JP2001284789A - 半田形状の検査方法 - Google Patents

半田形状の検査方法

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JP2001284789A
JP2001284789A JP2000091180A JP2000091180A JP2001284789A JP 2001284789 A JP2001284789 A JP 2001284789A JP 2000091180 A JP2000091180 A JP 2000091180A JP 2000091180 A JP2000091180 A JP 2000091180A JP 2001284789 A JP2001284789 A JP 2001284789A
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JP
Japan
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soldering
area
calculated
bump
ratio
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JP2000091180A
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English (en)
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Tokuji Teramoto
篤司 寺本
Isao Horiba
勇夫 堀場
Takayuki Murakoshi
貴行 村越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nagoya Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Nagoya Electric Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エリアアレイパッケージのバンプがプリント
基板のパターンに対して浮いている状態、すなわち、オ
ープン状態の半田不良か否かの判断は非常に困難であっ
て、他の検査で正常と判断されたものあっても、このオ
ープンによって正常に動作しないといった問題があっ
た。 【解決手段】 基板に実装されたBGA型のエリアアレ
イパッケージにX線を照射して得られた画像において、
バンプ頂上付近の断面積および略中央部分の断面積とを
算出し、該算出によって得られた2つの断面積から面積
比を算出し、該算出した面積比が予め設定した面積比の
下限値より大なる時は正常半田付けと判定し、下限値よ
り小さい時はオープン半田付けと判定することを特徴と
する半田形状の検査方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基板に実装されたB
GA(Ball Grid Array )型のエリアアレイパッケージ
のバンプ形状をX線撮影によって撮影することで、該エ
リアアレイパッケージのバンプがプリント基板に対して
正常に半田付けされているか否かを検査する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、BGA型のエリアアレイパッケー
ジにおけるバンプの半田付け不良を検出する手段として
は、X線発生器によって撮影することでバンプどうしの
ブリッジや半田バンプ面積、厚み不良を検出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エリアアレ
イパッケージのバンプがプリント基板のパターンに対し
て浮いている状態、すなわち、オープン状態の半田不良
か否かの判断は非常に困難であって、他の検査で正常と
判断されたものであっても、このオープンによって正常
に動作しないといった問題があった。
【0004】本発明は前記した問題点を解決せんとする
もので、その目的とするところは、バンプの頂上付近の
面積、あるいはバンプの体積を求めることにより、バン
プがプリント基板に対して正常に接続されているか否か
を判断することにより、半田不良か否かを正確に判別で
きる半田形状の検査方法を提供せんとするにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の半田形状の検査
方法は前記した目的を達成せんとするもので、その手段
は、基板実装されたBGA型のエリアアレイパッケージ
にX線を照射して得られた画像におけるバンプ頂上付近
の断面積および略中央部分の断面積とを算出し、該算出
によって得られた2つの断面積から面積比を算出し、該
算出した面積比が予め設定した面積比の下限値より大な
る時は正常半田付けと判定し、下限値より小さい時はオ
ープン半田付けと判定することを特徴とする。
【0006】また、BGA型のエリアアレイパッケージ
にX線を照射して得られた画像におけるバンプ頂上付近
の体積および全体の体積とを算出し、該算出によって得
られた2つの体積から体積比を算出し、該算出して得ら
れた体積比が予め設定した体積比の下限値より大なる時
は正常半田付けと判定し、下限値より小さい時はオープ
ン半田付けと判定することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る半田形状の検
査方法を図面と共に説明する。
【0008】図1はBGA型のエリアアレイパッケージ
1をプリント基板2にバンプ3によって半田付けした状
態の側面図を示し、(a)は正常な半田付け状態を
(b)はオープン半田付け状態を示している。この図面
から判るように、正常半田付け時にはパンプ3はエリア
アレイパッケージ1とプリント基板2に対して面的な接
続をしており、オープン半田付け時にはバンプ3は略丸
い状態となっている。
【0009】そこで、本発明の出願人は、このように正
常な場合とオープンな場合とでバンプ3の形状が異なる
ことに着目し、バンプにX線を照射して得られた画像の
透過厚みをグラフにプロットすると図2に示すようなプ
ロファイルとなり、正常に接続されている場合は台形に
近い形状となり、オープンな場合は頂上が丸くなる。な
お、同図において、横軸はバンプ3の配列を示し、縦軸
はバンプ3の高さを示し、バンプ3の半田付け状態が正
常とオープンとが交互な場合である。
【0010】次に、図3に示すブロック図について説明
する。
【0011】4はX線発生器、5は前記エリアアレイパ
ッケージ1、バンプ2、プリント基板3を透過したX線
画像を撮影する検出器、6は該検出器5で得られたバン
プ透過画像の輝度値を半田の厚みに変換する厚み補正手
段、7は該厚み補正手段6によって得られた画像から所
定位置の面積あるいは体積を求めるための面積・体積演
算手段、8は求められた面積あるいは体積の比を求める
面積比・体積比演算手段、9は求められた面積比・体積
比と予め設定した下限値との対比を行い正常かオープン
かを判定する判定手段である。
【0012】次に、バンプ3の半田付け状態が正常かオ
