JP2001281557A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JP2001281557A
JP2001281557A JP2000099328A JP2000099328A JP2001281557A JP 2001281557 A JP2001281557 A JP 2001281557A JP 2000099328 A JP2000099328 A JP 2000099328A JP 2000099328 A JP2000099328 A JP 2000099328A JP 2001281557 A JP2001281557 A JP 2001281557A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路ユニットのプログラム書き換えが容易で
安価に行える内視鏡装置を実現する。 【解決手段】 内視鏡のユニバーサルケーブル端部に設
けたスコープコネクタ部10側部には、外部装置に着脱
自在に接続可能な電気接点コネクタ部11を設けてい
る。前記スコープコネクタ部10内部には、情報記憶部
ユニット24(回路ユニット)が設けられている。この
情報記憶部ユニット24は、パソコン131及びプログ
ラム書き込み装置132(動作プログラム書き換え手
段)が接続されるプログラム書き込み用コネクタ37を
有している。前記情報記憶部ユニット24をスコープコ
ネクタ部10から取り出し、パソコン131及びプログ
ラム書き込み装置132を接続してパソコン131を操
作することで、情報記憶部ユニット24に設けたCPU
33の動作プログラムを書き換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡関連情報を
送受信して記憶する回路ユニットを備えた内視鏡装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、細長の挿入部を体腔内に挿入
することによって体腔内の患部等を観察したり、必要に
応じて処置具を内視鏡の鉗子チャンネル内に挿通して治
療処置のできる内視鏡装置が広く用いられている。前記
内視鏡装置としては、例えば、挿入部の先端側にCCD
等の撮像素子を内蔵し、この撮像素子で光電変換した信
号を信号ケーブルで伝送し、信号処理手段であるビデオ
プロセッサで変換した映像信号をモニタ装置に表示する
ようにした内視鏡装置(電子内視鏡装置)が使用されて
いる。
【0003】このような内視鏡装置は、例えば特公平8
−22272号公報に記載されているようにビデオプロ
セッサに接続するユニバーサルケーブル端部に設けたコ
ネクタ内部に記憶内容が書き換え可能な情報記憶部とし
てEEPROM等を含む(電気)回路ユニットを設け、
前記回路ユニットからの記憶内容を前記ビデオプロセッ
サに送信し、例えば機種名、修理回数、患者名、ホワイ
トバランス調整データ等の内視鏡関連データを得ること
ができるように構成されたものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の内視鏡装置は、回路ユニットに情報記憶部等
を制御するプログラムを有する場合、機能追加などのた
めにプログラムを書き換える際には内視鏡を分解して、
回路ユニットを取り出して交換する必要がある。このた
め、内視鏡の分解組み立て等が煩雑であり、また、回路
ユニットを交換するためその分コストがかかる。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、回路ユニットのプログラム書き換えが容易で安価に
行える内視鏡装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の内視鏡装置は、内視鏡関連情報を送受信する送
受信部と、前記内視鏡関連情報を記憶する記憶部と、こ
れら送受信部及び記憶部を制御するCPUとを設けた回
路ユニットを備え、前記CPUの動作プログラムを書き
換え可能としたことを特徴としている。この構成によ
り、回路ユニットのプログラム書き換えが容易で安価に
行える内視鏡装置を実現する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図10は本発明の第1
の実施の形態に係わり、図1は本発明の第1の実施の形
態を備えた内視鏡装置の構成を示す全体構成図、図2は
図1の内視鏡装置の電気系の構成を示す構成図、図3は
図1の電気接点コネクタ部の構成を示す断面図、図4は
図3のシールド部材の斜視図、図5は図3のC−C断面
図、図6は図3のD−D断面図、図7は図5のプログラ
ム書き込み用コネクタを示す断面図、図8は図7の横断
面図、図9はセレクタとプログラム書き込み用コネクタ
との接続関係を説明する回路ブロック図、図10は情報
記憶部ユニットに設けられているCPUのプログラム書
き換えを説明する説明図、図11はプログラム書き換え
のフローチャートである。
【0008】先ず、図1及び図2を参照して本実施の形
態の内視鏡装置について説明する。図1に示すように本
実施の形態の内視鏡装置1は、電子内視鏡(以下、単に
