JP2001285501A - 集合住宅用テレビインターホンシステム - Google Patents

集合住宅用テレビインターホンシステム

Info

Publication number
JP2001285501A
JP2001285501A JP2000093787A JP2000093787A JP2001285501A JP 2001285501 A JP2001285501 A JP 2001285501A JP 2000093787 A JP2000093787 A JP 2000093787A JP 2000093787 A JP2000093787 A JP 2000093787A JP 2001285501 A JP2001285501 A JP 2001285501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main
unit
circuit
room
communication frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000093787A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Kitagawa
和美 北川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aiphone Co Ltd filed Critical Aiphone Co Ltd
Priority to JP2000093787A priority Critical patent/JP2001285501A/ja
Publication of JP2001285501A publication Critical patent/JP2001285501A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】配線施工時の煩雑さを解消し信号伝送の帯域を
広くとることを可能とする。 【解決手段】主装置1、テレビカメラ付集合玄関機2
a、2b、管理室親機3a、3b、居室親機11a、1
1b、・・・、12a、12b、・・・、・・・、フロアターミ
ナル21、22、・・・間で制御データ、映像データおよ
び音声データからなる通信フレーム信号の交換制御を行
なうにあたり、Ethernet(登録商標) LAN
規格で動作する複数のトランシーバ回路からなるそれぞ
れのインターフェース回路を介して、2対のペアケーブ
ルからなる幹線L11、L12、・・・、L1a、L1b、L2a、
L2b、L21a、L21b、・・・、L11a、L11b、・・・、L12
a、L12b、・・・、・・・で順次カスケード接続させ、テレビ
カメラ付集合玄関機で撮像された映像を主装置およびフ
ロアターミナルを介して管理室親機または居室親機で出
画し、主装置およびフロアターミナルを介してテレビカ
メラ付集合玄関機、管理室親機、居室親機間で音声によ
り通話する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は集合住宅用テレビイ
ンターホンシステムに係り、特に配線施工時の煩雑さを
解消し信号伝送の帯域を広くとることを可能とした集合
住宅用テレビインターホンシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の集合住宅用テレビイ
ンターホンシステムとして、図8、図9の全体構成図に
示す集合住宅用テレビインターホンシステムがそれぞれ
提案されている。
【0003】図8の全体構成図に示す集合住宅用テレビ
インターホンシステムは、主装置101と、集合住宅の
エントランスゾーンに設置され、テンキーおよび呼出ボ
タンからなる操作キーユニット110、マイク111、
スピーカ112、テレビカメラユニット113を有する
テレビカメラ付集合玄関機102と、集合住宅の管理室
ゾーンに設置され、マイク120aおよびレシーバ12
0bからなるハンドセット120、LCDまたはブラウ
ン管等からなる表示ユニット121を有する管理室親機
103と、集合住宅の住戸毎に設置され、マイク210
aおよびレシーバ210bからなるハンドセット21
0、LCDまたはブラウン管等からなる表示ユニット2
11を有する居室親機、ここでは1階の住戸毎に設置さ
れた居室親機201a、201b、・・・、2階の住戸毎
に設置された居室親機202a、202b、・・・、・・・
(以下、他の階は図示せず)とで構成されている。
【0004】テレビカメラ付集合玄関機102、管理室
親機103は、1対のペアケーブルからなる集合玄関機
幹線L101、管理室親機幹線L102をそれぞれ介して主装
置101に接続されている。また、居室親機201a、
201b、・・・、202a、202b、・・・、・・・は、1
対のペアケーブルからなる居室親機分岐線L201a、L20
1b、・・・、L202a、L202b、・・・、・・・、1対のペアケー
ブルからなる居室親機副幹線L201、L202、・・・上の分
岐点T201a、T201b、・・・、T202a、T202b、・・・、・・
・、当該居室親機副幹線、1対のペアケーブルからなる
居室親機主幹線L103上の分岐点T101、T102、・・・、当
該居室親機主幹線をそれぞれ介して主装置101に接続
されている。
【0005】このように構成された図8の全体構成図に
示す集合住宅用テレビインターホンシステムにおいて、
集合住宅のエントランスゾーンに居る来訪者が、住戸内
の居住者、ここでは居室親機201aが設置された住戸
内の居住者を呼出すために、テレビカメラ付集合玄関機
102の操作キーユニット110を適宜に操作すると、
呼出先の居室番号からなる送信先信号、当該テレビカメ
ラ付集合玄関機の機器番号からなる送信元信号、呼出状
態を示すコマンド信号等を該当するスロット(図示せ
ず)に挿入した制御データを先頭に、テレビカメラユニ
ット113にて撮像され、例えばMPEG方式で圧縮
(エンコード)しPSK変調させたデジタルバケット信
号からなる来訪者の映像データとで構成された通信フレ
ーム信号が集合玄関機幹線L101に出力される。この通
信フレーム信号は、集合玄関機幹線L101、主装置10
1、居室親機主幹線L103、当該居室親機主幹線上の分
岐点T101、T102、・・・、居室親機副幹線L201、L20
2、・・・、当該居室親機副幹線上の分岐点T201a、T201
b、・・・、T202a、T202b、・・・、・・・、居室親機分岐線L
201a、L201b、・・・、L202a、L202b、・・・、・・・を介し
て居室親機201a、201b、・・・、202a、20
2b、・・・、・・・にそれぞれ伝送される。
【0006】居室親機201a、201b、・・・、20
2a、202b、・・・、・・・は、入力された通信フレーム
信号をなす制御データから取り出した送信先信号と、自
端末に予め割り当てられている居室番号とを照合し、一
致が確認された場合にのみ来訪者からの呼出しを検出
し、図示しない拡声スピーカにて呼出音を鳴動させると
ともに、映像データから取り出したデジタルバケット信
号を復調しMPEG方式で伸張(デコード)させた来訪
者の映像を表示ユニット211にて出画する、即ち、呼
出先の住戸に設置された居室親機201aのみ呼出音が
鳴動し、表示ユニット211にて来訪者の映像が出画さ
れる。
【0007】呼出音の鳴動および映像の出画により、来
訪者からの呼出しを確認した居住者が、居室親機201
aのハンドセット210を取り上げマイク210aを介
して音声を入力すると、テレビカメラ付集合玄関機10
2の機器番号からなる送信先信号、自端末の居室番号か
らなる送信元信号、呼出応答による話中、映像出画状態
を示すコマンド信号等を該当するスロット(図示せず)
に挿入した制御データを先頭に、例えばADPCM方式
で圧縮しPSK変調させたデジタルバケット信号からな
る居住者の音声データとで構成された通信フレーム信号
が居室親機分岐線L201aに出力される。この通信フレー
ム信号は、居室親機分岐線L201a、居室親機副幹線L20
1上の分岐点T201a、当該居室親機副幹線、居室親機主
幹線L103上の分岐点T101、当該居室親機主幹線、主装
置101、集合玄関機幹線L101を介してテレビカメラ
付集合玄関機102に伝送される。
【0008】テレビカメラ付集合玄関機102は、入力
された通信フレーム信号をなす音声データから取り出し
たデジタルバケット信号を復調しADPCM方式で伸張
させた居住者の音声をスピーカ112にて鳴動する。
【0009】一方、来訪者がテレビカメラ付集合玄関機
102のマイク111を介して音声を入力すると、上述
の呼出時と同様の送信先信号、送信元信号、および話
中、映像出画状態を示すコマンド信号等を該当するスロ
ット(図示せず)に挿入した制御データを先頭に、通話
中の来訪者の映像データとともに、例えばADPCM方
式で圧縮しPSK変調させたデジタルバケット信号から
