JP2001284460A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JP2001284460A
JP2001284460A JP2000100767A JP2000100767A JP2001284460A JP 2001284460 A JP2001284460 A JP 2001284460A JP 2000100767 A JP2000100767 A JP 2000100767A JP 2000100767 A JP2000100767 A JP 2000100767A JP 2001284460 A JP2001284460 A JP 2001284460A
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JP
Japan
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power supply
wiring pattern
supply wiring
power
semiconductor integrated
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JP2000100767A
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English (en)
Inventor
Masao Mizuno
正雄 水野
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体集積回路装置において、電源配線パタ
ーンの占有面積を抑える。 【解決手段】 リング形状の電源配線パターンではな
く、十字形状の電源配線パターンVDD、VSSを設け
る。この電源配線パターンVDD、VSSは、互いに異
なる配線層に設けられた直線配線パターン同士がビアホ
ールによって接続されて十字形状部分を構成している。
この電源配線パターンVDD、VSSで供給される電源
によって動作する複数の回路ブロックについては、より
電力を必要とする回路ブロック(ハッチングが付されて
いるセル領域11)を十字形状の交叉点近傍に配置す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路装置
に関し、特に外部から供給される電源を半導体集積回路
装置内部に供給するための電源配線パターンの構成に関
する。
【0002】
【従来技術】一般に、Embedded arrayやSOG (sea of ga
te)型のゲートアレイ(gate array)等の半導体集積回
路装置は、外部から電源が供給されることによって、所
望の動作を実現する。この電源は、電源配線パターンに
よって供給するのが通常である。この配線パターンの設
計は、自動配置配線技術によって行われている。
【0003】図3には、電源配線パターンの配置例が平
面図によって示されている。同図を参照すると、本例の
電源配線パターンはリング形状に配線されている。すな
わち、プラス側の電源を供給するための電源配線パター
ンVDDと、マイナス側の電源を供給するための電源配
線パターンVSSとがそれぞれリング形状に配線されて
いる。そして、その配線されたリングの内側部分には、
セル領域10が設けられている。このセル領域10は、
複数のMSI(Macro Scale Integr
ated Circuit)セル1によって構成されて
いる。
【0004】複数のMSIセルのうち、ハッチングが付
されているセル領域11は、他のセル領域(ハッチング
が付されていないセル領域)よりも大きな電源電力を必
要とする領域である。この大きな電源電力を必要とする
領域については、電源配線パターンVDD又はVSSか
ら更に配線パターン100等を延ばし、この配線パター
ン100等によって電源供給するのである。
【0005】なお、同図中のKは、互いに異なる配線層
にそれぞれ設けられた配線パターン同士を電気的に接続
するためのビアホール(Via Hole)である。本
例では、このビアホールKを用いて異なる配線層に設け
られている配線同士を接続することにより、矩形のリン
グ形状の電源配線パターンを形成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した図3に示され
ているように、電源配線パターンをリング形状にした場
合、次のような欠点がある。すなわち、図4に示されて
いるように、リング形状に配線された電源配線パターン
VDD及びVSSの外側部分にも、MSIセルを複数含
むセル領域20が設けられている場合を考える。このよ
うな電源配線パターン構成の場合、大きな電源電力を必
要とするセル領域が、リング形状に配線された電源配線
パターンの内外にそれぞれ存在することになる。
【0007】このような場合、大きな電源電力を必要と
するセル領域を隣接させて配置しようとしても、幅の広
いリング形状の電源配線パターンが妨げとなり、それら
を接近させて配置することができない。したがって、リ
ング形状の電源配線パターンから幅の広い電源配線パタ
ーンを延ばし、それらの各領域まで設ける必要がある。
すると、この電源配線パターンは、多くの面積を占有す
ることになり、集積化を進める上で大きな障害になると
いう欠点がある。
【0008】また、図5に示されているように、リング
形状の電源配線パターンの中央付近に、大きな電源電力
を必要とするセル領域11aが設けられている場合、こ
のセル領域11aに対して電源を供給するために、距離
の長い配線パターン100aを電源配線パターンVDD
又はVSSから延ばして設ける必要がある。このような
配線を行った場合、配線パターン100bを介して外部
から供給される電源電圧は、リング形状の電源配線パタ
ーンを中継して大きく迂回した後、配線パターン100
aに与えられることになる。
【0009】このように迂回して配線パターンを設けた
場合、予め定められている電源スペックを満たすために
過剰な面積を必要とする。この結果、電源配線パターン
は、多くの面積を占有することになり、集積化を進める
上で大きな障害になるという欠点がある。
【0010】本発明は上述した従来技術の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的は電源配線パタ
ーンの占有面積を抑えることのできる半導体集積回路装
置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体集積
回路装置は、外部から供給される電源を自装置内部に供
給するための電源配線パターンを含む半導体集積回路装
置であって、前記電源配線パターンは十字形状部分を有
することを特徴とする。そして、前記電源配線パターン
は、互いに異なる配線層に設けられた直線配線パターン
同士がビアホールによって接続されて前記十字形状部分
を構成していることを特徴とする。また、前記供給され
る電源によって動作する複数の回路ブロックを更に含む
場合、前記複数の回路ブロックのうち、より電力を必要
とする回路ブロックを前記十字形状の交叉点近傍に配置