ープンかの検査方法の第1の実施の形態を、面積比を用
いた特徴量から検出する方法を図4の説明図と図5のフ
ローチャートと共に説明する。なお、図4は、バンプに
X線を照射して得られた画像の半田透過厚みをプロット
して得られたプロファイルを描いたものであり、左側の
プロファイルはオープン状態の場合であり、右側のプロ
ファイルは正常な状態の場合を示している。
【0013】図5のフローチャートにおいて、先ず、X
線発生器によってエリアアレイパッケージ1が実装され
た基板に対して垂直にX線を照射してその透過像を検出
器5で撮影する(ステップS1)。この際に異なる管電
圧により2枚の画像を撮影し、該画像どうしでサブトラ
クション(差分)処理を行うことで、エリアアレイパッ
ケージ1やプリント基板2に含まれる銅配線等の検査に
不要な成分を除去し半田の情報のみを正確に得ることが
可能である。次に、上記の透過像或いはサブトラクショ
ンによって得られる画像の個々の輝度値を半田の厚みに
変換し、半田厚み画像を作成する(ステップS2)。そ
して、該半田厚み画像からバンプ3の頂上付近TT の面
積ST を求める(ステップS3)。
【0014】次に、前記半田厚み画像から略中央位置T
U の面積SU を求める(ステップS4)。このようにし
て求められた頂上付近の面積ST と中央位置の面積SU
との比(ST /SU =S1 )を求める(ステップS
5)。なお、各断面積を求める閾値は、絶対的なパンプ
3の厚みの変化を無視するために、バンプ3の最大厚み
で正規化した値を使用する。この閾値は最大厚みの80
〜90%が適当である。
【0015】次に、図4からも判るように、正常な半田
付け状態では、頂上付近TT の面積ST と、中央位置T
U の面積SU の面積比S1 が小さく、逆にオープン状態
では前記面積比S1 が大きくなる。そこで、本発明にあ
っては、前記面積比S1 が予め設定した閾値S2 に対し
て大きいか否かを判定する。すなわち、閾値S2 に対し
て面積比S1 が小さい場合には正常な半田付け状態であ
ると判定し、閾値S 2 に対して面積比S1 が大きい場合
にはオープンな半田付け状態であると判定するものであ
る(ステップS6)。
【0016】次に、バンプ3の半田付け状態が正常かオ
ープンかの検査方法の第2の実施の形態を、体積比を用
いた特徴量から検出する方法を図6の説明図と図7のフ
ローチャートと共に説明する。なお、本実施の形態にあ
っては、前記した第1の実施の形態におけるステップS
2までは同じなので説明は省略する。
【0017】この実施の形態にあっては、先ず、前記し
たと同じ頂上付近TT で切断した面積ST を底面とする
頂上部の体積VT を求める(ステップS3)。次に、バ
ンプ3の全体の体積VA を求める(ステップS4)。こ
のようにして求められた頂上部分の体積VT とバンプ全
体の体積VA との比(ST /SA =S1 )を求める(ス
テップS5)。
【0018】そして、予め設定した閾値V2 に対して体
積比V1 が小さい場合には正常な半田付け状態であると
判定し、閾値V2 に対して体積比V1 が大きい場合には
オープンな半田付け状態であると判定するものである
(ステップS6)。なお、前記閾値V2 は絶対的なバン
プの厚みの変化を無視するために、バンプの最大厚みで
正規化した値を使用する。この閾値は最大厚みの80〜
90%が適当である。
【0019】
【発明の効果】本発明は前記したように、X線画像にお
けるバンプの頂上部分の断面積および略中央部分の断面
積あるいは頂上部分の体積およびバンプ全体の体積とを
算出し、該算出によって得られた2つの断面積から面積
比を算出あるいは体積比を算出し、該算出した面積比あ
るいは体積比が予め設定した面積比あるいは体積比の下
限値より大なる時は正常半田付けと判定し、下限値より
小さい時はオープン半田付けと判定するようにしたの
で、正常とオープン(不良)との間の面積比および体積
比の間の差異が大きく、さらに雑音の影響を受け難いた
め、半田付け状態が正常状態かオープン状態であるか否
かを正確に判別できる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半田形状の検査方法を説明するた
めの半田バンプの断面図である。
【図2】同上のバンプをX線発生器によって得られたプ
ロファイルである。
【図3】半田形状の検査方法を実施するためのブロック
図である。
【図4】面積比によって検査する方法を説明するための
説明図である。
【図5】同上の面積比によって判定するフローチャート
である。
【図6】体積比によって検査する方法を説明するための
説明図である。
【図7】同上の体積比によって判定するフローチャート
である。
【符号の説明】
1 BGA型のエリアアレイパッケージ 2 プリント基板 3 バンプ 4 X線発生器 5 検出器 6 厚み補正手段 7 面積・体積演算手段 8 面積比・体積比演算手段 9 判定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F067 AA52 AA62 BB07 CC14 HH04 JJ03 KK06 LL16 RR24 RR30 5E319 AA03 AB05 BB04 CD53

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に実装されたBGA型のエリアアレ
    イパッケージにX線を照射して得られた画像において、
    バンプ頂上付近の断面積および略中央部分の断面積とを
    算出し、該算出によって得られた2つの断面積から面積
    比を算出し、該算出した面積比が予め設定した面積比の
    下限値より大なる時は正常半田付けと判定し、下限値よ
    り小さい時はオープン半田付けと判定することを特徴と
    する半田形状の検査方法。
  2. 【請求項2】 基板に実装されたBGA型のエリアアレ
    イパッケージにX線を照射して得られた画像において、
    バンプ頂上付近の体積および全体の体積とを算出し、該
    算出によって得られた2つの体積から体積比を算出し、
    該算出して得られた体積比が予め設定した体積比の下限
    値より大なる時は正常半田付けと判定し、下限値より小
    さい時はオープン半田付けと判定することを特徴とする
    半田形状の検査方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6940168B2 (en) * 1998-12-09 2005-09-06 International Business Machines Corporation Enhanced pad design for substrate
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CN113218970A (zh) * 2021-03-17 2021-08-06 上海师范大学 一种基于x射线的bga封装质量自动检测方法
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