JP2001285803A - 画像音声記録装置 - Google Patents

画像音声記録装置

Info

Publication number
JP2001285803A
JP2001285803A JP2000097310A JP2000097310A JP2001285803A JP 2001285803 A JP2001285803 A JP 2001285803A JP 2000097310 A JP2000097310 A JP 2000097310A JP 2000097310 A JP2000097310 A JP 2000097310A JP 2001285803 A JP2001285803 A JP 2001285803A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
audio
signal
audio signal
digital
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000097310A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroya Kusaka
博也 日下
Shigeo Sakagami
茂生 阪上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000097310A priority Critical patent/JP2001285803A/ja
Publication of JP2001285803A publication Critical patent/JP2001285803A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 着脱自在のメモリカード等を備えるデジタル
ビデオカメラにおいて、高音質なマイクで集音した音声
情報をメモリカードに記録可能とすると、著作権者の承
諾なしには複製することのできない音声情報が、比較的
高音質でメモリカード上に複製することができる可能性
がある。 【解決手段】 音声信号をメモリカード117に記録す
る場合、スイッチ手段113は端子B側を選択し、音声
信号に制限(例えば、LPF112による帯域制限や、
サンプリング周波数の低減、量子化ビット数の低減な
ど)を加える。このことにより、著作権者の承諾なしに
は複製することのできない音声情報が、比較的高音質で
メモリカード上に複製されることを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像及び音声を取
得可能なデジタルビデオカメラ等の画像音声記録装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高品質の画像及び音声を磁気テー
プにデジタル記録可能な、デジタルビデオカメラが実用
化され、市場においても広く受け入れられている。これ
らデジタルビデオカメラの構成を簡単にあらわすと、例
えば図15のようになる。図15において、撮影する被
写体像は光学系1501により固体撮像素子1502の
撮像面に結像され、結像した被写体像は固体撮像素子1
502により画像信号として出力され、これはアナログ
画像信号処理手段1503において相関二重サンプリン
グやニー処理等のアナログ信号処理が施された後、A/
D変換手段1504によりデジタル信号に変換される。
デジタル信号に変換された画像信号は、デジタル画像信
号処理手段1505において、ノイズ除去、ガンマ補
正、色分離処理等が施された後に、記録手段1506
で、例えばDV(Digital Video)フォーマットなどの
デジタルフォーマットに変換され、磁気テープ1507
に記録される。また、音声もマイク1510を介して電
気信号に変換され、増幅処理等のアナログ音声信号処理
手段1511を介し、これがA/D変換手段1512で
デジタル信号に変換された後、デジタル音声信号処理手
段1513によってノイズ除去などのデジタル処理が施
され、画像信号と同様に記録手段1506を介して磁気
テープ1507に記録される。
【0003】更に、最近ではフラッシュメモリカード1
515のような着脱自由の不揮発性の半導体メモリを備
え、これに撮影した静止画像を記録する機能を備えたデ
ジタルビデオカメラも商品化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような、静止画像
を不揮発性の半導体メモリに記録する構成のデジタルビ
デオカメラにおいては、現在のところ不揮発性の半導体
メモリに記録されるのはユーザー自身が撮影した静止画
像だけであるが、今後は、撮影時に画像と共に取得する
音声信号をもこの不揮発性の半導体メモリに記録するこ
とが可能な商品の開発、生産が行われる可能性は否定で
きない。その際に、不揮発性の半導体メモリに記録する
音声を集音するマイクは、当然、コスト的な観点から、
磁気テープに記録する音声を集音するマイクと共用化さ
れることが予想される。しかし、既存のデジタルビデオ
カメラ等に搭載されているマイクは、例えばDVフォー
マットの仕様に適合するように、取得する音声信号が4
8kHz、16bitサンプリングや32kHz、12bitサンプ
リングでデジタル化されるに相応しい高音質のマイクが
搭載されているのが普通である。この場合、このような
高音質なマイクによって集音された音声を、高音質のま
ま不揮発性の半導体メモリに記録することは著作権保護
の観点から考えると、適切な処置とは言いがたい。
【0005】本発明は以上のような従来例に対し、デジ
タルビデオカメラ等の高画質な画像や、高音質の音声を
記録可能な機器が、着脱自在の不揮発性の半導体メモリ
を備え、これに音声信号を記録する構成において、著作
権保護の観点から、不揮発性の半導体メモリに書き込ま
れる音声信号に対し制限を加えることができる技術を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の課題
を解決するために、次のように構成している。
【0007】すなわち、本発明は、不揮発性の半導体メ
モリに静止画像及び音声を記録する場合に、音声信号に
対して十分な帯域制限を加える低域通過フィルタを有
し、この低域通過フィルタにより不揮発性メモリに記録
される音声信号に十分な帯域制限を加えることで、著作
権保護が必要な音声データが、高品質で不揮発性の半導
体メモリ上に複製されることを防止するものである。
【0008】また、本発明では、不揮発性の半導体メモ
リに静止画像及び音声を記録する場合に、低いサンプリ
ング周波数によって音声信号をサンプリングする、もし
くは低い量子化ビット数で音声信号を量子化するA/D
変換手段を有し、このA/D変換手段によって不揮発性
メモリに記録される音声信号を低いサンプリング周波数
によってサンプリングする、もしくは低い量子化ビット
数で量子化することで、著作権保護が必要な音声データ
が、高品質で不揮発性の半導体メモリ上に複製されるこ
とを防止するものである。
【0009】また、本発明では、不揮発性の半導体メモ
リに静止画像及び音声を記録する場合に、集音可能な周
波数帯域が狭いマイクを有し、この集音可能な周波数帯
域が狭いマイクによって不揮発性メモリに記録される音
声信号を集音することで、著作権保護が必要な音声デー
タが、高品質で不揮発性の半導体メモリ上に複製される
ことを防止するものである。
【0010】また、本発明では、不揮発性の半導体メモ
リに静止画像及び音声を記録する場合に、デジタル化さ
れた音声信号のサンプリング周波数を低減する、もしく
はデジタル化された音声信号の量子化ビット数を低減す
るD/D変換手段を有し、このD/D変換手段によって
不揮発性メモリに記録される音声信号のサンプリング周
波数を低減する、もしくは量子化ビット数を低減するこ
とで、著作権保護が必要な音声データが、高品質で不揮
発性の半導体メモリ上に複製されることを防止するもの
である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の画像音
声記録装置は、不揮発性メモリ手段と、音声信号を入力
する音声入力手段と、前記音声入力手段から入力した音
