JP2001278440A - コンテナ整列装置 - Google Patents

コンテナ整列装置

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JP2001278440A
JP2001278440A JP2000092000A JP2000092000A JP2001278440A JP 2001278440 A JP2001278440 A JP 2001278440A JP 2000092000 A JP2000092000 A JP 2000092000A JP 2000092000 A JP2000092000 A JP 2000092000A JP 2001278440 A JP2001278440 A JP 2001278440A
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JP
Japan
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conveyor
container
containers
drum
predetermined
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JP2000092000A
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English (en)
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Yoshitaka Tamai
良孝 玉井
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃棄物を焼却、燃焼する焼却炉に搬送するコ
ンテナ(ドラム缶)をそのサイズ、形状に関係なく、一
個づつ確実に焼却炉に供給できるコンテナ整列装置を提
供することである。 【解決手段】 形状、サイズの異なるドラム缶等のコン
テナが互いに接触して連続して搬送するコンベア上にお
いて、接触したコンテナを機械的なコンテナ整列装置を
使用して、コンベアの中央領域に整列させ、個々のコン
テナの間隔を確保する。このようなコンテナ整列装置
は、コンベアの両側に千鳥状に配列されたローラ機構で
あっても良いし、或いは、所定個所に設けられたゲート
ユニットであっても良い。また、コンベア上のコンテナ
をカメラ等により監視しておき、監視画像を処理するこ
とによって、コンテナ間の間隔を判定し、この判定結果
にしたがって、ゲート機構等によって構成された分離機
構を動作させることによって、接触したドラム缶を分離
することも可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体、液体混入の
廃棄物を収納したドラム缶等のコンテナから廃棄物を選
別して、焼却、或いは、溶融処理して、最終処分場に送
る廃棄物処理プラントに使用されるコンテナ整列装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の廃棄物処理プラントに
は、廃棄物の入ったドラム缶等のコンテナをロータリキ
ルン等によって構成された焼却炉に搬送し、コンテナ内
の廃棄物を焼却炉で焼却、溶融する形式のものがある。
この形式の廃棄物処理プラントでは、焼却炉に搬入する
前に、コンテナ中の廃棄物を選別、計量し、廃棄物の熱
量を調整する前処理設備が備えられており、更に、焼却
炉で焼却、溶融された後、燃焼、溶融によって生じるガ
ス、有害物質、塵埃等を処理する後処理設備も設けられ
ている。
【0003】このような廃棄物処理プラントの前処理設
備では、前述した種々の前処理を行うために、コンテナ
としてのドラム缶をコンベアによって搬送して、複数箇
所に設けられた前処理施設に導く手法が採用されてい
る。
【0004】この場合、各前処理設備の処理時間は、一
定ではないため、一定の速度で、一つのコンベアによ
り、各ドラム缶を搬送したのでは、処理時間の遅い前処
理施設に、ドラム缶が滞留してしまう。このため、この
種の前処理設備では、異なる搬送速度でドラム缶を搬送
するコンベアを複数組み合わせて使用するのが普通であ
る。このような複数のコンベアを含む構成を備えた前処
理設備の最終段階から、ドラム缶内の廃棄物を焼却炉内
に排出する場合には、ドラム缶を一つずつ取り上げ、焼
却炉内に内容物である廃棄物をドラム缶と共に投入する
必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方、廃棄物を収納し
たドラム缶は、内容物の種類、量、重量等においてまち
