JP2001279805A - ライニング装置、補修マット及びライニング方法 - Google Patents

ライニング装置、補修マット及びライニング方法

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JP2001279805A
JP2001279805A JP2000101245A JP2000101245A JP2001279805A JP 2001279805 A JP2001279805 A JP 2001279805A JP 2000101245 A JP2000101245 A JP 2000101245A JP 2000101245 A JP2000101245 A JP 2000101245A JP 2001279805 A JP2001279805 A JP 2001279805A
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lining device
lining
repair
repair mat
mat
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JP2000101245A
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Yukihiro Kaneda
幸弘 金田
Hiroyuki Ishiyama
弘之 石山
Koichiro Tsugane
浩一郎 津金
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Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単でしかも低コストで管等の補修を行える
ライニング装置、補修マットおよびライニング方法を提
供すること。 【解決手段】 ライニング装置1は、筒状ゴム体19と
補修マット21が取り付けられる。ライニング装置1を
本管41内に挿入し、ホース29から空気を送り込み、
筒状ゴム体19を膨張させ、加熱させることによって、
補修マット21を本管41及び取り付け管43a、43
bに貼り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水道管、下水道管
等の管壁の補修を行うライニング装置、補修マットおよ
びライニング方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】水道管等の壁面に傷や亀裂等があると、
配管を通しての気体、液体の移送、供給の効率を低下さ
せ、ひいては供給時の安全性を妨げる要因となる。この
ような配管の傷や亀裂を補修する場合、地面を堀り起こ
して、亀裂等の補修を行うことがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに地面を堀り起こして亀裂等の補修を行うと、作業に
長時間を要し、コストも高くなるという問題点がある。
【0004】本発明は、このような問題を鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、簡単でしかも低コ
ストで管等の補修を行えるライニング装置、補修マット
およびライニング方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために第1の発明は、管路のT字部を補修するライニン
グ装置であって、管内を移動可能な本体は、周囲に筒状
の膨張部を有し、前記膨張部の一部には、突出可能な突
起が設けられ、前記膨張部の周囲に補修マットが設けら
れ、前記本体をT字部まで移動させ、前記膨張部を膨張
させて、前記補修マットを前記T字部に圧着させて補修
を行うことを特徴とするライニング装置である。
【0006】第2の発明は、少なくとも1つの孔を有す
るほぼ長方形状の第1の補修マットと、3辺が直線で他
の1辺が波形形状の第2の補修マットからなり、前記第
1の補修マットを筒状にし、前記第2の補修マットも筒
状にし、前記第1の補修マットの孔のまわりに、前記第
2の補修マットの波形形状部を設けることを特徴とする
補修マットである。
【0007】第3の発明は、請求項1記載のライニング
装置を用いて、管路のT字部の補修を行うことを特徴と
するライニング方法である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、図面に基づいて本発明の
第1の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の
