JP2001282588A - ファイル管理装置 - Google Patents

ファイル管理装置

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JP2001282588A
JP2001282588A JP2000099266A JP2000099266A JP2001282588A JP 2001282588 A JP2001282588 A JP 2001282588A JP 2000099266 A JP2000099266 A JP 2000099266A JP 2000099266 A JP2000099266 A JP 2000099266A JP 2001282588 A JP2001282588 A JP 2001282588A
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JP2000099266A
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Junzo Suzuki
順三 鈴木
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データを記録媒体に記録するときに、規定さ
れたレートでのデータの読み書き性能を保証するととも
に、記録媒体の空き領域を最大限有効に利用する。 【解決手段】 記憶領域42の未使用ブロックを記述し
たブロック管理テーブルに基づいて、連続した未使用ブ
ロックを連続領域ブロックとして検出する連続領域検出
処理手段31と、連続領域ブロックに記憶領域に格納す
るデータを割り当てるために複数の連続領域ブロックを
記述した連続領域ブロックテーブルを作成する連続領域
テーブル作成手段32とを有する。この連続領域テーブ
ル作成手段42は、アクセス時間が少なくなるように複
数の連続ブロックを並び替えることができ、更に記憶領
域42の容量を有効に利用するように連続領域ブロック
を並び替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書き換え可能な記
録媒体に、ディジタル映像データやディジタル音声デー
タのようなリアルタイムでの読み出し及び書き込みが必
要なデータを記録するときに用いて好適なファイル管理
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年MPEG(Moving Picture Experts
Group)1、MPEG2等のデジタル圧縮技術の標準化
が進み、また、高性能なCPU(Central Processing U
nit)、メモリ、蓄積媒体が低価格で入手できるように
なってきている。そこで映像データや音声データをデジ
タル化して蓄積し、大容量のデジタルデータを処理する
マルチメディア機器が数多く商品化されてきた。
【0003】例えばDVD(Digital Video Disc)は片
面1層式で記録された場合、平均3.5Mbps(bi
t/seconds)のMPEG2規格に準じた映像を
2時間以上収録でき、DVD−ROM(Read Only Memo
ry)ドライブを搭載したパーソナルコンピュータや、D
VDプレーヤを用いて映像を再生することができる。
【0004】また、書き換え可能なDVDであるDVD
−RAM(Random Access Memory)の規格が決まり、パ
ーソナルコンピュータ等の周辺機器や民生機器として商
品化が進められている。
【0005】このようなディジタル化された映像データ
や音声データを記録媒体に書き込んだり、記録媒体から
読み出したりする場合、コンピュータ用のデータを読み
書きするのと同様に、OS(Operation System)中にあ
るファイルシステムと呼ばれるファイル管理装置により
ブロックの割り当て、未使用ブロックの管理、データの
一覧情報の管理等を行なう。
【0006】ファイルシステムは、記録媒体のデータ領
域をある定められたサイズごとのブロックに分割し、各
ブロックが使用されているか使用されていないかを管理
するためにブロック管理テーブルを持つ。ブロックの大
きさは性能やアクセスの効率性を考慮して定められる。
一般にコンピュータで扱うファイルは10KB(byt
e)から100KB程度のサイズのものが多く、これら
のファイルが繰り返し記録、消去された時の記録媒体の
使用効率を考えてブロックサイズは512Byteや2
KByteに設定されている。
【0007】従来のファイル管理装置では、特開平11
−96052号公報に記載されているように、2つ以上
に分割された記憶領域ごとに、複数のブロックからなる
1つの連続領域ブロックが存在し、記憶領域ごとに未使
用ブロックを管理するブロック管理テーブルを持つファ
