JP2001276006A - 生体電気インピーダンス測定装置 - Google Patents

生体電気インピーダンス測定装置

Info

Publication number
JP2001276006A
JP2001276006A JP2000093831A JP2000093831A JP2001276006A JP 2001276006 A JP2001276006 A JP 2001276006A JP 2000093831 A JP2000093831 A JP 2000093831A JP 2000093831 A JP2000093831 A JP 2000093831A JP 2001276006 A JP2001276006 A JP 2001276006A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
electrodes
measurement
voltage
mounting table
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000093831A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3721292B2 (ja
JP2001276006A5 (ja
Inventor
Yasutsugu Yamada
泰嗣 山田
Tsutomu Miyoshi
努 三好
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanita Corp
Original Assignee
Tanita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tanita Corp filed Critical Tanita Corp
Priority to JP2000093831A priority Critical patent/JP3721292B2/ja
Priority to US09/810,172 priority patent/US6714814B2/en
Priority to EP01107947A priority patent/EP1138259B1/en
Priority to DE60115127T priority patent/DE60115127T2/de
Priority to CNB011120959A priority patent/CN1180747C/zh
Publication of JP2001276006A publication Critical patent/JP2001276006A/ja
Publication of JP2001276006A5 publication Critical patent/JP2001276006A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3721292B2 publication Critical patent/JP3721292B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極間に挟まれた身体部分の姿態が変動せ
ず、電極間の距離が明確になるようして、高い測定精度
で簡便に生体電気インピーダンスを測定することができ
るような生体電気インピーダンス測定装置の提供。 【解決手段】 身体の1つの部位を載置する載置台と、
身体の1つの部位に接触するように載置台に配置された
1対の測定電流印加電極と、1対の測定電流印加電極間
に位置して身体の1つの部位に接触するように載置台に
配置された1対の電圧測定電極と、身体の1つの部位を
1対の測定電流印加電極および1対の電圧測定電極に押
し付ける押さえ部材と、1対の測定電流印加電極に交流
電流を供給する交流電流供給手段と、1対の電圧測定電
極間の電圧を測定する電圧測定手段と、供給された交流
電流と測定された電圧とに基づいて生体電気インピーダ
ンスを演算する演算手段とを備えることを特徴とする生
体電気インピーダンス測定装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、身体の生体電気イ
ンピーダンスを測定する生体電気インピーダンス測定装
置に関し、また、生体電気インピーダンスと共に体脂
肪、体水分、脈拍、血圧等を測定する生体電気インピー
ダンス測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、生体電気インピーダンス測定装置
としては、図1に示すように、ケーブル接続11された
1対の測定電流印加電極12a、12bおよび1対の電
圧測定電極13a、13bを両手、両足、または、手足
等に貼り付けて測定するケーブル接続電極型のもの10
や、図2に示すように、1対のグリップ21a、21b
に配置された1対の測定電流印加電極22a、22bお
よび1対の電圧測定電極23a、23bを両手で握って
測定する手専用電極型のもの20や、または、図3に示
すように台31上に配置された1対の測定電流印加電極
32a、32bおよび1対の電圧測定電極33a、33
b上に両足で乗って測定する足専用電極型のもの30が
知られており、いずれも両手、両足、または、手足間と
いった身体の2つの部位に2対の電極を配置して生体電
気インピーダンスを測定するものである。尚、本願明細
書において、身体の1つの部位とは、関節間に挟まれ
た、関節が介在しない身体の連続する部分をいう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来の生体電
気インピーダンス測定装置では、両手、両足、または、
手足間といった身体の2つの部位に2対の電極が配置さ
れて生体電気インピーダンスが測定されるので、電極間
に挟まれた身体部分には関節が介在し、関節において身
体が曲がってしまって、電極間に挟まれた身体部分の姿
態が大きく変動してしまい、生体電気インピーダンスの
測定精度が低くなってしまうという問題があった。
【0004】また、両手、両足、または、手足間といっ
た身体の2つの部位に2対の電極が配置されて生体電気
インピーダンスが測定されるので、電極間の距離が被測
定者毎に変動してしまって不明であり、生体電気インピ
ーダンスの測定精度が低くなってしまうという問題があ
った。
【0005】そしてまた、ケーブル接続型の場合には、
長いケーブルの取り扱いや身体への電極の貼り付けが面
倒であるという問題があった。
【0006】本発明の目的は、上述した問題点を解消
し、電極間に挟まれた身体部分の姿態が変動せず、電極
間の距離が明確になるようして、高い測定精度で簡便に
生体電気インピーダンスを測定することができるような
生体電気インピーダンス測定装置を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの観点によ
れば、身体の1つの部位を載置する載置台と、身体の1
つの部位に接触するように載置台に配置された1対の測
定電流印加電極と、1対の測定電流印加電極間に位置し
て身体の1つの部位に接触するように載置台に配置され
た1対の電圧測定電極と、身体の1つの部位を1対の測
定電流印加電極および1対の電圧測定電極に押し付ける
押さえ部材と、1対の測定電流印加電極に交流電流を供
給する交流電流供給手段と、1対の電圧測定電極間の電
圧を測定する電圧測定手段と、供給された交流電流と測
定された電圧とに基づいて生体電気インピーダンスを演
算する演算手段とを備える生体電気インピーダンス測定
装置が提供される。
【0008】本発明の1つの実施の形態によれば、載置
台は、1対の測定電流印加電極および1対の電圧測定電
極の並びに沿って延びる湾曲した溝状にされ、1対の測
定電流印加電極および1対の電圧測定電極の各々は、載
置台に沿って湾曲している。
【0009】本発明の別の実施の形態によれば、押さえ
部材は、載置台に覆い被さるように一端において前記載
