JP2001282293A - データ記憶装置及びデータ再生装置 - Google Patents

データ記憶装置及びデータ再生装置

Info

Publication number
JP2001282293A
JP2001282293A JP2000100210A JP2000100210A JP2001282293A JP 2001282293 A JP2001282293 A JP 2001282293A JP 2000100210 A JP2000100210 A JP 2000100210A JP 2000100210 A JP2000100210 A JP 2000100210A JP 2001282293 A JP2001282293 A JP 2001282293A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
digital data
frame
encoded digital
stored
storage medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000100210A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Matsunaga
圭司 松永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Columbia Co Ltd
Original Assignee
Nippon Columbia Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Columbia Co Ltd filed Critical Nippon Columbia Co Ltd
Priority to JP2000100210A priority Critical patent/JP2001282293A/ja
Publication of JP2001282293A publication Critical patent/JP2001282293A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の記憶領域に亘って符号化デシタルデータ
を記憶した場合、符号化デジタルデータをデコードした
デコード波形に歪みが生じる。 【解決手段】データ記憶装置は、第1の記憶領域に記憶
する最後のフレームの符号化デジタルデータを第2の記
憶領域の最初のフレームの符号化デジタルデータとして
記憶する制御を行う制御部を備え、データ再生装置は、
第1の記憶領域に記憶した最後のフレームの符号化デジ
タルデータと第2の記憶領域に記憶した最初のフレーム
の符号化デジタルデータとが同じ場合、第2の記憶領域
に記憶した最初のフレームの次のフレームの符号化テジ
タルデータから読み出す制御を行う制御部を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】符号化したデジタルデータを
複数の記憶領域に亘って記憶するデータ記憶装置及び複
数の記憶領域に亘って記憶した符号化デジタルデータフ
ァイルを再生するデータ再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】オーディオデータ等のデジタルデータ
を、半導体メモリ等の記憶媒体に記憶する記憶再生装置
が、例えば、特開平6−275092号公報や特開平7
−168600号公報に開示されている。
【0003】図4は、従来の記憶再生装置のデータ記憶
動作を説明するための模式図である。記憶再生装置は、
MPEG(Moving Picture Exports Group)などの符号
化方法を用いて、入力信号を符号化して記憶媒体に記憶
する。このような符号化方法では、図4(a)に示すよ
うな入力信号を、予め定められたサンプル数で区切り1
のブロックとし、そのブロック毎に図4(b)に示すよ
うな窓関数を掛けたり、フィルタリングのための畳み込
み演算(フィルタ処理などの用いられる積和演算)を行
い、入力信号を符号化してデジタルデータを生成する。
【0004】符号化したデジタルデータ(符号化デジタ
ルデータ)は、図4(c)に示すように、1フレームが
アクセス単位となる。1フレームの符号化デジタルデー
タを複数の記憶領域(例えば、第1の記憶媒体と第2の
