JP2001276402A - 遊技情報処理システム、ならびに、該システムに関連する遊技装置およびその画像表示方法 - Google Patents

遊技情報処理システム、ならびに、該システムに関連する遊技装置およびその画像表示方法

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JP2001276402A
JP2001276402A JP2000102690A JP2000102690A JP2001276402A JP 2001276402 A JP2001276402 A JP 2001276402A JP 2000102690 A JP2000102690 A JP 2000102690A JP 2000102690 A JP2000102690 A JP 2000102690A JP 2001276402 A JP2001276402 A JP 2001276402A
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Koji Ishii
康次 石井
Takeaki Sueoka
丈明 末岡
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Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不正行為や製造段階による主制御基板の差し
替えミスを、容易にかつ一早く発見すること。 【解決手段】 所定の限定された機種の主制御装置のみ
に対応した複数の表示形態を有する基準画像データを遊
技装置内に備え、マスター側の主制御装置から出力され
る各機種毎に異なる動作制御信号を解析して該主制御装
置の機種が所定の限定された機種のみに該当するか否か
を判別し、判別結果に応じて所定の限定された機種の識
別を示す識別情報を、基準画像データと共に表示画面に
表示するか否かを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、マスター
側のメイン制御基板からスレーブ側の図柄表示装置にコ
マンドを送信して解析し、該解析内容に応じてメイン制
御基板の差し替えが正常に行われたか否かを判断するこ
とが可能な、遊技情報処理システム、ならびに、該シス
テムに関連する遊技装置およびその画像表示方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来における遊技情報処理システムとし
ては、例えば、遊技機の表示装置がある。その遊技機と
して、パチンコ機を例に挙げると、メイン制御基板から
図柄表示装置へのコマンドの送信によって、表示画面に
表示される図柄の内容の変更を行っている。
【0003】そして、装置の開発コストを安くしたり、
開発時間を短縮するために、メイン制御基板のメイン制
御プログラム(以下、メイン制御ロムという)を共有化
した「シリーズ機」という概念がある。このシリーズ機
とは、1つのシリーズ内の機種において、当たり確率、
役物、ラウンド数等は互いに異なるが、図柄表示装置の
表示画面に表示される表示内容はいずれも同一てあると
いうものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、不正行為によ
りメイン制御ロムの差し替えを行ったような場合、遊技
機自体は正常に作動するにもかかわらず、外観上では、
そのメイン制御ロムの差し替えを認識することは不可能
である。
【0005】また、不正行為によらないケースとして、
メイン制御回路を別シリーズ機のものと間違えて差し替
えてしまった場合でも、同様に確認することができない
という問題がある。
【0006】すなわち、同一シリーズ機においては、図
柄表示装置を同一にしているため、各機種に対応した別
々の管理番号で管理された図柄表示装置がそれぞれに対
応しているか否か、製造段階上、見分ける方法がなかっ
た。
【0007】そこで、本発明の目的は、表示画面にシリ
ーズ機の差異を示す識別情報を表示することによって、
不正行為による主制御基板の差し替えミスを容易にかつ
一早く発見することが可能な遊技情報処理システム、な
らびに、該システムに関連する遊技装置およびその画像
表示方法を提供することにある。
【0008】また、本発明の他の目的は、表示画面にシ
リーズ機の差異を示す識別情報を表示することによっ
て、製造段階における主制御基板の差し替えミスを容易
にかつ一早く見分けることが可能な遊技情報処理システ
ム、ならびに、該システムに関連する遊技装置およびそ
