JP2001277954A - 加飾部材 - Google Patents
加飾部材Info
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/02—Internal Trim mouldings ; Internal Ledges; Wall liners for passenger compartments; Roof liners
- B60R13/0206—Arrangements of fasteners and clips specially adapted for attaching inner vehicle liners or mouldings
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- B60R13/0237—Side or rear panels
- B60R13/0243—Doors
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Abstract
と共に、強度が低くても使用できる加飾部材を提供す
る。 【解決手段】 外装部材2と、この外装部材2の内面側
2aに取付けられた内装部材3とを備えた加飾部材1に
おいて、内装部材3が、外装部材2の内面側2aに取付
けられた型内発泡成形体4と、この型内発泡成形体4の
少なくとも内面側4aに一体化した表皮材5とからなる
と共に、型内発泡成形体4の外面側4bの略全体を、外
装部材2の内面側2aに当接させるか又は外力作用時に
当接可能とした。
Description
ディ等の外装部材と、この外装部材の内面側に取付けら
れた表皮付き型内発泡成形体からなる内装部材とを備え
た乗用車のドア等の加飾部材に関する。
ば、乗用車のドアボディと、このドアボディの内面側に
取付けられた内装部材とを備えた乗用車のドア等が知ら
れている。
は表皮状の合成樹脂射出成形品や木質系基材の表面に表
皮を接着したもの等が使用されている。表皮としては、
熱可塑性樹脂シート等の表皮材や、あるいはこの表皮材
の裏面に熱可塑性樹脂押出発泡シートを積層したもの等
が使用されている。しかしながら、このような内装部材
においては、合成樹脂射出成形品等を使用しているた
め、重量が大きいという問題点があった。
脂からなる発泡ビーズの成形型内での発泡成形(型内発
泡)により形成される型内発泡成形体と、この型内発泡
成形体の表面に貼付けられた表皮材とからなる内装部材
が提案されている。
うな表皮付き型内発泡成形体からなる内装部材において
は、軽量ではあるが、型内発泡成形体を使用しているた
め、強度が低いという問題点がある。また、強度を改善
するために型内発泡成形体の発泡倍率を低くした場合
は、堅くなるために感触が良くないと共に、重量も大き
くなるという問題点がある。
なされたものであり、内装部材が軽量で、しかも感触が
良好であると共に、強度が低くても使用できる加飾部材
を提供することを目的とする。
め、請求項1の発明は、外装部材と、この外装部材の内
面側に取付けられた内装部材とを備えた加飾部材におい
て、前記内装部材が、前記外装部材の内面側に取付けら
れた型内発泡成形体と、この型内発泡成形体の少なくと
も内面側に一体化した表皮材とからなると共に、前記型
内発泡成形体の外面側の略全体を、前記外装部材の内面
側に当接させるか又は外力作用時に当接可能としたもの
である。
外面側に設けた凹部に、前記外装部材の内面側に配備さ
れた機器類を挿入したものである。
が自動車、船舶、列車、又は航空機の内装材である。
内装材がドアパネル、インストルメントパネル、又はピ
ラーである。
前記表皮材とを融着一体化させたものである。
成形体及び前記表皮材がオレフィン系樹脂からなる。
泡シートを積層したものである。
トが架橋発泡体である。
トがオレフィン系樹脂からなる。
ィン系樹脂がポリプロピレン系樹脂である。
に基づいて説明する。図1及び図2に示すように、第1
実施形態に係る乗用車(自動車)Aのドア(加飾部材)
1は、乗用車Aの側面外側に回動開閉自在に取付けられ
るドアボディ(外装部材)2と、このドアボディ2の内
面側2aに取付けられたドアパネル(内装部材)3とを
備えたものである。
aに取付けられた型内発泡成形体4と、この型内発泡成
形体4の内面側4aに一体化した表皮材5とから構成さ
れている。
ト材等の取付具によって、外面側4bの略全体がドアボ
ディ2の内面側2aに当接するように取付けられてい
る。この型内発泡成形体4の外面側4bには複数の凹部
6が設けられ、これら凹部6には、ドアボディ2の内面
側2aに配備した機器類7,8,9が挿入されている。
等の総称をいい、例えばドアウィンドウ用のモータ、電