内視鏡)2と、この内視鏡2が接続されることにより照
明光を供給する光源装置3と、スコープケーブル4を介
して前記内視鏡2に接続され、この内視鏡2に内蔵され
た個体撮像素子(以下、SIDと略記)22(図2参
照)に対する信号処理を行うビデオプロセッサ5と、こ
のビデオプロセッサ5と接続されたモニタケーブルを介
して入力される映像信号を表示するモニタ6とから構成
される。
【0009】前記内視鏡2は、体腔内等に挿入される細
長の挿入部7と、この挿入部7の後端に形成された操作
部8とから主に構成され、前記操作部8側部から延出さ
れたユニバーサルケーブル9及びこのユニバーサルケー
ブル9端部に設けられ、光源装置3に着脱自在に接続す
るスコープコネクタ部10を有する。このスコープコネ
クタ部10側部には、電気接点コネクタ部11が設けら
れている。この電気接点コネクタ部11にはスコープケ
ーブル4の一端に設けた電気コネクタ4eが着脱自在に
接続され、スコープケーブル4の他端は電気コネクタ4
fによりビデオプロセッサ5の電気接点コネクタ部4d
に着脱自在で接続される。
【0010】前記挿入部7は、前記SID22を内蔵し
た先端部12と、この先端部12の後端に形成された湾
曲自在の湾曲部13と、この湾曲部13の後端から操作
部8の前端に至る長尺に可撓管部14とから構成され
る。前記操作部8には湾曲操作ノブ15が設けられ、把
持部16を把持してこの湾曲操作ノブ15を操作するこ
とにより湾曲部13を湾曲することができる。また、操
作部8の側面には送気・送水制御を行う送気・送水制御
部17と、吸引の制御を行う吸引制御部18とが設けて
ある。
【0011】また、挿入部7内には図示しない送気・送
水管路が挿通され、この送気・送水管路は操作部8で送
気・送水制御部17に接続され、さらにユニバーサルケ
ーブル9内を挿通された送気・送水管路を介してその端
部はスコープコネクタ部10に至り、光源装置3内の送
気・送水機構と接続される。また、挿入部7内に挿通さ
れた図示しない吸引管路は、操作部8の前端付近で2つ
に分岐し一方は鉗子口20に連通し、他方は吸引制御部
18を介してユニバーサルケーブル9内の図示しない吸
引管路と連通し、スコープコネクタ部10の図示しない
吸引口金に至る。また、吸引管路は先端部12において
開口し、鉗子口20から鉗子を挿入した場合には鉗子が
突出される。
【0012】前記した挿入部7、操作部8、ユニバーサ
ルケーブル9内には、照明光を伝送する図示しないライ
トガイドが挿通され、このライトガイドの後端からスコ
ープコネクタ部10に至り、光源装置3内部のランプか
ら供給される照明光を伝送し、先端部12の照明窓(不
図示)から患部などの被写体を照明する。照明された被
写体は図2に示すように、前記照明窓に隣接して設けた
観察窓(不図示)に取り付けた観察光学系21によりそ
の結像位置に配置されたSID22に結像し、このSI
D22により光電変換される。このSID22にはSI
Dケーブル23が接続され、このSIDケーブル23は
スコープコネクタ部10内に設けた電気接点コネクタ部
11を介してスコープケーブル4と接続され、このスコ
ープケーブル4はビデオプロセッサ5と接続される。前
記スコープコネクタ部10の内部には、回路ユニットと
しての情報記憶部ユニット24が設けられている。
【0013】前記ビデオプロセッサ5には、SID22
に電圧を供給するためのCCD駆動電源25及び前記情
報記憶部ユニット24と通信して内視鏡関連データの書
き込みや読み出しを制御するデータ制御部26が設けら
れている。これらはスコープケーブル4を介して前記電
気接続コネクタ部11に電気的に接続され、前記SID
22と前記情報記憶部ユニット24とに電気的に接続さ
れている。
【0014】前記情報記憶部ユニット24は、ガラスエ
ポキシ基板等に種々の電気素子が実装された実装基盤か
ら構成されていて、この情報記憶部ユニット24は前記
ビデオプロセッサ5のCCD駆動電圧から所望の電圧に
変換するレギュレータ31と、機種名等の内視鏡関連デ
ータを記録保持するEEPROM又はフラッシュROM
などの書き換え可能な不揮発性メモリ32と、前記内視
鏡関連データを前記ビデオプロセッサ5にシリアルイン
ターフェイスで送受信する通信処理や前記内視鏡関連デ
ータを不揮発性メモリ32に書き込みや読み出しを行う
処理などの演算処理を行う動作プログラムを有するワン
チップマイコンで構成されたCPU33と、このCPU
33を駆動するための発振子又は発振器34と、前記内
視鏡関連データの通信を1本のデータ信号線35で行う
ためのシリアルインターフェース手段を構成するセレク
タ36とから主に構成されている。尚、内視鏡関連デー
タとは、機種名、固体識別番号、修理回数、患者名、洗
滌・消毒の有無、ホワイトバランス調整データ、点検記
録、修理記録、保証期限、初検査日、サービス契約情
報、所有者、備品ナンバー、通電回数、ユーザが任意に
設定できるデータ、プログラムのバージョンデータ、メ
ーカー情報等である。
【0015】前記CPU33は、前記セレクタ36及び
前記不揮発性メモリ32を制御するための動作プログラ
ムを記憶する書き換え可能なフラッシュROM等のプロ