なる音声データとで構成された通信フレーム信号が集合
玄関機幹線L101に出力される。この通信フレーム信号
は、呼出時の通信フレーム信号と同様な経路を介して居
室親機201aに伝送される。
【0010】居室親機201aは、入力された通信フレ
ーム信号をなす音声データから取り出したデジタルバケ
ット信号を復調しADPCM方式で伸張させた来訪者の
音声をハンドセット210のレシーバ210bにて鳴動
するとともに、映像データから取り出したデジタルバケ
ット信号を復調しMPEG方式で伸張させた通話中の来
訪者の映像を表示ユニット211にて出画する。
【0011】次に、図9の全体構成図に示す集合住宅用
テレビインターホンシステムは、主装置501と、集合
住宅のエントランスゾーンに設置され、テンキーおよび
呼出ボタンからなる操作キーユニット510、マイク5
11、スピーカ512、テレビカメラユニット513を
有するテレビカメラ付集合玄関機502と、集合住宅の
管理室ゾーンに設置され、マイク520aおよびレシー
バ520bからなるハンドセット520、LCDまたは
ブラウン管等からなる表示ユニット521を有する管理
室親機503と、映像分配器504と、集合住宅の住戸
毎に設置され、マイク610aおよびレシーバ610b
からなるハンドセット610を有する居室インターホン
親機、ここでは1階の住戸毎に設置された居室インター
ホン親機601a、601b、・・・、2階の住戸毎に設
置された居室インターホン親機602a、602b、・・
・、・・・(以下、他の階は図示せず)と、当該居室インタ
ーホン親機とともに同一住戸内に設置され、LCDまた
はブラウン管等からなる表示ユニット710を有する居
室テレビモニタ親機、ここでは1階の住戸毎に設置され
た居室テレビモニタ親機701a、701b、・・・、2
階の住戸毎に設置された居室テレビモニタ親機702
a、702b、・・・、・・・と、各階の住戸毎に割り当てら
れた映像分岐器、ここでは1階の住戸毎に割り当てられ
た映像分岐器801a、801b、・・・、2階の住戸毎
に割り当てられた映像分岐器802a、802b、・・
・、・・・とで構成されている。
【0012】テレビカメラ付集合玄関機502は、集合
玄関機制御幹線L501a、集合玄関機映像幹線L501b、集
合玄関機音声幹線L501cをそれぞれ介して主装置501
に接続されている。また、管理室親機503は、管理室
親機制御幹線L502a、管理室親機映像幹線L502b、管理
室親機音声幹線L502cをそれぞれ介して主装置501に
接続されている。
【0013】居室インターホン親機601a、601
b、・・・、602a、602b、・・・、・・・は、居室親機
制御分岐線L601a、L601b、・・・、L602a、L602b、・・
・、・・・、居室親機制御副幹線L601、L602、・・・上の分
岐点T601a、T601b、・・・、T602a、T602b、・・・、・・
・、当該居室親機制御副幹線、居室親機制御主幹線L503
上の分岐点T501、T502、・・・、当該居室親機制御主幹
線をそれぞれ介して主装置501に接続されているとと
もに、居室親機音声分岐線L611a、L611b、・・・、L612
a、L612b、・・・、・・・、居室親機音声副幹線L611、L61
2、・・・上の分岐点T611a、T611b、・・・、T612a、T612
b、・・・、・・・、当該居室親機音声副幹線、居室親機音声
主幹線L504上の分岐点T511、T512、・・・、当該居室親
機音声主幹線をそれぞれ介して主装置501に接続され
ている。
【0014】また、居室テレビモニタ親機701a、7
01b、・・・、702a、702b、・・・、・・・は、居室
親機映像分岐線L701a、L701b、・・・、L702a、L702
b、・・・、・・・、居室親機映像副幹線L701、L702、・・・上
の映像分岐器801a、801b、・・・、802a、8
02b、・・・、・・・、当該居室親機映像副幹線をそれぞれ
介して映像分配器504に接続されており、当該映像分
配器は、居室親機映像主幹線L505を介して主装置50
1に接続されている。
【0015】このように構成された図9の全体構成図に
示す集合住宅用テレビインターホンシステムにおいて、
集合住宅のエントランスゾーンに居る来訪者が、住戸内
の居住者、ここでは居室インターホン親機601aおよ
び居室テレビモニタ親機701aが設置された住戸内の
居住者を呼出すために、テレビカメラ付集合玄関機50
2の操作キーユニット510を適宜に操作すると、呼出
先の居室番号および当該テレビカメラ付集合玄関機の機
器番号等からなる呼出制御信号が集合玄関機制御幹線L
501aに、テレビカメラユニット513にて撮像され、F
M変調させた来訪者の映像信号が集合玄関機映像幹線L
501bにそれぞれ出力される。この呼出制御信号は、集合
玄関機制御幹線L501a、主装置501、居室親機制御主
幹線L503、当該居室親機制御主幹線上の分岐点T501、
T502、・・・、居室親機制御副幹線L601、L602、・・・、
当該居室親機制御副幹線上の分岐点T601a、T601b、・・
・、T602a、T602b、・・・、・・・、居室親機制御分岐線L6
01a、L601b、・・・、L602a、L602b、・・・、・・・を介して
居室インターホン親機601a、601b、・・・、60
2a、602b、・・・、・・・にそれぞれ伝送される。ま
た、映像信号は、集合玄関機映像幹線L501b、主装置5
01、居室親機映像主幹線L505、映像分配器504、
居室親機映像副幹線L701、L702、・・・、当該居室親機
映像副幹線上の映像分岐器801a、801b、・・・、
802a、802b、・・・、・・・、居室親機映像分岐線L
701a、L701b、・・・、L702a、L702b、・・・、・・・を介し
て居室テレビモニタ親機701a、701b、・・・、7
02a、702b、・・・、・・・にそれぞれ伝送される。
【0016】居室インターホン親機601a、601
b、・・・、602a、602b、・・・、・・・は、入力され
た呼出制御信号をなす居室番号と、自端末に予め割り当
てられている当該居室番号とを照合し、一致が確認され
た場合にのみ来訪者からの呼出しを検出し、図示しない
拡声スピーカにて呼出音を鳴動させるとともに、同一住
戸内の当該居室モニタテレビが有する映像出画機能を能
動とし、FM復調した来訪者の映像を表示ユニット71
0にて出画する、即ち、呼出先の住戸に設置された居室
インターホン親機601aのみ呼出音が鳴動されるとと
もに、同一住戸内の居室テレビモニタ親機701aの表
示ユニット710のみ来訪者の映像が出画される。
【0017】呼出音の鳴動および映像の出画により、来
訪者からの呼出しを確認した居住者が、居室インターホ
ン親機601aのハンドセット610を取り上げマイク
610aを介して音声を入力すると、電気信号に変換さ
れたベースバンド信号からなる音声信号が居室親機音声
分岐線L611aに出力される。この音声信号は、居室親機
音声分岐線L611a、居室親機音声副幹線L611上の分岐
点T611a、当該居室親機音声副幹線、居室親機音声主幹
線L504上の分岐点T511、当該居室親機音声主幹線、主
装置501、集合玄関機音声幹線L501cを介してテレビ
カメラ付集合玄関機502に伝送される。
【0018】テレビカメラ付集合玄関機502は、入力
された音声信号を適宜に信号処理しスピーカ512にて
居住者の音声を鳴動する。
【0019】一方、来訪者がテレビカメラ付集合玄関機
502のマイク511を介して音声を入力すると、電気
信号に変換されたベースバンド信号からなる音声信号が
集合玄関機音声幹線L501cに出力される。この音声信号
は、呼出先の居住者からの音声信号とは逆の経路を介し
て居室インターホン親機601aに伝送される。
【0020】居室インターホン親機601aは、入力さ
れた音声信号を適宜に信号処理しハンドセット610の
レシーバ610bにて来訪者の音声を鳴動する。
【0021】尚、来訪者と居住者との通話時において
も、居室テレビモニタ親機701aの表示ユニット71
0では、テレビカメラ付集合玄関機502のテレビカメ
ラユニット513にて撮像された通話中の来訪者の映像
が出画されている。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
集合住宅用テレビインターホンシステムのうち、図8の
全体構成図に示す集合住宅用テレビインターホンシステ
ムでは、主装置101と居室親機201a、201b、
・・・、202a、202b、・・・、・・・とを接続する各幹
線(分岐線を含む)が分岐を許す1対のペアケーブルで
構成されているため、施工は容易であるが、当該幹線の
分岐点T201a、T201b、・・・、T202a、T202b、・・・、・・
・や居室親機分岐線L201a、L201b、・・・、L202a、L20
2b、・・・、・・・で発生するインピーダンスの不整合によ