イルシステムを前提とし、当該ファイルシステムにおい
て、連続して同一の記憶領域から割り当てられた未使用
ブロックの数を計測するようにしている。そして、この
ファイル管理装置では、連続した未使用ブロックの数に
応じて記憶領域を割り当ててデータの記録等を行うこと
が記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】通常、1つの記録領域
にデータの書き込みや消去を繰り返し行った後に、デー
タの書き込みを行うと複数の分断された連続領域ブロッ
クが発生することがある。
【0009】しかし、従来のファイルシステムを有する
ファイル管理装置では、1つの記録領域には1つの連続
領域ブロックのみ存在していることを前提としているた
め、1つの記録領域に複数の分断された連続領域ブロッ
クが存在する記録媒体を管理することができない。
【0010】また、データの記憶領域を決定するために
は、ファイルシステム内にブロック管理情報を取得する
必要があるが、ブロック管理情報を取得する度に記録媒
体に対するシークが発生してしまい、最大書き込み性能
で記録することができなかった。
【0011】本発明は上述の課題に鑑みてなされたもの
であり、データを記録媒体に記録するときに、規定され
たレートでのデータの書き込み或いは読み出し性能を保
証するファイル管理装置を提供することを目的とする。
【0012】また、本発明は、記録媒体の空き領域を最
大限有効に利用することができるようなファイル管理装
置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
に係るファイル管理装置は、上述の課題を解決するため
の手段として、一時的に情報を記憶する記憶手段と、複
数のブロックからなる1つの記憶領域を有し、前記記憶
領域の未使用ブロックを記述したブロック管理テーブル
に基づいて、連続した未使用ブロックを連続領域ブロッ
クとして検出する連続領域検出処理手段と、上記連続領
域検出手段で検出した連続領域ブロックに上記記憶領域
に格納するデータを割り当てるために複数の連続領域ブ
ロックを記述した連続領域ブロックテーブルを作成して
上記記憶手段に記憶する連続領域テーブル作成手段とを
有する。
【0014】このような請求項1に記載の本発明に係る
ファイル管理装置では、記録媒体にデータを記録すると
きに割り当てる未使用ブロックを検出し連続領域生成手
段で未使用ブロックからなる連続領域を生成し、複数の
連続領域を記述した連続領域ブロックテーブルを作成す
る。このファイル管理装置では、連続領域ブロックテー
ブルにより記録媒体にデータを記録するときのデータの
割り当て順序を提供する。
【0015】請求項2に記載の本発明に係るファイル管
理装置は、上述の課題を解決するための手段として、上
記連続領域ブロックの論理セクタ番号又は連続領域ブロ
ックの容量に基づいて、複数の連続領域ブロックを並び
替えて連続領域ブロックテーブルを作成する。
【0016】このファイル管理装置では、論理セクタ番
号又は連続領域ブロックの容量に依存したデータの割り
当て順序を提供する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るファイル管理
装置の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0018】先ず、本発明の第1の実施の形態について
説明する。
【0019】本発明は、例えば図1に示すような光ディ
スク記録再生装置1に適用される。
【0020】この光ディスク記録再生装置1は、ホスト
コンピュータ30と接続され、ホストコンピュータ30
からの制御コマンドに従って、光ディスク21に動画像
や音響等のAVデータの記録再生を行うものである。
【0021】ホストコンピュータ30は、例えばユーザ
に操作されるキーボード、マウス等を備え、ユーザによ
り操作されることにより光ディスク記録再生装置1の動
作を制御する制御コマンドを出力する。
【0022】また、ホストコンピュータ30は、光ディ
スク21に記録するためのAVデータを光ディスク記録
再生装置1に供給して記録処理を行わせるとともに、制
御コマンドを発行して光ディスク21に記録したデータ
の再生処理を要求する。
【0023】光ディスク記録再生装置1は、ホストコン
ピュータ30からのAVデータをインターフェース2、
エンコーダ3を介してレーザ駆動部4に入力し、記録再
生部5で光ディスク21にAVデータの記録を行う。
【0024】インターフェース2は、ホストコンピュー
タ30と接続され、ホストコンピュータ30との間でA
Vデータ等の入出力を管理する。このインターフェース
2は、ホストコンピュータ30からの制御コマンドやA
Vデータを光ディスク記録再生装置1内の各部に出力す
