JP2001285418A - 携帯情報端末の情報処理システム - Google Patents

携帯情報端末の情報処理システム

Info

Publication number
JP2001285418A
JP2001285418A JP2000097781A JP2000097781A JP2001285418A JP 2001285418 A JP2001285418 A JP 2001285418A JP 2000097781 A JP2000097781 A JP 2000097781A JP 2000097781 A JP2000097781 A JP 2000097781A JP 2001285418 A JP2001285418 A JP 2001285418A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printer
information terminal
portable information
data
pda
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000097781A
Other languages
English (en)
Inventor
Senichi Mokuya
銑一 杢屋
Mikio Aoki
三喜男 青木
Shinya Taniguchi
真也 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2000097781A priority Critical patent/JP2001285418A/ja
Publication of JP2001285418A publication Critical patent/JP2001285418A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Meter Arrangements (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯情報端末に取り込まれた情報を外出先でも
気軽に印刷できるようにする。 【解決手段】PDA1は、データの入力機能及び入力し
たデータを記憶する機能に加えて、印刷を行うための印
刷設定機能及びプリンタ2との接続を可能とするプリン
タ接続部17を有し、プリンタ2はPDA1を接続可能
とするPDA接続部22を有し、このプリンタ2にPD
A1を接続することでPDA1に記憶されている所定の
データを印刷可能とする。なお、PDA1とプリンタ2
との接続は、ケーブルを用いての接続ではなく、プリン
タ2に設けられた保持部にPDA1をセットすることで
行う。そして、プリンタ2は不特定多数のユーザによっ
て使用可能な状態で設置され、有料で印刷できるように
する。また、本発明システムの構成の1つとしてデータ
配信機器をプリンタと同様に不特定多数の人が使用可能
に設け、このデータ配信機器からネットワーク情報の取
得を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯情報端末に対
しネットワークから情報を取り込んだり、当該携帯情報
端末に取り込まれた情報を印刷したりする携帯情報端末
の情報処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、PDA(Personal Digital Assis
tant)と呼ばれる携帯情報端末が普及してきている。こ
の携帯情報端末は、情報をペン入力できる機能や、ネッ
トワークに接続してネットワーク上から情報を取得する
機能、さらには、他の情報機器との間でデータ通信を可
能とする機能など多彩な機能を搭載しているものが多
い。
【0003】この種の携帯情報端末に取り込まれた情報
を印刷しようとする場合、通常では、携帯情報端末に取
り込まれている情報を、一旦、パーソナルコンピュータ
(PCという)に取り込んで、PC上で用紙サイズ、印
刷品質、印刷枚数などの印刷条件を設定する操作を行っ
たのちに、そのPCに接続されたプリンタで印刷を行
う。
【0004】したがって、外出先で印刷を行う必要のあ
る場合には、携帯情報端末を持ち運んで、外出先にある
PCにその携帯情報端末を接続して携帯情報端末内のデ
ータをPCに取り込むか、携帯情報端末に取り込まれて
いるデータをフロッピィディスクなどの記録媒体に保存
して、そのフロッピィディスクを持っていって、外出先
にあるPCにそのフロッピィディスク内のデータを取り
込んで、そのPC上で各種印刷条件の設定を行ったのち
に、そのPCに接続されたプリンタで印刷を行うといっ
た方法をとらざるを得ない。
【0005】このように、携帯情報端末に取り込まれた
データを印刷するには、一旦、PCに携帯情報端末のデ
ータを取り込んだのちに印刷するのが普通である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
に、携帯情報端末そのものを外出先のPCに接続してそ
のPCに接続されたプリンタで印刷を行う場合、PCに