第1の実施の形態に係るライニング装置1の概略構成図
であり、第2図はライニング装置1のA方向矢視図であ
る。ライニング装置1は本体3、車輪支持部5およびそ
れらを連結する連結部25等から構成される。
【0009】本体3は、支持部7、中心軸9、棒状骨部
11、リング状骨部13、凹形状骨部15等を有する。
【0010】本体3の中心部に中心軸9が取り付けられ
る。支持部7には複数本の棒状骨部11が、中心軸9の
周囲に中心軸9と平行に設けられる。棒状骨部11と直
交するように複数のリング状骨部13が棒状骨部11に
設けられる。支持部7の周囲には4つの滑り板23が設
けられる。滑り板23は、管内壁面に接しつつ、スライ
ドしていくものである。
【0011】本体3の前方では、 凹形状骨部15が中
心軸9側に凹状に曲げられて設けられる。本体3の頭部
12にも棒状骨部11が設けられ、リング状骨部13が
密に設けられる。
【0012】棒状骨部11とリング状骨部13で円筒状
の骨格が形成され、棒状骨部11とリング状骨部13の
周りに膨張部としての筒状ゴム体19が取り付けられ、
更に筒状ゴム体19に補修マット21が設けられる。凹
形状骨部15には、後述する筒状ゴム体19の筒状突起
部19d、19eの部分が取り付けられる。
【0013】図1において、中心軸9に対して上方は筒
状ゴム体19の筒状突起部19d、19eが凹状にへこ
んでいる状態を示し、下方は筒状ゴム体19の筒状突起
部19d、19eが膨張した状態を模式的に表したもの
である。筒状ゴム体19と補修マット21の設置方法及
び補修マット21のライニング方法に関しては後で述べ
る。本体3には、ホース24が設けられる。ホース24
は、空気等が供給され、筒状ゴム体19内部に空気を送
り込む。
【0014】車輪支持部5には一対の車輪27が回転可
能に設けられ、車輪支持部5の後端に連結棒29が設け
られる。車輪支持部5は、金属製の円柱体であり、かな
りの重量を有し、ライニング装置1のウエイトの役割を
果たす。連結棒29等を作業員等がA方向に押し込む
と、車輪27が回転し、滑り板23が管面上を滑り、ラ
イニング装置1が移動する。
【0015】図3は筒状ゴム体19を示す図である。図
3(a)は筒状ゴム体19の側面図であり、図3(b)
は筒状ゴム体19のB方向矢視図である。図3に示され
るように筒状ゴム体19は、筒状部19aと両端に開口
部19b、19cを有する。筒状部19aには2つの筒
状突起部19d、19eが形成される。
【0016】図3(a)、(b)に示す筒状ゴム体19
は、開口部19b、19cが閉ざされ、内部に空気が入
れられて、膨張した状態を示している。内部の空気が抜
かれた状態では、筒状突起部19d、19eは、凹形状
骨部15に沿って筒状部19a内部に押し込まれた状態
となる。
【0017】図1に示すように、リング状骨部13、凹
形状骨部15に沿って、筒状ゴム体19が本体3に取り
付けられる。開口部19b近辺の筒状ゴム体19は、支
持部7により本体3に固定される。開口部19c近辺の
筒状ゴム体19は、押え板14により本体3に固定され
る。このように、筒状ゴム体19は支持部7と押え板1
4により本体3に固定される。
【0018】図4は本管部用の補修マット21aの展開
図であり、図5は取付管部用の補修マット21bの展開
図である。図6は筒状ゴム体19に補修マット21を取
り付けた場合の斜視図である。図4に示すように、長方
形の補修マット21aには、一対の孔22が設けられ、
補修マット21aの端部には、貼りしろ31−1が形成
される。
【0019】また、図5に示すように補修マット21b
は3辺33−1、33−2、33−3が直線で残りの1
辺が波形(波形部35)に形成される。波形部35に
は、切り込み32が設けられ、辺33−2、辺33−
3、波形部35には貼りしろ31−2、31−3が形成
される。
【0020】図6に示すように、筒状ゴム体19の筒状
突起部19d、19eの部分に孔22が合致するように
補修マット21aを筒状ゴム体19に取り付ける。この
場合、貼りしろ31−1同士を貼り合わせる。
【0021】補修マット21bの辺33−2と辺33−
3の貼りしろ31−2同士を貼り合わせ、補修マット2
1bを筒状に形成する。筒状ゴム体19の筒状突起部1
9d、19eのまわりに、筒状の補修マット21bを取
り付ける。即ち、貼りしろ31−3を補修マット21a
に貼りつける。このとき、貼りしろ31−3の切り込み
32は、開いた状態となる。
【0022】補修マット21a、21bは、ガラス繊維
にエポキシ等の熱硬化性樹脂を含侵させたものである。
