JP2001276495A - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JP2001276495A
JP2001276495A JP2000090334A JP2000090334A JP2001276495A JP 2001276495 A JP2001276495 A JP 2001276495A JP 2000090334 A JP2000090334 A JP 2000090334A JP 2000090334 A JP2000090334 A JP 2000090334A JP 2001276495 A JP2001276495 A JP 2001276495A
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JP
Japan
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drying
clothes
time
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capacity
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JP2000090334A
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English (en)
Inventor
Shigeharu Nakamoto
重陽 中本
Fuminobu Hosokawa
文信 細川
Tomoaki Kajiura
智彰 梶浦
Takaaki Kusaka
貴晶 日下
Takashi Sawada
敬 澤田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 乾燥容量の違いや季節や天候による雰囲気温
度、湿度などの違いによって、設定すべき時間が変わ
り、使用者にとっては煩雑である乾燥時間の設定を容易
にすることを目的とする。 【解決手段】 入力手段17から、乾燥容量という一義
的に決まる要素を使用者に入力してもらい、検知手段1
5からの周囲条件の情報と入力手段17による乾燥容量
の情報などをもとに、演算手段14が運転時間を決定す
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭で使用さ
れる衣類乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ライフスタイルや環境の変化で、
夜間に洗濯をして衣類を乾燥させたり、花粉や埃の付着
をさけるため晴天でも屋内で衣類を乾燥させるなど、雨
の日だけでなく、昼夜、晴雨の区別無く、衣類乾燥機を
使用することが増えている。
【0003】従来の衣類乾燥機は、図6のような構造に
なっている。
【0004】すなわち、衣類などを入れるための乾燥庫
1と、乾燥庫1に空気を送る送風手段2と、空気を加熱
する加熱手段3と、各手段を制御する制御手段4を具備
して、乾燥庫1内への空気の吸気と排気が庫外に開口し
た吸気口5と排気口6で行われている。衣類乾燥時に
は、乾燥庫1内に衣類を入れ、制御手段4に設けた、図
には示していない入力手段の操作部で使用者が乾燥機の
運転時間を入力して、運転を開始すると、制御手段4に
よって、送風手段2が作動し、加熱手段3がオンとな
る。庫外の空気が吸気口5から送風手段2によって吸い
込まれ、加熱手段3によって温風となって、乾燥庫1内
に送られる。温風によって衣類は乾燥される。水分を奪
って湿気た空気が排気口6から庫外に放出される。入力
された運転時間が経過すると制御手段4は送風手段2,
加熱手段3を停止して、運転が終了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の衣類
乾燥機では、運転時間の設定は、使用者の経験値や商品
の取り扱い説明書に記載の目安をもとに行われる。しか
し、乾燥容量の違いや季節や天候による雰囲気温度、湿
度などの違いによって、設定すべき時間が変わり、使用
者にとっては煩雑であるという課題を有していた。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では、乾燥容量という一義的に決まる要素