よっては携帯情報端末のデータを読み込めないものもあ
る。これに対して、携帯情報端末に取り込まれているデ
ータをフロッピィディスクなどの記録媒体に保存してお
けば、殆どの場合、そのフロッピィディスク内のデータ
を外出先にあるPCに取り込むことができると考えられ
る。しかし、このとき、データが相手のPCに一旦取り
込まれることになるので、そのデータが他人には公開し
たくない内容である場合、印刷終了後、取り込まれたデ
ータを確実に消去するなどの処理を行う必要があり、そ
れを忘れると、機密漏洩の問題も出てくるので、相手の
PCにデータを取り込ませるのはあまり好ましいことで
はない。
【0007】そこで本発明は、携帯情報端末に取り込ま
れているデータを出先など別な環境であってもPCを用
いることなく印刷可能とするとともに、外出先などでも
ネットワーク情報を容易に取得できるようにする携帯情
報端末の情報処理システムを実現することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明の携帯情報端末の情報処理システムは、
データ入力が可能であるとともに入力したデータを記憶
する機能を少なくとも有した携帯情報端末と、この携帯
情報端末に記憶されているデータの印刷が可能なプリン
タとから構成される携帯情報端末の情報処理システムで
あって、前記携帯情報端末は、データを入力する機能お
よび入力したデータを記憶する機能に加えて、印刷を行
うための印刷設定機能および前記プリンタとの接続を可
能とするプリンタ接続部を有し、前記プリンタは前記携
帯情報端末を接続可能とする携帯情報端末接続部を有
し、このプリンタに前記携帯情報端末を接続することで
携帯情報端末に記憶されている所定のデータを印刷可能
としている。
【0009】そして、前記携帯情報端末とプリンタとの
接続は、プリンタに携帯情報端末を保持するための保持
部を設け、この保持部に携帯情報端末を保持させること
で行われるようにしている。
【0010】また、前記プリンタは、不特定多数のユー
ザによって使用可能な状態で設置され、このように設置
されたプリンタを使用する際は、当該プリンタの使用料
金をユーザに対して課す機能を有している。
【0011】このようにプリンタが不特定多数のユーザ
によって使用可能な状態で設置された場合、前記プリン
タを使用して印刷を行う場合の料金は、印刷内容に応じ
た使用料金をサービスポイント数で表し、そのサービス
ポイント数で管理するようにしている。
【0012】また、前記携帯情報端末と前記プリンタに
加えて、ネットワークからの情報取得が可能なデータ配
信機器をシステムの構成要素の1つとして用意し、この
データ配信機器に当該携帯情報端末を接続することによ
ってネットワーク情報の取得を可能としている。
【0013】そして、前記データ配信機器は、不特定多
数のユーザによって使用可能な状態で設置され、このよ
うに設置されたデータ配信機器を使用する際は、当該デ
ータ配信機器の使用料金をユーザに対して課す機能を有
するようにしている。
【0014】このデータ配信機器を用いてデータ取得を
行う場合の使用料金は、データ取得内容に応じた使用料
金をサービスポイント数で表し、そのサービスポイント
数で管理するようにしている。
【0015】このように本発明の携帯情報端末の情報処
理システムに用いられる携帯情報端末は、データを入力
する機能および入力したデータを記憶する機能に加え
て、印刷を行うための印刷設定機能および前記プリンタ
との接続を可能とするプリンタ接続部を有している。一
方、プリンタは携帯情報端末を接続可能とする携帯情報
端末接続部を有し、このプリンタに前記携帯情報端末を
接続することで携帯情報端末に記憶されている所定のデ
ータを印刷可能としている。これによって、携帯情報端
末に取り込まれているデータを印刷する際、一旦、PC
に取り込まずに、プリンタに接続するだけで印刷を行う
ことができ、外出先などで携帯情報端末に取り込まれて
いるデータを印刷する必要がある場合でも、この携帯情
報端末とそのプリンタさえあれば簡単に印刷が行える。
【0016】また、携帯情報端末とプリンタとの接続
は、プリンタに携帯情報端末を保持するための保持部を
設け、この保持部に携帯情報端末を保持させることで両
者の接続を可能としている。つまり、接続ケーブルなど
を用いるのではなく、携帯情報端末をメモリカードのよ
うにプリンタにセットするだけで接続が行えるので、使
い勝手に優れたものとなる。
【0017】また、プリンタは、たとえばコンビニエン
スストアなど不特定多数のユーザによって使用可能な状
態で設置され、有料で印刷を行うことができるようにし
ている。これにより、本発明で使用される携帯情報端末
を持つユーザは、外出先などで気兼ねなく必要なデータ
を印刷することができる。
【0018】そして、前記プリンタを使用して印刷を行
う場合の料金は、印刷内容に応じた使用料金をサービス
ポイント数で表し、そのサービスポイント数で管理する
ことにより、その都度、現金を払う面倒がなくなる。
【0019】また、本発明は、携帯情報端末とプリンタ