【0023】次に、ライニング方法について説明する。
図7は本管41内を移動するライニング装置を示す図で
ある。ライニング装置1は、人が作業できる立坑(図示
せず)から搬入され、本管41に人力等で押し込まれ
る。連結棒29は剛性を有し、連結棒29等を作業員が
押し込むことで、ライニング装置1は本管内41をE方
向に移動する。
【0024】すなわち、連結棒29が押し込まれると、
車輪27が回転し、滑り板23がスライドし、ライニン
グ装置1が移動する。図8はT字管を補修する場合のラ
イニング装置1の模式図である。
【0025】本管41の先端からh1の部分に取付管4
3a、43bが本管の両側に取り付けられている。即
ち、本管41と取付管43a、43bは、本管の先端に
凸部45を有するT字分岐をなすものである。そして、
凸部45の突出深さh1は浅いものである。
【0026】図8に示すように、本管41挿入時には、
筒状ゴム体19内の空気が抜かれており、筒状突起部1
9d、19eは凹形状骨部15に沿って内側に押し込ま
れ、凹状となっており、補修マット21bも内側に押し
込まれた状態となっている。
【0027】ライニング装置1の頭部12の先端が凸部
45の内壁に到達すると、筒状突起部19d、19eの
部分が取付管43a、43bの位置となるように、ライ
ニング装置1は構成されている。頭部12の先端が凸部
45の内壁に到達すると、ホース24を介して筒状ゴム
体19内に空気が送り込まれ、筒状ゴム体19は膨張す
る。
【0028】図9は膨張時の筒状ゴム体19と補修マッ
ト21を示す図である。図9に示すように、筒状ゴム体
19が膨張すると、凹状に窪んでいた筒状突起部19
d、19eが取付管43a、43bの内部まで膨張し、
補修マット21がT字分岐部分の管内壁に押し付けら
れ、密着する。
【0029】補修マット21が分岐部分の内壁に密着
し、ある程度時間が経過すると、補修マット21に含侵
させたエポキシ等の熱硬化樹脂が硬化する。図10は補
修マット21のライニング状況を示す図である。樹脂が
完全に硬化した後、連結棒29を引っ張るなどしてライ
ニング装置1を撤去させる。こうして補修マット21が
T字分岐部分に圧着され、T字分岐部分の損傷、亀裂等
を覆うことができる。
【0030】このように、本実施の形態によれば、補修
マット21を一度に本管41、取付管43a、43bに
貼り付けることができる。尚、ライニング装置1の断面
形状は、本実施の形態では円形であるが、楕円形であっ
ても良く、管の断面形状にあった形状にすることができ
る。
【0031】次に、第2の実施の形態について説明す
る。図11は第2の実施の形態に係るライニング装置5
1を示す図である。ライニング装置51はライニング装
置1と比べて本体53の部分の構成が異なり、凹形状骨
部15が片側だけに設けられるものである。従って、骨
部に設ける筒状ゴム体73および補修マット75−1の
形状もライニング装置1のものとは異なるが、その他の
構成はライニング装置1とほぼ同様である。
【0032】図12はライニング装置51の筒状ゴム体
73を示す図である。図12(a)は筒状ゴム体73の
側面図であり、図12(b)は筒状ゴム体73のF方向
矢視図である。図12に示すように、筒状ゴム体73は
筒状部73aと開口部73b、73cを有し、筒状部7
3aに筒状突起部73dが形成された構成となる。
【0033】筒状突起部73dは、筒状ゴム体73に空
気が充填されていない状態では内側に窪んだ状態となっ
ている。筒状突出部73dに向かい合う筒状部73aの
対向部74のゴム厚は、厚くなっている。これは、筒状
ゴム体73の内部に空気が充填され、筒状ゴム体73自
身が膨張し、筒状突起部73dが突出してもこれに向か
い合う対向部74が膨張しないようにするためである。
【0034】図13は、筒状ゴム体73に対する補修マ
ット75−1の設置方法を説明する図である。補修マッ
ト21と同様に、補修マット75−1aの孔22に筒状
突起部73dを通して補修マット75−1aを筒状ゴム
体73の上部半分に設ける。尚、補修マット75−1a
には、孔22が1個設けられている。
【0035】次に、補修マット75−1bを筒状突起部
73dに巻きつけ、補修マット75−1aと補修マット
75−1bとを貼り合わせる。
【0036】次に、補修マット75−1のライニング方
法について説明する。図14は本管挿入時のライニング
装置51の模式図である。図14に示すように、本管4
1挿入時には、補修マット75−1が貼り付けられた筒
状ゴム体73の筒状突起部73dの部分は内側に押し込
まれ、凹状となっている。
【0037】筒状突起部73dの部分が取付管43aの