声信号に対して、制限を加える制限手段とを有し、前記
不揮発性メモリ手段には、前記制限手段により、制限が
加えられた前記音声信号を記録することを特徴とする画
像音声記録装置である。
【0012】本発明の請求項2に記載の画像音声記録装
置は、不揮発性メモリ手段と、音声信号を入力する音声
入力手段と、前記音声入力手段から入力した音声信号に
対して、帯域制限を加える低域通過フィルタとを有し、
前記不揮発性メモリ手段には、前記低域通過フィルタに
より、帯域制限が加えられた前記音声信号を記録するこ
とを特徴とする画像音声記録装置である。
【0013】本発明の請求項3に記載の画像音声記録装
置は、不揮発性メモリ手段と、音声信号を入力する音声
入力手段と、前記音声入力手段から入力した音声信号を
デジタル信号に変換するアナログ−デジタル変換手段
と、前記アナログ−デジタル変換手段でのサンプリング
周波数を選択する選択手段とを有し、前記不揮発性メモ
リ手段には、前記選択手段により選択されるサンプリン
グ周波数のうち、低いほうのサンプリング周波数によっ
てサンプリングされた前記音声信号を記録することを特
徴とする画像音声記録装置である。
【0014】本発明の請求項4に記載の画像音声記録装
置は、不揮発性メモリ手段と、音声信号を入力する音声
入力手段と、前記音声入力手段から入力した音声信号を
デジタル信号に変換するアナログ−デジタル変換手段
と、前記アナログ−デジタル変換手段での量子化ビット
数を選択する選択手段とを有し、前記不揮発性メモリ手
段には、前記選択手段により選択される量子化ビット数
のうち、低いほうの量子化ビット数によって量子化され
た前記音声信号を記録することを特徴とする画像音声記
録装置である。
【0015】本発明の請求項5に記載の画像音声記録装
置は、不揮発性メモリ手段と、音声信号を入力する音声
入力手段と、前記音声入力手段の応答周波数帯域を選択
する選択手段とを有し、前記不揮発性メモリ手段には、
前記選択手段により選択される応答周波数帯域のうち、
狭いほうの応答周波数帯域で入力された前記音声信号を
記録することを特徴とする画像音声記録装置である。
【0016】本発明の請求項6に記載の画像音声記録装
置は、不揮発性メモリ手段と、音声信号を入力する音声
入力手段と、前記音声入力手段から入力した音声信号を
デジタル信号に変換するアナログ−デジタル変換手段
と、デジタル信号に変換された音声信号のサンプリング
周波数を変換するデジタル−デジタル変換手段とを有
し、前記不揮発性メモリ手段には、前記デジタル−デジ
タル変換手段によりサンプリング周波数が変換された音
声信号が記録されることを特徴とする画像音声記録装置
である。
【0017】本発明の請求項7に記載の画像音声記録装
置は、不揮発性メモリ手段と、音声信号を入力する音声
入力手段と、前記音声入力手段から入力した音声信号を
デジタル信号に変換するアナログ−デジタル変換手段
と、デジタル信号に変換された音声信号の量子化ビット
数を変換するデジタル−デジタル変換手段とを有し、前
記不揮発性メモリ手段には、前記デジタル−デジタル変
換手段により量子化ビット数が変換された音声信号が記
録されることを特徴とする画像音声記録装置である。
【0018】本発明の請求項8に記載の画像音声記録装
置は、請求項1ないし7のいずれかに記載の発明におい
て、不揮発性メモリ手段は、取り外し可能であることを
特徴とする画像音声記録装置である。
【0019】本発明の請求項9に記載の画像音声記録装
置は、請求項2に記載の発明において、低域通過フィル
タは、アナログフィルタであることを特徴とする画像音
声記録装置である。
【0020】本発明の請求項10に記載の画像音声記録
装置は、請求項2に記載の発明において、低域通過フィ
ルタは、デジタルフィルタであることを特徴とする画像
音声記録装置である。
【0021】以下、本発明の実施の形態について、図面
に基づいて説明する。
【0022】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1における画像音声記録装置のブロック図である。
図1において、光学系101は、撮影像を固体撮像素子
上に結像させるための複数のレンズ群からなる光学系で
ある。固体撮像素子102は、その撮像面上に結像され
た被写体像を電気信号に変換する例えば、CCD(char
ge coupled device)等の撮像素子である。アナログ画
像信号処理回路103は、固体撮像素子2から得られた
画像信号に対し相関二重サンプリングやニー処理等のア
ナログ信号処理を施し、これらの処理後、画像信号はA
/D変換手段104によりディジタル信号に変換され
る。デジタル画像信号処理手段105はA/D変換手段
104によりデジタル信号に変換された画像信号に対
し、ノイズ除去、ガンマ補正、色分離処理、アパーチャ
補正、電子ズーム処理、静止画像合成等のデジタル信号
処理を行う手段である。記録手段106は、デジタル画
像信号の磁気テープ107への書き込み手段であり、デ
ジタル信号処理を施された画像信号は、記録手段106
において例えばDV(Digital Video)フォーマットの
信号に変換され、磁気テープ107に動画像として記録
される。
【0023】また、フラッシュメモリカード117は、
静止画像記録を目的とした、画像音声記録装置からの取
り外しが自由な不揮発性の半導体メモリであり、メモリ
記録手段116は、デジタル信号のフラッシュメモリカ
ード117への書き込み手段である。静止画像を、フラ
ッシュメモリカード117に記録する場合には、デジタ
ル画像信号処理手段105において静止画像の合成とJ
PEG圧縮が施され、メモリ記録手段116を介してフ
ラッシュメモリカード117にデータ圧縮された静止画
像が記録される。
【0024】光学系駆動制御手段108は、光学系10
1中のレンズを駆動制御し、光学ズームや焦点合わせを
行う手段であり、固体撮像素子駆動制御手段109は、
固体撮像素子102を駆動し、信号の読み出しや電荷蓄
積時間を制御する手段である。以上が画像信号の取得と
記録に関するブロックである。
【0025】次に、音声取得及び記録に関係するブロッ
クを説明する。110はマイクであり、これによって音
声を集音する。なお、マイク110は、音声信号が、例
えばDVフォーマットで規定される48kHz、16bit及
び32kHz、12bitでサンプリングされることを想定し
て、十分に広い帯域で高音質な音声を集音可能であると
する。アナログ音声信号処理手段111は、マイク11
0にて電気信号に変換された音声信号に対し、サンプリ
ングによる折り返し除去のための帯域制限や、信号の増
幅を行う手段である。アナログ音声信号処理手段111
の出力は、スイッチ手段113の端子A及びLPF(低
域通過フィルタ)112に供給される。LPF112
は、アナログ音声処理手段111を経た音声信号に対
し、その高周波成分を除去する低域通過フィルタであ
り、その出力はスイッチ手段113の端子Bに供給され
る。スイッチ手段113はシステム制御手段118の制
御に従い、アナログ音声処理手段111を経た音声信号
(端子A)と、LPF112を経た音声信号(端子B)
のいずれか一方を、A/D変換手段114に供給する。
【0026】A/D変換手段114は、スイッチ手段1
13から供給された音声信号をデジタル信号に変換する
手段であり、サンプリング周波数は、DVフォーマット
に従って48kHz、量子化ビット(bit)数は16bitと
する。A/D変換手段114によりデジタル信号に変換
された音声信号は、デジタル音声信号処理手段115に
より、ノイズ除去、ひずみ補正などの処理が施された
後、画像信号と同様に、記録手段106において例えば
DV(Digital Video)フォーマットの信号に変換され
磁気テープ106に書き込まれる。また、磁気テープ1
06ではなく、フラッシュメモリカード117に記録す
る場合は、メモリ記録手段116を介して記録される。
【0027】システム制御手段118は、デジタル画像
信号処理手段105、スイッチ手段113、デジタル音
声信号処理手段115、記録手段106、メモリ記録手
段116を統合的に制御し、動画像撮影時及び静止画像
撮影時にそれぞれが連動して適切な動作を行うよう指令
