JP2001280659A - パイプファン - Google Patents

パイプファン

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JP2001280659A
JP2001280659A JP2000096420A JP2000096420A JP2001280659A JP 2001280659 A JP2001280659 A JP 2001280659A JP 2000096420 A JP2000096420 A JP 2000096420A JP 2000096420 A JP2000096420 A JP 2000096420A JP 2001280659 A JP2001280659 A JP 2001280659A
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hole
pipe fan
cylindrical portion
claw
duct
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JP2000096420A
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Yasumasa Hayashi
恭 正 林
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Toshiba Carrier Corp
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Toshiba Carrier Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物の仕切部材の厚みが異なる場合でも、施
工を容易化すると共に、シール材の充填作業を省くこと
のできるパイプファンを提供する。 【解決手段】建物の仕切部材に予め穿設された貫通孔に
装着するに際して、筒状部の一端に貫通孔の開口部より
も外径の大きいフランジ部を有し、内部に送風機が装着
され、該フランジ部を一方の仕切部材面に当接させて筒
状部が貫通孔に挿入された第1の連結ダクトと、筒状部
の一端に貫通孔の開口部よりも外径の大きなフランジ部
を有し、該フランジ部を他方の仕切り部材面に当接させ
て該筒状部の他端が貫通孔に挿入されると共に、他端部
が第1の連結ダクトの他端部と連結される第2の連結ダ
クトとを備え、第1及び第2の連結ダクトの他端部は相
互に嵌挿可能に形成され、挿入側は径方向に弾性変形が
可能な爪部を有し、嵌装側は鋸歯状凹凸部を有し、鋸歯
状凹凸部に爪部を係合させて第1及び第2の連結ダクト
の他端部を相互に連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の壁又は天井
等の仕切部材に、予め穿設された貫通孔に装着されるパ
イプファンに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のパイプファンは、主に、壁孔に
挿嵌されるパイプと、このパイプ内に取り付けられる送
風機本体と、パイプが挿嵌された外壁面を空気の吸排方
向を変えるように被せるパイプフードとで構成される。
【0003】以下、図10及び図11を参照して従来の
パイプファンの構成及び壁に取付ける際の施工方法を説
明する。先ず、図10に示すように、内壁1、外壁2及
びこれらの間に挟み込まれる断熱材3を、例えば、サー
クルカッターを用いて軸芯が一致する内壁孔1a及び外
壁孔1bを穿設する。続いて、壁の厚みと一致するよう
に切断した長さがLの塩ビパイプ30を用意する。次
に、図11に示すように、内壁孔1a及び外壁孔1bに
塩ビパイプ30を挿入し、この塩ビパイプ30の外周と
内壁1及び外壁2との各隙間を、雨水の侵入を阻止する
ように、シリコンなどのシール材31で塞ぐ。
【0004】次に、内部に電動機4及び羽根5が取り付
けられた送風機本体6を室内側から塩ビパイプ30に挿
入し、これを固定する。さらに、室外側からパイプフー
ド7の筒状部7aを塩ビパイプ30に挿入し、これを固