位置となるように、ライニング装置51が構成されてい
る。ホース24を介して筒状ゴム体73内に空気等が送
り込まれ、筒状ゴム体73が膨張する。図15は膨張時
の筒状ゴム体73と補修マット75−1を示す図であ
る。
【0038】図15に示すように、筒状ゴム体73が膨
張すると、筒状突起部73dが取付管43a内で膨張
し、補修マット75−1が本管41と取付管43aとの
分岐部分の内壁に押し付けられ、密着する。このとき、
対向部74のゴム厚は厚いので、筒状ゴム体73は取り
付け管43b方向にはあまり膨張しない。
【0039】補修マット75−1が分岐部分に密着し、
ある程度時間が経過すると、補修マット75−1に含侵
させたエポキシ等の熱硬化樹脂が硬化する。樹脂が完全
に硬化した後、連結棒29を引っ張るなどしてライニン
グ装置51を撤去させる。このようにして、本管41の
片側と取付管43aに補修マット75−1が貼り付けら
れる。
【0040】次に、ライニング装置51に補修マット7
5−2を取り付けて同様の処理を行い、本管41の片側
と取付管43bに補修マット75−2が貼り付けられ
る。図16は補修マット75−1、75−2のライニン
グ状況を示す図である。こうして補修マット75−1、
75−2が各取付管の分岐部分に圧着され、分岐部分の
損傷、亀裂等を覆うことができる。
【0041】このように本実施の形態によれば、本管4
1の片側と取付管43aに補修マット75−1を貼り付
けた後ライニング装置51を撤去させ、更にライニング
装置51に補修マット75−2を取り付け、補修マット
75−2を本管41の片側と取付管43bに取り付け
る。従って、取付管43a、43bの奥深くまで補修マ
ット75−1、75−2を貼り付けることができる。
【0042】図17は、筒状ゴム体73に対する補修マ
ット85−1の設置方法を説明するための図である。図
17に示す補修マット85−1aは、図13に示す補修
マット75−1aと同様に筒状ゴム体73に取り付ける
ものであるが、補修マット85−1aはその一部が筒状
部73aのほぼ全周に巻き付くようになっている。補修
マット85−1bは筒状突起部73dに巻き付けられ、
補修マット85−1aと貼り合わされる。
【0043】次に、補修マット85−1のライニング方
法について説明する。図18は本管挿入時のライニング
装置51を示す模式図である。補修マット75−1の場
合と同様にして、取付管43aの位置に筒状突起部73
dを合わせて、筒状ゴム体73を膨張させる。図19は
膨張時の筒状ゴム体73と補修マット85−1を示す図
である。
【0044】図19に示すように、筒状ゴム体73が膨
張し、筒状突起部73dの部分は取付管43a内まで膨
張し、補修マット85−1が本管41と取付管43aと
の分岐部分の内壁に押し付けられ、密着する。
【0045】補修マット85−1が分岐部分に密着し、
ある程度時間が経過すると、補修マット85−1が硬化
する。樹脂が完全に硬化した後、連結棒29を引っ張る
などしてライニング装置51を撤去させる。
【0046】同様に、取付管43bの分岐部分にも補修
マット85−2を圧着させる。図20は補修マット85
−1、85−2のライニング状況を示す図である。補修
マット85−1、85−2が分岐部分の損傷、亀裂等を
覆うだけでなく、補修マット85−1と補修マット85
−2は図20に示すCの部分が重なり合うため、補修マ
ット85−1、85−2は管内壁により強固に密着され
る。
【0047】次に、補修マットを圧着する位置を正確に
決める装置及び方法について説明する。図21はファイ
バースコープ101を付けたライニング装置90の挿入
を示す模式図であり、図22はファイバースコープ10
1を取り外したライニング装置90を示す模式図であ
り、図23は補修マット95のライニング状況を示す図
である。ここで、筒状ゴム体93は図6に示す筒状ゴム
体19と同様のものである。
【0048】図1に示すように、ライニング装置1には
磁石99が設けられ、この磁石99によりファイバース
コープ101はライニング装置90に付けられる。ライ
ニング装置90は、ライニング装置1と同様のものであ
る。このファイバースコープ101により遠隔の作業者
は管内部の様子を観ることができる。
【0049】ファイバースコープ101で管内を観察
し、補修マット95が本管41等に接触等しないようし
つつ、連結棒97を押し込み、ライニング装置90を移
動させる。そして、補修マット95が本管45と取付管
43a、43bの分岐部に合うように、筒状ゴム体93
及び補修マット95の位置を決める。