を使用者に入力してもらい、検知手段からの周囲条件の
情報と入力手段による乾燥容量の情報などをもとに、運
転時間を決定するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、衣類などを入れるための乾燥庫と、衣類を乾燥する
加熱手段や送風手段からなる乾燥手段と、周囲の雰囲気
温度と湿度の周囲条件を検知する検知手段と、衣類など
の重量もしくは枚数などの乾燥容量を入力する入力手段
と、各手段を制御する制御手段を具備して、入力手段か
らの乾燥容量情報と検知手段からの周囲条件の情報をも
とに、運転時間を決定する演算手段を有するもので、季
節や天候、乾燥容量など複数の条件を考慮して、使用者
が乾燥時間を設定するという煩雑さを解消する衣類乾燥
機である。
【0008】本発明の請求項2に記載の発明は、衣類な
どを入れるための乾燥庫と、衣類を乾燥する加熱手段や
送風手段からなる乾燥手段と、周囲の雰囲気温度と湿度
の周囲条件を検知する検知手段と、衣類などの重量もし
くは枚数などの乾燥容量を入力する入力手段と、各手段
を制御する制御手段を具備して、検知手段からの周囲条
件の情報をもとに送風手段のみの乾燥や送風手段と加熱
手段の組み合わせによる乾燥など、その乾燥条件を切り
換える運転モード切換手段と、入力手段からの乾燥容量
情報と検知手段からの周囲条件の情報と運転モードの状
態をもとに、運転時間を決定する演算手段を有するもの
で、運転モード、季節や天候、乾燥容量など複数の条件
を考慮して、使用者が乾燥時間を設定するという煩雑さ
を解消する衣類乾燥機である。
【0009】本発明の請求項3に記載の発明は、乾燥運
転途中で周囲条件の変化に応じて、それまでの経過時間
と周囲条件の情報と乾燥容量の情報をもとに、その時点
からの運転時間を変更することができ、天候などの変化
を考慮して、使用者がその都度、乾燥時間を設定すると
いう煩雑さを解消する衣類乾燥機である。
【0010】本発明の請求項4に記載の発明は、乾燥運
転途中で周囲条件の変化に応じて乾燥条件を切り換えた
場合に、切換までの経過時間と周囲条件の情報と乾燥容
量の情報をもとに、その時点からの運転時間を変更する
ことができるので、天候などの変化や運転モードの変更
を考慮して、使用者がその都度、乾燥時間を設定すると
いう煩雑さを解消する衣類乾燥機である。
【0011】本発明の請求項5に記載の発明は、前記入
力手段は、乾燥庫に入れた時点での衣類の乾き具合を入
力する乾燥状況入力手段を有するもので、例えば、天日
に干して、少し湿っている様な、いわゆる生乾きの衣類
を仕上げ乾燥する場合には、通常の洗濯、脱水後の同じ
衣類よりも含水量が少ないため乾燥による重量変化も少
なく、短時間で乾燥する。衣類の乾燥状況を入力するこ
とによって、機器側で決定する運転時間を補正する事が
でき、使用者が乾燥状況を考慮して、乾燥時間を設定す
るという煩雑さを解消する衣類乾燥機である。
【0012】本発明の請求項6に記載の発明は、前記演
算手段が決定した運転時間を報知する報知手段を有する
とともに、使用者によって、衣類の種類などに応じてそ
の運転時間を変更する時間変更入力手段を有することが
できるもので、機器側で決定する運転時間を参考にし
て、使用者の判断も反映できる衣類乾燥機である。
【0013】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の第1の実施例を
図1、図2によって説明する。
【0014】図1において、7は衣類をいれるための乾
燥庫、8は乾燥手段であり、乾燥庫7に空気を送るモー
タとシロッコファンなどからなる送風手段9と送風空気
を加熱するニクロムヒータやセラミックヒータなどから
なる加熱手段10からなる。11は各手段を制御する制
御手段である。乾燥庫7への空気の吸排気は庫外に開口
した吸気口12と排気口13で行う。14は演算手段
で、演算手段14には、周囲の雰囲気温度と湿度を計測
するための、例えばサーミスタによる温度センサと湿度
センサからなる検知手段15と、使用者が操作部16を
操作して衣類などの重量や枚数などの乾燥容量を入力す
る図2に示す入力手段17が接続されている。演算手段
14は、入力手段17からの乾燥容量情報と検知手段1