を与える手段であり、例えば、動画像を記録する場合に
は、デジタル画像信号処理手段105において、動画処
理に適したアパーチャ補正等を施し、その動画像及び音
声を、記録手段106を制御して磁気テープ106に記
録する。また、静止画像を記録する場合は、デジタル画
像信号処理手段105において、例えば連続する2フィ
ールドのインタレース方式の画像から1フレームの画像
を合成し、これを静止画像として、メモリ記録手段11
6を制御してフラッシュメモリカード117に記録す
る。
【0028】図2は、LPF112の周波数特性の例を
示す図である。図2に示すようにLPF112は、音声
信号の帯域成分を8kHz程度に制限する低域通過フィル
タとする。
【0029】図3(a)及び(b)は、スイッチ手段113
での音声信号の切り替えを説明するための図である。図
3(a)は、図1に示した画像音声記録装置において、動
画像と音声を磁気テープ106に記録する場合であり、
スイッチ手段113は、端子Aから供給される信号をA
/D変換手段114へ送る。図3(b)は、静止画像と音
声をフラッシュメモリカード117に記録する場合であ
り、スイッチ手段113は、端子Bから供給される信号
をA/D変換手段114へ送る。
【0030】以上のように構成された本発明の実施の形
態1に関し、その動作を以下に説明する。
【0031】まず、動画像を記録する場合、先に説明し
たように、固体撮像素子102により撮像した画像信号
と、マイク110により集音した音声信号は、デジタル
信号として共に磁気テープ107に記録される。特に音
声信号に関しては、図3(a)に示すようにスイッチ手段
113で、端子Aが選択され、LPF112で帯域制限
されていない、つまり周波数帯域が広く高音質な音声信
号がデジタル信号処理の後、磁気テープ106に記録さ
れる。
【0032】次に、静止画像を音声信号と共に、フラッ
シュメモリカード117に記録する場合であるが、この
際、動画像を撮影する場合と同様に、図3(a)に示すよ
うにスイッチ手段113が、端子Aを選択して、LPF
112で帯域制限されていない音声信号をフラッシュメ
モリカード117に記録するようにすると、例えば、著
作権者の承諾なしに複製することのできない音楽情報な
どを別の再生機器で再生し、再生された音楽を図1に示
す画像音声記録装置のマイク110を介して記録する
と、フラッシュメモリカード117上に、品質の高い複
製を作成することも可能である。
【0033】本発明の実施の形態1においてはこのよう
な品質の高い音声情報の複製が行えないように、音声信
号の帯域を十分に制限するLPF112を設ける。具体
的には、静止画像をフラッシュメモリカード117に記
録する場合は、図3(b)に示すようにスイッチ手段11
3は、端子Bを選択し、LPF112により、帯域制限
された音声信号がフラッシュメモリカード117に記録
されるようにする。このことにより、著作権者の承諾な
しに複製することのできない音楽情報などを、本発明の
画像音声記録装置によって複製を試みても、記録される
音声信号の帯域が、元の信号の帯域に比べ著しく制限さ
れているため、複製された情報の品質は低く、複製する
こと自体に意味が無くなる。例えば、音楽用CD(Comp
act Disc)では、サンプリング周波数44.1kHzの高
音質な音楽データが記録されているが、これをLPF1
12により信号帯域を8kHz程度まで制限すると、音声
の品質としては電話回線で送受信される通話音声程度と
なり、その品質は著しく劣化するといえる。但し一般
に、静止画像を撮影する際に同時に記録する音声は、例
えばその静止画像に対する撮影者のコメントもしくはナ
レーション、また被撮影者の会話等であり、音楽情報の
記録などとは異なり、この程度の品質でも特に問題は無
い。
【0034】以上のように、本発明の実施の形態1にお
いては、フラッシュメモリカード117に静止画像及び
音声を記録する場合に、音声信号に対してはLPF11
2により十分な帯域制限を加えることで、著作権保護が
必要な音声データが、高品質でフラッシュメモリカード
117上に複製されることを防止することが可能とな
る。
【0035】なお、本発明の実施の形態1においては、
LPF112及びスイッチ手段113を独立のブロック
として説明したがこれに限るものではなく、例えばアナ
ログ音声信号処理手段111に、LPF112及びスイ
ッチ手段113を組み込む構成も考えられる。
【0036】また、本発明の実施の形態1においてA/
D変換手段114のサンプリング周波数は、48kHz、
量子化bit数は16bitとしたがこれに限るものではな
い。
【0037】また、本発明の実施の形態1において、音
声はマイク110にて集音されるものとして説明したが
これに限るものではなく、例えばライン入力端子を設
け、このライン入力端子から入力される音声信号を、マ
イク110にて集音される音声信号の代わりに磁気テー
プ手段107もしくはフラッシュメモリカード117に
記録する構成も考えられる。この際、先に説明したよう
に、ライン入力端子から入力される音声信号をフラッシ
ュメモリカード117に記録する場合は、LPF112
において帯域制限された音声信号とするように構成すれ
ば、本発明が有効であることは明らかである。
【0038】また、本発明の実施の形態1において、L
PF112は図2に示す周波数特性を持つ通過帯域が8
kHz程度の低域通過フィルタとしたがこれに限るもので
はない。
【0039】(実施の形態2)図4は、本発明の実施の
形態2における画像音声記録装置のブロック図である。
以下、本発明の実施の形態1の説明に用いた図1と同一
の部分は同じ符号を付与して説明を省略し、図1と異な
る部分のみ説明する。
【0040】図4において、第2のA/D変換手段40
1は、サンプリング周波数16kHz、量子化bit数16bi
tのアナログ−デジタル変換手段である。そしてスイッ
チ手段402は、デジタル音声信号処理手段115へ供
給するデジタル化された音声信号を、システム制御手段
403の指令に基づき切り替えるスイッチ手段である。
【0041】図5(a)及び(b)は、スイッチ手段402
での音声信号の切り替えを説明するための図である。図
5(a)は、図4に示した画像音声記録装置において動画
像と音声を磁気テープ106に記録する場合であり、ス
イッチ手段402は、端子Cから供給される信号をデジ
タル音声信号処理手段115へ送る。図5(b)は、静止
画像と音声をフラッシュメモリカード117に記録する
場合であり、スイッチ手段402は、端子Dから供給さ
れる信号をデジタル音声信号処理手段115へ送る。
【0042】以上のように構成された本発明の実施の形
態2に関して、その動作を説明する。
【0043】まず、動画像を記録する場合は、本発明の
実施の形態1と同様に、固体撮像素子102により撮像
した画像信号と、マイク110により集音した音声信号
は、デジタル信号として共に磁気テープ107に記録さ
れる。特に音声信号に関しては、図5(a)に示すように
スイッチ手段402で、端子Cが選択され、A/D変換
手段114でデジタル化された音声信号が、デジタル音
声信号処理手段115に供給され、その結果、サンプリ
ング周波数48kHz、量子化bit数16bitの音声信号、
つまり周波数帯域が広く高音質な音声信号が各種デジタ
ル処理の後、磁気テープ106に記録される。
【0044】次に、静止画像を音声信号と共に、フラッ
シュメモリカード117に記録する場合であるが、本発
明の実施の形態2においては、本発明の実施の形態1と
同様に、品質の高い音声情報の複製が行えないように、
サンプリング周波数の低い第2のA/D変換手段401
を設ける。具体的には、静止画像をフラッシュメモリカ
ード117に記録する場合は、図5(b)に示すようにス
イッチ手段402は端子Dを選択し、第2のA/D変換
手段401によって16kHzのサンプリング周波数でデ
ジタル化された音声信号が、フラッシュメモリカード1
17に記録されるようにする。このことにより、本発明
の実施の形態1と同様に、著作権者の承諾なしに複製す
ることのできない音楽情報などを、本発明の画像音声記
録装置によって複製を試みても、記録される音声信号の