置台に回動自在に枢設されている。押さえ部材の前記載
置台に対向する面は、載置台に配置された1対の測定電
流印加電極および1対の電圧測定電極の並びに対向して
延びる湾曲した溝状にされているか、または、押さえ部
材の載置台に対向する面には、他の1対の測定電流印加
電極および他の1対の電圧測定電極が、載置台に配置さ
れた1対の測定電流印加電極および1対の電圧測定電極
と対応して同一の順番および同一の間隔で並んで身体の
1つの部位に接触するように配置され、交流電流供給手
段は、載置台に配置された1対の測定電流印加電極およ
び押さえ部材に配置された1対の測定電流印加電極を実
質的に1対の測定電流印加電極として、載置台に配置さ
れた1対の測定電流印加電極および押さえ部材に配置さ
れた1対の測定電流印加電極に同時に同一の交流電流を
供給し、電圧測定手段は、載置台に配置された1対の電
圧測定電極および押さえ部材に配置された1対の電圧測
定電極を実質的に1対の電圧測定電極として、載置台に
配置された1対の電圧測定電極および押さえ部材に配置
された1対の電圧測定電極間の電圧を測定し、更に、押
さえ部材の前記載置台に対向する面は、載置台に配置さ
れた1対の測定電流印加電極および1対の電圧測定電極
の並びに対向して延びる湾曲した溝状にされ、押さえ部
材に配置された1対の測定電流印加電極および1対の電
圧測定電極の各々は、押さえ部材の載置台に対向する面
に沿って湾曲している。
【0010】本発明の別の観点によれば、身体の1つの
部位を載置する載置台と、載置台に覆い被さるように一
端において載置台上に回動自在に枢設され、載置台に対
向する面に、身体の1つの部位に接触するように1対の
測定電流印加電極と1対の電圧測定電極とを備え、1対
の電圧測定電極は1対の測定電流印加電極間に位置し、
1対の測定電流印加電極および前記1対の電圧測定電極
を前記身体の1つの部位に押し付ける押さえ部材と、1
対の測定電流印加電極に交流電流を供給する交流電流供
給手段と、1対の電圧測定電極間の電圧を測定する電圧
測定手段と、供給された交流電流と測定された電圧とに
基づいて生体電気インピーダンスを演算する演算手段と
を備える生体電気インピーダンス測定装置が提供され
る。
【0011】本発明の1つの実施の形態によれば、載置
台は、1対の測定電流印加電極および1対の電圧測定電
極の並びに沿って延びる湾曲した溝状にされている。
【0012】本発明の別の実施の形態によれば、押さえ
部材の載置台に対向する面は、1対の測定電流印加電極
および1対の電圧測定電極の並びに沿って延びる湾曲し
た溝状にされ、1対の測定電流印加電極および1対の電
圧測定電極の各々は、押さえ部材の載置台に対向する面
に沿って湾曲している。
【0013】本発明の更に別の実施の形態によれば、身
体の1つの部位を位置決めする位置決め部材が備えら
れ、位置決め部材は位置調整可能である。
【0014】本発明の更に別の実施の形態によれば、身
体の1つの部位は左右いずれか一方の前腕であるか、ま
たは、身体の1つの部位は左右いずれか一方の下腿であ
るか、または、身体の1つの部位は左右いずれか一方の
前腕であり、位置決め部材は手で握るグリップおよび/
もしくは肘を当接する肘当てである。
【0015】本発明の更に別の実施の形態によれば、演
算手段は体脂肪、体水分、脈拍、または、血圧のうちの
少なくとも1つを更に演算する。
【0016】本発明の更に別の実施の形態によれば、交
流電流供給手段は複数の異なる周波数の交流電流を供給
し、電圧測定手段は各周波数の交流電流に対応して電圧
を測定し、演算手段は、供給された異なる周波数の交流
電流とこれらに対応して測定された電圧とに基づいて生
体電気インピーダンスを演算するか、または、交流電流
供給手段は単一の周波数の交流電流を供給し、電圧測定
手段は測定された電圧の位相を更に測定し、演算手段
は、供給された電流と測定された電圧との位相差を更に
演算する。
【0017】本発明の更に別の実施の形態によれば、演
算手段は細胞内液量対細胞外液量比、細胞外液量対体水
分液量比、細胞内液量、細胞外液量、体水分液量、また
は、体脂肪量のうちの少なくとも1つを更に演算する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適な実施例を図
面に基づいて説明する。
【0019】先ず、本発明に係る生体電気インピーダン
スの第1実施例について説明する。図4は、本発明に係
る生体電気インピーダンス測定装置の第1実施例の外部
構成を示す斜視図である。本測定装置40は、前腕にお
いて生体電気インピーダンスを測定するものである。本
測定装置40には、図4に示すように、全体がほぼ矩形
の平面形状をしているハウジング41が備えられてい
る。ハウジング41の上面の左半分には、ハウジング4
1の前端から後端まで直線状に延びる湾曲した溝状の載
置台42と、載置台42の底部に固定的に配置された1
対の測定電流印加電極43a、43bおよび1対の電圧
測定電極44a、44bと、載置台42に覆い被さるよ
うに対向して延びる押さえ部材45とが備えられてい
る。1対の測定電流印加電極43a、43bおよび1対
の電圧測定電極44a、44bは、1対の測定電流印加
電極43a、43b間に1対の電圧測定電極44a、4
4bを挟んで載置台42の長手方向に直線状に並び、各
電極43a、44a、44b、43bは、載置台42の
長手方向に対して垂直方向に、かつ、載置台42に沿っ
て湾曲して延びる。押さえ部材45は上方に突出するよ
うに湾曲した溝状になっており、押さえ部材45の右端
と載置台の右端とは、回動自在であるが高い摩擦係数で
枢着されている。
【0020】ハウジング41の後端には、平板形状のス
ライド部材46が備えられている。スライド部材46
は、その後端をハウジング41の後端から後方に突出さ
せて、電極の並び43a、44a、44b、43bに沿
って延び、ハウジング41内を載置台42の長手方向に
スライド可能になっている。スライド部材46の後端に
は、載置台42に対して垂直に起立する棒状のグリップ
47が備えられている。グリップ47は、ハウジング4
1の後方、かつ、載置台42の長手方向の延長線上に位
置し、スライド部材46により、ハウジング41の後端
に接する位置とハウジング41の後端から後方に離間し
た位置との間を載置台42の長手方向に移動可能になっ
ている。ハウジング41の上面の右半分には、操作案
内、測定状況、測定結果、演算結果等が表示される表示
部48と、本測定装置40の制御命令および測定に必要
な被測定者の個人パラメータ等を入力するための入力キ
ー49aと、本測定装置40を作動させるための電源オ
ンキー49bと、本測定装置40を停止するための電源
オフキー49cとが備えられている。
【0021】図5は、図4に示した生体電気インピーダ
ンス測定装置の内部構成を示すブロック図である。図5
に示すように、本測定装置40の内部構成は、主として
制御、演算およびデータの入出力を行う第1ブロック
と、主として生体電気インピーダンス測定およびアナロ
グ信号からデジタル信号への変換を行う第2ブロックと
に分けられ、ハウジング41内に収容されている。
【0022】第1ブロックは、測定に関する制御、測定
データの処理等を行う制御および演算装置51、制御お
よび演算用プログラム、定数等を記憶するROM52、
測定データ、演算結果、外部より読み込んだデータ、プ
ログラム等を一時的に記憶するRAM53、測定デー
タ、演算結果、測定に関するパラメータ等を記憶、読み
出し、更新可能な不揮発性の補助記憶装置54、表示部
48に接続され、操作案内、測定状況、測定結果、演算
結果等を表示部48に表示させる表示装置55、測定に
関するパラメータ、測定結果等を外部機器へ出力し、ま
た、測定に関するパラメータ、測定時の制御情報、制御
プログラム等を外部機器から本測定装置40へ読み込む
ための外部入出力インターフェイス56、外部入出力イ
ンターフェイスと外部機器とを接続するための外部イン