り、伝送される通信フレーム信号が多重反射を起こすた
めに高速または広帯域の信号伝送が困難となる。これに
より、映像信号のような広帯域の信号を伝送するには、
来訪者の映像を予め高い圧縮率で圧縮させたデジタル映
像信号として伝送する必要があり、映像圧縮回路が複雑
となることに起因して、当該居室親機の表示ユニット2
11にて出画される来訪者の映像は劣化またはコマ落ち
したものとなり視認性が低下する難点があった。
【0023】一方、図9の全体構成図に示す集合住宅用
テレビインターホンシステムでは、映像信号のような広
帯域の信号を非圧縮のアナログ映像信号で伝送させてい
たことから、居室親機映像副幹線L701、L702、・・・の
線路インピーダンスの整合をとるため、当該映像信号が
分岐される場所に映像分岐器801a、801b、・・
・、802a、802b、・・・、・・・を設置せねばならず
施工コストが増大する難点があった。また、パッシブタ
イプの映像分岐器が用いられた場合には、映像信号が通
過するたびに周波数レベルが減衰されるため、居室親機
映像分岐線L701a、L701b、・・・、L702a、L702b、・・
・、・・・を介して居室テレビモニタ親機701a、701
b、・・・、702a、702b、・・・、・・・にて入力可能
な範囲でしか当該映像分岐器を居室親機映像副幹線上に
設置できず、映像分配器504を用いて主装置501か
らの映像信号を複数の伝送系に分配する必要があった。
また、音声信号が伝送される居室親機音声主幹線L50
4、居室親機音声副幹線L611、L612、・・・、居室親機音
声分岐線L611a、L611b、・・・、L612a、L612b、・・・、
・・・と組合わせて配線した場合には、接続箇所、即ち、
分岐点が多くなり配線が複雑となる難点があった。さら
に、映像信号を多チャンネル伝送する場合には、同軸ケ
ーブルと映像信号の搬送式変復調器を用いる必要があ
り、回路構成が複雑となる難点があった。
【0024】本発明は、上述の難点を解消するためにな
されたもので、例えばJPEG方式で圧縮され出画の際
に劣化の少ないテジタルの映像信号、および圧縮が不要
とされるデジタルの音声信号の伝送を、2対のペアケー
ブルを介して複数のチャンネルで可能とすることによ
り、配線施工時の煩雑さを解消し信号伝送の帯域を広く
とることができる集合住宅用テレビインターホンシステ
ムを提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明による集合住宅用テレビインターホンシ
ステムは、集合住宅の棟毎に設置される主装置と、集合
住宅のエントランスゾーン毎に設置されるテレビカメラ
付集合玄関機と、集合住宅の管理室ゾーン毎に設置され
る管理室親機と、集合住宅の住戸毎に設置される居室親
機と、集合住宅の階毎に設置されるフロアターミナルと
で構成され、テレビカメラ付集合玄関機で撮像された映
像を主装置およびフロアターミナルを介して管理室親機
または居室親機で出画し、主装置およびフロアターミナ
ルを介してテレビカメラ付集合玄関機、管理室親機、居
室親機間で音声により通話する集合住宅用テレビインタ
ーホンシステムであって、主装置、テレビカメラ付集合
玄関機、管理室親機、居室親機、フロアターミナル間で
制御データ、映像データおよび音声データからなる通信
フレーム信号の交換制御を行なうにあたり、Ethernet L
AN規格で動作する複数のトランシーバ回路からなるそれ
ぞれのインターフェース回路を介して、2対のペアケー
ブルからなる幹線で順次カスケード接続されることを特
徴としている。
【0026】また、本発明による集合住宅用テレビイン
ターホンシステムをなす主装置は、Ethernet LAN規格で
動作する複数のトランシーバ回路からなる居室親機主幹
線インターフェース回路と、集合玄関機幹線インターフ
ェース回路と、管理室親機幹線インターフェース回路
と、制御データ、映像データおよび音声データからなる
通信フレーム信号の交換制御を行なう通信フレーム信号
制御回路と、通信フレーム信号制御回路を制御するCP
U回路とで構成されることを特徴としている。
【0027】また、本発明による集合住宅用テレビイン
ターホンシステムをなすフロアターミナルは、Ethernet
LAN規格で動作する複数のトランシーバ回路からなる居
室親機主幹線インターフェース回路と、居室親機副幹線
インターフェース回路と、通信フレーム信号の中継制御
を行なう通信フレーム信号制御回路とで構成されること
を特徴としている。
【0028】また、本発明による集合住宅用テレビイン
ターホンシステムをなす居室親機は、撮像された映像を
出画する表示ユニットと、Ethernet LAN規格で動作する
複数のトランシーバ回路からなる居室親機副幹線インタ
ーフェース回路と、表示ユニットインターフェース回路
と、通信フレーム信号の送受信制御を行なう通信フレー
ム信号制御回路と、通信フレーム信号制御回路を制御す
るCPU回路と、映像データを伸長する映像デコード回
路と、音声データをデジタル・アナログ/アナログ・デ
ジタル変換する音声コーデック回路と、変換された音声
データを増幅するオーディオインターフェース回路とで
構成されることを特徴としている。
【0029】また、本発明による集合住宅用テレビイン
ターホンシステムをなす主装置とフロアターミナルは、
2対のペアケーブルからなる居室親機主幹線を介して順
次カスケード接続されることを特徴としている。
【0030】また、本発明による集合住宅用テレビイン
ターホンシステムをなすフロアターミナルと居室親機
は、2対のペアケーブルからなる居室親機副幹線を介し
て順次カスケード接続されることを特徴としている。
【0031】また、本発明による集合住宅用テレビイン
ターホンシステムをなすテレビカメラ付集合玄関機は、
映像を撮像するテレビカメラユニットと、Ethernet LAN
規格で動作する複数のトランシーバ回路からなる集合玄
関機幹線インターフェース回路と、テレビカメラユニッ
トインターフェース回路と、操作キーユニットインター
フェース回路と、通信フレーム信号の送受信制御を行な
う通信フレーム信号制御回路と、通信フレーム信号制御
回路を制御するCPU回路と、映像データを圧縮する映
像エンコード回路と、音声データをデジタル・アナログ
/アナログ・デジタル変換する音声コーデック回路と、
変換された音声データを増幅するオーディオインターフ
ェース回路とで構成されることを特徴としている。
【0032】また、本発明による集合住宅用テレビイン
ターホンシステムをなす主装置とテレビカメラ付集合玄
関機は、2対のペアケーブルからなる集合玄関機幹線を
介して順次カスケード接続されることを特徴としてい
る。
【0033】また、本発明による集合住宅用テレビイン
ターホンシステムをなす管理室親機は、撮像された映像
を出画する表示ユニットと、Ethernet LAN規格で動作す
る複数のトランシーバ回路からなる管理室親機幹線イン
ターフェース回路と、表示ユニットインターフェース回
路と、通信フレーム信号の送受信制御を行なう通信フレ
ーム信号制御回路と、通信フレーム信号制御回路を制御
するCPU回路と、映像データを伸長する映像デコード
回路と、音声データをデジタル・アナログ/アナログ・
デジタル変換する音声コーデック回路と、変換された音
声データを増幅するオーディオインターフェース回路と
で構成されることを特徴としている。
【0034】また、本発明による集合住宅用テレビイン
ターホンシステムをなす主装置と管理室親機は、2対の
ペアケーブルからなる管理室親機幹線を介して順次カス
ケード接続されることを特徴としている。
【0035】また、本発明による集合住宅用テレビイン
ターホンシステムをなす主装置および別の棟に設置され
る主装置は、Ethernet LAN規格で動作する複数のトラン
シーバ回路からなる多棟幹線インターフェース回路を有
することを特徴としている。
【0036】また、本発明による集合住宅用テレビイン
ターホンシステムをなす主装置および別の棟に設置され
る主装置は、2対のペアケーブルからなる多棟幹線を介
して順次カスケード接続されることを特徴としている。
【0037】このように構成された集合住宅用テレビイ
ンターホンシステムによれば、主装置とテレビカメラ付
集合玄関機、主装置と管理室親機、主装置とフロアター
ミナル、フロアターミナルと居室親機、主装置相互間を
それぞれ順次カスケードする幹線を2対のペアケーブル
で構成し、当該幹線をEthernet LAN規格で動作する複数
のトランシーバ回路からなるインターフェース回路を介
して接続することにより、高速のデジタル信号伝送が可
能となる。これにより、例えばJPEG方式で圧縮され
出画の際に劣化の少ないテジタルの映像信号、および圧
縮が不要とされるデジタルの音声信号の伝送は、2対の
ペアケーブルを介して複数のチャンネルで可能となり、
配線施工時の煩雑さが解消されるとともに信号伝送の帯