サンプリング周波数が低いため、サンプリング定理によ
り、復元可能な音声信号の信号帯域が元の信号の帯域に
比べ著しく制限されることになり、複製された情報の品
質は低く、複製すること自体に意味が無くなる。しか
し、本発明の実施の形態1において説明した通り、一般
に、静止画像を撮影する際に同時に記録する音声は、こ
の程度の品質でも特に問題は無い。
【0045】以上のように、本発明の実施の形態2にお
いては、フラッシュメモリカード117に静止画像及び
音声を記録する場合に、サンプリング周波数が低い第2
のA/D変換手段401によって音声信号をサンプリン
グすることで、著作権保護が必要な音声データが、高品
質でフラッシュメモリカード117上に複製されること
を防止することが可能となる。
【0046】なお、本発明の実施の形態2において、第
2のA/D変換手段401による音声信号のデジタル化
に際しては、折り返し除去のための帯域制限に関しては
特に言及しなかったが、例えば、図6に示すように第2
のA/D変換手段401の前段に、本発明の実施の形態
1において説明したLPF112のような低域通過フィ
ルタを設置し、これによりサンプリング時に折り返しと
なる信号成分を除去する構成も考えられる。
【0047】また、本発明の実施の形態2において、第
2のA/D変換手段401のサンプリング周波数を16k
Hz、量子化bit数を16bitとして説明したがこれに限る
ものではない。
【0048】また、本発明の実施の形態2においては、
第2のA/D変換手段401は、サンプリング周波数1
6kHz、量子化bit数16bitのアナログ−デジタル変換
手段とし、サンプリング周波数を低くすることで音声信
号の品質を低下させる構成について説明したがこれに限
るものではなく、量子化bit数を低下させて、音声信号
の品質を低下させる構成も考えられる。一例をあげる
と、音楽用CD(Compact Disc)では、量子化bit数を
16bitとして量子化がなされているが、第2のA/D
変換手段401での量子化bit数を例えば8bitとする
と、記録音声の品質は著しく劣化する。更に、サンプリ
ング周波数と量子化bit数の双方を低くすることで音声
信号の品質を低下させる構成も考えられる。
【0049】また、本発明の実施の形態2において、A
/D変換手段114及び第2のA/D変換手段401の
出力のうちの一方をスイッチ手段402により切り替え
て、デジタル音声信号処理手段115に供給する構成に
関して説明したがこれに限るものではない。例えばA/
D変換手段114、第2のA/D変換手段401、スイ
ッチ手段402を1つのA/D変換手段にまとめ、動画
像記録の場合は、アナログ−デジタル変換処理の基本ク
ロックを48kHzとし、静止画像記録の場合はこれを1
6kHzとするように切り替える構成も考えられ、本構成
においても本発明の実施の形態2と同様の効果が得られ
ることは明らかである。
【0050】また、本発明の実施の形態2において、音
声はマイク110にて集音されるものとして説明したが
これに限るものではなく、例えばライン入力端子を設
け、このライン入力端子から入力される音声信号を、マ
イク110にて集音される音声信号の代わりに磁気テー
プ手段107もしくはフラッシュメモリカード117に
記録する構成も考えられる。この際、先に説明したよう
に、ライン入力端子から入力される音声信号をフラッシ
ュメモリカード117に記録する場合は、第2のA/D
変換手段401でデジタル化された音声信号とするよう
に構成すれば、本発明が有効であることは明らかであ
る。
【0051】(実施の形態3)図7は、本発明の実施の
形態3における画像音声記録装置のブロック図である。
以下、本発明の実施の形態1の説明に用いた図1と同一
の部分は同じ符号を付与して説明を省略し、図1と異な
る部分のみ説明する。
【0052】図7において、701は音声を集音するた
めのマイクであり、本発明の実施の形態3においては、
マイク701で集音可能な音声の信号帯域は8kHzまで
であるとし、それ以上の高周波数の音声はマイク701
では集音不可能であるとする。スイッチ手段702は、
アナログ音声信号処理手段111へ供給する音声信号
を、システム制御手段703の指令に基づき切り替える
スイッチ手段である。
【0053】図8(a)及び(b)は、スイッチ手段702
での音声信号の切り替えを説明するための図である。図
8(a)は、図7に示した画像音声記録装置において動画
像と音声を磁気テープ106に記録する場合であり、ス
イッチ手段702は、端子Eから供給される信号をアナ
ログ音声信号処理手段111へ送る。図8(b)は、静止
画像と音声をフラッシュメモリカード117に記録する
場合であり、スイッチ手段702は、端子Fから供給さ
れる信号をアナログ音声信号処理手段111へ送る。
【0054】以上のように構成された本発明の実施の形
態3に関して、その動作を説明する。
【0055】まず、動画像を記録する場合は、本発明の
実施の形態1と同様に、固体撮像素子102により撮像
した画像信号と、マイクにより集音した音声信号は、デ
ジタル信号として共に磁気テープ107に記録される。
特に音声信号に関しては、図8(a)に示すようにスイッ
チ手段702で、端子Eが選択され、マイク110で集
音された音声信号が、アナログ音声信号処理手段111
に供給され、その結果、サンプリング周波数48kHz、
量子化bit数16bitの音声信号、つまり周波数帯域が広
く高音質な音声信号が各種デジタル処理の後、磁気テー
プ106に記録される。
【0056】次に、静止画像を音声信号と共に、フラッ
シュメモリカード117に記録する場合であるが、本発
明の実施の形態3においては、本発明の実施の形態1と
同様に、品質の高い音声情報の複製が行えないように、
集音可能な音声信号の帯域が狭いマイク701を設け
る。具体的には、静止画像をフラッシュメモリカード1
17に記録する場合は、図8(b)に示すようにスイッチ
手段702は端子Fを選択し、マイク701によって集
音された8kHzまでの帯域を持つ音声信号が、フラッシ
ュメモリカード117に記録されるようにする。このこ
とにより、本発明の実施の形態1と同様に、著作権者の
承諾なしに複製することのできない音楽情報などを、本
発明の画像音声記録装置によって複製を試みても、記録
される音声信号は、マイクの周波数帯域が狭いため、記
録される音声信号の信号帯域が元の信号の帯域に比べ著
しく制限されることになり、複製された情報の品質は低
く、複製すること自体に意味が無くなる。しかし、本発
明の実施の形態1において説明した通り、一般に、静止
画像を撮影する際に同時に記録する音声は、この程度の
品質でも特に問題は無い。
【0057】以上のように、本発明の実施の形態3にお
いては、フラッシュメモリカード117に静止画像及び
音声を記録する場合に、集音可能な周波数帯域が狭いマ
イクを使用することで、音声信号の記録帯域が制限さ
れ、著作権保護が必要な音声データが、高品質でフラッ
シュメモリカード117上に複製されることを防止する
ことが可能となる。
【0058】なお、本発明の実施の形態3において、マ
イク110及びマイク701の出力のうちの一方をスイ
ッチ手段702により切り替えて、アナログ音声信号処
理手段111に供給する構成に関して説明したがこれに
限るものではない。例えばマイク110、マイク70
1、スイッチ手段702を1つの集音手段にまとめ、動
画像記録の場合は、集音可能な帯域を広帯域に切り替
え、静止画像記録の場合は、集音可能な帯域を狭い帯域
に切り替える構成も考えられ、本構成においても同様の
効果が得られることは明らかである。
【0059】また、本発明の実施の形態3において、マ
イク701で集音可能な音声の信号帯域は8kHzとした
がこれに限るものではない。
【0060】(実施の形態4)本発明の実施の形態1に
おいては、フラッシュメモリカード117に静止画像及
び音声を記録する場合に、アナログ音声信号処理手段1
11を経たアナログ信号の音声信号に対してLPF11
2により帯域制限を加える構成を説明した。本発明の実
施の形態4においては、フラッシュメモリカード117
に静止画像及び音声を記録する場合に、A/D変換手段