ターフェイス端子57、入力キー49aに接続され、入
力キー49aの押下を受けて、本測定装置40の制御命
令、測定に必要な被測定者の個人パラメータ等の入力情
報を生成するキー入力装置58、測定の日時等を管理す
るための時間情報を取得するための時計装置59、測定
値、測定値から算出されたパラメータ等を電話回線を通
じて他のコンピュータに送信するためのモデム内蔵の通
信装置60、電源オンキー49bおよび電源オフキー4
9cに接続され、電源オンキー49bまたは電源オフキ
ー49cの押下を受けて、本測定装置40の各部分への
電力供給を開始または停止するための電源装置61、外
部から電源装置61へ電力を供給するための電源端子6
2を備える。
【0023】第2ブロックは、ROM52またはRAM
53に記憶された制御プログラムにより決められた周波
数の交流信号を発生させる交流信号発生装置63、交流
信号発生装置63から出力される交流信号をROM52
またはRAM53に記憶された制御プログラムにより決
められた実効値の交流信号にするための交流電流出力装
置64、被測定者を流れる電流を検出して、基準電流検
出信号として出力する基準電流検出装置65、交流電流
出力装置64から基準電流検出装置65を介して供給さ
れる交流電流を出力するための1対の交流電流出力端子
66a、66b、基準電流検出装置65の出力であるア
ナログ信号をデジタル信号に変換する第1A/D変換装
置67、被測定者の2ヶ所の電位信号を入力するための
1対の電圧測定端子68a、68b、1対の電圧測定端
子68a、68b間の電位信号の差分信号を出力する電
位差検出装置69、電位差検出装置69の出力であるア
ナログ信号をデジタル信号に変換する第2A/D変換装
置70を備える。1対の交流電流出力端子66a、66
bは1対の測定電流印加電極43a、43bに接続さ
れ、1対の電圧測定端子68a、68bは1対の電圧測
定電極44a、44bに接続されている。
【0024】図6は、図4に示した生体電気インピーダ
ンス測定装置の測定手順および動作の概要を示すフロー
チャートである。ステップ1で、被測定者が電源オンキ
ー49bを押下すると、ステップ2で、本測定装置40
内部の初期化が行われ、ステップ3で、図7に示す初期
画面が表示部48に表示される。ステップ4で、被測定
者の個人パラメータである性別、身長、体重、年齢が既
に入力されているかどうかが判断され、既に入力されて
いる場合には、ステップ8に進む。まだ入力されていな
い場合には、ステップ5に進み、個人パラメータ入力用
画面が表示部48に表示される。ステップ6で、被測定
者が入力キー49aを押下して個人パラメータを入力す
ると、ステップ7で、初期画面が再び表示部48に表示
される。ステップ8に進み、被測定者が入力キー49a
を押下して「1」を入力すると、ステップ9で、個人パ
ラメータ入力画面が表示部48に表示され、ステップ1
0で、個人パラメータの変更が有る場合には、被測定者
は入力キー49aを押下して個人パラメータを変更し、
ステップ11に進む。ステップ11で、被測定者は、載
置台42を左方にし、表示部48等を右方にして測定位
置につく。そして、押さえ部材45を回動して載置台4
2に覆い被さらないようにし、適宜、スライド部材46
を前後にスライドさせてグリップ47の位置を調整し、
手でグリップ45を握り、前腕を載置台42に載置し
て、前腕を2対の電極43a、44a、44b、43b
に接触させる。載置台42に載置する前腕は左右どちら
の前腕でも良いが、操作性の点からは、左の前腕を左方
に位置する載置台42に載置し、右手で押さえ部材45
を開閉したり、右方に位置する入力キー49aを操作し
たりするのが良い。それから、押さえ部材45を載置台
42に覆い被せるように回動して、押さえ部材45と載
置台42との間に前腕を挟んで、押さえ部材45で前腕
を2対の電極に上方から押し付けるようにし、入力キー
49aを押下して測定開始の指示を入力する。本測定装
置40では、載置台42は湾曲した溝状になっており、
2対の電極43a、44a、44b、43bは載置台4
2に沿って湾曲し、更に、押さえ部材45は湾曲した溝
状になっており、高い摩擦係数で載置台42に枢着され
ている押さえ部材45で前腕を2対の電極43a、44
a、44b、43bに上方から押し付けるので、被測定
者は、前腕を2対の電極43a、44a、44b、43
bに密接させて載置することができる。押さえ部材45
は、また、測定中、前腕を同一の姿態で載置台42に載
置可能にする機能も果たす。そしてまた、グリップ47
が備えられ、グリップ47は手の向きおよび位置を定め
る位置決め部材としての機能を果たすので、被測定者
は、測定中および次回以降の測定において、前腕を常に
同一の姿態で載置台42上に載置することができる。ス
テップ12では、生体電気インピーダンスが以下のよう
に測定される。すなわち、ROM52に予め記憶される
か、または、補助記憶装置54や外部入出力インターフ
ェイス56からRAM53に記憶された測定制御パラメ
ータに基づいて交流信号発生装置63に出力信号周波数
が設定され、交流信号発生装置63からの出力信号は交
流電流出力装置64に出力される。測定制御パラメータ
に基づいて交流電流出力装置64の定電流出力回路に出
力電流値が設定され、交流電流出力装置64からの出力
は、基準電流検出装置65、1対の交流電流出力端子6
6a、66b、1対の測定電流印加電極43a、43b
を順に介して被測定者に印加される。この時、被測定者
に流れる電流は基準電流検出装置65により検出され、
そのアナログ信号の出力は第1A/D変換装置67によ
りデジタル信号に変換される。そして、そのデジタル信
号の出力はRAM53に記憶される。同時に、被測定者
の2ヶ所の電位信号は、1対の電圧測定電極44a、4
4b、1対の電圧測定端子68a、68bを順に介して
電位差検出装置69に入力され、電位差検出装置69に
より、入力された電位信号の差分信号が第2A/D変換
装置70に出力される。第2A/D変換装置70では、
アナログ信号である差分信号がデジタル信号に変換さ
れ、そのデジタル信号の出力はRAM53に記憶され
る。このようにして、生体電気インピーダンスが、測定
制御パラメータに基づき周波数Fi(i=1、2、…、
n)について繰り返し測定される。
【0025】続いてステップ13に進み、ステップ12
で測定された生体電気インピーダンス測定値から、生体
電気インピーダンスベクトル軌跡およびそれに関するパ
ラメータが算出される。
【0026】通常、生体電気インピーダンスは、図8に
示すような、細胞外液抵抗Re、細胞内液抵抗Ri、細
胞膜容量Cmから成る集中定数による等価回路で表され
るが、実際には、生体を構成する個々の細胞が、その形
状や性質の差異により、それぞれ定数の異なる回路で表
されるため、その集合体である生体では、集中定数によ
る等価回路を測定した場合のように、生体電気インピー
ダンスベクトル軌跡は半円とならずに、コール−コール
の円弧則に従う円弧となるとされている。
【0027】従って、一般に、生体電気インピーダンス
は、図9に示すような円弧状の軌跡を描くことになる。
ここで、X軸は生体電気インピーダンスのレジスタンス
成分を表し、Y軸は生体電気インピーダンスのリアクタ
ンス成分を表す。生体電気インピーダンスのリアクタン
ス成分は容量性なので負の値をとるため、生体電気イン
ピーダンスベクトル軌跡は、X軸の下方に位置し、ま
た、求める生体電気インピーダンスベクトル軌跡は円弧
であるという仮定から、周波数F1、F2、…、FNの
各々における生体電気インピーダンス測定値Z1、Z
2、…、ZNは、ある円の円周上にある。ここで、円の
中心のX座標をa、円の中心のY座標をb、円の半径を
rとすると、生体電気インピーダンス測定値を通る円の
方程式は式1のように表される。
【0028】 (X−a)2+(Y−b)2=r2 (式1) a、b、rは、式1に、周波数F1、F2、…、FNに
