶縁体表面上に水滴が浸入
した場合にも、接近して隣合うこれらタブ端子の基部同
士は、絶縁体表面上での沿面距離が長くなるので、同じ
規定間隔をもって並設された従来のタブ端子同士に比べ
てタブ端子間にリーク電流が流れ難くなる。従って、絶
縁基板上に配置された複数のバスバーにそれぞれ垂設さ
れたタブ端子間における良好なリーク防止構造を備えた
電気接続箱を提供できる。
防止構造を備えた電気接続箱の分解斜視図である。
する要部拡大断面図である。
する要部拡大断面図である。
防止構造を説明する要部拡大斜視図である。
防止構造を説明する要部拡大斜視図である。
防止構造を説明する要部拡大斜視図である。
接続箱の要部分解斜視図である。
する要部拡大断面図である。
拡大断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 絶縁基板と、該絶縁基板上に配置された
導電材料製の複数のバスバーとから成る複数の回路基板
を、絶縁ケース内に積層収容した電気接続箱において、 各々の前記バスバーに垂設されて互いに同一平面上に並
設されるタブ端子相互の少なくとも一方の基部には、他
方のタブ端子に隣接する側の側縁を他方のタブ端子の側
縁から離間させる括れ部が形成されていることを特徴と
する電気接続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000098503A JP2001286029A (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | 電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000098503A JP2001286029A (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | 電気接続箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001286029A true JP2001286029A (ja) | 2001-10-12 |
Family
ID=18612976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000098503A Pending JP2001286029A (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001286029A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007006611A (ja) * | 2005-06-23 | 2007-01-11 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 電気接続箱 |
KR101613696B1 (ko) | 2009-11-26 | 2016-04-19 | 한국단자공업 주식회사 | 인쇄회로기판 조립체 |
-
2000
- 2000-03-31 JP JP2000098503A patent/JP2001286029A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007006611A (ja) * | 2005-06-23 | 2007-01-11 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 電気接続箱 |
JP4651092B2 (ja) * | 2005-06-23 | 2011-03-16 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 電気接続箱 |
KR101613696B1 (ko) | 2009-11-26 | 2016-04-19 | 한국단자공업 주식회사 | 인쇄회로기판 조립체 |
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Legal Events
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A521 | Written amendment |
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
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