114によりデジタル化された音声信号に対し、帯域制
限を加える構成に関して説明する。
【0061】図9は、本発明の実施の形態4における画
像音声記録装置のブロック図である。以下、本発明の実
施の形態1の説明に用いた図1と同一の部分は同じ符号
を付与して説明を省略し、図1と異なる部分のみ説明す
る。
【0062】図9において、デジタルLPF901は、
A/D変換手段114によりデジタル化された音声信号
に対し、帯域制限を加えるためのデジタル低域通過フィ
ルタである。なお、デジタルLPF901の周波数特性
は図2に示したLPF112と同様の特性を有するもの
とし、デジタル化された音声信号の帯域成分を8kHz程
度に制限できるものとする。セレクタ902は、2つの
入力端子を有する信号選択手段であり、入力端子Gには
A/D変換手段114の出力が供給され、入力端子Hに
はデジタルLPF901の出力が供給され、システム制
御手段903の指令に基づき、2つの入力端子から入力
される音声信号のうちいずれか一方をデジタル音声信号
処理手段115へ供給する。
【0063】以上のように構成された本発明の実施の形
態4に関して、その動作を説明する。
【0064】まず、動画像を記録する場合は、本発明の
実施の形態1と同様に、固体撮像素子102により撮像
した画像信号と、マイク110により集音した音声信号
は、デジタル信号として共に磁気テープ107に記録さ
れる。音声信号に関しては、システム制御手段903
が、セレクタ902を制御して、入力端子Gから入力さ
れる信号がセレクタ902よりデジタル音声信号処理手
段115に供給されるようにする。このことによりA/
D変換手段114でデジタル化された音声信号が、デジ
タル音声信号処理手段115に供給され、その結果、サ
ンプリング周波数48kHz、量子化bit数16bitの音声
信号、つまり周波数帯域が広く高音質な音声信号が各種
デジタル処理の後、磁気テープ107に記録される。
【0065】次に、静止画像を音声信号と共に、フラッ
シュメモリカード117に記録する場合であるが、本発
明の実施の形態4においては、本発明の実施の形態1と
同様に、品質の高い音声情報の複製が行えないように、
デジタル化された音声信号に対して帯域制限を加えるデ
ジタルLPF901を設ける。具体的には、静止画像を
フラッシュメモリカード117に記録する場合は、シス
テム制御手段903が、セレクタ902を制御して、入
力端子Hから入力される信号がセレクタ902よりデジ
タル音声信号処理手段115に供給されるようにする。
その結果、デジタルLPF901によって信号の帯域が
8kHz程度に制限された音声信号が、フラッシュメモリ
カード117に記録されることになる。このことによ
り、本発明の実施の形態1と同様に、著作権者の承諾な
しに複製することのできない音楽情報などを、本発明の
画像音声記録装置によって複製を試みても、記録される
音声信号の帯域が、元の信号の帯域に比べて著しく制限
されているため、複製された情報の品質は低く、複製す
ること自体に意味が無くなる。しかし、本発明の実施の
形態1において説明した通り、一般に、静止画像を撮影
する際に同時に記録する音声は、この程度の品質でも特
に問題は無い。
【0066】以上のように、本発明の実施の形態4にお
いては、フラッシュメモリカード117に静止画像及び
音声を記録する場合に、音声信号にデジタルLPF90
1により十分な低域制限を加えることで、著作権保護が
必要な音声データが、高品質でフラッシュメモリカード
117上に複製されることを防止することが可能とな
る。
【0067】なお、本発明の実施の形態4においては、
デジタルLPF901及びセレクタ902を独立のブロ
ックとして説明したがこれに限るものではなく、例えば
デジタル音声信号処理手段115に、デジタルLPF9
01及びセレクタ902を組み込む構成も考えられる。
【0068】また、本発明の実施の形態4において、音
声はマイク110にて集音されるものとして説明したが
これに限るものではなく、例えばライン入力端子を設
け、このライン入力端子から入力される音声信号を、マ
イク110にて集音される音声信号の代わりに磁気テー
プ手段107もしくはフラッシュメモリカード117に
記録する構成も考えられる。この際、先に説明したよう
に、ライン入力端子から入力される音声信号をフラッシ
ュメモリカード117に記録する場合は、デジタルLP
F901において帯域制限された音声信号とするように
構成すれば、本発明が有効であることは明らかである。
【0069】また、本発明の実施の形態4において、デ
ジタルLPF901は図2に示す周波数特性を持つ通過
帯域が8kHz程度の低域通過フィルタとしたがこれに限
るものではない。
【0070】また、本発明の実施の形態4において、デ
ジタルLPF901は巡回型(IIR型)フィルタでも
非巡回型(FIR型)フィルタのいずれの構成でも構わ
ない。
【0071】(実施の形態5)本発明の実施の形態2に
おいては、フラッシュメモリカード117に静止画像及
び音声を記録する場合に、アナログ音声信号処理手段1
11を経たアナログ信号の音声信号に対して第2のA/
D変換手段401により、低いサンプリング周波数で音
声信号をサンプリングする構成を説明した。本発明の実
施の形態5においては、フラッシュメモリカード117
に静止画像及び音声を記録する場合に、A/D変換手段
114によりデジタル化された音声信号に対し、サンプ
リング周波数の変換を行う構成に関して説明する。
【0072】図10は、本発明の実施の形態5における
画像音声記録装置のブロック図である。以下、本発明の
実施の形態1及び2の説明に用いた図1及び図4と同一
の部分は同じ符号を付与して説明を省略し、図1及び図
4と異なる部分のみ説明する。
【0073】図10において、D/D変換手段1001
は、A/D変換手段114によりデジタル化された音声
信号に対し、サンプリング周波数の変換を行うデジタル
−デジタル変換手段である。なお、D/D変換手段10
01は、デジタル化された信号のサンプリング周波数を
1/N(N>1)に低減できるものとする。セレクタ1
002は、2つの入力端子を有する信号選択手段であ
り、入力端子IにはA/D変換手段114の出力が供給
され、入力端子JにはD/D変換手段1001の出力が
供給され、システム制御手段1003の指令に基づき、
2つの入力端子から入力される音声信号のうちいずれか
一方をデジタル音声信号処理手段115へ供給する。
【0074】図11及び図12は、D/D変換手段10
01における、デジタル化された音声信号のサンプリン
グ周波数を変換する方法を説明するための図である。図
11(a)は、アナログ信号処理手段11の出力であるア
ナログの音声信号と、これをA/D変換手段114にお
いてデジタル化する際のサンプル点を示したものであ
る。図11(a)において、横軸は時間、縦軸は音声信号
の信号レベルであり、実線で示したものが音声信号、点
線で示した丸はデジタル化の際のサンプル点である。A
/D変換手段114が、図11(a)に示すような周期T
で音声信号をサンプリングした結果を図11(b)に示
す。図11(b)に示すように、音声信号はA/D変換手
段114によって、周期Tでサンプリングされた離散的
な信号に変換される。図11(c)は、D/D変換手段1
001においてサンプリング周波数の変換がなされた後
の音声信号を示すものである。図11(c)は、一例とし
てサンプリング周波数を1/2(N=2)に低減した場
合であり、このとき、A/D変換手段114で得られた
デジタル化された信号から時間t-5、t-3、t-1、t+
1、t+3、t+5に相当する信号を削除することで、デジ
タル化された音声信号を1/2に間引き、元の周期Tの
2倍の周期T’の、つまりサンプリング周波数が1/2
のデジタル化された音声信号を得ることができる。この
ように、信号のサンプリング周波数を1/N(N>1)
に低減する際に、Nが整数であれば図11(c)に示した
方法と同様に、信号を1/Nに間引くことで、サンプリ
ング周波数の低減が可能である。
【0075】また、上記Nが整数でなくとも、サンプリ
ング周波数の低減は可能である。例えば図12(c)に示
すように、サンプリング周波数を1/1.5に低減した