まちであり、且つ、サイズにおいても異なっていること
が多い。更に、廃棄物を収納したドラム缶自体、通常の
円筒形形状を有しているとは限らず、底面部分、側面部
分において変形しているものも多々見受けられるのが実
情である。このような状況の下で、一定速度でドラム缶
を搬送しているコンベア上において、ドラム缶は等間隔
で移動するとは限らず、複数のドラム缶が互いに接触、
或いは、側面から見ると重なり合った状態で、搬送され
る場合が生じることがある。
【0006】このように、ドラム缶同士が互いに接触し
たり、重なり合った状態にある場合、同時に複数のドラ
ム缶を焼却炉等に投入するプッシャに送ってしまうこと
もある。このような事態が発生すると、プッシャの作動
に不具合が生じ、ドラム缶供給がストップする事態にも
なりかねない。
【0007】したがって、廃棄物用のコンテナ(ドラム
缶)を一個づつにプッシャーに送り、焼却炉等に供給す
ることは、プラントの運転を左右する重要な要件であ
る。
【0008】本発明の目的は、コンテナ(ドラム缶)を
一個づつ、しかも、確実に焼却炉等に導くことができる
コンテナ整列装置を提供することである。
【0009】本発明の更に他の目的は、画像処理技術を
も使用してドラム缶を間隔を置いて整列させることがで
きるコンテナ整列装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様によれ
ば、外形形状の不規則なコンテナを所定の搬送方向に連
続的に搬送する予め定められた幅を有するコンベアを備
え、当該コンベア上のコンテナを整列するコンテナ整列
装置において、連続的に送られてくる前記コンテナを前
記搬送方向複数箇所に間隔をおいて配置され、且つ、前
記コンベアの幅方向の両側に互いに千鳥状に配列された
複数のローラ機構を備え、千鳥状に配列されたローラ機
構により、各コンテナを前記コンベアの幅方向中央に導
くことを特徴とするコンテナ整列装置が得られる。
【0011】本発明の他の態様によれば、外形形状の不
規則なコンテナを所定の搬送方向に連続的に搬送する予
め定められた幅を有するコンベアを備え、当該コンベア
上のコンテナを整列するコンテナ整列装置において、連
続的に送られてくる前記コンテナを搬送方向所定個所
に、少なくともコンベアの幅方向両側に一対設けられた
ゲートユニットにより各コンテナを前記コンベアの幅方
向中央に導くことを特徴とするコンテナ整列装置が得ら
れる。
【0012】本発明の更に別の態様によれば、外形形状
の不規則なコンテナを所定の搬送方向に連続的に搬送す
る予め定められた幅を備えたコンベアを備え、当該コン
ベアからのコンテナを整列するための移送機構に導くた
めのコンテナ整列装置において、前記連続的に搬送され
てくるコンテナの画像を監視して、前記連続したコンテ
ナ間に所定の間隙があるか否かを認識する画像認識手段
と、前記画像認識手段において前記コンテナ間に所定の
間隙がないことを検出されると、前記所定の間隙のない
連続したコンテナを個別に分離するための分離手段を備
えていることを特徴とするコンテナ整列装置が得られ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、本発明に係る
コンテナ整列装置の部分を構成するコンベア10が示さ
れており、図示されたコンベア10は、図の左から右方
向へコンベア上のコンテナ、即ち、ドラム缶11を搬送
しており、図の左から右へ向かう方向を搬送方向として
いる。また、コンベア10は、搬送されるドラム缶11
のうち、最大径のドラム缶を搬送できる幅、例えば、1
mの幅を有しており、コンベアの10の幅方向両側に
は、搬送方向に延びる一対のガイド12a及び12bが
ドラム缶11の所定の高さ位置に設けられている。各ガ
イド12a、12bは、異なる高さに設けられた複数の
ガイドバーによって構成されても良く、これらガイドに
より、ドラム缶がコンベア外へ転倒するのを防止してい
る。
【0014】図示されたコンベア10は、幅方向に延
び、搬送方向に平行に並べられた多数のローラ13を含
み、各ローラ13の幅方向端部は、チェーンを介してモ
ータ(図示せず)に連結されており、これによって、各
ローラ13はモータによって個々に回転できる駆動ロー
ラを構成している。尚、図示された例では、ドラム缶1
1は一定の直径を有しているが、これらドラム缶11の
直径は、通常、40―70センチの間で変化し、且つ、
ドラム缶11の表面形状も円形形状に限らず、変形され
ているものも多数存在する。
【0015】更に、図示されたコンベア10の右端に
は、送光部及び受光部とによって構成された光電センサ
15が設置されている。この光電センサ15によって、