【0050】位置決めを行った後、図22に示すように
作業者はファイバースコープ101を引っ張るなどして
磁石99から取り外す。その後、図23に示すように筒
状ゴム体93を膨張させ、補修マット95が分岐部に圧
着される。
【0051】なお、ファイバースコープ101は、第2
の実施の形態にも用いることができる。また、ファイバ
ースコープ101に予め磁石を設け、ライニング装置9
0に鉄片等を設けておき、ファイバースコープ101を
ライニング装置90に取り付けるようにしてもよい。
【0052】以上のように、本実施の形態によれば、フ
ァイバースコープ101により、周囲を確認しながらラ
イニング装置90を移動できるので、補修マット95等
が誤って本管41等に触れることを防止できる。尚、本
実施の形態は水道管だけでなく、その他のケーブル管等
に応用することが可能である。
【0053】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、管内の補修箇所に確実に補修マットを貼着するラ
イニング装置およびライニング工法を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係るライニング
装置1の概略構成図
【図2】 図1に示すライニング装置1のA方向矢視図
【図3】 筒状ゴム体19を示す図
【図4】 本管部用の補修マット21aを示す図
【図5】 取付管部用の補修マット21bを示す図
【図6】 筒状ゴム体19に補修マット21が取り付け
られた場合の斜視図
【図7】 本管41内を移動するライニング装置1を示
す図
【図8】 本管挿入時のライニング装置1を示す模式図
【図9】 膨張時の筒状ゴム体19と補修マット21を
示す模式図
【図10】 補修マット21のライニング状況を示す図
【図11】 第2の実施の形態に係るライニング装置5
1を示す図
【図12】 筒状ゴム体73を示す図
【図13】 筒状ゴム体73に補修マット75−1を取
り付けた場合の斜視図
【図14】 本管挿入時のライニング装置51の模式図
【図15】 膨張時のゴム73と補修マット75−1を
示す図
【図16】 補修マット75−1、75−2のライニン
グ状況を示す図
【図17】 筒状ゴム体73に補修マット85−1を取
り付けた場合の斜視図
【図18】 本管挿入時のライニング装置51の筒状ゴ
ム体73と補修マット85−1を示す図
【図19】 膨張時のゴム73と補修マット85−1を
示す図
【図20】 補修マット85−1、85−2のライニン
グ状況を示す図
【図21】 ファイバースコープ101を付けたライニ
ング装置1を示す図
【図22】 ファイバースコープ101を取り外した筒
状ゴム体93と補修マット95を示す図
【図23】 膨張時の筒状ゴム体93と補修マット95
を示す図
【符号の説明】
1、51………ライニング装置 7………支持部 11………軸方向骨部 13………円周方向骨部 15………凹形状骨部 17………ゴム押え 19………ゴム 21………補修マット 23………滑板 27………車輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津金 浩一郎 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 Fターム(参考) 2D063 EA06 3H025 EA01 EB23 EC11 ED02 EE05 4F211 AD14 AG08 AG29 AH43 SA13 SC03 SD04 SJ01 SN05 SP13 SP48

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管路のT字部を補修するライニング装置
    であって、 管内を移動可能な本体は、周囲に筒状の膨張部を有し、 前記膨張部の一部には、突出可能な突起が設けられ、 前記膨張部の周囲に補修マットが設けられ、 前記本体をT字部まで移動させ、前記膨張部を膨張させ
    て、 前記補修マットを前記T字部に圧着させて補修を行うこ
    とを特徴とするライニング装置。
  2. 【請求項2】 前記膨張部はゴムからなることを特徴と
    する請求項1記載のライニング装置。
  3. 【請求項3】 前記突起は、通常時は、本体内側に収納
    され、前記膨張部が膨張すると突出することを特徴とす
    る請求項1記載のライニング装置。
  4. 【請求項4】 前記突起は、前記本体の前方側に設けら
    れることを特徴とする請求項1記載のライニング装置。
  5. 【請求項5】 前記突起は、互いに対向するように2個