記憶媒体)に跨って記憶すると、記憶再生装置は、途中
で分断されたフレームの符号化デジタルデータをデコー
ドすることができない。
【0005】そのため、記憶再生装置は、1フレームの
符号化デジタルデータを第1の記憶領域と第2の記憶領
域とに跨って記憶す場合、図4(d)に示すように、フ
レームNと当該フレームNの1つ前のフレームN−1と
を境目とし、第1の記憶領域にフレームN−1までのフ
レームを記憶し、第2の記憶領域にフレームN、フレー
ムN+1を記憶する。
【0006】このようにして複数の記憶領域に亘って記
憶した符号化デジタルデータは、記憶再生装置により読
み出されて再生される他、パーソナルコンピュータに格
納されたデジタルデータ編集プログラムや編集装置によ
り、複数の記憶領域に亘って記憶した符号化デジタルデ
ータが1つのファイルにまとめられ、他の大容量の記憶
媒体等に記憶される場合がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】デジタルデータ編集プ
ログラムや編集装置により、複数の記憶領域に亘って記
憶したデジタルデータをデコードし、1のファイルにす
る場合、それぞれデコードした出力信号のつなぎ目部分
の波形が歪むことがある。
【0008】例えば、図4(c)に示すように、記憶再
生装置が、第1の記憶領域にフレームN−1までのフレ
ームの符号化デジタルデータを記憶し、第2の記憶領域
にフレームN以降のフレームの符号化デシタルデータを
記憶した場合、フレームN−1までのフレームの符号化
デジタルデータをデコードした第1のデコード波形、お
よび、フレームN以降のフレームの符号化テジタルデー
タをデコードした第2のデコード波形は、それぞれ図4
(e)に示すようなる。
【0009】第1デコード波形は、第1の記憶領域に記
憶した符号化デジタルデータの最終フレームN−1のデ
コード波形の信号レベルが、徐々に0に近づく波形とな
る。また、第2デコード波形は、第2の記憶領域の記憶
した符号化テジタルデータの最初のフレームNのデコー
ド波形が、0から徐々に信号レベルが高くなり本来のデ
コード波形に近づく波形となる。
【0010】第1のデコード波形及び第2のデコード波
形をデジタルデータ編集プログラムや編集装置によりつ
なぎ合わせる場合には、第1の記憶領域に記憶した符号
化デジタルデータの最後のフレームN−1のデコード波
形と、第2の記憶領域に記憶した符号化デジタルデータ
の最初のフレームNのデコード波形との信号レベルが異
なる。
【0011】これは、本来連続してデコードするべき符
号化デジタルデータが、デコードがフレームの途中の符
号化デジタルデータまでで中断されるため、境目となる
それぞれのフレームの符号化デジタルデータのデコード
波形に、窓関数の乗算またはフィルタリングのための畳
み込み演算による信号レベルの減少が生じるためであ
る。
【0012】したがって、複数の記憶領域に亘って記憶
した符号化デジタルデータをデコードし、パーソナルコ
ンピュータや編集装置を用いて、2の符号化デジタルデ
ータをつなぎ合わせて1の符号化デジタルデータ(1の
ファイル)にする編集等を行う場合に、第1の記憶領域
に記憶した最後のフレームの符号化デジタルデータのデ
コード波形と、第2の記憶領域に記憶した最初のフレー
ムの符号化デジタルデータのデコード波形とのつなぎ目
の部分の波形が歪む。
【0013】本発明は、符号化デジタルデータをデコー
ドしたデコード波形に歪みが生じることなくつなぎ合わ
せることができるように、複数の記憶領域に亘って符号
化デシタルデータを記憶するデータ記憶装置及び、複数
の記憶領域に亘って符号化デシタルデータをデコード波
形に歪みが生じることなく再生するデータ再生装置を提
供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1記載の発
明は、複数のフレームからなる符号化デジタルデータフ
ァイルを第1の記憶領域と第2の記憶領域とに亘って記
憶するデータ記憶装置において、前記第1の記憶領域に
記憶する最後のフレームの符号化デジタルデータを前記
第2の記憶領域の最初のフレームの符号化デジタルデー
タとして記憶する制御を行う制御部を備えたことを特徴
とする。
【0015】本願の請求項2記載の発明は、第1の記憶
領域と第2の記憶領域とに亘って記憶した符号化デジタ
ルデータファイルを再生するデータ再生装置において、