グラム記憶部33aを内蔵していて、後述の動作プログ
ラム書き換え手段によりプログラムを書き換えられるよ
うになっている。尚、このプログラム記憶部33aは前
記CPU33とは別体に設けても良い。前記情報記憶部
ユニット24には、前記プログラム記憶部33aに記憶
した動作プログラムを書き換えるためのプログラム書き
込み用コネクタ37が設けられている。尚、符号23a
は前記SID22に電源を供給するSIDケーブル23
内部のビデオ電源線であり、符号23bは情報記憶部ユ
ニット24に電力を供給するための電源線である。ま
た、前記プログラム書き込み用コネクタ37と前記セレ
クタ36との接続関係の詳細については、後述する。前
記情報記憶部ユニット24に接続された電源線23bや
データ信号線35は、複芯で外側にシールドを有する同
軸シールド線38(図3参照)にて構成されている。
尚、SID22から供給された撮像信号は、ビデオプロ
セッサ5内の図示しない画像処理部で画像処理後、モニ
タ6に表示される。また、データ制御部26で格納され
た内視鏡関連データはビデオプロセッサ5内の図示しな
い表示制御部によりモニタ6に表示される。
【0016】次に、図3ないし図8を用いて、前記電気
接点コネクタ部11を備えたスコープコネクタ部10の
構成を説明する。図3に示すように前記スコープコネク
タ部10は、樹脂等の非導電材料から形成されるコネク
タケース40を備えていて、このコネクタケース40内
部にはアルミダイキャストにより形成され、その表面に
クロメート等の導電性の表面処理がなされている有底円
筒状のシャーシ部材41が設けられている。尚、このシ
ャーシ部材41には、図示しないライトガイドファイ
バ、前記SIDケーブル23等のケーブルを挿通する溝
部42が形成されている。
【0017】前記シャーシ部材41のコネクタケース4
0の開口側には、前記シャーシ部材41と嵌合するベー
ス本体43が設けられている。このベース本体43は、
アルミ等の金属で形成されており、耐食性のよい蓚酸ア
ルマイト等の表面処理がなされている。このベース本体
43には、雌ネジ部44が形成されており、前記シャー
シ部材41と前記ベース本体43とは複数のビス45に
て接続固定されている。尚、前記ベース本体43の外周
部と前記コネクタケース40内周部との間にはOリング
46が設けられており、これらの間の水密が保たれてい
る。
【0018】前記ベース本体43には、前記したように
前記スコープケーブル4を介して前記ビデオプロセッサ
5に着脱自在に接続される電気接点コネクタ部11が嵌
合している。この電気接点コネクタ部11は、口金部材
47に設けたフランジ部48と前記ベース本体43とが
複数の導電性のビス49にて固定され、前記シャーシ部
材41に固定されている。また、前記ビス49を介して
前記口金部材47が前記ベース本体43と導通するよう
になっている。尚、前記口金部材47と前記ベース本体
43の内周との間には、Oリング50が設けられてい
て、これらの間を水密にシールしている。
【0019】前記口金部材47には、前記スコープケー
ブル4の電気コネクタ4eを導くガイド部材51が内嵌
しており、複数の導電性のビス52にてこれらガイド部
材51及び口金部材47は固定されている。前記ガイド
部材51には、インシュレータ部材55が内嵌してお
り、これらは接着にて固定されている。このインシュレ
ータ部材55には、フランジ部56が設けられており、
このフランジ部56に並列して前記ガイド部材51内周
との間にOリング57が設けられており、これらの間を
水密にシールしている。
【0020】前記インシュレータ部材55は、ポリフェ
ニレンサルファイド等の絶縁性の樹脂から形成される絶
縁ベース部58と複数の接点ピン59から構成される。
また、前記絶縁ベース部58に形成された複数の穴部6
1には、複数の同軸接点ピン62が嵌入されている。ま
た、前記接点ピン59及び前記同軸接点ピン62は、イ
ンシュレータ部材55の基端側に設けた基板63に接続
されていて、これら接点ピン59及び同軸接点ピン62
の基端側にはそれぞれ前記SIDケーブル23や同軸シ
ールド線38内の前記データ信号線35や前記電源線2
3b等の各電線や他の電線が結線されている。これらが
結線されている部分の周囲には、導電性の筒状シールド
部材80が設けられている。この筒状シールド部材80
には、雄ネジ部81aが形成されており、前記ガイド部
材51に形成された雌ネジ部81bと螺合して、前記筒
状シールド部材80の先端が前記基板63に当接する位
置まで締め込まれて固定されている。また、筒状シール
ド部材80には開口部を塞ぐように円盤状シールド部材
83がビス84にて固定されている。
【0021】前記シャーシ部材41の内径側には、前記
溝部42に配設されたSIDケーブル23等のケーブル
が挿通される部分以外の開口を塞ぐための薄板を略円筒
状にプレス形成された導電性のシールド部材85がシャ
ーシ部材41の内周面に密着して設けられていて、これ
らシャーシ部材41とシールド部材85とは導通してい
る。また、前記シャーシ部材41には、薄板上の導電性
のシールド部材86がシャーシ部材41のシールド部材
受け面87に密着して設けられており、これらシャーシ
