JP2001285587A - 画像処理装置及びその制御方法 - Google Patents

画像処理装置及びその制御方法

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JP2001285587A
JP2001285587A JP2000095342A JP2000095342A JP2001285587A JP 2001285587 A JP2001285587 A JP 2001285587A JP 2000095342 A JP2000095342 A JP 2000095342A JP 2000095342 A JP2000095342 A JP 2000095342A JP 2001285587 A JP2001285587 A JP 2001285587A
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Fumihiko Nakamura
中村  文彦
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各原稿に適切な読取処理を自動的に決定し、こ
れにより原稿の読取に関する作業効率を向上させる。 【解決手段】コンタクトセンサ15の出力に基づいて原
稿の種別(カラー/グレースケール/2値モノクロ)を
判定する判定部21と、判定結果に基づいて読取処理を
制御する制御部22とを有する。判定部21は、原稿の
先頭の所定ラインの読取データに基づいて当該原稿の種
別を判定し、制御部22は、その判定結果に基づいて、
その後の読取モードを必要に応じて切換る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取機能を有
する画像処理装置及びその制御方法並びにその制御に供
するメモリ媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、情報処理システムの発達に伴っ
て、種々の情報処理機器が開発されている。これら機器
のうち、スキャナ、ファクシミリ、複写機等の画像読取
部を有する画像処理装置は、オフィスのみならず、一般
家庭にも広く普及している。
【0003】これらの画像処理装置の画像読取部は、原
稿像を縮小してCCD等の光電変換素子に導く縮小光学
系と、光電変変換素子を原稿に近接させて原稿像を該光
電変換素子に等倍のまま導く等倍光学系とに分けられ
る。
【0004】図10は、画像読取部を有する画像処理装
置の一例を示す図である。この画像処理装置は、電気基
板(制御基板201、主電源202)や読取部204等
を有する。
【0005】読取部204は、原稿211を積載するた
めの原稿トレー205、原稿搬送路をガイドする上原稿
ガイド206及び下原稿ガイド207、複数枚の原稿を
順次送り出す原稿分離部208、光電変換素子を含むコ
ンタクトセンサ209、コンタクトセンサ209の対向
上面に配置された読取基準板210を有する。読取基準
板210は、原稿の背景色(バックグランドカラー)を
提供する。
【0006】原稿211の搬送経路を説明すると、ま
ず、原稿分離ローラ212と予備搬送板バネ213とに
挟まれた原稿は、摩擦片214によって1枚ずつ搬送さ
れる。原稿211は、給送ローラ215と対向コロ21
6とによってコンタクトセンサ209と読取基準板21
0との間を通過させられ、排紙ローラ217と対向コロ
218とにより、図中の矢印方向に排出される。
【0007】読取基準板210の読取面と接触する面
は、原稿の背景色(バックグランドカラー)に合わせて
白色で構成される場合や、原稿の背景色と異なる黒色で
構成される場合がある。この従来例では、読取基準板2
10は、白色であるものとする。
【0008】コンタクトセンサ209は、本体フレーム
219によって保持され、原稿は、読取基準板210の
自重若しくは不図示のバネ等によりコンタクトセンサ2
09の方向に押圧される。
【0009】この画像処理装置は、一般にシートスルー
タイプと呼ばれ、原稿を移動させながら原稿像を読み取
る。
【0010】カラーの画像処理装置としては、複数色
(例えば、RGBの3色)の光源と、光電変換素子が1
列に配列されたコンタクトセンサとを有する読取部によ
り、各光源を順次点灯させながらコンタクトセンサで各
色毎に原稿像を読み取る構成が一般的である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のような画像処理
装置では、常に原稿がカラーやモノクロのグレースケー
ル(多値)や2値であるかを把握し最適な読取モードを
設定した後に原稿像を読み取る必要がある。ところが、
従来の画像処理装置では原稿を移動させながら原稿像を
読み取るため、一旦誤った設定で読取動作を開始する
と、原稿が排出されるまで待ち、その後、原稿を再度セ
ットし、更に読取モードの再設定を行う必要があった。
特に、モノクロ原稿をカラーの読取設定で誤って読み取
ってしまった場合は、例えば、読取データ量は2値のモ
ノクロの384倍(256階調でRGB=16.77万
色の場合)となり、処理の負荷が大きく、処理に長時間
を要すると共に膨大なメモリ領域を占有することにな
る。
【0012】また、複数枚の原稿束にカラーの写真原稿
やモノクロの一般文書原稿が混在する場合において、こ
の原稿束の全てを一つの読取モードで読み取るには、全
