JP2001280730A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2001280730A
JP2001280730A JP2000096285A JP2000096285A JP2001280730A JP 2001280730 A JP2001280730 A JP 2001280730A JP 2000096285 A JP2000096285 A JP 2000096285A JP 2000096285 A JP2000096285 A JP 2000096285A JP 2001280730 A JP2001280730 A JP 2001280730A
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JP
Japan
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heat exchanger
auxiliary heat
way valve
compressor
refrigerant
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Pending
Application number
JP2000096285A
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English (en)
Inventor
Hiroki Igarashi
浩樹 五十嵐
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 四方弁と圧縮機の吸込口とを結ぶ接続配管に
並列に補助熱交換器を備えた側路を接続することにより
冷媒の液バックを防止して暖房能力を向上させるように
した空気調和機を提供する。 【解決手段】 室外ユニットAを構成する圧縮機1、四
方弁2、室外熱交換器3および膨張弁4と、室内ユニッ
トBを構成する室内熱交換器5とが接続配管により順次
接続されてなる空気調和機において、前記四方弁と前記
圧縮機の吸込口とを結ぶ前記接続配管に並列に補助熱交
換器6を備えた側路を接続し、同側路に冷媒を導入する
電磁二方弁7または電磁三方弁9からなる切換弁を設け
るとともに、前記補助熱交換器を前記室外熱交換器の風
下側に近接配置し、前記補助熱交換器を冷房運転時また
は暖房運転時に蒸発器とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に係わ
り、より詳細には、四方弁と圧縮機の吸込口とを結ぶ接
続配管に並列に補助熱交換器を備えた側路を接続するこ
とにより冷媒の液バックを防止して暖房能力を向上させ
るようにした構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機は、例えば図3で示す
ように、室外ユニットAを構成する圧縮機1、四方弁
2、室外熱交換器3および膨張弁4と、室内ユニットB
を構成する室内熱交換器5とが接続配管により順次接続
されて冷凍サイクルが構成され、冷房運転時および除湿
運転時には実線の矢印で示すような冷媒回路が形成さ
れ、暖房運転時には破線の矢印で示すような冷媒回路が
形成されていた。
【0003】しかしながら上記の基本構成において、例
えば冷房運転時または除湿運転時に液バックなどにより
前記圧縮機1が故障しないように防止するため、同圧縮
機1の吸込管と前記室外熱交換器3とにおける冷媒の温
度差ΔTを所定値以上に確保する必要があるが、とく
に、外気温度が低温である場合の冷房運転時または除湿
運転時や容量制御運転時などには前記温度差ΔTを確保
することが困難であり、また、同温度差ΔTを確保する
ため保護制御を入れると夫々の運転の効率が低下してし
まうという問題を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、四方弁と圧縮機の吸込口とを結ぶ接
続配管に並列に補助熱交換器を備えた側路を接続するこ
とにより冷媒の液バックを防止して暖房能力を向上させ
るようにした空気調和機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、室外ユニットを構成する圧縮機、四方弁、
室外熱交換器および膨張弁と、室内ユニットを構成する
室内熱交換器とが接続配管により順次接続されてなる空
気調和機において、前記四方弁と前記圧縮機の吸込口と
を結ぶ前記接続配管に並列に補助熱交換器を備えた側路
を接続し、同側路に冷媒を導入する切換弁を設けるとと
もに、前記補助熱交換器を前記室外熱交換器の風下側に
近接配置し、前記補助熱交換器を冷房運転時または暖房
