JP2001279900A - 視認性向上踏板 - Google Patents

視認性向上踏板

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JP2001279900A JP2000092809A JP2000092809A JP2001279900A JP 2001279900 A JP2001279900 A JP 2001279900A JP 2000092809 A JP2000092809 A JP 2000092809A JP 2000092809 A JP2000092809 A JP 2000092809A JP 2001279900 A JP2001279900 A JP 2001279900A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 白内障、弱視など視力の低下した人や正常な
人でも階段室の照度が低いと、足を踏み外す危険があ
り、このため、踏板前端部の明度などを変え、良く目立
つようにした踏板があるが、極端に明度を変えると視認
性は向上するが、踏板の意匠デザインに影響を及ぼす。
このため意匠性と視認性の両方を向上させた踏板が望ま
れていた。 【解決手段】 踏板前端部に明度が異なる視認部を設
け、踏板上面の視認部以外の部分と視認部との境界線を
曲線及び又は折れ曲がり線とすることで比較的少ない明
度差でも視認性の高い踏板が可能となる。また、踏板意
匠にも影響は少なく、むしろデザイン性に優れた踏板が
可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は住宅又はその他の建
築物に使用される階段の踏板に関するものであり、詳し
くは階段昇降時に踏板前端部を明瞭に見分けられるよう
に工夫された階段用踏板に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】階段昇降時の足踏み外しによる転落事故
防止のため、踏板前端部段鼻に滑り止め溝を設けたり、
防滑性塗料を塗布したり種々工夫されているが、高齢者
特に白内障によって視力が低下している人の場合は、段
鼻角部を十分に認識できず、転落の危険がある。また、
視力の正常な人でも階段室の照度が不足すると足を踏み
外す恐れがあった。そのため、従来、踏板上面前端部に
別色の目印材を設けたり(実開昭57−21722)色
差5水準以上の帯体を設けたり(特開平10−1960
79)木質踏板の場合、踏板上面前端部に木口面を上に
した先端部材を持ってきたり(特開平11−30335
0)明度差が2.0〜4.0の認識部をもってきたりし
て、さまざまな工夫がなされてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
視認性向上踏板においては、踏板上面前端部の視認性を
向上させるため、踏板上面前端部の色調、明度、木材の
繊維方向などを変え、目立つように工夫されてきた。し
かしながら、これらの方法では、踏板上面前端部を目立
たせる一定レベルの効果はあるが、極端に目立たたせる
と踏板の見た目の意匠デザインに影響を与え、使用する
人の好みによっては好き嫌いがあり、もっと穏やかな色
調、明度等の変化によってデザイン性に好影響を与え意
匠性にも優れた視認性向上踏板が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、階段
用踏板(1)の上面(2)の前端部に明度の異なる視認
部(2a)を有し、前記、踏板(1)の上面(2)の視
認部(2a)を除く部分(2b)と視認部(2a)との
境界線(3)が曲線及び又は折れ曲がり線であることを
特徴とする視認性向上踏板によって上記課題を解決した
ものである。
【0005】請求項2の発明は、前記、踏板(1)の上
面(2)に木目を有し、前記、境界線(3)が前記、木
目と交差するように、矢高(4)が30mm〜100m
mの円弧又は楕円弧とし、前記、踏板(1)の上面
(2)の視認部(2a)を除く部分(2b)と視認部
(2a)との明度差が1〜3水準であることを特徴とす
る請求項1に記載の視認性向上踏板によって上記課題を
解決したものである。
【0006】階段用踏板(1)の上面(2)の表面柄と
しては抽象柄、木目柄など種々採用されているが、いず
れの柄であっても踏板上面(2)の視認部(2a)を除
く部分(2b)と視認部(2a)との境界線(3)が直
線でなく曲線及び又は折れ曲がり線であると、踏板上面
(2)の視認部(2a)を除く部分(2b)と視認部
(2a)との明度差がそれほど大きくなくても良く目立
つので視認性が向上する。
【0007】特に踏板表面柄が木目模様の場合、それが
印刷木目、天然木材の木目にかかわらず、また、木目が
板目、柾目、追柾のいずれであっても、踏板上面(2)
の視認部(2a)を除く部分(2b)と視認部(2a)