に加えて、ネットワークに接続可能なデータ配信機器を
本発明システムの構成要素の1つとして用意し、このデ
ータ配信機器に当該携帯情報端末を接続することによっ
てネットワーク情報の取得を可能としている。しかも、
このデータ配信機器は、プリンタと同様、たとえばコン
ビニエンスストアなど不特定多数のユーザによって使用
可能な状態で設置され、有料でデータ取得を行うことが
できるようにしておく。これによって、本発明で使用さ
れる携帯情報端末を持つユーザは、外出先などで気兼ね
なく必要な情報を取得することができ、外出先であって
も、その日のニュースなどのネットワーク情報を簡単に
取得することができる。また、近くに前述したプリンタ
があれば、取得した情報をその場で印刷することができ
る。
【0020】そして、このデータ配信機器を用いてデー
タ取得を行う場合も、印刷を行う場合と同様、使用料金
をサービスポイント数で表し、そのサービスポイント数
で管理することにより、その都度、現金を払う面倒がな
くなる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0022】図1は本発明の携帯情報端末の情報処理シ
ステムを概略的に説明する図であり、携帯情報端末(以
下、PDAという)1はプリンタ2に対しケーブル接続
ではなく、プリンタ2に直接セットされることで、プリ
ンタ2との接続がなされるようになっている。いわば、
PDA1はプリンタ2に対するメモリカード的な使われ
方ができるものである。したがって、プリンタ2側には
PDA1を保持するPDA保持部21が設けられ、PD
A1がこのPDA保持部21に正しくセットされること
によって、両者の接続端子(図示せず)同志が接続状態
となり、これにより、PDA1からプリンタ2に対し印
刷データなどを転送することができる。
【0023】なお、このとき、どのような印刷を行うか
などの印刷条件は、PDA1で設定されていて、PDA
1をプリンタ2にセットして印刷開始指示を出すだけ
で、印刷データとともに、設定されている印刷条件など
のデータもプリンタ2側に送られ、プリンタ2では設定
されている印刷条件に基づいた印刷を行う。
【0024】図2はPDA1とプリンタ2の構成を示す
図である。図2において、PDA1は、全体を制御する
CPU11、PC3との間で情報の授受が可能なPC接
続部12、ネットワーク4に接続可能なネットワーク接
続部13、取り込んだデータなどを記憶する記憶部1
4、入力ペンなどによる入力データを取り込むデータ入
力部15、データを表示する表示部16、 このPDA
1がプリンタ2のPDA保持部21(図1参照)にセッ
トされることにより、プリンタ2との間でデータの授受
を可能とするプリンタ接続部17などを有した構成とな
っている。
【0025】なお、このPDA1は、ネットワーク接続
部13を自宅の回線などに接続することによってネット
ワーク4に接続することもできるが、専用に用意された
データ配信機器(図示せず)にこのPDA1を接続する
ことによってもネットワーク4からの情報を取得するこ
とができるようになっている。なお、これについて後に
説明する。
【0026】一方、プリンタ2は、PDA1がPDA保
持部21(図1参照)にセットされることにより、PD
A1との間でデータの送受を可能とするPDA接続部2
2、PDA1からのデータを保持するとともにこのプリ
ンタを使用することにより課金するようなシステム(こ
れについては後に説明する)にあっては、個々のPDA
の使用状況など課金に必要なデータなどを記憶する記憶
部23、全体を制御するCPU24などを有する。
【0027】PDA1は、データ入力部15から入力ペ
ンによって手書きデータなどを取り込むことができると
ともに、PC接続部12にPC3を接続することによっ
てPC3からのデータを取り込むことができ、さらに、
ネットワーク接続部13をネットワーク4に接続するこ
とによってネットワーク上のデータを取り込むことがで
きる。また、上述したように、データ配信機器にこのP
DA1を接続することによってもネットワークから情報
取得が行える。このようにして取り込まれた様々なデー
タは記憶部14に保存される。
【0028】また、このPDA1は、記憶部14に保存
されているデータを印刷する場合、印刷用紙のサイズ設
定、余白設定、印刷枚数など印刷を行う上で必要な各種
印刷条件の設定を行うことができ、設定された印刷条件
は記憶部14に記憶されるようになっている。
【0029】さらに、PDA1は、このPDA1を使用
するユーザを特定するための個人認証情報を有し、この
個人認証情報も記憶部14に記憶される。
【0030】また、このPDA1を有料の印刷サービス
などで印刷したり、あるいは、有料のデータ配信サービ
スでたとえばネットワークなどから何らかのデータを取
り込んだりすることができるシステムを利用した場合、
これらのサービスを利用するための料金をサービスポイ
ント数(以下、単にポイント数という)で計算するよう
にする。
【0031】そして、有料の印刷サービスを利用して印