るとともに、光ディスク記録再生装置1で再生したAV
データをホストコンピュータ30に出力する。
【0025】エンコーダ3は、インターフェース2から
のAVデータを例えばMPEG2規格に準拠したデータ
形式に変換することで、データ圧縮処理をしてレーザ駆
動部4にAVデータを供給する。
【0026】レーザ駆動部4は、エンコーダ3からのA
Vデータに応じ、記録再生部5内に備えられる光ピック
アップ24内の光源を駆動するための駆動信号を生成し
て光ピックアップ24に出力する。
【0027】記録再生部5は、光ディスク21、光ディ
スク21を回転駆動する回転モータ22、回転モータ2
2の駆動力を光ディスク21に伝達するハブ23、光デ
ィスク21に光を照射するとともに光ディスク21から
の反射光を検出する光ピックアップ24を備える。
【0028】光ディスク21は、例えばMPEG2規格
に準拠したデータ形式のAVデータが記録され、データ
の読み書きが可能なDVD−RAMメディアやDVD−
RWメディアからなる。この光ディスク21には、例え
ば動画を示すディジタル映像データや、音声データが記
録される。
【0029】この光ディスク21は、複数の所定の容量
のブロックからなる1つの記録領域を有する。なお、以
下の説明では、複数のブロックからなる連続領域を連続
領域ブロックと呼ぶ。
【0030】また、この光ディスク21には、AVデー
タが記録された記録ブロック、AVデータが記録されて
いない未使用ブロックを記述したブロック管理テーブル
が記録されている。このブロック管理テーブルには、A
Vデータが記録済みの連続領域ブロック、AVデータが
記録されていない未使用の連続領域ブロックが記述され
ている。
【0031】回転モータ22は、光ディスク21を所定
の回転数で回転駆動させるモータからなる。
【0032】ハブ23は、回転モータ22と接続される
とともに、光ディスク21の装着時に光ディスク21の
中心穴を利用して光ディスク21をチャッキングして位
置決めをする。これにより、ハブ23は、回転モータ2
2の駆動力を光ディスク21に伝達して光ディスク21
を所定の回転数で回転駆動させる。
【0033】光ピックアップ24は、光源、光学系、光
検出器等からなり、光ディスク21の径方向に移動して
所定の記録トラック位置に配設され、光ディスク21に
光を照射するとともに、光ディスク21からの反射光を
検出する。
【0034】この光ピックアップ24は、レーザ駆動部
4からの駆動信号に応じて、光源が駆動され、所定のレ
ーザ強度で光ディスク21に光照射することで、光ディ
スク21にAVデータの書き込みをする。また、この光
ピックアップ24は、光ディスク21からの反射光に応
じた検出信号を生成し、後述のデコーダ6に供給するこ
とで光ディスク21に記録された情報を読み出す。
【0035】また、光ディスク記録再生装置1は、ホス
トコンピュータ30からの制御コマンドに応じて、ホス
トコンピュータ30で光ディスク21に記録されたAV
データを再生し、デコーダ6、インタフェース2を介し
てホストコンピュータ30に再生データを供給する。
【0036】デコーダ6は、光ピックアップ24からの
検出信号にデコード処理を行うことで、ホストコンピュ
ータ30に出力するためのAVデータを生成し、インタ
ーフェース2に出力する。また、このデコーダ6は、光
ピックアップ24からの検出信号に応じて、光ディスク
21に記録されているブロック管理テーブルを示すデー
タをCPU9に供給する。
【0037】更に、この光ディスク記録再生装置1は、
イジェクト操作部7を備える。このイジェクト操作部7
は、例えばユーザに操作されるイジェクトボタン等を備
え、ユーザによりイジェクトボタンが押圧されること
で、イジェクト制御信号をバス12を介して記録再生部
5の図示しないイジェクト機構に供給する。これによ
り、イジェクト操作部7は、イジェクト機構を駆動して
光ディスク21を取り出させる。
【0038】更にまた、この光ディスク記録再生装置1
は、フラッシュメモリ(FRAM)8、CPU9、RA
M10、ROM11を備える。
【0039】FRAM9は、CPU9によりその内容が
制御され、後述の連続領域ブロックテーブルが格納され
る。
【0040】ROM11は、CPU9が各種処理を実行
するための制御プログラムが格納され、光ディスク記録
再生装置1の起動時にその内容がCPU9により読み込
まれる。
【0041】CPU9は、上記制御プログラム、ホスト
コンピュータ30からの制御コマンドに従った処理を行
って制御信号を生成し、上述した各部を制御する。この
CPU9は、RAM10を作業領域として使用して光デ
ィスク21に記録するための各種情報を生成する。
【0042】このような光ディスク記録再生装置1にお
いて、光ディスク21にAVデータを記録するとき、C