との境界線(3)が木目を横切るようにして交差すると
階段を昇降する人の目に、より明瞭に区分して認識さ
れ、いわゆる踏板の視認性が向上する。すなわち、木目
の自然な流れと交差する如く人工的な曲線及び又は折れ
曲がり線が設けられ、該曲線及び又は折れ曲がり線を境
界線(3)として、その前後で明度を異ならしめること
によって踏板の視認性が向上するのである。
【0008】前記、境界線(3)が自然な木目を横切る
ように交差するので、比較的小さな明度差でも明確に視
認できるのである。さらに、明度差が比較的小さいので
違和感がなく踏板の意匠デザインに影響を及ぼす心配が
ない。前記、境界線(3)の形状を適宜選べば意匠性デ
ザイン性に優れたものとなる。
【0009】さらに、前記、境界線(3)が円弧又は楕
円弧の曲線とすることによって、視認性の向上はもちろ
ん意匠性デザイン性もさらに向上させることができる。
この場合、踏板上面(2)の視認部(2a)を除く部分
(2b)と視認部(2a)との境界線(3)の矢高
(4)を30mm〜100mmとし、前記、境界線
(3)前後の明度差が1〜3水準の範囲とすれば意匠性
デザイン性を犠牲にすることなく、小さな明度差で視認
性の向上につながるのである。
【0010】また、本発明の視認性向上踏板の前記、境
界線(3)のデザインは、円弧、楕円弧、鋸歯形状、三
角形の辺、又は、これら以外の曲線及びまたは折れ曲が
り線、又は、これらの組み合わせ形状など、さまざまな
意匠デザインが利用できる。また、これらの前記、境界
線(3)の矢高(4)の凸方向は、踏板(1)の段鼻方
向へ凸であっても良いし、その逆方向であっても良い。
また、前記、視認部(2a)の明度を、それを除く部分
(2b)よりも小さくしても良いし、その逆であっても
良い。
【0011】
【発明の実施の形態】踏板(1)としては木製、金属
製、合成樹脂製、セラミック製、その他どのようなもの
でもよく、表面柄として抽象柄、木目などがあり、木目
は板目、柾目、追柾などの、いずれであっても良い。詳
しくは以下図面に従って詳述する。図1は本発明の一実
施形態に係る視認性向上踏板の斜視図、図2はその平面
図、図3、図4、図5は、それぞれ他の実施形態に係る
視認性向上踏板の平面図である。
【0012】本発明の視認性向上踏板の一実施形態は図
1、図2に示すように、踏板(1)の上面(2)の前端
部に明度の異なる視認部(2a)を設ける。踏板(1)
は木製のものとしては、合板基材に化粧材を貼着したも
のでも良く、また、集成材基材に表面塗装仕上げしたも
のでも良い。また、合板以外の繊維板、削片板などの木
質ボ−ド類を基材としてその上に化粧材を貼着したもの
であってもよい。また、これら以外の木質基材であって
も良いし、木質以外の基材であっても良い。化粧材とし
ては、スライス単板、ロ−タリ−またはハ−フロ−タリ
−単板など木質化粧材の他、塩化ビニル樹脂シ−ト、オ
レフィン樹脂シ−ト、または、その他の合成樹脂シ−
ト、金属箔、塗装樹脂皮膜、転写印刷インキ層、ダイレ
クト印刷インキ層、その他の印刷インキ層などが使用で
きるがこれら以外であってもよい。
【0013】この時、踏板(1)の上面(2)の前端部
に設けられた視認部(2a)と踏板(1)の上面(2)
の視認部(2a)を除く部分(2b)とで明度を異なら
しめ、前記、視認部(2a)と踏板(1)の上面(2)
の視認部(2a)を除く部分(2b)との境界線(3)
を従来から存在する踏板のように略直線状とせずに、曲
線及び又は折れ曲がり線とすることで視認性が大幅に向
上するのである。さらに、踏板(1)の意匠性を犠牲に
することなく、すなわち、踏板(1)を目で見た時に違
和感を感ずることなく、むしろ意匠デザイン性を向上さ
せつつ視認性を大幅に向上させることができる。
【0014】踏板(1)の上面(2)の視認部(2a)
を除く部分(2b)と前記、視認部(2a)とで明度を
異ならしめる方法は種々あるが、一例として、集成材基
材の上に着色顔料入りの塗料にて着色塗装仕上げする方
法がある。この時、着色顔料に明度を異ならしめるもの
を使用し、明度差すなわち濃淡差を意匠として仕上げる
方法がある。この際、前記、境界線(3)の意匠に従っ
て型紙を用意して着色塗装すれば良い。また、集成材基
材の上に転写印刷で木目を印刷する方法もある。
【0015】この際に前記、視認部(2a)のみ明度の
異なる転写印刷を施し、踏板(1)の上面(2)の視認
部(2a)を除く部分(2b)は転写印刷を施さないか
又は異なる明度を有する転写印刷を行うかすればよい。
また、この時、踏板(1)の基材は集成材以外に合板基
材、繊維板基材、削片板基材、又は木質以外の基材、例
えば、合成樹脂製基材、金属製基材、セラミック製基材
などの上に木質単板又は紙質材料又は合成樹脂シ−ト又
は金属箔性化粧材、セラミック製化粧材などを貼着した
