JP2001276855A - 排水の処理方法 - Google Patents

排水の処理方法

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JP2001276855A
JP2001276855A JP2000092647A JP2000092647A JP2001276855A JP 2001276855 A JP2001276855 A JP 2001276855A JP 2000092647 A JP2000092647 A JP 2000092647A JP 2000092647 A JP2000092647 A JP 2000092647A JP 2001276855 A JP2001276855 A JP 2001276855A
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gas
liquid
treatment
wastewater
processing
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Yusuke Shioda
祐介 塩田
Takaaki Hashimoto
高明 橋本
Shigeji Yoneshima
茂治 米島
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Nippon Shokubai Co Ltd
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Nippon Shokubai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】排水の浄化性が高く、また処理コストも低く抑
えることができる新規な排水の処理方法を提供する。 【解決手段】排水が液相を保持する圧力下、該排水を8
0〜370℃に加熱して酸素含有ガスの供給のもとに酸
化処理および/または分解処理する方法において、該排
水を気液上向並流で処理した後、固体触媒を用いて気液
下向並流で更に処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化学プラント、電
子部品製造設備、食品加工設備、金属加工設備、金属メ
ッキ設備、印刷製版設備、発電設備、写真処理設備等の
各種産業プラントから排出される排水やし尿、下水など
の生活排水などの種々の排水を浄化処理するのに用いら
れる。さらに本発明は、排水を浄化処理し、その処理水
を再利用するのにも用いられる。この中でも、特に本発
明は、各種産業プラントから排出される排水の浄化処理
および/または処理水の再利用に用いられる。また本発
明は、排水を加熱処理する処理方法の設備コストおよび
ランニングコストを低減し、なおかつ排水の浄化性を向
上し、排水処理の運転操作を容易にすることにも利用さ
れる。
【0002】
【従来の技術】従来、排水を処理する手段としては、生
物処理法、燃焼法、湿式酸化法などが広く知られてい
る。生物処理法では、余剰汚泥などの副産物が発生する
ため、その処理が問題であったり、処理困難な排水が多
く存在するなどの問題がある。また燃焼法では、燃料と
して化石燃料を燃焼させるため資源の浪費であるばかり
か、近年地球温暖化の問題でクローズアップされている
二酸化炭素の排出量が増加するなどの問題がある。
【0003】一方、加圧下に加熱処理することで排水を
浄化できる湿式酸化法は、上記のような問題がなく、非
常に優れている。だが、排水の処理性能向上のために、
排水の処理条件が高温高圧と過酷な処理条件とする必要
がある時や処理時間を長くとる必要がある時には、排水
処理装置が大型化し、ランニング費も高騰するものであ
った。また、排水の処理性能は、より一層の向上を要求
されるものであった。この問題を解決するために、固体
触媒を用いた湿式酸化法が提案されている。
【0004】固体触媒を用いた湿式酸化法には、固体触
媒層を気液上向並流で処理する方法や気液下向並流で処
理する方法、また気液向流で処理する方法など種々の方
法が、適宜選択され実施されている。さらに、設備コス
トやランニングコストを低減するため、排水の浄化性を
向上するため、さらには固体触媒の耐久性を向上するた
めに、固体触媒で排水を処理する前に、排水を固体触媒
のない条件下において、湿式酸化処理することが効果的
である場合が多い。しかし、固体触媒を用いた湿式酸化
法を気液下向並流で行う場合、固体触媒を用いない湿式