部材41とシールド部材86とは導通している。
【0022】前記シールド部材86には、前記同軸シー
ルド線38を挿通するための切り欠き部86aが形成さ
れている。この切り欠き部86aは、スコープコネクタ
部10内に配設された電気接点コネクタ部11に接続さ
れる他のケーブル3aと、同軸シールド線38とが同時
に挿通可能な大きさに形成されている。このため、ケー
ブル3aと同軸シールド線38の結線を外すことなく、
これらを切り欠き部86aに挿通させながら、シールド
部材86をシャーシ部材41から取り外すことができ、
情報記憶部ユニット24の取り外し、取り付けが容易に
できる。尚、この際シールド部材86によってケーブル
3aや同軸シールド線38に傷を付けることがない。こ
のことにてより、情報記憶部ユニット24の修理性が良
い。
【0023】前記ユニバーサルケーブル9側から延出し
たSIDケーブル23等や光源装置3側から延出したケ
ーブル3a等の各ケーブルは、前記シャーシ部材41に
形成された溝部42を通り、シャーシ部材41内部に配
設され、固定板91と固定ゴム部材92とによって、シ
ールド部材86に形成された貫通穴93(図4参照)に
挿通されたビス94が前記シャーシ部材41に形成され
た雌ネジ部95に締め込まれることで、挟み込まれて固
定される。同時に、前記シールド部材86がシャーシ部
材41のシールド部材受け面87に密着して固定されて
いる。各ケーブルは固定された後、円盤状シールド部材
83の開口部96付近で前記した固定板91、固定ゴム
部材92、ビス94にて固定され、円盤状シールド部材
83の開口部96から筒状シールド部材80の内部に挿
通され、前記接点ピン59及び同軸接点ピン62に結線
される。
【0024】図3、図5及び図6に示すように前記シャ
ーシ部材41の底面とシールド部材86から形成される
空間には、略円盤状の実装基盤である前記情報記憶部ユ
ニット24が配置されている。この情報記憶部ユニット
24の基板部97には、三つのビス穴98が形成されて
おり、シャーシ部材41に設けた雌ネジ部99にビス1
01によって固定されていて、情報記憶部ユニット24
にはその両面に前記CPU33、発振器34、プログラ
ム書き込み用コネクタ37等の素子が設けられている。
図6に示すように基板部97には切り欠き部97aが形
成されている。
【0025】前記情報記憶部ユニット24には、前記デ
ータ信号線35と電源線23b及びグランド線23cが
接続されていて、これらは一つに束ねられて外部に電気
的シールド部38aを有する同軸シールド線38から形
成されている。前記同軸シールド線38は、前記光源装
置3側から延出した各ケーブル3aと同様に、筒状シー
ルド部材80内に導入されて接点ピン59に結線されて
いる。尚、前記電源線23bは、前記SIDケーブル2
3内部のビデオ電線23aが接続された図示しない電線
ピンに接続され、グランド線23cは前記SIDケーブ
ル23内部の図示しないビデオグランド線が接続された
グランドピンに接続されている。また、前記データ信号
線35は、前記インシュレータ部材55に設けた図示し
ないデータ通信接点ピンに接続されて、前記スコープケ
ーブル4を介してビデオプロセッサ5のデータ制御部2
6と接続されている。上述したように情報記憶部ユニッ
ト24への電源供給回路は、前記SID22への電源回
路と兼ねられている。
【0026】また、前記情報記憶部ユニット24に設け
たプログラム書き込み用コネクタ37には、図7、図8
に示すようにプログラム書き換えの際に基板部97に電
源供給する電源端子やプログラムを書き込むための書込
み端子等の複数の端子111が設けられていると共に、
この端子111を塞ぐ形で非導電性の樹脂(ポリプロピ
レン、ポリサルフォン、変性PPO、エポキシ等)から
形成されるコネクタカバー112が外嵌している。前記
コネクタカバー112とプログラム書き込み用コネクタ
37とにはスナップフィット部110が設けられてお
り、これらは着脱自在に係止されている。
【0027】また、前記基板部97両面の表面には、各
電気素子の接点を隠すように液状シリコン等のシール剤
113が塗布されている。同様に前記コネクタカバー1
12とプログラム書き込み用コネクタ37との境界部に
もシール剤113が塗布されており、各接点や端子に外
部からの水分が付着しないようになっている。このた
め、結露や内視鏡の水漏れによって水分が侵入した場合
でも、これらが錆びて劣化することを防止している。そ
して、CPU33の動作プログラムを書き換える場合に
は、前記コネクタカバー112とプログラム書き込み用
コネクタ37との境界部のシール剤のみを除去して、コ
ネクタカバー112を取り外してプログラム書き込み用
コネクタ37からプログラムを書き込んだ後、再度コネ
クタカバー112をプログラム書き込み用コネクタ37
に嵌めて境界部のみにシール剤を補修塗りすれば良い。
このようにコネクタカバー112を着脱自在に設けたこ
とにより、プログラム書き換えの際に作業が容易であ
る。尚、コネクタカバー112は硬質の樹脂ではなく、
シリコンゴムやフッ素ゴムやエラストマー等の弾性体か
ら形成し、このコネクタカバー112にプログラム書き