の画像表示方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、マスター側の
着脱自在な主制御装置からスレーブ側の遊技装置に複数
の動作制御信号を出力して、前記主制御装置の差し替え
による機種の識別を表示可能なシステムであって、前記
マスター側の主制御装置に設けられ、該主制御装置の各
機種毎に異なる動作制御信号を出力する出力手段と、前
記スレーブ側の遊技装置に設けられ、表示画面に表示さ
れるデータであって所定の限定された機種の主制御装置
のみに対応した複数の表示形態を有する基準画像データ
を、記憶する記憶手段と、前記出力される動作制御信号
を解析し、該動作制御信号を出力する主制御装置の機種
が、前記所定の限定された機種のみに該当するか否かを
判別する判別手段と、前記判別結果に応じて、前記所定
の限定された機種の識別を示す識別情報を、前記基準画
像データと共に前記表示画面に表示するか否かを決定す
る識別情報表示制御手段とを具えることによって、遊技
情報処理システムを構成する。
【0010】本発明は、マスター側の着脱自在な主制御
装置を用い、該主制御装置から転送される複数の動作制
御信号に基づいて、該主制御装置の差し替えによる機種
の識別を表示可能な遊技装置であって、表示画面に表示
されるデータであって、所定の限定された機種の主制御
装置のみに対応した複数の表示形態を有する基準画像デ
ータを、記憶する記憶手段と、前記主制御装置から出力
される各機種毎に異なる動作制御信号を解析して、該動
作制御信号を出力する主制御装置の機種が、前記所定の
限定された機種のみに該当するか否かを判別する判別手
段と、前記判別結果に応じて、前記所定の限定された機
種の識別を示す識別情報を、前記基準画像データと共に
前記表示画面に表示するか否かを決定する識別情報表示
制御手段とを具えることによって、遊技装置を構成す
る。
【0011】本発明は、マスター側の着脱自在な主制御
装置からスレーブ側の遊技装置に複数の動作制御信号を
出力して、前記主制御装置の差し替えによる機種の識別
表示を行う方法であって、前記マスター側の主制御装置
から各機種毎に異なる動作制御信号を出力する出力工程
と、前記スレーブ側の遊技装置の表示画面に表示される
データであって、所定の限定された機種の主制御装置の
みに対応した複数の表示形態を有する基準画像データを
用い、前記出力される動作制御信号を解析して、該動作
制御信号を出力する主制御装置の機種が、前記所定の限
定された機種のみに該当するか否かを判別する判別工程
と、前記判別結果に応じて、前記所定の限定された機種
の識別を示す識別情報を、前記基準画像データと共に前
記表示画面に表示するか否かを決定する識別情報表示制
御工程とを具えることによって、画像表示制御方法を提
供する。
【0012】ここで、前記動作制御信号を出力する主制
御装置の機種が、前記所定の限定された機種のみに該当
しない場合は、前記表示画面に表示される前記識別情報
の表示形態を他の表示形態に変更したり、前記識別情報
を前記表示画面に表示しないようにしてもよい。
【0013】前記主制御装置が出力する前記動作制御信
号を、前記所定の限定された機種のみに各々対応した個
別の初期化コマンドとしてもよい。
【0014】前記識別情報は、少なくとも文字又は記号
を含む情報としてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0016】[第1の例]本発明の第1の実施の形態
を、図1〜図8に基づいて説明する。
【0017】本発明に係る遊技情報処理システムとし
て、パチンコ機を例に挙げて説明する。
【0018】<システム構成>まず、本システムの全体
構成を、図7および図8に基づいて説明する。
【0019】図7は、本システムに係る電気的な概略構
成を示す。
【0020】100は、遊技制御の管理機能や指令コマ
ンドの発生機能を備えた主基板である。
【0021】この主基板100には、統括的な制御を行
うCPU101、本発明に係る各種制御プログラム等が
記憶されたROM102、各種データの記憶域や演算処
理の作業域等として用いられるRAM103等が付設さ
れている。102aは、モジュール格納領域である。主
基板100やROM102等は、機種の変更に対応でき
るように、差し替え可能な構成とされている。
【0022】また、主基板100は、インターフェース
部を介して、入力側のサブ基板20と、出力側のサブ基
板30とに接続されている。
【0023】入力側のサブ基板20には、入力ポート2