コンベア10上に連続して搬送されるドラム缶11の間
隔を認識し、ドラム缶11を個々に判別している。
【0016】このように、光電センサ15によりドラム
缶11を個々に判別するためには、連続して搬送される
ドラム缶11の間隔を光電センサ15によって判別でき
る程度の間隔に維持することが必要である。しかしなが
ら、隣り合うドラム缶11の間隔を確保した状態で、コ
ンベア10上に載せられたとしても、長いコンベア11
上を搬送し、コンベア10の光電センサ15の位置に来
るまでに、隣り合うドラム缶11が互いに接触した状態
になることが、頻繁に生じている。これは、ドラム缶1
1の重量が一定ではなく、したがって、ドラム缶11と
コンベア10のローラ13との摩擦力に差が生じるため
である。また、搬送されるドラム缶11中に、変形した
底部を有するドラム缶が含まれていると、このドラム缶
の搬送速度は他のドラム缶11の搬送速度と異なるた
め、コンベア10上でドラム缶11同士が接触した状態
になることもある。
【0017】図2(a)及び(b)は、ドラム缶の代表
的な変形例を示しており、このうち、図2(a)はドラ
ム缶の上部がいびつな形状になっている場合、図2
(b)は、ドラム缶の底部が変形している場合が示され
ている。図2(a)に示されたように、上部が楕円形状
に変形したドラム缶が回転しながらコンベア10上を移
動すると、ドラム缶の回転によって変形した楕円の長径
に相当する部分が隣接するドラム缶と接触して、ドラム
缶の間の間隔が確保できなくなってしまう。また、図2
(b)に示すように、ドラム缶の底部が変形している場
合、ローラによって搬送される搬送速度が変形していな
いドラム缶に比較して遅くなってしまい、結果として隣
接するドラム缶と接触してしまう。
【0018】図3を参照すると、隣り合うドラム缶同士
が側面から見て重なり合った状態になる場合が示されて
いる。図3では、矢印で示された搬送方向に対して先行
するドラム缶11aと、後続するドラム缶11bとが接
触した状態で、光電センサ15の送光部と受光部の間に
到達している。このように、相隣り合うドラム缶11
a、11bとが接触している場合、両ドラム缶11a、
11bとの間に隙間がないため、光電センサ15の送光
部からの光は、ドラム缶11a、11bによって遮ら
れ、結果的に、受光部では送光部からの光を受光できな
い。したがって、光電センサ15だけでは、図3に示す
ように隣接するコンテナが重なり合った状態が発生した
場合、複数のドラム缶個々に独立したものとして識別で
きず、光電センサ15は2個のドラム缶を一個と判断す
る誤動作を起こす。
【0019】図4(a)及び(b)を参照して、本発明
の一実施の形態に係るコンテナ整列装置の概略構成を説
明する。図4(a)は、コンベア10の平面図であり、
図4(b)は、コンベアの側面図である。図4(a)に
示すように、本発明の一実施形態に係るコンテナ整列装
置は、コンベア10の搬送方向に沿って配置されてい
る。図4(a)からも明らかな通り、図示されたコンテ
ナ整列装置は、コンベア10の搬送方向複数箇所に間隔
をおいて配置され、記コンベアの幅方向の両側に互いに
千鳥状に配列された複数のローラ機構161乃至166
を有している。
【0020】また、図4(a)に示されたローラ機構1
61乃至166は、図4(b)から判るように、高さ方
向異なる位置で、ドラム缶と接触するように、高さ方向
の取り付け位置を変化させている。また、図示されたロ
ーラ機構のうち、ローラ機構165、166は高さ方向
に複数個取り付けられている。
【0021】図4(a)及び(b)において、各ドラム
缶が千鳥状に配列されたローラ機構161乃至166に
接触すると、各ドラム缶はコンベア10の幅方向中央に
導かれ、この動作を各ローラ機構161乃至166によ
って繰り返すことによって、ドラム缶は、光電センサ1
5に到達する前に、強制的にコンベア10の中央領域に
ガイドされることになる。この結果、各ドラム缶は、こ
れらローラ機構161乃至166によってコンベア10
の中央領域に導かれ、コンベア10の中央領域に整列さ
れた状態で、光電センサ15の発光部15aと受光部1
5bの間に配置されることになる。このように、中央領
域に整列させれば、ドラム缶には通常側面に環状の突起
部が設けられており、仮にドラム缶同士が接触しても突
起同士が当接するために、ドラム缶の間には、3―4セ
ンチの間隙ができ、この間隙は、光電センサ15によ
り、各ドラム缶を識別できる間隔であることが確認され
た。
【0022】したがって、光電センサ15では、ドラム
缶の間の間隙を通して、送光部からの光を受光部で受信
できるようになり、この結果、各ドラム缶を個別に識別
することができる。
【0023】図5を参照すると、図4に示されたローラ
機構の具体的な構成例が示されている。図示されたロー
ラ機構16は、コンベア10の幅方向に延びるガイド溝
を中央部に規定した固定板16aと、ガイド溝内に移動
可能に設けられる移動板16bと、移動板16bのコン
ベア側の先端に設けられたローラ16cと、移動板16
bをガイド溝内に固定する固定ネジ16dとによって構
成されている。この例では、固定板16aのガイド溝内
には、移動板16bに取り付けられた固定ネジ16dと
螺合するネジ穴16eが、間隔をおいてコンベア10の
幅方向に配列されている。
【0024】この構成を有するローラ機構16を使用し
た場合、コンベア10によって搬送されるドラム缶のサ
イズに応じて固定ネジ16dによる固定位置を変化させ
ることができる。これによって、ドラム缶のサイズが変
化した場合にも容易に対処できる。
【0025】また、前述したように、コンベア10の幅
方向両側に配置されたローラ機構161、166はドラ
ム缶の搬送方向に対して、千鳥状、即ち、互い違いに配
列されているため、図2に示すようにドラム缶が大きく
変形して、通常のドラム缶よりも幅が広くなっていて
も、ローラ機構161乃至166において、引っ掛かり
が生じない。
【0026】図6(a)及び(b)を参照すると、図5
に示されたローラ機構16の取り付け位置が具体的に示
されている。図6(a)からも明らかな通り、ローラ機
構16は、コンベア10を構成するローラ13の幅方向
端部に設けられた駆動用ギアの上部に、設置されてお
り、当該ローラ機構16のローラ16cは、コンベア1
0の中心領域方向(図6(a)の上方向)に伸縮でき
る。また、図6(b)に示されたローラ機構16は、コ
ンベア10の幅方向両端に、搬送方向に沿って設けられ
たガイド12の下側に取り付けられている。したがっ
て、この構成では、搬送されるドラム缶11のうち、最
も低い高さを有するドラム缶をも、当該ローラ機構16
によって、コンベア10の中央領域にガイドすることが
できる。尚、図4(b)に示すように、ローラ機構16
の高さ方向取り付け位置は、ローラ機構16毎に変化さ
せても良い。
【0027】図7を参照すると、本発明の他の実施形態
に係るコンテナ整列装置、即ち、ドラム缶整列装置は、
コンベア10の所定個所に、幅方向において互いに対向
するように設けられた一対のゲートユニット26を備え
ている。各ゲートユニット26は、図5に示されたロー
ラ機構16と同様に、コンベア10の幅方向に延びるガ
イド溝を備えた固定板26aと、前記ガイド溝中を移動
する移動板26bと、移動板26bのコンベア側先端に
設けられたローラ26cとを備えている。図示されたゲ
ートユニット26は、移動板26bをコンベア10側に
付勢するバネ26dを備えており、このバネ26dによ
り、移動板26bをコンベア10側に押し出している。
【0028】このように、バネ26dを有するゲートユ
ニット26を対向して配置することにより、両ゲートユ
ニット26間を通過するドラム缶を強制的にコンベア1
0の中央領域に導くことができる。また、バネ26dに
よりローラ26cを付勢しているため、コンベア10の
幅方向に対してローラ26cは伸縮することができる。
したがって、バネ26dの伸縮範囲内で、ドラム缶のサ
イズの変化に容易に対応できる。
【0029】図8を参照すると、本発明の更に他の実施
形態に係るドラム缶整列装置は、図7と同様に、コンベ
ア10の所定個所に、幅方向に互いに対向するように配
置された一対のゲートユニット27をドラム缶位置調整
機構として備えている。図示された各ゲートユニット2
7は、コンベア10の外側の所定個所に、一端を回動可
能に固定され、他端をコンベア10上に位置付けられる
ように配置されたレバー27aを有している。更に、図
9のゲートユニット2を構成するレバー27aの他端
は、当該レバー27aをコンベア10の幅方向に伸縮さ
せるバネ27bに接続されており、バネ27bの他端は
コンベア10の外部の位置に固定されている。この構成
を有するゲートユニット27を使用しても、各ドラム缶
11は、コンベア10の外側から中央領域にガイドさ
れ、ゲートユニット27を通過したドラム間11は、コ
ンベア10の中心線上に整列された形で、光電センサ1
5に導かれることになる。
【0030】コンベア10の中心線上に整列されたドラ
ム缶11は、相互に間隔を有しているから、光電センサ
15により、個別に識別され、光電センサ15の誤動作
を防止できる。
【0031】図9(a)及び(b)を参照すると、本発
明の他の実施形態に係るドラム缶整列装置は、画像処理
技術をも使用して、接触したドラム缶11aと11bと
を切り離す例である。この実施形態では、図9(a)に
示すように、コンベア10の予め定められた領域を監視
領域とし、この領域の状態の画像を画像認識部30によ
り監視、認識する。図示された画像認識部30は、連続
的に搬送されてくるコンテナの画像を撮像するカメラ3
01と、撮像された画像を画像処理する処理部302と
によって構成されている。図示された処理部302は、
連続したドラム缶11a、11b間に所定の間隙がある
か否かを検出する。監視の結果、ドラム缶11a、11
b間に所定の間隙がないことが、処理部302において
検出されると、処理部302は、対象となるドラム缶1
1a、11bが、図7及び図8のゲートユニット26、
又は27に相当するドラム缶分離機構31を通過する時
点に、タイミング信号を送出して、当該ドラム缶分離機
構31を閉じる。
【0032】この結果、互いに接触した状態にあるドラ
ム缶11a、11bは図9(b)に示すように分離さ
れ、個別のドラム缶11a、11bに分離された状態
で、即ち、間隔を置いた状態で、光電センサ15に送り
出される。したがって、光電センサ15では、ドラム缶
11a、11bの間の間隔を識別することができ、ドラ
ム缶11a、11bは個別に次段の移送コンベア或いは
焼却炉等に送り出される。
【0033】ここで、ドラム缶分離機構31を閉めるタ
イミングは、単に、監視領域を接触した状態で通過する
複数のドラム缶11a、11bがドラム缶分離機構31
に到達するまでの時間だけでなく、監視領域を通過した
時点で検出されたドラム缶11a、11bの種類、サイ
ズを考慮して、先行するドラム缶11aが、例えば、ド
ラム缶分離機構31を3分の2だけ通過した時点で、ド
ラム缶分離機構31を閉成する。このドラム缶分離機構
31の閉じている時間は、例えば、2―3秒間である。
尚、ドラム缶分離機構31は、防爆等を考慮してエアー
シリンダ等を使用して駆動されるのが好ましい。
【0034】以上説明した実施形態では、コンテナとし
てドラム缶を使用する場合についてのみ説明したが、本
発明は、ドラム缶に限らず、任意の形状を有するコンテ
ナを搬送するコンベアにも適用できる。いずれにして
も、本発明では、接触或いは極めて狭い間隔で搬送され
てきたコンテナを個別に分離して、次段を構成する移送
機構等に一つずつ供給することができる。こで言う移送
機構には、焼却炉等にドラム缶を投入するためのプッシ
ャ等を含んでいる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、連続的に搬送されるコ
ンテナ(ドラム缶)の間隔を確実に維持するので、複数
のコンテナを一個と認識して焼却炉等に同時に複数のコ
ンテナを投入すると言う不具合がなく焼却炉の安定した
操業が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンテナ整列装置を構成するコン
ベアを説明するための平面図である。
【図2】図2(a)、(b)は、図1に示されたコンベ
アによって搬送されるドラム缶の形状の例示するための
図である。
【図3】コンベアによって搬送されるドラム缶を個々に
識別できない状態を説明するための図である。
【図4】図4(a)及び(b)は、本発明の一実施形態
に係るコンテナ整列装置の概略構成を説明するための平
面図及び側面図である。
【図5】図4においてコンテナ整列装置として、使用可
能なローラ機構の一例を示す斜視図である。
【図6】図6(a)及び(b)は、図5に示されたロー
ラ機構の取り付け位置を詳細に説明するための平面図及
び側面図である。
【図7】本発明の他の実施形態に係るコンテナ整列装置
を説明するための平面図である。
【図8】本発明の更に他の実施形態に係るコンテナ整列
装置を示す平面図である。
【図9】図9(a)及び(b)は本発明の他の実施形態
に係るコンテナ整列装置を説明するためのブロック図で
ある。
【符号の説明】
10 コンベア 11 ドラム缶 12a、12b ガイド 13 コンベア
のローラ 15 光電セン
サ 16、161―166 ローラ機
構 26、27 ゲートユ
ニット 30 画像処理
部 31 分離機構

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外形形状の不規則なコンテナを所定の搬
    送方向に連続的に搬送する予め定められた幅を有するコ
    ンベアを備え、当該コンベア上のコンテナを整列するコ
    ンテナ整列装置において、連続的に送られてくる前記コ
    ンテナを前記搬送方向複数箇所に間隔をおいて配置さ
    れ、且つ、前記コンベアの幅方向の両側に互いに千鳥状
    に配列された複数のローラ機構を備え、千鳥状に配列さ