おける生体電気インピーダンス測定値Z1、Z2、…、
ZNを代入することにより求められる。
【0029】また、式1から、Xは以下のように表され
る。
【0030】そして、式2より、式1で表される円とX
軸との交点R0、Rinf(R0>Rinf)は、以下のように
求められる。
【0031】更に、式3および式4より、図8の等価回
路におけるReおよびRiは以下のように求められる。
【0032】 Re=R0 (式5) Ri=R0・Rinf/(R0−Rinf) (式6) 特性周波数Fcにおける生体電気インピーダンスベクト
ルZcは、リアクタンス成分、すなわちY軸成分の絶対
値が最大になる点であるから、その場合のレジスタンス
成分であるX座標値およびリアクタンス成分であるY座
標値は以下のように算出される。
【0033】X=a (式7) Y=b−r (式8) ここで、RcはZcのレジスタンス成分、XcはZcのリア
クタンス成分とすると、Zcは以下のように表される。
【0034】 Zc=Rc+jXc=a+j(b−r) (式9) また、Z(ω)はωにおける生体電気インピーダンスベ
クトル、τ、βは定数とすると、コール−コールの円弧
則から、任意の角周波数ωにおける生体電気インピーダ
ンスベクトルは以下のように表される。
【0035】更に、τ=1/ωcとして、式10は以下
のように表される。
【0036】ここで、ωc=2πFcであるから、先に
測定された生体電気インピーダンス測定値を用いて、F
cおよびβが求められる。
【0037】上述のように生体電気インピーダンス測定
値から求められた生体電気インピーダンスベクトル軌跡
およびそれに関するパラメータR0およびRinf、Reお
よびRi、Zc、Rc、Xc、Fc等に基づいて、細胞外液
量、細胞内液量、体水分液量(細胞外液量と細胞内液量
との和)、体脂肪量、除脂肪量(体重と体脂肪量との
差)等の身体成分量が算出され、また、算出された身体
成分量から、細胞内液量対細胞外液量比、細胞外液量対
体水分液量比、体水分液量比から求められる脱水状態、
体脂肪の割合等が算出される。
【0038】それから、ステップ14に進み、測定値お
よび測定値から算出された結果が表示部48に表示され
る。ステップ15では、測定値および測定値から算出さ
れた結果等が、補助記憶装置54に記憶されるか、また
は、外部入出力インターフェイス56を介して外部機器
へ送信される。その後、ステップ16に進み、被測定者
が入力キー49aを押下して、再測定の指示を入力した
場合は、ステップ11から再度測定がやり直される。ス
テップ16で、被測定者が再測定の指示を入力せず、ス
テップ17で、入力キー49aを押下して、グラフ表示
を指示した場合は、過去に求められた測定値および測定
値から算出された結果が表示部48にグラフ表示され
る。そして、ステップ18で、被測定者が電源オフキー
49cを押下すると、一連の測定は終了し、本測定装置
40は停止する。
【0039】上述したステップ8で、被測定者が入力キ
ー49aを押下して、「2」を入力した場合には、ステ
ップ19で、表示に関連するデータおよびパラメータ等
が補助記憶装置54から読み出され、ステップ17に進
み、上述したように所定のデータが表示部48にグラフ
表示される。そして、ステップ18で、上述したように
本測定装置40は停止する。
【0040】ステップ8で、被測定者が入力キー49a
を押下して、「3」を入力した場合には、ステップ20
で、送信に関連するデータおよびパラメータ等が補助記
憶装置54から読み出され、ステップ21で、所定のデ
ータが、電話回線を介して、外部の他のデータ処理装置
に送信される。所定のデータは、例えば、上述した生体
電気インピーダンス測定により測定された測定値(生体
電気インピーダンス、電圧、位相差、測定日時等)、そ
の測定値から算出されたパラメータ(R0、Rinf、R
e、Ri、Zc、Rc、Xc、Fc等)、身体成分量(細胞内
液量、細胞外液量、体水分液量、除脂肪量、体脂肪量
等)、むくみ指標値(細胞外液量、細胞内液量対細胞外
液量比、細胞外液量対体水分液量比等)、個人パラメー
タ(識別番号、名前、性別、年齢、身長、体重等)等で
ある。それから、ステップ18で、上述したように本測
定装置40は停止する。
【0041】尚、上述したステップ12およびステップ
13では、複数の周波数の交流電流について測定および
演算が実施されるが、より簡易に、単一の周波数の交流
電流についてのみ測定および演算が実施されても良い。
その場合には、ステップ12では、生体電気インピーダ
ンス、および、生体電気インピーダンス測定時に被測定
者へ印加された交流電流の位相と被測定者から測定され
た電圧の位相との間の位相差が単一の周波数F1につい
てのみ測定される。
【0042】ステップ13では、F1の周波数における
生体電気インピーダンス測定値Z1からレジスタンス成
分値R1およびリアクタンス成分値X1が求められ、そ
れらの値が、図10に示されるF1=50kHzの場合
の例に示されるような予め求められたレジスタンス成分
およびリアクタンス成分の正常値の範囲内にあるか否か
が判定される。そして、もし、正常値の範囲内にないな
らば、生体電気インピーダンス測定値から、生体電気イ
ンピーダンスベクトル軌跡に関するパラメータが以下に
基づいて算出される。
【0043】すなわち、生体電気インピーダンスの電気
的特性については、第1実施例の場合と同様である。生
体電気インピーダンスベクトル軌跡は円弧であるという
仮定から、周波数F1における生体電気インピーダンス
測定値Z1は、図11に示すように、ある円の円周上に
ある。ここで、X軸は生体電気インピーダンスのレジス
タンス成分を表し、Y軸は生体電気インピーダンスのリ
アクタンス成分を表す。
【0044】任意の角周波数ωFにおける生体電気イン
ピーダンスベクトルは、ω0、βは定数として、式12
のように表される。
【0045】更に、β=1として、式12は以下のよう
に表される。
【0046】そして、生体電気インピーダンスおよび位
相差の測定値、測定された電圧と印加された交流電流と
から求められる抵抗値とに基づいて、体水分液量、除脂
肪量、体脂肪量等の身体成分量が算出され、また、算出
された身体成分量から体脂肪の割合等が算出される。
【0047】続いて、本発明に係る生体電気インピーダ
ンスの第2実施例について説明する。図12は、本発明
に係る生体電気インピーダンス測定装置の第2実施例の
外部構成を示す斜視図であり、図12において図4と同
一の機能を果たす部分には同一符号を付している。本測
定装置80も、上述した第1実施例と同様に、前腕にお
いて生体電気インピーダンスを測定するものである。本
測定装置80では、図12に示すように、第1実施例の
スライド部材46に代わって、平板形状のスライド部材
81が、ハウジング41の前端に備えられている。スラ
イド部材81は、その半円形状をした前端をハウジング
41の前端から前方に突出させて、電極の並び43a、
44a、44b、43bに沿って延び、ハウジング41
内を載置台42の長手方向にスライド可能になってい
る。また、第1実施例のグリップ部材47に代わって、
載置台42に対して垂直に起立する肘当て壁82aがス
ライド部材81の前端に備えられ、また、円形の肘当て
パッド82bがスライド部材81の上面の前部に備えら
れている。肘当て壁82aおよび肘当てパッド82b
は、ハウジング41の前方、かつ、載置台42の長手方
向の延長線上に位置し、スライド部材81により、ハウ
ジング41の前端に当接する位置とハウジング41の前
端から前方に離間した位置との間を載置台42の長手方
向に移動可能になっている。他の外部構成および内部構
成は、上述した第1実施例の構成と同様である。
【0048】本実施例の測定手順および動作の概要は、
上述した第1実施例の測定手順および動作の概要とほぼ
同様であり、再度、図6を参照して相違点のみを説明す
ると、ステップ11で、被測定者は、適宜、肘当て壁8
2aおよび肘当てパッド82bの位置を調整し、肘を肘
