JP2001284126A - インダクタおよび基板 - Google Patents

インダクタおよび基板

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JP2001284126A
JP2001284126A JP2000092186A JP2000092186A JP2001284126A JP 2001284126 A JP2001284126 A JP 2001284126A JP 2000092186 A JP2000092186 A JP 2000092186A JP 2000092186 A JP2000092186 A JP 2000092186A JP 2001284126 A JP2001284126 A JP 2001284126A
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inductor
film
magnetic
films
diffusion
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Yukihiko Yashima
幸彦 八島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】導体と磁性体膜の相互拡散を防止でき、自己共
振周波数を低下させずに、性能係数Q値を高く保持でき
るインダクタを提供する。 【解決手段】インダクタ導体15、26を磁性体膜1
3、17で被覆してなるインダクタであって、インダク
タ導体15、26と磁性体膜13、17との間に拡散防
止膜14、16を形成してなるもので、拡散防止膜1
4、16は、TiN、WおよびPtのうち少なくとも一
種からなることが望ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気回路素子とし
て用いられるインダクタおよび基板に関し、特に、例え
ば、プリント配線基板、セラミック基板等の母基板に設
けられるインダクタおよび基板に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、インダクタとしては、ミアンダ型や
スパイラル型が知られている。ミアンダ型は、インダク
タ線路が蛇行した川のような構造を有するもので、隣設
する線路に流れる電流はお互いに逆方向になっており、
このようなミアンダ型は製造が容易であり、中程度のイ
ンダクタンスが得られるという特徴がある。
【0003】一方、スパイラル型は、インダクタ線路が
渦巻き状の構造を有するものであり、隣接する導体に流
れる電流はお互いに同方向になっており、このようなス
パイラル型は、比較的大きなインダクタンスが得られる
という特徴がある。
【0004】従来のインダクタ素子としては、特開平1
1−121237号公報に開示されたようなものが知ら
れている。この公報に開示されたインダクタ素子は、図
4に示すように、スパイラル形状の平面積層型であり、
シリコン等の下地基板上に絶縁膜が形成され、その上
に、インダクタ線路1が形成されている。このインダク
タ線路1は、インダクタ導体2を磁性体膜3で取り囲
み、これを絶縁体4で取り囲み、その上下に磁性体膜
5、6を形成して構成されている。
【0005】即ち、この公報に開示されたインダクタ素
子は、インダクタ導体2が磁性体膜3により被覆された
状態で絶縁体4中に埋没され、この絶縁体4の上下面に
磁性膜5、6が形成されている。
【0006】そして、インダクタ導体2の積層方向の厚
みは27μm、インダクタ導体2を被覆する磁性体膜3
の厚みは3μm、絶縁体4の上下面に形成された磁性体
膜5、6の厚みは3mmとされ、磁性体膜5、6と磁性
体膜3間に形成された絶縁体の厚みはそれぞれ10μm
とされていた。
【0007】このようなインダクタ素子では、インダク
タ導体2を磁性体膜3で覆うようにしているため、磁性
体膜3がインダクタ導体2を垂直に鎖交する渡り磁束を
回避できる。即ち、通過する磁束が少なくなるため、銅
損(うず電流損)を低減できる。性能係数Q値は、コイ
ル抵抗をR、インダクタンスをL、駆動角周波数をωと
すると、Q=ωL/Rと表されるため、上記公報に開示
されたインダクタ素子では、銅損が低減し、コイル抵抗
Rが低減するため、性能係数Q値を大きくすることがで
きる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
11−121237号公報に開示されたインダクタ素子
では、磁性体膜3、5、6の軟磁性化のための熱処理、
表面実装用半田のリフロー工程など300℃以上の温度
環境を経る時に、インダクタ導体2と磁性体膜3との間
で相互拡散が生じ、これにより、インダクタ導体2では
磁性体膜3材料が拡散することにより抵抗値が増大し、
磁性体膜3ではインダクタ導体2材料が拡散することに
より磁気特性が劣化し、自己共振周波数が低下し、性能