刷する場合、あるいは、有料のデータ配信サービスを利
用して何らかのデータを取り込もうとする場合、それぞ
れのサービスを提供する会社(サービスセンタという)
に対し、使用したポイント数に対する料金を支払うよう
にしている。この支払いは前払い制と後払い制を考え
る。
【0032】前払い制とする場合には、個人認証情報を
サービス会社に送信し、銀行口座から所定の金額の引き
落とし、それと引き替えにその引き落とし金額に応じた
ポイント数を入手する。
【0033】図3はこの前払い制におけるポイント入手
までの処理手順を示すフローチャートである。まず、P
DA1のネットワーク接続部13よりネットワーク4を
介してサービスセンタに接続し(ステップs1)、ユー
ザは自分の個人認証情報(単に認証情報と表記する)を
サービスセンタに送信する(ステップs2)。そして、
ユーザは購入したいポイント数をサービスセンタに通知
する(ステップs3)。
【0034】これによって、サービスセンタは認証情報
をもとに銀行口座から購入ポイント数に対する金額を引
き落とし(ステップs4)、そのポイント数を当該ユー
ザのPDA1に送信する(ステップs5)。なお、PD
A1では送られてきたポイント数を記憶部14に保存し
ておく。
【0035】このようにして、ユーザが所定のポイント
数を取得すると、それ以降、たとえば、有料の印刷サー
ビス用に設置されているプリンタ2を使って、当該ユー
ザの所有するPDA1内のデータを印刷するような場
合、そのプリンタ2を使用するごとにポイントが減算さ
れて行く。
【0036】以上はポイントを前払いで購入した例であ
るが、後払いにも対応できるようにする。この後払いと
いうのは、上述したような有料のプリンタを使用するご
とに使用に応じてポイントが加算され、使用したポイン
ト数をたとえば1カ月単位ごとにまとめ、その1カ月間
に使用したポイント数と当該ユーザの認証情報をサービ
スセンタに送信し、使用したポイント数に応じた料金を
当該ユーザの銀行口座から引き落とすというシステムで
ある。
【0037】図4はこの後払い制の処理手順を示すフロ
ーチャートである。まず、PDA1のネットワーク接続
部13よりネットワーク4を介してサービスセンタに接
続し(ステップs11)、ユーザは自分の認証情報とそ
れまでに使用したポイント数をサービスセンタに送信す
る(ステップs12)。これにより、サービスセンタは
送られてきた認証情報に基づいて当該ユーザの銀行口座
から使用したポイント数に応じた金額を引き落とす(ス
テップs13)。この引き落としが完了すると、サービ
スセンタは以降の使用許可をPDA1に送信する(ステ
ップs14)。
【0038】なお、この後払い制における処理手順のス
テップs11において、定期的にサービスセンタに接続
しないと使用不能とするような措置を講じるようにする
ことが望ましい。これは後払いの場合、使うだけ使って
料金の支払いがなされない場合もあることを想定する必
要がある。つまり、あまりに長期に渡って使用されてい
ない場合には、そのユーザに対する信用性の確率ができ
ないなどとと判断して使用不能とする。
【0039】ところで、プリンタ1は、個々のユーザが
個人的に所有することもできるが、コンビニエンススト
アやショッピングセンタさらには鉄道や空港などの交通
機関の発着所など公共性のある場所に設置して、PDA
1を所有するユーザが外出先でPDA1内に保存されて
いるデータを有料で印刷できるようにするといった使い
方ができるようにする。
【0040】また、データ配信機器もプリンタ2と同
様、上述したような公共性のある場所に設置して、ユー
ザが外出先でデータ配信機器に自分のPDA1を接続す
ることによって、所望とするデータを有料で取り込むこ
とができるようにする。これによってユーザは外出先で
あっても、ネットワークから、たとえば、その日のニュ
ース、その日の株価、その日に行われたスポーツの結果
などユーザの所望とするデータを取得することができ
る。
【0041】このように、有料での印刷サービスあるい
はデータ取得サービスを受けるときに、前述したポイン
トが使用される。
【0042】図5はPDA1にネットワーク4あるいは
PCからデータを取り込む場合の処理手順を説明するフ
ローチャートである。図5において、まず、データの取
得先としてPCかネットワーク(インタネット)かを選
択する(ステップs21)。PCである場合には、PD
A1のPC接続部12にPC3を接続し(ステップs2
2)、PC3から所定のデータを取得する(ステップs
23)。
【0043】一方、データの取得先がインタネットであ
る場合には、PDA1のネットワーク接続部13により
インタネットに接続し(ステップs24)、そのデータ
取得が有料であるか否かを判断する(ステップs2
5)。なお、この場合、前述した公共に設置されている
データ配信機器など有料のサービスをポイントで使用す
る場合のみを有料として考え、たとえば、自分の家に接
続された回線等を使ってネットワークに接続する場合は
実際には有料であるが、ポイントは使用されないので、
説明の都合上この場合は無料とする。
