JP2001277495A - プリントマスク処理方法 - Google Patents

プリントマスク処理方法

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JP2001277495A
JP2001277495A JP2001054964A JP2001054964A JP2001277495A JP 2001277495 A JP2001277495 A JP 2001277495A JP 2001054964 A JP2001054964 A JP 2001054964A JP 2001054964 A JP2001054964 A JP 2001054964A JP 2001277495 A JP2001277495 A JP 2001277495A
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mask
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print mask
matrix
stack
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JP2001054964A
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English (en)
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Antoni Gil Miquel
アントーニ・ギル・ミケル
Joan Manuel Gracia
ホアン・マヌエル・ガルシア
Zapata Elisabeth
エリザベス・ザパタ
Izhak Baharav
イザック・バハラブ
Doron Shaked
ドロン・シェイクド
Santiago Garcia
サンティアゴ・ガルシア
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HP Inc
Original Assignee
Hewlett Packard Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動および半自動の手順よるプリントマスク
生成における様々な制約に、効果的に対応する。 【解決手段】 逐次印刷に使用するプリントマスク処理
方法であって、プリントマスクを確立する段階と、前記
プリントマスク内の個々の値が機能しないことを決定す
る段階と、事前にプログラムされた手順に従って前記機
能しない個々の値を適応させる段階とを含むようにした
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、紙、透明
シート素材、その他の光沢媒体など印刷媒体上に文字ま
たは図形を印刷するための装置および手順に関し、より
詳細には、印刷媒体上に2次元画素配列で作成された個
々のインクスポットから文字または画像を構成する走査
式サーマル・インクジェット装置および方法に関する。
本発明は、画像品質を最適化するプリントモード技術を
使用する。
【0002】
【従来の技術】(a)方向付け−プリントマスクは、用
紙上にインクジェットによってハーフトーン・ドットを
形成するパス数を決定するために使用される。現在のイ
ンクジェット・プリンタは、欠陥ノズルをオンラインで
検出する機能を備える。欠陥ノズルを補償するために、
プリントマスクを設計し直すかまたは少なくとも修正し
なければならない。
【0003】現在利用されている方法は、プリントマス
クをオンラインで設計し直すか、欠陥ノズルを所定のバ
ックアップ・ノズルと交換する。そのような方法は、プ
リントマスクの品質を全体的(前者)または局所的に損
なう。
【0004】インクジェット印刷パイプラインの最終段
は、ハーフトーン処理段によって割り振られたインク滴
が用紙上に配置されるパス数の決定からなる。目標は、
通常、プリントモードに割り振られるパス数で可能にな
るように、隣り合ったドットが時間軸上で離れて配置さ
れるようにすることである。
【0005】この時間的分離の1つの理由は、近くにあ
るインク液滴が合体して、用紙上の顔料密度にばらつき
が生じることである。一方、ドットが配置されるまでに
その前に配置された隣りのドットがすべて既に乾燥して
いる場合は合体は起きない。
【0006】パス数の割り当ては、技術的には、ハーフ
トーン・パターン(図4)で周期的に繰り返し配置され
るプリントマスクと呼ばれるパス数の整数マトリクスを
使用して達成される。このように、すべてのハーフトー
ン位置は、プリントマスクからのパス数に対応する。ハ
ーフトーン処理段で割り振られた場合、インク滴は、対
応するパス数において配置される。
【0007】現在のインクジェット・プリンタは、オン
ライン式ノズル品質検査機能を備える。欠陥ノズルが検
出された場合は、その動作の一部からそのノズルを外す
か、単にその使用を完全にやめることが望ましい。
【0008】これはすべて、プリントマスクを設計し直
すか修正することによって行うことができる。プリント
マスク内のすべての列に関して、パス数とノズルの間で
マッピングが行われる。したがって、あるノズルを禁止
することは、プリントマスクのある列における所定のパ
ス数を禁止することによって達成される。
【0009】したがって、破損したノズルを補償する問
題は、適切な制約を有する新しいプリントマスクを設計
する問題に変換される。あるノズルが破損する可能性の
ために最適化された異なるプリントマスクを保存するに
はノズルの数が多すぎるため、設計は、プリンタ上でオ
ンラインで行わわれなければならない。
【0010】プリントマスク・パターンは、様々な技術
要件と印刷品質要件とのトレードオフを使用するように
慎重に設計され、その最適化はオンライン・ルーチンに
は複雑すぎる。しかしながら、かなり良好な品質を有す
る迅速な代替が使用されてきた。
【0011】次の3つの方法が使用されている。 1.ハンドメイド・マスク−これは、各液滴が配置され
る場所のきわめて適切な制御を可能にし、また印字ヘッ
ド間の相互作用を簡単な方法で考慮できるようにする。
ハンドメイド・マスクの主な欠点は、このマスクがきわ
めて小さく、そのためバンディング(banding)または規
則的パターンを生成しやすいという事実によるものであ
る。
【0012】一方、このマスクでは、ノズル使用量を適
切に管理することができない。これに試みられる誤り隠
蔽方式は、ある程度の量の変更できないマスク置換を必
要とする。
【0013】2.再設計−新しいプリントマスクは、オ
ンラインで設計される。時間的制約とハードウェアの制
約によって準最適の設計が必要とされ、これが、プリン
トマスクの全体的品質を低下させる。さらに、この方法
は、十分なサポート計算能力を有するプリンタに制限さ
れ、実行するのに著しく長い持続時間を必要とすること
がある。この方法では、破損したノズルの負担は、使用
できるノズル間に等しく分割される。
【0014】3.バックアップ・ノズル−どのノズルも
1つのバックアップ・ノズルを有する。ノズルが破損す
ると、そのバックアップが作動する。プリントマスクは
変化せず、パス数とノズル間のマッピングだけが変更さ
れる。
【0015】したがって、破損したノズルが使用されな
かった列では印刷品質が変化しないが、破損したノズル
の位置では、バックアップ・ノズルの適用は、通常、プ
リントマスク設計要件の侵害により品質の低下の原因と
なる。さらに、バックアップ・ノズルの2倍の使用は、
そのノズルの寿命を短くすることがある。この方法は、
著しい計算を必要としない。
【0016】(b)プリントマスクの自動および半自動
生成−欧州特許出願番号99117753.6、991
17803.9および99117802.1においてJ
oanManel Garcia−Reyeroは、プ
リントマスク生成における基本的な進歩を紹介した。彼
のシステムと方法は、マスクの作成に使用されるすべて
の必要な検討事項ならびに試験基準を一般化した形で示
し、したがってそれぞれの試みにおいて高品質の有効な
マスクを作成することができる。
【0017】しかしながら、環境によっては、Garc
iaの手法は、その最も純粋の形で、現場で使用するに
は時間がかかり過ぎるような望ましくない制限を受け
る。したがって、そのような制限を緩和する改良の余地
がある。
【0018】Garciaの発明は、特に、プリントマ
スクのランダム性(または、粒状性)とその結果得られ
る画像を制御する問題に取り組んでいるため、彼はそれ
を「シェーク(Shake)」と名付けた。簡潔さと便宜のた
め、本書でも彼の発明をこの愛称で呼ぶ。
【0019】ノズル重みづけは、シェークに関するJo
an Manel Garcia−Reyeroの文書
に最初に記載され、ノズルごとの一定の使用割合を指定
する処理を含む技術である。すなわち、1つのノズルを
使用するかしないかだけでなく、マスク内容に現れる回
数を指定することができる。
【0020】興味深いことに、このノズル重みづけは、
所与の瞬間における印字ヘッドの状態にも依存する。こ
の重みづけを決定するアルゴリズムも開示されている。
【0021】その後、用紙送りプリントモード、パス依
存ノズル重みづけ、およびマルチレベル印刷を容易にサ
ポートできることが分かった。また、インターネットに
よってプリントモードをプリンタ内にインストールする
容易な方法を提供する。
【0022】(c)ノズル重みづけによる伝統的シェー
ク−シェークは、マスクを設計している技術者によって
1組の規則が決定された場合にあいまいなマスクを自動
的に生成するツールである。したがって、設計者は ど
のようにマスクを望んでいるかをシェークに「説明」