気配線、ドアボディ2の補強材、これらの固定具等の各
種の部材が含まれる。凹部6の深さは、ドアパネル3を
ドアボディ2に取付けた状態で機器類7,8,9に当接
するか、又はこれら凹部6と機器類7,8,9との横方
向の隙間を4mm程度以下、好ましくは2mm程度以下
として外力作用時に当接するようにしておけばよい。な
お、型内発泡成形体4の外面側4bにおける凹部6以外
の部分も、ドアボディ2と少し隙間を開けておいて、外
力作用時に当接するようにしておいてもよい。
る発泡ビーズを成形型内において所定の発泡倍率で発泡
成形(型内発泡)したものである。表皮材5は、所定厚
さの熱可塑性樹脂シート等で構成されている。
面側4aだけでなく、縁部5cを外面側4bに折り返す
等して外面側4bに一体化しておいてもよい。また、型
内発泡成形体4と表皮材5とは、接着剤等で接着しても
よいが、融着一体化させた場合は、表皮付き型内発泡成
形体からなるドアパネル3等の内装部材を同時一体成形
により簡単に製造できるので、コストダウンを図ること
ができるという利点がある。
レフィン系樹脂からなる場合は、いわゆるオールオレフ
ィンであるので、内装部材のリサイクルが容易であると
いう利点がある。また、オレフィン系樹脂がポリプロピ
レン系樹脂である場合は、内装部材の耐久性等が良好で
あるという利点がある。このポリプロピレン系樹脂とし
ては、例えば、プロピレンホモポリマー、エチレン−プ
ロピレンランダム共重合体、エチレン−プロピレンブロ
ック共重合体、エチレン−プロピレン−ブテンランダム
3元共重合体、プロピレン−塩化ビニル共重合体、プロ
ピレン−ブテン共重合体、プロピレン−無水マレイン酸
共重合体等が挙げられ、これらを単独で又は2種以上を
混合して使用できる。ポリプロピレン系樹脂は、無架橋
の状態のものが好ましいが、パーオキサイドや放射線等
により架橋させたものであってもよい。また、ポリプロ
ピレン系樹脂に、他の熱可塑性樹脂を混合したものも使
用できる。このような熱可塑性樹脂としては、例えば低
密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ビニル
芳香族系ポリマー、ポリブテン、アイオノマー等が挙げ
られる。熱可塑性樹脂の配合量としては、ポリプロピレ
ン系樹脂100重量部に対して20重量部以下、好まし
くは5〜10重量部とするのが望ましい。
bの略全体を、ドアボディ2等の外装部材の内面側2a
に当接させるか又は外力作用時に当接可能としておけ
ば、型内発泡成形体4が過大に変形することがないの
で、型内発泡成形体4の強度が低い場合でも破損するお
それがない。そのため、型内発泡成形体4の発泡倍率を
高くして感触を良好にできると共に、更なる軽量化を図
ることもできるという利点がある。なお、型内発泡成形
体4の発泡倍率は、15〜30倍程度以上の高倍率とす
ることもできる。
ておけば、ドアボディ2等の外装部材の設計変更を伴う
ことなくドア1等の加飾部材を製造できるという利点が
ある。更に、内装部材が自動車の内装材である場合は、
軽量で感触が良好な内装材を有する自動車を提供できる
という利点がある。なお、自動車としては、この実施形
態のような乗用車Aの他、例えばバス、トラック、トレ
ーラー等が挙げられる。自動車の内装材がこの実施形態
のようなドアパネル3や、あるいはインストルメントパ
ネル、ピラーである場合は、自動車に多く使用されてい
るので、軽量化をより効果的に図ることができるという
利点がある。
用車Aのドア11は、第1実施形態において、表皮材5
の裏面5bに発泡シート12を積層したものである。そ
のため、表皮材5単独の場合よりもドアパネル3等の内
装部材の感触が更に良好であるという利点がある。ま
た、発泡シート12が架橋発泡体である場合は、耐久性
等に優れるという利点がある。なお、型内発泡成形体4
や表皮材5がオレフィン系樹脂からなる場合は、リサイ
クルを容易にするために、この発泡シート12もポリプ
ロピレン系樹脂等のオレフィン系樹脂で構成しておくの
が望ましい。
加飾部材が乗用車Aのドア1,11である場合について
説明したが、これに限定されるものではなく、外装部材
が船舶、列車、又は航空機のボディ等で、内装部材がこ
のボディ等の内面側に取付けられた内装材であってもよ
い。この場合にも上記と同様、軽量で感触が良好な内装
材を有する船舶等を提供できるという利点がある。
ば、型内発泡成形体の外面側の略全体を、外装部材の内
面側に当接させるか又は外力作用時に当接可能としてい
るので、型内発泡成形体が過大に変形することがなく、
型内発泡成形体の強度が低い場合でも破損するおそれが
ない。そのため、型内発泡成形体の発泡倍率を高くして
感触を良好にできると共に、更なる軽量化を図ることも