PU9は、ホストコンピュータ30からインターフェー
ス2、バス12を介して入力される記録処理を行う旨の
制御コマンドに応じて、各部に制御信号を出力して、イ
ンターフェース2からのAVデータをエンコーダ3、レ
ーザ駆動部4を起動するとともに記録再生部5によりA
Vデータの記録を行うように制御する。
【0043】このとき、CPU9は、予め光ディスク2
1内の未使用ブロックを記述したブロック管理テーブル
を用いて、AVデータを未使用の連続領域ブロックに割
り当てるために連続領域ブロックテーブルを作成する処
理をする。このCPU9は、連続領域ブロックテーブル
を参照して、各連続領域ブロックに割り当てるAVデー
タを決定し、光ピックアップ24を制御して決定した連
続領域ブロックにAVデータの記録をするように制御す
る。
【0044】また、このような光ディスク記録再生装置
1において、光ディスク21に記録されたAVデータを
再生するとき、CPU9は、ホストコンピュータ30か
らインターフェース2、バス12を介して入力される再
生処理を行う旨の制御コマンドに応じて、各部に制御信
号を出力して、光ピックアップ24を駆動させてデコー
ダ6、インターフェース2を介して読み出したAVデー
タをホストコンピュータ30に出力して再生する処理を
行う。このとき、CPU9は、光ディスク21に記録さ
れたUDF(Universal Disk Format)情報を参照して
再生処理の対象となるAVデータの記録開始位置を認識
して光ピックアップ24を駆動して所定のAVデータを
読み出すように制御する。
【0045】つぎに、CPU9により連続領域ブロック
テーブルを作成する処理について説する。
【0046】CPU9は、光ディスク21に記録された
ブロック管理テーブルをRAM10に読み込み、ブロッ
ク管理テーブルを参照して連続領域ブロックテーブルを
作成する処理を行う。
【0047】このようなCPU9は、連続領域ブロック
テーブルを作成するときの処理内容を機能的に表現する
と、図2に示すように構成される。
【0048】図2によれば、CPU9は、ホストコンピ
ュータ30からの制御コマンド等がバス12を介して入
力される連続領域テーブル生成処理部31と、AVデー
タに連続領域ブロックを割り当てる処理をする連続領域
割り当て処理部32とを備える。
【0049】連続領域テーブル生成処理部31は、ファ
イルシステム41により読み出してRAM10に格納し
たブロック管理テーブル、ホストコンピュータ30から
入力された平均データ入力レート情報Vin、光ディスク
21の最大シーク時間情報J、平均データ出力レート情
報Voutを用いて、下記式(1)で表現される最小連続
領域EXTminを決定する。上記最小連続領域とは、連
続領域ブロックテーブルに含まれる連続領域ブロックと
して認められる最小の容量である。
【0050】 EXTmin[Mbit] =Vin[Mbps]×J[s]/(11−Vin)×Vout[Mbps]…………式(1) 連続領域テーブル生成処理部31は、RAM10上のブ
ロック管理テーブルを参照し、上記式(1)で表現され
る最小連続領域EXTmin以上の容量を有する連続領域
ブロックの全てを検出し、FRAM8上に記憶させる。
連続領域テーブル生成処理部31は、連続領域ブロック
をFRAM8に記憶させるとき、光ディスク21内での
連続領域開始番地情報、連続領域ブロックを構成するブ
ロック数を示す連続領域ブロック数情報とを組(テーブ
ル)してFRAM8に記憶する。
【0051】連続領域割り当て処理部32は、ホストコ
ンピュータ30からテーブルの並べ替え方法を記述した
並べ替え情報、連続領域テーブル生成処理部31で作成
した連続領域開始番地情報と連続領域ブロック数情報が
入力される。
【0052】この連続領域割り当て処理部32は、FR
AM8上に記憶させたテーブルを、指定された並べ替え
方法に従い、連続領域ブロックテーブルの形式で、FR
AM8上に記憶させる。これにより、連続領域割り当て
処理部32は、図3に示すように、総テーブル数(=
n)、第1テーブル〜第nテーブル(Table
(1),Table(2),Table(3),・・
・,Table(n))からなる連続領域ブロックテー
ブルをFRAM8上に作成する。
【0053】連続領域割り当て処理部32が連続領域ブ
ロックテーブルを作成するときの並べ替え方法として
は、ロジカルセクター番号の小さい順、連続領域ブロッ
クの容量の小さい順、が挙げられる。連続領域割り当て
処理部32には、上記並び替え方法を指定する並び替え
情報がホストコンピュータ30から供給される。また、
この連続領域割り当て処理部32は、上記双方の並び替
え方法のいずれかが指定されたとき、光ディスク21の
データ構造に応じて、いずれかの並び替え方法を選択す
る処理をしても良い。