し、そのシェークにそれを行わせなければならない。
【0023】主な利点は、ハンドメイド・マスクよりも
はるかに大きくまたバンディングに耐えるのに十分なノ
イズのあるマスクを生成できることである。ノズル重み
づけは、現在とても容易になったが、まだかなりの数の
CPUサイクルを必要とする。
【0024】一方、得られたマスクが設計者の要求を十
分に満たさない場合は、「説明」を練り直さなければな
らず、これは再帰的プロセスになる。このプロセスの複
雑さは、調べる規則的マスクが多いほど増大する。
【0025】以上のことをまとめると、シェークは、一
定のランダム性を有するマスク(すなわち、ファジー・
マスク)には最適であるが、より規則的なマスクに移行
しようとするとき不連続性があるようである。
【0026】シェーク・プロセスは、2つの意味でノズ
ル重みづけを可能にする。1つのノズル重みづけプロセ
スは、「List」と呼ばれる。これは、プロダクト
(Shakesmall)内で既に実現されていたが、
入力重みと実際のノズル使用量の間の相関性はきわめて
低かった。
【0027】シェークによって提供される他のノズル重
みづけオプションは、「NozzDist」と呼ばれ
る。これは、所与のマスクに2巡の計算を必要とし、2
巡目は、1巡目よりもかなり遅い。このオプションは、
スループット・ヒットが受容できなかったのでShak
esmallのために廃棄された。
【0028】(d)バックアップ・マトリクスを使用し
たEncad誤り隠蔽法−この競合システムでは、各場
所に異なるバックアップ・ノズルが使用された。基本的
な欠点は、これが、2値印刷(1ピクセルに1液滴)用
であり、誤り隠蔽しかサポートしていなったことである
(ノズルが使用されていてもいなくても)。
【0029】2値パイプライン(すなわち、1セルに1
液滴)上の単一ノズルは、得られたマスクが境界条件に
適合するように複数のノズルと置き換えられる(バック
アップされる)。状況は、1セルあたり1液滴と、特定
のノズルの使用量が全か無かの、2値の2倍である。
(WO99/08875:「Inkjet Printer, Method a
nd System Compensating for Non-Functional Print El
ements」)。
【0030】(e)要件:マルチレベル印刷;きわめて
固有のノズル使用量―現在使用されているマスクは、単
一セル上への1つのまたは複数の液滴の発射を操作する
ことができる。一般に、600dpiのセル1当たり2
つの液滴が発射される(これは、便宜上2dp6と呼ば
れる)。したがって、開始するために2つのレベルのマ
スクが必要とされ、バックアップ情報を操作するために
これよりも多くのマスクが必要とされる。
【0031】現在の製品のノズルを隠す機能は適切でな
い。1セル当たりいくつかの液滴を扱うときは、ノズル
の使用を禁止するとマスクが完成しなくなることがあっ
た。さらに、うまく動作しない(しかし、まだ印刷す
る)かあるいは近くで空気の泡が検出されたノズルでラ
ンプを作り(tomakeramps)あまり印刷しないことが望
ましい。
【0032】(f)結論−したがって、自動および半自
動の手順よるプリントマスク生成の様々な制約に効果的
に対応できないことが、均一で優れたインクジェット印
刷の達成を妨げていた。したがって、本発明の分野で使
用される技術の重要な態様は、有用な改良にこれから適
用されなければならない。
【0033】
【課題解決するための手段】本発明は、そのような改良
をもたらす。本発明は、いくつかの独立した態様または
側面を有し、そのいくつかは、その利益を最も包括的に
享受するために一緒に実施されると有利である。しかし
ながら、これらの側面は、互いに別々に実施するように
適合可能であり、したがって以下では個別に紹介する。
【0034】第1の主な独立した側面または態様の好ま
しい実施形態において、本発明は、逐次印刷に使用する
プリントマスク処理方法である。この方法は、プリント
マスクを確立する段階を含む。
【0035】もう1つの段階は、プリントマスク内の値
の対応するバックアップ・エントリのマトリクスを確立
することであり、他の段階は、プリントマスク内の個々
の値が機能しないことを決定することである。さらにも
う1つの段階は、個々に決定した機能しない値だけをマ
トリクスからの対応する個々のバックアップ・エントリ
だけと個別に交換することである。
【0036】以上のことは、本発明の第1の態様または
側面の説明または定義を、その最も広義の形または最も
一般的な形で表すことができる。しかしながら、そのよ
うな広義の言葉で表わされているにもかかわらず、本発
明のこの側面が技術を大きく進歩させることが分かる。
特に、各マトリクス位置の特定のバックアップ・エント
リをそれぞれあらかじめ識別することにより、バックア
ップ状態を最適化する能力に関する利益が得られる。
【0037】このように本発明の第1の主な態様が技術
を大きく進歩させるが、その利益の享受を最適化するた
めに、本発明は、いくつかの追加機能または特性と共に
実施される。特に、この方法が、複数の印刷要素と共に
使用され、各印刷要素がプリントマスクの複数位置で使
用される場合は、バックアップ・エントリのマトリクス
が、実質的に各印刷要素の位置に依存するバックアップ
を提供することが好ましい。この選択は、事実上、前述
のバックアップを最適化する可能性の例である。
【0038】もう1つの選択は、プリンタが画像を印刷
し始める前に2つの確立する段階を両方ともオフライン
で実行することである。この場合、それらの2つの段階
は、プリンタが最初に印刷を始める前に両方とも実際に
実行されることが好ましい。
【0039】次に、2つの代替の選択を検討する。その
うちの1つは、マトリクス確立段階が、マスク確立段階
と実質的に並行して交互に行われ、各マトリクス・エン
トリが、その対応するプリントマスク・エントリの最良
の代替として実質的に選択されることである。他の代替
の選択は、マトリクス確立段階が、実質的にプリントマ
スク確立段階全体が完了した後で行われることである。
【0040】さらにもう1つの選択は、方法がさらに、
他のバックアップ・エントリの第2のバックアップ・マ
トリクスを確立する段階を含むことである。この場合も
また、方法は、最初に述べたマトリクス内の個々の値が
機能しないことを決定する段階を含む。
【0041】この同じ選択の一部として追加される第3
の段階は、最初に述べたマトリクスの個々の決定された
機能しない値だけを、第2のバックアップ・マトリクス
からの対応する個々のバックアップ・エントリだけと個
別に置き換えることである。この選択は、事実上、主マ
トリクス位置だけでなくその最初の防衛線が機能しなく
なった場合にさらに他の代替位置の組を提供する。
【0042】第2の主な独立した側面または態様の好ま
しい実施形態において、本発明は、逐次印刷に使用され
るプリントマスク処理方法である。この方法は、プリン
トマスクを、プリントマスクにおける位置の対応するエ
ントリのスタックのマトリクスの形で確立する段階を含
む。
【0043】この方法は、また、それぞれプリントマス
ク内の実質的に各位置のエントリを個別に選択する段階
を含む。これは、マトリクス内の対応するスタックから
個々のエントリを選択することによって達成される。
【0044】もう1つの段階は、画像を印刷することで
ある。この段階は、プリントマスクにおける実質的に各
位置においてそれぞれの個々に選択されたエントリを使
用して実行される。
【0045】以上のことは、本発明の第2の態様または
側面の説明または定義を、その最も広義の形または最も
一般的な形で表すことができる。しかしながら、そのよ
うな広義の言葉で表わされるにもかかわらず、本発明の
この側面が技術を大きく進歩させることが分かる。
【0046】特に、この一般化された明確な表現は、強
力な分析機構および方法の基礎を確立する。この分析機
構は、本発明の前述の第1の主な態様よりも一般的かつ
確実な概念化であり、いくつかの有効な進歩を達成でき
ることがすぐに分かる。
【0047】したがって、本発明の第2の主な態様は、
技術を大幅に進歩させるが、その利益の享受を最適化す
るために、本発明は、いくつかの追加の機能または特性
と共に実行されることが好ましい。特に、選択する段階
は、選択のためにスタック内のエントリを回転させる処
理を含むことが好ましい。
【0048】この場合は、さらに、選択する段階が、
(1)それぞれの個々の印刷要素を各スタック内の各エ
ントリと関連付ける段階と、(2)関連付けた印刷要素
をそれぞれの数値的重みと同一視する段階と、(3)ス
タック内の各エントリに、同一視した数値的重みと関連
付けた選択確率を適用する段階とを含むことが好まし
い。
【0049】いくつかのさらに他の選択は、これらの最
後に述べた3つの要素が選択段階に含まれる場合に適用
可能である。そのうちの1つは、各要素の数値的重み
が、印刷媒体送り順序における要素の位置または要素が
発射されるパス数による影響を受けることである。その
ようなもう1つの選択は、適用された選択確率によって
最初に拒否された要素が、回転でスタックの一番下に移
動されることであり、したがって最初に拒否された要素
は、再検討のためにスタックの一番上に後で回転するこ
とができる。さらに第3のそのような選択は、この方法
がさらに、個々の印刷要素が機能しないことを決定し、
その要素に比較的低い数値的重みを割り当て、プリント
マスク内の対応する値に比較的低い選択確率を適用する
処理を含むことである。
【0050】次に、本発明の第2の主な態様に戻り、こ
の態様に直接基づくもう1つの選択は、方法がさらに、
発射頻度制限を反映するようにプリントマスクを修正す
る処理を含む。この場合、発射頻度制限は、数値的重み