域を広くとることができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明による集合住宅用テ
レビインターホンシステムを適用した好ましい形態の一
実施例について、図面を参照して説明する。
【0039】図1は、本発明の一実施例による集合住宅
用テレビインターホンシステムの全体構成図であり、集
合住宅の棟毎、ここではA棟、B棟、C棟、・・・にそれ
ぞれ設置された主装置1と、集合住宅のエントランスゾ
ーン毎に設置されたテレビカメラ付集合玄関機、ここで
は2台のテレビカメラ付集合玄関機2a、2bと、集合
住宅の管理室ゾーン毎に設置された管理室親機、ここで
は2台の管理室親機3a、3bと、集合住宅の住戸毎に
設置された居室親機、ここでは1階の101号室、10
2号室、・・・にそれぞれ設置された居室親機11a、1
1b、・・・、2階の201号室、202号室、・・・にそれ
ぞれ設置された居室親機12a、12b、・・・、・・・(以
下、他の階は図示せず)と、集合住宅の階毎に設置され
たフロアターミナル21、22、・・・とで構成されてい
る。尚、図1の全体構成図では、複数の棟(A棟、B
棟、C棟、・・・)のうち、B棟をなすテレビカメラ付集
合玄関機、管理室親機、居室親機、フロアターミナル等
について図示し、その他のA棟、C棟、・・・についての
図示は省略する。
【0040】テレビカメラ付集合玄関機2a、2bは、
それぞれ同様な構成であり、集合住宅のエントランスゾ
ーンに居る来訪者が住戸内の居住者または管理室ゾーン
に居る管理人を呼出すために適宜に操作するテンキーお
よび呼出ボタンからなる操作キーユニット40と、来訪
者が呼出した居住者または管理人との通話を成立させる
ための音声を送受信するマイク41、スピーカ42と、
来訪者の映像を撮像するテレビカメラユニット43とを
有する。また、主装置1とテレビカメラ付集合玄関機2
a、2bは、2対のペアケーブルからなる集合玄関機幹
線L1a、L1bを介して順次カスケード接続されている。
【0041】管理室親機3a、3bは、それぞれ同様な
構成であり、管理人が来訪者との通話を成立させるため
の音声を送受信するマイク60aおよびレシーバ60b
からなるハンドセット60と、LCDまたはブラウン管
等からなり来訪者の映像を出画する表示ユニット61と
を有する。また、主装置1と管理室親機3a、3bは、
2対のペアケーブルからなる管理室親機幹線L2a、L2b
を介して順次カスケード接続されている。
【0042】居室親機11a、11b、・・・、12a、
12b、・・・、・・・は、それぞれ同様な構成であり、居住
者が来訪者との通話を成立させるための音声を送受信す
るマイク70aおよびレシーバ70bからなるハンドセ
ット70と、LCDまたはブラウン管等からなり来訪者
の映像を出画する表示ユニット71とを有する。また、
フロアターミナル21、22、・・・と居室親機11a、
11b、・・・、12a、12b、・・・、・・・は、2対のペ
アケーブルからなる居室親機副幹線L11a、L11b、・・
・、L12a、L12b、・・・、・・・をそれぞれ介して順次カス
ケード接続されている。さらに、主装置1とフロアター
ミナル21、22、・・・は、2対のペアケーブルからな
る居室親機主幹線L11、L12、・・・を介して順次カスケ
ード接続されている。
【0043】主装置1および別の棟に設置された当該主
装置は、2対のペアケーブルからなる多棟幹線L21a、
L21b、・・・を介して順次カスケード接続されている。
【0044】図2は、主装置1の具体的な構成を示すブ
ロック図であり、居室親機主幹線接続端子P10a、P10b
を介して居室親機主幹線L11に接続された居室親機主幹
線インターフェース回路30と、集合玄関機幹線接続端
子P11a、P11bを介して集合玄関機幹線L1aに接続され
た集合玄関機幹線インターフェース回路31と、管理室
親機幹線接続端子P12a、P12bを介して管理室親機幹線
L2aに接続された管理室親機幹線インターフェース回路
32と、多棟幹線接続端子P13a、P13b、およびP14
a、P14bをそれぞれ介して当該多棟幹線に接続された多
棟幹線インターフェース回路33、34と、前述のイン
ターフェース回路30、31、32、33、34がそれ
ぞれ接続され、後述する制御データ、映像データおよび
音声データからなる通信フレーム信号の交換制御を行な
う通信フレーム信号制御回路35と、通信フレーム信号
制御回路35を制御するCPU回路36とが備えられて
いる。尚、主装置1をなすインターフェース回路30、
31、32、33、34は、Ethernet LAN規格で動作す
る複数のトランシーバ回路で構成される。
【0045】図3は、テレビカメラ付集合玄関機2a、
2bの具体的な構成を示すブロック図であり、操作キー
ユニット40、マイク41、スピーカ42、テレビカメ
ラユニット43と、集合玄関機幹線接続端子P20a、P2
0b、およびP21a、P21bを介して集合玄関機幹線L1a、
L1bにそれぞれ接続された集合玄関機幹線インターフェ
ース回路44、45と、テレビカメラユニット43に接
続されたテレビカメラユニットインターフェース回路4
6と、操作キーユニット40に接続された操作キーユニ
ットインターフェース回路47と、通信フレーム信号の
送受信制御を行なう通信フレーム信号制御回路48と、
通信フレーム信号制御回路48を制御するCPU回路4
9と、映像データを圧縮する映像エンコード回路50
と、音声データをデジタル・アナログ/アナログ・デジ
タル変換する音声コーデック回路51と、マイク41お
よびスピーカ42が接続され、当該マイクを介して入力
された音声データ、音声コーデック回路51を介して変
換された音声データをそれぞれ増幅するオーディオイン
ターフェース回路52とが備えられている。また、通信
フレーム信号制御回路48には、集合玄関機幹線インタ
ーフェース回路44、45と、CPU回路49と、音声
コーデック回路51とがそれぞれ接続されており、CP
U回路49には、映像エンコード回路50を介してテレ
ビカメラユニットインターフェース回路46と、操作キ
ーユニットインターフェース回路47とがそれぞれ接続
されている。さらに、音声コーデック回路51には、オ
ーディオインターフェース回路52が接続されている。
尚、テレビカメラ付集合玄関機2a、2bをなす集合玄
関機幹線インターフェース回路44、45は、Ethernet
LAN規格で動作する複数のトランシーバ回路で構成され
る。
【0046】図4は、管理室親機3a、3bの具体的な
構成を示すブロック図であり、マイク60aおよびレシ
ーバ60bからなるハンドセット60、表示ユニット6
1と、管理室親機幹線接続端子P30a、P30b、およびP
31a、P31bを介して管理室親機幹線L2a、L2bにそれぞ
れ接続された管理室親機幹線インターフェース回路6
2、63と、表示ユニット61に接続された表示ユニッ
トインターフェース回路64と、通信フレーム信号の送
受信制御を行なう通信フレーム信号制御回路65と、通
信フレーム信号制御回路65を制御するCPU回路66
と、映像データを伸長する映像デコード回路67と、音
声データをデジタル・アナログ/アナログ・デジタル変
換する音声コーデック回路68と、ハンドセット60が
接続され、当該ハンドセットのマイク60aを介して入
力された音声データ、音声コーデック回路68を介して
変換された音声データをそれぞれ増幅するオーディオイ
ンターフェース回路69とが備えられている。また、通
信フレーム信号制御回路65には、管理室親機幹線イン
ターフェース回路62、63と、CPU回路66と、音
声コーデック回路68とがそれぞれ接続されており、C
PU回路66には、映像デコード回路67を介して表示
ユニットインターフェース回路64が接続されている。
さらに、音声コーデック回路68には、オーディオイン
ターフェース回路69が接続されている。尚、管理室親
機3a、3bをなす管理室親機幹線インターフェース回
路62、63は、Ethernet LAN規格で動作する複数のト
ランシーバ回路で構成される。
【0047】図5は、居室親機11a、11b、・・・、
12a、12b、・・・、・・・の具体的な構成を示すブロッ
ク図であり、マイク70aおよびレシーバ70bからな
るハンドセット70、表示ユニット71と、居室親機副
幹線接続端子P40a、P40b、およびP41a、P41bを介し
て当該居室親機副幹線にそれぞれ接続された居室親機副
幹線インターフェース回路72、73と、表示ユニット
71に接続された表示ユニットインターフェース回路7
4と、通信フレーム信号の送受信制御を行なう通信フレ
ーム信号制御回路75と、通信フレーム信号制御回路7
5を制御するCPU回路76と、映像データを伸長する
映像デコード回路77と、音声データをデジタル・アナ
ログ/アナログ・デジタル変換する音声コーデック回路
78と、ハンドセット70が接続され、当該ハンドセッ
トのマイク70aを介して入力された音声データ、音声
コーデック回路78を介して変換された音声データをそ
れぞれ増幅するオーディオインターフェース回路79と
が備えられている。また、通信フレーム信号制御回路7
5には、居室親機副幹線インターフェース回路72、7
3と、CPU回路76と、音声コーデック回路78とが
それぞれ接続されており、CPU回路76には、映像デ
コード回路77を介して表示ユニットインターフェース
回路74が接続されている。さらに、音声コーデック回
路78には、オーディオインターフェース回路79が接
続されている。尚、居室親機11a、11b、・・・、1
2a、12b、・・・、・・・をなす居室親機副幹線インター
フェース回路72、73は、Ethernet LAN規格で動作す
る複数のトランシーバ回路で構成される。
【0048】図6は、フロアターミナル21、22、・・
・の具体的な構成を示すブロック図であり、居室親機主
幹線接続端子P50a、P50b、およびP51a、P51bを介し
て当該居室親機主幹線にそれぞれ接続された居室親機主
幹線インターフェース回路80、81と、居室親機副幹
線接続端子P52a、P52bを介して当該居室親機副幹線に
接続された居室親機副幹線インターフェース回路82
と、インターフェース回路80、81、82がそれぞれ
接続され、通信フレーム信号の中継制御を行なう通信フ
レーム信号制御回路83とが備えられている。尚、フロ
アターミナル21、22、・・・をなすインターフェース
回路80、81、82は、Ethernet LAN規格で動作する
複数のトランシーバ回路で構成される。
【0049】このように構成された本発明の一実施例に
よる集合住宅用テレビインターホンシステムにおいて、
以下、その動作に図面を参照して説明する。
【0050】図1の全体構成図に示す複数の棟(A棟、
B棟、C棟、・・・)のうち、B棟のエントランスゾーン
に居る来訪者が、101号室の居住者を呼出すために、
テレビカメラ付集合玄関機2aの操作キーユニット40
を適宜に操作する、即ち、図3のブロック図に示すテレ
ビカメラ付集合玄関機2aの操作キーユニット40をな
すテンキーを操作し呼出先である101号室の居室番号
「101」を入力した後、呼出ボタンを押下すると、居
室番号情報を含有した送信先信号S1aが操作キーユニッ
トインターフェース回路47を介してCPU回路49に
伝送される。また、操作キーユニット40の操作に起因
して能動となるテレビカメラユニット43にて、例えば
1秒間に30回の一定コマ数で撮像された来訪者の映像
信号S2は、テレビカメラユニットインターフェース回
路46を介してデジタル変換された後、映像エンコード
回路50にて、例えばJPEG方式で圧縮した映像圧縮
信号S2aとしてCPU回路49に伝送される。CPU回
路49は、入力された送信先信号S1aをなす居室番号情
報を基に101号室の居住者への呼出しを検出し、送信
先信号S1a、テレビカメラ付集合玄関機2aの機器番号
からなる送信元信号S1b、呼出状態を示すコマンド信号
S1cとともに映像圧縮信号S2aを通信フレーム信号制御
回路48に出力する。通信フレーム信号制御回路48
は、入力された送信先信号S1a、送信元信号S1b、コマ
ンド信号S1c等を該当するスロットに挿入した制御デー
タD1を先頭に、映像圧縮信号S2aを挿入した映像デー
タD2aとで構成された図7のフレーム構成図に示す通信
フレーム信号S1を集合玄関機幹線インターフェース回
路44に出力する。この通信フレーム信号S1は、集合
玄関機幹線インターフェース回路44、集合玄関機幹線
接続端子P20a、P20b、集合玄関機幹線L1a、図2のブ
ロック図に示す主装置1の集合玄関機幹線接続端子P11
a、P11b、集合玄関機幹線インターフェース回路31を
介して通信フレーム信号制御回路35に伝送される。
【0051】主装置1の通信フレーム信号制御回路35
は、入力された通信フレーム信号S1から制御データD1
を取り出してCPU回路36に出力する。CPU回路3
6は、入力された制御データD1を基に、図示しないメ
モリに予め記憶されている居室親機主幹線L11、L12、
・・・の映像および音声の使用チャンネルを確認し、例え
ば呼出元のテレビカメラ付集合玄関機2aとは別のテレ
ビカメラ付集合玄関機2bからの呼出しや管理室親機3
a、3b、・・・との間で成立されている通話等により空
きチャンネルがない場合には話中処理機能を、空きチャ
ンネルがある場合には呼出接続処理機能をそれぞれ起動
させる。
【0052】話中処理機能を起動させた主装置1のCP
U回路36は、テレビカメラ付集合玄関機2aの機器番
号からなる送信先信号S11a、当該主装置の機器番号か
らなる送信元信号S11b、話中状態を示すコマンド信号
S11cを通信フレーム信号制御回路35に出力する。通
信フレーム信号制御回路35は、入力された送信先信号
S11a、送信元信号S11b、コマンド信号S11c等を該当
するスロットに挿入した制御データD11で構成された図
7のフレーム構成図に示す通信フレーム信号S10を集合
玄関機幹線インターフェース回路31に出力する。この
通信フレーム信号S10は、上述の通信フレーム信号S1
とは逆の経路を介して図3のブロック図に示すテレビカ
メラ付集合玄関機2aの通信フレーム信号制御回路48
に伝送される。
【0053】テレビカメラ付集合玄関機2aの通信フレ
ーム信号制御回路48は、入力された通信フレーム信号
S10をなす制御データD11から取り出したコマンド信号
S11cをCPU49に出力する。CPU49は、入力さ
れたコマンド信号S11cを基に、呼出先である101号
室に設置された居室親機11aが話中状態であることを
検出し、当該テレビカメラ付集合玄関機を話中表示状態
とする(詳述せず)。
【0054】一方、呼出接続処理機能を起動させた主装
置1のCPU回路36は、テレビカメラ付集合玄関機2
aと居室親機11aとの間の映像および音声の使用チャ
ンネルを指定するためのチャンネル制御信号S11dを通
信フレーム信号制御回路35に出力する。通信フレーム
信号制御回路35は、入力されたチャンネル制御信号S
11dを、テレビカメラ付集合玄関機2aからの通信フレ
ーム信号S1をなす制御データD1の該当するスロットで
ある他の信号に挿入した制御データD21を先頭に、映像
データD2aとで構成された図7のフレーム構成図に示す
通信フレーム信号S20を居室親機主幹線インターフェー
ス回路30に出力する。この通信フレーム信号S20は、
居室親機主幹線インターフェース回路30、居室親機主
幹線接続端子P10a、P10b、居室親機主幹線L11、図6
のブロック図に示す1階に設置されたフロアターミナル
21の居室親機主幹線接続端子P50a、P50b、居室親機
主幹線インターフェース回路80、通信フレーム信号制
御回路83を介して中継制御され、居室親機主幹線イン
ターフェース回路81、居室親機主幹線接続端子P51
a、P51b、居室親機主幹線L12を介して2階に設置され
たフロアターミナル22に伝送されるように、各階に設
置された当該フロアターミナルまで順次中継伝送される
(詳述せず)。また、フロアターミナル21、22、・・
・の通信フレーム信号制御回路83にて中継制御された
通信フレーム信号S20は、居室親機副幹線インターフェ
ース回路82、居室親機副幹線接続端子P52a、P52b、
居室親機副幹線L11a、L12a、・・・、図5のブロック図
に示す101号室、201号室、・・・に設置された居室
親機11a、12a、・・・の居室親機副幹線接続端子P4
0a、P40b、居室親機副幹線インターフェース回路72
を介して通信フレーム信号制御回路75にそれぞれ伝送
されるとともに、当該通信フレーム信号制御回路から居
室親機幹線インターフェース回路73、居室親機副幹線
接続端子P41a、P41b、居室機副幹線L11b、L12b、・・
・を介して102号室、202号室、・・・に設置された居
室親機11b、12b、・・・にそれぞれ伝送されるよう
に、主装置1からの通信フレーム信号S20は、居室親機
主幹線L11、L12、・・・、各階に設置フロアターミナル
21、22、・・・および居室親機副幹線L11a、L11b、・
・・、L12a、L12b、・・・を介して居室親機11a、11
b、・・・、12a、12b、・・・、・・・の通信フレーム信
号制御回路75にそれぞれ伝送される。
【0055】居室親機11a、11b、・・・、12a、
12b、・・・、・・・の通信フレーム信号制御回路75は、
入力された通信フレーム信号S20をなす制御データD21
から取り出した送信先信号S1a、チャンネル制御信号S
11dと、映像データD2aから取り出した映像圧縮信号S2
aとをCPU回路76にそれぞれ出力する。CPU回路
76は、入力された送信先信号S1aをなす居室番号情報
と、自端末に予め割り当てられている居室番号とを照合
し、一致した場合にのみ来訪者からの呼出しを検出する
ことにより、図示しない拡声スピーカにて呼出音を鳴動
させ、映像圧縮信号S2aを映像デコード回路77に出力
