JP2001275915A - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JP2001275915A JP2000097346A JP2000097346A JP2001275915A JP 2001275915 A JP2001275915 A JP 2001275915A JP 2000097346 A JP2000097346 A JP 2000097346A JP 2000097346 A JP2000097346 A JP 2000097346A JP 2001275915 A JP2001275915 A JP 2001275915A
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浩章 乾
Masaki Yura
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L15/00Washing or rinsing machines for crockery or tableware
    • A47L15/0089Washing or rinsing machines for crockery or tableware of small size, e.g. portable mini dishwashers for small kitchens, office kitchens, boats, recreational vehicles

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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の設置に必要な空間を小さくし、設置性
を高めること。 【解決手段】 本体1と、前記本体1内に設けた洗浄槽
5と、前記洗浄槽5に設けた開口部2と、前記開口部2
を閉塞する複数個の扉体19、20とを備え、前記扉体
19、20を前記本体1に対して移動自在に支持する支
持手段21、22を各々の扉体に対して設け、前記扉体
同士の分割位置4にはシール部材23を設けたものであ
り、分割面4を確実にシールできるとともに、扉体1
9、20の長さを最小にできる。扉体同士を大きく重ね
合わせる必要がなく、扉体18、19の回動に必要な空
間をできるだけ小さくでき、日本の狭い厨房において
も、設置できる可能性がより高くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭等で使用
される食器洗浄機や食器洗い乾燥機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の食器洗浄機には、特開昭
50−26356号公報に記載されているようなものが
ある。この装置は図10に示すような構成であり、食器
等の被洗浄物を洗浄槽に収納し、本体1に設けた開口部
2を2個の扉体3a、3bにより閉塞してから、洗浄ポ
ンプが洗浄水を噴射することにより、被洗浄物の洗浄お
よびすすぎ工程を行うようになっていた。2個の扉体3
a、3bは、上下方向に回動して洗浄槽の開口部2を開
成する構成であり、簡単な構成で開口部2を開閉できる
ようになっており、1個の扉体で回動開閉する場合と比
べて扉体の回動に必要な空間が小さく、装置の設置性が
向上する。また、開成時における扉体3aの前方への突
出長さが小さくなるため、前方からの被洗浄物の出し入
れが容易に行えるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
食器洗浄機では、扉体同士の分割位置4は特にシールさ
れておらず、洗浄水が装置の外部に漏れ出す恐れがあっ
た。業務用など排水手段を有する場所で使用する場合に
は、特に問題はないが、一般家庭の厨房で使用する場合
には、あってはならないことである。水漏れを防止する
ためには、たとえば特開平5−103743号公報(図
11)のように、2個の扉体3a、3b同士を重ね合わ
せた構成とする必要があるが、2つの扉体の分割位置4
は自由端同士であるため、洗浄やすすぎに温水を用いる
ことによる熱変形や外部からの押圧等により簡単に隙間
を生じてしまい、シールが困難であるという課題を有し
ていた。また、扉体3a、3bの重合で完全にシールす
るには、この重ね合わせ部を長くする必要があり、結果
として1個の扉体の長さが長くなってしまう。このた
め、扉体3a、3bの回動に必要な空間が大きくなり、
食器洗浄機を設置するために必要な面積が大きくなって
しまうという課題を有していた。欧米では50%以上の
普及率であるにもかかわらず、我が国では10%以下と
いう低い普及率にとどまっている大きな要因は、厨房空
間が欧米に比べて狭いことであり、設置したくても設置
できない場合が非常に多い。したがって、多くの消費者
に豊さを提供するためには、少しでもコンパクトで設置