よりも高い権限レベルを保持し、実際に理想的には、発
射頻度制限が実質的に絶対的であることが好ましい。
【0051】本発明の第2の態様に直接基づくさらにも
う1つの選択は、確立する段階が、各画像ごとにその場
でマスクを生成する形と、プリンタ初期設定時にマスク
を生成する形と、必要なときにいつでも取り出せるよう
にマスクを不揮発性メモリに記憶する形の3つの可能な
形のうちの1つをとることである。この場合、プリンタ
が印刷するとき、マスクは、使用するために生成される
かまたは取り出され、使用前に本質的に各位置でのスタ
ックの回転によって処理されることが好ましい。
【0052】第3の主な独立した側面または態様の好ま
しい実施形態において、本発明は、画像の逐次印刷に使
用される装置である。この装置は、プリントマスクを定
義するいくつかの手段を含む。
【0053】本発明の考察における一般性と幅広さのた
めに、そのような手段は、単に「定義手段」と呼ばれ
る。プリントマスクは、プリントマスク内の位置の対応
するエントリのスタックのマトリクスの形で定義され
る。
【0054】また、プリントマスク内の実質的に各位置
のエントリを個別に選択するために必要に応じて各スタ
ックをそれぞれ回転させる何らかの手段が含まれる。前
と同じように幅広さと一般性のため、そのような手段
は、「回転手段」と呼ばれる。
【0055】装置は、また、選択されたエントリを使用
して画像を印刷する何らかの手段を含む。そのような手
段は、「印刷手段」と呼ばれる。
【0056】以上のことは、本発明の第3の態様または
側面の説明または定義を、その最も広義の形または最も
一般的な形で表すことができる。しかしながら、そのよ
うな広義の言葉での説明にもかかわらず、本発明のこの
側面は技術を大幅に進歩させることが分かる。
【0057】特に、この装置は、前述の第2の態様の広
い分析的機構を実現する手段として役立つ。したがっ
て、本発明の第3の主な態様は、技術を大幅に進歩させ
るが、利益の享受を最適化するために、本発明は、いく
つかの追加の機能または特徴と共に実施される。特に、
本発明の第3の側面に関する前述の選択は、ここでも適
用可能である。
【0058】第4の主な独立した側面または態様の好ま
しい実施形態において、本発明は、逐次印刷に使用され
るプリントマスク処理方法である。この方法は、プリン
トマスクを確立する段階を含む。
【0059】もう1つの段階は、プリントマスク内の値
の対応するバックアップ・エントリのスタックのマトリ
クスを確立することである。さらに他の段階は、プリン
トマスク内の個々の値が機能しないことを決定すること
である。
【0060】この新規な方法のさらにもう1つの段階
は、個々の決定された機能しない値だけを個別に置き換
えることである。その値は、マトリクス内の対応するス
タックからの対応する個々のバックアップ・エントリだ
けと置き換えられる。
【0061】前述のものは、本発明の第4の態様または
側面の説明または定義を、その最も広義の形または最も
一般的な形で表すことができる。しかしながら、そのよ
うに広義の言葉で表されるにもかかわらず、本発明のこ
の側面が技術を大幅に進歩させることが分かる。
【0062】特に、本発明のこの第4の主な態様は、第
2と第3の側面と関連するが、ここでは、プリントマス
クの初期化の点で考えるのではなく、この関連した分析
的コアは、障害適応方法の頑強な系列全体を提供するこ
とに直接適用される。
【0063】したがって、本発明の第4の主な態様は、
技術を大幅に進歩させるが、その利益の享受を最適化す
るために、本発明がいくつかの追加の機能または特徴と
共に実施されることが好ましい。 特に、決定する段階
は、プリントマスク内の複数の値が機能しないことを決
定し、置き換える段階が、そのような個々に決定した値
をそれぞれ、複数の対応するスタックからの複数の対応
する個々のバックアップ・エントリと置き換えることが
好ましい。
【0064】もう1つの選択は、置き換える段階が、選
択のためにスタック内のエントリを回転させる処理を含
むことである。さらにもう1つの選択は、複数の個々の
印刷要素が使用中のとき、置き換える段階が、本発明の
第1の主な態様の選択として前述の3つのサブステップ
を含むことである。
【0065】第5の主な独立した側面または態様の好ま
しい実施形態において、本発明は、逐次印刷に使用され
るプリントマスク処理方法である。この方法は、種子プ
リントマスクを確立する段階を含む。
【0066】もう1つの段階は、確立された種子プリン
トマスクをタイル状に並べることである。このタイル状
に並べる段階は、密接に関連したプロパティを有するよ
り大きいプリントマスクを作成するように動作する。
【0067】方法の第3の段階は、より大きいプリント
マスクにノイズを注入することによって規則性の低いプ
リントマスクを形成することである。この段階は、タイ
ル状に並べる段階で規則性が生じるのを防ぐ。
【0068】この方法の第4の段階は、規則性の低いプ
リントマスクを使用することである。これは、画像の逐
次印刷に使用される。
【0069】前述のことは、本発明の第5の態様または
側面の説明または定義を、その最も広義の形または最も
一般的な形で表すことができる。しかしながら、そのよ
うな広義の用語で表わされるにも関わらず、本発明のこ
の側面が技術を大幅に進歩させることが分かる。
【0070】特に、この独創的な手順は、かなり大きい
プリントマスクをその場できわめて簡単かつ精巧にすな
わち自動的でかつきわめて迅速に発生させる。しかしな
がら、このマスクは、以前の多くの手順を妨げ、またた
とえば中間調領域にとっぴで邪魔な組織状のむらを生じ
させることがある過度な規則性を本質的になくすことが
できる。
【0071】同時に、この方法は、必ずしも過度の不規
則を有するマスク(印刷画像に必然的な過度の粒状性が
ある)となる必要がないことが分かる。それよりもむし
ろ、製品の設計または製造において、あるいは後の現場
において、ランダム性対決定論の程度を選択して、画像
粒状性となめらかさとの所望のバランスを本質的に得る
ことができる。
【0072】したがって、本発明の第5の主な態様は、
技術を大幅に進歩させる。しかしながら、利益の享受を
最適化するために、本発明は、追加の特長または特徴と
共に実施されることが好ましい。
【0073】特に、使用する段階は、画像のある部分に
特定のパス数で印刷する処理を含むことが好ましい。こ
こで、確立する段階は、ほぼ立方体のマスクを作成する
ことを含む。マスクのそれぞれの面は、特定のパス数と
ほぼ等しい数の画素または層である。
【0074】もう1つの選択は、マスクの作成が、パス
数の選択肢のスタックのマトリクスを形成することを含
む。それぞれの選択肢は、関連付けられた所望の使用確
率を有する。使用する段階は、スタックの一番上にある
各選択肢を確率的に評価することを含み、各選択肢は、
そのような評価により拒否される。あるスタック内の選
択肢が拒否された場合、使用する段階は、また、あるス
タックを特定の方向に回転させ、あるスタックの一番上
に別の選択肢を移すことを含む。
【0075】前の節で説明した選択が採用された場合、
ノイズを注入する段階は、より大きいプリントマスク内
の選択したスタックを回転させる処理を含むことが好ま
しい。この場合、さらに、種子プリントマスク内のある
スタックの位置から始まる同じ特定の方向へのあるスタ
ックの回転は、より大きいランダム性を導入しやすく、
それに対応して、選択したスタックを回転する段階はま
た、ノイズを注入する段階がランダム性を高めるのでは
なく低下させる傾向があるように少なくともいくつかの
選択したスタックを反対方向に回転させる段階を含むこ
とが好ましい。「特定の方向」は、上向きであり、反対
の方向は下向きであることが好ましい。
【0076】本発明の第5の主な態様に関連し複数の印
字ヘッドに使用されるもう1つの選択は、(1)確立す
る段階が、複数の印字ヘッドのそれぞれの種子プリント
マスクを定義する処理を含み、(2)タイル状に並べる
段階が、それぞれの種子プリントマスクにタイル状に並
べて、複数の印字ヘッドのそれぞれのより大きいプリン
トマスクを作成する処理を含み、(3)ノイズを注入す
る段階が、より大きいプリントマスクのそれぞれにノイ
ズを挿入する処理を含むことである。この場合、ノイズ
を挿入する段階が、実質的に同一のより大きいプリント
マスク・ノイズのそれぞれすべてに挿入する処理を含む
ことが好ましい。
【0077】しかしながら、この点において、この方法
は、厳密に動作する必要がない。たとえば、それぞれの
プリントマスクの定義が、単一の種子プリントマスクを
複製して複数の印字ヘッドごとの種子プリントマスクを
形成する処理を含む場合でも、この方法はさらに、それ
ぞれの種子プリントマスクを修正してその印字ヘッドご
との要件を適応させる処理を含むことが好ましい。した
がって、この後者の事例において、修正は、複数の印字
ヘッドの相対的な位置ずれを許容するためにそれぞれの
種子マスクを変換または回転させる処理を含むことが好
ましい。
【0078】本発明の第5の主な態様に関するもう1つ
の種類の選択は、使用する段階の前に、規則性の低いプ
リントマスクに修正を行う処理をさらに含むことであ
る。そのような修正は、ノズル重みづけまたは発射頻度
制限あるいはパリティに基づくことが好ましい。
【0079】本発明の以上の動作原理と利点はすべて、
添付図面を参照して以下の詳細な説明を検討することに
よりより完全に理解されよう。
【0080】
【発明の実施の形態】1.プリンタ機構 本発明は、様々な製品における実施態様に適用可能であ
る。本発明は、窓2を有する主ケース1(図1)と、シ
ャーシの一端を囲む左側ポッド3とを含むプリンタ/プ
ロッタにおいて実施することができる。このエンクロー