【0044】そして、有料であると判断されると、前払
いの場合は、その時点で残っているポイント数が足りて
いれば、データ取得に必要なポイント数を減算し、後払
いの場合は、そのデータ取得を行うに必要なポイント数
を認証情報とともにデータ配信機器に通知する(ステッ
プ26)。そして、インタネットからのデータ取得を行
う(ステップs27)。
【0045】図6はプリンタ2を用いてPDA1に取り
込まれているデータを印刷する場合の処理手順を説明す
るフローチャートである。図6において、PDA1がプ
リンタ2のPDA保持部21(図1参照)にセットされ
(ステップs31)、印刷を行うために必要な操作が行
われると(ステップs32)、その印刷が有料か否かを
判断し(ステップs33)、有料(前述したように公共
に設置されているプリンタなど有料のサービスをポイン
トで使用するような場合)であるとの判断がなされる
と、前払いでポイントを購入している場合は、その時点
で残っているポイント数が足りていれば、その印刷に必
要なポイント数を減算し、後払いの場合は、その印刷を
行うに必要なポイント数を認証情報とともにプリンタ2
に通知する(ステップ34)。
【0046】そして、PDA1の記憶部14に格納され
ている所定のデータに対し、設定されている印刷条件に
基づいた印刷処理を行う(ステップs35)。
【0047】また、ステップ33において無料であると
判断された場合には、 そのまま、PDA1の記憶部1
4に格納されている所定のデータに対し、設定されてい
る印刷条件に基づいた印刷処理を行う(ステップs3
5)。
【0048】以上のようにして、データ取得や印刷が可
能となるが、そのときにかかった料金が後払いである場
合には、データ配信機器あるいはプリンタ2からサービ
スセンタに対し認証情報と使用したポイント数が通知さ
れ、当該ユーザの銀行口座から引き落としされる。
【0049】また、データ配信機器からのデータ取得に
かかる料金は、ネットワークへの接続時間の長さなどに
応じて異なり、かかった料金に応じてポイント数が決め
られる。また、有料の印刷を行う場合も、印刷品質や印
刷枚数などによって印刷に必要な料金が異なり、かかっ
た料金に応じてポイント数が決められる。
【0050】また、印刷を行う際の様々な印刷条件は、
PDA1の記憶部14に蓄えられている印刷すべきデー
タに対し、用紙の種類、印刷品質、印刷枚数など様々な
印刷条件をデフォルト値として設定しておくが、設定内
容の変更を可能とし、実際に印刷を行う場合に最適な設
定条件に設定し直して印刷を行うことも可能としてい
る。
【0051】以上説明したようにこの発明の実施の形態
によれば、必要なデータが保持されたPDA1を持ち運
び、外出先などでPDA1内の所定のデータを印刷する
必要がある場合には、プリンタ2にPDA1をセットす
るだけで印刷が行える。このとき、印刷条件などの設定
はPDA1でなされるので、PCなどを用いることな
く、本発明によるPDA1とプリンタ2があればどこで
も簡単に印刷が行える。このように、PDA1はプリン
タに対するメモリカードのような使い方ができるが、単
なるメモリカードではなく、様々な機能を有した携帯端
末であるので、多彩な使い方ができきわめて利便性の高
いものとなる。
【0052】また、外出先などでネットワーク4からの
情報取得も容易に行うことができ、しかも、取得した情
報を印刷することもできるので、その日のニュースや株
価さらにはスポーツの結果など最新の情報を取得して、
しかも、それを印刷物として得ることができる。
【0053】なお、本発明は以上説明した実施の形態に
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能となるものである。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、携
帯情報端末は、データを入力する機能および入力したデ
ータを記憶する機能に加えて、印刷を行うための印刷設
定機能および前記プリンタとの接続を可能とするプリン
タ接続部を有している。一方、プリンタは携帯情報端末
を接続可能とする携帯情報端末接続部を有し、このプリ
ンタに前記携帯情報端末を接続することで携帯情報端末
に記憶されている所定のデータを印刷可能としている。
これによって、携帯情報端末に取り込まれているデータ
を印刷する際、一旦、PCに取り込まずに、プリンタに
接続するだけで印刷を行うことができ、外出先などで携
帯情報端末に取り込まれているデータを印刷する必要が
ある場合でも、この携帯情報端末とそのプリンタさえあ
れば簡単に印刷が行える。
【0055】また、携帯情報端末とプリンタとの接続
は、プリンタに携帯情報端末を保持するための保持部を
設け、この保持部に携帯情報端末を保持させることで両
者の接続を可能としている。つまり、接続ケーブルなど
を用いるのではなく、携帯情報端末をメモリカードのよ
うにプリンタにセットするだけで接続が行えるので、使
い勝手に優れたものとなる。
【0056】また、プリンタは、たとえばコンビニエン