ての原稿をカラーモードで読み取る以外には全ての原稿
を忠実に読み取ることができず、処理に長時間を要する
と共に膨大なメモリ領域を占有することになる。
【0013】さらに、画像読取装置と情報処理装置(コ
ンピュータ)とのインターフェースとしてIEEE12
84(セントロインターフェース)やシリアルインター
フェースを採用する場合、装置を低価格化することがで
きるが、これらは大量のデータ転送には向かないため、
大量のデータを転送する必要がある場合にはSCSIや
IEEE1394等の高価なインターフェースを採用す
る必要があった。
【0014】本発明は、上記の背景に鑑みてなされたも
のであり、例えば、各原稿に適切な読取処理を自動的に
決定し、これにより原稿の読取に関する作業効率を向上
させることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面に係
る画像処理装置は、原稿読取部を有する画像処理装置で
あって、前記原稿読取部によって原稿の一部が読み取ら
れた段階で当該原稿の種別を判定する判定手段と、前記
判定手段による判定結果に基づいて当該原稿のその後の
読取処理を制御する制御手段とを備えることを特徴とす
る。
【0016】本発明の第1の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記判定手段は、前記原稿読取部によって原稿
の先頭が読み取られた段階で当該原稿の種別を判定する
ことが好ましい。
【0017】本発明の第1の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記判定手段は、前記原稿読取手段によって原
稿の先頭の所定ラインが読み取られた段階で当該原稿の
種別を判定することが好ましい。
【0018】本発明の第1の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記制御手段は、前記判定手段による判定結果
に基づいて当該原稿のその後の読取モードを決定するこ
とが好ましい。
【0019】本発明の第1の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記読取モードとして、カラーモード、グレー
スケールモード、2値モノクロモードのうち少なくとも
2つのモードを含むことが好ましい。
【0020】本発明の第1の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記制御手段は、原稿の読取開始時は、最も多
い情報量が得られる読取モードで前記原稿読取部に読取
処理を実行させることが好ましい。
【0021】本発明の第1の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記制御手段は、原稿の読取開始時は、カラー
モード及びモノクロモードのうちカラーモードで前記原
稿読取部に読取処理を実行させることが好ましい。
【0022】本発明の第1の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記制御手段は、前記判定手段による判定結果
に基づいて、既に読み取られた画像を当該原稿の種別に
応じて変換すると共にその後の読取処理を当該原稿の種
別に応じて制御することが好ましい。
【0023】本発明の第1の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記原稿読取部は、複数枚の原稿を連続的に読
み取る機能を有することが好ましい。
【0024】本発明の第1の側面に係る画像処理装置に
おいて、複数枚の原稿を連続的に読み取る際に、前記判
定手段は、該複数枚の原稿の種別を一枚毎に判定し、前
記制御手段は、前記判定手段による各原稿の種別の判定
結果に基づいて各原稿の読取処理を制御することが好ま
しい。
【0025】本発明の第1の側面に係る画像処理装置に
おいて、複数枚の原稿を連続的に読み取る際に、前記判
定手段は、該複数枚の原稿のうち先頭の原稿についての
みその種別を判定し、前記制御手段は、前記判定手段に
よる判定結果に基づいて該複数の原稿の読取処理を制御
することが好ましい。
【0026】本発明の第1の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記原稿読取部は、シートスルー方式で原稿を
搬送する機能を有することが好ましい。
【0027】本発明の第1の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記原稿読取部は、ラインセンサを有し、ライ
ン単位で原稿を読み取ることが好ましい。
【0028】本発明の第1の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記原稿読取部は、RGBの3色の光源と、光
電変換素子とを有することが好ましい。
【0029】本発明の第1の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記判定手段は、前記原稿読取部から供給され
るRGBの3つの読取信号の同一性及び/又は信号レベ
ルに基づいて、原稿の種別を判定することが好ましい。
【0030】本発明の第1の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記判定手段は、RGBの3つの画像信号の値