ジャ内には、キャリッジ支持機構、キャリッジ駆動機
構、印刷媒体送り機構の一端、ならびに予備インク・カ
ートリッジを備えたペン補充部がある。
【0081】プリンタ/プロッタは、また、印刷媒体ロ
ール・カバー4と、画像が形成され装置から排出された
長尺またはシートの印刷媒体の収納器5とを含む。下部
ブレースと格納棚6が、ケース1の2つの端部を支持す
る脚部にかかる。
【0082】印刷媒体カバー4のすぐ上には、長尺の印
刷媒体4Aを受けるための入口7がある。また、装置に
よる印刷媒体の把握を制御するためのレバー8を含む。
【0083】フロントパネル表示部11と制御部12
は、右側ポッド13の外側に取り付けられている。この
ポッドは、キャリッジ機構および媒体送り機構の右端
と、また印字ヘッド・クリーニング機構とを囲む。最も
素早く利用できるように、右側ポッドの下部近くにスタ
ンバイ・スイッチ14がある。
【0084】ケース1とポッド3、13の内部で、ディ
ジタル電子処理装置からの信号で制御されるモータ4
2、ウォーム43およびウォーム・ギア44によって駆
動された円筒形プラテン41(図2)が、シートまたは
長尺の印刷媒体4Aを媒体送り方向に駆動するように回
転する。それにより、印刷媒体4Aが、印刷媒体ロール
・カバー4から引き出される。
【0085】一方、ペン保持キャリッジ・アセンブリ2
0が、ペンを、印刷媒体を横切り媒体送り方向に垂直な
走査トラックに沿ってペンを前後に搬送し、同時にペン
はインクを排出する。こうして、媒体4Aは、所望の画
像を形成するためにインク滴を受け取り、印刷媒体収納
器5に排出される。
【0086】図に示したように、画像は、較正データを
生成するために光センサが読み取るための多数のカラー
・パッチまたは見本56のテスト・パターンでよい。本
目的の場合、そのようなテスト・パターンは、あまりま
たはまったく動作していない印刷要素(たとえば、ノズ
ル)を監視または検出するために使用される。
【0087】小さい自動光電式センサ51が、キャリッ
ジ上にペンと一緒に乗り、ペンの状態に関するデータ
(ノズル発射量と方向およびペンの相互位置)を得るた
めに下方に向けられる。センサ51は、光学測定65、
81、82(図12)を容易に実行することができ、適
切なアルゴリズム制御82は、十分に当技術の熟練の範
囲内にあり、本出願における考察により導くことができ
る。
【0088】きわめて精巧に目盛が付けられたエンコー
ダ・ストリップ36が、キャリッジ・アセンブリ20の
走査経路に沿ってぴんと延ばされ、もう1つのきわめて
小さい自動光電式センサ37によって読み取られて、マ
イクロプロセッサに位置および速度情報37Bが提供さ
れる。エンコーダ・ストリップ36の1つの有利な位置
は、ペンのすぐ後ろである。
【0089】しかしながら、エンコーダ・ストリップ3
3(図3)の現在好ましい位置は、ペン補充カートリッ
ジの保守のためにユーザの手が差し込まれる空間から遠
いペン・キャリッジ・トレイの後の近くである。どちら
の位置の場合も、センサ37は、ストリップに形成され
た目盛の穴または透明部分を光ビームが通過する状態で
配置される。
【0090】ペンキャリッジ・アセンブリ20は、駆動
ベルト35の仲介により、二重支持ガイド・レール3
2、34に沿って、モータ31により往復運動で駆動さ
れる。モータ31は、ディジタル・プロセッサからの信
号によって制御される。
【0091】当然ながら、ペンキャリッジ・アセンブリ
は、好ましくは4つの異なる色のインクをそれぞれ保持
する少なくとも4つのペン23〜26のための前方ベイ
構造22を含む。最も一般的には、インクは、最も左の
ペン23にイエローがあり、次にシアン24、マジェン
タ25およびブラック26である。
【0092】しかしながら、もう1つの一般的になりつ
つあるシステムは、いくつかのペンに1つまたは複数の
共通の有彩色の実際に異なる希釈の異なる色のインクを
有する。したがって、異なる希釈の黒が、いくつかのペ
ン23〜26にあることがある。実際問題として、複数
の有彩色のペンと複数の黒いペンが両方とも1つのプリ
ンタ、あるいは共通のキャリッジまたは複数のキャリッ
ジにあってもよい。
【0093】また、ペンキャリッジ・アセンブリ20に
は、様々な電子回路を支持する後部トレイ21が含まれ
る。また測色計キャリッジも、駆動ケーブル35を越え
るための段54を備えた後部トレイまたは拡張部分53
(図3)を有する。
【0094】図1〜図3は、本発明を含まないヒューレ
ット・パッカード社のプリンタ/プロッタ・モデル「D
esignJet2000CP」などのシステムを最も
具体的に表している。しかしながら、これらの図は、本
発明のいくつかの実施形態と、本発明の好ましい実施形
態を含むプリンタ/プロッタを、後で説明するいくつか
の詳細な違いと共に示す。
【0095】2.バックアップ・マトリクス このプリントマスク修正方法は、元のプリントマスクの
全体的な品質を維持し、欠陥ノズルを交換した場所にお
ける良好な局所的品質を達成する。これは、実際に計算
を増大させる必要がなく、欠陥ノズルにより生じた過度
の負荷は、一組の交換ノズルに均一に分散される。
【0096】本発明は、ハンドメイド・マスク、マスク
の再設計、「バックアップ・ノズル」と違う第4の方法
に関し、すなわち、破損したノズルが使用されなかった
ラインにおける元の品質を損わず、破損したノズルの影
響を受けた列において準最適のプリントマスク品質を達
成するバックアップ・マトリクスに関する。
【0097】バックアップ・マトリックス法の場合、す
べてのノズルは、位置に依存するバックアップを有す
る。このように、プリントマスク・ラインのすべてのノ
ズルが動作しているときは、元のプリントマスク・パタ
ーンが維持される。
【0098】プリントマスク・パターンは、欠陥ノズル
に合わせて、欠陥ノズルの場所だけが修正される。バッ
クアップ・ノズル方法と対照的に、そのような位置にあ
る交換ノズルは、一定の周囲パターンとプリントマスク
の要件に関して最適になるように選択される。
【0099】プリントマスク内のすべての位置が異なる
バックアップを有するため、プリントマスクは、必然的
にプリントマスク自体と同じマトリクスの形に維持され
る。両方のマトリクスのエントリが、ノズルにマッピン
グする(ラインに依存して)パス数であることに注意さ
れたい。
【0100】したがって、欠陥ノズルが交換されると
き、逆マッピングに対応するパス数が、バックアップ・
マトリクス内の同じ場所のパス数のエントリと置き換え
られる。たとえば、プリントマスクおよびそれと対応す
るバックアップ・マトリクスが図5のようなものであ
り、欠陥ノズルが検出されたと想定して、以下にその逆
マッピングを示す。
【0101】プリントマスク設計プロセスにおいてバッ
クアップ・マトリックス法のマトリクスの形は特に有効
かつ固有であり、その間、プリントマスク・エントリ
は、繰り返し最適化される。エントリは、以下のように
順番に修正される。
【0102】プリントマスク・エントリは、規則正しい
順序、ランダムな順序、または適応的に決定された順序
でアプローチされる。パス数は、プリントマスク要件に
対する適合によって順序付けられ、プリントマスク・エ
ントリは、最良適合を含むように修正される。この順序
は、決定論的関数と確率関数のどちらで決定されてもよ
い。
【0103】バックアップ・マトリクスのエントリが、
プリントマスク・エントリの最良の代替を含まなければ
ならないため、バックアップ・マトリクスは、プリント
マスクと同時に設計することができ、したがって、各反
復ごとにバックアップ・マトリクス・エントリは次位の
オプションを含まなければならない。この設計方法を説
明するフローチャートに関して図6を参照されたい。
【0104】あるいは、プリントマスクを最適化した後
でバックアップ・マトリクスを最良の代替で順次埋めて
もよい。この設計方法を説明するフローチャートに関し
て図7を参照されたい。
【0105】その他の実施オプションには、以下のもの
がある。
【0106】・複数のバックアップ・マトリクスを使用
することができる。欠陥ノズルに割り当てられたバック
アップ・ノズルがまた故障した場合に、第2のバックア
ップ(第2のバックアップ・マトリクスに記憶された)
が使用できるように、一連の(たとえば2つ)のバック
アップ・マトリクスを使用することができる。 ・第2のバックアップ・マトリクス設計方法におけるプ
リントマスク設計要件を、バックアップ固有の設計規則
によって強化することができる。たとえば、図2のバッ
クアップ・マトリクスのパターンは、プリントマスクで
は悪いと見なされるが、プリントマスク位置の近くに割
り当てられた2つのノズルが交換された場合には、激し
い印刷アーティファクトが生じることがある。そのよう
な問題を防ぐために、得られたバックアップ・マトリク
スのパターンに要件を追加しなければならない。
【0107】3.プレクック・マスク(PRECOOKED MASK) この本発明のより進歩した形態は、使用頻度に関する物
理的(電子的)制限によって要求されない限りノズルの
使用を禁止することがない。この使用頻度の制限とは別
に、すなわち検討しているプリントマスクのためのノズ
ル重みづけがある限り、この本発明の形態は、よく見て
もノズルを優先順位リストの一番下に下げる。しかしな
がら、悪いノズルは、常に印刷する機会を持つ。アルゴ
リズムの例外はなく、以下の条件のうちの1つまたは組
合せが必要とする場合に実際に印刷することが好まし
い。
【0108】・セル600に必要なすべての液滴を扱わ
なければならない。 ・それを行うパスはNしかない。 ・ペンの頻度制限は、ノズル重みづけの基準よりも厳し
い。実際に、これは優先順位の最も高い制限であり、そ