スストアなど不特定多数のユーザによって使用可能な状
態で設置され、有料で印刷を行うことができるようにし
ている。これにより、本発明で使用される携帯情報端末
を持つユーザは、外出先などで気兼ねなく必要なデータ
を印刷することができる。
【0057】そして、このような有料のプリンタを利用
して印刷を行うに場合の料金は、印刷内容に応じた使用
料金をサービスポイント数で表し、そのサービスポイン
ト数で管理することにより、その都度、現金を払う面倒
がなくなる。
【0058】また、本発明は、携帯情報端末とプリンタ
に加えて、ネットワークに接続可能なデータ配信機器を
本発明のシステムの構成要素の1つとして用意し、この
データ配信機器に当該携帯情報端末を接続することによ
ってネットワーク情報の取得を可能としている。しか
も、このデータ配信機器は、プリンタと同様、たとえば
コンビニエンスストアなど不特定多数のユーザによって
使用可能な状態で設置され、有料でデータ取得を刷を行
うことができるようにしておく。これによって、本発明
で使用される携帯情報端末を持つユーザは、外出先など
で気兼ねなく必要な情報を取得することができ、外出先
であっても、その日のニュースなどのネットワーク情報
を簡単に取得することができる。しかも、その取得した
情報は、近くに前述したプリンタがあれば、その場で印
刷することができる。
【0059】そして、このデータ配信機器を用いてデー
タ取得を行う場合も、印刷を行う場合と同様、使用料金
をサービスポイント数で表し、そのサービスポイント数
で管理することにより、その都度、現金を払う面倒がな
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯情報端末装置の情報処理システム
における携帯情報端末(PDA)とプリンタとの関係を
説明する図である。
【図2】本発明の携帯情報端末装置の情報処理システム
における携帯情報端末(PDA)とプリンタの構成を示
す図である。
【図3】有料で印刷サービスや情報取得サービスを受け
る際に使用するポイントを前払いで購入する場合の処理
手順を説明するフローチャートである。
【図4】有料で印刷サービスや情報取得サービスを受け
る際に使用するポイントを後払いする場合の処理手順を
説明するフローチャートである。
【図5】携帯情報端末(PDA)にデータを取り込む処
理を説明するフローチャートである。
【図6】携帯情報端末(PDA)に取り込まれているデ
ータを印刷する処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】 1 携帯情報端末(PDA) 2 プリンタ 3 PC(パーソナルコンピュータ) 4 ネットワーク 11 CPU(PDA側) 12 PC接続部 13 ネットワーク接続部 14 記憶部(PDA側) 15 データ入力部 16 表示部 17 プリンタ接続部 21 PDA保持部 22 PDA接続部 23 記憶部(プリンタ側) 24 CPU(プリンタ側)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷口 真也 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP01 AP10 HJ08 HK23 HX10 5B021 AA01 BB00 5K025 BB07 CC02 DD08 5K027 AA11 BB01 HH23 HH26 KK02 5K067 AA29 AA34 BB04 DD51 EE02 FF02 HH23 KK15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ入力が可能であるとともに入力し
    たデータを記憶する機能を少なくとも有した携帯情報端
    末と、この携帯情報端末に記憶されているデータの印刷
    が可能なプリンタとから構成される携帯情報端末の情報
    処理システムであって、 前記携帯情報端末は、データを入力する機能および入力
    したデータを記憶する機能に加えて、印刷を行うための
    印刷設定機能および前記プリンタとの接続を可能とする
    プリンタ接続部を有し、前記プリンタは前記携帯情報端
    末を接続可能とする携帯情報端末接続部を有し、このプ
    リンタに前記携帯情報端末を接続することで携帯情報端
    末に記憶されている所定のデータを印刷可能とすること
    を特徴とする携帯情報端末の情報処理システム。
  2. 【請求項2】 前記携帯情報端末とプリンタとの接続
    は、プリンタに携帯情報端末を保持するための保持部を
    設け、この保持部に携帯情報端末を保持させることで行
    われることを特徴とする請求項1記載の携帯情報端末の
    情報処理システム。
  3. 【請求項3】 前記プリンタは、不特定多数のユーザに
    よって使用可能な状態で設置され、このように設置され
    たプリンタを使用する際は、当該プリンタの使用料金を
    ユーザに対して課す機能を有したことを特徴とする請求