当て壁82aおよび肘当てパッド82bに当接し、載置
台42上の2対の電極43a、44a、44b、43b
が前腕に接触するように前腕を載置台42上に載置す
る。本測定装置80では、肘当て壁82aおよび肘当て
パッド82bは肘の位置を定める位置決め部材としての
機能を果たすので、被測定者は、測定中および次回以降
の測定において、前腕を常に同一の姿態で載置台42上
に載置することができる。
【0049】次に、本発明に係る生体電気インピーダン
スの第3実施例について説明する。図13は、本発明に
係る生体電気インピーダンス測定装置の第3実施例の外
部構成を示す斜視図であり、図13において図4と同一
の機能を果たす部分には同一符号を付している。本測定
装置85も、上述した第1実施例と同様に、前腕におい
て生体電気インピーダンスを測定するものである。本測
定装置85では、図13に示すように、1対の測定電流
印加電極86a、86bおよび1対の電圧測定電極87
a、87bは、第1実施例のように載置台42に配置さ
れるのではなく、押さえ部材45の載置台42に対向す
る面の頂部に固定的に配置されている。1対の測定電流
印加電極86a、86bおよび1対の電圧測定電極87
a、87bは、1対の測定電流印加電極86a、86b
間に1対の電圧測定電極87a、87bを挟んで押さえ
部材45の長手方向に直線状に並び、各電極86a、8
7a、87b、86bは、押さえ部材45の長手方向に
対して垂直方向に、かつ、押さえ部材45の載置台に対
向する面に沿って湾曲して延びる。他の外部構成は、上
述した第1実施例の構成と同様である。
【0050】本実施例の内部構成は、上述した第1実施
例の内部構成とほぼ同様であり、再度、図5を参照して
相違点のみを説明すると、1対の交流電流測定端子66
a、66bは、1対の測定電流印加電極86a、86b
に接続され、また、1対の電位測定端子68a、68b
は、1対の電圧測定電極87a、87bに接続されてい
る。
【0051】本実施例の測定手順および動作の概要は、
上述した第1実施例の測定手順および動作の概要とほぼ
同様であり、再度、図6を参照して相違点のみを説明す
ると、ステップ11で、被測定者は、押さえ部材45を
載置台42に覆い被せるように回動して、押さえ部材4
5と載置台42との間に前腕を挟んで、前腕を押さえ部
材45に配置された2対の電極86a、87a、87
b、86bに接触させ、押さえ部材45で押さえ部材4
5に配置された2対の電極86a、87a、87b、8
6bを前腕に上方から押し付けるようにする。本測定装
置80では、押さえ部材45の載置台42に対向する面
は湾曲した溝状になっており、押さえ部材45に配置さ
れた2対の電極86a、87a、87b、86bは載置
台42に沿って湾曲し、高い摩擦係数で枢着されている
押さえ部材45で押さえ部材45に配置された2対の電
極86a、87a、87b、86bを前腕に上方から押
し付けるので、被測定者は、前腕を2対の電極86a、
87a、87b、86bに密接させて載置することがで
きる。
【0052】ステップ12では、交流電流出力装置64
からの出力は、基準電流検出装置65、交流電流出力端
子66a、66b、1対の測定電流印加電極86a、8
6bとを順に介して被測定者に印加される。また、被測
定者の2ヶ所の電位信号は、1対の電圧測定電極87
a、87b、1対の電圧測定端子68a、68bを順に
介して電位差検出装置69に入力され、電位差検出装置
69により、入力された電位信号の差分信号が第2A/
D変換装置70に出力される。
【0053】更に、本発明に係る生体電気インピーダン
スの第4実施例について説明する。図14は、本発明に
係る生体電気インピーダンス測定装置の第4実施例の外
部構成を示す斜視図であり、図14において図4と同一
の機能を果たす部分には同一符号を付している。本測定
装置90も、上述した第1実施例と同様に、前腕におい
て生体電気インピーダンスを測定するものである。本測
定装置90では、図14に示すように、第1実施例と同
様に載置台に配置された1対の測定電流印加電極91
a、91bおよび1対の電圧測定電極92a、92bに
加えて、更にもう1対の測定電流印加電極91’a、9
1’bおよび更にもう1対の電圧測定電極92’a、9
2’bが、押さえ部材45の載置台42に対向する面の
頂部に固定的に配置されている。押さえ部材45に配置
された各電極91’a、92’a、92’b、91’b
は、載置台42に配置された対応する各電極91a、9
2a、92b、91bに対向して配置され、押さえ部材
45の長手方向に直線状に並び、1対の押さえ部材45
の長手方向に対して垂直方向に、押さえ部材45の載置
台42に対向する面に沿って湾曲して延びる。他の外部
構成は、上述した第1実施例の構成と同様である。
【0054】本実施例の内部構成は、上述した第1実施
例の内部構成とほぼ同様であり、再度、図5を参照して
相違点のみを説明すると、1対の交流電流測定端子86
a、86bは、載置台に配置された1対の測定電流印加
電極91a、91bと共に押さえ部材45に配置された
1対の測定電流印加電極91’a、91’bにも接続さ
れ、これら2対の測定電流印加電極91a、91’a、
91b、91’bには、これら2対の測定電流印加電極
91a、91’a、91b、91’bを実質的に1対の
測定電流印加電極として、1対の交流電流測定端子66
a、66bを介して同時に同一の交流電流供給が供給さ
れる。同様に、1対の電位測定端子66a、66bは、
載置台42に配置された1対の電圧測定電極92a、9
2bと共に押さえ部材45に配置された1対の電圧測定
電極92’a、92’bにも接続され、これら2対の電
圧測定電極92’a、92’b間の電圧は、これら2対
の電圧測定電極92a、92’a、92b、92’bを
実質的に1対の電圧測定電極として測定される。
【0055】本実施例の測定手順および動作の概要は、
上述した第1実施例の測定手順および動作の概要とほぼ
同様であり、再度、図6を参照して相違点のみを説明す
ると、ステップ11で、被測定者は、押さえ部材45を
載置台42に覆い被せるように回動して、押さえ部材4
5と載置台42との間に前腕を挟み、前腕を押さえ部材
45に配置された2対の電極91’a、92’a、9
2’b、91’bに接触させて、押さえ部材45で前腕
を載置台42に配置された2対の電極91a、92a、
92b、91bに上方から押し付け、また、前腕に押さ
え部材45に配置された2対の電極91’a、92’
a、92’b、91’bを上方から押し付けるようにす
る。本測定装置90では、押さえ部材45の載置台42
に対向する面は湾曲した溝状になっており、押さえ部材
45に配置された2対の電極91’a、92’a、9
2’b、91’bは載置台42に沿って湾曲し、高い摩
擦係数で枢着されている押さえ部材45で押さえ部材4
5に配置された2対の電極91’a、92’a、92’
b、91’bを前腕に上方から押し付けるので、被測定
者は、前腕を2対の電極91’a、92’a、92’
b、91’bに密接させて載置することができる。加え
て、実質的に1対の測定電流印加電極として機能する2
対の測定電流印加電極91a、91b、91’a、9
1’bが載置台42と押さえ部材45とに配置され、ま
た、実質的に1対の電圧測定電極として機能する2対の
電圧測定電極92a、92b、92’a、92’bが載
置台42と押さえ部材45とに配置されて、身体に接触
する電極の表面積が大きくされているので、高周波の電
流が身体に印加された場合であっても、電流は身体の深
部に流れ、高い精度で生体電気インピーダンスを測定す
ることができる。
【0056】ステップ12では、交流電流出力装置64
からの出力は、基準電流検出装置65、交流電流出力端
子66a、66b、実質的に1対の測定電流印加電極と
して機能する載置台42に配置された1対の測定電流印
加電極91a、91bおよび押さえ部材45に配置され
た1対の測定電流印加電極91’a、91’bとを順に