性の優れた装置を提供することが必要である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、本体と、前記本体内に設けた洗浄槽と、前
記洗浄槽に設けた開口部と、前記開口部を閉塞する複数
個の扉体とを備え、前記扉体を前記本体に対して移動自
在に支持する支持手段を各々の扉体に対して設け、前記
扉体同士の分割位置にはシール部材を設けたものであ
る。
【0005】上記発明によれば、複数の扉体の分割位置
にはシール部材を設置しており、分割面を確実にシール
できるとともに、扉体の長さを最小にできる。各扉体の
分割位置が、自由端同士であれば、熱変形や押圧等によ
ってたわみやすくなるが、このたわみを吸収できるシー
ル部材を用いることで、確実に扉体間のシール性を保
ち、水漏れを防止できる。また、扉体同士を大きく重ね
合わせる必要がなくなり、扉体の回動に必要な空間をで
きるだけ小さくでき、日本の狭い厨房においても、設置
できる可能性がより高くなる。また、設置面積が小さい
ことから、縦置き、横置き等の多くの設置バリエーショ
ンにも対応でき、各家庭の形態に適合することができ
る。また、開成状態における扉体の前方への突出長さを
小さくでき、被洗浄物の出し入れを容易に行うことがで
きる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
本体と、前記本体内に設けた洗浄槽と、前記洗浄槽に設
けた開口部と、一端を回動軸として前記開口部を閉塞す
る複数個の扉体とを備え、前記扉体を前記本体に対して
移動自在に支持する支持手段を各々の扉体に対して設
け、前記扉体同士の分割位置にはシール部材を設けたも
のである。
【0007】複数の扉体の分割位置にはシール部材を設
置しており、分割面を確実にシールできるとともに、扉
体の長さを最小にできる。各扉体の分割位置が、自由端
同士であれば、熱変形や押圧等によってたわみやすくな
るが、このたわみを吸収できるシール部材を用いること
で、確実に扉体間のシール性を保ち、水漏れを防止でき
る。また、扉体同士を大きく重ね合わせる必要がなくな
り、扉体の回動に必要な空間をできるだけ小さくでき、
日本の狭い厨房においても、設置できる可能性がより高
くなる。また、設置面積が小さいことから、縦置き、横
置き等の多くの設置バリエーションにも対応でき、各家
庭の形態に適合することができる。また、開成状態にお
ける扉体の前方への突出長さを小さくでき、被洗浄物の
出し入れを容易に行うことができる。
【0008】また、扉体を本体に対して移動自在に支持
する支持手段を各々の扉体に対して設けており、各扉体
は独立して本体に支持されていることから、扉体同士で
支持した場合と比べて、安定して扉体の開閉を行うこと
ができ、操作性が向上し、使い勝手のよい装置を提供で
きる。
【0009】また、本発明の請求項2記載の発明は、シ
ール部材が外部に露出しないための保護手段を用いたも
のであり、良好な外観を得ることができるとともに、調
理中に飛散する高温の油滴が入り込むなど、シール部材
が変質、劣化あるいは破損することを防止する。また、
扉体の分割面は、本体に固定されてないことからたわみ
やすい構成であり、いたずら等により外部から分割面に
異物を挿入された場合など、シールが不完全となりやす
いため、水漏れを起こしたり、あるいは高温の洗浄水が
装置外に飛び出し、危険につながることを防止できる。
【0010】また、本発明の請求項3記載の発明は、シ
ール部材に洗浄用の噴流が直接当たらないためのガード
手段を用いたものであり、たわみやすい扉体の分割面の
シール性をより高めることができる。
【0011】また、本発明の請求項4記載の発明は、扉
体の閉塞位置で扉体同士を係止するロック手段を設けた
ものであり、洗浄水の噴流等により洗浄中に扉体が開成
し、水漏れ等が発生することを防止する。また、扉体同
士をロックすることで、各扉体にロック手段を設ける場
合と比べて、ロック手段の個数を減らすことができる。
また、ロック手段によって、扉体の閉塞状態における扉
体同士の相対位置が一定に固定されることから、シール
部材に隙間を生じる恐れはなく、確実にシールすること
ができる。
【0012】また、本発明の請求項5記載の発明は、扉
体の閉塞位置で扉体と本体とを係止するロック手段を設
けたものであり、ロック係止時に、本体側が逃げたり、
たわんだりすることはなく、円滑に係止操作が行える。
また、扉体と本体との間の水密状態を保つことも容易で
ある。
【0013】また、本発明の請求項6記載の発明は、扉
体の閉塞位置で扉体を係止するロック手段は、扉体の閉
塞操作と同時に係止される構成としたものであり、ロッ
ク手段の係止操作を省略できる。扉体は複数個設けてい
ることから、扉体の開閉操作は煩雑化しており、1つで
も操作を減らすことが重要である。また、ロックを掛け
忘れる心配もなく、水漏れを起こす恐れもない。
【0014】また、本発明の請求項7記載の発明は、扉
体の閉塞位置で扉体を係止するロック手段は、扉体の閉