の制限の影響を受けるノズルは、優先順位リストの一番
下に下がるだけでなく実際にリストから破棄される。
【0109】また、本発明のこの形態によって、以下の
ものがサポートされる。 ・Zapataとして紹介された可変用紙送りプリント
モード(マルチレベル印刷と互換性がある)。 ・パス依存ノズル重みづけ:可変用紙送りプリントモー
ドは、この新しい技術でて補うことができる新しい欠点
を有する(単一パスごとにノズル使用量が指定され
る)。
【0110】プレクック・マスクは、新しいバージョン
のシェークによって生成される。
【0111】プレクック・マスクは、三次元マトリクス
である(図8)。マトリクスのスタックと見なすことが
できる。スタックのマトリクスと見なした方がよい。す
なわち、用紙上のすべての単一位置に関してすべての候
補が示される。
【0112】4パス・マスクがある場合は、4つの候補
が示され、最良から最悪にソートされる。最良を最悪と
区別する基準は、シェークの隣接の制約と似ているが、
3次元に隣接しているものまで外挿される。
【0113】このプレクック・マスクは、プロットごと
にその場で生成されてもよく、プリンタの初期設定にお
いて生成されてもよく、常にハード・ディスク内に維持
されてもよい。プリンタが印刷を必要とするとき、プレ
クック・マスクが検索または生成され、次にリヒート・
プロセス(reheating process)が始まる。
【0114】リヒート・プロセスは、基本的に、印刷レ
ベルごとにリストから候補を選択する処理からなる。デ
フォルトでは、第1レベルのマスクが最良の候補を選択
し、第2レベルのマスクは、次に良い候補を選択し、以
後同じように選択するが、ノズル重みづけが策略に参加
するときのことは明らかでない。
【0115】ノズル重みづけを実現するために、ノズル
重みに比例した確率で最良候補が選択される。すなわ
ち、ノズル重みが1000の場合、最良候補は、100
%の確率でレベル1に選択される。次の候補ノズルも1
000に重みづけされた場合は、そのノズルは、レベル
2に対応するマスクに選択され、以後同じように選択さ
れる。
【0116】しかしながら、プレクック・プロセスから
の最良候補が600の重みを有することが分かった場
合、そのノズルは、60%のケースで選択される。残り
の40%のケースでは、リスト内の次の候補がその位置
に関して評価され、拒否されたノズルは、より高いレベ
ルのマスクを埋めることができる場合だけリストの一番
下のランクに移される。
【0117】評価された新しい候補は、やはり重みによ
って選択されることも拒否されることもある。すべての
候補が拒否されるのを防ぐために必要な予防策がアルゴ
リズに含まれている。説明した確率論的プロセスは、埋
められる各層に関して繰り返される。
【0118】候補が評価されるとき、その重みは、次の
ものの関数になる。
【0119】・段階的送り順序(これは、可変送りプリ
ントモードを支援することができる方法である)。 ・発射しているパスの数(これは、パス依存ノズル重み
づけを支援することができる方法である。) ・一般に、ある一定のパスで発射するとき、ある一定の
ノズルの重みに他の因子が影響を及ぼすことがある。
【0120】第2の層、第3の層などによって拒否され
たノズルも、優先順位リストの一番下に移される。すな
わち、最初に拒否されたノズルは、もうリストの一番下
になく、したがって選択される可能性がある。
【0121】また、もう1つの基準はリヒート・プロセ
スに関係し、すなわちプリントモードに選択されたキャ
リッジ速度によって、1つのノズルが隣り合った2つの
位置で発射できないことを決定することができる。すな
わち、十分に速いキャリッジ速度で印刷するときに、ノ
ズル1がレベル2のために位置Xで発射するように選択
された場合は、同じノズルが任意のマスク・レベルのた
めに位置X+1で発射することはできない。
【0122】このノズルは、優先順位リストの一番下に
下げられず、ノズルが発射しないようにする唯一の方法
であるため、リストから外されるだけである。この絶対
的な拒否は、発射頻度の制限に基づいてのみ行われ、し
たがってノズル1は位置X+2で再び発射することがで
きることに注意されたい。
【0123】これは、ノズルが発射されないことを確実
にすることができる唯一の時間であり、目的が列全体
(誤り隠蔽の事例であったように)ではなく単一位置を
考慮するためであるため重要である。同じプレクック・
マスクからの同じプロセスをプリンタ内のすべての印字
ヘッドに繰り返すことができ、各事例において対応する
ノズル重みづけが検討される。
【0124】様々な印字ヘッドのノズル重みづけがすべ
て1000に設定された場合でも、2つのマスクが異な
って見えるように、マトリクス・シフトなどのその他の
技術を利用することができる。この点に関して詳しく説
明された好ましい実施形態における革新のいくつかを次
のようにまとめることは有用なことがある。
【0125】・可変用紙送りを使用するため、1列に印
刷するN個のノズルの組合せ(Nは、パス数である)
が、マスク全体に固有であることがある。以前と比較す
ると、マスク全体にN個のノズルの組合せがN回繰り返
された。 ・誤り隠蔽を使用する必要がなくなる。その代わりに、
各ノズルに、その公称使用量の0〜100パーセントの
印刷確率を与えることが好ましい。この新しい概念のノ
ズル重みづけは、パス依存ノズル重みづけを提供するた
めに帯(swath)により変化すると有利である。 ・あるノズルがその公称使用量以下で印刷するとき、他
のノズルがその差を補う。そのような他のノズルは、公
称以下のノズルの動作の一部しか補うことができないた
め、正確にはバックアップ・ノズルではない。以前は、
1つまたは複数のバックアップ・ノズルが、元のノズル
の機能全部と交換されていた。 ・ノズルがその公称使用量以下で印刷するとき、可変送
りのために、最大N(N−1)個のノズルが補うことが
できる。以前は、N−1個のノズルしか補償に加わるこ
とができなかった。 ・ノズル管理のそのようなすべての形態を、マルチレベ
ル印刷すなわち数の液滴が同じセルに発射される印刷の
ために実現することができる。 ・すべてのそのような機能を支援するマスクを2つの完
全に独立したステップで生成することができる。第一の
ステップは、計算コストが高いが、プリンタ内のすべて
の印字ヘッドに共通である。これは、プリンタの内部ま
たは外部で生成することができ、マスクのテクスチャな
らびにすべての可能な組合せを提供する(第1のレベル
のみNro wscolumnsの組み合わせ)。第2のステップ
は、印字ヘッド依存であるが、計算労力の点でははるか
に少なく、1回印刷出力する前ごとに実行することがで
きる。これは、ランダム化機能の使用によってセルごと
に計算されたノズル管理機能を提供する。
【0126】したがって、プレクック・マスク機能は、
任意の印刷媒体送りのために、マスクの1列ごと(場合
によっては、単一位置ごと)に異なるノズル使用量の変
調を可能にする。有利に一般的でかつ不変の初期のプレ
クック段は、印字ヘッドの状態と他の状態に動的に適応
するセルごとのアルゴリズムが後に続くことが好まし
く、きわめて頻繁かつ迅速に実行することができる。
【0127】4.ポップアップ・マスク この開示は、プレクック・マスクの生成をより適切に制
御する新しい方法を提供する。
【0128】マスクにそれぞれ独立したノズルが使用さ
れる方法の改良において、プレクック・マスクが発明さ
れた。プレクック・マスクは、きわめて短時間にノズル
重みづけを再計算することに成功しているが、構文的命
令からのプレクック・マスクを生成することはまだ困難
なようである。
【0129】これは、パス数と同じ数の層がプレクック
・マスクのために定義されるという事実によるものであ
り、構文からマスク生成を導く数学的変換の組全体で各
命令がどのようにはたらくかを予測するのがきわめて困
難になる。また、様々なペンのマスクがどのように相互
作用するかを指定するのが困難である。
【0130】本発明の主な目的は、プレクック・マスク
の設計をより適切に制御することである。ハンドメイド
・プレクック・マスクが、より大きいプレクック・マス
クに使用されたときと同じリヒート・プロセスに送られ
るため、ハンドメイド・プレクック・マスクを実質的に
拡大するプロセスが必要である。これは電子レンジ内の
ポップコーンと似ており、ハンドメイド・プレクック・
マスクが、ポップアップ・プロセスによって変形され
る。
【0131】最初に、本発明は、従来のハンドメイド・
マスク方法に戻る。説明したすべての方法の問題点と長
所を認識することにより、それぞれの最良の形態を有す
ることが望ましい。
【0132】したがって、以下のアルゴリズム(図9)
が実行される。
【0133】1.設計者は、プレクック・マスク・フォ
ーマットに従う小さいマスク(ハンドメイド方法)を作
成する。パスがNの場合、大きさがNxN画素でNの層
を有するマスクが生成される可能性のある。これは、A
と呼ばれる。
【0134】2.マスクAは、すべての印字ヘッドに複
製され(したがって、P回)、設計者が必要とする変換
および/または回転が適用される。また、このプロセス
は手作業であり、所与のパスにおける色間のドット配置
のきわめて適切な制御を可能にする。
【0135】これで、AからP個のマスクが得られる。
これらは、B1、B2...Bpと呼ばれる。これらのマスク
は、プレクック・マスクに対応するフォーマットを有す
るため、そのように呼ばれることがある。
【0136】必要なバイト数は、PxN3である。P=
6でN=8の場合、メモリの総量は、3キロバイトであ
る(従来のプレクック法によって提供される2メガバイ
トと比較されたい)。これらは、ポップアップ・プロセ
スに送られるデータである。