定する。また、パイプフード7と外壁2との間もシール
材32によって塞いでいる。
【0005】なお、建物によって壁の厚みが異なること
を考慮して、例えば、図12に示すように、一端にフラ
ンジ部42が結合された外筒41およびこの外筒41の
内部に挿入される内筒43でなる2重円筒パイプ40が
使われることもあった。この2重円筒パイプ40を用い
ることによって、塩ビのパイプを壁の厚みに合わせて切
断する手間が省けるという利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のパイプ
ファンにあっては、壁に挿入するパイプを送風機本体と
は別に手配し、壁の厚みを測定してこれを切断し、場合
によっては調整して壁に固定するというように、多大な
時間と労力を必要とした。また、2重円筒パイプを用い
る場合には、壁厚を測定してから、全長を調節した後、
外筒及び内筒の両方に跨ってアルミテープ等を巻き付け
て両者を固定する必要があった。さらに、従来のパイプ
ファンにあってはパイプと壁面との間にシール材を充填
する作業を必要とした。
【0007】本発明は、上記の事情を考慮してなされた
もので、建物の仕切部材の厚みが異なる場合でも、施工
を容易化すると共に、シール材の充填作業を省くことの
できるパイプファンを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
建物の仕切部材に予め穿設された貫通孔に装着されるパ
イプファンにおいて、外径が貫通孔の内径よりも小さく
形成された筒状部の一端に、貫通孔の開口部よりも外径
の大きいフランジ部を有し、内部に送風機が装着され、
該フランジ部を一方の仕切部材面に当接させて筒状部が
貫通孔に挿入された第1の連結ダクトと、外径が貫通孔
の内径よりも小さく形成された筒状部の一端に、貫通孔
の開口部よりも外径の大きなフランジ部を有し、該フラ
ンジ部を他方の仕切り部材面に当接させて該筒状部の他
端が貫通孔に挿入されると共に、他端部が第1の連結ダ
クトの他端部と連結される第2の連結ダクトとを備え、
第1及び第2の連結ダクトの他端部は相互に嵌挿可能に
形成され、挿入側は径方向外方に突出し、かつ、径方向
に弾性変形が可能な爪部を有し、嵌装側はその内周面に
先端から奥に向かって爪部の摺動が可能で、奥から先端
に向かって爪部の摺動を阻止する鋸歯状凹凸部を有し、
鋸歯状凹凸部に爪部を係合させて第1及び第2の連結ダ
クトの他端部を相互に連結したことを特徴とする。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
パイプファンにおいて、第1の連結ダクトが室内側に装
着され、第2の連結ダクトが室外側に装着され、第1の
連結ダクトの筒状部が第2の連結ダクトの筒状部に挿入
されることを特徴とする。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項1又は2に
記載のパイプファンにおいて、鋸歯状凹凸部が周方向全
体に連続して形成されたことを特徴とする。
【0011】請求項4に係る発明は、請求項1乃至3の
いずれか1項に記載のパイプファンにおいて、鋸歯状凹
凸部が円筒状の内周面の周方向の一部の領域に形成され
たことを特徴とする。
【0012】請求項5に係る発明は、請求項4に記載の
パイプファンにおいて、鋸歯状凹凸部の少なくとも一方
の周方向側部に、爪部の軸方向への移動を可能にする軸
方向溝を備えたことを特徴とする。
【0013】請求項6に係る発明は、請求項1乃至5の
いずれか1項に記載のパイプファンにおいて、第2の連
結ダクトの内面の一端部を円筒面とし、他端部に鋸歯状
凹凸部を形成したことを特徴とする。
【0014】請求項7に係る発明は、請求項2乃至6の
いずれか1項に記載のパイプファンにおいて、第2の連
結ダクトのフランジ部に少なくとも一つの軸方向の取り
付け孔を設けたことを特徴とする。
【0015】請求項8に係る発明は、請求項7に記載の
パイプファンにおいて、第2の連結ダクトのフランジ部
の外側端面に弾性部材を貼着したことを特徴とする。
【0016】請求項9に係る発明は、建物の仕切部材に