込み用コネクタ37のシール機能を持たせても良い。こ
の場合は、境界部のシール剤が不要となる。
【0028】次に、図9を用いて前記セレクタ36と前
記プログラム書き込み用コネクタ37との接続関係の詳
細を説明する。図9に示すように前記セレクタ36は、
例えばプルアップ抵抗121と、オープンコレクタ又は
オープンドレイン122と、イネーブル端子付きバッフ
ァ123とで主に構成され、前記電気接点コネクタ部1
1から送受信されたデータ信号を送信信号及び受信信号
の2線式に分岐し、CPU33の送信(Txd)端子、
及び受信(Rxd)端子に接続される。これより、少な
い信号線の数でビデオプロセッサ5との通信を可能と
し、装置の小型化を実現できるようになっている。
【0029】一方、プログラムデータを書き込む場合
も、前記CPU33の同じTxd端子、Rxd端子を使
用する。そのため、イネーブル端子付きバッファ123
のイネーブル端子に例えば“H”レベルの電圧を供給す
ると、イネーブル端子付きバッファ123の出力がハイ
インピーダンスとなるため、前記プログラム書き込み用
コネクタ37との送受信を可能とし、プログラムデータ
の書き換えが可能となる。尚、イネーブル端子が“L”
のときには、電気接点コネクタ部11からの信号のバッ
ファ動作を行うようになっている。前記プログラム書き
込み用コネクタ37は例えば、以下の表1に示すような
端子から構成される。
【0030】
【表1】 尚、Vdd及びMDは、動作プログラム書き換え以外の
ときはプルアップする必要があり、かつ動作プログラム
書き換え時に供給される電圧値がレギュレータ31の出
力端子から供給される電圧Vcよりも大きい場合は、ダ
イオードD1、D2及び抵抗R1、R2で構成される保
護回路124を設けることで保護を行う。また、RST
から供給されるRST信号は、前記セレクタ36内に電
源電圧を監視するための電源電圧検出回路125を設
け、この電圧検出回路125のリセット信号とANDゲ
ート126でANDをとり、前記CPU33のリセット
入力端子に入力するようになっている。
【0031】次に、前記情報記憶部ユニット24のCP
U33に記憶されている動作プログラムを書き換える場
合について説明する。先ず、図10を用いて前記情報記
憶部ユニット(回路ユニット)24をスコープコネクタ
部10から取り外すことを説明する。
【0032】図10に示すようにビス49(図3参照)
を緩めて、スコープコネクタ部10の電気接点コネクタ
部11をベース本体43から取り外し、電気接点コネク
タ部11、筒状シールド部材80、円盤状シールド部材
83等を一体の状態でベース本体43開口部から外側へ
引き出す。尚、SIDケーブル23、ケーブル3a等の
ケーブル類はシャーシ部材41の底面部の固定板91、
固定ゴム部材92にてシャーシ部材41に固定される部
分から円盤状シールド部材83に固定板91、固定ゴム
部材92、ビス94に固定される部分までの長さが例え
ば約15mm程度に設定されている。このため、電気接点
コネクタ部11とベース本体43開口部との距離を十分
離すことができるので、これらのケーブル類の電気的接
続を外すことなく情報記憶部ユニット24の着脱作業を
行える。
【0033】次にシールド部材85をシャーシ部材41
から引き出して、外部へ取り出す。次にビス94を緩
め、固定板91、固定ゴム部材92及びシールド部材8
6をシャーシ部材41から外し、外部へ取り出す。この
際、シールド部材86の切り欠き部86aにケーブル3
aと同軸シールド線38との結線を外すことなく、同時
に挿通させながらシールド部材86を移動させることが
できる。このため、シールド部材86によってケーブル
3aや同軸シールド線38に傷を付けることがなく、作
業性が良い。
【0034】次にビス101を緩めて情報記憶部ユニッ
ト24をシャーシ部材41から外し、外部へ取り出す。
この際、情報記憶部ユニット24が実装された基板部9
7の切り欠き部97aにケーブル3aやSIDケーブル
23を同時に挿通させながら情報記憶部ユニット24を
移動させることができる。このため、情報記憶部ユニッ
ト24によってケーブル3aやSIDケーブル23に傷
を付けることがなく、作業性が良い。
【0035】そして、動作プログラム書き換え手段とし
て前記CPU33の動作プログラムを書き換えるための
プログラムが搭載されているパーソナルコンピュータ
(以下、パソコン)131及びプログラム書き込み装置
132を、取り出した情報記憶部ユニット24に接続し
て、CPU33の動作プログラムを書き換える。先ず、
外部に取り出された情報記憶部ユニット24のプログラ
ム書き込み用コネクタ37とコネクタカバー112との
境界部のシール剤のみを除去して、コネクタカバー11
2を取り外してプログラム書き込み用コネクタ37の端
子111(図7及び図8参照)を露出させる。
【0036】次に、プログラム書き込み装置132の入
出力端子に接続可能なケーブル部材133を前記プログ
ラム書き込み用コネクタ37の端子111に接続すると
共に、ケーブル134でパソコン131にプログラム書
き込み装置132を着脱自在に接続する。そして、パソ
