JP2001278372A - 小動物収容箱 - Google Patents

小動物収容箱

Info

Publication number
JP2001278372A
JP2001278372A JP2000087407A JP2000087407A JP2001278372A JP 2001278372 A JP2001278372 A JP 2001278372A JP 2000087407 A JP2000087407 A JP 2000087407A JP 2000087407 A JP2000087407 A JP 2000087407A JP 2001278372 A JP2001278372 A JP 2001278372A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
small animal
storage box
animal storage
lid
container body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000087407A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Fukuda
学 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gifu Plastic Industry Co Ltd
Original Assignee
Gifu Plastic Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Gifu Plastic Industry Co Ltd filed Critical Gifu Plastic Industry Co Ltd
Priority to JP2000087407A priority Critical patent/JP2001278372A/ja
Publication of JP2001278372A publication Critical patent/JP2001278372A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Housing For Livestock And Birds (AREA)
  • Stackable Containers (AREA)
  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数個が上下に積載された状態において、蓋
体上での容器本体の移動を規制してその積載状態が崩れ
るおそれをなくすことができる小動物収容箱を提供す
る。 【解決手段】 小動物収容箱11は容器本体12と、そ
の容器本体12の開口部を閉塞する蓋体13とを備えて
いる。蓋体13の天板27上面の四隅部には、天板27
のコーナ部に沿って平面くの字状をなすコーナリブ31
が天板27の内方へ開口して立設されている。各コーナ
リブ31において、天板27の長辺側に位置するその外
端部には、それぞれ天板27の外方へ斜めに拡開する案
内片31aが形成されている。そして、各コーナリブ3
1には別の小動物収容箱11の容器本体12の底板14
側の各コーナ部が係合するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、動物試
験を行うためのマウスやモルモット等の実験用小動物を
収容して輸送することができるとともに、輸送された実
験用小動物を収容されたままの状態で飼育することが可
能な小動物収容箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の小動物収容箱として
は、合成樹脂によりほぼ有底四角箱状に形成された容器
本体と、容器本体の上面開口部全体を閉塞可能な略四角
板状をなす蓋体とから構成されている。容器本体の底板
の裏面の四隅部には、円筒状の支持脚が下方へ突設され
ている。蓋体の上面には平面長方形状をなすリブが突出
形成され、そのリブの四隅部分には他の部分より高く形
成された係合部が形成されている。また、容器本体の側
壁と蓋体の天板には、多数の円孔を穿設することによっ
て通気部が形成されている。この通気部の外面には不織
布が溶着されている。
【0003】そして、小動物収容箱を多段に積み重ねた
とき、上方に位置する小動物収容箱の容器本体の支持脚
が、下方に位置する小動物収容箱の蓋体上面の係合部の
内側に係止される。さらに、下方に配置された小動物収
容箱の蓋体と、上方に配置された小動物収容箱の容器本
体の底板との間には前記支持脚が介装されて空間が形成
される。そして、下方の小動物収容箱内の小動物から発
生する熱、湿気、異臭等は通気部から前記空間を介して
容器本体の外部へ放出されるとともに、同空間及び通気
部を介して外部の空気が容器本体内へ流入するようにな
っている。
【0004】ところが、上記構成の小動物収容箱は、例