係数Q値が小さくさくなるという問題があった。
【0009】本発明は、インダクタ導体と磁性体膜との
間の相互拡散を防止して、自己共振周波数を低下させる
ことなく、性能係数Q値を高く維持できるインダクタを
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のインダクタ素子
は、インダクタ導体を磁性体膜で被覆してなるインダク
タであって、前記インダクタ導体と前記磁性体膜との間
に拡散防止膜を形成してなるものである。
【0011】このように、インダクタ導体を磁性体膜で
被覆することによりシールドが形成され、磁束シールド
効果により性能係数Q値を高くすることができるととも
に、インダクタ導体と磁性体膜の間に拡散防止膜を形成
することにより、例えば、インダクタ製造工程中の30
0℃以上の温度環境を経た後においても、インダクタ導
体と磁性体膜の相互拡散を防止でき、自己共振周波数を
低下させることなく、性能係数Q値を高く保持すること
ができる。
【0012】また、本発明のインダクタ素子は、拡散防
止膜が、TiN、WおよびPtのうち少なくとも一種か
らなることにより、インダクタ導体と磁性体膜の間での
浮遊容量を発生させることがなく、自己共振周波数を高
く維持し、性能係数Q値を高く保持することができる。
【0013】拡散防止膜の厚みは10〜100nmであ
ることが望ましい。これにより、インダクタ導体と磁性
体膜の相互拡散を確実に防止できる。
【0014】さらにまた、インダクタ導体および/また
は磁性体膜と、拡散防止膜との間に密着膜を形成するこ
とにより、これらのインダクタ導体と拡散防止膜、磁性
体膜と拡散防止膜との密着性(接合強度)を確保した状
態で、自己共振周波数を低下させずに、性能係数Q値を
高く保持することができる。
【0015】密着膜としてTiおよび/またはCrなど
の導体を用いることで、インダクタ導体と拡散防止膜、
磁性体膜と拡散防止膜との密着性(接合強度)を確実に
確保できる。本発明の基板は、基体の内部および/また
は表面に上記したインダクタを設けてなるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明のインダクタ(薄膜
インダクタ)の一例を示すもので、このインダクタは、
図1に示すように、絶縁基板11上にスパイラル状のイ
ンダクタ線路12を設けて構成されており、インダクタ
線路12は、図2に示すように、インダクタ導体15
と、該インダクタ導体15の周りを取り囲む拡散防止膜
14、16と、該拡散防止膜14、16の表面にそれぞ
れ形成された磁性体膜13、17とから構成されてい
る。尚、図2は図1中のA−A線に沿った断面を示す。
【0017】即ち、インダクタ導体15は磁性体膜1
3、17により被覆されており、インダクタ導体15と
磁性体膜13、17との間には、拡散防止膜14、16
がインダクタ導体15を被覆して形成されている。尚、
図2では、製造工程では磁性体膜13、17がそれぞれ
別個に作製されるため別個に符号を付して記載したが、
インダクタ作製後では一体となる。拡散防止膜14、1
6も同様である。
【0018】このように、インダクタ導体15が拡散防
止膜14、16および磁性体膜13、17により取り囲
まれた構造のインダクタ線路12は、写真製版技術、ス
パッタリング、CVD、蒸着などの成膜技術により基板
11上に形成できる。
【0019】例えば、先ず、スパッタリング法により、
絶縁基板11上に磁性体膜13を形成し、その上に拡散
防止膜14、導体膜15を順次積層する。この際に、磁
性体膜13の幅方向の両側が少々残るように拡散防止膜
14を形成し、この拡散防止膜14の幅方向の両側が少
々残るように導体膜15を形成する。
【0020】この後、インダクタ導体15上に、拡散防
止膜14の幅方向両側まで被覆するように拡散防止膜1
6を形成し、この拡散防止膜16の上面に、磁性体膜1
3の幅方向両側まで被覆するように磁性体膜17を形成
することにより、本発明のインダクタが作製される。
【0021】インダクタは、そのインダクタ線路12の
形状により種々のものが存在する。図1ではスパイラル
型を示しているが、ミアンダ型、また他の種のインダク
タにも適用できる。
【0022】絶縁基板11としては絶縁性を有するもの
であれば何れでも良いが、特にAl 23が好適であり、
ガラス、シリコンなども適用できる。
【0023】インダクタ導体15は写真製版技術、スパ
ッタリング等の成膜技術により作製されるが、写真製版
技術以外にマスクによるパターニングも可能である。成
膜方法としては、スパッタリング以外にも真空蒸着、メ
ッキ法も適用することができる。導体材料としては、A
uあるいはCuが好適であるが、Al、Agなども適用
できる。
【0024】磁性体膜13、17の材料としては、Fe
Ni、FeSiAl、Co系アモルファス合金が適用で
きる。さらに、FeAlO、軟磁性フェライト等の高比