コン131を操作して、CPU33の動作プログラムを
書き換える。
【0037】このようにプログラム書き込み用コネクタ
37にパソコン131及びプログラム書き込み装置13
2を接続し、パソコン131を操作することにより、C
PU33内のプログラム記憶部33aに動作プログラム
が新規に書き込まれるか、又は書き換えられる。
【0038】次に、図11のフローチャートを用いてこ
の動作プログラムの書き込み手順を説明する。先ず、上
述したようにプログラム書き込み用コネクタ37にケー
ブル部材133を接続した後(ステップS1)、情報記
憶部ユニット24内のレギュレータ31の入力端子に電
源電圧を供給する(ステップS2)。供給する電源電圧
は、電気接点コネクタ部11又はプログラム書き込み用
コネクタ37のVcc端子から供給する。
【0039】続いて、プログラム書き込み用コネクタ3
7のMD端子に“L”または“H”のレベルを供給する
ことにより、全プログラムデータを一括で書き込むか又
はプログラムデータの一部を書き換えるかのモードを選
択する(ステップS3)。その後、プログラム書き込み
用コネクタ37のRST端子からCPU33にリセット
信号を供給することにより、CPU33のリセットを行
い(ステップS4)、プログラムデータの書き換え及び
正しくデータが書き込まれたかのベリファイを行う(ス
テップS5)。
【0040】プログラムデータは、プログラム書き込み
用コネクタ37のTxd−P信号からCPU33のRx
d端子に送信し、ベリファイする際に必要な信号(CP
U33からの応答信号、正しく書き込まれたかを確認す
るためのチェックデータなど)をCPU33のTxd信
号からプログラム書き込み用コネクタ37のRxd−P
端子に送信する。尚、プログラムモードを書き込む前
に、プログラムデータ書き込み用電圧を供給する必要が
ある場合は、プログラム書き込み用コネクタ37のVd
dから供給する。
【0041】そして、ステップS5より書き込みが正常
に終了したかどうかの確認を行い(ステップS6)、正
常に終了した場合は、書き込み処理を終了(ステップS
7)する。また、書き込み処理が失敗した場合には、ス
テップS4からステップS6までの動作を所定回数繰り
返す。尚、このステップS4からの繰り返し作業を所定
回数自動で行うようにしても良く、一回毎にマニュアル
で行っても良い。
【0042】上述したように動作プログラムの書き込み
又は書き換えが終了したら、図10に示すようにケーブ
ル部材133を端子111から外し、コネクタカバー1
12をプログラム書き込み用コネクタ37に嵌めて、取
り外し時に除去した境界部のみにシール剤を補修塗りす
る。そして、上述した情報記憶部ユニット24の取り外
し手順と逆の手順で情報記憶部ユニット24及び電気接
点コネクタ部11をスコープコネクタ部10に組み付け
る。尚、情報記憶部ユニット24が故障して交換が必要
となった場合、情報記憶部ユニット24と同軸シールド
線38との接続部135(図10参照)を外して、新た
な情報記憶部ユニット24に同軸シールド線38を接続
した後、前記と同様に組み立てる。
【0043】このことにより、各ケーブル線の結線を外
さずに情報記憶部ユニット24をスコープコネクタ部1
0から取り出し可能であり、情報記憶部ユニット24と
同軸シールド線38との接続部135でこれらを着脱で
きるようにしたので、電気接点コネクタ部11部の結線
を一切外すことなく情報記憶部ユニット24の交換が可
能であり、非常に作業性が良い。尚、接続部135には
着脱自在なコネクタや端子等を設けて、情報記憶部ユニ
ット24と同軸シールド線38とを着脱自在に構成して
も良い。この場合には、情報記憶部ユニット24の動作
プログラム書き換えの際に情報記憶部ユニット24のみ
を取り外せるので作業性が向上する。
【0044】上述した構成により、情報記憶部ユニット
24を交換することなく、且つ内視鏡2と情報記憶部ユ
ニット24との接続を外すことなく、情報記憶部ユニッ
ト24内のCPU33の動作プログラム書き換えを容易
に行うことができ、安価な内視鏡装置を実現できる。
【0045】また、プログラム書き込み用コネクタ37
を内視鏡2のスコープコネクタ部10内部に設けている
ので通常は何も接続せず、プログラム書き込み用コネク
タ37を介してプログラムを破壊されたり、不正に変更
されてしまうことがない。更に、一般的なパソコン13
1を使用するので、ユーザにプログラムのみを配布し、
ユーザ自身がアップグレード等の変更を容易に行うこと
ができる。
【0046】尚、動作プログラムを書き換える動作プロ
グラム書き換え手段を、パソコン131ではなく、ビデ
オプロセッサ5に設け、このビデオプロセッサ5の操作
により行う構成としても良いし、前記プログラム書き込
み用コネクタ37と着脱可能にインターフェイスが可能
なケーブルを用いて、光源装置3や内視鏡2の洗滌、消
毒、減菌等を行う図示しない装置や、内視鏡画像をファ
イルする図示しないファイリング装置などの本来、内視
鏡2と組合わされて使用される機器に動作プログラムを
書き換える動作プログラム書き換え手段を設けて、これ
らを行う構成として良い。
【0047】(第2の実施の形態)図12は本発明の第