塞操作とは別操作で係止される構成としたものである。
ロック手段を係止する際には、必ず操作力を必要とする
が、その操作方向や構成次第では、ロックしづらい場合
もある。しかし、ロック手段の係止操作を別操作とする
ことで、いかなる構成であっても、無理なく確実にロッ
ク手段を係止することができる。たとえば、扉体の分割
面近傍は扉体がたわみやすいため、押圧により係止する
より、横方向への動作で係止する方が容易である。
【0015】また、本発明の請求項8記載の発明は、扉
体の開閉順序を定めたものであり、開閉順序に適応した
シール部材の設置構成とすることで、小さな操作力でシ
ールを確実に行うことが可能である。また、下方に開成
する扉体を最初に開成すれば、他の扉体の開成に伴い落
下する水滴を受けることができ、装置の外部への水滴の
落下を防止できる。
【0016】また、本発明の請求項9記載の発明は、最
初に開成する扉体に、扉体の開閉操作を行うハンドル部
を設けたものであり、最初に開成する扉体の目印とな
り、かつ開けやすいことから、別の扉体から開放する間
違いを犯しにくい。また、別の扉体から開成することに
より、扉体やシール部材が破損することを防止できる。
【0017】また、本発明の請求項10記載の発明は、
最初に開成する扉体に、ロック手段の係止を解除するロ
ック解除手段を設けたものであり、扉体の開成操作はロ
ック手段の解除後に行うことから、ロックの解除から扉
体の開成に至る導線を短くでき、扉体の開成操作が円滑
に行える。また、扉体の開成順序を間違えることを防止
できる。
【0018】また、本発明の請求項11記載の発明は、
扉体の開閉を行う操作を行うハンドル部を設け、前記ハ
ンドル部の近傍にロック手段の係止を解除するロック解
除手段を設けたものであり、ロックの解除から扉体の開
成に至る導線を短くでき、扉体の開成操作が円滑に行え
る。また、両者を近傍に設けることで、ロック手段の解
除とハンドル部の操作を片手で連続して行うことがで
き、1つの操作のごとく扉体を開閉できる。
【0019】また、本発明の請求項12記載の発明は、
扉体を少なくとも本体を含む扉体の最大高さが700m
m以下の位置で停止可能とする扉体停止手段を設けたも
のである。卓上型の食器洗浄機は、システムキッチンや
流し台等のワークトップ上に設置する場合が多いが、そ
の上方空間には吊り戸棚や水切り棚等が設置されている
ことが多く、設置高さに制限がある。しかし、扉体の開
成時に、少なくとも高さ700mm以下の位置で固定で
きれば、一般的なキッチンにおいて本食器洗浄機の設置
が可能となる。なお、当社調査結果によると、高さ70
0mm以下であれば、既存家庭の約75%において設置
が可能となる。また、扉体は分割され、かつ各々の扉体
は独立して本体側に支持されていることから、個々の扉
体の長さを不均等にでき、停止位置を調節することも容
易であり、任意の装置高さに設定できる。
【0020】また、本発明の請求項13記載の発明は、
扉体の開閉動作を連動する連動手段を設けたものであ
り、1回の操作で全ての扉体を開閉させることが可能で
あり、装置の使い勝手が飛躍的に向上する。また、扉体
の開閉順序を規制できることから、順序通りの開閉を確
実に行うことができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0022】(実施例1)図1、図2は本発明の実施例
1の食器洗浄機の側面図および断面図である。
【0023】図において、本体1内に設けた洗浄槽5が
あり、食器等の被洗浄物6は洗浄かご7にセットされ、
洗浄槽5内に収納されている。洗浄槽5に洗浄水を供給
する給水弁8、洗浄水を加圧する洗浄ポンプ9があり、
洗浄水を噴射する洗浄ノズル10には噴射孔11が複数
個設けられている。また、洗浄槽5内には残菜を収集す
るフィルタ12と加熱用の発熱体13があり、洗浄槽の
温度を検知する温度センサ14を備えている。また、洗
浄水を排出する排水ポンプ14aと、洗浄槽5に空気を
送る送風機15を備えており、送風機15により送風さ
れた空気を洗浄槽5に導く送風経路16を設け、その排
気を排出する排気口17を扉体18に設けている。
【0024】また、洗浄槽5の1個の開口部2を閉塞す
る2個の扉体18(下扉体19と上扉体20)を設けて
おり、各々の扉体19、20を本体1に対して移動自在
に支持する支持手段21、22を設置している。また、
扉体同士の分割位置4には、扉体18の閉塞状態で分割
位置4を水密シールするゴム等の弾性体からなるシール
部材23を設置しており、シール部材23が外部に露出
しないための保護部材(保護手段)24とシール部材2
3に洗浄用の噴流が直接当たらないためのガード部材
(ガード手段)25を備えている。また、扉体18の閉
塞位置で扉体19と本体1とを係止するロック手段26
を設けており、扉体係止部27が本体係止部28に係合
する構成となっている。また、ロック手段26の係止を
検知するマイクロスイッチ等のロック検知手段29を本