前記第1の記憶領域に記憶した最後のフレームの符号化
デジタルデータと前記第2の記憶領域に記憶した最初の
フレームの符号化デジタルデータとが同じ場合、前記第
2の記憶領域に記憶した最初のフレームの次のフレーム
の符号化テジタルデータから読み出す制御を行う制御部
を備えたことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のデータ記憶装置
及びデータ再生装置の一実施例の概略構成を示す模式図
である。図1において、データ記憶再生装置101は、
データ記憶装置及びデータ再生装置を備え、入力部10
2、エンコーダ103、バッファメモリ104、デコー
ダ105、出力部106、制御部107を備えている。
データ記憶再生装置101は、例えばフラッシュメモリ
等の半導体メモリである記憶媒体108にデジタルデー
タを記憶すると共に、記憶媒体108に記憶したデジタ
ルデータを読み出し再生する。
【0017】本実施例においては、デジタルデータを複
数の記憶媒体に亘って記憶する場合について説明する
が、1の記憶媒体の複数の記憶領域に亘って記憶する場
合でも同様である。
【0018】入力部102は、入力信号を予め定められ
たサンプル数蓄積した後、デジタルデータに変換してエ
ンコーダ103に出力する。入力信号の予め定められた
サンプル数のデジタルデータを1ブロックとする。入力
部102は、入力信号がアナログ信号の場合、アナログ
信号をデジタルデータに変換して1ブロック毎に出力
し、入力信号がデジタルデータの場合、当該デジタルデ
ータを1ブロック毎に出力する。
【0019】エンコーダ103は、入力部102から入
力されたデジタルデータを符号化して、符号化したデジ
タルデータ(符号化デジタルデータ)を1フレーム毎に
バッファメモリ104に出力する。エンコーダ103に
おけるデジタルデータのエンコードは、例えば、MPE
G等の符号化方法が用いられる。符号化デジタルデータ
は、1フレームがアクセス単位となる。
【0020】バッファメモリ104は、複数フレームの
符号化デジタルデータを記憶しておくことが可能であ
り、エンコーダ103から入力された符号化デジタルデ
ータを後述する制御部107の制御に基づいて記憶媒体
108に出力する。
【0021】デコーダ105は、符号化デジタルデータ
を複数フレーム蓄積するメモリ(図示せず)を備え、入
力される符号化デジタルデータをメモリに一時蓄積し、
複数フレームの符号化デジタルデータを用いてデコード
し、デジタルデータとして出力する。
【0022】出力部106は、デコーダ105から入力
されたデジタルデータをアナログ信号又はデジタルデー
タとして出力する。アナログ信号として出力する場合
は、デコーダから入力されたデジタルデータをアナログ
信号に変換して出力する。
【0023】制御部107は、入力部102、エンコー
ダ103、バッファメモリ104、デコーダ105及び
出力部106を制御すると共に、記憶媒体108への符
号化デジタルデータの書き込み及び読み出しの制御を行
う。
【0024】図2は、本実施例のデータ記憶再生装置に
おけるデータ記憶動作を説明するための模式図である。
符号化デジタルデータを複数の記憶媒体108に亘って
記憶する場合、制御部107は、記憶媒体108の記憶
領域を監視し、記憶媒体108の記憶領域の符号化デジ
タルデータが書き込まれていない領域のデータ量とバッ
ファメモリ104に記憶している符号化デジタルデータ
の1のフレーム(例えば、フレームN)のデータ量とを
比較する。
【0025】制御部107は、1のフレーム(例えば、
フレームN)の符号化デジタルデータの全てが、その記
憶媒体(例えば、第1の記憶媒体108a)の記憶領域
に書き込めないと判断すると、図2に示すように、交換
された記憶媒体(例えば、第2の記憶媒体108b)の
最初に、当該フレーム(例えば、フレームN)の1つ前
のフレーム(例えば、フレームN−1)の符号化デジタ
ルデータから書き込みを行う。
【0026】このとき、制御部107は、第1の記憶媒
体108aに記憶した符号化デジタルデータのアドレス
等の管理情報が書き込まれる管理領域に、第1の記憶媒
体108aに記憶した最後のフレーム(例えば、フレー
ムN−1)の符号化デジタルデータに続くフレーム(例
えば、フレームN、N+1、N+2)の符号化デジタル
データが、第2の記憶媒体108bに存在することを示