ものでもよく、その上面前端部に明度差を与えるべく着
色塗装、転写印刷、ダイレクト印刷などを行えば良い。
【0016】また、印刷方式は転写印刷、ダイレクト印
刷以外の印刷方式であってもよい。視認部のみに印刷又
は塗装する方法としては、視認形状に合わせた例えば合
成樹脂製フィルム製、紙製、合成ゴム製、金属箔製、そ
の他の材質の型板を利用するとよい。
【0017】また、集成材基材の場合、前記、境界線
(3)の形状に合わせて切断した視認部(2a)を形成
する集成材部分を濃色材又は淡色材とし、それを除く部
分(2b)を形成する集成材部分を淡色材又は濃色材と
し、これらを前記境界線(3)に沿って接着剤にて貼り
合わせて意匠性の向上と視認性の向上を目的とした視認
性向上踏板とすることもできる。
【0018】また、木質単板、紙質材料、塩化ビニル樹
脂シ−ト、オレフィン樹脂シ−トなどの前端部に明度が
異なる視認部(2a)が前もって印刷されるか又は着色
塗装された化粧シ−ト又は木質単板を踏板上に貼着して
もよい。貼着方法はそれぞれの材料に合った接着剤と接
着条件を適宜選択すればよい。これらの方法以外に、明
度が異なり、本発明の視認性形状を有するシ−ト状物を
踏板上面前端部の所定の箇所にのみ接着剤、熱融着その
他の方法で貼着してもよい。また、視認部に合った曲線
又は折れ曲がり線の型紙、型板を用意して着色塗装、転
写印刷、ダイレクト印刷、等を施してもよい。
【0019】また、踏板(1)の上面(2)が印刷木目
であっても天然木目であっても良いが、木目の場合に
は、踏板(1)の意匠性、デザイン性を考慮してなお且
つ視認性向上をより確実なものとするには、踏板(1)
の上面(2)の視認部(2a)を除く部分(2b)と視
認部(2a)との境界線(3)の矢高(4)を30mm
〜100mmの円弧又は楕円弧とし、踏板(1)の上面
(2)の視認部(2a)を除く部分(2b)と視認部
(2a)との明度差が1水準〜3水準とするとよい。
【0020】すなわち、木目を有する踏板とし且つ、踏
板(1)の上面(2)の視認部(2a)を除く部分(2
b)と視認部(2a)との境界線(3)の矢高(4)
を、30mm〜100mmのなだらかな円弧又は楕円弧
とすることで意匠性デザイン性が向上し、踏板(1)の
上面(2)の視認部(2a)を除く部分(2b)と視認
部(2a)との明度差を極端にせず、違和感のないとこ
ろで明度差1水準〜3水準とすることで意匠デザイン性
優れた視認性向上踏板となる。
【0021】また、図3〜図5には本発明の他の実施形
態に係る視認性向上踏板の平面図を示す。これらに示す
ように踏板(1)の上面(2)の視認部(2a)を除く
部分(2b)と視認部(2a)との境界線(3)は二等
辺三角形の斜辺(図3)、2つの円弧を連設したもの
(図4)、鋸歯状のもの(図5)など、さまざまな形状
が可能である。また、ここに示されていない形状であっ
ても勿論良い。
【0022】
【実施例】〔実施例1〕ナラ集成材を基材とする踏板
で、サイズが長さ900mm、幅240mm、厚さ30
mmのものを作製した。その表面に図1、2に示すよう
な円弧状の境界線(3)を有する視認部(2a)をポリ
エチレンフィルム製の型紙を用い、転写印刷方式で印刷
し作製した。
【0023】〔実施例2〕境界線(3)の形状を図3に
示すような二等辺三角形状の斜辺とした他は実施例1と
全く同様にして作製した。
【0024】〔実施例3〕境界線(3)の形状を図4に
示すような連設した2つの曲線とした他は実施例1と全
く同様にして作製した。
【0025】〔実施例4〕境界線(3)の形状を図5に
示すような鋸歯状の折れ曲がり線とした他は実施例1と
全く同様にして作製した。
【0026】以下の実験に基づき本発明の効果を具体的
に説明する。 〔実験の方法〕実験の方法は以下の通りである。実施例
1の視認性向上踏板をその矢高を0、10、20、2
5、30、60、100、105、110mmの9段階
に変え、さらに、踏板(1)の上面(2)の視認部(2
a)を除く部分(2b)と視認部(2a)との明度差を
0、0.5、1、1.5、2、3、3.5、4、5の9
段階に変えたものを作製した。
【0027】〔試験の方法〕被験者は年齢、19才〜5
8才(平均41才)の男女100名であった。視認性試
験については踏板の上に立って足下の踏板の視認性を照
度500ルクスのもとで官能検査を実施し、5段階評価
で評価し、その平均をとって小数点以下は四捨五入し
た。また、踏板の違和感については視認部の明度差ゼロ
の踏板をそばにおいて比較しながら官能試験を5段階評
価で実施し、その平均をとって小数点以下は四捨五入し
た。それらの結果を表1及び表2に示す。
【0028】〔試験の結果〕
【表1】表1:視認性試験(5段階評価:官能試験)
【0029】*官能試験評価(5段階評価) 評価5 視認性極めて良好 評価4 良好 評価3 やや不良 評価2 不良 評価1 極めて不良 表1に示すように視認性能は、矢高が0の場合は、明度
差が4以上でないと視認性に問題があり、矢高20mm
では明度差が3以上でないと視認性に問題がある。矢高
が25mm以上では明度差が0.5以上であれば視認性
は良好である。少なくとも矢高30mm以上で明度差が
1以上であれば視認性は極めて良好であった。
【0030】
【表2】表2:違和感性試験(5段階評価:官能試験)
【0031】*官能試験評価(5段階評価) 評価5 違和感が全く感じられない 評価4 違和感は、ほとんど感じられない 評価3 やや、違和感が感じられる 評価2 かなりの程度違和感が感じられる 評価1 極めて大きな違和感が感じられる 表2に示すように意匠性デザイン性の違和感について
は、明度差4.0以上で、全ての矢高において違和感性
評価が3以下であり違和感が感じられた。また、明度差
が3.5の時は、矢高110mmで違和感性の評価が3
となり違和感が感じられたが、矢高が105mm以下で
は評価4であり、違和感がほとんど感じられず、意匠性
デザイン性に優れたものとなった。また、明度差が3.
5以下では矢高が105mm以下において評価が4〜5
であり、違和感がほとんど感じられず意匠デザイン性に
優れたものとなった。
【0032】また、明度差が3以下で矢高が100mm
以下においては評価5であり違和感は全く感じられなか
った。従って、表1及び表2に示す結果から、踏板
(1)の上面(2)の視認部(2a)を除く部分(2
b)と視認部(2a)との明度差が1〜3で、矢高が3
0mm〜100mmの条件において、視認性、意匠デザ
イン性とも極めて良好な踏板となることがわかった。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
階段用踏板の上面前端部に明度の異なる視認部を設け、
踏板上面の視認部を除く部分と視認部との境界線を曲線
及び又は折れ曲がり線とすることで、踏板の上面の視認
部を除く部分と視認部との明度差がそれほど大きくなく
ても視認性に優れた踏板となる。特に、踏板の表面柄が
印刷又は天然の木目の場合、踏板上面の木目と前記境界
線が明瞭に交差するようにすることで、意匠性を配慮し
つつ、比較的小さな明度差でも視認性の向上をはかるこ
とができる。従って、視認性の向上のみならず意匠デザ
イン性にも優れた階段用踏板とすることができる。すな
わち、前記、境界線を矢高が30〜100mmの円弧又
は楕円弧とし、視認部とそれ以外の部分の明度差を1〜
3水準とすることで、視認性の向上のみならず意匠デザ
イン性にも優れた階段用踏板とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の視認性向上踏板を示す
斜視図。
【図2】第1の実施例の視認性向上踏板を示す平面図。
【図3】第2の実施例の視認性向上踏板を示す平面図。
【図4】第3の実施例の視認性向上踏板を示す平面図。
【図5】第4の実施例の視認性向上踏板を示す平面図。
【符号の説明】
1 踏板 2 上面 2a 視認部 2b 踏板上面の視認部を除く部分 3 境界線 4 矢高
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 稔 東京都新宿区新宿4丁目3番17号 株式会 社パル内 (72)発明者 森 潤 東京都新宿区新宿4丁目3番17号 株式会 社パル内 (72)発明者 渡辺 利之 東京都新宿区新宿4丁目3番17号 株式会 社パル内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階段用踏板(1)の上面(2)の前端部
    に明度の異なる視認部(2a)を有し、前記、踏板
    (1)の上面(2)の視認部(2a)を除く部分(2
    b)と視認部(2a)との境界線(3)が曲線及び又は
    折れ曲がり線であることを特徴とする視認性向上踏板。
  2. 【請求項2】 前記、踏板(1)の上面(2)に木目を
    有し、前記、境界線(3)が前記、木目と交差するよう
    に、矢高(4)が30mm〜100mmの円弧又は楕円
    弧とし、前記、踏板(1)の上面(2)の視認部(2
    a)を除く部分(2b)と視認部(2a)との明度差が
    1〜3水準であることを特徴とする請求項1に記載の視
    認性向上踏板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014051268A (ja) * 2012-08-07 2014-03-20 Japan Vilene Co Ltd 自動車用装飾繊維シート
JP2019138140A (ja) * 2018-02-14 2019-08-22 永大産業株式会社 階段構造
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