体係止部28に設置している。なお、ロック手段26
は、扉体18の閉塞操作と同時に係止される構成であ
る。また、扉体の開閉順序を定めており、開成時には下
扉体19、上扉体20の順で開成し、閉塞時には逆に上
扉体20、下扉体19の順で閉塞する。また、最初に開
成する下扉体19には、その開閉操作を行うハンドル部
30とロック手段26の係止を解除するロック解除手段
31とを設けており、ロック解除手段31はハンドル部
30の近傍に設置している。
【0025】また、各々の支持手段21、22には、扉
体を上方向に付勢する付勢手段としてねじりバネ32を
設けており(下扉体19用は図示せず)、洗浄かご7は
扉体18の開成状態で前方に引き出し可能となってい
る。
【0026】次に動作、作用について説明するが、まず
食器洗浄機の基本動作について説明すると、食器等の被
洗浄物6を洗浄かご7にセットしてから洗浄槽5に収納
し、洗剤を投入した後、扉体18により本体1の開口部
2を閉塞し、装置の運転を開始する。被洗浄物6の汚れ
を落とす洗浄工程、付着した洗剤や残菜を流すすすぎ工
程、そして被洗浄物6に付着している水適を乾燥させる
乾燥工程の順に実行される。まず、給水弁8が動作して
所定量の洗浄水を洗浄槽5に供給し、続いて洗浄ポンプ
9が洗浄水を加圧し、洗浄ノズル10から噴射する。こ
の際、洗浄槽5内に設けたシーズヒータ等の発熱体13
に通電しており、洗浄水を加温しながら洗浄工程は行わ
れる。また、温度センサ14は洗浄槽5の温度を検知し
ており、所定温度以上になると発熱体13への通電を停
止するようになっている。
【0027】所定時間の洗浄工程を終えると、汚れを含
む洗浄水は排水ポンプ14aにより機外に排出され、新
たに洗浄水が供給される。洗浄ポンプ9を運転し、洗浄
ノズル10から再び洗浄水を噴射して、洗剤や残菜等の
付着した被洗浄物6のすすぎを行う。所定時間運転した
後、洗浄水を排出し、再び洗浄水を供給するという動作
を繰り返し、このすすぎ工程は連続して3回程度行う。
最後に、洗浄水を機外に排出して、すすぎ工程は終了す
る。
【0028】続いて乾燥工程が行われ、送風機15を動
作させることにより、送風経路16を通って外気が洗浄
槽5内に送風され、排気口17から排出される。この
際、発熱体13には通電されており、送風と温度の両方
の効果によって被洗浄物6に付着した水滴の蒸発は促進
される。所定時間これらの乾燥工程を行い、運転を終了
する。
【0029】支持手段21、22は、両扉体19、20
を各々上下方向に回動支持する枢軸であり、図2のよう
に開口部2を開放する。1個の開口部2を2個の扉体1
9、20で開放するため、開口部2を大きくでき、被洗
浄物6の出し入れが容易に行える。また、大型食器の収
納も可能となる。また、扉体18は分割されているた
め、1個の扉体で回動開放する場合と比べ、扉体の回動
に伴う必要な空間が小さく済み、設置面積が小さくな
る。
【0030】また、複数の扉体18の分割位置4にはシ
ール部材23を設置しており、分割面を確実にシールで
きるとともに、扉体の長さを最小にできる。1枚扉の場
合だと、扉体と本体1をとシールするため、容易に確実
なシールを形成できる。また、2枚扉の場合でも、2つ
折れ構造であれば、両扉体同士は軸支されていることか
ら、比較的容易にシールできる。しかし、支持部材を個
々の扉体に用いた場合は、扉体18の分割位置4は自由
端同士となり、熱変形や押圧等によってたわみやすくな
るため、確実なシールは困難となる。そこで、このたわ
みを吸収できる弾性を有するシール部材23を用いるこ
とで、確実に扉体19、20間のシール性を保ち、水漏
れを防止できる。また、扉体同士を大きく重ね合わせる
必要がなくなり、扉体の回動に必要な空間をできるだけ
小さくでる。これにより、日本の狭い厨房空間にも設置
できる割合が高くなり、置きたいけど置けないという悩
みを解決することができる。また、設置面積が小さいこ
とから、縦置き、横置き等の多くの設置バリエーション
にも対応でき、各家庭の形態に適合することができる。
また、開成状態における扉体19の前方への突出長さを
小さくでき、被洗浄物6の出し入れを容易に行うことが
できる。
【0031】なお、本体1と扉体18との間にも、シー
ル手段を用いている。
【0032】また、支持手段21、22を各々の扉体1
9、20に対して設けており、各扉体19、20は独立
して本体1に支持されていることから、扉体同士を連結
した場合と比べて、安定して扉体18の開閉を行うこと
ができ、操作性が向上し、使い勝手のよい装置を提供で
きる。また、扉体19、20の長さや停止位置を個々に
調節することができ、装置高さ等を任意に設定できる。
【0033】また、シール部材23が外部に露出しない
ための保護手24段を用いたものであり、良好な外観を
得ることができるとともに、調理中に飛散する高温の油
滴が入り込むなど、シール部材23が変質、劣化あるい
は破損することを防止する。また、扉体18の分割面4