酸化処理を気液下向並流で行うことは困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
問題点を解決することができる方法を提供することにあ
る。すなわち、排水の処理性能をより一層向上できる新
規な排水の処理方法を提供することにある。この場合、
排水の処理設備は大型化することなく、また設備費も低
減することにある。また排水の処理費も低減することに
ある。
【0006】さらに、本発明の方法で排水を処理した後
の処理水は、他の用途にも用水として再利用できるとこ
ろの資源のリサイクルとの面からも優れた新規な排水の
処理方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の課題
を解決するために鋭意研究の結果、排水が液相を保持す
る圧力下、該排水を80〜370℃に加熱して酸素含有
ガスの供給のもとに酸化処理および/または分解処理す
る方法において、該排水を気液上向並流で処理した後、
固体触媒を用いて気液下向並流で更に処理を行う新規な
排水の処理方法を見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、無触媒での気液上向並流での湿式酸
化処理と、固体触媒を用いた気液下向並流での湿式酸化
処理とを組み合わせて行うものであり、好ましくは1基
の反応塔内で実施するものである。また、好ましくは気
液上向並流の処理層上部と気液下向並流の処理層上部と
の間を、気液導通管で連結するものである。また、好ま
しくは気液上向並流と気液下向並流との間で気液分離を
行うものである。
【0008】かくして本発明は、以下のごとくの排水の
処理方法を提供する。
【0009】(1) 排水が液相を保持する圧力下、該
排水を80〜370℃に加熱して酸素含有ガスの供給の
もとに酸化処理および/または分解処理する方法におい
て、該排水を気液上向並流で処理した後、固体触媒を用
いて気液下向並流でさらに処理することを特徴とする排
水の処理方法。
【0010】(2) 気液上向並流と気液下向並流での
処理を、1基の反応塔内で実施する上記(1)に記載の
方法。
【0011】(3) 気液上向並流の出口と気液下向並
流の入口との間を、気液導通管で連結する上記(1)も
しくは(2)に記載の方法。
【0012】(4) 気液上向並流と気液下向並流との
間で気液分離を行う上記(1)〜(3)に記載の方法。
【0013】以下、本発明を詳細に説明する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は、排水が液相を保持する
圧力下、該排水を80〜370℃に加熱して酸素含有ガ
スの供給のもとに酸化処理および/または分解処理する
(以下、単に分解処理すると記載することもある。)方
法において、該排水を気液上向並流で処理した後、固体
触媒を用いて気液下向並流で更に処理を行うことで排水
の浄化性を高めることができる新規な排水の処理方法で
ある。すなわち、本発明は、無触媒での気液上向並流で
の湿式酸化処理と、固体触媒を用いた気液下向並流での
湿式酸化処理とを組み合わせて行うものである。以下、
具体的に個々について本発明を説明する。
【0015】本発明は、固体触媒を用いて気液下向並流
で湿式酸化処理を行う(以下、第2処理工程とも記載す
ることがある。)際、この前に気液上向並流で湿式酸化
処理(以下、第1処理工程とも記載することがある。)
を実施するものである。これによって、設備コストやラ
ンニングコストを低減することができ、また排水の浄化
性を向上することができ、さらには固体触媒の耐久性を
向上することができる。気液上向並流で湿式酸化処理す
ることで、固体触媒を用いて気液下向並流で湿式酸化処
理する排水を予め分解処理し、気液下向並流での固体触
媒の量を低減し、また固体触媒にかかる負荷をも低減で
きるものである。
【0016】特に限定されるものではないが、第1処理
工程での処理は、固体触媒を用いずに湿式酸化処理を行
うものである。固体触媒を用いずともよい程度に予め排
水を処理することで、第2処理工程での処理効果が向上
できるものである。しかしながら、第1処理工程で固体
触媒を使用してはならないものではなく、特に使用する
必要性が無いとのものである。このため、第1処理工程
での湿式酸化処理は、第2処理工程に比較して、特に液
の滞留時間が処理性能に大きく影響する。このため、第
1処理工程は、気液上向並流で処理を実施することが好
ましいものである。気液上向並流とすることで、液を反
応塔内に滞留させることが容易となる。しかし、気液下