    項1または2記載の携帯情報端末の情報処理システム。
  4. 【請求項4】 前記プリンタの使用料金は、印刷内容に
    応じた使用料金をサービスポイント数で表し、そのサー
    ビスポイント数で管理することを特徴とする請求項3記
    載の携帯情報端末の情報処理システム。
  5. 【請求項5】 前記携帯情報端末と前記プリンタに加え
    て、ネットワークからの情報取得が可能なデータ配信機
    器をシステムの構成要素の1つとして用意し、このデー
    タ配信機器に当該携帯情報端末を接続することによって
    ネットワーク情報の取得を可能としたことを特徴とする
    請求項1から4のいずれかに記載の携帯情報端末の情報
    処理システム。
  6. 【請求項6】 前記データ配信機器は、不特定多数のユ
    ーザによって使用可能な状態で設置され、このように設
    置されたデータ配信機器を使用する際は、当該データ配
    信機器の使用料金をユーザに対して課す機能を有したこ
    とを特徴とする請求項5記載の携帯情報端末の情報処理
    システム。
  7. 【請求項7】 前記データ配信機器の使用料金は、デー
    タ取得内容に応じた使用料金をサービスポイント数で表
    し、そのサービスポイント数で管理することを特徴とす
    る請求項6記載の携帯情報端末の情報処理システム。
JP2000097781A 2000-03-31 2000-03-31 携帯情報端末の情報処理システム Pending JP2001285418A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000097781A JP2001285418A (ja) 2000-03-31 2000-03-31 携帯情報端末の情報処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000097781A JP2001285418A (ja) 2000-03-31 2000-03-31 携帯情報端末の情報処理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001285418A true JP2001285418A (ja) 2001-10-12

Family

ID=18612356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000097781A Pending JP2001285418A (ja) 2000-03-31 2000-03-31 携帯情報端末の情報処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001285418A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007083524A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置および方法
US7916322B2 (en) 2002-03-14 2011-03-29 Senshin Capital, Llc Method and apparatus for uploading content from a device to a remote network location
US7958205B2 (en) 2002-07-09 2011-06-07 Senshin Capital, Llc Method and system for communicating between a remote printer and a server

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9983836B2 (en) 2001-05-30 2018-05-29 Intellectual Ventures I Llc Method and system for communicating between a remote printer and a server
US7916322B2 (en) 2002-03-14 2011-03-29 Senshin Capital, Llc Method and apparatus for uploading content from a device to a remote network location
US7958205B2 (en) 2002-07-09 2011-06-07 Senshin Capital, Llc Method and system for communicating between a remote printer and a server
US8645500B2 (en) 2002-07-09 2014-02-04 Intellectual Ventures I Llc Method and system for communicating between a remote printer and a server
