JP2001280940A - ワーク表面検査装置 - Google Patents
ワーク表面検査装置Info
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Abstract
時精度良くワーク表面の平坦度を検査する。 【解決手段】 ワーク表面検査装置10は、ワーク2を
インデックスマッチング液3を介して載置する黒色載置
面5aを有するワーク載置台5と、ワーク載置台5の上
方に配置されたレーザー干渉計4とを備えている。ワー
ク載置台5には液体収納溝8が形成され、液体収納溝8
と放出孔6との間には、フィルタ11およびポンプ12
を有する配管13が接続されている。 放出孔6からイ
ンデックスマッチング液3が放出され、ワーク2は載置
面5a上で常時浮上する。
Description
クの表面検査を行うためのワーク表面検査装置に係り、
とりわけワークの表面を精度良く検査することができる
ワーク表面検査装置に関する。
3に示すような検査方法が知られている。すなわち、高
い平坦性を有する載置台5に溶液を介して検査すべきワ
ーク2を載せ、ワーク2の検査面を上にしてレーザー干
渉計4等により表面検査を行う。この場合、溶液として
は、インデックスマッチング液3が用いられ、このイン
デックスマッチング液3は、ワーク2と同一屈折率ある
いは極めて近い屈折率を有している。レーザー干渉計4
からの光は、ワーク2の検査面のみで反射し、この反射
光がレーザー干渉計4へ入射してワーク2の表面形状が
検査される。他方、ワーク2内へ進入した光は、ワーク
2底面からインデックスマッチング液3を通って載置台
5側へ透過され、吸収される。
は、ワーク2と載置台5との間に介在する溶液の量が、
ワーク2の歪みへ影響し、ワーク2が大きくなればなる
ほどさらにその傾向は強まる。
は下方の載置台5との密着力が高まって歪み、下の載置
台5の平坦度の影響が大きくなってしまう。そこで、溶
液3の量を充分多くし、ワーク2をフローティング状態
とした場合、載置台5の影響が少なくなる。しかしなが
ら、時間の経過に伴ってワーク2と載置台5との溶液3
の量が減少し、これに伴って密着力が変化し、ワーク2
が載置台5の平坦度の影響を受けて歪んでしまい、精度
良くワーク2の表面検査をすることができない。
ものであり、時間の影響を受けることなく、常時ワーク
の表面を精度良く検査することができるワーク表面検査
装置を提供することを目的とする。
デックスマッチング液を介して載置する黒色載置面を有
するワーク載置台と、ワーク載置台の上方に設けられ、
ワークに対して光りを照射してワークからの反射光によ
りワーク表面の平坦度を検出する干渉計とを備え、ワー
ク載置台の載置面に複数の放出孔を設け、この放出孔
に、インデックスマッチング液を供給する液体供給装置
を接続したことを特徴とするワーク表面検査装置であ
る。
デックスマッチング液を放出孔に供給し、さらにインデ
ックスマッチング液を放出孔から載置面上に放出する。
載置面上のワークは、放出孔からのインデックスマッチ
ング液により載置面から浮上する。この間干渉計からの
光がワークに照射され、ワークからの反射光に基づいて
干渉計によりワークの表面の平坦度が検査される。
施の形態について説明する。
面検査装置の一実施の形態を示す図である。
検査装置10は四角形状のガラス製ワーク2を載置する
載置面5aを有するワーク載置台5と、ワーク載置台5
の上方に設けられ、ワーク2に対して光を照射しワーク
2からの反射光を検出してワーク2の表面の平坦度を検
査する、例えばフィゾー干渉計などのレーザー干渉計4
とを備えている。
は、四角形状を有するとともに黒色を有し、光を吸収す
るようになっている。また、ワーク載置台5の載置面5
aには、載置面5a全域に渡って複数の放出孔6が設け
られている。さらに放出孔6には、フィルタ11および
ポンプ12からなり、インデックスマッチング液3を供
給する液体供給装置が接続されている。
には、液体収納溝8が設けられ、この液体収納溝8には
フィルタ11とポンプ12が配管13を介して接続され
ている。そしてこの配管13はワーク載置台5の放出孔
6へ接続され、配管13を流れるインデックスマッチン
グ液3が放出孔6から放出されるようになっている。
の移動を規制する4本のストッパ7が設けられている。
て述べる。図1および図2において、ワーク載置台5は
アルミニウムとなっており、ワーク載置台5のうち少な
くとも載置面5aは黒色アルマイト処理され、これによ
り黒色となっている。また、載置面5aの放出孔6は3
mmピッチで配設され、各々0.5mmの直径を有してい
る。
の作用について説明する。検査すべきワーク2として、
ワーク(1737硝子:コーニング社製、150×15
0mm、厚み1mm、屈折率1.52)を用いる。またワー
ク2表面の平坦度検査を行うため、半導体レーザーを有
するレーザー干渉計(フィゾー干渉光)4を用いる。ワ
ーク2の平坦度検査にあたっては、ワーク2の歪みがな
く自然な状態で計測できることが望ましい。
なく、より自然に近い状態でワーク2の表面検査が可能
となり、従来のように載置台5の平坦度に影響されるこ
とはない。
ルマイト処理したワーク載置台5の載置面5a上に載せ
る。載置面5aには直径0.5mmの放出孔6が3mmピッ