い場合(N=1.5の場合)、補間処理により、必要な
サンプル点に相当する信号を求めればサンプリング周波
数の変換は可能である。具体的には、図12(c)に示す
時間t"-3に相当する信号は、図12(b)に示す時間t-5
及びt-4に相当する信号を補間処理により求めればよ
い。また、図12(c)に示す時間t"-2に相当する信号
は、図12(b)に示す時間t-3に相当する信号をそのま
ま使用する。このように、図12(c)に示す時間t"-3、
t"-2、t"-1、t"、t"+1、t"+2、t"+3に相当する信号を同
様の方法によって求めれば、サンプリング周波数の変換
が可能である。Nが1.5以外の値の場合も同様にNの
値に応じて補間処理によって必要なサンプル点の信号を
求めればよい。
【0076】以上のように構成された本発明の実施の形
態5に関して、その動作を説明する。
【0077】まず、動画像を記録する場合は、本発明の
実施の形態2と同様に、固体撮像素子102により撮像
した画像信号と、マイク110により集音した音声信号
は、デジタル信号として共に磁気テープ107に記録さ
れる。音声信号に関しては、システム制御手段1003
が、セレクタ1002を制御して、入力端子Iから入力
される信号がセレクタ1002よりデジタル音声信号処
理手段115に供給されるようにする。このことにより
A/D変換手段114でデジタル化された音声信号が、
デジタル音声信号処理手段115に供給され、その結
果、サンプリング周波数48kHz、量子化bit数16bit
の音声信号、つまり周波数帯域が広く高音質な音声信号
が各種デジタル処理の後、磁気テープ107に記録され
る。
【0078】次に、静止画像を音声信号と共に、フラッ
シュメモリカード117に記録する場合であるが、本発
明の実施の形態5においては、本発明の実施の形態2と
同様に、品質の高い音声情報の複製が行えないように、
デジタル化された音声信号に対してサンプリング周波数
の変換を行うD/D変換手段1001を設ける。具体的
には、静止画像をフラッシュメモリカード117に記録
する場合は、システム制御手段1003が、セレクタ1
002を制御して、入力端子Jから入力される信号がセ
レクタ1002よりデジタル音声信号処理手段115に
供給されるようにする。その結果、D/D変換手段10
01によって信号のサンプリング周波数が低い周波数に
変換された音声信号が、フラッシュメモリカード117
に記録されることになる。この場合、D/D変換手段1
001によって信号のサンプリング周波数を例えば1/
3に低減すれば、D/D変換手段1001を経た音声信
号は、16kHzのサンプリング周波数でサンプリングさ
れた信号と同様となり、その品質を著しく制限すること
ができる。このことにより、本発明の実施の形態2と同
様に、著作権者の承諾なしに複製することのできない音
楽情報などを、本発明の画像音声記録装置によって複製
を試みても、記録される音声信号のサンプリング周波数
が低いため、サンプリング定理により、復元可能な音声
信号の信号帯域が元の信号の帯域に比べ著しく制限され
ることになり、複製された情報の品質は低く、複製する
こと自体に意味が無くなる。しかし、本発明の実施の形
態1において説明した通り、一般に、静止画像を撮影す
る際に同時に記録する音声は、この程度の品質でも特に
問題は無い。
【0079】以上のように、本発明の実施の形態5にお
いては、フラッシュメモリカード117に静止画像及び
音声を記録する場合に、デジタル化された音声信号がD
/D変換手段1001によって低いサンプリング周波数
に変換されることで、著作権保護が必要な音声データ
が、高品質でフラッシュメモリカード117上に複製さ
れることを防止することが可能となる。
【0080】なお、本発明の実施の形態5において、D
/D変換手段1001による音声信号のサンプリング周
波数変換に際しては、折り返し除去のための帯域制限に
関しては特に言及しなかったが、例えば、D/D変換手
段1001の前段に、本発明の実施の形態5において説
明したデジタルLPF901のようなデジタル低域通過
フィルタを設置し、これによりサンプリング周波数変換
時に折り返しとなる信号成分を除去する構成も考えられ
る。
【0081】また、本発明の実施の形態5において、D
/D変換手段1001ではサンプリング周波数を、元の
周波数の1/3に低減する例を説明したが、これに限る
ものではない。
【0082】また、本発明の実施の形態5においては、
D/D変換手段1001は、サンプリング周波数を1/
3に低減することで音声信号の品質を低下させる構成に
ついて説明したがこれに限るものではなく、量子化bit
数を低下させて、音声信号の品質を低下させる構成も考
えられる。具体的には、D/D変換手段1001は信号
の量子化bit数を変換する機能を持つものとし、A/D
変換手段114において16bitで量子化された音声信
号を、D/D変換手段1001において例えば8bitに
変換すれば、記録音声の品質は著しく劣化する。このこ
とを図13を用いて説明すると、図13(a)において実
線で示したものが、アナログ音声信号処理手段111の
出力であり、これをA/D変換手段114において量子
化した結果が図13(b)に示した階段状の信号であった
とする。このとき、D/D変換手段1001によって信
号の量子化bit数を例えば1/2に低減した場合、D/
D変換手段1001の出力信号は図13(c)に示すよう
な荒い階段状の信号となる。このように、D/D変換手
段1001において、信号の量子化bit数を低減する
と、元のアナログ信号(図13(c)の点線)とデジタル
化された信号との差(量子化誤差)が大きくなり、信号
の品質が低下することが分かる。このように、D/D変
換手段1001において信号の量子化bit数を低減させ
ても音声信号の品質を低下させることが可能である。な
お、量子化bit数低減による音声信号の品質劣化の原理
は、本発明の実施の形態2において説明した第2のA/
D変換手段401での量子化bit数低減の場合も同様で
ある。更に付け加えると、サンプリング周波数と量子化
bit数の双方を低くすることで音声信号の品質を低下さ
せる構成が考えられることは言うまでもない。
【0083】また、本発明の実施の形態5において、A
/D変換手段114及びD/D変換手段1001の出力
のうちの一方をセレクタ1002により切り替えて、デ
ジタル音声信号処理手段115に供給する構成に関して
説明したがこれに限るものではない。例えば、D/D変
換手段1001、セレクタ1002をデジタル音声信号
処理手段115に包含させ、静止画像記録の場合にの
み、A/D変換手段114から供給される音声信号に対
し、サンプリング周波数変換処理を施す構成も考えら
れ、本構成においても本発明の実施の形態5と同様の効
果が得られることは明らかである。
【0084】また、本発明の実施の形態5において、音
声はマイク110にて集音されるものとして説明したが
これに限るものではなく、例えばライン入力端子を設
け、このライン入力端子から入力される音声信号を、マ
イク110にて集音される音声信号の代わりに磁気テー
プ手段107もしくはフラッシュメモリカード117に
記録する構成も考えられる。この際、先に説明したよう
に、ライン入力端子から入力される音声信号をフラッシ
ュメモリカード117に記録する場合は、音声信号に対
し、D/D変換手段1001でサンプリング周波数変換を
施すように構成すれば、本発明が有効であることは明ら
かである。
【0085】また、本発明のすべての実施の形態におい
て、マイク110、701で集音された音声がステレオ
であるかモノラルであるかに関しては特に言及しなかっ
たが、音声信号がステレオであるかモノラルであるかに
関わらず、本発明が有効であることは明らかである。
【0086】但し、本発明の実施の形態1、2、4、5
において、図14(a)に示すように、音声をステレオで
採取するために設けられた左右2つのマイク(右マイク
1401及び左マイク1401)と、右マイク1401
及び左マイク1402から供給される音声信号を選択す
るスイッチ手段1403を設け、動画像を記録する場合
は、図14(a)に示すように、スイッチ手段1403の