する。
【0012】要するに、本集積回路装置では、電源配線
パターンをリング形状にするのではなく、十字形状にす
るのである。こうすることにより、大きく迂回せずに電
源を供給でき、電源配線パターンの占有面積を抑えるこ
とができる。この結果、集積化をより進めることができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。なお、以下の説明において
参照する各図では、他の図と同等部分は同一符号によっ
て示されている。
【0014】図1は本発明による半導体集積回路装置の
実施の一形態を示す構成図である。同図においても半導
体集積回路装置の構成が平面図によって示されている。
同図に示されているように、本実施形態による半導体集
積回路装置は、リング形状の電源配線パターンではな
く、十字形状の電源配線パターンVDD及びVSSを有
している。電源配線パターンVDDは、プラス側の電源
を供給するための配線パターンであり、電源配線パター
ンVSSは、マイナス側の電源を供給するための配線パ
ターンである。電源配線パターンVDDは、互いに異な
る配線層にそれぞれ設けられている2つの直線配線パタ
ーンD1とD2とがビアホールVH1によって接続され
ることによって、十字形状の配線パターンを構成してい
る。同様に、電源配線パターンVSSは、互いに異なる
配線層にそれぞれ設けられている2つの直線配線パター
ンS1とS2とがビアホールVH2によって接続される
ことによって、十字形状の配線パターンを構成してい
る。直線配線パターン同士は同一の配線層に設けても良
い。しかし、複数種類の電源を供給する場合には、本例
のように複数の配線層に設けた直線配線パターンをビア
ホールで接続するのが配線設計上、得策である。
【0015】このように、電源配線パターンを十字形状
にすることにより、より大きな電源電力を必要とするセ
ル領域(ハッチングが付されているセル領域)に、大き
く迂回せずに電源を供給できる。この結果、電源配線パ
ターンの占有面積を抑えることができる。同一のパター
ン幅で電源配線パターンを作成した場合、電源配線パタ
ーンの総面積は、リング形状にしたときの1/2以下の
面積で済む。よって、装置の集積化をより進めることが
できるのである。
【0016】ここで、ハッチングが付されている、より
大きな電源電力を必要とする回路ブロックであるMSI
セルは、交叉点(ビアホールの設けられている部分)の
近傍(根元付近)にできるだけ接近させて設ければ良
い。このように配置すれば、配線パターンの無駄な迂回
を避けることができる。なお、ここで、交叉点の近傍と
は、例えば、図2に示されている破線30の範囲内の領
域である。
【0017】本例では、図1に示されているように、互
いに電圧値の異なる電源をそれぞれ供給する電源配線パ
ターンVSS、VDDを設けている。そして、電源配線
パターンVSS、VDDについての交叉点であるビアホ
ールVH1、VH2は近傍に設けられている。このよう
に、複数の電源配線パターンを接近させて設けているの
で、電源配線パターンの配線設計が容易になる。
【0018】また本例では、電源配線パターンを十字形
状としているが、これに限らず枝となるパターンを設け
てツリー形状(木形状)としても良い。
【0019】請求項の記載に関し、本発明は更に以下の
態様をとり得る。
【0020】(1)前記電源配線パターンを複数有し、
これら複数の電源配線パターンによって互いに電圧値の
異なる電源をそれぞれ供給するようにしたことを特徴と
する請求項1〜3のいずれかに記載の半導体集積回路装
置。
【0021】(2)前記複数の電源配線パターンは、前
記十字形状の交叉点同士が互いに近傍に設けられている
ことを特徴とする(1)記載の半導体集積回路装置。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、電源配線
パターンをリング形状とせずに十字形状にすることによ
り、大きく迂回せずに電源を供給でき、電源配線パター
ンの占有面積を抑えることができるという効果がある。
この結果、集積化をより進めることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体集積回路装置の実施の一形
態を示す構成図である。
【図2】図1の半導体集積回路装置におけるMSIセル
の配置を説明するための図である。
【図3】従来の半導体集積回路装置の構成を示す図であ
る。
【図4】図3の半導体集積回路装置の欠点を説明するた
めの図である。
【図5】図3の半導体集積回路装置の他の欠点を説明す
るための図である。
【符号の説明】
1 MSIセル 11,11a,20 セル領域 100,100a,100b 配線パターン D1,D2,S1,S2 直線配線パターン VDD,VSS 電源配線パターン VH1,VH2 ビアホール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から供給される電源を自装置内部に
    供給するための電源配線パターンを含む半導体集積回路
    装置であって、前記電源配線パターンは十字形状部分を
    有することを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記電源配線パターンは、互いに異なる
    配線層に設けられた直線配線パターン同士がビアホール
    によって接続されて前記十字形状部分を構成しているこ
    とを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 前記供給される電源によって動作する複
    数の回路ブロックを更に含み、前記複数の回路ブロック
    のうち、より電力を必要とする回路ブロックを前記十字
    形状の交叉点近傍に配置したことを特徴とする請求項1
    又は2記載の半導体集積回路装置。
JP2000100767A 2000-04-03 2000-04-03 半導体集積回路装置 Withdrawn JP2001284460A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006203187A (ja) * 2004-12-24 2006-08-03 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置
US8716834B2 (en) 2004-12-24 2014-05-06 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device including antenna

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JP2006203187A (ja) * 2004-12-24 2006-08-03 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置
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Effective date: 20070605