予め穿設された貫通孔に装着されるパイプファンにおい
て、外径が貫通孔の内径よりも小さく形成された筒状部
の一端に、貫通孔の開口部よりも外径の大きいフランジ
部を有し、内部に送風機が装着され、該フランジ部を一
方の仕切部材面に当接させて筒状部が貫通孔に挿入され
た第1の連結ダクトと、外径が貫通孔の内径よりも小さ
く形成された筒状部の一端に、貫通孔の開口部よりも外
径の大きなフランジ部を有し、該フランジ部を他方の仕
切り部材面に当接させて該筒状部の他端が貫通孔に挿入
されると共に、他端部が第1の連結ダクトの他端部と連
結される第2の連結ダクトとを備え、第1及び第2の連
結ダクトの他端部は相互に嵌挿可能に形成され、嵌装側
は径方向内方に突出し、かつ、径方向に弾性変形が可能
な爪部を有し、挿入側はその外周面に先端から奥に向か
って爪部の摺動が可能で、奥から先端に向かって爪部の
摺動を阻止する鋸歯状凹凸部を有し、鋸歯状凹凸部に爪
部を係合させて第1及び第2の連結フランジの他端部を
相互に連結したことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す好適な
実施形態に基づいて詳細に説明する。
【0018】図1は本発明に係るパイプファンの第1の
実施形態の構成を示す縦断面図であり、図2はその主要
な構成要素の詳細な構成を示す斜視図である。ここで、
内壁1には内壁孔1aが、外壁2には外壁孔2aが穿た
れ、これらが壁の内外に貫かれた貫通孔を形成してい
る。この貫通孔の室内側から、その内部に電動機4及び
羽根5が取り付けられた室内側連結ダクト10の筒状部
が挿入されている。一方、貫通孔の室外側から室外側連
結ダクト20の筒状部が挿入されている。そして、室内
側連結ダクト10の筒状部が挿入側として、室外側連結
ダクト20の筒状部が嵌装側として相互に連結されてい
る。
【0019】図2は互いに連結される室内側連結ダクト
10及び室外側連結ダクト20の詳細な構成を示す斜視
図であり、このうち、室内側連結ダクト10は筒状部1
1の一端にフランジ部12が一体的に形成され、その他
端における周方向の2箇所に爪部13が形成されてい
る。爪部13は先端部が弾力性を持つように両側が軸方
向に切り込まれ、その先端に径方向外側に突出する突出
部を有している。室外側連結ダクト20は筒状部21の
一端にフランジ部22が一体的に形成され、その内周面
に鋸歯状凹凸部23を備えている。この鋸歯状凹凸部2
3は内面の全周に亘って連続して形成され、しかもその
縦断面形状は、図3にその部分断面を示すように、爪部
13が筒状部21の先端から奥に進むとき、破線に示す
ように変形してその凹凸面を摺動して進み、逆に、爪部
13が筒状部21の奥から先端に戻るとき、摺動を阻止
してその位置を保持するようになっている。
【0020】従って、室外側連結ダクト20の筒状部2
1に室内側連結ダクト10の筒状部11を挿入し、フラ
ンジ部12が内壁1に、フランジ部22が外壁2にそれ
ぞれ当接する位置まで押しこめば、室内側連結ダクト1
0と室外側連結ダクト20とがそのまま結合される。
【0021】このように、構成することによって従来装
置で使用されたパイプが不要化され、また、室内側連結
ダクト10及び室外側連結ダクト20を壁の両側から押
し込むだけで両者が結合されるため、建物の壁厚が異な
る場合でも施工が容易となり、また、フランジ部12が
内壁1に、フランジ部22が外壁2にそれぞれ当接する
ため、シール材の充填作業を省くことができる。
【0022】また、室内側連結ダクト10の筒状部11
を挿入側として室外側連結ダクト20の筒状部21を嵌
装側としたことにより、内部に電動機4を装着したこと
に関わりなく、室内側連結ダクト10及び室外側連結ダ
クト20を軸方向に幅広く重ね合わせることができ、こ
れによって、種々の壁厚に対応できる利点もある。
【0023】図4は本発明に係るパイプファンの第2の
実施形態の主要素の構成を示す斜視図である。図中、図
1乃至図3に示した第1の実施形態と同一の要素には同
一の符号を付してその説明を省略する。この実施形態は
上述した室外側連結ダクト20の代わりに、筒状部21
の円筒状の内周面の一部、すなわち、対向する内面に爪