運転時に蒸発器とした構成となっている。
【0006】また、前記切換弁は、外気温度が所定値以
下であって、且つ温度センサにより検出した前記室内熱
交換器の温度と前記圧縮機の吸込側の冷媒温度との差異
である過熱量が所定値以下となる運転を所定時間継続し
た時に、前記側路に冷媒を導入するようにした構成とな
っている。
【0007】また、前記切換弁が、前記側路の入口側と
出口側とが接続された接続部同士の間の前記接続配管に
設けられた電磁二方弁、または、前記接続配管と前記側
路の入口側との接続部に設けられた電磁三方弁からなる
構成となっている。
【0008】また、前記補助熱交換器が、前記室外熱交
換器の上下部に夫々添設されるようにした構成となって
いる。
【0009】更に、前記補助熱交換器が、前記室外熱交
換器に連続形成された構成となっている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に基づいた実施例として説明する。図1は本発明
による空気調和機の冷凍サイクル図であり、図2は本発
明によるの空気調和機を構成する室外ユニットの説明図
で、(A)は透過平面図、(B)は要部斜視図である。
【0011】図において、Aは本発明による空気調和機
を構成する室外ユニット、1は同室外ユニットAを構成
する圧縮機、2は四方弁、3は送風ファン8を対向させ
た室外熱交換器、4は膨張弁で、Bは本発明による空気
調和機を構成する室内ユニット、5は同室内ユニットB
を構成する室内熱交換器である。
【0012】次に、上記の基本構成でなる空気調和機に
おいて、前記室内熱交換器3と前記圧縮機1の吸込管と
の間に前記補助熱交換器6を接続することにより冷媒の
液バックを防止して暖房能力を向上させるようにした構
造について以下に説明する。
【0013】前記四方弁2と前記圧縮機1の吸込口とを
結ぶ前記接続配管に並列に補助熱交換器6を備えた側路
を接続し、同側路に冷媒を導入する切換弁を設けるとと
もに、前記補助熱交換器6を前記室外熱交換器3の風下
側に近接配置し、前記補助熱交換器6を冷房運転時また
は暖房運転時に蒸発器としたことにより、前記室外ユニ
ットAを前後に大型化させることなく、冷媒の蒸発が促
進されるようになって前記温度差ΔTを効果的に確保で
きるようになり、冷房運転時または暖房運転時における
前記室外ユニットAの熱交換能力を向上できるようにな
る。
【0014】また、前記切換弁は、外気温度が所定値(T
0)以下であって、且つ温度センサにより検出した前記室
内熱交換器5の温度と前記圧縮機1の吸込側の冷媒温度
との差異である過熱量が所定値(SH)以下となる運転を所
定時間(t) 継続した時に、前記側路に冷媒を導入するよ
うにしたことにより、上記従来技術で説明したように、
例えば冷房運転時または除湿運転時に液バックなどによ
り前記圧縮機1が故障しないように防止するため、同圧
縮機1の吸込管と前記室外熱交換器3とにおける冷媒の
温度差ΔTを所定値以上に確保する必要があるが、とく
に、外気温度が低温である場合の冷房運転時または除湿
運転時や容量制御運転時などにおいても、前記温度差Δ
Tを確保することができるようになる。
【0015】また、前記切換弁が、図1で示すように、
前記側路の入口側と出口側とが接続された接続部同士の
間の前記接続配管に設けられた電磁二方弁7、または、
前記接続配管と前記側路の入口側との接続部に設けられ
た破線で示す電磁三方弁9からなる構成となっており、
これにより上記に説明したとおり、前記側路に冷媒を正
確に導入できるようになる。なお、前記電磁二方弁7も
しくは前記電磁三方弁9は、コスト面などを考慮して有
利なものを選んで採用すればよい。
【0016】また、前記補助熱交換器6が、前記室外熱
交換器3の上下部に夫々添設されるようにしたことによ
り、例えば近接している前記送風ファン8の駆動モータ
を前記室外熱交換器3から離間して前記室外ユニットA
を前後に大型化させるということがなくなって、前記補
助熱交換器6を前記室外熱交換器3に近接配置できるよ
うになる。
【0017】なお、前記補助熱交換器6は、図2(B)
によって前記室外熱交換器3に添設した事例を補助熱交
換器6a、6b、6cとして示すようになっており、補助熱交
換器6aの伝熱管の入口側a、前記圧縮機1の吸込管に連
なる出口側b、前記室外熱交換器3の出口側c、入口側
a1およびa2、補助熱交換器6bの入口側a、前記圧縮機1
の吸込管に連なる出口側b、補助熱交換器6cの入口側
a、前記圧縮機1の吸込管に連なる出口側bを有してい
る。
【0018】更に、前記補助熱交換器6が、同補助熱交
換器6および前記室外熱交換器3を同時に構成するよう
に互いに共有されて、伝熱管が直交する等間隔で平行に
配置された多数のフィンを一体に形成したことにより、
前記室外熱交換器3および前記補助熱交換器6の寸法お
よび形状を正確に仕上げることができてコスト的にも有
利である。
【0019】以上の構成により、図1と、図2(A)お
よび図2(B)とで示すように、前記四方弁2と前記圧
縮機1の吸込口とを結ぶ前記接続配管に並列に補助熱交
換器6を備えた側路を接続し、同側路に冷媒を導入する
切換弁を設けるとともに、前記補助熱交換器6を前記室
外熱交換器3の風下側に近接配置し、前記補助熱交換器
6を冷房運転時または暖房運転時に蒸発器としたことに
より、前記室外ユニットAを前後に大型化させることな
く、冷媒の蒸発が促進されるようになって前記温度差Δ
Tを効果的に確保できるようになり、冷房運転時または
暖房運転時における前記室外ユニットAの熱交換能力を
向上できるようにした空気調和機となる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によると、四方弁と
圧縮機の吸込口とを結ぶ接続配管に並列に補助熱交換器
を備えた側路を接続することにより冷媒の液バックを防
止して暖房能力を向上させるようにした空気調和機とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の冷凍サイクル図であ
る。
【図2】本発明によるの空気調和機を構成する室外ユニ
ットの説明図で、(A)は透過平面図であり、(B)は
要部斜視図である。
【図3】従来例による空気調和機の冷凍サイクル図であ
る。
【符号の説明】
A 室外ユニット B 室内ユニット 1 圧縮機 2 四方弁 3 室外熱交換器 4 膨張弁 5 室内熱交換器 6 補助熱交換器 7 切換弁,電磁二方弁 8 送風ファン 9 切換弁,電磁三方弁

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外ユニットを構成する圧縮機、四方
    弁、室外熱交換器および膨張弁と、室内ユニットを構成
    する室内熱交換器とが接続配管により順次接続されてな
    る空気調和機において、 前記四方弁と前記圧縮機の吸込口とを結ぶ前記接続配管
    に並列に補助熱交換器を備えた側路を接続し、同側路に
    冷媒を導入する切換弁を設けるとともに、前記補助熱交
    換器を前記室外熱交換器の風下側に近接配置し、前記補
    助熱交換器を冷房運転時または暖房運転時に蒸発器とし
    てなることを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記切換弁は、外気温度が所定値以下で
    あって、且つ温度センサにより検出した前記室内熱交換
    器の温度と前記圧縮機の吸込側の冷媒温度との差異であ
    る過熱量が所定値以下となる運転を所定時間継続した時
    に、前記側路に冷媒を導入するようにしたことを特徴と
    する請求項1に記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記切換弁が、前記側路の入口側と出口
    側とが接続された接続部同士の間の前記接続配管に設け
    られた電磁二方弁、または、前記接続配管と前記側路の
    入口側との接続部に設けられた電磁三方弁からなること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和
    機。
  4. 【請求項4】 前記補助熱交換器が、前記室外熱交換器
    の上下部に夫々添設されるようにしたことを特徴とする
    請求項1に記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】 前記補助熱交換器が、前記室外熱交換器
    に連続形成されてなることを特徴とする請求項1または
    請求項5に記載の空気調和機。
JP2000096285A 2000-03-31 2000-03-31 空気調和機 Pending JP2001280730A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016017712A (ja) * 2014-07-10 2016-02-01 三菱重工業株式会社 冷凍装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016017712A (ja) * 2014-07-10 2016-02-01 三菱重工業株式会社 冷凍装置

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