US10346105B2 (en) 2002-07-09 2019-07-09 Intellectual Ventures I Llc Method and system for communicating between a remote printer and a server
JP2007083524A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置および方法
JP4696810B2 (ja) * 2005-09-21 2011-06-08 富士ゼロックス株式会社 画像形成システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7730393B2 (en) System and method for providing fee-based data services to mobile users
CZ20021127A3 (cs) Způsob používání a účtování internetových služeb pomocí mobilní radiotelefonie
US20010003180A1 (en) Information storage system, server apparatus and information control method
JP2002103752A (ja) 携帯情報端末を用いたプリンティングシステムにおける課金方法
JP2002539569A5 (ja)
US20030129970A1 (en) Print terminal apparatus
JP5554545B2 (ja) デジタルコンテンツ販売装置およびデジタルコンテンツ販売システム
US7822659B2 (en) Content charging
JP2001285418A (ja) 携帯情報端末の情報処理システム
US7526222B2 (en) Image printing apparatus and payment method
JP2004171068A (ja) 写真プリント装置、課金管理装置、これらを含む写真プリントシステム、写真プリント装置の課金方法、写真プリント装置制御プログラム、課金管理プログラム、及びこれらのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US20040139007A1 (en) System and method for providing fee-based data services to mobile users
US20120147199A1 (en) Wireless service with photo print feature
TW200428253A (en) Novelty ticket issuing system, novelty ticket issuing server, and novelty ticket issuing method
US20060122847A1 (en) Method for paying a user fee proposed by a service provider
JP4643194B2 (ja) 携帯情報端末を用いたプリンティングシステム及びその課金方法
KR100658139B1 (ko) 모바일 프린팅 서비스 제공 시스템 및 방법
JP4332375B2 (ja) 課金システム
JP2021190938A (ja) 撮像装置、情報処理方法、及び情報処理システム
JP2004234483A (ja) 電子書類頒布システム、プログラムおよび媒体
JP2003091687A (ja) 料金支払方法の切替が可能な携帯端末、本人確認システム、通信事業者側システム、本人確認方法、料金切替通知方法、記録媒体、プログラム
JP2001266059A (ja) 料金明細書発行方法、料金明細書発行装置および料金明細書管理装置、料金明細書発行システム
JP2003208294A (ja) 携帯情報端末を用いたプリンティングシステムにおける課金方法
JP2002063501A (ja) サービス提供装置、サービス提供方法、記憶媒体、ネットワークシステム、課金装置、方法及びコンピュータプログラム
JP2003006529A (ja) コンテンツ印刷実績集計方法、コンテンツ利用料金配分方法、およびその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050210

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070109

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20070220

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070307

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071030