す第1データ接続情報を書き込む。
【0027】また、制御部107は、第2の記憶媒体1
08bの記憶した符号化デジタルデータのアドレス等の
管理情報が書き込まれる管理領域に、第2記憶媒体10
8bの記憶した符号化デジタルデータが、第1の記憶媒
体108aに記憶した符号化デジタルデータに続く符号
化デジタルデータであり、第2の記憶媒体108bの最
初のフレーム(例えば、フレームN−1)の符号化デジ
タルデータが第1の記憶媒体108aに記憶した最後の
フレーム(例えば、フレームN−1)の符号化デジタル
データと同じフレームの符号化デジタルデータであるこ
とを示す第2データ接続情報を書き込む。
【0028】つまり、第1の記憶媒体108aと第2の
記憶媒体108bとがあり、符号化デジタルデータを第
1の記憶媒体108aと第2の記憶媒体108bとに亘
って記憶する場合、制御部107は、第1の記憶媒体1
08aの記憶領域の最後に記憶したフレーム(例えば、
フレームN−1)の符号化デジタルデータを、第2の記
憶媒体108bの記憶領域の最初のフレーム(例えば、
フレームN−1)の符号化デシタルデータとして記憶す
るように制御を行う。
【0029】制御部107は、第1の記憶媒体108a
及び第2の記憶媒体108bに記憶した符号化デジタル
データを連続して再生する場合、前記第1データ接続情
報を検出することにより、第1の記憶媒体108aに記
憶した符号化デジタルデータに続いて、第2の記憶媒体
108bに記憶した符号化デジタルデータを再生すると
判断する。
【0030】制御部107は、第2の記憶媒体108b
がデータ記憶再生装置101に装着された場合、前記第
2データ接続情報を読み取り、第2の記憶媒体108b
に記憶した最初のフレーム(例えば、フレームN−1)
の符号化デジタルデータから読み出さず、第2の記憶媒
体108bに記憶した最初のフレーム(例えば、フレー
ムN−1)の次のフレーム(例えば、フレームN)の符
号化デジタルデータから読み出しを開始する。
【0031】データ記憶再生装置101において、第1
の記憶媒体108aと第2の記憶媒体108bとに亘っ
て符号化デジタルデータを記憶する場合の動作について
説明する。入力信号が入力部102に入力すると、入力
部102は、予め定めたサンプル数を1ブロックとし、
1ブロック毎にエンコーダ103にデジタルデータを出
力する。
【0032】エンコーダ103は、入力したデジタルデ
ータに窓関数を掛けてエンコードし、エンコードした符
号化デジタルデータをフレーム単位でバッファメモリ1
04に出力する。例えば、図2に示すように、フレーム
・・・N−2、N−1、N、N+1、N+2・・・のよ
うに出力する。
【0033】制御部107は、第1の記憶媒体108a
の残り記憶領域(符号化デジタルデータが記憶されてな
い領域)を監視し、バッファメモリ104から出力した
フレームNの符号化デジタルデータが第1の記憶媒体1
08aに記憶可能か否かを判断する。
【0034】第1の記憶媒体108aの残り記憶領域に
記憶できるデータ量が、バッファメモリ104から出力
したフレームNのデータ量より少ない場合、すなわち、
バッファメモリ104から出力したフレームNの符号化
デジタルデータが全て第1の記憶媒体108aの残り記
憶領域に記憶できない場合、制御部107は、当該フレ
ームNの符号化デジタルデータを第1の記憶媒体108
aに出力せず、当該フレームNと当該フレームNの1つ
のフレームN−1の符号化デジタルデータとを、そのま
まバッファメモリ104に記憶し続ける。
【0035】制御部107は、第1の記憶媒体108a
の管理領域に、第1の記憶媒体108aに記憶した符号
化デジタルデータに続く符号化デジタルデータが第2の
記憶媒体108に存在することを示す第1データ接続情
報を書き込む。そして、ユーザ等に対し、第1の記憶媒
体108aを第2の記憶媒体108bに交換することを
知らせる警告音等を発生する。
【0036】制御部107は、第1の記憶媒体108a
が第2の記憶媒体108bに交換されたことを検出する
と、バッファメモリ104に記憶した第1の記憶媒体1
08aの残り記憶領域に記憶できなかったフレームNの
1つ前のフレームN−1の符号化デジタルデータから書
き込みを開始する。
【0037】また、制御部107は、第2の記憶媒体1
08bの管理領域に、第2の記憶媒体108bの記憶し