部13よりも幅の広い鋸歯状凹凸部23aが形成された
室外側連結ダクト20aを用いた点が異なっている。
【0024】このような室外側連結ダクト20aを用い
ることによって、建物の壁厚が異なる場合でも、施工を
容易化すると共に、シール材の充填作業を省くことがで
きるという効果の他に、筒状部の内面の全体に亘って鋸
歯状凹凸部23を形成する場合と比較して、これを成形
する金型の製作が容易となり、結果的にコストを低減で
きる効果も得られる。
【0025】図5は本発明に係るパイプファンの第3の
実施形態の構成を示す主要素の斜視図及び部分断面図図
である。図中、図4に示した第2の実施形態と同一の要
素には同一の符号を付してその説明を省略する。この実
施形態は筒状部21の円筒状の対向する内面にそれぞれ
鋸歯状凹凸部23bを形成し、さらに、その両側に軸方
向溝25を形成した室外側連結ダクト20bを用いたも
のである。この軸方向溝25は同図(b)に示すよう
に、爪部13の横幅をa、軸方向溝25の横幅をbとし
たとき、a<bの関係を満たすと共に、爪部13の突部
の先端が軸方向溝25の底(内面)に接触しない形状と
したものである。
【0026】このように構成することによって、室内側
連結ダクト10の筒状部11の先端と、室外側連結ダク
ト20bの筒状部21の先端とを相互に突き合わせ、少
なくとも一方を回転させることによって爪部13を軸方
向溝25に嵌め込むことができ、従って、フランジ部1
2を内壁1に、フランジ部22を外壁2にそれぞれ当接
させた段階で僅かに角度を代えることによって室内側連
結ダクト10と室外側連結ダクト20bとを容易に結合
させることができ、さらに、逆の操作で容易に取り外す
ことができる。
【0027】かくして、この実施形態によれば、建物の
壁厚が異なる場合でも、施工を容易化すると共に、シー
ル材の充填作業を省くことができるという効果の他に、
何回でも取り付け、取り外しができるという効果も得ら
れる。
【0028】なお、上記実施形態では、鋸歯状凹凸部2
3bの両側に軸方向溝25を設けたが、このうちのいず
れか一方のみに設けたとしても上述したと略同様な効果
が得られる。
【0029】図6(a),(b),(c)は本発明に係
るパイプファンの第4の実施形態の構成を示す主要素の
斜視図、部分断面図及び取り付け状態図である。この実
施形態は筒状部21の内周面のうち、室内側連結ダクト
10の爪部13が係合する範囲のみに鋸歯状凹凸部23
を形成し、これよりもフランジ部22側を円筒面26と
した室外側連結ダクト20cを用いたものである。
【0030】このように構成することによって、建物の
壁厚が異なる場合でも、施工を容易化すると共に、シー
ル材の充填作業を省くことができるという効果の他に、
パイプフード7の取り付け、取り外しをするときに、筒
状部21に内装する先端部を円滑に挿脱させることがで
きるという効果も得られる。
【0031】図7(a),(b),(c)は本発明に係
る室内側連結ダクト及び室外側連結ダクトの種々の変形
例を示すものである。このうち、(a)は筒状部11を
嵌装側、筒状部21を挿入側とし、筒状部11の先端に
径方向内側に突起する爪部13を設けてなる室内側連結
ダクト10dと、筒状部21の外周面に鋸歯状凹凸部2
3わ設けてなる室外側連結ダクト20dを相互に結合す
るものである。
【0032】また、(b)は筒状部11を嵌装側、筒状
部21を挿入側とし、筒状部11の内面に鋸歯状凹凸部
17を形成してなる室内側連結ダクト10eと、筒状部
21の先端の径方向外側に突起する爪部27を設けてな
る室外側連結ダクト20eとを相互に結合するものであ
る。
【0033】さらに、(c)は筒状部11を挿入側、筒
状部21を嵌装側とし、筒状部11の外周面に鋸歯状凹
凸部18を形成してなる室内側連結ダクト10fと、筒
状部21の先端の径方向内側に突起する爪部28を設け
てなる室外側連結ダクト20fとを相互に結合するもの
である。
【0034】上記いずれの構成を採用したとしても、建
物の壁厚が異なる場合でも、施工を容易化すると共に、
シール材の充填作業を省くことができるという効果が得
られる。