チでほぼ全域に形成されている。次にポンプ12を作動
すると、配管13から透明なインデックスマッチング液
3(キシレン:屈折率1.50)が載置面5aの放出孔
6へ送られ、この放出孔6からインデックスマッチング
液3が染み出すように載置面5a上に放出される。
し、ワーク2と載置面5aとの密着力が失われる。ワー
ク2が浮上すると、ワーク2の裏面の凹凸は、インデッ
クスマッチング液3の層によって吸収され、ワーク2の
特定な部分に力がかからなくなる。
の数が少ないと個々の放出孔6から放出する放出量が多
くなり、個々の放出孔6からの放出量のバラツキが問題
となる。従って、放出孔6の径はできる限り小さく、か
つ放出孔6の数は多い方が望ましい。
り水平方向への移動が防止される。ワーク載置台5の載
置面5a上へ放出されたインデックスマッチング液3
は、その後液体収納溝8から配管13を経てフィルタ1
1へ送られる。インデックスマッチング液3はポンプ1
2入側のフィルタ11で浄化された後、ポンプ12へ送
られる。
がワーク2の表面に向かって照射され、ワーク2の表面
からの反射光がレーザー干渉計4へ入射する。このよう
にしてレーザー干渉計4によりワーク2の表面の平坦度
を検査することができる。
ーク2と略同一の屈折率を有するインデックスマッチン
グ液3を通って載置面5a側へ入射する。この場合、載
置面5aは黒色アルマイト処理されているので、レーザ
ー光は載置面5a上で反射することはなく、載置面5a
により吸収される。
2の表面における反射光のみが入射するので、ワーク2
の表面の平坦度を精度良く検査することができる。ま
た、ワーク2は載置面5aの放出孔6から放出されるイ
ンデックスマッチング液により常時載置面5aから浮上
した状態に保たれるので、表面検査中にワーク2が載置
面5aに密着することはない。このため常時載置面5a
の平坦度の影響を受けることなく、ワーク2の表面検査
を精度良く行うことができる。
に放出孔から放出されたインデックスマッチング液によ
りワークが載置面上で常時浮上する。このため、時間が
経過してもワークが載置面に密着することはなく、載置
面の平坦度の影響を受けることなくワーク表面の平坦度
を常時、精度良く測定することができる。
態を示す概略図。
Claims (4)
- 【請求項1】ワークをインデックスマッチング液を介し
て載置する黒色載置面を有するワーク載置台と、 ワーク載置台の上方に設けられ、ワークに対して光りを
照射してワークからの反射光によりワーク表面の平坦度
を検出する干渉計とを備え、 ワーク載置台の載置面に複数の放出孔を設け、この放出
孔に、インデックスマッチング液を供給する液体供給装
置を接続したことを特徴とするワーク表面検査装置。 - 【請求項2】液体供給装置は、インデックスマッチング
液を供給するポンプを有することを特徴とする請求項1
記載のワーク表面検査装置。 - 【請求項3】ワーク載置台の載置面周縁に液体収納溝が
設けられ、この液体収納溝はポンプの入側にフィルタを
介して接続されていることを特徴とする請求項2記載の
ワーク表面検査装置。 - 【請求項4】ワーク載置台上に、ワークの水平方向移動
を規制するストッパを設けたことを特徴とする請求項1
記載のワーク表面検査装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000093556A JP4222709B2 (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | ワーク表面検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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Family
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005140726A (ja) * | 2003-11-10 | 2005-06-02 | Omron Corp | 薄膜測定方法及び薄膜測定装置 |
JP2010008173A (ja) * | 2008-06-25 | 2010-01-14 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 光透過性フィルムの欠陥検出装置 |
JP2010008169A (ja) * | 2008-06-25 | 2010-01-14 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 光透過性フィルムの欠陥検出装置 |
JP2020173141A (ja) * | 2019-04-09 | 2020-10-22 | 株式会社ミツトヨ | 表面形状測定システムおよび表面形状測定器を用いた表面形状測定方法 |
-
2000
- 2000-03-30 JP JP2000093556A patent/JP4222709B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4222709B2 (ja) | 2009-02-12 |
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