えば、容器本体をローラコンベア上を流通させたとき、
その容器本体の支持脚が、ローラコンベアのローラ間の
隙間にはまり込んでしまう。そのため、ローラコンベア
上で容器本体の流通が止まってしまうという不具合があ
った。そこで、本発明者は、容器本体の支持脚を省略
し、底板の裏面を平坦状に形成した容器本体を提案し
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、蓋体のリブ
の平面形状は容器本体の底板の平面形状より小さく形成
されている。そのため、支持脚が省略された容器本体に
おいては、複数の小動物収容箱を上下に積み重ねたと
き、上方に配置された小動物収容箱の容器本体の各コー
ナ部が、下方に配置された小動物収容箱の蓋体の係合部
に係合しなくなってしまう。その結果、複数の小動物収
容箱が上下に積載された状態において、上方の小動物収
容箱が前後左右に移動して、積載状態が崩れてしまうお
それがあるという問題があった。
【0006】この発明は、上記のような従来技術に存在
する問題に着目してなされたものである。その目的とす
るところは、複数個が上下に積載された状態において、
蓋体上での容器本体の移動を規制してその積載状態が崩
れるおそれをなくすことができる小動物収容箱を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明の小動物収容箱は、裏面が
平坦状をなす底板の周縁から上方へ形成された側壁によ
って上方に開口する開口部が形成された容器本体と、そ
の容器本体の開口部を閉塞する蓋体とを備えた小動物収
容箱において、前記蓋体の上面に別の小動物収容箱を積
載可能に構成し、同蓋体の上面には前記別の小動物収容
箱の容器本体の底部コーナ部外面が係合可能なコーナリ
ブを設けたものである。
【0008】請求項2に記載の発明の小動物収容箱は、
請求項1に記載の発明において、前記コーナリブの少な
くとも一端部を外方へ拡開形成したものである。請求項
3に記載の発明の小動物収容箱は、請求項1又は請求項
2に記載の発明において、前記蓋体の上面には、上端縁
が水平をなす状態で同蓋体の側縁に沿うとともに、相対
向して延びる少なくとも一対のリブが蓋体の側縁方向へ
間隔をおいて設けられ、前記各リブ上に別の小動物収容
箱を積載可能に構成するとともに、その別の小動物収容
箱の容器本体の底板と、蓋体の上面との間に空間を形成
したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明を小動物収容箱に
具体化した一実施形態を図面に基づいて詳細に説明す
る。
【0010】図1に示すように、小動物収容箱11は合
成樹脂材料により上方に開口する開口部が形成された容
器本体12と、その容器本体12の開口部を閉塞する蓋
体13とを備えている。
【0011】まず、容器本体12について説明すると、
この容器本体12の平面長方形状をなす底板14の周縁
には各辺に対応する側壁15〜18が上方に向けて底板
14に対し略垂直に立設されている。前記各側壁15〜
18のうち、前側壁15と後側壁16は前記底板14の
短辺に対応し、左側壁17と右側壁18とは底板14の
長辺に対応し、それぞれ2つの側壁同士(前側壁15と
後側壁16、左側壁17と右側壁18)が前後左右方向
に相対向して設けられている。そして、各側壁15〜1
8の上端部によって容器本体12には上方に開口する開
口部が形成されている。なお、図3に示すように、底板
14はその表裏面が平坦面に形成されている。
【0012】図1及び図3に示すように、前記容器本体
12の開口部には、その周縁に沿って上部周面フランジ
19が形成され、この上部周面フランジ19の下部寄り
には下部周面フランジ20が形成されている。各側壁1
5〜18の両端部側の上側に位置する上部周面フランジ
19の外周面には嵌合突部21がそれぞれ外方へ突設さ
れている。また、上部周面フランジ19の上端縁内周面
において、各嵌合突部21の近傍位置にはそれぞれ給水
瓶取付孔22が切欠き形成されている。そして、この給
水瓶取付孔22にカップ状の給水瓶23の取付片24を
係合することにより、同給水瓶23を容器本体12内に
取り付けることができるようになっている。
【0013】容器本体12の左側壁17及び右側壁18
には、それぞれ多数の円孔を穿設することによって通気
部25(右側壁18の通気部25のみ図示)が2箇所に
形成され、それら各通気部25の外面にはそれぞれ不織
布26が溶着されている。そして、それら各通気部25
により容器本体12内部と外部との通気が可能になって
いる。
【0014】次に、蓋体13について説明すると、図1
示すように、蓋体13は平面長方形状に形成された天板
27と、その天板27の周縁に沿って下方へ突設された
周縁フランジ28とにより略四角板状に形成されてい
る。図2に破線、実線及び図3に示すように、周縁フラ
ンジ28の内周面において、天板27の各辺の両端部に
はそれぞれ前記容器本体12の嵌合突部21に嵌合可能
な嵌合突起29が突設されている。
【0015】図1に示すように、蓋体13の天板27上
面の両長辺側には、上端縁が水平をなす状態で蓋体13
の側縁として両長辺に沿って相対向して延びるリブ30
が、それぞれ間隔をおいて天板27の両短辺側に形成さ
れている。そして、各リブ30の上端縁にはそれぞれ水
平をなす水平部30aが形成されている。また、天板2
7の上面において、両長辺に沿って延びる各リブ30同
士の間には、それぞれ上端縁が各リブ30の上端縁より
低く形成された連結リブ30bが形成されている。さら
に、各リブ30にはそれぞれ水平部30aから天板27
の上面、即ち連結リブ30bへ向かうに連れて下方へ傾
斜する傾斜部30cが設けられている。各リブ30の傾
斜部30cと、その傾斜部30cに隣接する連結リブ3
0bの端部との間には隙間30dが形成されている。そ
して、図7に示すように、4箇所のリブ30の水平部3
0a上に別の小動物収容箱11を積載可能になってい
る。
【0016】図1及び図2に示すように、天板27の上
面四隅部において、各リブ30の近傍位置には、天板2
7のコーナ部に沿って平面くの字状をなすコーナリブ3
1が天板27の内方へ開口して立設されている。各コー
ナリブ31において、天板27の長辺側に位置するその
外端部には、それぞれ天板27の外方へ斜めに拡開する
案内片31aが形成されている。即ち、天板27の各長
辺側において相対向するコーナリブ31の端部に案内片
31aが形成されている。そして、図6に示すように、
各コーナリブ31には別の小動物収容箱11の容器本体
12の底板14側の各コーナ部が係合するようになって
いる。
【0017】図2に示すように、蓋体13の天板27に
は、多数の円孔を穿設することによって通気部25が形
成され、その通気部25は天板27上面に溶着された不
織布26によって覆われている。その通気部25により
容器本体12内部と外部との通気が可能になっている。
また、図2及び図3に示すように、天板27の裏面の四
隅部には、円筒状の係合凸部32が下方へ突設されてい
る。
【0018】そして、図3及び図4に示すように、前記
蓋体13を容器本体12に装着したとき、蓋体13の周
縁フランジ28の外周面と容器本体12の下部周面フラ
ンジ20の外周面とは連続する面を形成するように構成
され、その連続面を跨ぐように図示されない粘着テープ
を貼着することができるようになっている。また、容器
本体12に取り付けられた前記給水瓶23に対応する係
合凸部32が、その給水瓶23の上面に係合するように
なっている。
【0019】次に、上記した構成の小動物収容箱11の
作用について説明する。まず、例えば、容器本体12の
み又は小動物収容箱11をローラコンベア上を流通させ
たとき、容器本体12の底板14の外底面は平坦面をな
すため、ローラコンベア上において、容器本体12はロ
ーラ間の隙間に引っかかって停止することなく円滑に移
動する。
【0020】さて、小動物収容箱11を構成して、小動
物を運搬するときは、まず、図3に示すように、容器本
体12の給水瓶取付孔22に給水瓶23の取付片24を
係合してその給水瓶23を容器本体12内に取り付け、
その容器本体12内に図示しない小動物を収容する。次
に、容器本体12に蓋体13を装着し、蓋体13の嵌合
突起29を容器本体12の嵌合突部21に嵌合する。す
ると、その嵌合状態により、蓋体13が容器本体12か
ら容易に外れるのが規制されるとともに、周縁フランジ
28の外周面と下部周面フランジ20の外周面とは連続
する面を形成する。さらに、蓋体13の係合凸部32が
前記給水瓶23の上面に係合して給水瓶23が上下方向
へ移動するのが規制される。
【0021】続いて、前記周縁フランジ28と下部周面
フランジ20との連続面に、その連続面を跨ぐように図
示しない粘着テープを貼着する。その粘着テープにより
蓋体13を容器本体12に取り外し不能に装着するとと
もに、図4に示すように、容器本体12の開口部を閉塞
して小動物収容箱11を構成する。
【0022】次いで、2個の小動物収容箱11を上下に
積載するときは、まず、小動物収容箱11の上方に別の
小動物収容箱11を両者の平面形状が対応するように配
置し、図5(a)に2点鎖線で示すように、その別の小
動物収容箱11の前側壁15側の底板14を一対の連結
リブ30b上に載置する。続いて、その別の小動物収容
箱11を、図5(a)に実線で示すように、下方の小動
物収容箱11の前側壁15側(図5では右側)即ち、水
平部30a側へ連結リブ30b上をスライド移動させ
る。
【0023】すると、別の小動物収容箱11は図5
(b)に2点鎖線で示す位置から傾斜部30cに案内さ
れて水平部30a方向へスライド移動し、図5(b)に
実線で示す位置まで移動する。さらに、別の小動物収容
箱11は図5(c)に2点鎖線で示す位置から、傾斜部
30cに案内されて図5(c)に実線で示すように水平
部30a上に移動する。
【0024】このとき、図6に示すように、各コーナリ
ブ31の案内片31aにより別の小動物収容箱11の前
側壁15側のコーナ部の底板14側がコーナリブ31の
内方へ案内され、さらに、そのコーナ部を構成する2側
壁(図6では前側壁15と左側壁17)の外面がコーナ
リブ31の内面に係合する。すると、図7に示すよう
に、別の小動物収容箱11の底板14の四隅が4箇所の
水平部30a上に支持され、容器本体12の4つのコー
ナ部の底板14側外面はそれぞれコーナリブ31に係合
する。そして、小動物収容箱11の全てのリブ30上に
別の小動物収容箱11が積載され、この積載状態で運搬
される。
【0025】運搬の際、容器本体12の4つのコーナ部
と4つのコーナリブ31の係合により、上方に配置され
た別の小動物収容箱11が下方に配置された小動物収容
箱11の蓋体13上を前後左右に移動するのが規制され
る。また、別の小動物収容箱11の容器本体12の底板
14と下方の小動物収容箱11の蓋体13の天板27と
の間、即ち連結リブ30bの上端縁との間には空間33
が形成される。そして、下方の小動物収容箱11内の小
動物から発生する熱、湿気、異臭等は蓋体13及び容器
本体12の通気部25から前記空間33を介して容器本
体12の外部へ放出されるとともに、同空間33及び通
気部25を介して外部の空気が容器本体12内へ流入さ
れる。
【0026】以上のように、上記実施形態によれば、次
のような効果が発揮される。 (1) 別の小動物収容箱11の4つのコーナ部の底板
14側外面はそれぞれ下方の小動物収容箱11のコーナ
リブ31に係合して上下に積載される。そのため、各コ
ーナリブ31によりそれらの運搬中に上方の小動物収容
箱11が前後左右に移動するのを規制して積載状態が崩
れるのを防止することができる。
【0027】(2) 容器本体12の底板14を平坦面
に形成した。そのため、例えば、容器本体12をローラ
コンベア上を流通させたとき、ローラコンベア上におけ
る容器本体12の流通を円滑にすることができる。
【0028】(3) コーナリブ31の端部には外方へ
拡開する案内片31aが形成されているため、別の小動
物収容箱11のスライド移動中に、例えば容器本体12
の前側壁15側が外方へずれていても、案内片31aに
よりその別の小動物収容箱11をコーナリブ31の内方
へ案内できる。その結果、別の小動物収容箱11の移動
作業を容易に行うことができる。
【0029】(4) 各案内片31aはそれぞれ天板2
7の両長辺側で相対向するコーナリブ31の端部に形成
されている。そのため、別の小動物収容箱11を天板2
7の両短辺のうちのどちら側から長辺の延びる方向へ沿
ってスライド移動させても、案内片31aによりその別
の小動物収容箱11をコーナリブ31の内方へ案内でき
る。従って、別の小動物収容箱11を蓋体13上面に積
載するとき、どちらの短辺側へスライド移動させるかを
確認する必要がなく、スライド移動作業を容易に行うこ
とができる。
【0030】(5) 2個の小動物収容箱11を上下に
積載したとき、別の小動物収容箱11の底板14と下方
の小動物収容箱11の蓋体13の連結リブ30bとの間
には空間33が形成される。そのため、その空間33か
ら下方の小動物収容箱11の蓋体13の通気部25とが
通気され、容器本体12内の通気状態を良好にすること
ができる。
【0031】なお、前記実施形態を次のように変更して
具体化することも可能である。 ・ 図8に示すように、各傾斜部30cと、連結リブ3
0bの両端部との間の隙間30dを省略し、天板27の
両長辺に沿って形成された一対のリブ30と、その間の
連結リブ30bとを連結してもよい。また、連結リブ3
0bを省略して天板27上面にコーナリブ31及びリブ
30のみを形成してもよく、リブ30及び連結リブ30
bの両方を省略して天板27上面にコーナリブ31のみ
を形成してもよい。さらに、リブ30のみを省略して天
板27上面にコーナリブ31及び連結リブ30bのみを
形成してもよい。
【0032】・ 各リブ30において、傾斜部30cを
省略して、リブ30の水平部30aと連結リブ30bと
の間に段差を形成してもよい。また、リブ30を3箇所
以上形成し、隣接するリブ30の間に連結リブ30bを
形成し、各リブ30から連結リブ30bに向かうに連れ
て傾斜部30cを設けてもよく、傾斜部30cを省略し
て段差状に形成してもよい。
【0033】・ 天板27の各長辺に沿って延びる一対
のリブ30それぞれに対して平行に延びるリブ30を増
設してもよい。また、天板27の少なくとも両短辺側に
その短辺の延びる方向に沿って延びるリブ30を2箇所
以上形成して、天板27の長辺及び短辺それぞれの延び
る方向に沿って延びるリブ30を形成してもよく、長辺
に沿って延びるリブ30を省略してもよい。そして、別
の小動物収容箱11を天板27の短辺に沿ってスライド
移動させてもよい。加えて、天板27上にその長辺及び
短辺に沿って四角枠状をなすリブ30を形成してもよ
い。
【0034】・ 各コーナリブ31の両端部のうち少な
くとも一端部を外方へ拡開形成して案内片31aを形成
してもよく、コーナリブ31の両端部を拡開形成せずに
案内片31aを省略してもよい。図4に2点鎖線で示す
ように、天板27の少なくとも一方の短辺側において対
向するコーナリブ31同士を、同短辺の延びる方向に沿
って連結してもよく、さらに、対向するコーナリブ31
の端部同士を全て連結して、天板27上面に四角枠状を
なすコーナリブ31を形成してもよい。このように構成
した場合、別の小動物収容箱11の移動をより確実に規
制することができる。
【0035】・ 実施形態では小動物収容箱11を2段
に積載して運搬するように構成したが、積載しないで運
搬してもよく、3段以上積載して運搬してもよい。さら
に、前記実施形態より把握される技術的思想について以
下に記載する。
【0036】・ 前記蓋体には容器本体に対する蓋体の
装着状態において、容器本体の内部及び外部との通気を
可能にする通気部が設けられている請求項1〜請求項3
のいずれか一項に記載の小動物収容箱。このように構成
した場合、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の
発明の効果に加えて、複数個が積み重ねられた状態にお
いて、通気部から容器本体内の通気を可能とし、各容器
本体内の通気性を良好に維持することができる。
【0037】・ 前記コーナリブは蓋体の上面の四隅部
に設けられ、相対向するコーナリブの対向する端部をそ
れぞれ外方へ拡開形成した請求項1〜請求項3のいずれ
か一項に記載の小動物収容箱。このように構成した場
合、例えば別の小動物収容箱を蓋体の上面の一側縁の延
びる方向に沿ってスライド移動させるとき、その一側縁
のどちらの端部側からスライド移動させても、コーナリ
ブによりその別の小動物収容箱を同コーナリブに係合す
る方向へ案内できる。従って、別の小動物収容箱を蓋体
上面に積載するとき、どの方向へスライド移動させるか
を確認する必要がなく、スライド移動作業を容易に行う
ことができる。
【0038】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発
明の小動物収容箱によれば、複数個が上下に積載された
状態において、蓋体上での容器本体の移動を規制してそ
の積載状態が崩れるおそれをなくすことができる。
【0039】請求項2に記載の発明の小動物収容箱によ
れば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、別の小動
物収容箱をコーナリブに係合する方向へ容易に案内する
ことができる。請求項3に記載の発明の小動物収容箱に
よれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加
えて、複数個が積み重ねられた状態において、各容器本
体内の通気性を良好に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の小動物収容箱を示す分解斜視図。
【図2】 実施形態の小動物収容箱の蓋体を示す平面及
び底面図。
【図3】 実施形態の小動物収容箱を示す断面図。
【図4】 実施形態の小動物収容箱を示す斜視図。
【図5】 (a)は実施形態の小動物収容箱の移動を示
す部分側面図、(b)は実施形態の小動物収容箱の移動
を示す部分側面図、(c)は実施形態の小動物収容箱の
移動を示す部分側面図。
【図6】 実施形態の小動物収容箱の移動を示す部分平
面図。
【図7】 2つの小動物収容箱を上下に積載した状態を
示す部分側面図。
【図8】 別例の蓋体を示す斜視図。
【符号の説明】
11…小動物収容箱、12…容器本体、13…蓋体、1
4…底板、15〜18…側壁、30…リブ、31…コー
ナリブ、31a…案内片、33…空間。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面が平坦状をなす底板の周縁から上方
    へ形成された側壁によって上方に開口する開口部が形成
    された容器本体と、その容器本体の開口部を閉塞する蓋
    体とを備えた小動物収容箱において、 前記蓋体の上面に別の小動物収容箱を積載可能に構成
    し、同蓋体の上面には前記別の小動物収容箱の容器本体
    の底部コーナ部外面が係合可能なコーナリブを設けた小
    動物収容箱。
  2. 【請求項2】 前記コーナリブの少なくとも一端部を外
    方へ拡開形成した請求項1に記載の小動物収容箱。
  3. 【請求項3】 前記蓋体の上面には、上端縁が水平をな
    す状態で同蓋体の側縁に沿うとともに、相対向して延び
    る少なくとも一対のリブが蓋体の側縁方向へ間隔をおい
    て設けられ、前記各リブ上に別の小動物収容箱を積載可
    能に構成するとともに、その別の小動物収容箱の容器本
    体の底板と、蓋体の上面との間に空間を形成した請求項
    1又は請求項2に記載の小動物収容箱。
JP2000087407A 2000-03-27 2000-03-27 小動物収容箱 Pending JP2001278372A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000087407A JP2001278372A (ja) 2000-03-27 2000-03-27 小動物収容箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000087407A JP2001278372A (ja) 2000-03-27 2000-03-27 小動物収容箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001278372A true JP2001278372A (ja) 2001-10-10

Family

ID=18603420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000087407A Pending JP2001278372A (ja) 2000-03-27 2000-03-27 小動物収容箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001278372A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005514044A (ja) * 2002-01-17 2005-05-19 チョングィ パク 実験動物飼育用ケージ
CN106069827A (zh) * 2016-06-22 2016-11-09 苏州新区枫桥净化设备有限公司 一种方便消毒的宠物笼
JP2018095273A (ja) * 2016-12-09 2018-06-21 岐阜プラスチック工業株式会社 容器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005514044A (ja) * 2002-01-17 2005-05-19 チョングィ パク 実験動物飼育用ケージ
CN106069827A (zh) * 2016-06-22 2016-11-09 苏州新区枫桥净化设备有限公司 一种方便消毒的宠物笼
JP2018095273A (ja) * 2016-12-09 2018-06-21 岐阜プラスチック工業株式会社 容器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4998967A (en) Poultry drawer
US7152751B2 (en) Lightweight shipping container
JP5412628B2 (ja) 農産物用コンテナ及びその内容器
JP2001278372A (ja) 小動物収容箱
KR101347918B1 (ko) 개선된 통풍 특성을 갖춘 화초용 운송 컨테이너
US3897885A (en) Cassette storage unit with sliding cover
GB2114544A (en) Transport and/or storage container
KR200469666Y1 (ko) 곤충 사육용 조립식 케이스
US3695233A (en) Game bird transporting device
JP2001261083A (ja) 小動物収容箱
US3381665A (en) Animal cage lid
JP6994768B2 (ja) カバーフックとそれを備えた搬送容器
JP2005313913A (ja) 運搬用容器
KR101658596B1 (ko) 적층운반용 상자
KR101604836B1 (ko) 통풍로를 갖는 선반 및 이를 구비한 모빌랙
JP2002045068A (ja) 小動物収容箱
JP2018115019A (ja) 折畳み容器
JP2012035891A (ja) 農産物コンテナの内容器
KR950004430Y1 (ko) 절첩식 운반용 상자
JP7076439B2 (ja) 家禽容器扉コーナ部構造、家禽容器扉および家禽容器
KR850002359Y1 (ko) 자연 통풍장치를 갖는 콘테이너
JP4460714B2 (ja) 小動物収容容器
JP6129944B1 (ja) 寝装具保管箱
JP4105326B2 (ja) 運搬容器用スペーサー
JP2023098071A (ja) 蓋付き容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090410

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090414

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090804