は、本体1に固定されてないことからたわみやすい構成
であり、いたずら等により外部から分割面4に異物を挿
入された場合など、シールが不完全となり、水漏れを起
こしたり、あるいは高温の洗浄水が装置外に飛び出し、
危険につながることを防止できる。なお、露出しないと
いうことは、完全に覆い隠すという意味ではなく、正面
から直接見えなかったり、箸等の異物を挿入できないよ
うな状態であればよい。
【0034】また、シール部材23に洗浄用の噴流が直
接当たらないためのガード手段25を用いたものであ
り、洗浄中に熱膨張等で扉体が変形したところに、洗浄
水の噴射が直接当たれば、水漏れを起こす可能性が高い
が、ガード手段25は直接噴流がシール部材23に当た
ることを防止するため、たわみやすい扉体18の分割面
4のシール性をより高めることができる。なお、完全に
噴流を遮断できることが望ましいが、噴流の一部を遮る
構成であってもシール性を高める効果は得られる。
【0035】また、本実施例では、扉体の開閉順序を定
めてた構成としており、開成時には下扉体19の開成後
に上扉体20を開成する。また、開閉順序に適応したシ
ール部材23の設置構成としており、シール部材23に
対して略垂直方向に加圧できることから、シール部材2
3の損傷等を与えずに、かつ小さな操作力で確実にシー
ルを行うことが可能である。また、下方に開成する扉体
19を最初に開成するため、上扉体20の開成に伴い落
下する水滴を受けることができ、装置外部への水滴の落
下を防止できる。また、図2の一点鎖線で示したように
上扉体20の回動軌跡を下扉体19の先端位置より前方
に突出しない構成としておけば、装置外部への水滴の落
下を完全に防止できる。なお、本体1の形状は、その前
面を頂部ほど後方に傾斜した構成とし、上扉体20の先
端部の軌跡が後方で収まるようにしている。ただし、そ
の形状に限定するものではない。また、本体1の天面や
側面の一部を開口部2とすることで、より広く使いやす
い開口部2を得ることができる。
【0036】また、本実施例では、扉体開閉の順序は、
扉体18およびシール部材23の構成で規制したが、開
閉順序を下扉体19に、上扉体20にと番号を記載
することで順序付けを行なうこともできる。また、下扉
体のみにハンドル部30を設けることもこの施策の1つ
である。あるいは、下扉体19の開成後に上扉体20の
ハンドル部が露出するなど操作可能な構成とすること
で、より使い勝手を向上できる。
【0037】また、シール部材23は、両扉体で前後方
向に挟み込む構成としたが、扉体19、20の端面同士
でシールする構成であってもシール効果を得ることがで
きる。
【0038】また、本実施例では、扉体18の閉塞位置
で扉体19と本体1とを係止するロック手段26を設け
ており、上扉体20の閉塞後に下扉体19を閉塞すれ
ば、扉体係止部27が本体係止部28に自動的に係合す
る構成となっている。また、下扉体19は上扉体20を
押さえ込む構成であるため、下扉体19と本体1とをロ
ックするだけで、両方の扉体19、20を係止すること
ができる。また、扉体18と本体1とを係止するため、
ロック係止時に、本体1側が逃げたり、たわんだりする
ことはなく、円滑に係止操作が行える。また、扉体18
と本体1との間の水密状態を保つことも容易である。
【0039】なお、上記ロック手段26以外のロック手
段を併用するものであってもよく、さらに強固な扉体の
係止状態を得ることができる。
【0040】また、ロック手段26は、扉体19の閉塞
操作と同時に係止される構成としたものであり、ロック
操作を省略できる。扉体18は複数個設けていることか
ら、扉体18の開閉操作は煩雑化しており、1つでも操
作を減らすことが重要である。また、ロックを掛け忘れ
る心配もなく、水漏れを起こす恐れもない。
【0041】また、ロック検知手段29でロック状態を
検知し、ロックされていない状態であれば洗浄ポンプを
運転しないという制御を行なえば、より水漏れを起こし
にくい装置を提供できる。
【0042】また、最初に開成する扉体、すなわち下扉
体19に、扉体の開閉を行う操作を行うハンドル部30
を設けており、最初に開成する扉体の目印となり、かつ
開けやすいことから、別扉体から開放する間違いを犯し
にくい。したがって、別の扉体20から開成することに
より、扉体18やシール部材23が破損することを防止
できる。なお、下扉体19の開成後は、上扉体20は容
易に開放操作できることから、ハンドル部30はあって
もなくて構わないが、設置することで、手を濡らすこと
なく上扉体20を開閉できる。また、下扉体19の開成
後に上扉体20のハンドル部が露出するなど操作可能な
構成とすれば、開閉順序の明確化と操作性とを両立でき
る。
【0043】また、最初に開成する扉体、すなわち下扉
体19に、ロック手段26の係止を解除するロック解除
手段31を設けたものであり、扉体19の開成操作はロ
ック手段26の解除後に行うことから、ロックの解除か