た符号化デジタルデータが、第1の記憶媒体108aに
記憶した符号化デジタルデータに続く符号化デジタルデ
ータであり、第2の記憶媒体108bの最初のフレーム
N−1の符号化デジタルデータを第1の記憶媒体108
aに記憶し、最後のフレームN−1の符号化デジタルデ
ータと同じであることを示す第2データ接続情報を書き
込む。
【0038】制御部107は、フレームN−1の符号化
デジタルデータに続いて順次バッファメモリ104から
第2の記憶媒体108bにフレームN、N+1、N+2
の符号化デジタルデータを出力し、第2の記憶媒体10
8bに記憶する。外部から記憶停止の指示があった場合
に、第2の記憶媒体108bへの符号化デジタルデータ
の記憶を停止する。
【0039】以上により、第1の記憶媒体108aに
は、フレームN−1までのフレームの符号化デジタルデ
ータを記憶し、第2の記憶媒体108bには、フレーム
N−1以降のフレームの符号化デジタルデータを記憶す
る。
【0040】データ記憶再生装置において、複数の記憶
媒体に亘って記憶した符号化デジタルデータを再生する
場合の動作について説明する。デジタルデータの再生開
始の指示があると、制御部107は、第1の記憶媒体1
08aから符号化デジタルデータを読み出し、順次デコ
ーダ103に入力すると共に、第1の記憶媒体108a
の管理領域に記憶している第1データ接続情報から、第
1の記憶媒体108aに記憶した符号化デジタルデータ
に続く符号化デジタルデータが第2の記憶媒体108b
に記憶していることを認識する。
【0041】デコーダ103は、入力された符号化デジ
タルデータをメモリ(図示せず)に蓄積しつつ、複数フ
レームの符号化デジタルデータを用いてデコードを行
う。制御部107は、第1の記憶媒体108aに記憶し
た全ての符号化デジタルデータを読み出したことを認識
すると、ユーザに対し、第1の記憶媒体108aを第2
の記憶媒体108bに交換することを知らせる警告等を
発生する。
【0042】第2の記憶媒体108bがデータ記憶再生
装置101に装着されると、制御部107は、第2の記
憶媒体108bの管理領域に書き込まれている第2デー
タ接続情報を読み取り、第1の記憶媒体108aに記憶
した最後のフレームの符号化デジタルデータと、第2の
記憶媒体108bに記憶した最初のフレームの符号化デ
ジタルデータとが同じであることを認識する。
【0043】制御部107は、第2の記憶媒体108b
に記憶した最初のフレームの符号化デジタルデータから
読み出さずに、当該最初のフレームの次のフレームの符
号化テジタルデータから読み出し、デコーダ105に順
次入力する。
【0044】デコーダ105のメモリ(図示せず)に
は、第1の記憶媒体108aの最後のフレームの符号化
デジタルデータの次に、第2の記憶媒体108bの最初
のフレームの符号化デジタルデータを続けて蓄積する。
従って、メモリ(図示せず)から符号化デジタルデータ
を読み出す時には、第1の記憶媒体108aの最後のフ
レームの符号化デジタルデータに続けて、第2の記憶媒
体108bの最初のフレームの符号化デジタルデータを
読み出す。
【0045】デコーダ105は、メモリ(図示せず)に
蓄積された符号化デジタルデータを順次読み出し、デコ
ードして出力部106に出力する。
【0046】出力部106は、デコーダ105から入力
されるデジタルデータをアナログ信号又はデジタル信号
として出力する。アナログ信号として出力する場合に
は、デコーダ105から入力されるデジタルデータをア
ナログ信号に変換して出力する。
【0047】以上により、第1の記憶媒体108aと第
2の記憶媒体108bに亘って記憶した符号化デジタル
データを、同じ符号化デジタルデータをデコードするこ
となく、デコード波形に歪みを生じさせることなくデコ
ードして再生することができる。
【0048】前述したデータ記憶再生装置により、第1
の記憶媒体108aと第2の記憶媒体108bとに記憶
した符号化デジタルデータを、デジタルデータ編集プロ
グラムや編集装置によりデコードし、デジタルデータを
つなぎ合わせる場合について説明する。本実施例では、
表示部を備えた編集装置を用いて説明する。
【0049】図3は、複数の記憶媒体に記憶された符号
化デジタルデータをつなぎ合わせる場合の動作を説明す
るための模式図である。図3(a)に示すように、デー
タ記憶再生装置は、第1の記憶媒体108aには、フレ