するとともに、チャンネル制御信号S11dを基に通信フ
レーム信号制御回路75を制御し映像および音声の使用
チャンネルを指定する、即ち、呼出先である101号室
に設置された居室親機11aのCPU回路76でのみ当
該居室番号が一致し、図示しない拡声スピーカにて呼出
音が鳴動され、映像デコード回路77を介して、例えば
JPEG方式で伸張された映像信号S2bが、表示ユニッ
トインターフェース回路74にてアナログ変換された
後、表示ユニット71にて呼出時の来訪者の動画像とし
て出画されるとともに、テレビカメラ付集合玄関機2a
と居室親機11aとの間で使用可能な映像および音声の
チャンネルが指定される。
【0056】呼出音の鳴動および映像の出画により、来
訪者からの呼出しを確認した101号室の居住者が、居
室親機11aのハンドセット70を取り上げマイク70
aを介して入力するオーディオインターフェース回路7
9を介して増幅された音声信号S32は、音声コーデック
回路78にて、例えば8kHzでサンプリングされたデ
ジタル音声信号S32aとして通信フレーム信号制御回路
75に伝送される。通信フレーム信号制御回路75は、
テレビカメラ付集合玄関機2aの機器番号からなる送信
先信号S31a、自端末の居室番号からなる送信元信号S3
1b、呼出応答による話中、映像出画状態を示すコマンド
信号S31c等を該当するスロットに挿入した制御データ
D31を先頭に、デジタル音声信号S32aを挿入した音声
データD32aとで構成された図7のフレーム構成図に示
す通信フレーム信号S30を居室親機副幹線インターフェ
ース回路72に出力する。この通信フレーム信号S30
は、居室親機副幹線インターフェース回路72、居室親
機副幹線接続端子P40a、P40b、居室親機副幹線L11
a、図6のブロック図に示す1階に設置されたフロアタ
ーミナル21の居室親機副幹線接続端子P52a、P52b、
居室親機副幹線インターフェース回路82、通信フレー
ム信号制御回路83、居室親機主幹線インターフェース
回路80、居室親機主幹線接続端子P50a、P50b、居室
親機主幹線L11、図2のブロック図に示す主装置1の居
室親機主幹線接続端子P10a、P10b、居室親機主幹線イ
ンターフェース回路30、通信フレーム信号制御回路3
5、集合玄関機幹線インターフェース回路31、集合玄
関機幹線接続端子P11a、P11b、集合玄関機幹線L1a、
図3のブロック図に示すテレビカメラ付集合玄関機2a
の集合玄関機接続端子P20a、P20b、集合玄関機幹線イ
ンターフェース回路44を介して通信フレーム信号制御
回路48に伝送される。
【0057】テレビカメラ付集合玄関機2aの通信フレ
ーム信号制御回路48は、入力された通信フレーム信号
S30をなす音声データD32aから取り出したデジタル音
声信号S32aを音声コーデック回路51に出力する。こ
のデジタル音声信号S32aは、音声コーデック回路51
にてアナログ音声信号S32bに変換され、オーディオイ
ンターフェース回路52を介して増幅された後、スピー
カ42にて居住者の音声を鳴動させる。
【0058】一方、来訪者がテレビカメラ付集合玄関機
2aのマイク41を介して入力するオーディオインター
フェース回路52を介して増幅された音声信号S41は、
オーディオインターフェース回路52を介して増幅され
た後、音声コーデック回路51にて、例えば8kHzで
サンプリングされたデジタル音声信号S41aとして通信
フレーム信号制御回路48に伝送される。また、テレビ
カメラユニット43にて、例えば1秒間に30回の一定
コマ数で撮像された通話中の来訪者の映像信号S42は、
テレビカメラユニットインターフェース回路46を介し
てデジタル変換された後、映像エンコード回路50に
て、例えばJPEG方式で圧縮した映像圧縮信号S42a
としてCPU回路49を介して通信フレーム信号制御回
路48に伝送される。通信フレーム信号制御回路48
は、上述の送信先信号S1a、送信元信号S1b、および話
中、映像出画状態を示すコマンド信号S1d等を該当する
スロットに挿入した制御データD41を先頭に、映像圧縮
信号S42aを挿入した映像データD42a、デジタル音声信
号S41aを挿入した音声データD43aとで構成された図7
のフレーム構成図に示す通信フレーム信号S40を集合玄
関機幹線インターフェース回路44に出力する。この通
信フレーム信号S40は、上述の通信フレーム信号S30と
は逆の経路を介して図5のブロック図に示す居室親機1
1aの通信フレーム信号制御回路75に伝送される。
【0059】居室親機11aの通信フレーム信号制御回
路75は、入力された通信フレーム信号S40をなす映像
データD42aから取り出した映像圧縮信号S42aをCPU
回路76を介して映像デコード回路77に、音声データ
D43aから取り出したデジタル音声信号S41aを音声コー
デック回路78にそれぞれ出力する。映像圧縮信号S42
aは、映像デコード回路77を介して、例えばJPEG
方式で伸張された映像信号S42bとして、表示ユニット
インターフェース回路74にてアナログ変換された後、
表示ユニット71にて通話中の来訪者の動画像を出画さ
せる。また、デジタル音声信号S41aは、音声コーデッ
ク回路78にてアナログ音声信号S41bに変換され、オ
ーディオインターフェース回路79を介して増幅された
後、ハンドセット70のレシーバ70bにて来訪者の音
声を鳴動させる。
【0060】尚、上述の実施例では、集合住宅のエント
ランスゾーンに居る来訪者が住戸内の居住者を呼び出し
て通話を成立させる動作のみ説明したが、集合住宅のエ
ントランスゾーンに居る来訪者が管理室ゾーンに居る管
理人を呼出して通話を成立させる、即ち、テレビカメラ
付集合玄関機2a、2bから管理室親機3a、3bへの
呼出し、通話を成立させる場合には、主装置1の通信フ
レーム制御回路35を介して集合玄関機幹線インターフ
ェース回路31と管理室親機インターフェース回路32
との間で当該通信フレーム信号が交換制御される以外は
同様な信号処理が行なわれ、テレビカメラ付集合玄関機
2a、2bのテレビカメラユニット43にて撮像された
来訪者の映像を管理室親機3a、3bの表示ユニット6
1にて出画しながら、来訪者と管理人との通話を成立さ
せることができる。また、上述の実施例では、集合玄関
機のエントランスゾーン毎、管理室ゾーン毎に設置され
るテレビカメラ付集合玄関機、管理室親機をそれぞれ2
台としたが、1台または3台以上の場合でも同様の効果
を奏する。
【0061】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の集合住宅用テレビインターホンシステムによれば、主
装置とテレビカメラ付集合玄関機、主装置と管理室親
機、主装置とフロアターミナル、フロアターミナルと居
室親機、主装置相互間をそれぞれ順次カスケードする幹
線を2対のペアケーブルで構成し、当該幹線をEthernet
LAN規格で動作する複数のトランシーバ回路からなるイ
ンターフェース回路を介して接続することにより、高速
のデジタル信号伝送が可能となる。これにより、例えば
JPEG方式で圧縮され出画の際に劣化の少ないテジタ
ルの映像信号、および圧縮が不要とされるデジタルの音
声信号の伝送は、2対のペアケーブルを介して複数のチ
ャンネルで可能となり、配線施工時の煩雑さが解消され
るとともに信号伝送の帯域を広くとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による集合住宅用テレビイン
ターホンシステムの全体構成図。
【図2】本発明の一実施例による集合住宅用テレビイン
ターホンシステムをなす主装置の具体的な構成を示すブ
ロック図。
【図3】本発明の一実施例による集合住宅用テレビイン
ターホンシステムをなすテレビカメラ付集合玄関機の具
体的な構成を示すブロック図。
【図4】本発明の一実施例による集合住宅用テレビイン
ターホンシステムをなす管理室親機の具体的な構成を示
すブロック図。
【図5】本発明の一実施例による集合住宅用テレビイン
ターホンシステムをなす居室親機の具体的な構成を示す
ブロック図。
【図6】本発明の一実施例による集合住宅用テレビイン
ターホンシステムをなすフロアターミナルの具体的な構
成を示すブロック図。
【図7】本発明の一実施例による集合住宅用テレビイン
ターホンシステムにおいて送受信される通信フレーム信
号のフレーム構成図。
【図8】従来の集合住宅用テレビインターホンシステム
の全体構成図。
【図9】従来の集合住宅用テレビインターホンシステム
の全体構成図。
【符号の説明】
1・・・・・主装置 2a、2b・・・・・テレビカメラ付集合玄関機 3a、3b・・・・・管理室親機 11a、11b、・・・、12a、12b、・・・、・・・ ・・・・