5からの周囲条件の情報をもとに運転時間を決定し、制
御手段11に指示する。
【0015】図2には操作部16を示す。入力手段17
と入力結果を表示する表示手段18があり、入力手段1
7のスイッチを押す度に、表示手段18の表示が切り替
わり、所定の乾燥容量が入力できる。
【0016】次に、本実施例における作用について説明
する。入力手段17を使用者が操作して、乾燥容量を入
力した後、運転開始ボタン19を押すと、運転を開始す
る。制御手段11によって送風手段9が作動する。庫外
の空気が吸気口12を通って乾燥庫7内へ流入する。こ
の時、検知手段15が吸気の温度と湿度を検知して演算
手段14に情報が送られる。演算手段14では、入力さ
れた乾燥容量の情報と周囲の温湿度条件に合わせて、運
転時間が設定される。例えば、少量から大量まで、それ
ぞれの乾燥容量に対して基準となる運転時間があり、さ
らに、吸気が高温低湿では衣類乾燥が速く、運転時間は
短く設定され、低温高湿では乾燥が遅く、運転時間は長
く設定される。以上の設定で決められた運転時間が経過
するまで、乾燥が続けられる。送風手段9で送風された
空気は加熱手段10で加熱され、庫内の衣類にあたる。
衣類から湿気を奪って多湿となった空気は排気口13か
ら庫外に排気される。
【0017】運転時間が経過すると、制御手段11は乾
燥手段8を停止して、乾燥終了となる。入力手段17か
らの乾燥容量情報と検知手段15からの周囲条件の情報
をもとに、演算手段14が運転時間を決定するので、季
節や天候、乾燥容量など複数の条件を考慮して、使用者
が乾燥時間を設定するという煩雑さを解消することがで
きるものである。なお、本実施例では、送風手段と加熱
手段を用いた温風式の衣類乾燥機を例に記載したが、周
囲の温湿度の影響を受ける浴室乾燥機や部屋用除湿機を
衣類乾燥に利用する場合や、コンプレッサの冷凍サイク
ルを利用した除湿やゼオライトやシリカゲルなど湿気を
吸着する吸着剤を利用した除湿や、温風式と空冷式や水
冷式の熱交換器による除湿を組み合わせたものなど、実
施例の温風式衣類乾燥機以外にも適用できるものであ
り、実施例に記載の乾燥手段8に限定するものではな
い。
【0018】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
を図1、図2、図3を用いて説明する。実施例1と共通
の部分は詳しい説明を省略する。
【0019】検知手段15からの周囲条件の温度、湿度
情報に基づき、演算手段14は、乾燥工程全体を送風手
段9のみを動作させるか、乾燥工程全体を送風手段9と
加熱手段10を動作させるか、あるいは、乾燥の前工程
を送風手段9のみで、乾燥の後工程を送風手段9と加熱
手段10を動作させるかいずれかのコースを選択する。
図3は、乾燥庫7の周囲条件に対する運転モードの選択
の一例である。
【0020】温度が10℃以上で湿度が70%以下の場
合は、晴れモードとして、晴れた日の屋外のように送風
だけで衣類が乾燥すると判断して、送風手段9のみを作
動させる。湿度が70%以上では温度に関わらず雨モー
ドとして、雨の日の屋外のように送風だけでは乾きが遅
いと判断して、送風手段9と加熱手段10を作動させ
る。
【0021】温度が10℃以下で湿度が70%以下の時
は、冬モードとして、冬場の晴れの日のように乾きが遅
く、冷たい感じの乾き方になると判断して、衣類がかな
り濡れている乾燥前半は送風手段9のみで、ある程度乾
燥させて、乾燥が進んだ後半は、送風手段9と加熱手段
10でふっくらと乾燥させて仕上げる。以上、3つの運
転モードが、検知手段15からの温度と湿度の情報をも
とに、演算手段14において選択される。なお、上記の
温度・湿度範囲および3つの運転モードは一例であっ
て、本発明で特に限定するものではない。
【0022】次に、本実施例における作用について説明
する。入力手段17を使用者が操作して、乾燥容量を入
力した後、運転開始ボタン19を押すと、運転を開始す
る。制御手段11によって送風手段9が作動する。庫外
の空気が吸気口12を通って乾燥庫7内へ流入する。こ
の時、検知手段15が吸気の温度と湿度を検知して演算
手段14に情報が送られる。演算手段14では、周囲の
温湿度条件によって動作モードが選択され、さらに、入