抵抗率材料が好適である。
【0025】拡散防止膜14、16の材料としては、T
iN、WおよびPtのうち少なくとも一種が用いられて
いるが、これらのうちでも、エッチング加工が容易とい
う点からTiNが望ましい。
【0026】また、拡散防止膜14、16の厚みは10
〜100nmとされている。この範囲内ならば、拡散防
止膜14、16の連続性を確保でき、拡散防止効果が大
きいからであり、インダクタ導体15と磁性体膜13、
17との距離がそれ程離れることがないため、磁束シー
ルド効果が大きいからである。一方、拡散防止膜14、
16の厚みが10nm未満の場合、拡散防止膜16の不
連続性となり易いため拡散防止効果が小さく、100n
mを越える場合には、導体膜と磁性体膜の距離が離れ、
磁束シールド効果が薄れ性能係数Q値が低下する傾向に
あるからである。
【0027】尚、図1において、符号19は、インダク
タ導体15に接続された一対の外部接続端子であり、こ
のような外部接続端子19はハンダボールにより形成さ
れており、母基板の電極に、外部接続端子19を当接し
た状態で熱処理することにより、母基板に本発明のイン
ダクタが実装される。
【0028】以上のように構成されたインダクタでは、
インダクタ導体15の周囲を磁性体膜13、17で取り
囲むことにより磁束シールド効果が働き、性能係数Q値
を高くすることができる。
【0029】また、磁性体膜13,17の軟磁性化のた
めの熱処理、表面実装用半田のリフロー工程などで30
0℃以上の温度環境(熱処理工程)を経るが、本発明で
は、インダクタ導体15と磁性体膜13、17との間に
は、拡散防止膜14、16がインダクタ導体15を被覆
して形成されているので、拡散防止膜14、16により
インダクタ導体15と磁性体膜13、17の相互拡散を
防ぐことができ、これによりインダクタ導体15の抵抗
増加、磁性体膜13、17の磁気特性劣化を防止でき、
性能係数Q値を高く保持することができる。
【0030】また、拡散防止膜14、16として絶縁体
を用いることは、相互材料の拡散防止効果が大きいが、
絶縁体を使うとインダクタ導体15と磁性体膜13,1
7の間で容量が形成され、自己共振周波数を低下させて
しまう。例えば、図1に示すスパイラル型のインダクタ
において、インダクタ導体15、インダクタ導体15間
隔がともに0.1mm、外形寸法が1mm角の場合、イ
ンダクタンスはおよそ5nHである。この形状で拡散防
止膜14,16として絶縁体、例えば1μm厚みのSi
O2 を用いた場、およそ400pFの容量が形成さ
れ、100MHz付近でLC共振を起し、この周波数よ
り高い領域で動作しなくなる。
【0031】本発明では、拡散防止膜14、16の材質
をTiN、WおよびPtなどの導体を用いることで、上
記問題であるインダクタ導体15と磁性体膜13、17
の間での浮遊容量を発生させることがないため、自己共
振周波数を低下させずに拡散防止効果が大きく、性能係
数Q値を高く保持することができる。
【0032】図3は本発明の他のインダクタンスを示す
もので、この例では、磁性体膜13、17と拡散防止膜
14、16との間に、磁性体膜13、17を被覆するよ
うに密着膜24、27が形成されている。尚、図3で
は、製造工程ではそれぞれ別個に作製されるため密着膜
24、27をそれぞれ別個に記載したが、インダクタ作
製後においては一体となっている。
【0033】密着膜24、27の厚みは0.03〜0.
1μmが望ましい。この範囲内とすることにより、磁性
体膜による磁束シールドを損なうことなく、密着力を確
保することができる。
【0034】このように、磁性体膜13、17と拡散防
止膜14、16との間に、密着膜24,27を形成する
ことにより、磁性体膜13、17と拡散防止膜14、1
6との接合強度を向上できる。
【0035】密着膜24、27としては、Tiおよび/
またはCrの導体を用いることが望ましい。このような
材料を用いることにより、磁性体膜13、17と拡散防
止膜14、16との密着性を確保できるとともに、磁性
体膜13、17と拡散防止膜14、16との間に浮遊容
量を発生させることがなく、また自己共振周波数を低下
させずに、性能係数Q値を高く保持することができる。
【0036】尚、インダクタ導体15と拡散防止膜1
4、16との間に密着膜を形成しても良く、この場合に
はインダクタ導体15と拡散防止膜14、16と接合強
度を向上できる。また、磁性体膜13、17と拡散防止
膜14、16との間、およびインダクタ導体15と拡散
防止膜14、16の間に密着膜を形成することが最も望
ましい。
【0037】
【実施例】実施例1 まず、図2に示すように、アルミナ基板11上にスパッ
タ法にてFeSiAl合金膜13を2μm成膜した。次
にポジ型フォトレジストを磁性膜13上に形成し、パタ
ーンを形成した後、塩化第二鉄水溶液でエッチングし、
ポジ型フォトレジストを除去した。