・居室親機 21、22、・・・ ・・・・・フロアターミナル 30・・・・・居室親機主幹線インターフェース回路 31・・・・・集合玄関機幹線インターフェース回路 32・・・・・管理室親機幹線インターフェース回路 33、34・・・・・多棟幹線インターフェース回路 35・・・・・通信フレーム信号制御回路 36・・・・・CPU回路 43・・・・・テレビカメラユニット 44、45・・・・・集合玄関機幹線インターフェース回路 46・・・・・テレビカメラインターフェース回路 47・・・・・操作キーユニットインターフェース回路 48・・・・・通信フレーム信号制御回路 49・・・・・CPU回路 50・・・・・映像エンコード回路 51・・・・・音声コーデック回路 52・・・・・オーディオインターフェース回路 61・・・・・表示ユニット 62、63・・・・・管理室親機幹線インターフェース回路 64・・・・・表示ユニットインターフェース回路 65・・・・・通信フレーム信号制御回路 66・・・・・CPU回路 67・・・・・映像デコード回路 68・・・・・音声コーデック回路 69・・・・・オーディオインターフェース回路 71・・・・・表示ユニット 72、73・・・・・居室親機副幹線インターフェース回路 74・・・・・表示ユニットインターフェース回路 75・・・・・通信フレーム信号制御回路 76・・・・・CPU回路 77・・・・・映像デコード回路 78・・・・・音声コーデック回路 79・・・・・オーディオインターフェース回路 80、81・・・・・居室親機主幹線インターフェース回路 82・・・・・居室親機副幹線インターフェース回路 83・・・・・通信フレーム信号制御回路 L1a、L1b・・・・・集合玄関機幹線 L2a、L2b・・・・・管理室親機幹線 L11、L12、・・・ ・・・・・居室親機主幹線 L11a、L11b、・・・、L12a、L12b、・・・、・・・ ・・・・・居
室親機副幹線 L21a、L21b、・・・ ・・・・・多棟幹線

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】集合住宅の棟毎に設置される主装置(1)
    と、前記集合住宅のエントランスゾーン毎に設置される
    テレビカメラ付集合玄関機(2a、2b)と、前記集合
    住宅の管理室ゾーン毎に設置される管理室親機(3a、
    3b)と、前記集合住宅の住戸毎に設置される居室親機
    (11a、11b、・・・、12a、12b、・・・、・・・)
    と、前記集合住宅の階毎に設置されるフロアターミナル
    (21、22、・・・)とで構成され、前記テレビカメラ
    付集合玄関機で撮像された映像を前記主装置および前記
    フロアターミナルを介して前記管理室親機または前記居
    室親機で出画し、前記主装置および前記フロアターミナ
    ルを介して前記テレビカメラ付集合玄関機、前記管理室
    親機、前記居室親機間で音声により通話する集合住宅用
    テレビインターホンシステムであって、 前記主装置、前記テレビカメラ付集合玄関機、前記管理
    室親機、前記居室親機、前記フロアターミナル間で制御
    データ、映像データおよび音声データからなる通信フレ
    ーム信号の交換制御を行なうにあたり、Ethernet LAN規
    格で動作する複数のトランシーバ回路からなるそれぞれ
    のインターフェース回路(30、31、32、33、3
    4、44、45、62、63、72、73、80、8
    1、82)を介して、2対のペアケーブルからなる幹線
    (L11、L12、・・・、L1a、L1b、L2a、L2b、L21a、
    L21b、・・・、L11a、L11b、・・・、L12a、L12b、・・・、
    ・・・)で順次カスケード接続されることを特徴とする集
    合住宅用テレビインターホンシステム。
  2. 【請求項2】前記主装置は、Ethernet LAN規格で動作す
    る複数のトランシーバ回路からなる居室親機主幹線イン
    ターフェース回路(30)と、集合玄関機幹線インター
    フェース回路(31)と、管理室親機幹線インターフェ
    ース回路(32)と、前記制御データ、前記映像データ
    および前記音声データからなる前記通信フレーム信号の
    交換制御を行なう通信フレーム信号制御回路(35)
    と、前記通信フレーム信号制御回路を制御するCPU回
    路(36)とで構成されることを特徴とする請求項1記
    載の集合住宅用テレビインターホンシステム。
  3. 【請求項3】前記フロアターミナルは、Ethernet LAN規
    格で動作する複数のトランシーバ回路からなる居室親機
    主幹線インターフェース回路(80、81)と、居室親
    機副幹線インターフェース回路(82)と、前記通信フ
    レーム信号の中継制御を行なう通信フレーム信号制御回
    路(83)とで構成されることを特徴とする請求項1記
    載の集合住宅用テレビインターホンシステム。
  4. 【請求項4】前記居室親機は、前記撮像された映像を出
    画する表示ユニット(71)と、Ethernet LAN規格で動
    作する複数のトランシーバ回路からなる居室親機副幹線
    インターフェース回路(72、73)と、表示ユニット
    インターフェース回路(74)と、前記通信フレーム信
    号の送受信制御を行なう通信フレーム信号制御回路(7
    5)と、前記通信フレーム信号制御回路を制御するCP
    U回路(76)と、前記映像データを伸長する映像デコ
    ード回路(77)と、前記音声データをデジタル・アナ
    ログ/アナログ・デジタル変換する音声コーデック回路
    (78)と、変換された前記音声データを増幅するオー
    ディオインターフェース回路(79)とで構成されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の集合住宅用テレビインタ
    ーホンシステム。
  5. 【請求項5】前記主装置と前記フロアターミナルは、2
    対のペアケーブルからなる居室親機主幹線(L11、L1
    2、・・・)を介して順次カスケード接続されることを特徴
    とする請求項1記載の集合住宅用テレビインターホンシ
    ステム。
  6. 【請求項6】前記フロアターミナルと前記居室親機は、
    2対のペアケーブルからなる居室親機副幹線(L11a、
    L11b、・・・、L12a、L12b、・・・、・・・)を介して順次カ
    スケード接続されることを特徴とする請求項1記載の集
    合住宅用テレビインターホンシステム。
  7. 【請求項7】前記テレビカメラ付集合玄関機は、前記映
    像を撮像するテレビカメラユニット(43)と、Ethern
    et LAN規格で動作する複数のトランシーバ回路からなる
    集合玄関機幹線インターフェース回路(44、45)
    と、テレビカメラユニットインターフェース回路(4
    6)と、操作キーユニットインターフェース回路(4
    7)と、前記通信フレーム信号の送受信制御を行なう通
    信フレーム信号制御回路(48)と、前記通信フレーム
    信号制御回路を制御するCPU回路(49)と、前記映
    像データを圧縮する映像エンコード回路(50)と、前
    記音声データをデジタル・アナログ/アナログ・デジタ
    ル変換する音声コーデック回路(51)と、変換された
    前記音声データを増幅するオーディオインターフェース
    回路(52)とで構成されることを特徴とする請求項1
    記載の集合住宅用テレビインターホンシステム。
  8. 【請求項8】前記主装置と前記テレビカメラ付集合玄関
    機は、2対のペアケーブルからなる集合玄関機幹線(L
    1a、L1b)を介して順次カスケード接続されることを特
    徴とする請求項1記載の集合住宅用テレビインターホン
    システム。
  9. 【請求項9】前記管理室親機は、前記撮像された映像を
    出画する表示ユニット(61)と、Ethernet LAN規格で
    動作する複数のトランシーバ回路からなる管理室親機幹
    線インターフェース回路(62、63)と、表示ユニッ
    トインターフェース回路(64)と、前記通信フレーム
    信号の送受信制御を行なう通信フレーム信号制御回路
    (65)と、前記通信フレーム信号制御回路を制御する
    CPU回路(66)と、前記映像データを伸長する映像
    デコード回路(67)と、前記音声データをデジタル・
    アナログ/アナログ・デジタル変換する音声コーデック
    回路(68)と、変換された前記音声データを増幅する
    オーディオインターフェース回路(69)とで構成され
    ることを特徴とする請求項1記載の集合住宅用テレビイ
    ンターホンシステム。
  10. 【請求項10】前記主装置と前記管理室親機は、2対の
    ペアケーブルからなる管理室親機幹線(L2a、L2b)を