力された乾燥容量の情報と周囲の温湿度条件に合わせ
て、運転時間が設定される。
【0023】例えば、少量から大量まで、それぞれの乾
燥容量に対して基準となる運転時間があり、さらに、冬
モードや晴れモード、雨モードによって運転時間が設定
される。以上の設定で決められた運転時間が経過する
と、制御手段11は乾燥手段8を停止して、乾燥終了と
なる。入力手段17からの乾燥容量情報と検知手段15
からの周囲条件の情報とさらには運転モードをもとにし
て、演算手段14が運転時間を決定するので、季節や天
候、乾燥容量など複数の条件を考慮して、使用者が乾燥
時間を設定するという煩雑さを解消することができるも
のである。
【0024】(実施例3)次に、本発明の第3の実施例
を図1、図2を用いて説明する。実施例1と共通の部分
は詳しい説明を省略する。
【0025】乾燥運転途中において、天候が変わった場
合は、乾燥庫7の周囲条件も変化する。周囲条件が変化
して、乾燥時間に影響があるにもかかわらず最初に決め
た運転時間で乾燥を続けると、例えば湿度が上昇して乾
きにくくなった場合には、未乾燥の状態で運転が終了す
るなど不具合が生じる。本発明では、送風手段9によっ
て常に庫外空気を導入しており、吸気口12に検知手段
15を設けているので常に周囲条件の変化を検知するこ
とができる。乾燥運転途中で周囲条件が変化した場合に
は、その変化に応じて、それまでの経過時間と周囲条件
の情報と乾燥容量の情報をもとに、その時点からの運転
時間を変更するものである。
【0026】例えば、トータルの運転時間を4時間と決
めて運転している途中2時間で、周囲条件が悪化して、
乾きにくくなった場合には、残り2時間ではなく、3時
間で乾燥すると判断して、以降の運転時間を3時間に変
更する。以上のように、本発明では、天候などの変化を
考慮して、使用者がその都度、乾燥時間を設定するとい
う煩雑さを解消するものである。
【0027】(実施例4)次に、本発明の第4の実施例
を図1、図2、図3を用いて説明する。実施例2と共通
の部分は詳しい説明を省略する。
【0028】乾燥運転途中において、天候が変わった場
合は、乾燥庫7の周囲条件も変化する。周囲条件が変化
すれば、運転モードを図3に従って変更する。周囲条件
が変化し、さらに、運転モードも変化すれば、乾燥時間
に影響がある。最初に決めた運転時間で乾燥を続ける
と、例えば、晴から雨に天候が変わって、図3の10℃
以上70%以下のゾーンから70%以上のゾーンに変化
しても送風手段9のみを作動させていたのでは、乾きに
くくなり、未乾燥の状態で運転が終了するなど不具合が
生じる。
【0029】本発明では、乾燥運転途中で周囲条件の変
化に応じて、運転モードを変更するとともに、それまで
の経過時間と周囲条件の情報と乾燥容量の情報とこれか
らの運転モードをもとに、その時点からの運転時間を変
更するもので、天候などの変化を考慮して、運転モード
が変更になっても、使用者がその都度、乾燥時間を設定
するという煩雑さを解消するものである。
【0030】(実施例5)次に、本発明の第5の実施例
を図1と図4を用いて説明する。
【0031】図4において、図2の実施例1と共通の部
分は同番号を付して詳しい説明は省略する。
【0032】操作部16にある20は、乾燥庫7に入れ
た衣類がほとんど乾いている仕上がり前の状態か洗濯後
のかなり濡れた状態かなどその衣類の乾燥状況を入力す
る乾燥状況入力手段である。21は入力結果を表示する
乾燥状況表示手段である。乾燥状況入力手段20のスイ
ッチを押す度に、乾燥状況表示手段21の表示が切り替
わり、乾燥状況が入力できる。
【0033】次に、本実施例における作用について説明
する。入力手段17を使用者が操作して、乾燥容量を入
力し、さらに、乾燥状況入力手段20で乾燥状況を入力
した後、運転開始ボタン19を押すと、運転を開始す
る。制御手段11によって送風手段9が作動する。庫外
の空気が吸気口12を通って乾燥庫7内へ流入する。こ
の時、検知手段15が吸気の温度と湿度を検知して演算
手段14に情報が送られる。演算手段14では、入力さ
れた乾燥容量の情報と乾燥状況の情報と周囲の温湿度条
件に合わせて、運転時間が設定される。
【0034】例えば、それぞれの乾燥容量と吸気の温湿
度情報に対して基準となる値があり、さらに、衣類の乾