出力が端子K及び端子Lから供給される左右2つのマイ
クの出力となるようにすることでステレオで音声記録を
行い、静止画像を記録する場合は、図14(b)に示すよ
うに、スイッチ手段1403の出力は端子Lから供給さ
れる左マイク1402の出力だけとなるようにすること
でモノラルで音声記録を行うようにすると、フラッシュ
メモリカード117に記録される音声信号の品質を更に
効果的に低下させることができる。なお、図14(b)に
おいては、スイッチ手段1403の2つの出力はともに
左マイク1402の出力としたがこれに限るものではな
く、例えば図14(c)に示すように、スイッチ手段14
03からは左マイク1402の出力が1チャンネル分だ
け出力されるような構成も考えられる。
【0087】また、本発明の実施の形態3においては、
マイク110をステレオマイクとし、マイク701をモ
ノラルマイクとする構成も考えられる。この場合、静止
画像の記録時はモノラルマイクであるマイク701から
取得される音声信号がフラッシュメモリカード117に
記録されることになり、音声信号の品質を更に効果的に
低下させることができる。
【0088】また、本発明のすべての実施の形態におい
て、デジタル画像信号処理手段105、デジタル音声信
号処理手段115、システム制御手段118、403、
703、903、1003、デジタルLPF901、D
/D変換手段1001、セレクタ902、1002は、
マイクロコンピュータとそれに格納される制御プログラ
ムからなるものとする構成も考えられる。
【0089】また、本発明のすべての実施の形態におい
て、静止画像と音声を記録する媒体として不揮発性の半
導体メモリであるフラッシュメモリカード117を例に
説明したがこれに限るものではなく、フラッシュメモリ
カード117の代わりに、着脱自在の小型ハードディス
ク装置や、光磁気ディスク装置を用いても本発明が有効
であることは明らかである。
【0090】また、本発明のすべての実施の形態におい
て、動画像と音声を記録する媒体として磁気テープ10
7を例に説明したがこれに限るものではなく、磁気テー
プ107の代わりに、ハードディスク装置や、光磁気デ
ィスク装置を用いても本発明が有効であることは明らか
である。
【0091】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、不揮発性
の半導体メモリに静止画像及び音声を記録する場合に、
音声信号に対しては低域通過フィルタにより十分な帯域
制限を加えることで、著作権保護が必要な音声データ
が、高品質で不揮発性の半導体メモリ上に複製されるこ
とを防止することが可能となる。
【0092】また、本発明によれば、不揮発性の半導体
メモリに静止画像及び音声を記録する場合に、低いサン
プリング周波数によって音声信号をサンプリングするこ
とで、もしくは低い量子化bit数で音声信号を量子化す
ることで、著作権保護が必要な音声データが、高品質で
不揮発性の半導体メモリ上に複製されることを防止する
ことが可能となる。
【0093】また、本発明によれば、不揮発性の半導体
メモリに静止画像及び音声を記録する場合に、集音可能
な周波数帯域が狭いマイクを使用することで、音声信号
の記録帯域が制限され、著作権保護が必要な音声データ
が、高品質で不揮発性の半導体メモリ上に複製されるこ
とを防止することが可能となる。
【0094】また、本発明によれば、不揮発性の半導体
メモリに静止画像及び音声を記録する場合に、デジタル
化された音声信号のサンプリング周波数を低減すること
で、もしくは量子化bit数を低減することで、著作権保
護が必要な音声データが、高品質で不揮発性の半導体メ
モリ上に複製されることを防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における画像音声記録装
置の構成を示すブロック図
【図2】同画像音声記録装置のLPF112の周波数特
性を示す図
【図3】同画像音声記録装置のスイッチ手段113の動
作を説明するための図
【図4】本発明の実施の形態2における画像音声記録装
置の構成を示すブロック図
【図5】同画像音声記録装置のスイッチ手段402の動
作を説明するための図
【図6】同画像音声記録装置において折り返す除去のた
めのLPF112を有する構成を示すブロック図
【図7】本発明の実施の形態3における画像音声記録装
置の構成を示すブロック図
【図8】同画像音声記録装置のスイッチ手段702の動
作を説明するための図
【図9】本発明の実施の形態4における画像音声記録装
置の構成を示すブロック図
【図10】本発明の実施の形態5における画像音声記録
装置の構成を示すブロック図
【図11】同実施の形態5におけるD/D変換手段10
01のサンプリング周波数変換機能を説明するための図
【図12】同実施の形態5におけるD/D変換手段10
01のサンプリング周波数変換機能を説明するための図
【図13】同実施の形態5におけるD/D変換手段10
01の量子化bit数変換機能を説明するための図
【図14】本発明の実施の形態1及び2におけるステレ
オ/モノラル切り替えを説明するための図
【図15】従来例におけるデジタルビデオカメラの例を
示すブロック図
【符号の説明】
101 光学系 102 固体撮像素子 103 アナログ画像信号処理手段 104 A/D変換手段 105 デジタル画像信号処理手段 106 記録手段 107 磁気テープ 108 光学系駆動制御手段 109 固体撮像素子駆動制御手段 110 マイク 111 アナログ音声信号処理手段 112 低域通過フィルタ 113 スイッチ手段 114 A/D変換手段 115 デジタル音声信号処理手段 116 メモリ記録手段 117 フラッシュメモリカード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/92 H04N 5/92 H Fターム(参考) 5C052 AA17 DD02 EE08 GA02 GA04 GB06 GB07 GD03 GE06 GE08 5C053 FA10 FA13 FA27 GA11 GB11 GB36 JA01 JA05 KA05 KA11 KA25 5D045 BA02 DB01 9A001 BB03 EE05 HH15

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不揮発性メモリ手段と、 音声信号を入力する音声入力手段と、 前記音声入力手段から入力した音声信号に対して、制限
    を加える制限手段とを有し、 前記不揮発性メモリ手段には、前記制限手段により、制
    限が加えられた前記音声信号を記録することを特徴とす
    る画像音声記録装置。
  2. 【請求項2】 不揮発性メモリ手段と、 音声信号を入力する音声入力手段と、 前記音声入力手段から入力した音声信号に対して、帯域
    制限を加える低域通過フィルタとを有し、 前記不揮発性メモリ手段には、前記低域通過フィルタに
    より、帯域制限が加えられた前記音声信号を記録するこ
    とを特徴とする画像音声記録装置。
  3. 【請求項3】 不揮発性メモリ手段と、 音声信号を入力する音声入力手段と、 前記音声入力手段から入力した音声信号をデジタル信号
    に変換するアナログ−デジタル変換手段と、 前記アナログ−デジタル変換手段でのサンプリング周波
    数を選択する選択手段とを有し、 前記不揮発性メモリ手段には、前記選択手段により選択
    されるサンプリング周波数のうち、低いほうのサンプリ
    ング周波数によってサンプリングされた前記音声信号を
    記録することを特徴とする画像音声記録装置。
  4. 【請求項4】 不揮発性メモリ手段と、 音声信号を入力する音声入力手段と、 前記音声入力手段から入力した音声信号をデジタル信号
    に変換するアナログ−デジタル変換手段と、 前記アナログ−デジタル変換手段での量子化ビット数を
    選択する選択手段とを有し、 前記不揮発性メモリ手段には、前記選択手段により選択
    される量子化ビット数のうち、低いほうの量子化ビット
    数によって量子化された前記音声信号を記録することを
    特徴とする画像音声記録装置。
  5. 【請求項5】 不揮発性メモリ手段と、 音声信号を入力する音声入力手段と、 前記音声入力手段の応答周波数帯域を選択する選択手段
    とを有し、 前記不揮発性メモリ手段には、前記選択手段により選択
    される応答周波数帯域のうち、狭いほうの応答周波数帯
    域で入力された前記音声信号を記録することを特徴とす
    る画像音声記録装置。
  6. 【請求項6】 不揮発性メモリ手段と、 音声信号を入力する音声入力手段と、 前記音声入力手段から入力した音声信号をデジタル信号
    に変換するアナログ−デジタル変換手段と、 デジタル信号に変換された音声信号のサンプリング周波
    数を変換するデジタル−デジタル変換手段とを有し、 前記不揮発性メモリ手段には、前記デジタル−デジタル
    変換手段によりサンプリング周波数が変換された音声信
    号が記録されることを特徴とする画像音声記録装置。
  7. 【請求項7】 不揮発性メモリ手段と、 音声信号を入力する音声入力手段と、 前記音声入力手段から入力した音声信号をデジタル信号
    に変換するアナログ−デジタル変換手段と、 デジタル信号に変換された音声信号の量子化ビット数を
    変換するデジタル−デジタル変換手段とを有し、 前記不揮発性メモリ手段には、前記デジタル−デジタル
    変換手段により量子化ビット数が変換された音声信号が
    記録されることを特徴とする画像音声記録装置。
  8. 【請求項8】 不揮発性メモリ手段は、取り外し可能で
    あることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記
    載の画像音声記録装置。
  9. 【請求項9】 低域通過フィルタは、アナログフィルタ
    であることを特徴とする請求項2記載の画像音声記録装
    置。
  10. 【請求項10】 低域通過フィルタは、デジタルフィル
    タであることを特徴とする請求項2記載の画像音声記録
    装置。
JP2000097310A 2000-03-31 2000-03-31 画像音声記録装置 Pending JP2001285803A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000097310A JP2001285803A (ja) 2000-03-31 2000-03-31 画像音声記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000097310A JP2001285803A (ja) 2000-03-31 2000-03-31 画像音声記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001285803A true JP2001285803A (ja) 2001-10-12

Family

ID=18611945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000097310A Pending JP2001285803A (ja) 2000-03-31 2000-03-31 画像音声記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001285803A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2908901A1 (fr) * 2006-11-22 2008-05-23 Thomson Licensing Sas Procede d'association d'une image fixe associee a une sequence sonore, et appareil pour effectuer une telle association
JP2010134037A (ja) * 2008-12-02 2010-06-17 Taito Corp 電子機器
WO2019049543A1 (ja) * 2017-09-08 2019-03-14 ソニー株式会社 音声処理装置、音声処理方法及びプログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2908901A1 (fr) * 2006-11-22 2008-05-23 Thomson Licensing Sas Procede d'association d'une image fixe associee a une sequence sonore, et appareil pour effectuer une telle association
JP2010134037A (ja) * 2008-12-02 2010-06-17 Taito Corp 電子機器
WO2019049543A1 (ja) * 2017-09-08 2019-03-14 ソニー株式会社 音声処理装置、音声処理方法及びプログラム
US11227615B2 (en) 2017-09-08 2022-01-18 Sony Corporation Sound processing apparatus and sound processing method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3398081B2 (ja) ディジタルカメラ
US8467549B2 (en) Audio information processing apparatus and audio information processing method
JPH04181884A (ja) 映像信号記録装置
KR101739942B1 (ko) 오디오 노이즈 제거 방법 및 이를 적용한 영상 촬영 장치
JP2006287387A (ja) 撮像装置、音声記録方法及びプログラム
JPH08289287A (ja) 音声信号・映像信号処理装置
JP2009005133A (ja) 風雑音低減装置、及び、この風雑音低減装置を備えた電子機器
JP2001285803A (ja) 画像音声記録装置
JP5118465B2 (ja) 記録装置、再生装置、記録方法、再生方法及びプログラム
JP2008131168A (ja) 音声データ編集装置、音声データ編集方法、音声データ編集プログラム
JP2000354190A (ja) 映像記録装置
US7493022B2 (en) Video signal processing apparatus and method
JPH0937296A (ja) 記録再生装置、記録装置及び再生装置
JP3108110B2 (ja) ビデオカメラ
JP2013047710A (ja) 音声信号処理装置、撮像装置、音声信号処理方法、プログラム及び記録媒体
JP4365910B2 (ja) 信号処理装置及びビデオカメラ一体型vtr
JP3305081B2 (ja) 撮影装置
JPH089317A (ja) 画像及び音声記録装置
KR100247595B1 (ko) 복합 디지털 스틸 카메라
JPH01218188A (ja) 画像信号記録装置
JPH11298762A (ja) 暗電流ノイズ除去装置
JP2003348542A (ja) ディジタルビデオカムコーダ
KR20060057748A (ko) 영상과 음성이 연동되어 가변되는 장치 및 방법
KR100297817B1 (ko) 재생동작시특수효과처리기능을갖는비디오카메라
JP3059846B2 (ja) 画像記録再生方式

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050630

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051021

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051101

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051226

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060404