ら扉体の開成に至る導線を短くでき、扉体18の開成操
作が円滑に行える。また、扉体18の開成順序を間違え
ることを防止できる。しかも、ロック解除手段31は、
ハンドル部30の近傍にを設けることで、ロック手段2
6の解除とハンドル部30の操作を片手で連続して行う
ことができ、1つの操作のごとく円滑に扉体を開閉でき
る。なお、近傍とは、ロック解除手段31とハンドル部
30とを片手で操作できる程度の距離のことである。
【0044】また、各々の支持手段21、22に付勢手
段として設けたねじりバネ32は、扉体19、20を上
方へ付勢するため、扉体19、20の開閉操作力が小さ
くなり、操作性が向上する。また、扉体19、20が重
力によって自由降下する際の衝撃力を低減でき、装置に
かかる応力が小さくなることから、耐久性向上や装置の
小型化につながる。また、扉体19、20の重力とねじ
りバネ32による付勢力をバランスさせれば、扉体1
9、20を任意の場所に停止させることができ、設置す
る空間の高さに応じて、扉体18の開度を調節できる。
なお、上扉体20は、その回動範囲の途中から、自然に
上昇するようにねじりバネ32を作用させる構造であっ
ても、前記効果および快適な操作性が得られる。
【0045】なお、図1、図2では、卓上設置型で前面
に開口部2を有する食器洗浄機の例を示したが、これに
限定するものではなく、ビルトイン型の食器洗浄機であ
ったり、図3に示すように上方に開口部2を有するもの
であっても同様の効果が得られる。また、本体1の水平
断面の矩形形状における長辺を含む面を開口部2とした
が、短辺側を開口部2とすることもできる。また、扉体
18は2分割とし、上下方向に開閉する構成としたが、
3個あるいはそれ以上に分割した構成も考えられる。ま
た、上下方向以外にも、横方向に回動する構成であって
も同様の効果が得られる。
【0046】また、支持手段21、22は回動支点とし
たが、スライド構成であったり、図4に示すように2本
の回転リンク33、34で構成してたものであったり、
いかなる構成であってもよく、この構成を限定するもの
ではない。なお、この図4には上下の扉体19、20の
開閉動作を連動する連動手段35を設けており、下扉体
19に設けたハンドル部30を持って開放すれば、両方
の扉体19、20が1つの動作で開閉ができる。これに
より、装置の使い勝手が飛躍的に向上するとともに、扉
体18の開閉順序を一意的に規制できることから、作業
者は扉体18の開閉順序を考慮する必要がなくなる。
【0047】なお、本発明は扉体18の開閉構造に関す
るものであり、洗浄や乾燥の方式や構成、運転モード等
を限定するものではない。実施例では、乾燥機能を有す
る食器洗い乾燥機の例を示したが、乾燥機能を伴わない
食器洗浄機や乾燥のみを行なう食器乾燥機等にも、本発
明の扉構造を利用できる。なお、他の実施例についても
同様である。
【0048】(実施例2)図5は本発明の実施例2の食
器洗浄機の扉体部分の断面図であり、図1に示した実施
例1と同じ構成要素には同一の符号を付与している。
【0049】図5に示すように、本実施例は、扉体18
の閉塞位置で扉体18同士を係止するロック手段26を
設けたものであり、下扉体係合部36と上扉体係合部3
7とで構成されている。また、ロックを解除するロック
解除手段31とハンドル部30は同一部材で構成し、下
扉体19に設けている。
【0050】次に動作、作用について説明すると、上扉
体20を閉塞後に下扉体19を閉塞すれば、バネ38等
で付勢された下扉体係合部36が上扉体係合部37に勘
合することで、上下の扉体19、20は係止される。各
扉体19、20は各々本体1に独立支持されているた
め、扉体19、20同士を係合すれば、扉体18と本体
1とをロックすることができる。
【0051】各扉体19、20にロックを設ければ2個
のロック手段が必要となるが、扉体同士をロックするこ
とで、1個のロックで両方の扉体を係止することができ
る。また、ロック手段26によって、扉体18の閉塞状
態における扉体19、20同士の相対位置が一定に固定
されることから、シール部材23に隙間を生じる恐れは
なく、確実にシールすることができる。
【0052】また、ロック解除手段31とハンドル部3
0は同一部材で構成しており、ロック解除の操作に引き
続いて、1回の操作で扉体19の開放を行える (実施例3)図6は本発明の実施例3の食器洗浄機の正
面図であり、図1に示した実施例1と同じ構成要素には
同一の符号を付与している。
【0053】図6に示すように、本実施例では、扉体1
8の閉塞位置で扉体18を係止するためのロックレバー
(ロック手段)39を扉体19の前面に設けている。
【0054】次に動作、作用について説明すると、扉体
18を閉塞後にロックレバー39を左右方向に移動させ
ることで、扉体18の係止を行う。図のように扉体の分
割位置4の中央部で扉体同士をロックする場合、両者と
も自由端であるため、押しこみ方向に力を加えた場合
は、扉体18がたわんでしまい、ロック手段39に力が
十分伝わらない。このため、係止操作に大きな力を必要
としたり、あるいはロックが不完全となる可能性があ
り、好ましくない。そこで、横方向に力を加えて係止さ
せることにより、無理なく、確実にロック手段39を係
止することができる。
【0055】なお、ロックレバー39は左右方向の動作
に限定するのではなく、上下方向であってもよい。ま
た、レバー状ではなく、ボタン式等であっても同様であ
る。
【0056】(実施例4)図7は本発明の実施例4の厨
房装置の概略図であり、図1に示した実施例1と同じ構
成要素には同一の符号を付与している。
【0057】図7は、一般的な厨房装置を示しており、
主にシンクを備えた流し台40と天井付近に設けた吊り
戸棚41で構成され、吊り戸棚の下部には水切り棚42
等が設けられている。そして、卓上型の食器洗浄機43
は、図のように流し台40のワークトップ天面44上に
設置すれば、最も使い勝手がよい。ここで、食器洗浄機
43は、扉体20を少なくとも本体1を含む扉体20の
最大高さが700mm以下の位置で停止可能とする扉体
停止手段45(図示せず)を設けている。
【0058】一般的な厨房セットと想定すると、流し台
0の天面44までの高さは850mm、吊り戸棚41の
上部46までの高さは2350mmが標準である。吊り
戸棚41の高さは500、700、900mm等があ
り、シンク上方に吊り戸棚41のみ設置する場合は、高
さ700mmの棚を設置する場合がほとんどである。こ
の場合、流し台天面44と吊り戸棚41の下部との距離
は800mm程度となる。また、集合住宅や比較的小さ
いサイズの厨房セットでは、図7のように、吊り戸棚4
1の下部に水切り棚42を設けた場合が多く、一般には
高さ500mm吊り戸棚に300mm程度の水切り棚が
あり、流し台の天面44と水切り棚の下部47との距離
は約700mmとなる。したがって、扉体18の開放時
の高さを700mm以下とすることで、個建住宅て集合
住宅を問わず、一般的なキッチンであれば、本食器洗浄
機を設置することができる。なお、当社調査結果による
と、高さ700mm以下であれば、既存家庭の約75%
では設置が可能となる。
【0059】また最近は、装置本体の床面積を小さくし
て設置性を高めたものが主流になってきており、床面積
を小さくした分、内容量を確保するためには、本体1の
高さを高くする必要がある。この場合、扉体18の高さ
も高くなることから、扉体18を複数個に分割して短く
することは、設置性の向上に非常に効果的であるが、扉
体18を上方に開成すれば、設置高さが高くなってしま
い、高さの制限で設置性できない恐れがある。したがっ
て、扉体18を複数分割し、かつ本体1を含む扉体18
の開成軌跡の最大高さを700mm以下とすることで、
どの家庭にも設置できる食器洗浄機を提供できる。
【0060】扉体停止手段45は、少なくとも700m
m以下の位置で扉体20を停止可能としたため、上記の
ように設置性が向上することに加え、図8のように複数
個所で設置可能とすることで、装置の上方空間に余裕が
ある場合には、Aの位置まで扉体20を開成することが
でき、より開口部2を広く開放することで、洗浄槽5内
部が確認しやすく、かつ被洗浄物6の出し入れを容易に
行うことができる。また、上部空間が低い場合には、大
きく開口部2を開放することはできないが(Cの位
置)、設置は可能となり、十分に使用できる。
【0061】なお、扉体停止手段45は、具体的に図示
していないが、摩擦力を作用してどこででも停止するも
のや、バネ力の釣り合いで停止させるもの、あるいはラ
ッチが勘合する構造を複数箇所に設置するものなど種々
の構成が考えられ、いずれにおいても同様の効果が得ら
れる。
【0062】また、本発明では、高さを700mm以下
としたが、650mm以下とすれば、高さ2300mm
のシステムや施工等の都合により吊り戸棚41の設置高
さが低い場合にも対応でき、設置可能率が増加し、ほと
んどのメーカーのキッチンに対応できる。なお、この場
合、当社調査では既存住宅の約85%の厨房に設置が可
能となる。さらに、高さ600mm以下であれば、90
0mm高さの吊り戸棚41を設置した場合でも食器洗浄
機43の設置が可能であり、既存の95%以上の家庭に
設置が可能となる。
【0063】また、図7のように横向きに設置する以外
にも、正面向きに設置したり、あるいは専用置き台等に
設置するなど、種々の設置形態に対応している。また、
最大高さが700mm以下であれば、図9のようにミド
ルキャビネット48部分に食器洗浄機をビルトインする
ことも可能となる。
【0064】また、扉体18は分割され、かつ各々の扉
体19、20は独立して本体1側に支持されていること
から、個々の扉体19、20の長さを不均等にでき、ま
た各々の旋回角度等を任意に調節できることから、装置
高さの設定が容易に行える。
【0065】なお、特に記載していないが、高さの最小
側の値は本体1の寸法以上であることは言うまでもな
い。
【0066】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、扉体同士
の分割位置にはシール部材を設けており、分割面を確実
にシールできるとともに、扉体の長さを最小にできる。
扉体同士を大きく重ね合わせる必要がなくなり、扉体の
回動に必要な空間をできるだけ小さくでき、日本の狭い
厨房においても、設置できる可能性がより高くなる。
【0067】また、シール部材が外部に露出しないため
の保護手段を用いた場合には、良好な外観を得ることが
できるとともに、シール部材が変質、劣化あるいは破損
することを防止する。
【0068】また、シール部材に洗浄用の噴流が直接当
たらないためのガード手段を用いた場合には、たわみや
すい扉体の分割面のシール性を、より高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の食器洗浄機の側面図
【図2】同実施例1の食器洗浄機の断面図
【図3】同実施例1における開口部を上面に設けた場合
の食器洗浄機の概略図
【図4】同実施例1における他の支持手段を用いた場合
の食器洗浄機の側面図
【図5】本発明の実施例2の食器洗浄機の扉体部分の断
面図
【図6】本発明の実施例3の食器洗浄機の正面図
【図7】本発明の実施例4の厨房装置の概略図
【図8】同実施例4における上扉体の停止位置を示す食
器洗浄機の側面図
【図9】同実施例4の食器洗浄機をビルトインした場合
の厨房装置の概略図
【図10】従来の食器洗浄機の側面図
【図11】他の従来の食器洗浄機の側面図
【符号の説明】
1 本体 2 開口部 4 扉体同士の分割位置 5 洗浄槽 18 扉体 19 下扉体 20 上扉体 21、22 支持手段 23 シール部材 24 保護部材(保護手段) 25 ガード部材(ガード手段) 26 ロック手段 30 ハンドル部 31 ロック解除手段 33、34 回転リンク(支持手段) 35 連動手段 39 ロックレバー(ロック手段) 45 扉体停止手段
フロントページの続き (72)発明者 由良 政樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B082 BB01 BB04 BB06

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、前記本体内に設けた洗浄槽と、
    前記洗浄槽に設けた開口部と、一端部を回動軸として開
    閉し前記開口部を閉塞する複数個の扉体とを備え、前記
    扉体を前記本体に対して移動自在に支持する支持手段を
    各々の扉体に対して設け、前記扉体同士の分割位置には
    シール部材を設けた食器洗浄機。
  2. 【請求項2】 シール部材が外部に露出しないための保
    護手段を用いた請求項1記載の食器洗浄機。
  3. 【請求項3】 シール部材に洗浄用の噴流が直接当たら
    ないためのガード手段を用いた請求項1または2記載の
    食器洗浄機。
  4. 【請求項4】 扉体の閉塞位置で扉体同士を係止するロ
    ック手段を設けた請求項1、2または3記載の食器洗浄
    機。
  5. 【請求項5】 扉体の閉塞位置で扉体と本体とを係止す
    るロック手段を設けた請求項1ないし4のいずれか1項
    記載の食器洗浄機。
  6. 【請求項6】 扉体の閉塞位置で扉体を係止するロック
    手段は、扉体の閉塞操作と同時に係止される構成とした
    請求項1ないし5のいずれか1項記載の食器洗浄機。
  7. 【請求項7】 扉体の閉塞位置で扉体を係止するロック
    手段は、扉体の閉塞操作とは別操作で係止される構成と
    した請求項1ないし5のいずれか1項記載の食器洗浄
    機。
  8. 【請求項8】 扉体の開閉順序を定めた請求項1ないし
    7のいずれか1項記載の食器洗浄機。
  9. 【請求項9】 最初に開成する扉体に、扉体の開閉操作
    を行うハンドル部を設けた請求項8記載の食器洗浄機。
  10. 【請求項10】 最初に開成する扉体に、ロック手段の
    係止を解除するロック解除手段を設けた請求項9記載の
    食器洗浄機。
  11. 【請求項11】 扉体の開閉を行う操作を行うハンドル
    部を設け、前記ハンドル部の近傍にロック手段の係止を
    解除するロック解除手段を設けた請求項1ないし10の
    いずれか1項記載の食器洗浄機。
  12. 【請求項12】 扉体を少なくとも本体を含む扉体の最
    大高さが700mm以下の位置で停止可能とする扉体停
    止手段を設けた請求項1ないし11のいずれか1項記載
    の食器洗浄機。
  13. 【請求項13】 扉体の開閉動作を連動する連動手段を
    設けた請求項1ないし12のいずれか1項記載の食器洗
    浄機。
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