できるという利点がある。
の外面側に設けた凹部に、外装部材の内面側に配備され
た機器類を挿入しているので、外装部材の設計変更を伴
うことなくドア等の加飾部材を製造できるという利点が
ある。
車、船舶、列車、又は航空機の内装材であるので、軽量
で感触が良好な内装材を有する自動車等を提供できると
いう利点がある。
がドアパネル、インストルメントパネル、又はピラーで
あり、自動車に多く使用されているので、軽量化をより
効果的に図ることができるという利点がある。
と表皮材とを融着一体化させているので、表皮付き型内
発泡成形体からなる内装部材を同時一体成形により簡単
に製造でき、そのためコストダウンを図ることができる
という利点がある。
内発泡成形体及び表皮材、更には発泡シートがオレフィ
ン系樹脂からなる、いわゆるオールオレフィンであるの
で、内装部材のリサイクルが容易であるという利点があ
る。
発泡シートを積層しているので、表皮材単独の場合より
も内装部材の感触が更に良好であるという利点がある。
橋発泡体であるので、耐久性等に優れるという利点があ
る。
樹脂がポリプロピレン系樹脂であるので、内装部材の耐
久性等が良好であるという利点がある。
明図。
明図。
Claims (10)
- 【請求項1】 外装部材と、この外装部材の内面側に取
付けられた内装部材とを備えた加飾部材において、 前記内装部材が、前記外装部材の内面側に取付けられた
型内発泡成形体と、この型内発泡成形体の少なくとも内
面側に一体化した表皮材とからなると共に、前記型内発
泡成形体の外面側の略全体を、前記外装部材の内面側に
当接させるか又は外力作用時に当接可能としたことを特
徴とする加飾部材。 - 【請求項2】 前記型内発泡成形体の外面側に設けた凹
部に、前記外装部材の内面側に配備された機器類を挿入
した請求項1記載の加飾部材。 - 【請求項3】 前記内装部材が自動車、船舶、列車、又
は航空機の内装材である請求項1又は2記載の加飾部
材。 - 【請求項4】 前記自動車の内装材がドアパネル、イン
ストルメントパネル、又はピラーである請求項3記載の
加飾部材。 - 【請求項5】 前記型内発泡成形体と前記表皮材とを融
着一体化させた請求項1乃至4のいずれか記載の加飾部
材。 - 【請求項6】 前記型内発泡成形体及び前記表皮材がオ
レフィン系樹脂からなる請求項1乃至5のいずれか記載
の加飾部材。 - 【請求項7】 前記表皮材の裏面に発泡シートを積層し
た請求項1乃至6のいずれか記載の加飾部材。 - 【請求項8】 前記発泡シートが架橋発泡体である請求
項7記載の加飾部材。 - 【請求項9】 前記発泡シートがオレフィン系樹脂から
なる請求項7又は8記載の加飾部材。 - 【請求項10】 前記オレフィン系樹脂がポリプロピレ
ン系樹脂である請求項6又は9記載の加飾部材。
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---|---|---|---|
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|---|---|
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Country | Link |
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US (1) | US20010027628A1 (ja) |
JP (1) | JP2001277954A (ja) |
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CN111332221B (zh) * | 2020-03-23 | 2022-05-17 | 东风汽车有限公司 | 一种车门饰板组件及汽车 |
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2000
- 2000-03-29 JP JP2000090286A patent/JP2001277954A/ja active Pending
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2001
- 2001-01-08 US US09/756,399 patent/US20010027628A1/en not_active Abandoned
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US20010027628A1 (en) | 2001-10-11 |
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