燥状況で仕上がり前の状況で有れば衣類乾燥が速く、運
転時間は短く設定される。以上の設定で決められた運転
時間が経過すると、制御手段11は乾燥手段8を停止し
て、乾燥終了となる。入力手段17からの乾燥容量情報
と乾燥状況入力手段20からの乾燥状況の情報と検知手
段15からの周囲条件の情報をもとに、演算手段14が
運転時間を決定するので、季節や天候、乾燥容量や乾燥
状況など複数の条件を考慮して、使用者が乾燥時間を設
定するという煩雑さを解消することができるものであ
る。
【0035】(実施例6)次に、本発明の第6の実施例
を図1と図5を用いて説明する。
【0036】図5において、図4の実施例5と共通の部
分は同番号を付して詳しい説明は省略する。
【0037】22は、演算手段14が決定した運転時間
を報知する報知手段であり、1桁の数字を表すデジタル
表示である。23は、使用者によって、衣類の種類など
に応じてその運転時間を変更する時間変更入力手段であ
る。時間変更入力手段23のプラスもしくはマイナス表
示のボタンを押すことによって機器側が決定した運転時
間を参考にしながら、その値を変更することができる。
【0038】次に、本実施例における作用について説明
する。入力手段17を使用者が操作して、乾燥容量を入
力し、さらに、乾燥状況入力手段20で乾燥状況を入力
した後、運転開始ボタン19を押すと、制御手段11に
よって送風手段9が作動し、庫外の空気が吸気口12を
通って乾燥庫7内へ流入する。この時、検知手段15が
吸気の温度と湿度を検知して演算手段14に情報が送ら
れる。演算手段14では、入力された乾燥容量の情報と
乾燥状況の情報と周囲の温湿度条件に合わせて、運転時
間が設定される。運転時間が報知手段22表示されるの
で、この時点で、例えば、乾燥衣類が厚手の物が多く、
もう少し時間がかかると使用者が思えば、時間変更入力
手段23で表示された運転時間を変更することができ
る。
【0039】以降、この変更された運転時間を基準に機
器が作動して、運転時間が経過すると、制御手段11は
乾燥手段8を停止して、乾燥終了となる。機器側で決定
する運転時間を参考にして、使用者の判断も反映できる
ものである。なお、本発明の実施例では、表示手段や入
力手段をランプやボタンで実施しているが、音声報知、
音声入力でも可能であり、報知、表示、入力手段を実施
例に限定するものではない。
【0040】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、周囲の
雰囲気温度と湿度の周囲条件を検知する検知手段と、衣
類などの重量もしくは枚数などの乾燥容量を入力する入
力手段からの周囲条件の情報と乾燥容量情報をもとに、
演算手段が運転時間を決定するもので、季節や天候、乾
燥容量など複数の条件を考慮して、使用者が乾燥時間を
設定するという煩雑さを解消するものである。
【0041】請求項2に記載の発明によれば、周囲の雰
囲気温度と湿度の周囲条件を検知する検知手段と、衣類
などの重量もしくは枚数などの乾燥容量を入力する入力
手段と、検知手段からの周囲条件の情報をもとに送風手
段のみの乾燥や送風手段と加熱手段の組み合わせによる
乾燥など、その乾燥条件を切り換える運転モード切換手
段があり、演算手段が、入力手段からの乾燥容量情報と
検知手段からの周囲条件の情報と運転モードの状態をも
とに、運転時間を決定するもので、運転モード、季節や
天候、乾燥容量など複数の条件を考慮して、使用者が乾
燥時間を設定するという煩雑さを解消するもである。
【0042】請求項3に記載の発明によれば、乾燥運転
途中で周囲条件の変化に応じて、それまでの経過時間と
周囲条件の情報と乾燥容量の情報をもとに、その時点か
らの運転時間を変更することができ、天候などの変化を
考慮して、使用者がその都度、乾燥時間を設定するとい
う煩雑さを解消するもである。
【0043】請求項4に記載の発明によれば、乾燥運転
途中で周囲条件の変化に応じて乾燥条件を切り換えた場
合に、切換までの経過時間と周囲条件の情報と乾燥容量
の情報をもとに、その時点からの運転時間を変更するこ
とができるので、天候などの変化や運転モードの変更を
考慮して、使用者がその都度、乾燥時間を設定するとい
う煩雑さを解消するもである。
【0044】請求項5に記載の発明によれば、乾燥庫に