    設けられることを特徴とする請求項1記載のライニング
    装置。
  6. 【請求項6】 前記突起は、1個設けられることを特徴
    とする請求項1記載のライニング装置。
  7. 【請求項7】 前記突起と対向する部分の前記膨張部の
    厚さを厚くすることを特徴とする請求項6記載のライニ
    ング装置。
  8. 【請求項8】 前記本体は、支持部に複数の棒状骨部が
    設けられ、この棒状骨部にリング状骨部が設けられ、前
    記棒状骨部と前記リング状骨部によりほぼ円筒が構成さ
    れることを特徴とする請求項1記載のライニング装置。
  9. 【請求項9】 前記本体の一部で棒状骨部に代わり凹形
    状骨部が設けられることを特徴とする請求項1記載のラ
    イニング装置。
  10. 【請求項10】 前記ライニング装置は、管壁面をスラ
    イドする滑り板を有することを特徴とする請求項1記載
    のライニング装置。
  11. 【請求項11】 前記ライニング装置は、本体と車輪支
    持部とを有し、 前記本体は滑り板を有し、 前記車輪支持部は、車輪を有することを特徴とする請求
    項1記載のライニング装置。
  12. 【請求項12】 前記車輪支持部は、ウエイトとして機
    能することを特徴とする請求項11記載のライニング装
    置。
  13. 【請求項13】 周囲を撮像する撮像手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項1記載のライニング装置。
  14. 【請求項14】 前記撮像手段は、ファイバースコープ
    であることを特徴とする請求項13記載のライニング装
    置。
  15. 【請求項15】 前記撮像手段は、前記膨張部に取り付
    けられることを特徴とする請求項13記載のライニング
    装置。
  16. 【請求項16】 前記膨張部に磁石が設けられ、この磁
    石に前記撮像手段が取り付けられることを特徴とする請
    求項15記載のライニング装置。
  17. 【請求項17】 前記膨張部に鉄片が設けられ、 前記撮像手段に磁石が設けられ、 前記磁石と前記鉄片により、前記撮像手段が前記膨張部
    に取り付けられることを特徴とする請求項15記載のラ
    イニング装置。
  18. 【請求項18】 少なくとも1つの孔を有するほぼ長方
    形状の第1の補修マットと、3辺が直線で他の1辺が波
    形形状の第2の補修マットからなり、 前記第1の補修マットを筒状にし、前記第2の補修マッ
    トも筒状にし、前記第1の補修マットの孔のまわりに、
    前記第2の補修マットの波形形状部を設けることを特徴
    とする補修マット。
  19. 【請求項19】 請求項1記載のライニング装置を用い
    て、管路のT字部の補修を行うことを特徴とするライニ
    ング方法。
  20. 【請求項20】 請求項1記載のライニング装置を用い
    て、管路のT字部の補修を行うライニング方法であっ
    て、 前記補修マットは、前記本体に1周するように取り付け
    られ、 前記膨張部を膨張させ、T字部を構成する本管と本管か
    ら分岐する2つの取付管に前記補修マットを圧着させる
    ことを特徴とするライニング方法。
  21. 【請求項21】 請求項1記載のライニング装置を用い
    て、管路のT字部の補修を行うライニング方法であっ
    て、 前記補修マットは、前記本体の片側に取り付けられ、 前記膨張部を膨張させ、T字を構成する本管の片側と、
    この本管から分岐する1つの取付管に前記補修マットを
    圧着させ、 同様の処理を行い、T字を構成する本管の他の片側と、
    他の取付管に前記補修マットを圧着させることを特徴と
    するライニング方法。
  22. 【請求項22】 前記補修マットの一部は、前記本体に
    一周するように設けられることを特徴とする請求項21
    記載のライニング方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008069950A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Asahi Tec Corp 補修装置
JP2013245463A (ja) * 2012-05-25 2013-12-09 Shonan Plastic Mfg Co Ltd 既設管の更生工法

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