向並流で第1処理工程を実施しようとした場合、液の滞
留時間を長くすることができる何らかの手段が必要とな
り、実施困難なものである。従って本発明は、気液下向
並流で固体触媒を用いて湿式酸化処理を行う場合におい
ても、その前に気液上向並流での湿式酸化処理を行うこ
とを提案するものである。
【0017】本発明において第1処理工程と第2処理工
程の反応塔は別々でも良く、また1基の反応塔であって
も良い。別々の反応塔であった場合、気液上向並流の第
1処理工程用の反応塔と、気液下向並流の第2処理工程
用の反応塔とを気液導通管などで連結すれば良い。すな
わち、互いの反応塔の上部を連結することで達成するこ
とができる。しかしながら、反応塔が複数ある方法は、
設備費が高く、また維持管理費も高いものとなるため、
好ましくは1基の反応塔とするべきである。すなわち、
第1処理工程と第2処理工程とが同一の反応塔であるこ
とが好ましい。
【0018】本発明において、1基の反応塔で第1処理
工程と第2処理工程を実施するには、第1処理工程の出
口と第2処理工程の入口を気液導通管などで連結する必
要がある。この連結する方法としては、気液導通管が効
果的であるが、気液別々に連結しても良く、液導通管だ
けで連結することも可能である。気液導通管で連結する
場合、気液連結管は、第1処理工程の反応層内を通して
も良いし、第2処理工程の反応塔内を通しても良く、ま
た反応塔の外部を通しても良く、特にその形態が限定さ
れるものではない。具体的には、図2に記載するような
形態や図8に記載するような形態を用いることができ
る。なお、第1処理工程の出口とは、第1処理工程の処
理層上部のことであり、また第2処理工程の入口とは、
第2処理工程の処理層上部のことである。また図8の下
部には省略したが、図2に記載した第2処理工程と同じ
形態のものが使用される。
【0019】また本発明において、1基の反応塔で第1
処理工程と第2処理工程を実施するに際し、第1処理工
程が反応塔の上部で第2処理工程が反応塔の下部であっ
ても良いし、第1処理工程が反応塔の下部で第2処理工
程が反応塔の上部であっても良く、特にその形態に限定
されるものではない。具体的には、図2および図8に記
載した第1処理工程が反応塔の上部にあるような形態や
図9記載した第1処理工程が反応塔の下部にあるような
形態のことである。
【0020】本発明では、第1処理工程と第2処理工程
との間で気液分離を実施することもできる。この気液分
離を実施する第1処理工程と第2処理工程との間とは、
第1処理工程の処理層上部であっても良いし、第1処理
工程と第2処理工程とを連結する途中であっても良く、
また第2処理工程の処理層上部であっても良く、特に限
定されるものではない。この気液分離を実施した場合に
は、第1処理工程と第2処理工程を気液別々に連結する
ことが可能となり、また液導通管だけで連結することも
可能となる。これによって、第1処理工程および第2処
理工程でのガス量をより適切な量に調節することが可能
となる。また第2処理工程での処理に、新たな酸素含有
ガスを供給することで、より酸素濃度の濃い条件で第2
処理工程を実施することができるようになる。すなわ
ち、第1処理工程および第2処理工程で適切な酸素供給
量もしくはガス量で処理が可能となるため、より処理性
能を向上することができるものである。具体的には、図
5に記載したような形態を使用することができる。
【0021】本発明において、酸化処理もしくは分解処
理とは、例えばエタノールを酢酸にする酸化処理、酢酸
を二酸化炭素と水にする酸化分解処理、酢酸を二酸化炭
素とメタンにする脱炭酸の分解処理、各種の有機物を低
分子量化する分解処理、尿素をアンモニアと二酸化炭素
にする加水分解処理、アンモニアやヒドラジンを窒素ガ
スと水にする酸化分解処理、硝酸イオンもしくは亜硝酸
イオンを窒素ガスなどにする分解処理など種々の処理の
ことである。
【0022】本発明の排水の加熱温度は、80〜370
℃であることが効果的であり、好ましくは100〜30
0℃であり、より好ましくは110〜280℃である。
370℃を越える場合には、液が液相を保持できないも
のである。一方、80℃未満である場合は、処理性能が
著しく低下するものである。また300℃を越える場合
は、液相を保持するための圧力がたいへん高く、このた
めの設備費およびランニング費が高いものとなる。また
100℃未満である場合も、処理性能が一般に低く、排
水の浄化性が低いことが多いものである。
【0023】本発明では、排水を加熱条件下にて処理す