入れた時点での衣類の乾き具合を入力する乾燥状況入力
手段を有するもので、衣類の乾燥状況を入力することに
よって、機器側で決定する運転時間を補正する事がで
き、使用者が乾燥状況を考慮して、乾燥時間を設定する
という煩雑さを解消するもである。
【0045】請求項6に記載の発明によれば、演算手段
が決定した運転時間を報知する報知手段を有するととも
に、使用者によって、衣類の種類などに応じてその運転
時間を変更する時間変更入力手段を有することができる
もので、機器側で決定する運転時間を参考にして、使用
者の判断も反映できるもである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の衣類乾燥機の構成を示す構成
【図2】本発明の第1、第2の実施例の操作部を示す図
【図3】本発明の第2の実施例の運転モードの切換条件
を示す図
【図4】本発明の第5の実施例の操作部を示す図
【図5】本発明の第6の実施例の操作部を示す図
【図6】従来の衣類乾燥機の構成図
【符号の説明】
7 乾燥庫 8 乾燥手段 9 送風手段 10 加熱手段 11 制御手段 12 吸気口 13 排気口 14 演算手段 15 検知手段 16 操作部 17 入力手段 18 乾燥容量表示手段 19 運転開始ボタン 20 乾燥状況入力手段 21 乾燥状況表示手段 22 報知手段 23 時間変更入力手段
フロントページの続き (72)発明者 梶浦 智彰 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 日下 貴晶 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 澤田 敬 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4L019 EA03 EA04 EA06 EB01 EB04 EC06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣類などを入れるための乾燥庫と、衣類
    を乾燥する乾燥手段と、雰囲気温度と湿度の周囲条件を
    検知する検知手段と、衣類などの重量もしくは枚数など
    の乾燥容量を入力する入力手段と、各手段を制御する制
    御手段を具備して、入力手段からの乾燥容量情報と検知
    手段からの周囲条件の情報をもとに、運転時間を決定す
    る演算手段を有する衣類乾燥機。
  2. 【請求項2】 衣類などを入れるための乾燥庫と、衣類
    を乾燥する加熱手段や送風手段などからなる乾燥手段
    と、雰囲気温度と湿度の周囲条件を検知する検知手段
    と、衣類などの重量もしくは枚数などの乾燥容量を入力
    する入力手段と、各手段を制御する制御手段を具備し
    て、検知手段からの周囲条件の情報をもとに送風手段の
    みの乾燥や送風手段と加熱手段の組み合わせによる乾燥
    など、その乾燥条件を切り換える運転モード切換手段
    と、入力手段からの乾燥容量情報と検知手段からの周囲
    条件の情報と運転モードの状態をもとに、運転時間を決
    定する演算手段を有する衣類乾燥機。
  3. 【請求項3】 乾燥運転途中で周囲条件の変化に応じ
    て、それまでの経過時間と周囲条件の情報と乾燥容量の
    情報をもとに、その時点からの運転時間を変更する請求
    項1記載の衣類乾燥機。
  4. 【請求項4】 乾燥運転途中で周囲条件の変化に応じて
    乾燥条件を切り換えた場合に、切換までの経過時間と周
    囲条件の情報と乾燥容量の情報をもとにその時点からの
    運転時間を変更する請求項2記載の衣類乾燥機。
  5. 【請求項5】 入力手段は、乾燥庫に入れた時点での衣
    類の乾き具合を入力する乾燥状況入力手段を有する請求
    項1から4いずれか1項記載の衣類乾燥機。
  6. 【請求項6】 演算手段が決定した運転時間を報知する
    報知手段を有するとともに、使用者によって、その運転
    時間を変更する時間変更入力手段を有する請求項1から
    5いずれか1項記載の衣類乾燥機。
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