1を介して、特別図柄始動スイッチ22、普通図柄作動
スイッチ23、大入賞口スイッチ24が接続されてい
る。さらに、電源回路25と、主プログラムのリセット
動作を所定の周期で行わせるためのリセット回路26が
設けられている。
【0024】出力側のサブ基板30上には、出力ポート
31を介して、図柄表示装置3、普通図柄表示装置7、
ランプ表示装置9、効果音発生装置32、賞球払出装置
33等の各種遊技機能が分割された装置が搭載されてお
り、これらの各装置は、CPU,ROM,RAM、コマ
ンド受信機能を含み、プログラム化されている。すなわ
ち、主基板100側の装置とサブ基板30側との装置と
は、マスタ−スレーブの関係になっている。
【0025】また、このサブ基板30には、普通電動役
物作動ソレノイド34、大入賞口作動ソレノイド35が
接続され、この他に、実際の検査部品、LED燈、ラン
プ燈、各種アクチュエータ(ソレノイド、回転モー
タ)、スピーカ、表示器等が接続されている。
【0026】(図柄表示装置)図8は、図柄表示装置3
の構成例を示す。
【0027】この図柄表示装置3には、主基板100か
ら転送される動作制御信号としての制御コマンドに基づ
いて表示制御を行うCPU200と、各種データや制御
プログラム等を記憶したROM201と、演算処理等の
ワークエリアやバッファメモリとして機能するRAM2
10と、LCDパネル220とが設けられている。
【0028】ROM201には、表示制御用のデータと
して、共通のデータである共通画像データ202と、非
共通データである差分データ(〜)203〜205
とが記憶され、また、これらデータの画像表示制御用と
して制御プログラム206が記憶されている。
【0029】(共通/差分データ)次に、データ構造
を、図2〜図6に基づいて説明する。
【0030】ここで、共通画像データ202および差分
データ203〜205は、1つの機種(すなわち、所定
の限定された1つのシリーズ)分のデータ内容に相当す
るものである。これら各データ202〜205は、後述
する図2、図3、図4に示すような表示画面に表示され
る画像データからなる。
【0031】共通画像データ202は、左下隅の「Fu
jiko」に示すような所定の限定された機種の識別を
示す識別情報250〜252からなる。この場合、識別
情報250〜252であるFujikoは、文字からな
る色情報であり、図2では赤色、図3では緑色、図4で
は青色となる。
【0032】これら識別情報250〜252の色は、主
基板100の内容、すなわち動作制御信号を出力制御す
るための制御プログラムを記憶したROM102が所望
の機種に対応したものか否かによって変化する(なお、
詳細な説明については後述する)。
【0033】差分データ203〜205は、数字の
「1,2,3」やハイヒール、ダイヤモンド等で示す図
柄260と、後方の背景270とから構成される。
【0034】なお、前記共通画像データ202、前記差
分データ203〜205は、上記構成に限定されるもの
ではなく、この他に、例えば、共通画像データ202を
図柄260、背景270とし、差分データ203〜20
5を識別情報250〜252として構成してもよい。
【0035】(コマンド群)図5および図6は、主基板
100から図柄表示装置3に送られる指定コマンド群の
1例を示す。
【0036】図5は、初期化コマンド群の1例を示す。
コマンド300は、画像データ指定コマンドや音データ
指定コマンドを示すものであり、モード(MODE)3
01とイベント(EVENT)302とから構成され
る。
【0037】モード301は、コマンドの分類を識別す
るための識別子で、1バイト長のデジタル情報である。
イベント302は、実行されるコマンドの内容(機能)
を示す1バイト長のデジタル情報である。ここでは、モ
ード301として$81、イベント302として$01
〜$06を用いる。
【0038】コマンド名称310は、低確率時又は高確
率時の初期画面1〜3の各名称311〜316からな
る。表示の内容320は、低確率時又は高確率時の初期
画面1〜3の各内容321〜326からなる。
【0039】例えば、コマンド300が$81$01の
とき、コマンド名称310は311の低確率時の初期画
面1指定であり、このときの表示内容320は321の
低確率時初期画面1を示す。
【0040】しかし、このような初期化コマンドだけで
は、主基板100がコマンドを送信後、図柄表示装置3
が一次的に切れる、リセットされる等のトラブルがあっ
た場合、表示内容が想定したものと異なってくる場合が
ある。そこで、このような障害を防止するために、ゲー
ム中に送られるコマンドにも、それぞれの状態(字の
色)を変化させるようなコマンドを設けてもよい。
【0041】図6は、ゲーム中に送られるコマンド群の
1例を示す。コマンド300は、$90のモード301
と、$00,$01,$02,$10,$11,$12
の各イベント302とからなる。
【0042】コマンド名称310は、331〜333の
客待ちデモ画面1〜3と、334〜336の大当たり開
始画面1〜3とからなる。表示内容320は、341〜
343の客待ちデモ表示および初期画面1〜3と、34
4〜346の大当たりデモ表示および初期画面1〜3と
からなる。
【0043】(表示例)次に、前述した図5に示すよう
な初期画面指定コマンドが、主基板100から図柄表示
装置3へ送られた場合、その指定コマンドの内容に応じ
て、LCDパネル220には、図2の初期画面1、図3
の初期画面2、図4の初期画面3の内容が表示される。
【0044】すなわち、これら初期画面1においては、
共通画像データ202である識別情報250を示す赤色
のFuikoの文字と、差分データ203である数字
「1,2,3」等の図柄260および背景270が表示
される。
【0045】初期画面2においては、共通画像データ2
02である識別情報250を示す緑色のFuikoの文
字と、差分データ204である数字「1,2,3」等の
図柄260および背景270が表示される。
【0046】初期画面3においては、共通画像データ2
02である識別情報250を示す青色のFuikoの文
字と、差分データ203である数字「1,2,3」等の
図柄260および背景270が表示される。
【0047】なお、本例では、前記共通画像データ20
2、前記差分データ203〜205の表示に際して、例
えば、共通画像データ202を図柄260、背景270
とし、差分データ203〜205を識別情報250〜2
52として表示させてもよい。
【0048】<システム動作>次に、本システムの動作
を、図1に基づいて説明する。
【0049】図1は、図柄表示装置3における画像表示
制御の処理の流れを示すフローチャートである。本処理
は、ROM201内の制御プログラム206によって実
行される。
【0050】ステップS1では、主基板100側の電源
回路25を起動状態として遊技が開始されると、主基板
100から画像データに関する指定コマンド(図5の3
10〜316を参照)が転送された否かを確認し、その
コマンドの解析を行う。
【0051】コマンド解析において、コマンドを出力す
る主基板100の機種が、所定の限定された機種(ここ
では、図2、図3、図4を表示するような機種)のみに
該当するか否かを判別する。所定の限定された機種のみ
に該当する場合にはステップS2に進み、該当しない場
合にはステップS11に進む。
【0052】ステップS2では、受信したコマンドが、
初期画面1を指定したものか否かを判定する。初期画面
1を指定するものと判定した場合には、ステップS4に
進み、それ以外のときはステップS3に進む。
【0053】ステップS3では、初期画面2を指定した
ものか否かを判定する。初期画面2を指定するものと判
定した場合には、ステップS5に進み、それ以外のとき
は初期画面3と判定してステップS6に進む。
【0054】ステップS4では、初期画面1であるた
め、図2に示すような、図柄260と背景270(差分
データ203)と共に、識別情報250(共通画像デー
タ202)である赤色の「Fujiko」という文字を
表示する。
【0055】ステップS5では、初期画面2であるた
め、図3に示すような、図柄260と背景270(差分
データ204)と共に、識別情報251(共通画像デー
タ202)である緑色の「Fujiko」という文字を
表示する。
【0056】ステップS6では、初期画面3であるた
め、図4に示すような、図柄260と背景270(差分
データ205)と共に、識別情報252(共通画像デー
タ202)である青色の「Fujiko」という文字を
表示する。
【0057】一方、ステップS11では、所定の限定さ
れた機種のみに該当せず、それ以外の機種であると判別
されている。従って、この場合には、ROM201内の
共通画像データ202のみを取り出して、表示画面上に
表示させる。この共通画像データ202としては、識別
情報である「Fujiko」の文字があり、この文字の
みを表示させる。
【0058】又は、識別情報250〜252の文字の色
を別の色に変更させて表示させたり、該識別情報250
〜252自体を表示させないような処理を行ったり、該
識別情報250〜252と他の差分データ203〜20
5のいずれかとを強制的に組み合せた情報として表示さ
せてもよい。
【0059】このように識別情報のみを表示させたり、
何も表示させないような各種の複数の表示パターンの表
示制御を行うことによって、主基板100側でどのよう
な差し替えミスが発生しているのかを容易に識別するこ
とが可能となる。
【0060】例えば、識別情報のみを表示させる場合に
は、他の機種(他のシリーズ)の基板を差し替えたこと
が判明し、これにより、製造段階による組み付けが誤っ
てしたことが明らかになる。
【0061】また、識別情報を表示画面に表示させなか
ったり、識別情報を別の色に変更して差分データ203
〜205のいずれかと共に表示させたりする場合には、
不正行為によって主基板100側のROM102が差し
替えられたことが判明する。
【0062】[第2の例]次に、本発明の第2の実施の
形態を、図9〜図11に基づいて説明する。なお、前述
した第1の例と同一部分については、同一符号を付し、
その説明は省略する。
【0063】図9〜図11は、各機種毎の表示例を示
し、各々が前述した図2〜図4に対応している。
【0064】すなわち、図9の例では、識別情報「HE
ISEI」280が、図2〜図4の識別情報「Fuji
ko」250〜252に対応しており、指定コマンドの
内容に基づいて赤色、緑色、青色に変化する。
【0065】同様に、図10の例では識別情報「ヘイセ
イ」281が各色に変化し、図11の例では識別情報
「H」282が各色に変化する。
【0066】[その他の例]その他の例として、識別情
報の表示制御方法について説明する。
【0067】上記各例では、動作制御信号を、図5およ
び図6に示すような、モード301とイベント302と
の2バイト構成のコマンド300によって構成したが、
これに限るものではなく、コマンド300に上記識別情
報に対応するような情報をさらに加えてもよい。
【0068】この場合、前述した図1の処理において、
ステップS1でコマンド300中に含まれる識別情報に
対応する情報が所定の限定された機種のみに該当するも
のでない場合には、主基板100が所定の限定された機
種に該当しない基板であるものと判別し、ステップS1
1へ分岐して、新たな処理として、ステップS2、ステ
ップS3と同様な処理を経た後、識別情報の色を別の色
に変更して表示させることによって、主基板100側が
差し替えられたことが判明する。
【0069】なお、上記各例では、図柄表示装置3内の
ROM201に1機種(すなわち1シリーズ)分のデー
タしか保存していないが、これに限定されるものではな
く、数種類の機種を保存してもよい。ただし、この場
合、主基板100から転送される指定コマンドの内容
は、その数種類分のデータ内容を示すことが可能な信号
に変更する必要がある。
【0070】また、上記各例では、可変画像表示装置と
して、パチンコ機における図柄表示装置を例に挙げて説
明したが、これに限定されるものではなく、他の遊技機
の表示装置にも応用できる。
【0071】さらに、上記各例では、識別情報として、
表示用の文字や記号を用いたが、これに限定されるもの
ではなく、音声やランプ等の報知手段を用いても同様
に、不正行為又は製造段階での差し替えミスを容易に判
別できる。
【0072】さらにまた、本発明は、記憶媒体(例え
ば、フロッピディスク、ハードディスク等)に記憶され
た制御プログラムを装置又はシステムに供給して、コン
ピュータによって当該制御プログラムを実行することに
よっても、本発明の効果を享受できるものである。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
マスター側の着脱自在な主制御装置からスレーブ側の遊
技装置に複数の動作制御信号を出力して、主制御装置の
差し替えの違いによる機種の識別を表示する場合におい
て、所定の限定された機種の主制御装置のみに対応した
複数の表示形態を有する基準画像データを遊技装置内に
備え、マスター側の主制御装置から出力される各機種毎
に異なる動作制御信号を解析して該主制御装置の機種が
所定の限定された機種のみに該当するか否かを判別し、
判別結果に応じて前記所定の限定された機種の識別を示
す識別情報を、基準画像データと共に表示画面に表示す
るか否かを決定するようにしたので、その識別情報の表
示状態から主制御装置が差し替えられたか否かを容易に
かつ一早く判断することができる。
【0074】また、本発明によれば、差し替え可能な主
制御装置の機種が、所定の限定された機種のみに該当し
ない場合は、識別情報の表示形態を他の表示形態に変更
するか、又は、識別情報を表示画面に表示しないように
したので、主制御装置が正確に差し替えられたか否かを
正確に見分けることができ、これにより、差し替えによ
るミスが、製造段階のものか、不正行為によるものなの
かを容易にかつ一早く判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である、画像表示制
御を示すフローチャートである。
【図2】初期画面1の場合の識別情報を含む表示画像を
示す説明図である。
【図3】初期画面2の場合の識別情報を含む表示画像を
示す説明図である。
【図4】初期画面3の場合の識別情報を含む表示画像を
示す説明図である
【図5】初期化コマンドの内容を示す説明図である。
【図6】遊技中に送られるコマンドを示す説明図であ
る。
【図7】本発明に係るシステム構成を示すブロック図で
ある。
【図8】図柄表示装置内に記憶されるデータ構造を示す
ブロック図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態である、1シリーズ
分に相当する識別情報を含む表示画像を示す説明図であ
る。
【図10】図9とは異なる1シリーズ分に相当する識別
情報を含む表示画像を示す説明図である。
【図11】図9、図10とは異なる1シリーズ分に相当
する識別情報を含む表示画像を示す説明図である。
【符号の説明】
3 図柄表示装置 100 主基板 101 主制御部 102 ROM 103 RAM 200 CPU 201 ROM 202 共通画像データ 203 差分データ 204 差分データ 205 差分データ 206 制御プログラム 210 RAM 220 LCDパネル 250〜252 識別情報 260 図柄 270 背景 280〜282 識別情報

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスター側の着脱自在な主制御装置から
    スレーブ側の遊技装置に複数の動作制御信号を出力し
    て、前記主制御装置の差し替えによる機種の識別を表示
    可能なシステムであって、 前記マスター側の主制御装置に設けられ、 該主制御装置の各機種毎に異なる動作制御信号を出力す
    る出力手段と、 前記スレーブ側の遊技装置に設けられ、 表示画面に表示されるデータであって所定の限定された
    機種の主制御装置のみに対応した複数の表示形態を有す
    る基準画像データを、記憶する記憶手段と、 前記出力される動作制御信号を解析し、該動作制御信号
    を出力する主制御装置の機種が、前記所定の限定された
    機種のみに該当するか否かを判別する判別手段と、 前記判別結果に応じて、前記所定の限定された機種の識
    別を示す識別情報を、前記基準画像データと共に前記表
    示画面に表示するか否かを決定する識別情報表示制御手
    段とを具えたことを特徴とする遊技情報処理システム。
  2. 【請求項2】 前記識別情報表示制御手段は、 前記動作制御信号を出力する主制御装置の機種が、前記
    所定の限定された機種のみに該当しない場合は、前記表
    示画面に表示される前記識別情報の表示形態を他の表示
    形態に変更することを特徴とする請求項1記載の遊技情
    報処理システム。
  3. 【請求項3】 前記識別情報表示制御手段は、 前記動作制御信号を出力する主制御装置の機種が、前記
    所定の限定された機種のみに該当しない場合は、前記識
    別情報を前記表示画面に表示しないことを特徴とする請
    求項1記載の遊技情報処理システム。
  4. 【請求項4】 前記主制御装置が出力する前記動作制御
    信号は、前記所定の限定された機種のみに各々対応した
    個別の初期化コマンドであることを特徴とする請求項1
    ないし3のいずれかに記載の遊技情報処理システム。
  5. 【請求項5】 前記識別情報は、少なくとも文字又は記
    号を含む情報であることを特徴とする請求項1ないし4
    のいずれかに記載の遊技情報処理システム。
  6. 【請求項6】 マスター側の着脱自在な主制御装置を用
    い、該主制御装置から転送される複数の動作制御信号に
    基づいて、該主制御装置の差し替えによる機種の識別を
    表示可能な遊技装置であって、 表示画面に表示されるデータであって所定の限定された
    機種の主制御装置のみに対応した複数の表示形態を有す
    る基準画像データを、記憶する記憶手段と、 前記主制御装置から出力される各機種毎に異なる動作制
    御信号を解析して、該動作制御信号を出力する主制御装
    置の機種が、前記所定の限定された機種のみに該当する
    か否かを判別する判別手段と、 前記判別結果に応じて、前記所定の限定された機種の識
    別を示す識別情報を、前記基準画像データと共に前記表
    示画面に表示するか否かを決定する識別情報表示制御手
    段とを具えたことを特徴とする遊技装置。
  7. 【請求項7】 前記識別情報表示制御手段は、 前記動作制御信号を出力する主制御装置の機種が、前記
    所定の限定された機種のみに該当しない場合は、前記表
    示画面に表示される前記識別情報の表示形態を他の表示
    形態に変更することを特徴とする請求項6記載の遊技装
    置。
  8. 【請求項8】 前記識別情報表示制御手段は、 前記動作制御信号を出力する主制御装置の機種が、前記
    所定の限定された機種のみに該当しない場合は、前記識
    別情報を前記表示画面に表示しないことを特徴とする請
    求項6記載の遊技装置。
  9. 【請求項9】 前記主制御装置が出力する動作制御信号
    は、前記所定の限定された機種のみに各々対応した個別
    の初期化コマンドであることを特徴とする請求項6ない
    し8のいずれかに記載の遊技装置。
  10. 【請求項10】 前記識別情報は、少なくとも文字又は
    記号を含む情報であることを特徴とする請求項6ないし
    9のいずれかに記載の遊技装置。
  11. 【請求項11】 マスター側の着脱自在な主制御装置か
    らスレーブ側の遊技装置に複数の動作制御信号を出力し
    て、前記主制御装置の差し替えによる機種の識別表示を
    行う方法であって、 前記マスター側の主制御装置から各機種毎に異なる動作
    制御信号を出力する出力工程と、 前記スレーブ側の遊技装置の表示画面に表示されるデー
    タであって、所定の限定された機種の主制御装置のみに
    対応した複数の表示形態を有する基準画像データを用
    い、 前記出力される動作制御信号を解析して、該動作制御信
    号を出力する主制御装置の機種が、前記所定の限定され
    た機種のみに該当するか否かを判別する判別工程と、 前記判別結果に応じて、前記所定の限定された機種の識
    別を示す識別情報を、前記基準画像データと共に前記表
    示画面に表示するか否かを決定する識別情報表示制御工
    程とを具えたことを特徴とする画像表示制御方法。
  12. 【請求項12】 前記識別情報表示制御工程は、 前記動作制御信号を出力する主制御装置の機種が、前記
    所定の限定された機種のみに該当しない場合は、前記表
    示画面に表示される前記識別情報の表示形態を他の表示
    形態に変更することを特徴とする請求項11記載の画像
    表示制御方法。
  13. 【請求項13】 前記識別情報表示制御工程は、 前記動作制御信号を出力する主制御装置の機種が、前記
    所定の限定された機種のみに該当しない場合は、前記識
    別情報を前記表示画面に表示しないことを特徴とする請
    求項11記載の画像表示制御方法。
  14. 【請求項14】 前記主制御装置が出力する動作制御信
    号は、前記所定の限定された機種のみに各々対応した個
    別の初期化コマンドであることを特徴とする請求項11
    ないし13のいずれかに記載の画像表示制御方法。
  15. 【請求項15】 前記識別情報は、少なくとも文字又は
    記号を含む情報であることを特徴とする請求項11ない
    し14のいずれかに記載の画像表示制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008136544A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Samii Kk 遊技機
JP2012020151A (ja) * 2011-09-15 2012-02-02 Sammy Corp 弾球遊技機
JP2015008992A (ja) * 2013-06-29 2015-01-19 株式会社大一商会 遊技機
JP2015157013A (ja) * 2014-02-25 2015-09-03 株式会社三共 遊技機
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