【0054】また、この連続領域割り当て処理部32
は、並び替え情報に従って作成した連続領域ブロックテ
ーブルに従って、光ディスク21に記録するAVデータ
を各連続領域ブロックに割り当てて、光ディスク21内
の記憶領域42に記録する。
【0055】このような処理を行うCPU9では、ホス
トコンピュータ30からAVデータが順次入力されるこ
とに応じて、FRAM8上に作成した連続領域ブロック
テーブルを参照してAVデータを順次各連続領域ブロッ
クに割り当て、光ピックアップ24を連続領域開始番地
に移動させ、記録再生部5に記録指令を示す制御信号を
出力する。そして、CPU9では、連続領域ブロックテ
ーブルの先頭に記述されている連続領域開始番地から末
尾に向かって順次アクセスしてAVデータの記録を行
う。
【0056】CPU9は、1つの連続領域ブロックにA
Vデータを割り当てて記録し終わったら、次の連続領域
ブロックの連続領域開始番地を参照して光ピックアップ
24を次の連続領域開始番地に移動させ、次の連続領域
ブロックにAVデータを割り当てて記録再生部5に記録
指令を示す制御信号を出力する。
【0057】このような光ディスク記録再生装置1で
は、連続領域割り当て処理部32によりロジカルセクタ
ー番号の小さい順にテーブルを並び替えて連続領域ブロ
ックテーブルを作成することにより、連続領域ブロック
間のシーク時間が短くなるので、規定されたレートでの
AVデータの書き込みを保証することができる。
【0058】また、光ディスク記録再生装置1では、連
続領域割り当て処理部32により連続領域ブロックの容
量の小さい順にテーブルを並び替えて連続領域ブロック
テーブルを作成することにより、容量の小さい未使用の
連続領域ブロックから割り当てて記録することができる
ので、新たにAVデータを記録する場合、広い連続領域
ブロックにAVデータを記録できるようになる。
【0059】したがって、第1の実施の形態に係る光デ
ィスク記録再生装置1によれば、映像データや音声デー
タ等のようにリアルタイム性が要求されるデータを光デ
ィスク21に書き込むときに、非連続なブロックでのシ
ーク待ち等が発生した際にも規定されたレートでのデー
タ書き込みを保証することができる。
【0060】また、この光ディスク記録再生装置1によ
れば、光ディスク21が複数回に亘ってAVデータの記
録再生がされて複数の未使用領域が発生していても、光
ディスク21の未使用領域を有効に使用することができ
る。
【0061】つぎに、本発明の第2の実施の形態につい
て説明する。なお、第2の実施の形態については、上述
の第1の実施の形態と同一部分は同一符号を付してその
詳細な説明を省略する。
【0062】第2の実施の形態に係る光ディスク記録再
生装置1は、上述の図2に示す構成とは連続領域テーブ
ル生成処理部31と接続した最終連続領域割り当て処理
部51を備える点で異なる。
【0063】上述の第2の実施の形態の光ディスク記録
再生装置に備えられる最終連続領域割り当て処理部51
には、上述したように上記式(1)の最小連続領域EX
Tmin以上の容量を有する複数の連続領域ブロックをn
個検出して連続領域開始番地情報及び連続領域ブロック
数情報とからなる連続領域ブロックテーブルを作成した
旨の情報が供給される。この最終連続領域割り当て処理
部51は、式(1)の最小連続領域EXTmin以下の容
量であって、連続領域ブロックテーブルに含まれない連
続領域ブロックの開始番地情報、連続領域ブロック数情
報を連続領域テーブル生成処理部31に供給する。この
最終連続領域割り当て処理部51は、例えば最小連続領
域EXTmin以下の連続領域ブロックのうち、最も容量
の大きい連続領域ブロックを選択する。
【0064】連続領域テーブル生成処理部31は、上記
式(1)の最小連続領域EXTmin以下の容量の連続領
域ブロックの開始番地情報、連続領域ブロック数情報を
用いて、作成した連続領域テーブルの末尾(n+1番
目)に付加されるテーブルとして、最終連続領域開始番
地情報及び連続領域ブロック数情報を生成して連続領域
割り当て処理部32に供給する。
【0065】連続領域割り当て処理部32は、連続領域
テーブル生成処理部31からのTable(1)〜Ta
ble(n)及び最終連続領域割り当て処理部51で検
出した連続領域ブロックのTable(n+1)を用い
て、図5に示すような連続領域ブロックテーブルを作成
する。図5に示す連続領域ブロックテーブルは、n個の
上記式(1)を満たす連続領域ブロックに、上記式
(1)を満たすn番目の連続領域ブロックの次に付加さ
れn+1番目の連続領域ブロックが最終連続領域ブロッ
クとして付加されてなる。この最終連続領域ブロック
は、最終連続領域開始番地情報と連続領域ブロック数情
報とからなる。