【0038】次に、拡散防止膜14であるTiNを反応
性スパッタリングで0.05μm成膜した。TiNは磁
性膜13と同様の方法でパターニングするが、磁性膜1
3よりも片側5μm小さいパターンとした。
【0039】次に、インダクタ導体15であるAuをス
パッタ法で2μm成膜し、同様の方法で拡散防止膜14
よりも片側5μm小さいパターンとした。この場合のエ
ッチング液はKCN水溶液とした。以降、同様に、拡散
防止膜16であるTiNを0.05μm、磁性膜17で
あるFeSiAl合金膜を2μm成膜し、エッチング加
工した。
【0040】そして、磁性膜13,17の軟磁性化のた
めに真空中で600℃、1時間保持の熱処理を施した。
図1において、インダクタ線路12の幅は0.1mm、
インダクタ線路12の線路間の距離を0.1mmとし、
外形寸法は1mm×1mmとした。 実施例2 また、図3に示すインダクタを作製した。まず、磁性膜
13であるFeSiAl合金膜の2μmを成膜し、エッ
チング加工の後に、密着層24であるTiをスパッタ法
で0.05μm成膜し、磁性膜13よりも片側5μm小
さいパターンを形成した。この場合のエッチング液はH
F+HN3+H2Oとした。拡散防止膜14、インダクタ
導体15、拡散防止膜16までは上記と同様にして形成
した。その後、密着層27であるTiをスパッタ法で
0.05μm成膜し、最後に、磁性膜17であるFeS
iAl合金膜の2μm成膜し、エッチング加工した。そ
して、上記と同様に真空中で600℃、1時間保持の熱
処理を施した。
【0041】比較のために、図2の例において拡散防止
膜14,16を形成しない試料を作製した。
【0042】磁性膜の透磁率は外形20mm、内径5m
mのドーナツ型試料を用い、検出コイルに生ずる誘導起
電力から算出する方法で測定した。インダクタンスとQ
値をインピーダンスアナライザーで測定した。また、第
1、第2実施例100個のうち、熱処理における導体膜
と基板との剥離状況を観察して剥離していないものの比
率を記載した。その結果を表1に記載した。
【0043】
【表1】
【0044】この表1から、拡散防止膜のない比較例
(従来例)では、磁性膜の透磁率が低いことがわかる。
これは600℃の熱処理で導体と磁性体膜が相互拡散
し、磁性膜の磁気特性が劣化したためと考えられる。拡
散防止膜を導体と磁性体膜の間に挿入した第1、第2の
実施例では透磁率が高いことがわかる。
【0045】このように作製したインダクタのインダク
タンスとQ値は表のように比較例のインダクタンスとQ
値に対し、本発明の実施例ではともに高くなっている。
密着歩留まりに関しては、第2実施例では密着層を入れ
たことにより、剥離による不良が低減し、第1実施例よ
り高い密着歩留まりが確保できることがわかる。
【0046】
【発明の効果】本発明のインダクタでは、インダクタ導
体を磁性体膜で被覆することによりシールドが形成さ
れ、磁束シールド効果により性能係数Q値を高くするこ
とができるとともに、インダクタ導体と磁性体膜の間に
拡散防止膜を形成することにより、例えば、インダクタ
製造工程中の300℃以上の温度環境を経た後において
も、インダクタ導体と磁性体膜の相互拡散を防止でき、
自己共振周波数を低下させることなく、性能係数Q値を
高く保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスパイラル型のインダクタを示す平面
図である。
【図2】図1のA−A線に沿った断面図である。
【図3】本発明の他のインダクタを示す断面図である。
【図4】従来のスパイラル型インダクタ素子を示す断面
図である。
【符号の説明】
11・・・基板 12・・・インダクタ線路 15、26・・・インダクタ導体 13、17・・・磁性体膜 14、16・・・拡散防止膜 24、27・・・密着膜

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インダクタ導体を磁性体膜で被覆してなる
    インダクタであって、前記インダクタ導体と前記磁性体
    膜との間に拡散防止膜を形成してなることを特徴とする
    インダクタ。
  2. 【請求項2】拡散防止膜が、TiN、WおよびPtのう
    ち少なくとも一種からなることを特徴とする請求項1記
    載のインダクタ。
  3. 【請求項3】インダクタ導体および/または磁性体膜
    と、拡散防止膜との間に密着膜を形成してなることを特
    徴とする請求項1乃至2のうちいずれかに記載のインダ
    クタ。
  4. 【請求項4】密着膜が、Tiおよび/またはCrからな
    ることを特徴とする請求項3記載のインダクタ。
  5. 【請求項5】基体の内部および/または表面に、請求項
    1及至4のうちいずれかに記載のインダクタを設けてな
    る基板。
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