【0137】3.マスクB1は小さいので、従来のプレ
クック・マスクのサイズを達成し、C1マスクを得るた
めに何回も複製しなければならない。これは、ポップア
ップ・プロセスと呼ばれるプレクックとリヒートの間の
新しい中間プロセスである。
【0138】4.さらにポップアップ・プロセスにおい
て、複製されたマスクC1にノイズが注入される。すべ
てのマスクに同じノイズが注入されることが好ましく、
それにより導入されるペン間の従属が維持される。
【0139】ノイズの注入は、候補リスト内でいくつか
の候補を下にポップする処理からなる(図10)。この
ノイズは、ポップアップ・プロセスとそれに続く何らか
の決定された確率分布関数によって自動的に生成するこ
とができ、あるいはラムダ・マトリクス、Λマスク、L
AMBDA−MASKなどのマトリクスの形でマスク設
計者から直接送られることがある(本文書では、通常す
べての大文字で表される)。
【0140】5.この時点で、従来のプレクック・マス
クと類似しかつ従来のリヒート・プロセスによって処理
する用意ができた一組のD1マスクがある(すなわち、
ノズル重みづけ、頻度制約、パリティ制約を適用するこ
とによって)。この結果、最終シェーク・マスクE1
得られる。
【0141】本発明の目的は、プリントマスクを生成す
る方法を改良することである。
【0142】目標: ・プリントマスク設計の制御性を高める。 ・規則的マスクからファジー・マスクへの漸進的な移
行。 ・ノズル重みづけがマスクをさらにファジーにしない。 ・必要メモリを少なくする。マスクがキャッシュに適合
する。 ・他の熟練工へのエクスポート。
【0143】次に、本発明の好ましい実施形態の核心部
を説明する。
【0144】1.プレクック・マスク、ハンドメイド、
小さい(たとえば、8x8x8−図14の左端を参
照)。
【0145】2.ペン1つに1つのプレクック・マス
ク。そのようなマスクは、まだ小さく理想的であり(あ
いまいでない)、完全に設計者の制御下にある(図14
の中心と右端を参照)。全メモリ:6つのペンx8x8
x8=3キロバイト。
【0146】3.シェーク内へのデータ:6つのプレク
ック・マスク(SCMフォーマット)とクッキング変数
(cooking variable)と用紙送りおよび第1ノズル情
報。任意にランダム・マスク。
【0147】
【数1】
【0148】4.上のすべてのデータがリヒート/クッ
キング・プロセスに送られる場合は、次のこと行う。
【0149】4a.プレクック・マスクがフルサイズ
(すなわち、クックマスク・サイズと等しい)、RAN
DOM=0、LAMBDA−MASKがない場合は、伝
統的リヒート処理(既に実現されたもの)に直接進む。
下のステップ6。
【0150】4b.プレクック・マスクがより小さい場
合は、最終サイズまでそれをタイル状に並べる。
【0151】4c.LAMBDA−MASKを適用す
る。
【0152】5.LAMBDA−MASKを適用する。 5a.LAMBDA−MASKが最終サイズより小さい
場合は、それをタイル状に並べる。
【0153】5b.LAMBDA−MASKがない場合
は、それを作成する。 LAMBDA−MASK(i)(j)=最低(ランダム
(「指数関数的」,ラムダ)); LAMBDA−MA
SK∈(0,パス1なし)
【0154】すなわち、0から(パス−1の数)までの
乱数が生成され、次に以下のような負の指数分布関数
(図15)に従う。
【0155】
【数2】
【0156】5c.この時点で、 1_マトリクス=最低(ランダム「指数関数」,0.
7,12,12) 1_マトリクス=
【表1】
【0157】(本文書で使用される構文のいくつかは、
Matlab(登録商標)として知られる市販のソフト
ウェア・パッケージのものである。) LAMBDA−
MASKが外部からのものである場合、任意の分布関数
を使用することができることに注意されたい。
【0158】これらの数の意味は何であろうか。1つの
意味は、最良候補xを下にポップすることである。一般
にX=0であり、したがって最終マスクは、元のプレク
ック・マスクとそっくりである。X=1のとき、もとの
プレクック・マスクにノイズが追加され始める。
【0159】もう1つの意味は、ここでは前述のものよ
りも優先され、X番目の候補(X∈[0,N−1])を
一番上にポップすることである。その中間のもの、すな
わちそのx番目のものより上にある候補はすべて1位置
だけ下がる。
【0160】適切なLAMBDA−MASKを適用する
か、試行錯誤によりRANDOMを変化させることによ
って、ある程度のノイズのあるマスクを作成することが
できる。その結果、完全で規則的なプリントマスクから
ファジーなマスクまで連続したものが得られる。
【0161】また、規則的マスクを作成していた候補
は、候補リスト内の所与の位置に関して1つの位置だけ
下にポップされることに注意されたい。ノズル重みづけ
が適用される場合は、その候補をもう1度選択すること
ができ、したがってランプおよび誤り隠蔽領域が平均よ
りもノイズが多くならずに規則的形状になる。
【0162】このプロセスを別の観点からまとめると、
好ましいポップアップ方法において、基本的に、Λマス
クまたはLAMBDA−MASKは、Xの値を提供す
る。LAMBDA−MASKでは、0からN−1までの
値が、指数関数分布に従って分散され、ここで、Nはポ
ップアップ・マスクの層の総数である。この分布では、
上のマトリクスの例に示したように、比較的多数の値が
ゼロである。
【0163】LAMBDA−MASKは、そのようなマ
スクの多くのそれぞれの値がそのような分布となるよう
に自動または手動で設計することができる。図16に示
唆したように、のすべての値に関してΛ(
)=0の場合は、何も行われず、すなわちノイズは注
入されない。
【0164】値が0より大きい場合は、ノイズが注入さ
れる。通常、デフォルトでx=0の場合、ノイズの注入
は行われない。好ましい実施形態において、セルのわず
かな部分だけがノイズの注入を受ける。
【0165】適切な統計が作成された場合、Λマトリク
ス内の値は、図17のグラフと同じようになり、0で最
大になる。したがって、0は、Λマスク内の最も普通の
値である。たとえばMatlab(登録商標)手法によ
り、Λマスクを手動または自動で埋めて定義することが
できる。
【0166】すべてのプレクック・マスクに同じLAM
BDA−MASKを適用した後、ある程度のあいまいさ
を有する新しいプレクック・マスクが得られる。しか
し、それらにはまだ元の規則的な構造が多く残ってい
る。
【0167】元のプレクック・マスクにあったペン間の
検討事項を維持するために、同じLAMBDA−MAS
Kが適用される(すなわち、必要に応じて、ある画素上
にパス1でMをパス2でCを印刷するために、パス2の
Mとパス3のCに変更することはできるが、Mをパス2
に変更しパス2でCを印刷し続けることはできない)。
【0168】6.伝統的リヒート処理 これにより手順は通常の状況に達する。すなわち、所与
のペンの場合、フルサイズでファジーなプレクック・マ
スクがあり、ノズル・マップと周波数およびパリティの
制限が適用される。
【0169】しかしながら、新しい変数を検討する必要
がある。すなわち、マスク列とパス数とノズルの間の対
応を作成するときに、手順は、行う段階的進行の他に、
印刷する第1のノズル(必ずしもノズル1ではない)を
検討しなければならない。したがって、1パスあたりの
ノズル重みづけを調整しなければならない。
【0170】7.最終マスク変換 以前、マスクは、それぞれ異なるペンごとに右に32位
置だけずらされていた。ステップ5がスキップされない
限りこれは行われない(すなわち、従来のスタイルのプ
レクック・マスクでまだ作業している場合は、従来の手
順が使用され、そうでない状況では、このステップはな
い)。
【0171】8.テスト印刷 チェックを容易にするために、プリンタ内のShake
smallが、LAMBDA−MATRIXを検査に利
用できるようにしなければならない。また、各ペンごと
のマトリクスを作成することが有用であり、元の規則的
マスクから修正されたすべての画素を示す(すなわち、
LAMBDA−MASKまたはノズル重みづけによる影
響を受けたすべての画素に1をマークする)。
【0172】これは、当業者が容易に作成することがで
きる単純な作表スクリプトを使用することによって行う
ことができる。発明者は、ヒューレット・パッカード社
の簡単な内部ソフトウェア・ユーティリティでこれを行
った。
【0173】次に、新しいポップアップ方式をまとめ
る。 1.ポップアップと呼ばれる新しいプロセスは、前より
も実質的に小さい(3kB対2MB)新しいフォーマッ
トのプレクック・マスクを使用することができる。
【0174】2.ポップアップ・プロセスは、小さいプ
レクック・マスクを複製する処理とノイズを注入する処
理からなり、それによりマスクがそれ以上は規則的にな
ることはない。
【0175】3.同じかまたは異なるノイズ・パターン
を異なるマスクに注入することができる。好ましい実施
形態は、同じノイズ・パターンを使用することである。
これにより、ノイズを注入した後でもペン間の相互作用
を制御することができる。
【0176】4.ノイズ・パターンは、ユーザが二次元
マトリクスの形で直接定義するか、ポップアップ・アル
ゴリズムによって生成することができる。後者の場合、
ユーザは、規則的マスクとランダム・マスクの間の連続
的推移を提供する数を1つだけを指定しなければならな
い(すなわち、ノイズ・パラメータが0の場合、マスク
はまだ規則的であり、ノイズ・パラメータが大きいほど
マスクのノイズが多くなる)。
【0177】5.ノイズ注入方法は、デフォルト・ノズ
ルが候補として廃棄されたときに、リスト内の次の候補
がマスクをさらに規則的にすることがあるという意味
で、ノズル重みづけ方法を補足するものである。すなわ
ち、ノズル重みづけアルゴリズムが過度のノイズをマス
クに加える手段でなくてもよくなる。
【0178】6.この方法により、ハンドメイド・マス
クの長い伝統を有する熟練工が、ファジー・マスクに移
行しやすくなる。
【0179】5.本発明のハードウェアとプログラムの
実施態様 図12のブロック図で詳細に考察する前に、この図面の
一般的な方向づけを行う。図12において、中央を横切
り右端の印刷段4A−51を含むほとんどの部分70、
73、75〜78は、一般に従来のものであり、図1〜
図3と同じようなインクジェット・プリンタ/プロッタ
における本発明の状況を表す。
【0180】図12の残りの中央部分と上側部分は、特
に本発明に関係する。以下で、それらの部分について検
討する。
【0181】次に詳細に移ると、ペンキャリッジ・アセ
ンブリは、インク18を放出しながら左17に移動して
いるときを20(図12)で、インク19を放出しなが
ら右17に移動しているときを20′で別々に表され
る。20と20′は両方とも同じペン・キャリッジを表
していることを理解されたい。
【0182】前に説明したディジタル・プロセッサ71
は、プラテン・モータ42へのプラテン駆動制御信号4
2Aと、キャリッジ駆動モータ31へのキャリッジ駆動
制御信号31Aによって調整された正確なタイミングで
ペンを発射させる制御信号20Bを提供する。プロセッ
サ71は、そのようなキャリッジ駆動信号31Aを、エ
ンコーダ37から提供されるエンコーダ信号37Bから
得られるキャリッジの速度と位置に関する情報に部分的
に基づいて発生させる。
【0183】(ブロック図において、示したすべての信
号は、関連付けられた左方向の矢印で示されたようなセ
ンサから戻される情報37Bを除いて左から右に流れ
る)したがって、コード・ストリップ33は、 各方向
において、すなわち左から右(順方向20′)または右
から左(逆方向20)のキャリッジ・アセンブリの走査
中にきわめて高い精度でカラー・インク滴を形成するこ
とを可能にする。
【0184】新しい画像データ70は、従来、コントラ
ストおよびカラー調整または修正モジュール76と演
出、倍率変更などのモジュール77を含むことができる
画像処理段73に受け取られる191。
【0185】画像処理モジュールを通る情報193は、
次に、一般に特定のパスおよびノイズを指定するための
段61を含むプリンマスク・モジュール74に入る。後
者の段61は、一般に、従来の機能を実行するが、本発
明のいくつかの態様により、プリントマスクをスタック
のマトリクスとして定義または作成する手段171を含
む。
【0186】また、プリントマスク・モジュール74の
一部は、プリントマスク・マトリクスのスタックを回転
させる手段84である。作成手段171において確立さ
れたマトリクス構造は、この文書の前の「課題を解決す
るための手段」とさらに上のセクション3および4に示
したように、回転手段84によって調整または構成され
る187。
【0187】回転手段84を駆動するための情報は、図
12のセンサ51によって読み取るためのノズル・テス
ト・パターンを印刷する(あるいは好みに応じて、たと
えば処理中に液滴を直接検出する光学検出器(図示せ
ず)にインク滴を選択的に排出する)ために最終出力段
78を制御する80モジュール63によって導出され
る。得られるセンサ信号65は、測定モジュール72に
おいて監視される。
【0188】このモジュールは、センサ信号を読み取る
プログラム81と、信号を測定するもう1つのプログラ
ム段82によって動作し、ある信号を他の信号と比較し
て、インク塗布レベルを決定し、それにより印字ヘッド
の各帯の動作を決定する。そのような測定の結果は、制
御段83で操作され、前に紹介した回転手段84の動作
信号68が得られる。
【0189】本発明のいくつかの動作ブロック63、7
2、83、61、84によって表された手段、ならびに
従来のモジュール73、74、74、78、また帯特性
変更機能171、176、181は、集積回路71内に
実現される。本文書に提示された機能の説明と帯ダイア
グラムが提供された場合、当技術分野に熟練したプログ
ラマは、回路の動作のための適切なプログラムを作成す
ることができる。
【0190】周知のように、集積回路71は、たとえば
特定用途向け集積回路(ASIC)のようにプリンタ自
体の一部分でもよく、あるいは読取り専用メモリ(RO
N)内のプログラム・データでもよく、あるいは動作中
にハードドライブから命令を読み取る汎用コンピュータ
の中央処理装置(CPU)内にプログラムされる動作モ
ジュールの構成の一部分でもよい。
【0191】最も一般的に、回路は、複数のそのような
種類の装置に共用される。最新のさらにもう1つの代替
は、コンピュータまたはプリンタに能力以上に割り当て
るのを防ぐために使用されるたとえばいわゆる「ラスタ
画像プロセッサ」(RIP)などの部の独立した製品で
ある。
【0192】動作において、システムは、適切に、すな
わちファームウェアまたはソフトウェア実装の場合にメ
モリから命令を読み取ることにより、あるいはASIC
などの実装の場合には専用ハードウェアを単に作動させ
ることによって、最初にその操作プログラムを取り出す
101(図13)。そのように作成または初期化した
後、方法は、プリントマスクの生成102に進む。
【0193】これは、マスクの確立103、マトリクス
構造の確立100、非機能決定115、ならびに前の段
103、100、115で行われた特定の準備にしたが
ったマトリクスからのバックアップによる個々の値の交
換118の4つの主なサブステップを含む。そのような
4つの主なサブステップのうちの2番目と4番目、すな
わちマトリクス確立モジュール100と置換モジュール
118のそれぞれに、プロセスの3つの別々の平行な縦
の列が現われる。
【0194】そのような列は、左から右に、前に説明し
た3つの動作モード、すなわち「バックアップ・マトリ
クス」、プレクック・マスク、「ポップアップ・マス
ク」にそれぞれ対応する。以上、ポップアップ・マスク
に関して最も特定的に説明した、非機能決定段115内
のプロセスは、一般に、これらのモードのうちの後の2
つに適用可能である。
【0195】最後に、装置は、操作ステップ125、1
26の繰返し127により印刷124を続ける。以上に
鑑みて、当業者には図13の詳細が自明であると思われ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のある一定の好ましい実施形態でありか
つそれを含むプリンタ/プロッタの斜視図または等角図
であり、本発明は、消費市場における小さいデスクトッ
プ・タイプのプリンタに等しく適用可能である。
【図2】特に図1のプリンタ・プロッタ内の印刷媒体送
り機構を含む印刷エンジンの一部分の拡大した類似の図
である。
【図3】印刷エンジンのより大きい部分の拡大率の低い
類似の図である。
【図4】画像をカバーする比較的小さいプリントマスク
の従来のタイルを示すきわめて概略的な斜視図であり、
各タイルは単一の共通マスクと同一であり、各プリント
マスク要素は、マスクがタイル状に並べられた各ポイン
トにおける1つの単一ハーフトーン位置に対応する。
【図5】本発明の2次元「バックアップ・マトリクス」
の形による欠陥ノズル位置に丸をつけたプリンマスクと
その単一バックアップ・アレイの図である。
【図6】本発明の図5の形態を実現するためにプリント
マスクとバックアップ・マトリクスを同時に設計するフ
ローチャートである。
【図7】主要プリントマスクが完成した後の別の設計の
バックアップ・マトリクスの他は類似のチャートであ
る。
【図8】本発明の「プレクック・マスク」の形態により
候補シーケンスの3次元マトリクスまたは「スタック」
として構成された4パス・プリントモードのプリントマ
スクである。
【図9】本発明の「ポップアップ・マスク」の形態にに
よりマスクを作成する手順の4つ(または5つ)の段階
を表す概念的またはきわめて概略的な一連の5つの図で
ある。
【図10】図8と概略似ているが、代わりに図9のマス
ク生成手順の第4の段階を示す図である。
【図11】本発明の図9と図10のポップアップ・マス
クによりプリントマスク生成を初期化する例示的な設定
ファイルの一部分の図である。
【図12】好ましい実施形態のプログラム実行回路内の
機能ブロックに焦点を当てる概略的ブロック図である。
【図13】本発明のいくつかの方法態様の好ましい実施
形態の動作を示すプログラムのフローチャートである。
【図14】ポップアップ手順の最初の2つの段階を示す
きわめて概略的な図である。
【図15】乱数の生成に使用される負の指数分布関数の
おおざっぱなグラフである。
【図16】ラムダ・マトリクスがポップアップ・プロセ
スを進める様子を示すきわめて概略的な図である
【図17】より好ましい異なる「ポップバック」方法の
他は図8および図10と類似した図である。
【符号の説明】
2 窓 3 左側ポッド 4 印刷媒体ロール・カバー 4A 印刷媒体 5 印刷媒体の収納器 6 格納棚 7 入口 8 レバー 11 フロントパネル表示部 12 制御部 13 右側ポッド 14 スタンバイ・スイッチ 20 ペン保持キャリッジ・アセンブリ 23〜26 ペン 31 モータ 32,34 二重支持ガイド・レール 33 エンコーダ・ストリップ 35 駆動ベルト 36 エンコーダ・ストリップ 37 センサ 41 円筒形プラテン 42 モータ 43 ウォーム 44 ウォーム・ギア 51 自動光電式センサ 56 見本 82 アルゴリズム制御
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホアン・マヌエル・ガルシア スペイン国バルセロナ,サンクガットデル バレス,08190,アビングダ・フランシェ スク・マシア 72, 3イーアール,4エ ー (72)発明者 エリザベス・ザパタ スペイン国バルセロナ,ルビ 08191,ピ タゴラス 3ビー,アティコ 1 (72)発明者 イザック・バハラブ アメリカ合衆国カリフォルニア州95124− 1340,サンノゼ,セント・ローレンス・ド ライブ 2548 (72)発明者 ドロン・シェイクド イスラエル国34361,ハイファ,マプ・ス トリート 16エー (72)発明者 サンティアゴ・ガルシア スペイン国バルセロナ 080006,シー/タ ベルン,25,エー・ティ3エー

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】逐次印刷に使用するプリントマスク処理方
    法であって、 プリントマスクを確立する段階と、 前記プリントマスク内の個々の値が機能しないことを決
    定する段階と、 事前にプログラムされた手順に従って前記機能しない個
    々の値を適応させる段階とを含む方法。
  2. 【請求項2】前記プリントマスク内の値の対応するバッ
    クアップ・エントリのマトリクスを確立する段階をさら
    に含み、 前記事前にプログラムされた手順が、前記個々の決定し
    た機能しない値だけを、前記マトリクスからの対応する
    個々のバックアップ・エントリだけと個別に交換する段
    階を含む請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記プリントマスクの複数の位置にそれぞ
    れ使用される複数の印刷要素と共に使用するために、 前記バックアップ・エントリのマトリクスが、実質的に
    各印刷要素の位置依存バックアップを提供する請求項2
    に記載の方法。
  4. 【請求項4】さらに、他のバックアップ・エントリの第
    2のバックアップ・マトリクスを確立する段階と、 前記最初に述べたマトリクス内の個々の値が機能しない
    ことを決定する段階と、 前記最初に述べたマトリクスの前記個々の決定された機
    能しない値だけを、前記第2のバックアップ・マトリク
    スからの対応する個々のバックアップ・エントリだけと
    個別に交換する段階とを含む請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記プリントマスクを確立する段階が、前
    記プリントマスク内の位置に関する対応するエントリの
    スタックのマトリクスの形でプリントマスクを確立する
    段階を含み、さらに、 前記マトリクス内の対応するスタックから個々のエント
    リを選択することによって、それぞれプリントマスク内
    の実質的に各位置に関するエントリを個別に選択する段
    階と、前記プリントマスク内の実質的に各位置にあるそ
    れぞれ個別に選択されたエントリを使用して画像を印刷
    する段階とを含む請求項1に記載のプリントマスク処理
    方法。
  6. 【請求項6】前記プリントマスクを確立する段階が、前
    記プリントマスク内の値に関する対応するバックアップ
    ・エントリのスタックのマトリクスを確立する段階を含
    み、 前記事前にプログラムされた手順が、前記個々の決定さ
    れた機能しない値だけを、前記マトリクス内の対応する
    スタックからの対応する個々のバックアップ・エントリ
    だけと個別に交換する段階を含む請求項1に記載のプリ
    ントマスク処理方法。
  7. 【請求項7】前記置き換える段階が、選択のために前記
    スタック内のエントリを回転する段階を含む請求項5ま
    たは6に記載の方法。
  8. 【請求項8】複数の個別の印刷要素と共に使用するため
    に、前記置き換える段階が、 それぞれ個々の印刷要素を前記スタック内の各エントリ
    と関連付ける段階と、 前記関連付けた印刷要素とそれぞれの数値的重みを同一
    視する段階と、 前記スタック内の各エントリに、前記同一視した数値的
    重みに関連する選択確率を適用する段階とを含む請求項
    5または6に記載の方法。
  9. 【請求項9】前記適用された選択確率によって最初に拒
    否された要素が、回転で前記スタックの一番下に移動さ
    れ、 それにより、最初に拒否された要素が、再検討のために
    後でスタックの一番上に回転することができる請求項8
    に記載の方法。
  10. 【請求項10】前記決定した機能しない要素に比較的低
    い数値的重みを割り当てる段階と、 プリントマスク・スタック内の対応する値に比較的低い
    選択確率を適用する段階とをさらに含む請求項9に記載
    の方法。
  11. 【請求項11】前記数値的重みよりも高い権限レベルを
    提供する発射頻度制限を反映するようにプリントマスク
    を修正する段階とを含む請求項5または6に記載の方
    法。
  12. 【請求項12】前記プリンタが印刷するときに、前記マ
    スクが、使用するために生成されるか取り出され、次に
    使用前に、実質的に各位置におけるスタックの回転によ
    って処理される請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】前記プリントマスクを確立する段階が、 種子プリントマスクを確立する段階と、 前記確立された種子プリントマスクをタイル状に並べ
    て、緊密に関連付けられたプロパティを有するより大き
    いプリントマスクを作成する段階と、 より大きいプリントマスクにノイズを注入して、タイル
    状に並べる段階で高まる規則性を防ぐことによって、規
    則性の小さいプリントマスクを形成する段階とを含み、 さらに、画像の逐次印刷において規則性の小さいプリン
    トマスクを使用する段階を含む請求項1に記載のプリン
    トマスク処理方法。
  14. 【請求項14】前記使用する段階が、前記画像の一部分
    に特定のパス数で印刷する段階を含み、 前記確立する段階が、ほぼ立方体のマスクの作成を含
    み、それぞれの側面が、前記特定のパス数とほぼ等しい
    数の画素または層である請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】前記マスクの作成が、パス数の選択肢の
    スタックのマトリクスを形成する段階を含み、前記選択
    肢がぞれぞれ、関連した所望の使用確率を有し、 前記使用する段階が、スタックの一番上にある各選択肢
    を確率的に評価する段階を含み、各選択肢が、前記評価
    で拒否され、 前記使用する段階が、さらに、あるスタック内の選択肢
    が拒否された場合に、前記あるスタックを特定方向に回
    転させて、異なる選択肢を前記あるスタックの一番上に
    する段階を含む請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】前記ノイズを注入する段階が、前記より
    大きいプリントマスク内の選択されたスタックを回転さ
    せる段階を含む請求項13に記載の方法。
  17. 【請求項17】前記あるスタックの特定方向への回転
    が、前記種子プリントマスク内の前記あるスタックの位
    置から始まり、ランダム性を減少させる傾向がある請求
    項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】複数の印字ヘッドと共に使用するため
    に、 前記確立する段階が、前記複数の印字ヘッドのそれぞれ
    の種子プリントマスクを定義する段階を含み、 前記タイル状に並べる段階が、それぞれの種子プリント
    マスクをタイル状に並べて前記複数の印字ヘッドのそれ
    ぞれのための大きいプリントマスクを作成する段階を含
    み、 前記ノイズを注入する段階が、前記それぞれのより大き
    いプリントマスクにそれぞれノイズを挿入する段階を含
    む請求項13に記載の方法。
  19. 【請求項19】前記ノイズを挿入する段階が、 前記それぞれのより大きいプリントマスクに実質的に同
    一のノイズを挿入する段階を含む請求項18に記載の方
    法。
  20. 【請求項20】前記それぞれのプリントマスクを定義す
    る段階が、 単一の種子プリントマスクを複製して、複数の印字ヘッ
    ドごとの種子プリントマスクを形成する段階と、 それぞれの種子プリントマスクを修正して、その印字ヘ
    ッドのそれぞれの要件を適応させる段階とを含む請求項
    18に記載の方法。
  21. 【請求項21】画像の逐次印刷に使用する装置であっ
    て、 プリントマスクを、前記プリントマスク内の位置の対応
    するエントリのスタックのマトリクスの形で定義する手
    段と、 必要に応じて各スタックを回転させて、前記プリントマ
    スク内の実質的に各位置のエントリを個別に選択する手
    段と、 選択したエントリを使用して前記画像を印刷する手段と
    を含む装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015522455A (ja) * 2012-07-31 2015-08-06 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー.Hewlett‐Packard Development Company, L.P. プリントヘッドを用いて印刷するための方法
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