が相互に異なる場合は当該原稿がカラー原稿であると判
定し、RGBの3つの画像信号の値が相互にほぼ一致し
かつ中間的なレベルが存在する場合は当該原稿がグレー
スケール原稿であると判定し、RGBの3つの画像信号
の値が相互にほぼ一致しかつ2値のレベルしか存在しな
い場合は当該原稿が2値モノクロ原稿であると判定する
ことが好ましい。
【0031】本発明の第1の側面に係る画像処理装置に
おいて、画像を記録する画像記録手段を更に備えること
が好ましい。
【0032】本発明の第1の側面に係る画像処理装置に
おいて、画像を受信及び/又は送信する通信機能を更に
備えることが好ましい。
【0033】本発明の第2の側面に係る、原稿読取部を
有する画像処理装置の制御方法は、前記原稿読取部によ
って原稿の一部が読み取られた段階で当該原稿の種別を
判定する判定工程と、前記判定工程における判定結果に
基づいて当該原稿のその後の読取処理を制御する制御工
程とを含むことを特徴とする。
【0034】本発明の第3の側面に係るメモリ媒体は、
原稿読取部を有する画像処理装置を制御するプログラム
を格納したメモリ媒体であって、該プログラムは、前記
原稿読取部によって原稿の一部が読み取られた段階で当
該原稿の種別を判定する判定工程と、前記判定工程にお
ける判定結果に基づいて当該原稿のその後の読取処理を
制御する制御工程とを含むことを特徴とする。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について説明する。。
【0036】[第1の実施の形態]図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る画像読取装置(画像読取部を有す
る画像処理装置)の全体構造を示す断面図である。
【0037】この画像読取装置は、本体シャーシ1と、
該装置の各部を制御する主制御基板2と、該装置内の各
部に電力を供給する電源ユニット3と、操作パネル4
と、該操作パネル4を制御する制御基板5と、原稿6を
積載するための原稿台7を有する。
【0038】原稿束6は、原稿台7と原稿補助台8とを
利用して積載され、幅規制板9により幅方向がガイドさ
れる。複数枚からなる原稿束6は、駆動モータ(不図
示)により駆動される分離ローラ10が図示の矢印方向
に回転し、予備搬送板11により分離ローラ10側に押
圧されることで、摩擦片12と分離ローラ10とによっ
て挟まれる位置まで搬送される。
【0039】そして、摩擦片12により複数枚からなる
原稿束6は1枚ずつ捌かれ、駆動モータ(不図示)によ
り駆動される給送ローラ13aが図示の矢印方向に回転
すると共に、該給送ローラ13aに対向する補助コロ1
3bによって押圧されることにより搬送される。原稿搬
送ガイド14は、分離ローラ10からコンタクトセンサ
15まで1枚の原稿6をガイドをする。
【0040】コンタクトセンサ取付板15bに取り付け
られたコンタクトセンサ15の上方には、原稿のバック
グランドカラー及び読取の際の白基準を提供する読取基
準板16が配置されている。読取基準板16は、コンタ
クトセンサ15の読取幅の全域を覆うような幅を有す
る。また、コンタクトセンサ15の内部には、原稿6を
照明する光源(例えば、LED)が配置されている。コ
ンタクトセンサ15によって画像が読み取られた原稿6
は、駆動モータ(不図示)により駆動される排紙ローラ
17aが図示の矢印方向に回転すると共に、該排紙ロー
ラ17aに対向する補助コロ17bによって押圧される
ことにより、矢印aのように、画像読取装置の外部に排
出される。
【0041】図2は、コンタクトセンサ15及びコンタ
クトセンサ取付板15bの拡大図である。図2を参照し
ながらコンタクトセンサ15の構成を説明する。
【0042】コンタクトセンサ15の筐体15aの上面
側には、原稿ガラス15a1が原稿に面するように配置
されており、コンタクトセンサ15の最下面には、光電
変換素子15a2と原稿を照明する光源(LED)15
a3とが実装されたセンサ基板15a4が取り付けられ
ている。
【0043】この画像読取装置では、光源15a3とし
て、RGBの3色のLEDを採用しており、RGBの3
色のLEDは、それぞれ充分な光量が得られるよう並列
に配列されている。
【0044】光源15a3から出た光は、導光管15a
5を通って原稿ガラス15a1の上面を通過する原稿に
照射され、その反射光がセルフォックレンズ15a6を
通って光電変換素子15a4に入射し受光されることで
原稿像が読み取られる。
【0045】次に、本発明の1つの特徴を提供する原稿
種別の判定処理について説明する。この判定処理は、主
制御基板2に搭載された判定部21によって実行され
る。また、主制御基板2に搭載された読取制御部22
は、判定部21の出力(判定結果)に基づいて読取処理
を制御する。
【0046】図3〜5は、各種原稿の先端から所定ライ
ン(この実施の形態では、5mm)までをカラーモード
で読み取った場合におけるコンタクトセンサ15の1ラ
イン分の出力信号例を示す図である。図3〜図5におい
て、(a)は、R(red)のLEDを点灯させた際の
コンタクトセンサ14(光電変換素子15a2)の出
力、(b)は、G(green)のLEDを点灯させた
際のコンタクトセンサ14(光電変換素子15a2)の
出力、(c)は、B(blue)のLEDを点灯させた
際のコンタクトセンサ15(光電変換素子15a2)の
出力を示している。
【0047】図3に示す例では、RGBの各出力は互い
に異なり、また、0〜1V(この例におけるコンタクト
センサの出力の仕様)の範囲で段階的な出力を有する。
従って、当該原稿の当該ラインが有彩色であると共に多
値であること、即ち当該原稿の当該ラインが(多値の)
カラー画像であることが分かる。
【0048】主制御基板2の判定部(例えば、判定回
路、判定プログラム等)21は、上記のようなコンタク
トセンサ15の出力(原稿の先頭部分についての出力)
に基づいて、原稿の種別(例えば、カラー/グレースケ
ール/2値のモノクロ)を判定することができる。そし
て、図3に示す例では、原稿は(多値の)カラー画像で
あるため、主制御基板2の制御部22は、当該ライン
(先頭部分)の後も、継続してカラーモードで当該原稿
を読み取るように各部(例えば、コンタクトセンサ1
5)を制御する。
【0049】図4に示す例では、RGBの各出力が互い
に一致し、また、0〜1Vの範囲で段階的な出力を有す
る。従って、主制御基板2の判定部21は、当該原稿の
当該ラインが多値のモノクロ画像、即ちグレースケール
画像であると判定する。そして、主制御基板2の制御部
22は、当該ライン(先頭部分)の後は、グレースケー
ルモードで当該原稿を読み取るように各部(例えば、コ
ンタクトセンサ15)を制御する。
【0050】ここで、グレースケールモードでは、1)
光源15a3を構成するRGBの3色のLEDのうち任
意の1色のLEDのみを発光させて原稿を読み取っても
よいし、2)カラーモード時と同様に3色のLEDを順
次点灯させて原稿を読み取って読取データを処理してグ
レースケールデータを生成してもよいし、3)3色のL
EDを同時に点灯させて原稿を読み取って読取データを
処理してグレースケールデータを生成してもよいし、
4)他の適切な方法によって原稿を読み取ってもよい。
しかしながら、読取処理の効率(例えば、読取時間、読
取処理に要するメモリ等)の観点では、1)の方法が好
ましい。
【0051】図5に示す例では、RGBの各出力が互い
に一致し、また、各出力値は0〜1Vの上限及び下限の
いずれかと看做すことができる値である。従って、主制
御基板2の判定部21は、当該原稿の当該ラインが2値
のモノクロ画像であると判定する。そして、主制御基板
2の制御部22は、当該ライン(先頭部分)の後は、2
値のモノクロモードで当該原稿を読み取るように各部
(例えば、コンタクトセンサ15)を制御する。
【0052】主制御基板2は、読取モードの変更の前後
で読取データの構造が異ならないように、読取モードの
変更前に読み取った読取データの構造を、読取モードの
変更後に読み取った読取データの構造に一致するよう
に、変換する機能を有することが好ましい。
【0053】以上のように、この実施の形態では、カラ
ー/グレースケール/2値のモノクロ2の読取モードを
含む画像読取装置において、各原稿の先頭部分をカラー
モードで読み取り、その読取データ(又は信号)に基づ
いて当該原稿の種別を判定し、その判定結果に応じた読
取モードで当該原稿の残り部分を読み取る。
【0054】これにより、ユーザは原稿に応じて読取モ
ードを設定するという面倒な作業から解放され、作業効
率が飛躍的に向上する。この実施の形態は、カラー/モ
ノクロが混在する原稿束を読み取る場合に特に効果的で
ある。
【0055】また、この実施の形態では、各原稿の先頭
の所定ライン(例えば、5mm)を読み取って当該原稿
の種別を判定するため、処理に要するメモリ領域が小さ
く、また、装置の大幅なコストアップがなく、また、カ
ラー/モノクロ混載の原稿束等を高速に読み取ることが
できる。
【0056】[第2の実施の形態]図6乃至図8は、本
発明の第2の実施の形態に係る画像処理装置の構成を示
す図である。本発明の第2の実施の形態に係る画像処理
装置は、ファクシミリ機能と外部情報処理装置(例え
ば、パーソナルコンピュータ等)に読取データを提供
(送信)するスキャナ機能とを有する複合装置である。
なお、この画像処理装置では、画像の記録部として、イ
ンクジェット記録部を採用しているが、他の方式の記録
部を採用することもできる。
【0057】この画像処理装置は、図6に示すように、
記録シートを供給する給紙系Aと、記録装置としての記
録系Bと、原稿像を読み取るための読取系Cと、操作部
Dとを含む。また、この画像処理装置は、本体上カバー
101と、本体下カバー102と、該装置を制御する制
御基板102aと、該装置の各部に電力を供給する電源
ユニット102bとを含む。
【0058】まず、本発明の1つの特徴を提供する読取
系Cについて説明する。読取系Cは、原稿103に光を
照射してその反射光を電気信号に変換し、この電気信号
を動作モードに応じて、他機(例えば、パーソナルコン
ピュータ、ファクシミリ等)に伝送し、又は、自己の記
録系Bに伝送する。
【0059】原稿束103は、原稿台104と原稿補助
トレー105とを利用して積載され、原稿幅規制板10
6により搬送時の幅方向への斜行等が防止される。複数
枚からなる原稿束103は、駆動モータ(不図示)によ
り駆動される分離ローラ107が図示の矢印方向に回転
し、予備搬送板108により分離ローラ107側に押圧
されることで、摩擦片109と分離ローラ107とによ
って挟まれる位置まで搬送される。
【0060】そして、摩擦片109により複数枚からな
る原稿束103は1枚ずつ捌かれ、駆動モータ(不図
示)により駆動される給送ローラ110aが図示の矢印
方向に回転すると共に、該給送ローラ110aに対向す
る補助コロ110bによって押圧されることにより搬送
される。原稿搬送ガイド111は、分離ローラ107か
らコンタクトセンサ112まで1枚の原稿103をガイ
ドする。
【0061】コンタクトセンサ取付板112bに取り付
けられたコンタクトセンサ112の上部には、原稿のバ
ックグランドカラー及び読取の際の白基準を提供する読
取基準板113が配置されている。読取基準板113
は、コンタクトセンサ112の読取幅の全域を覆うよう
な幅を有する。また、コンタクトセンサ112の内部に
は、原稿103を照明する光源(ここでは、RGBの3
色のLED)が配置されている。コンタクトセンサ11
2によって画像が読取られた原稿103は、駆動モータ
(不図示)により駆動される排紙ローラ114aが図示
の矢印方向に回転すると共に、該排紙ローラ114aに
対向する補助コロ114bによって押圧されることによ
り、、図示する矢印dのように、画像処理装置の外部に
排出される。排出された原稿は、原稿排紙トレー115
上に積載される。原稿排紙トレー115は、図7の矢印
に示すように移動可能に構成しており、読取動作以外の
時は、装置内に収納することができる。
【0062】ここで、読取系Cは、第1の実施の形態に
おける原稿種別の判定処理機能と同様の機能を有する。
【0063】次に、操作部Dについて説明する。操作部
Dは、コピー動作、送信動作、スキャナー動作等の各種
の動作をユーザが指定するために使用される。操作カバ
ー116には、ダイアルキー116a等の各種操作に応
じたキーや、表示部116bが設けられている。この操
作部Dは、読取系Cの原稿搬送機構の上部に配置されて
おり、図8に示すように、矢印f方向に回動可能に構成
されている。
【0064】この画像処理装置には、画像の送信・受信
を行う電話回線用モジュラ102c1が装備されてい
る。
【0065】次に給紙系Aについて説明する。記録シー
ト120としては、普通紙やプラスチックシート等の材
質であってインクを転写し得る媒体が使用され得る。こ
の実施の形態では、例えば、B4サイズ又はA4サイズ
にカットされた普通紙が記録シート120として使用さ
れ得る。
【0066】記録シート120は、記録紙トレー121
及び矢印方向に引出し可能な記録紙補助トレー122上
に積載され得る。積載量は、本体上カバー101の背面
に設けられた高さ規制板101aにより制限される。ま
た、記録シート120は、記録紙サイドガイド123に
より幅方向が規制される。
【0067】図6において、記録シート120の底部に
配置された圧板124は、不図示の回転軸を中心として
回動可能に支持されており、不図示の駆動系及び圧板ば
ね124aにより制御される。圧板ばね124aにより
記録シート120が給紙ローラ125に押圧された状態
で、給紙ローラ125が図示の矢印方向に回転駆動され
ることにより記録シート125が装置内に押し込まれ、
爪分離により捌かれ、1枚ずつ記録部Bに搬送される。
【0068】次に、記録系Bについて説明をする。図6
において、記録系Bは、他機から伝送された画像信号或
いは読取系Cから伝送された画像信号に応じて、給紙系
Aより供給された記録シート120に画像を記録する。
【0069】記録紙押え126は、LFローラ127側
に押圧されており、給紙系Aより送り込まれた記録シー
ト120の上ガイドとしも機能しながら、ピンチローラ
126aをLFローラ127に押圧する。そして、記録
カートリッジ128とプラテン板129との間を記録シ
ート120が搬送され、記録カートリッジ128により
記録動作が実行される。
【0070】この実施の形態では、不図示の駆動系によ
り駆動されて記録カートリッジ128が記録シート12
0の幅方向に移動しながらシリアル方式で画像が記録さ
れる。画像が記録された記録シート120は、排紙ロー
ラ130aとそれに対向する拍車ローラ130bとによ
り記録面を汚さないように矢印e方向に搬送されて装置
外に送り出され、排紙カバー131及び図6の矢印方向
に移動可能な排紙補助トレー132の上に積載される。
【0071】原稿積載台104は、図8に示すように、
本体上カバー101によって、矢印g方向に回動可能に
軸支されている。記録カートリッジ128は、図8に示
すように、矢印h方向に取り外すことができる。
【0072】図9は、この画像処理装置の制御系の構成
を示すブロック図である。この画像処理装置は、該装置
の各部を制御する制御部102aと、該装置の各部に電
力を供給する電源ユニット102bと、モデム基板ユニ
ット102a1と、電話機を接続する通信基板ユニット
102cと、操作部Dから入力される情報等を表示する
表示部116b等を有する。
【0073】制御部102aは、装置の各部を制御する
CPU102a2と、プログラムやデータ等を格納した
ROM102a3と、CPU102a2のワークエリア
として使用されると共に、記録枚数等の各種データの一
時保存や各種データの保管登録のために使用されるRA
M102a4と、入出力切換インターフェース102a
8と、ラインメモリ102a5と、符号化/複号化部1
02a6と、バッファメモリ102a7等を有する。
【0074】ラインメモリ102a5は、1ライン分の
画像データを一時的に格納するラインメモリであって、
原稿画像の送信若しくはコピーの場合は、原稿読取系C
から順次供給される1ライン分のイメージデータが格納
され、画像を受信する場合は、復号された1ライン分の
画像データが格納される。ラインメモリ102a5に格
納された画像データは、CPU102a2により記録系
制御コードが追加されて、入出力切換インターフェース
102a8を介して、記録系BのCPUB1に供給され
る。CPUB1は、この画像データに基づいて記録シー
トに画像を記録する。
【0075】符号化/複号化部102a6は、送信すべ
き画像データをMH符号化等より符号化したり、受信し
た符号化画像データを複号化して画像データに変換す
る。バッファメモリ102a7は、送受信された符号化
画像データを格納する。
【0076】この画像処理装置は、周辺コンピュータE
からプリンタインターフェース102a9を介してプリ
ントデータを受信し、これを制御部102aで処理して
記録系Bに出力することができると共に、読取系Cで読
取った画像データをプリンタインターフェース102a
9を介して周辺コンピュータEに送信することができ
る。
【0077】[第3の実施の形態]この実施の形態は、
第1及び第2の実施の形態の変形例を提供する。第1及
び第2の実施の形態では、複数枚の原稿を読み取る際
に、判定部21は、複数枚の原稿の種別を一枚毎に判定
し、読取制御部22は、その判定結果に基づいて各原稿
の読取処理(読取モード)を制御する。一方、この実施
の形態では、複数枚の原稿を読み取る際に、判定部21
は、先頭の原稿についてのみその種別を判定する。そし
て、読取制御部22は、複数枚の原稿のうち他の原稿に
ついては、先頭の原稿についての判定結果に応じて適切
な読取モードを設定し、該読取モードで読取が実行され
る。
【0078】[その他の実施の形態]第1の実施の形態
及びそれを援用する第2の実施の形態では、各原稿の先
頭の所定ラインを読み取って当該原稿の種別を判定する
が、その代わりに、各原稿の一部(好ましくは先頭)を
読み取って当該原稿の種別を判定してもよい。
【0079】第2の実施の形態では、画像の記録方式と
してインクジェット記録方式を挙げたが、例えば、記録
材としてトナーを使用する電子写真記録方式(例えば、
レーザービームプリンター)、インクシート及びサーマ
ルヘッドを使用する熱転写記録方式等、他の記録方式を
採用することもできる。
【0080】第1及び第2の実施の形態では、撮像セン
サとしてコンタクトセンサを挙げたが、例えば、縮小光
学系を利用した撮像センサ等、他の撮像センサを採用す
ることもできる。
【0081】第2の実施の形態では、記録シート等の分
離方式として爪分離方式を挙げているが、例えば、摩擦
分離やリタード分離等、他の分離方式を採用することも
できる。
【0082】更に、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に適
用してもよい。
【0083】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。
【0084】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0085】[実施の形態の効果]上記の実施の形態に
よれば、原稿の一部(好ましくは先頭部分)を読み取っ
て、その結果に基づいて当該原稿の種別(例えば、カラ
ー/グレースケール/2値のモノクロ)を判定し、その
判定結果に基づいて画像処理モード(例えば、読取モー
ド)を変更することにより、原稿の種別に適合した処理
を自動的に実行することができ、ユーザの負担が大幅に
軽減される。
【0086】また、更に複数の原稿を連続的に読み取る
機能を設けることにより、複数の種別を含む原稿束を最
適な読取モードで効率的に読み取ることができる。
【0087】また、原稿の一部(好ましくは先頭部分)
を読み取った結果に基づいて当該原稿がモノクロ原稿で
あると判定された場合に、既に読み取った画像をカラー
画像からモノクロ画像(グレースケール、2値のモノク
ロ)に変換し、かつ、その後の、読取を該当する適切な
読取モード(グレースケールモード、2値のモノクロモ
ード)で実行することにより、メモリの使用量を低減す
ることができる。これは、例えば、ファクシミリ装置等
のように、他のソースからデータを取り込んでメモリに
一時的又は継続的に保存する画像処理装置において特に
有効である。
【0088】また、原稿の一部(好ましくは先頭部分)
を、最も多い情報量が得られる読取モード(例えばカラ
ーモード)で読み取ることにより、当該原稿が情報量の
多い原稿である場合においても、読取処理を実行し直す
必要がないため、効率的に原稿の読取を実行することが
できる。
【0089】また、原稿の搬送方式として、シートスル
ー方式(原稿移動型)を採用することにより、装置を小
型化、低価格化することができる。
【0090】また、この画像処理装置をファクシミリ装
置、スキャナ装置、コピー装置或いはそれらの全部又は
一部の機能を備える装置に適用した場合、読取処理の効
率化により他の機能の利用を容易にすることができる。
【0091】また、読取系を、RGBの3色の光源と、
光電変換素子とで構成することにより、コストを削減す
ることができる。
【0092】
【発明の効果】本発明によれば、例えば、各原稿に適切
な読取処理を自動的に決定し、これにより原稿の読取に
関する作業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置
(画像読取部を有する画像処理装置)の全体構造を示す
断面図である。
【図2】図1のコンタクトセンサ及びコンタクトセンサ
取付板の拡大図である。
【図3】各種原稿の先端から所定ラインまでをカラーモ
ードで読み取った場合におけるコンタクトセンサの1ラ
イン分の出力信号例を示す図である。
【図4】各種原稿の先端から所定ラインまでをカラーモ
ードで読み取った場合におけるコンタクトセンサの1ラ
イン分の出力信号例を示す図である。
【図5】各種原稿の先端から所定ラインまでをカラーモ
ードで読み取った場合におけるコンタクトセンサの1ラ
イン分の出力信号例を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る画像処理装置
の構成を示す断面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る画像処理装置
の構成を示す斜視図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る画像処理装置
の構成を示す断面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係る画像処理装置
の制御系の構成を示すブロック図である。
【図10】画像読取部を有する画像処理装置の一例を示
す図である。
【符号の説明】
1 本体シャーシ 2 主制御基板 3 電源ユニット 4 操作パネル 5 操作パネル制御基板 6 原稿 7 原稿台 8 原稿補助台 9 幅規制板 10 分離ローラ 11 予備搬送板 12 摩擦片 13a 給送ローラ 13a1 ローラ軸 13b 補助コロ 14 原稿搬送ガイド 15 コンタクトセンサ 15a 筐体 15a1 原稿ガラス 15a2 光電変換素子 15a3 LED 15a4 センサ基板 15a6 導光管 15a7 セルフォックレンズ 15b コンタクトセンサ取付板 16 排紙ローラ 17a 排紙ローラ 17b 補助コロ 21 判定部 22 制御部 A 給紙系 B 記録系 C 読取系 D 操作部 E 周辺コンピュータ 101 本体上カバー 102 本体下カバー 102a 制御部 102a1 モデム基板ユニット 102a2 CPU 102a3 ROM 102a4 RAM 102a5 ラインメモリ 102a6 符号化/復号化部 102a7 バッファメモリ 102a8 入出力切換インターフェース 102a9 プリンタインターフェース 102b 電源ユニット 102c 通信基板ユニット 102c1 モジュラ 103 原稿 104 原稿台 105 原稿補助トレー 106a 原稿幅規制板 107 分離ローラ 108 予備搬送板 109 摩擦片 110a 給送ローラ 110b 補助コロ 111 原稿搬送ガイド 112 コンタクトセンサ 113 読取基準板 114a 排紙ローラ 114b 補助コロ 115 原稿排紙トレー 116 操作カバー 116a ダイアルキー 116b 表示部 117a 搬送ローラ 117b 補助コロ 118a 排出ローラ 118b 排出ローラ 120 記録シート 121 記録紙トレー 122 記録紙補助トレー 123 記録紙サイドガイド 124 圧板 125 給紙ローラ 126 記録紙押え 127 LFローラ 128 記録カートリッジ 129 プラテン板 130a 排紙ローラ 130b 拍車ローラ 131 排紙カバー 132 排紙補助トレー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AA01 AB04 BA01 BB02 CB13 DC07 DC09 5B057 CA01 CA06 CA08 CB01 CB06 CB08 CH11 CH18 DA06 DB02 DB06 DB08 DB09 DC25 5C072 AA01 EA05 NA01 RA01 UA11 VA03 XA01 5C077 MM03 MP08 PP32 PP43 PP65 PQ08

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿読取部を有する画像処理装置であっ
    て、 前記原稿読取部によって原稿の一部が読み取られた段階
    で当該原稿の種別を判定する判定手段と、 前記判定手段による判定結果に基づいて当該原稿のその
    後の読取処理を制御する制御手段と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は、前記原稿読取部によっ
    て原稿の先頭が読み取られた段階で当該原稿の種別を判
    定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記判定手段は、前記原稿読取手段によ
    って原稿の先頭の所定ラインが読み取られた段階で当該
    原稿の種別を判定することを特徴とする請求項1に記載
    の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記判定手段による判
    定結果に基づいて当該原稿のその後の読取モードを決定
    することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか
    1項に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記読取モードとして、カラーモード、
    グレースケールモード、2値モノクロモードのうち少な
    くとも2つのモードを含むことを特徴とする請求項4に
    記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、原稿の読取開始時は、
    最も多い情報量が得られる読取モードで前記原稿読取部
    に読取処理を実行させることを特徴とする請求項1乃至
    請求項5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、原稿の読取開始時は、
    カラーモード及びモノクロモードのうちカラーモードで
    前記原稿読取部に読取処理を実行させることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像処
    理装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記判定手段による判
    定結果に基づいて、既に読み取られた画像を当該原稿の
    種別に応じて変換すると共にその後の読取処理を当該原
    稿の種別に応じて制御することを特徴とする請求項1乃
    至請求項7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記原稿読取部は、複数枚の原稿を連続
    的に読み取る機能を有することを特徴とする請求項1乃
    至請求項8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 複数枚の原稿を連続的に読み取る際
    に、前記判定手段は、該複数枚の原稿の種別を一枚毎に
    判定し、前記制御手段は、前記判定手段による各原稿の
    種別の判定結果に基づいて各原稿の読取処理を制御する
    ことを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 複数枚の原稿を連続的に読み取る際
    に、前記判定手段は、該複数枚の原稿のうち先頭の原稿
    についてのみその種別を判定し、前記制御手段は、前記
    判定手段による判定結果に基づいて該複数の原稿の読取
    処理を制御することを特徴とする請求項9に記載の画像
    処理装置。
  12. 【請求項12】 前記原稿読取部は、シートスルー方式
    で原稿を搬送する機能を有することを特徴とする請求項
    1乃至請求項11のいずれか1項に記載の画像処理装
    置。
  13. 【請求項13】 前記原稿読取部は、ラインセンサを有
    し、ライン単位で原稿を読み取ることを特徴とする請求
    項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の画像処理装
    置。
  14. 【請求項14】 前記原稿読取部は、RGBの3色の光
    源と、光電変換素子とを有することを特徴とする請求項
    1乃至請求項13のいずれか1項に記載の画像処理装
    置。
  15. 【請求項15】 前記判定手段は、前記原稿読取部から
    供給されるRGBの3つの読取信号の同一性及び/又は
    信号レベルに基づいて、原稿の種別を判定することを特
    徴とする請求項1乃至請求項14のいずれか1項に記載
    の画像処理装置。
  16. 【請求項16】 前記判定手段は、RGBの3つの画像
    信号の値が相互に異なる場合は当該原稿がカラー原稿で
    あると判定し、RGBの3つの画像信号の値が相互にほ
    ぼ一致しかつ中間的なレベルが存在する場合は当該原稿
    がグレースケール原稿であると判定し、RGBの3つの
    画像信号の値が相互にほぼ一致しかつ2値のレベルしか
    存在しない場合は当該原稿が2値モノクロ原稿であると
    判定することを特徴とする請求項15に記載の画像処理
    装置。
  17. 【請求項17】 画像を記録する画像記録手段を更に備
    えることを特徴とする請求項1乃至請求項16のいずれ
    か1項に記載の画像処理装置。
  18. 【請求項18】 画像を受信及び/又は送信する通信機
    能を更に備えることを特徴とする請求項1乃至請求項1
    7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  19. 【請求項19】 原稿読取部を有する画像処理装置の制
    御方法であって、 前記原稿読取部によって原稿の一部が読み取られた段階
    で当該原稿の種別を判定する判定工程と、 前記判定工程における判定結果に基づいて当該原稿のそ
    の後の読取処理を制御する制御工程と、 を含むことを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  20. 【請求項20】 原稿読取部を有する画像処理装置を制
    御するプログラムを格納したメモリ媒体であって、該プ
    ログラムは、 前記原稿読取部によって原稿の一部が読み取られた段階
    で当該原稿の種別を判定する判定工程と、 前記判定工程における判定結果に基づいて当該原稿のそ
    の後の読取処理を制御する制御工程と、 を含むことを特徴とするメモリ媒体。
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