    れたローラ機構により、各コンテナを前記コンベアの幅
    方向中央に導くことを特徴とするコンテナ整列装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記各ローラ機構
    は、前記コンベアの幅方向に伸縮、調整できる構造を備
    えていることを特徴とするコンテナ整列装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記各ローラ機構
    は、前記コンベアの幅方向に延在するガイド溝を備えた
    固定板と、前記ガイド溝内に移動可能に設けられる移動
    板と、前記移動板の前記コンベア側の先端に設けられた
    ローラと、前記移動板を前記ガイド溝内に固定する固定
    ネジとを有することを特徴とするコンテナ整列装置。
  4. 【請求項4】 外形形状の不規則なコンテナを所定の搬
    送方向に連続的に搬送する予め定められた幅を有するコ
    ンベアを備え、当該コンベア上のコンテナを整列するコ
    ンテナ整列装置において、連続的に送られてくる前記コ
    ンテナを搬送方向所定個所に、少なくともコンベアの幅
    方向両側に一対設けられたゲートユニットにより各コン
    テナを前記コンベアの幅方向中央に導くことを特徴とす
    るコンテナ整列装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記各ゲートユニッ
    トは、コンベア方向に延びるガイド溝を備えた固定板
    と、前記ガイド溝中を移動する移動板と、前記移動板の
    コンベア側先端に設けられたローラと、前記移動板を前
    記コンベア側に付勢するバネとを有することを特徴とす
    るコンテナ整列装置。
  6. 【請求項6】 請求項4において、前記各ゲートユニッ
    トは、前記所定個所に一端を固定され、他端を前記コン
    ベアに位置付けられたレバーと、前記レバーの他端を前
    記コンベアの幅方向に伸縮させるためのバネとを有して
    いることを特徴とするコンテナ整列装置。
  7. 【請求項7】 外形形状の不規則なコンテナを所定の搬
    送方向に連続的に搬送する予め定められた幅を有するコ
    ンベアを備え、当該コンベアからのコンテナを整列する
    ためのコンテナ整列装置において、前記連続的に搬送さ
    れてくるコンテナの画像を監視して、前記連続したコン
    テナ間に所定の間隙があるか否かを認識する画像認識手
    段と、前記画像認識手段において前記コンテナ間に所定
    の間隙がないことを検出されると、前記所定の間隙より
    狭い複数の連続したコンテナを個別に分離するための分
    離手段を備えていることを特徴とするコンテナ整列装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記分離手段は、前
    記画像認識手段よりコンベアの下流側に設けられてお
    り、更に、前記画像認識手段において、前記コンテナ間
    に所定の間隔がないことが検出されると、前記分離手段
    を動作させるためのタイミング信号を出力するタイミン
    グ制御回路が備えられていることを特徴とするコンテナ
    整列装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記分離手段は、前
    記タイミング制御回路からのタイミング信号を受け、前
    記コンベアの両側からコンベア上に突出して前記連続し
    たコンテナの一つを停止させることを特徴とするコンテ
    ナ整列装置。
  10. 【請求項10】 請求項1、4、及び、7のいずれかに
    おいて、前記コンテナは、実質的には円柱形形状を有す
    るドラム缶であり、異なるサイズ及び変形しているもの
    を含んでいることを特徴とするコンテナ整列装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007276795A (ja) * 2006-04-03 2007-10-25 Daifuku Co Ltd ラベル押え装置
JP2012105911A (ja) * 2010-11-19 2012-06-07 Ishino Seisakusho Co Ltd 飲食物搬送装置
JP2012125441A (ja) * 2010-12-16 2012-07-05 Sai:Kk 盛付皿配列装置およびこれを備えた飲食物搬送装置

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