【0035】図8は本発明に係るパイプファンの第5の
実施形態の構成を示す縦断面図及び部分側面図である。
この実施形態は、例えば、図7(a)に示したように、
筒状部11を嵌装側、筒状部21を挿入側とする室内側
連結ダクト10dと、室外側連結ダクト20dを相互に
結合したもので、フランジ部22を周方向に4等分した
位置にそれぞれねじ孔29を設け、フランジ部22を外
壁2に固定するものである。
【0036】この結果、建物の壁厚が異なる場合でも、
施工を容易化すると共に、シール材の充填作業を省くこ
とができるという効果の他に、パイプフード7の有無に
拘わらず室外側連結ダクト20dを外壁2に固定できる
効果もある。
【0037】図9は本発明に係るパイプファンの第6の
実施形態の構成を示す縦断面図及び主要素の斜視図であ
る。図中、図8と同一の要素には同一の符号を付してそ
の説明を省略する。この実施形態はフランジ部22の外
側の端面に環状の弾性部材9を貼着したものである。こ
の場合、弾性部材9の厚みとして、パイプフード7を装
着したとき、パイプフード7が弾性部材9を押し潰すよ
うな厚みにしたものである。
【0038】この結果、建物の壁厚が異なる場合でも、
施工を容易化すると共に、シール材の充填作業を省くこ
とができるという効果の他に、パイプフード7の鍔の深
さに拘わりなく室外側連結ダクト20dを固定できるた
め、取り付け可能なパイプフード7の選択肢が増えると
いう利点もある。
【0039】なお、上記各実施形態は壁に穿設された孔
に装着するパイプファンについて説明したが、本発明は
これに適用を限定されるものではなく、天井板等、建物
の仕切部材に孔を穿ち、この孔に装着する殆どのパイプ
ファンに適用することができる。
【0040】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、本
発明によれば、建物の仕切部材の厚さが異なる場合で
も、施工を容易化すると共に、シール材の充填作業を省
くことのできるパイプファンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパイプファンの第1の実施形態の
構成を示す縦断面図。そのである。
【図2】図1に示した実施形態の主要な構成要素の詳細
な構成を示す斜視図。
【図3】図2に示した主要な構成要素の部分断面図。
【図4】本発明に係るパイプファンの第2の実施形態の
主要素の構成を示す斜視図。
【図5】本発明に係るパイプファンの第3の実施形態の
構成を示す主要素の斜視図及び部分断面図図。
【図6】本発明に係るパイプファンの第4の実施形態の
構成を示す主要素の斜視図、部分断面図及び取り付け状
態図。
【図7】本発明に係る室内側連結ダクト及び室外側連結
ダクトの種々の変形例を示した図。
【図8】本発明に係るパイプファンの第5の実施形態の
構成を示す縦断面図及び部分側面図。
【図9】本発明に係るパイプファンの第6の実施形態の
構成を示す縦断面図及び主要素の斜視図。
【図10】従来のパイプファンの施工方法を説明するた
めの図。
【図11】従来のパイプファンの構成を示す縦断面図。
【図12】従来のパイプファンに用いられた2重円筒パ
イプの斜視図。
【符号の説明】
1 内壁 1a 内壁孔 2 外壁 2a 外壁孔 4 電動機 5 羽根 6 送風機本体 7 パイプフード 9 弾性部材 10,10d,10e,10f 室内側連結ダクト 11,21 筒状部 12,22 フランジ部 13,27,28 爪部 17 鋸歯状凹凸部 18 鋸歯状凹凸部 20,20a,20b,20c,20d,20f 室外
側連結ダクト 24,26 円筒面 25 軸方向溝 29 ねじ孔 30 塩ビパイプ 31 シール材31 32 シール材32 40 2重円筒パイプ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の仕切部材に予め穿設された貫通孔に
    装着されるパイプファンにおいて、 外径が前記貫通孔の内径よりも小さく形成された筒状部
    の一端に、前記貫通孔の開口部よりも外径の大きいフラ
    ンジ部を有し、内部に送風機が装着され、該フランジ部
    を一方の仕切部材面に当接させて前記筒状部が前記貫通
    孔に挿入された第1の連結ダクトと、 外径が前記貫通孔の内径よりも小さく形成された筒状部
    の一端に、前記貫通孔の開口部よりも外径の大きなフラ
    ンジ部を有し、該フランジ部を他方の仕切り部材面に当
    接させて該筒状部の他端が前記貫通孔に挿入されると共
    に、他端部が前記第1の連結ダクトの他端部と連結され
    る第2の連結ダクトとを備え、 前記第1及び第2の連結ダクトの他端部は相互に嵌挿可
    能に形成され、挿入側は径方向外方に突出し、かつ、径
    方向に弾性変形が可能な爪部を有し、嵌装側はその内周
    面に先端から奥に向かって前記爪部の摺動が可能で、奥
    から先端に向かって前記爪部の摺動を阻止する鋸歯状凹
    凸部を有し、前記鋸歯状凹凸部に前記爪部を係合させて
    前記第1及び第2の連結ダクトの他端部を相互に連結し
    たことを特徴とするパイプファン。
  2. 【請求項2】前記第1の連結ダクトが室内側に装着さ
    れ、前記第2の連結ダクトが室外側に装着され、前記第
    1の連結ダクトの筒状部が前記第2の連結ダクトの筒状
    部に挿入されることを特徴とする請求項1に記載のパイ
    プファン。
  3. 【請求項3】前記鋸歯状凹凸部が周方向全体に連続して
    形成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載のパ
    イプファン。
  4. 【請求項4】前記鋸歯状凹凸部が円筒状の内周面の周方
    向の一部の領域に形成されたことを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれか1項に記載のパイプファン。
  5. 【請求項5】前記鋸歯状凹凸部の少なくとも一方の周方
    向側部に、前記爪部の軸方向への移動を可能にする軸方
    向溝を備えたことを特徴とする請求項4に記載のパイプ
    ファン。
  6. 【請求項6】前記第2の連結ダクトの内面の一端部を円
    筒面とし、他端部に前記鋸歯状凹凸部を形成したことを
    特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のパイ
    プファン。
  7. 【請求項7】前記第2の連結ダクトのフランジ部に少な
    くとも一つの軸方向の取り付け孔を設けたことを特徴と
    する請求項2乃至6のいずれか1項に記載のパイプファ
    ン。
  8. 【請求項8】前記第2の連結ダクトのフランジ部の外側
    端面に弾性部材を貼着したことを特徴とする請求項7に
    記載のパイプファン。
  9. 【請求項9】建物の仕切部材に予め穿設された貫通孔に
    装着されるパイプファンにおいて、 外径が前記貫通孔の内径よりも小さく形成された筒状部
    の一端に、前記貫通孔の開口部よりも外径の大きいフラ
    ンジ部を有し、内部に送風機が装着され、該フランジ部
    を一方の仕切部材面に当接させて前記筒状部が前記貫通
    孔に挿入された第1の連結ダクトと、 外径が前記貫通孔の内径よりも小さく形成された筒状部
    の一端に、前記貫通孔の開口部よりも外径の大きなフラ
    ンジ部を有し、該フランジ部を他方の仕切り部材面に当
    接させて該筒状部の他端が前記貫通孔に挿入されると共
    に、他端部が前記第1の連結ダクトの他端部と連結され
    る第2の連結ダクトとを備え、 前記第1及び第2の連結ダクトの他端部は相互に嵌挿可
    能に形成され、嵌装側は径方向内方に突出し、かつ、径
    方向に弾性変形が可能な爪部を有し、挿入側はその外周
    面に先端から奥に向かって前記爪部の摺動が可能で、奥
    から先端に向かって前記爪部の摺動を阻止する鋸歯状凹
    凸部を有し、前記鋸歯状凹凸部に前記爪部を係合させて
    前記第1及び第2の連結フランジの他端部を相互に連結
    したことを特徴とするパイプファン。
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