介して被測定者に印加される。また、被測定者の2ヶ所
の電位信号は、実質的に1対の電圧測定電極として機能
する載置台42に配置された1対の電圧測定電極92
a、92bおよび押さえ部材45に配置された1対の電
圧測定電極92’a、92’b、1対の電圧測定端子6
8a、68bを順に介して電位差検出装置69に入力さ
れ、電位差検出装置69により、入力された電位信号の
差分信号が第2A/D変換装置70に出力される。
【0057】以上、本発明に係る生体電気インピーダン
ス測定装置の第1実施例から第4実施例を説明したが、
本発明の実施例はそれらの実施例に限定されることはな
い。
【0058】例えば、上述した実施例はいずれも前腕に
おいて生体電気インピーダンスを測定するものである
が、下腿といったような身体の他の1つの部位において
測定するようにしても良い。肝要なのは、電極間に挟ま
れた身体部分に関節が介在しないように、2対の電極を
身体のいずれか1つの部位のみに配置することであり、
これによって、電極間に挟まれた身体部分の姿態の変動
は小さくなる。
【0059】また、上述した実施例は位置決め部材とし
てグリップまたは肘当ての一方を備えているが、グリッ
プと肘当てとの両方を備えても良く、これによって、よ
り確実に電極間に挟まれた身体部分を同一の姿態に保持
できるようになる。上述した実施例では、グリップを載
置台に対して垂直に起立させているが、グリップを載置
台に対して水平、かつ、載置台の長手方向に対して垂直
に設けても良い。この場合、前腕の手のひらの延長線上
に位置する体毛の少ない部分を電極に接触させて測定で
きるので、高い測定精度で生体電気インピーダンスを測
定することができる。前腕ではなく下腿において生体電
気インピーダンスを測定する装置の場合は、位置決め部
材として踵当てを備えるようにしても良い。
【0060】そしてまた、上述した実施例では、細胞外
液量、細胞内液量、体水分液量(細胞外液量と細胞内液
量との和)、体脂肪量、除脂肪量(体重と体脂肪量との
差)、細胞内液量対細胞外液量比、細胞外液量対体水分
液量比、体水分液量比から求められる脱水状態、体脂肪
の割合等が算出されるが、脈拍や血圧が算出されても良
い。
【0061】加えて、上述した実施例では、載置台を溝
状にしているが、身体の1つの部位を載置し易く、身体
と電極との接触が良ければ、溝状に限定されず、平板状
等であっても良い。同様に、上述した実施例では、押さ
え部材を溝状にしているが、身体の1つの部位を押さえ
易く、押え部材に電極が配置されている場合においては
身体と電極との接触が良ければ、溝状に限定されず、平
板状等であっても良い。
【0062】更に、上述した実施例では、押さえ部材と
載置台とを高い摩擦係数で枢着して、押え部材が容易に
回動してしまわないようにしているが、押さえ部材の枢
着されている端部に対向する端部と載置台の端部とをラ
ッチ部材等で解除自在に固定するようにしても良い。こ
の場合、身体の大きさは個人差があるので、ラッチ部材
は上下方向に位置調整可能になっているのが良い。ま
た、押え部材をゴムバンドのような弾性を有する部材か
ら形成し、その一端を載置台に完全に固定し、対向する
他端を載置台にラッチ部材等で解除自在に固定するよう
にしても良く、或いは、押え部材を布地のような自由に
曲げられる部材から形成し、その一端を載置台に完全に
固定し、押え部材を身体に巻きつけて、対向する他端を
押え部材に解除自在にホック等で固定するようにしても
良い。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の生体電気
インピーダンス測定装置では、前腕や下腿といった身体
の1つの部位に2対の電極が配置されて生体電気インピ
ーダンスが測定されるので、電極間に挟まれた身体部分
に関節は介在せず、電極間に挟まれた身体部分の姿態は
殆ど変動しない。また、位置決め部材が備えられている
ので、より確実に電極間に挟まれた身体部分を同一の姿
態に保持可能である。そしてまた、2対の電極は載置台
上に固定的に配置されるので、電極間の距離は被測定者
毎に変動せず常に一定で明確である。更に、押さえ部材
が備えられ、また、電極が配置された面が湾曲した溝状
になっており、その面に沿って電極も湾曲しているの
で、身体の1つの部位を電極に密接させて載置すること
ができる。押さえ部材は、また、電極間に挟まれた身体
部分を同一の姿態に保持可能にする機能も果たす。加え
て、実質的に1対の測定電流印加電極として機能する2
対の測定電流印加電極が載置台および押さえ部材に配置
され、また、実質的に1対の電圧測定電極として機能す
る2対の電圧測定電極が載置台および押さえ部材に配置
され、身体に接触する電極の表面積が大きくされている
ので、高周波の電流が身体に印加された場合であって
も、電流は身体の深部に流れる。従って、高い測定精度
で生体電気インピーダンスを測定することが可能であ
る。
【0064】そしてまた、本発明の生体電気インピーダ
ンス測定装置では、載置台上に前腕や下腿といった身体
の1つの部位を載置することにより、2対の電極が身体
に配置されることとなるので、長いケーブルを取り扱っ
たり、身体へ電極を貼り付けたりする必要はない。従っ
て、測定が非常に簡便である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術のケーブル接続電極型の生体電気イン
ピーダンス測定装置を示す概要図である。
【図2】従来技術の手専用電極型の生体電気インピーダ
ンス測定装置を示す概要図である。
【図3】従来技術の足専用電極型の生体電気インピーダ
ンス測定装置を示す概要図である。
【図4】本発明に係る生体電気インピーダンス測定装置
の第1実施例の外部構成を示す斜視図である。
【図5】図4に示した生体電気インピーダンス測定装置
の内部構成を示すブロック図である。
【図6】図4に示した生体電気インピーダンス測定装置
の測定手順および動作の概要を示すフローチャートであ
る。
【図7】図4に示した生体電気インピーダンス測定装置
の表示部に表示される初期画面を示す図である。
【図8】生体電気インピーダンスを表す等価回路図であ
る。
【図9】生体電気インピーダンスベクトル軌跡を表すグ
ラフ図である。
【図10】予め求められている生体電気インピーダンス
のレジスタンス成分とリアクタンス成分の正常値の範囲
を示すグラフ図である。
【図11】生体電気インピーダンスベクトル軌跡を示す
グラフ図である。
【図12】本発明に係る生体電気インピーダンス測定装
置の第2実施例の外部構成を示す斜視図である。
【図13】本発明に係る生体電気インピーダンス測定装
置の第3実施例の外部構成を示す斜視図である。
【図14】本発明に係る生体電気インピーダンス測定装
置の第4実施例の外部構成を示す斜視図である。
【符号の簡単な説明】
10、20、30、40、80、85、90 生体
電気インピーダンス測定装置 11 ケーブル 12a、12b、22a、22b、32a、32b、4
3a、43b、86a、86b、91a、91b、9
1’a、91’b 測定電流印加電極 13a、13b、23a、23b、33a、33b、4
4a、44b、87a、87b、92a、92b、9
2’a、92’b 電圧測定電極 21a、21b、47 グリップ 31 台 41 ハウジング 42 載置台 46、81 スライド部材 48 表示部 49a 入力キー 49b 電源オンキー 49c 電源オフキー 51 演算および制御装置 52 ROM 53 RAM 54 補助記憶装置 55 表示装置 56 外部入出力インターフェイス 57 外部インターフェイス端子 58 キー入力装置 59 時計装置 60 通信装置 61 電源装置 62 電源端子 63 交流信号発生装置 64 交流電流出力装置 65 基準電流検出装置 66a、66b 交流電流出力端子 67 第1A/D変換装置 68a、68b 電圧測定端子 69 電位差検出装置 70 第2A/D変換装置 82a 肘当て壁 82b 肘当てパッド