ームN−1までのフレームの符号化デジタルデータが記
憶し、第2の記憶媒体108bには、フレームN−1以
降のフレームの符号化デジタルデータを記憶した。
【0050】編集装置は、第1の記憶媒体108aに記
憶された符号化デジタルデータを再生し、図3(b)に
示すような、第1のデコード波形を表示部に表示する。
また、第2の記憶媒体108bに記憶された符号化デジ
タルデータを再生し、図3(b)に示すような、第2の
デコード波形を表示部に表示する。
【0051】第1のデコード波形の終端部分及び第2の
デコード波形の先端部分は、デジタルデータのエンコー
ド時に窓関数を掛けたり又はフィルタリングのための畳
み込み演算を行ったため、信号レベルが減少している。
【0052】第1の記憶媒体108aに記憶された最後
のフレームの符号化デジタルデータと、第2の記憶媒体
108bに記憶された最初のフレームの符号化デジタル
データとは、同じフレームであるため、2のフレームの
符号化デジタルデータのデコード波形は、信号レベルが
減少しないようにつなぎ合わせることができる。
【0053】すなわち、図3(b)に示すような表示部
に表示した第1のデコード波形及び第2のデコード波形
は、編集装置により、第1のデコード波形におけるフレ
ームN−1に対応するデジタルデータの信号レベルが減
少している部分が除去され、また、第2のデコード波形
におけるフレームN−1に対応するデジタルデータの信
号レベルが減少している部分が除去され、つなぎ合わさ
れる。このことにより、表示部は、図3(c)に示すよ
うな波形を表示する。
【0054】したがって、2の記憶媒体108に亘って
記憶した符号化デジタルデータを、デジタルデータ編集
プログラムや編集装置によりつなぎ合わせる場合に、デ
コード波形に歪みが生じることなくつなぎ合わせること
ができる。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、符号化デジタルデータ
をデコードしたデコード波形に歪みが生じることなくつ
なぎ合わせることができるように、複数の記憶領域に亘
って符号化デシタルデータを記憶することができる。ま
た、複数の記憶領域に亘って符号化デシタルデータをデ
コード波形に歪みが生じることなく再生することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ記憶装置及びデータ再生装置の
一実施例の概略構成を示す模式図。
【図2】本実施例のデータ記憶再生装置におけるデータ
記憶動作を説明するための模式図。
【図3】複数の記憶媒体に記憶された符号化デジタルデ
ータをつなぎ合わせる場合の動作を説明するための模式
図。
【図4】従来の記憶再生装置のデータ記憶動作を説明す
るための模式図。
【符号の説明】
101・・・データ記憶再生装置、102・・・入力
部、103・・・エンコーダ、104・・・バッファメ
モリ、105・・・デコーダ、106・・・出力部、1
07・・・制御部、108、108a、108b・・・
記憶媒体。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のフレームからなる符号化デジタルデ
    ータファイルを第1の記憶領域と第2の記憶領域とに亘
    って記憶するデータ記憶装置において、前記第1の記憶
    領域に記憶する最後のフレームの符号化デジタルデータ
    を前記第2の記憶領域の最初のフレームの符号化デジタ
    ルデータとして記憶する制御を行う制御部を備えたこと
    を特徴とするデータ記憶装置。
  2. 【請求項2】第1の記憶領域と第2の記憶領域とに亘っ
    て記憶した符号化デジタルデータファイルを再生するデ
    ータ再生装置において、前記第1の記憶領域に記憶した
    最後のフレームの符号化デジタルデータと前記第2の記
    憶領域に記憶した最初のフレームの符号化デジタルデー
    タとが同じ場合、前記第2の記憶領域に記憶した最初の
    フレームの次のフレームの符号化テジタルデータから読
    み出す制御を行う制御部を備えたことを特徴とするデー
    タ再生装置。
JP2000100210A 2000-04-03 2000-04-03 データ記憶装置及びデータ再生装置 Withdrawn JP2001282293A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000100210A JP2001282293A (ja) 2000-04-03 2000-04-03 データ記憶装置及びデータ再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000100210A JP2001282293A (ja) 2000-04-03 2000-04-03 データ記憶装置及びデータ再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001282293A true JP2001282293A (ja) 2001-10-12

Family

ID=18614444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000100210A Withdrawn JP2001282293A (ja) 2000-04-03 2000-04-03 データ記憶装置及びデータ再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001282293A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002049007A1 (fr) * 2000-12-14 2002-06-20 Tdk Corporation Appareil d'enregistrement numerique et appareil de reproduction numerique

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002049007A1 (fr) * 2000-12-14 2002-06-20 Tdk Corporation Appareil d'enregistrement numerique et appareil de reproduction numerique

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0918829A (ja) データ再生装置
JP2003032617A (ja) データ記録再生装置及び方法
JPS59198508A (ja) ビデオフオ−マツト信号の記録再生方式
US5923815A (en) Apparatus and method for decoding MPEG video data
JP3548245B2 (ja) 情報記録再生装置、情報再生装置、及び情報再生方法
US7689306B2 (en) Audio player and method for playing audio data
JP3173949B2 (ja) ディスク再生装置
JP2001282293A (ja) データ記憶装置及びデータ再生装置
JP2009180972A (ja) オーディオレジューム再生装置及びオーディオレジューム再生方法
JP2005072799A (ja) 記録装置と記録方法
JP3499280B2 (ja) 記録媒体およびその再生装置
JP4356046B2 (ja) 符号化データ記録再生装置、及び符号化データ再生装置
JP2000182326A5 (ja)
KR19990005954A (ko) 비디오 컴팩트 디스크 플레이어의 배경화면 재생장치 및 그 제어방법
JPH06139705A (ja) 情報記録媒体及びその再生装置
JP2000293944A (ja) データ記録装置及びデータ記録方法、データ再生装置及びデータ再生方法並びに記録媒体
JP2000134568A (ja) 記録再生装置及び記録再生方法
KR0186133B1 (ko) 디스크 재생기의 재생 제어 장치
JP4164613B2 (ja) 信号再生方法および信号再生装置
JP3604036B2 (ja) データ記録装置
JP3022827B2 (ja) ビデオcd再生装置およびビデオcd再生制御方法
JPH07303238A (ja) 蓄積型記録媒体の書き換え方法
JPH10269699A (ja) ディジタルデータ記録装置及び記録再生装置
JPH11176097A (ja) 記録装置
JPH10302414A (ja) データの処理及び出力方法並びに装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070605