2の実施の形態に係る内視鏡装置の電気系の構成を示す
構成図である。上記第1の実施形態では、前記情報記憶
部ユニット24をスコープコネクタ部10から取り出し
て、動作プログラム書き換え手段としてのパソコン13
1及びプログラム書き込み装置132を接続し、情報記
憶部ユニット24に設けたCPU33の動作プログラム
を書き換えるように構成しているが、本第2の実施形態
はビデオプロセッサ5(外部装置)のスコープケーブル
4が接続される電気接点コネクタ部11にパソコン13
1及びプログラム書き込み装置132を接続するように
構成する。それ以外の構成は第1の実施の形態と同様な
ので説明を省略し、同じ構成には同じ符号を付して説明
する。
【0048】即ち、図10に示すように電気接点コネク
タ部11には、複数の通信ピン141(図面の都合上1
本で図示)が設けられていて、この通信ピン141の端
部には複数の通信線142(図面の都合上1本で図示)
が接続されている。前記通信線142の他端は、情報記
憶部ユニット24のセレクタ36を介してCPU33に
接続されている。
【0049】前記電気接点コネクタ部11の複数の通信
ピン141には、通信ケーブル143の一端が接続可能
であり、他端はプログラム書き込み装置132、ケーブ
ル134を経由して一般的なパソコン131に接続可能
となっている。尚、通信ピン141、通信線142は、
データ信号線35や接点ピン59を兼ねる構成としても
良い。
【0050】これにより、パソコン131にてプログラ
ム書き込み装置132、ケーブル134、通信ケーブル
143、通信線142を介して情報記憶部ユニット24
に設けたCPU33内のプログラム記憶部33aに格納
されている動作プログラムの変更を行うことが可能であ
る。
【0051】この結果、第1の実施の形態に比べ、情報
記憶部ユニット24をスコープコネクタ部10から取り
外す手間がかからないので、動作プログラムの変更が更
に容易かつ安価に行える。
【0052】尚、動作プログラムを書き換える動作プロ
グラム書き換え手段を、パソコン131ではなく、ビデ
オプロセッサ5に設け、このビデオプロセッサ5の操作
により行う構成としても良いし、電気接点コネクタ部1
1の通信ピン141と着脱可能にインターフェイスが可
能なケーブルを用いて、光源装置3や内視鏡2の洗滌、
消毒、減菌等を行う図示しない装置や、内視鏡画像をフ
ァイルする図示しないファイリング装置などの本来、内
視鏡2と組み合わされて使用される機器にプログラムを
書き換える動作プログラム書き換え手段を設けて、これ
らを行う構成として良い。
【0053】また、本発明の内視鏡装置は、上記した実
施の形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
【0054】[付記] (付記項1) 内視鏡関連情報を送受信する送受信部
と、前記内視鏡関連情報を記憶する記憶部と、これら送
受信部及び記憶部を制御するCPUとを設けた回路ユニ
ットを備え、前記CPUの動作プログラムを書き換え可
能としたことを特徴とする内視鏡装置。
【0055】(付記項2) 前記CPUの動作プログラ
ムを書き換えるための動作プログラム書き換え手段を前
記CPUに接続可能としたことを特徴とする内視鏡装
置。
【0056】(付記項3) 前記内視鏡は、外部装置と
内視鏡関連情報の送受信を行う接続部とを有し、この接
続部を介して前記動作プログラム書き換え手段を設けた
ことを特徴とする付記項2に記載の内視鏡装置。
【0057】(付記項4) 前記回路ユニットに外部装
置と接続するコネクタ部を設け、このコネクタ部を介し
て前記動作プログラム書き換え手段を設けたことを特徴
とする付記項2に記載の内視鏡装置。
【0058】(付記項5) 前記外部装置の操作により
プログラムを変更可能に構成したことを特徴とする付記
項3に記載の内視鏡装置。
【0059】(付記項6) 前記内視鏡から電気的接続
を外すことなく、前記内視鏡に着脱自在に前記回路ユニ
ットを構成したことを特徴とする付記項4に記載の内視
鏡装置。
【0060】(付記項7) 前記回路ユニットに設けた
コネクタ部との接続手段を設け、前記外部装置の操作に
よりプログラムを変更可能に構成したことを特徴とする
付記項4に記載の内視鏡装置。
【0061】(付記項8) 前記外部装置はパーソナル
コンピュータであり、このパーソナルコンピュータと前
記接続部との接続手段を設け、前記パーソナルコンピュ
ータの操作により前記回路ユニットに設けたCPUの動
作プログラムを変更可能に構成したことを特徴とする付
記項3又は4に記載の内視鏡装置。
【0062】(付記項9) 前記回路ユニットと前記内
視鏡との電気的接続部に着脱自在な端子部を設け、前記
回路ユニットと前記内視鏡とを着脱自在に構成したこと
を特徴とする付記項6に記載の内視鏡装置。
【0063】(付記項10) 前記外部装置は、前記内
視鏡に設けた撮像手段と接続される画像処理装置である
ことを特徴とする付記項5又は7に記載の内視鏡装置。
【0064】(付記項11) 前記外部装置は、前記内
視鏡に設けた照明光供給手段に接続される光源装置であ
ることを特徴とする付記項5又は7に記載の内視鏡装
置。
【0065】(付記項12) 前記外部装置は、前記内
視鏡の洗滌、消毒、減菌、の内少なくとも何れかを行う
ための装置であることを特徴とする付記項5又は7に記
載の内視鏡装置。
【0066】(付記項13) 前記外部装置は、前記内
視鏡の撮像画像をファイリングするファイリング装置で
あることを特徴とする付記項5又は7に記載の内視鏡装
置。
【0067】[付記の作用](付記項1〜2) 動作プ
ログラム書き換え手段により、内視鏡に設けた回路ユニ
ットを交換することなく、回路ユニットのプログラムを
書き換える。
【0068】(付記項3) 動作プログラム書き換え手
段により、内視鏡に接続する外部装置との信号授受を行
うための接続部を介して回路ユニットのプログラムを書
き換える。
【0069】(付記項4) 動作プログラム書き換え手
段により、回路ユニットのコネクタ部を介して回路ユニ
ットのプログラムを書き換える。
【0070】(付記項5) 外部装置の操作により回路
ユニットのプログラムを書き換える。
【0071】(付記項6) 内視鏡と回路ユニットとの
電気的接続部を外すことなく、回路ユニットのプログラ
ムを書き換える。
【0072】(付記項7) 外部装置の操作により回路
ユニットのコネクタ部を介して回路ユニットのプログラ
ムを書き換える。
【0073】(付記項8) パーソナルコンピュータに
より内視鏡の接続部又はコネクタを介して回路ユニット
のプログラムを書き換える。
【0074】(付記項9) 内視鏡と回路ユニットとの
電気的接続部を外して、回路ユニットのプログラムを書
き換える。
【0075】(付記項10) 画像処理装置により回路
ユニットのプログラムを書き換える。
【0076】(付記項11) 光源装置により回路ユニ
ットのプログラムを書き換える。
【0077】(付記項12) 洗滌、消毒、減菌等を行
う装置により回路ユニットのプログラムを書き換える。
【0078】(付記項13) ファイリング装置により
回路ユニットのプログラムを書き換える。
【0079】[付記の効果] (付記項1〜2) 内視鏡に設けた回路ユニットのプロ
グラムの変更が容易で安価に行える内視鏡装置を実現で
きる。
【0080】(付記項3) 内視鏡を分解することな
く、内視鏡に設けた回路ユニットのプログラムの変更が
行えるので変更が容易となる。
【0081】(付記項4) 回路ユニットのプログラム
が破壊されたり、不正に変更されてしまうことがない。
【0082】(付記項5,7,10〜13) 回路ユニ
ットのプログラムを書き換えるための特別な装置が不要
になり、プログラムの変更が容易になる。
【0083】(付記項6) 内視鏡と回路ユニットとの
電気的接続を外すことなく、回路ユニットのプログラム
の変更が行えるので変更が容易になる。
【0084】(付記項8) 市販のパーソナルコンピュ
ータにより回路ユニットのプログラムを書き換えるた
め、特別な装置が不要となり、プログラムの変更が容易
になる。
【0085】(付記項9) 回路ユニットのプログラム
を書き換える作業が容易になる。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、情
報記憶部ユニット(回路ユニット)を交換することな
く、且つ内視鏡と情報記憶部ユニットとの接続を外すこ
となく、情報記憶部ユニットに設けたCPUの動作プロ
グラム書き換えを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を備えた内視鏡装置
の構成を示す全体構成図
【図2】図1の内視鏡装置の電気系の構成を示す構成図
【図3】図1の電気接点コネクタ部の構成を示す断面図
【図4】図3のシールド部材の斜視図
【図5】図3のC−C断面図
【図6】図3のD−D断面図
【図7】図5のプログラム書き込み用コネクタを示す断
面図
【図8】図7の横断面図
【図9】セレクタとプログラム書き込み用コネクタとの
接続関係を説明する回路ブロック図
【図10】情報記憶部ユニットに設けられているCPU
のプログラム書き換えを説明する説明図
【図11】プログラム書き込みのフローチャート
【図12】本発明の第2の実施の形態に係る内視鏡装置
の電気系の構成を示す構成図
【符号の説明】
1 …内視鏡装置 2 …内視鏡(電子内視鏡) 4 …スコープケーブル 9 …ユニバーサルケーブル 10 …スコープコネクタ部 11 …電気接点コネクタ部 24 …情報記憶部ユニット(回路ユニット) 32 …不揮発性メモリ 33 …CPU 36 …セレクタ 37 …プログラム書き込み用コネクタ 97 …基板部 131 …パソコン(パーソナルコンピュータ) 132 …プログラム書き込み装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡関連情報を送受信する送受信部
    と、前記内視鏡関連情報を記憶する記憶部と、これら送
    受信部及び記憶部を制御するCPUとを設けた回路ユニ
    ットを備え、前記CPUの動作プログラムを書き換え可
    能としたことを特徴とする内視鏡装置。
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