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 身体の1つの部位を載置する載置台と、 前記身体の1つの部位に接触するように前記載置台に配
    置された1対の測定電流印加電極と、 前記1対の測定電流印加電極間に位置して前記身体の1
    つの部位に接触するように前記載置台に配置された1対
    の電圧測定電極と、 前記身体の1つの部位を前記1対の測定電流印加電極お
    よび前記1対の電圧測定電極に押し付ける押さえ部材
    と、 前記1対の測定電流印加電極に交流電流を供給する交流
    電流供給手段と、 前記1対の電圧測定電極間の電圧を測定する電圧測定手
    段と、 供給された前記交流電流と測定された前記電圧とに基づ
    いて生体電気インピーダンスを演算する演算手段とを備
    えることを特徴とする生体電気インピーダンス測定装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の生体電気インピーダン
    ス測定装置において、前記載置台は、前記1対の測定電
    流印加電極および前記1対の電圧測定電極の並びに沿っ
    て延びる湾曲した溝状にされ、前記1対の測定電流印加
    電極および前記1対の電圧測定電極の各々は、前記載置
    台に沿って湾曲している生体電気インピーダンス測定装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1もしくは請求項2に記載の生体
    電気インピーダンス測定装置において、前記押さえ部材
    は、前記載置台に覆い被さるように一端において前記載
    置台に回動自在に枢設されている生体電気インピーダン
    ス測定装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の生体電気インピーダン
    ス測定装置において、前記押さえ部材の前記載置台に対
    向する面には、他の1対の測定電流印加電極および他の
    1対の電圧測定電極が、前記載置台に配置された前記1
    対の測定電流印加電極および前記1対の電圧測定電極と
    対応して同一の順番および同一の間隔で並んで前記身体
    の1つの部位に接触するように配置され、 前記交流電流供給手段は、前記載置台に配置された前記
    1対の測定電流印加電極および前記押さえ部材に配置さ
    れた前記1対の測定電流印加電極を実質的に1対の測定
    電流印加電極として、前記載置台に配置された前記1対
    の測定電流印加電極および前記押さえ部材に配置された
    前記1対の測定電流印加電極に同時に同一の交流電流を
    供給し、 前記電圧測定手段は、前記載置台に配置された前記1対
    の電圧測定電極および前記押さえ部材に配置された前記
    1対の電圧測定電極を実質的に1対の電圧測定電極とし
    て、前記載置台に配置された前記1対の電圧測定電極お
    よび前記押さえ部材に配置された前記1対の電圧測定電
    極間の電圧を測定する生体電気インピーダンス測定装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の生体電気インピーダン
    ス測定装置において、前記押さえ部材の前記載置台に対
    向する面は、前記1対の測定電流印加電極および前記1
    対の電圧測定電極の並びに対向して延びる湾曲した溝状
    にされている記載の生体電気インピーダンス測定装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の生体電気インピーダン
    ス測定装置において、前記押さえ部材の前記載置台に対
    向する面は、前記載置台に配置された前記1対の測定電
    流印加電極および前記1対の電圧測定電極の並びに対向
    して延びる湾曲した溝状にされ、前記押さえ部材に配置
    された前記1対の測定電流印加電極および前記1対の電
    圧測定電極の各々は、前記押さえ部材の前記載置台に対
    向する面に沿って湾曲している生体電気インピーダンス
    測定装置。
  7. 【請求項7】 身体の1つの部位を載置する載置台と、 前記載置台に覆い被さるように一端において前記載置台
    上に回動自在に枢設され、前記載置台に対向する面に、
    前記身体の1つの部位に接触するように1対の測定電流
    印加電極と1対の電圧測定電極とを備え、前記1対の電
    圧測定電極は前記1対の測定電流印加電極間に位置し、
    前記1対の測定電流印加電極および前記1対の電圧測定
    電極を前記身体の1つの部位に押し付ける押さえ部材
    と、 前記1対の測定電流印加電極に交流電流を供給する交流
    電流供給手段と、 前記1対の電圧測定電極間の電圧を測定する電圧測定手
    段と、 供給された前記交流電流と測定された前記電圧とに基づ
    いて生体電気インピーダンスを演算する演算手段とを備
    えることを特徴とする生体電気インピーダンス測定装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の生体電気インピーダン
    ス測定装置において、前記載置台は、前記1対の測定電
    流印加電極および前記1対の電圧測定電極の並びに沿っ
    て延びる湾曲した溝状にされている生体電気インピーダ
    ンス測定装置。
  9. 【請求項9】 請求項7もしくは請求項8に記載の生体
    電気インピーダンス測定装置において、前記押さえ部材
    の前記載置台に対向する面は、前記1対の測定電流印加
    電極および前記1対の電圧測定電極の並びに沿って延び
    る湾曲した溝状にされ、前記1対の測定電流印加電極お
    よび前記1対の電圧測定電極の各々は、前記押さえ部材
    の前記載置台に対向する面に沿って湾曲している生体電
    気インピーダンス測定装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項9のいずれか1項
    に記載の生体電気インピーダンス測定装置において、前
    記身体の1つの部位を位置決めする位置決め部材を備
    え、該位置決め部材は位置調整可能である生体電気イン
    ピーダンス測定装置。
  11. 【請求項11】 請求項1から請求項10のいずれか1
    項に記載の生体電気インピーダンス測定装置において、
    前記身体の1つの部位は左右いずれか一方の前腕である
    生体電気インピーダンス測定装置。
  12. 【請求項12】 請求項1から請求項10のいずれか1
    項に記載の生体電気インピーダンス測定装置において、
    前記身体の1つの部位は左右いずれか一方の下腿である
    生体電気インピーダンス測定装置。
  13. 【請求項13】 請求項10に記載の生体電気インピー
    ダンス測定装置において、前記身体の1つの部位は左右
    いずれか一方の前腕であり、前記位置決め部材は手で握
    るグリップおよび/もしくは肘を当接する肘当てである
    生体電気インピーダンス測定装置。
  14. 【請求項14】 請求項1から請求項13のいずれか1
    項に記載の生体電気インピーダンス測定装置において、
    前記演算手段は体脂肪、体水分、脈拍、または、血圧の
    うちの少なくとも1つを更に演算する生体電気インピー
    ダンス測定装置。
  15. 【請求項15】 請求項1から請求項14のいずれか1
    項に記載の生体電気インピーダンス測定装置において、
    前記交流電流供給手段は複数の異なる周波数の交流電流
    を供給し、前記電圧測定手段は各周波数の交流電流に対
    応して電圧を測定し、前記演算手段は、供給された異な
    る周波数の前記交流電流とこれらに対応して測定された
    前記電圧とに基づいて生体電気インピーダンスを演算す
    る生体電気インピーダンス測定装置。
  16. 【請求項16】 請求項1から請求項14のいずれか1
    項に記載の生体電気インピーダンス測定装置において、
    前記交流電流供給手段は単一の周波数の交流電流を供給
    し、前記電圧測定手段は測定された前記電圧の位相を更
    に測定し、前記演算手段は、供給された前記電流と測定
    された前記電圧との位相差を更に演算する生体電気イン
    ピーダンス測定装置。
  17. 【請求項17】 請求項15もしくは請求項16に記載
    の生体電気インピーダンス測定において、前記演算手段
    は細胞内液量対細胞外液量比、細胞外液量対体水分液量
    比、細胞内液量、細胞外液量、体水分液量、または、体
    脂肪量のうちの少なくとも1つを更に演算する生体電気
    インピーダンス測定装置。
JP2000093831A 2000-03-30 2000-03-30 生体電気インピーダンス測定装置 Expired - Fee Related JP3721292B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000093831A JP3721292B2 (ja) 2000-03-30 2000-03-30 生体電気インピーダンス測定装置
US09/810,172 US6714814B2 (en) 2000-03-30 2001-03-19 Bioelectrical impedance measuring apparatus
EP01107947A EP1138259B1 (en) 2000-03-30 2001-03-28 Bioelectrical impedance measuring apparatus
DE60115127T DE60115127T2 (de) 2000-03-30 2001-03-28 Bioelektrisches Impedanzmessgerät
CNB011120959A CN1180747C (zh) 2000-03-30 2001-03-30 生物电流阻抗测量仪