るが、その処理圧力は、排水が液相を保持する圧力であ
れば特に限定されず、処理温度との相関性により適宜選
択される。
【0024】本発明は、特に限定されるものではない
が、種々の固体触媒を用いることができる。固体触媒を
用いることでさらに排水の浄化性を高くすることができ
る。また、処理温度が触媒を使用しない時と比較して下
げることができるため、より処理条件を穏和にでき、装
置費およびランニング費を下げることができる。この固
体触媒の種類は、特に限定されるものではないが、例え
ば、マンガン、クロム、コバルト、ニッケル、銅、セリ
ウム、銀、白金、パラジウム、ロジウム、金、イリジウ
ム、ルテニウムの群から選ばれる少なくとも1種を含有
する固体触媒であることが効果的である。これらの量は
特に限定されるものではないが、固体触媒中に0.05
〜25重量%の割合であることが好ましい。また該固体
触媒は、上記の金属以外にチタン、ジルコニウム、アル
ミニウム、ケイ素、鉄および活性炭等の中から選ばれる
少なくとも1種を含有することが好ましい。また該固体
触媒の形状は、ぺレット状、球状、粒状、リング状およ
びハニカム状から選ばれる少なくとも1種であることが
効果的であるが、特に限定されるものではない。また固
体触媒のサイズも特に限定されるものではない。例え
ば、その形状がぺレット状、球状、粒状、リング状であ
った場合、通常1〜20mm程度のサイズのものを適宜
使用することができる。またハニカム状であった場合に
も、貫通孔の相当直径が1〜20mm程度のサイズのも
のを適宜使用することができる。
【0025】本発明において、アルカリ金属イオンや無
機酸などを添加する場合、これらの添加位置は特に限定
されるものではなく、例えば、排水の原水に添加しても
よく、第1処理工程の前後もしくは第1処理工程で添加
してもよく、また第2処理工程の前後もくしは第2処理
工程で添加してもよい。また、その添加量の制御も一定
量を常に添加しても良いし、液のpHやイオン量を測定
して制御してもよく、特に限定されるものではない。ま
た排水の希釈も適宜実施することができ、その添加位置
や希釈方法等が特に限定されるものではない。
【0026】本発明に係る酸素含有ガスとは、酸素分子
および/またはオゾンを含有するガスであり、オゾンも
しくは酸素等のガスを用いる場合には、適宜不活性ガス
等により希釈して用いることができる。また酸素富化ガ
スを使用することもでき、これらのガス以外にも他のプ
ラントより生じる酸素含有の排ガスも適宜使用すること
もできる。しかしながら最も好ましいものは、価格の安
価な空気である。
【0027】本発明に係る酸素含有ガスの供給量は、特
に限定されるものではない。排水の浄化性を高めるのに
有効な量を供給すればよい。具体的には、排水中の被酸
化性物質の理論酸素要求量の0.4倍以上5.0倍以下
の量であることが効果的である。また、さらに0.5倍
以上3.0倍以下の量であることがより効果的である。
酸素含有ガスの供給量が、0.4倍未満である場合は、
排水中の被酸化性物質が比較的多く残留することが多
い。また5.0倍を越える場合は、無用な供給であるこ
とが多い。ここで被酸化性物質の理論酸素要求量とは被
酸化性物質を窒素、二酸化炭素、水および/または硫酸
塩等の灰分にまで分解するのに必要な酸素量のことを言
う。
【0028】本発明に係る方法において排水の空間速度
は、第1処理工程で0.1hr-1〜5hr-1が効果的で
ある。空間速度0.1hr-1未満である場合は排水の処
理量が低下して設備が過大なものとなり、逆に5hr-1
を超える場合には本発明の効果が低下して好ましくな
い。また好ましくは、0.3hr-1〜3hr-1である。
また第2処理工程では、0.1hr-1〜10hr-1が効
果的である。空間速度0.1hr-1未満である場合は排
水の処理量が低下して設備が過大なものとなり、逆に1
0hr-1を超える場合には本発明の効果が低下して好ま
しくない。また好ましくは、0.3hr-1〜5hr-1で
ある。
【0029】本発明の第1処理工程の反応塔の内部に
は、気液の攪拌および接触効率を向上させ、また気液の
偏流を低減するため、充填物や種々の内作物などを組み
込むことができる。具体的には、図3に記載したような
例えばバッフルトレイなどを組み込むことが好ましい。
また図2や図8、図9に記載したように、処理性能を向
上するため、特に第1処理工程の反応塔内部を複数層に
分割することが有効である。また、特に必要ではない
が、固体触媒を充填することもできる。
【0030】また本発明の第2処理工程の反応塔の内部
には、先に記載した固体触媒以外に、気液の攪拌および
接触効率を向上させ、気液の偏流を低減するため、充填
物や種々の内作物などを組み込むことができる。また第
2処理工程の層長の長い場合には、第2処理工程の固体
触媒層を複数層に分割することが有効である。具体的に
は、触媒層長が1000mm以上の場合に有効であり、
より好ましくは1500mm以上の場合に効果的であ
る。また第2処理工程の上部や固体触媒層を複数層に分
割した際の分割部には、気液(特には液体)の偏流を少
なくするための分散設備を設けることが望ましい。この
分散設備には、種々の形状および材質のものを用いるこ
とができ、化学プラントの反応塔、蒸留塔、放散塔など
で使用される液や気液の分散設備を使用することができ
る。具体的には、図2や図9に記載したような気液分散
部を設けることが好ましい。このため本発明において
は、第1処理工程と第2処理工程の間に気液分散部を設
置することが望ましいものである。
【0031】また本発明において固体触媒層の上部に
は、固体触媒の移動、振動等を低減し、また気液の衝突
による固体触媒の摩耗等を低減するために、金属もしく
はセラミック、硝子などの押圧材層を設けることが望ま
しい。この押圧材層は、固体触媒の上に充填され、固体
触媒を適度に押さえるものであるならば、特に限定され
るものではない。またこの押圧材層は、固体触媒層の変
形や移動に伴って追従して変形、移動するものが好まし
く、例えて挙げるならば、SUSなどの金属のボールや
ペレット、もしくはチタニアのペレットなどの成型品、
粒状の硝子などがある。
【0032】また本発明において固体触媒層の下部に
は、固体触媒を支え、固体触媒による下部グリッドなど
の閉塞を防ぎ、圧力損失の上昇を抑制するための固体触
媒支持層を設けることが望ましい。この支持層は、固体
触媒の下に設置され、固体触媒を支えるものであるなら
ば、特に限定されるものではない。例えて挙げるなら
ば、SUSなどの金属のボールやペレット、もしくはチ
タニアのペレットなどの成型品、粒状の硝子などがあ
り、また金網や各種パッキング類を使用することもでき
る。
【0033】また本発明では、第1処理工程と第2処理
工程との間で固液分離を実施することもできる。この固
液分離を実施する第1処理工程と第2処理工程との間と
は、第1処理工程の処理層上部であっても良いし、第1
処理工程と第2処理工程とを連結する途中であっても良
く、また第2処理工程の処理層上部であっても良く、特
に限定されるものではない。また第1処理工程で処理し
た後、一度解圧して気液分離し、固液分離を実施した後
で第2処理工程を実施することもできる。これによっ
て、第2処理工程での固体触媒の劣化を特に抑制するこ
とが可能となる。
【0034】また本発明では、第1処理工程と第2処理
工程との間で熱交換を実施することもできる。またスチ
ームの供給による加熱や水の供給による冷却などを実施
することもできる。このような処理を実施した場合、第
1処理工程および第2処理工程をより適切な温度で処理
することが可能となるため、より処理性能を向上するこ
とができるものである。
【0035】本発明の処理対象とする排水は、化学プラ
ント、電子部品製造設備、食品加工設備、金属加工設
備、金属メッキ設備、印刷製版設備、発電設備、写真処
理設備等の各種産業プラントから排出される排水やし
尿、下水などの生活排水など種々の排水が挙げられる
が、本発明の処理対象となり得る排水はこれらに限定さ
れるものではない。しかしながら、排水がアクリル酸、
アクリル酸エステル、メタクリル酸、メタクリル酸エス
テルなどの脂肪族カルボン酸、脂肪族カルボン酸エステ
ル製造設備、もしくはテレフタル酸、テレフタル酸エス
テルなどの芳香族カルボン酸、芳香族カルボン酸エステ
ル製造設備、もくしはEOG製造設備、もしくはメタノ
ール、エタノール、高級アルコールなどのアルコール類
製造設備、もしくは食品添加物や医薬品、工業薬品製造
設備などから排出される有機物含有排水である場合に、
特に効果的であり、また排水が発電設備、電子部品製造
設備などから排出されるアンモニア含有排水である場合
にも効果的である。
【0036】
【実施例】以下、本発明を実施例および比較例をあげて
詳細に説明するが、本発明は、これだけに限定されるも
のではない。
【0037】(実施例1)図1および図2、図3、図4
に示す装置を使用し、下記の条件下で排水の処理を行っ
た。
【0038】図1記載の反応塔1は、内径1000mm
の円筒状であった。また反応塔1の内部には、チタニア
と白金を主成分とし、白金の含有量が0.15重量%の
直径2mmφ、長さ4mmLのペレット状触媒を2.5
3充填した。この触媒は、比表面積約40m2/g、細
孔容積約0.34ml/g、細孔径とこれに対する細孔
容積の細孔径分布において主ピークが約30nm、また
副ピークが約2μmにあった。処理に供した排水は、脂
肪族カルボン酸および脂肪族カルボン酸エステル製造設
備から排出された排水で、アルコールやアルデヒド、カ
ルボン酸の化合物を多く含有する排水であった。排水の
COD(Cr)は35g/リットルで、pH7.8であ
った。
【0039】排水の処理の方法は、排水供給ライン7か
ら送られてくる排水を排水供給ポンプ2で2.5m3
hの流量、すなわち触媒量あたりの空間速度(以後、L
HSVとも記載する)1hr−1で昇圧フィ−ドした
後、熱交換器3および加熱器4で約200℃に加熱し、
反応塔1に供給した。また空気を酸素含有ガス供給ライ
ン8より供給し、コンプレッサー5で昇圧した後、O2
/COD(Cr)(供給ガス中の酸素量/排水の化学的
酸素要求量)=1.05の割合となるように酸素含有ガ
ス流量調節弁6で流量を制御して熱交換器3の手前から
供給し、該排水に混入した。反応塔1で処理された液
は、処理液ライン9を経て、熱交換器3で冷却され、圧
力制御弁10で解圧後さらに冷却器11で冷却した後、
気液分離器12で気液分離した。気液分離器12におい
ては、液面コントローラー(LC)により液面を検出
し、一定の液面を保持するように処理液排出ポンプ13
を制御し、処理液排出ライン14から排出した。また圧
力制御弁10は、圧力コントローラー(PC)で圧力を
検出し、3.0MPa(Gauge)の圧力を保持する
ように制御した。
【0040】反応塔1の内部は、図2に示す。加熱器4
で加熱された気液は、気液供給ライン21から反応塔1
に供給され、3層に分割された無触媒湿式酸化反応層2
2において、第1処理工程の湿式酸化処理を実施され
る。気液供給ライン21から供給された気液は、第1層
目の無触媒湿式酸化反応層22に供給された。この無触
媒湿式酸化反応層22の上部には、気液攪拌効果を向上
することができるバッフルトレイ23が設置されてお
り、気液はこのバッフルトレイの中央に設けられた穴を
通過して第2層目の無触媒湿式酸化反応層に供給され
る。このようにして反応塔の最上部(第3層目の無触媒
湿式酸化反応層の上部)に到達した気液は、気液導通管
24に導入され、気液分散部に供給される。気液導通管
24より供給された気液は、フィードパイプ25におい
て反応塔1の断面に対して気液を広く分散する。フィー
ドパイプ25の下部には小径の穴が多数空けられてお
り、液体はこの穴を通して下部のディストリビューター
26に供給される。またフィードパイプ25の上部は開
放されており、気体はこの上部より気液分散部に供給さ
れる。また液量が増加した場合に備えて、フィードパイ
プ25の上部には切れ込みが多数も受けられており、液
がフィードパイプ25下部の穴からだけでは通過しきれ
ない場合にも、フィードパイプ25上部の切れ込みから
液が分散して落下し、下部のディストリビューター26
に供給できる。このようにしてディストリビューター2
6に供給された気液は、さらにディストリビューター2
6にて分散され、第2処理工程の固体触媒層29に供給
される。第2処理工程においては、下部グリッド31の
上部に8mmφのSUSボールを100mmH充填(固
体触媒支持層30)し、その上に固体触媒が充填されて
いる。また固体触媒の上部には、固体触媒の摩耗や移動
を防止し、固体触媒の耐久性を高めることができる押圧
材層28が充填され、更にその上部には上部グリッド2
7がある。この押圧材層28としては、8mmφのSU
Sボールを100mmH充填した。
【0041】なお、図3にはバッフルトレイ23の詳細
図を、図4にはフィードパイプ25の詳細図を記載し
た。
【0042】該処理装置を用い、該処理方法で処理した
結果は、COD(Cr)処理性能で99.5%以上を示
し、4000時間の処理においても処理性能の低下を観
察しなかった。
【0043】(実施例2)図5に示す装置を使用し、下
記の条件下で排水の処理を行った。
【0044】反応塔41および42は、2本とも内径2
6mmの円筒状で2500mmの層長があった。第1処
理工程として使用した反応塔41は空塔とし、気液上向
並流で処理を行った。また第2処理工程として使用した
反応塔42には固体触媒を充填し、気液下向並流で処理
を行った。この固体触媒には、活性炭と白金を主成分と
し、白金の含有量が0.4重量%の直径5mmφ、長さ
6mmLのペレット状触媒を1リットル充填して用い
た。この固体触媒は、比表面積約1100m2/g、細
孔容積約1ml/g、細孔径とこれに対する細孔容積の
細孔径分布において主ピークが約2nmにあった。処理
に供した排水は、化学プラントから排出された排水で、
PVAや酢酸などを含有する排水であった。排水のCO
D(Cr)は21g/リットルで、pH2.7であっ
た。
【0045】第1処理工程の処理の方法は、排水供給ラ
イン7から送られてくる排水を排水供給ポンプ2で1リ
ットル/hの流量で昇圧フィ−ドした後、加熱器4で約
160℃に加熱し、反応塔41に供給した。また空気を
酸素含有ガス供給ライン8より供給し、コンプレッサー
5で昇圧した後、O2/COD(Cr)(供給ガス中の
酸素量/排水の化学的酸素要求量)=2.0の割合とな
るように酸素含有ガス流量調節弁6で流量を制御して加
熱器4の手前で該排水に混入した。反応塔41では、電
気ヒーター17で160℃に保温し、処理を行った。処
理された液は、気液導通管24を経て、気液分離器44
に送られた。気液分離器44においては、液面コントロ
ーラー(LC)により液面を検出し、一定の液面を保持
するように液面制御弁47を制御し、排出された液は反
応塔42の上部より供給した。また圧力制御弁45は、
圧力コントローラー(PC)で圧力を検出し、9.0M
Pa(Gauge)の圧力を保持するように制御した。
なお、気液分離器44の気液の温度は、放熱のため10
0℃未満に低下していた。
【0046】引き続き、第2処理工程の処理を行った。
処理の方法は、気液分離器44で気液分離した液に対し
て、空気を排水に対するO2/COD(Cr)=0.7
の割合となるように、酸素含有ガス流量調節弁43で流
量を制御して反応塔42の手前で混入した。反応塔42
では、電気ヒーター17で120℃に加温し、処理を行
った。反応塔42の内部には固体触媒が充填されている
が、気液の偏流を防止するため、および昇温するために
固体触媒層29の上部にはディストリビューター26と
して、SUS316製の直径3mmφのディクソンパッ
キングを層長300mm充填した。処理された液は、反
応塔42の底から排出し、冷却器11で冷却された後、
気液分離器12に送られた。気液分離器12において
は、圧力を4.0MPa(Gauge)の圧力を保持す
るように制御した以外は、先に記載した方法と同様の方
法で制御した。該処理装置を用い、該処理方法で処理し
た結果は、COD(Cr)処理効率で99%以上を示
し、500時間の処理においても処理性能の低下を観察
しなかった。
【0047】(比較例1)図6に示す装置を使用し、下
記の条件下で排水の処理を行った。
【0048】図6の装置は、図5で示した処理装置の反
応塔41と気液分離器44のないこと以外は実施例2と
同じ装置であった。そして、実施例5で行った気液上向
並流での湿式酸化処理を行わず、供給空気量を排水に対
するO2/COD(Cr)=1.05の割合に変更した
こと以外は、同じ排水を用い、同じ処理条件で気液下向
並流での固体触媒を用いた湿式酸化処理を行った。
【0049】該処理装置を用い、該処理方法で処理した
結果は、処理開始12時間においてCOD(Cr)処理
効率で97%であったが、100時間経過時には82%
に低下し、さらに200時間経過時には69%に処理性
能が低下した。
【0050】(比較例2)図7に示す装置を使用し、下
記の条件下で排水の処理を行った。
【0051】図7の装置は、図5で示した処理装置の反
応塔42と気液分離器12のないこと以外は実施例2と
同じ装置であった。そして、実施例5で行った気液下向
並流での固体触媒を用いた湿式酸化処理を行わず、気液
上向並流での湿式酸化処理のみを行った以外は、同じ排
水を用い、同じ処理条件で処理を行った。
【0052】該処理装置を用い、該処理方法で処理した
結果は、COD(Cr)処理効率で31%であった。
【0053】
【発明の効果】本発明に係る方法は、単に排水を気液下
向並流で固体触媒を用いて湿式酸化処理する方法に比較
して、排水の浄化性を向上することができる。また同時
に、固体触媒の耐久性をも飛躍的に向上することができ
るものである。また排水の浄化性を向上するための他の
手段や固体触媒の耐久性を向上するための他の手段を採
用した場合と比較して、設備費を低く押さえることもで
きる。これらのことから本発明は、排水の処理費を低く
押さえることができる。また本発明に係る方法は、単に
排水を気液下向並流で固体触媒を用いて湿式酸化処理す
る処理操作の延長上で実施することができ、非常に処理
運転操作が簡易なものである。
【0054】また実際の処理に際して、排水の性状(例
えば排水中に含有される成分の種類や排水中に含有され
る成分の比率、排水のCOD濃度、pHなど)や排水の
処理条件(例えば処理温度や処理圧力、排水の処理量な
ど)が変化した場合においても、排水を安定して高度処
理し易いものである。
【0055】さらに、本発明の方法で排水を処理した後
の処理液は、他の用途にも用水として再利用することが
でき、資源のリサイクルとの面からも優れている。これ
により、コストを下げること、および資源を有効に活用
できるなどの効果がある。
【0056】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る処理装置の実施態様の一つであ
る。
【図2】本発明に係る処理装置の反応塔に関する実施態
様の一つである。
【図3】本発明に係る処理装置のバッフルトレイに関す
る実施態様の一つである。
【図4】本発明に係る処理装置のフィードパイプに関す
る実施態様の一つである。
【図5】本発明に係る処理装置の実施態様の一つであ
る。
【図6】本発明の比較例に係る処理装置の実施態様の一
つである。
【図7】本発明の比較例に係る処理装置の実施態様の一
つである。
【図8】本発明に係る処理装置の反応塔に関する実施態
様の一つである。
【図9】本発明に係る処理装置の反応塔に関する実施態
様の一つである。
【符号の説明】
1.反応塔 2.排水供給ポンプ 3.熱交換器 4.加熱器 5.コンプレッサー 6.酸素含有ガス流量調節弁 7.排水供給ライン 8.酸素含有ガス供給ライン 9.処理液ライン 10.圧力制御弁 11.冷却器 12.気液分離器 13.処理液排出ポンプ 14.処理液排出ライン 15.ガス排出ライン 16.排水タンク 21.気液供給ライン 22.無触媒湿式酸化反応層 23.バッフルトレイ 24.気液導通管 25.フィードパイプ 26.ディストリビューター 27.上部グリッド 28.押圧材層 29.固体触媒層 30.固体触媒支持層 31.下部グリッド 41.第1処理工程反応塔 42.第2処理工程反応塔 43.酸素含有ガス流量調節弁 44.気液分離器 45.圧力制御弁 46.ガス排出ライン 47.液面制御弁 48.電気ヒーター
フロントページの続き Fターム(参考) 4D050 AA13 AA15 AA16 AB07 AB14 AB16 AB17 AB22 AB35 AB36 AB37 BB01 BC01 BC02 BC04 BD02 BD03 BD06 BD08 CA20 4G069 AA03 BA04B BA08B BB02B BC75B CA05 CA07 CA10 DA06 EA02Y EB14Y EB18Y EC02Y EC05Y EC06Y EC07Y EC20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水が液相を保持する圧力下、該排水を
    80〜370℃に加熱して酸素含有ガスの供給のもとに
    酸化処理および/または分解処理する方法において、該
    排水を気液上向並流で処理した後、固体触媒を用いて気
    液下向並流でさらに処理することを特徴とする排水の処
    理方法。
  2. 【請求項2】 気液上向並流と気液下向並流での処理
    を、1基の反応塔内で実施する請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 気液上向並流の出口と気液下向並流の入
    口との間を、気液導通管で連結する請求項1もしくは2
    に記載の方法。
  4. 【請求項4】 気液上向並流と気液下向並流との間で気
    液分離を行う請求項1〜3に記載の方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004098023A (ja) * 2002-09-12 2004-04-02 Nippon Shokubai Co Ltd 排水の湿式酸化処理法および装置
WO2013118702A1 (ja) * 2012-02-10 2013-08-15 栗田工業株式会社 有機化合物含有排水の処理方法
KR20180105588A (ko) 2017-03-15 2018-09-28 가부시기가이샤 닛뽕쇼꾸바이 배수의 처리 장치 및 배수의 처리 방법

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