    介して順次カスケード接続されることを特徴とする請求
    項1記載の集合住宅用テレビインターホンシステム。
  11. 【請求項11】前記主装置および別の棟に設置される前
    記主装置は、Ethernet LAN規格で動作する複数のトラン
    シーバ回路からなる多棟幹線インターフェース回路(3
    3、34)を有することを特徴とする請求項1記載の集
    合住宅用テレビインターホンシステム。
  12. 【請求項12】前記主装置および別の棟に設置される前
    記主装置は、2対のペアケーブルからなる多棟幹線(L
    21a、L21b、・・・)を介して順次カスケード接続される
    ことを特徴とする請求項1記載の集合住宅用テレビイン
    ターホンシステム。
JP2000093787A 2000-03-30 2000-03-30 集合住宅用テレビインターホンシステム Pending JP2001285501A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000093787A JP2001285501A (ja) 2000-03-30 2000-03-30 集合住宅用テレビインターホンシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000093787A JP2001285501A (ja) 2000-03-30 2000-03-30 集合住宅用テレビインターホンシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001285501A true JP2001285501A (ja) 2001-10-12

Family

ID=18608923

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000093787A Pending JP2001285501A (ja) 2000-03-30 2000-03-30 集合住宅用テレビインターホンシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001285501A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003134268A (ja) * 2001-10-26 2003-05-09 Matsushita Electric Works Ltd 構内通信システム
JP2003163666A (ja) * 2001-11-27 2003-06-06 Matsushita Electric Works Ltd 構内通信システム
WO2009004813A1 (ja) * 2007-07-05 2009-01-08 Mitsubishi Electric Corporation デジタル映像伝送システム
JP2017143348A (ja) * 2016-02-08 2017-08-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 インターホンシステム、通信装置、およびプログラム
JP2017200243A (ja) * 2017-08-10 2017-11-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報配信システム、システム制御装置
JP2021528025A (ja) * 2018-09-10 2021-10-14 イノヴァ セミコンダクトルズ ゲーエムベーハー セグメント化された制御装置
JP2021192252A (ja) * 2017-01-27 2021-12-16 オムロン株式会社 マスタースレーブ制御システム、およびマスタースレーブ制御システムの制御方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003134268A (ja) * 2001-10-26 2003-05-09 Matsushita Electric Works Ltd 構内通信システム
JP2003163666A (ja) * 2001-11-27 2003-06-06 Matsushita Electric Works Ltd 構内通信システム
WO2009004813A1 (ja) * 2007-07-05 2009-01-08 Mitsubishi Electric Corporation デジタル映像伝送システム
JP2017143348A (ja) * 2016-02-08 2017-08-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 インターホンシステム、通信装置、およびプログラム
JP2021192252A (ja) * 2017-01-27 2021-12-16 オムロン株式会社 マスタースレーブ制御システム、およびマスタースレーブ制御システムの制御方法
JP7248063B2 (ja) 2017-01-27 2023-03-29 オムロン株式会社 マスタースレーブ制御システム、およびマスタースレーブ制御システムの制御方法
US11762359B2 (en) 2017-01-27 2023-09-19 Omron Corporation Slave apparatus, control method of slave apparatus, master-slave control system, and recording medium that records information processing program
JP2017200243A (ja) * 2017-08-10 2017-11-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報配信システム、システム制御装置
JP2021528025A (ja) * 2018-09-10 2021-10-14 イノヴァ セミコンダクトルズ ゲーエムベーハー セグメント化された制御装置
JP7040841B2 (ja) 2018-09-10 2022-03-23 イノヴァ セミコンダクトルズ ゲーエムベーハー セグメント化された制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR940011580B1 (ko) 회의 시스템
EP0691779A2 (en) Multimedia conferencing system
US6356294B1 (en) Multi-point communication arrangement and method
CA2174214C (en) Multimedia enabled network
JP2001285501A (ja) 集合住宅用テレビインターホンシステム
US5390240A (en) Data dial system and method
KR100193684B1 (ko) 화상회의 또는 멀티미디어 네트웍에 있어서 영상 및 음성의 전송과 다자간 원격통화망 구성 방법 및 그 장치
US5777664A (en) Video communication system using a repeater to communicate to a plurality of terminals
JP3031786B2 (ja) 遠隔監視システム
JP2839295B2 (ja) 多地点間テレビ会議システムの画面更新方式
JPH07221843A (ja) テレビ会議システム
EP1139661A2 (en) A remote video telephone system
JP2005260359A (ja) 集合住宅用監視・通話システム
JP2011055103A (ja) 集合住宅インターホンシステム
JPH0267889A (ja) 表示者同定通信会議システム
WO1995001055A1 (en) Video-telephony communication apparatus
JP3183014B2 (ja) テレビドアホン装置
KR100555404B1 (ko) 집합주택 관리 시스템의 공동현관 영상전송 장치
JPH08186651A (ja) 集合住宅用インターホン装置
JP2761120B2 (ja) テレビ電話装置
JP4429837B2 (ja) 遠隔監視用切替装置
JPH01186090A (ja) 集合住宅向けテレビドアホンの多重化方式
JPH04140990A (ja) テレビ電話会議システム
JP3581227B2 (ja) 集合住宅用テレビインターホン装置
JPH0346486A (ja) 多地点間テレビ会議静止画像表示システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090421

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091020