【0066】連続領域割り当て処理部32は、上述した
ような連続領域ブロックテーブルを作成し、各連続領域
ブロック及び最終連続領域ブロックにAVデータを割り
当てて、光ディスク21内の記憶領域42に記録する。
【0067】このような光ディスク記録再生装置では、
連続領域ブロックテーブルを作成するとき、RAM10
上のブロック管理テーブルをサーチしながら、最小連続
領域EXTminより小さくかつその中で最大の大きさを
もつ連続領域ブロックを検出し、FRAM8上の連続領
域ブロックテーブルの末尾に記憶させる。これにより、
光ディスク記録再生装置では、連続したAVデータを最
小連続領域EXTmin以下の容量の1つの連続領域ブロ
ックにAVデータを割り当てて光ディスク21に記録す
るとともに、読み出すことが可能である。
【0068】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明に係るファイル
管理装置は、情報をディスク状記録媒体に書き込む際
に、シーク等のオーバーヘッドが発生したときでも、規
定されたレートでの情報の書き込み或いは読み出し性能
を保証することができる。また、ディスク状記録媒体の
空き領域を最大限有効に利用することができる。
【0069】請求項1に記載の本発明に係るファイル管
理装置は、連続領域ブロックに記憶領域に格納するデー
タを割り当てるために複数の連続領域ブロックを記述し
た連続領域ブロックテーブルを作成するので、連続領域
ブロックテーブルにより記録媒体にデータを記録すると
きのデータの割り当て順序を提供することができ、デー
タを記録媒体に書き込む際に、シーク等のオーバーヘッ
ドが発生したときでも、規定されたレートでのデータの
書き込み或いは読み出し性能を保証することができる。
また、請求項1に記載のファイル管理装置によれば、記
録媒体の空き領域を最大限有効に利用することができ
る。
【0070】請求項2に記載の本発明に係るファイル管
理装置は、連続領域ブロックの論理セクタ番号に基づい
て連続領域ブロックを並び替えることで、データを記録
媒体に書き込む際に、シーク等のオーバーヘッドが発生
したときでも、規定されたレートでのデータの書き込み
或いは読み出し性能を保証することができる。また、請
求項2に記載の本発明に係るファイル管理装置は、連続
領域ブロックの容量に基づいて連続領域ブロックを並び
替えることで、記録媒体の空き領域を最大限有効に利用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施の形態に係る光デ
ィスク記録再生装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明を適用した第1の実施の形態に係る光デ
ィスク記録再生装置に備えられるCPUの処理内容を機
能的に表現したブロック図である。
【図3】本発明を適用した第1の実施の形態に係る光デ
ィスク記録再生装置に備えられるFRAM上の連続領域
ブロックテーブルの構成を示す図である。
【図4】本発明を適用した第2の実施の形態に係る光デ
ィスク記録再生装置に備えられるCPUの処理内容を機
能的に表現したブロック図である。
【図5】本発明を適用した第2の実施の形態に係る光デ
ィスク記録再生装置に備えられるFRAM上の連続領域
ブロックテーブルの構成を示す図である。
【符号の説明】
1…光ディスク記録再生装置、8…FRAM、9…CP
U、10…RAM、21…光ディスク、30…ホストコ
ンピュータ、31…連続領域テーブル生成処理部、32
…連続領域割り当て処理部、41…ファイルシステム、
42…記憶領域

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一時的に情報を記憶する記憶手段と、 複数のブロックからなる1つの記憶領域を有し、前記記
    憶領域の未使用ブロックを記述したブロック管理テーブ
    ルに基づいて、連続した未使用ブロックを連続領域ブロ
    ックとして検出する連続領域検出処理手段と、 上記連続領域検出手段で検出した連続領域ブロックに上
    記記憶領域に格納するデータを割り当てるために複数の
    連続領域ブロックを記述した連続領域ブロックテーブル
    を作成して上記記憶手段に記憶する連続領域テーブル作
    成手段とを備えることを特徴とするファイル管理装置。
  2. 【請求項2】 連続領域テーブル作成手段は、上記連続
    領域ブロックの論理セクタ番号又は連続領域ブロックの
    容量に基づいて、複数の連続領域ブロックを並び替えて
    連続領域ブロックテーブルを作成することを特徴とする
    請求項1記載のファイル管理装置。
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