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000093831A JP3721292B2 (ja) 2000-03-30 2000-03-30 生体電気インピーダンス測定装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2001276006A true JP2001276006A (ja) 2001-10-09
JP2001276006A5 JP2001276006A5 (ja) 2005-04-14
JP3721292B2 JP3721292B2 (ja) 2005-11-30

Family

ID=18608962

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000093831A Expired - Fee Related JP3721292B2 (ja) 2000-03-30 2000-03-30 生体電気インピーダンス測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3721292B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3721292B2 (ja) 2005-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW531405B (en) Bioelectrical impedance measuring method and body composition measuring apparatus
US6714814B2 (en) Bioelectrical impedance measuring apparatus
KR100427559B1 (ko) 생체 변수 측정장치
JP4074236B2 (ja) 体組成情報取得装置
WO1999060925A1 (fr) Appareil de mesure de la graisse, dote d'un instrument de mesure de la taille
JP2008502073A (ja) 制御可能な装置を制御するために生物の部位のインピーダンスを用いて制御信号を生成する方法及び装置
JP3182991B2 (ja) 健康管理指針アドバイス装置
JP2003519522A (ja) 生体電気インピーダンス測定装置及び測定方法
JP2003230547A (ja) 健康管理装置
JPH0951884A (ja) 体脂肪測定装置
JP2001078978A (ja) 健康管理指針アドバイス装置
JP2001104273A (ja) 体重計付き体脂肪測定装置
JP3240407B2 (ja) 健康管理指針アドバイス装置
JP3714831B2 (ja) 生体電気インピーダンス測定用のハンドグリップ
JP3747146B2 (ja) 生体電気インピーダンス測定装置
US20220007956A1 (en) Evaluating impedance measurements
JP3699323B2 (ja) 生体電気インピーダンス測定装置
JP3721292B2 (ja) 生体電気インピーダンス測定装置
JP3747143B2 (ja) 生体電気インピーダンス測定装置
JP3699338B2 (ja) 生体電気インピーダンス測定装置
JP3461646B2 (ja) 体脂肪測定装置
JP3508633B2 (ja) 体脂肪計
JP3963145B2 (ja) 生体情報測定装置
JP4647092B2 (ja) 生体インピーダンス測定装置
JP2001000408A (ja) 体脂肪率測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040603

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040603

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050617

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050627

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050818

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050912

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080916

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090916

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100916

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110916

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110916

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120916

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120916

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120916

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120916

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120916

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130916

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees