JP2001275723A - ボールチェーン用係着具 - Google Patents

ボールチェーン用係着具

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JP2001275723A
JP2001275723A JP2000093454A JP2000093454A JP2001275723A JP 2001275723 A JP2001275723 A JP 2001275723A JP 2000093454 A JP2000093454 A JP 2000093454A JP 2000093454 A JP2000093454 A JP 2000093454A JP 2001275723 A JP2001275723 A JP 2001275723A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】強度に優れ、安定した連結構造を有し、ボール
チェーンの任意の部位に取り付けることができてチェー
ンの妄りな移動を規制するストッパとしての機能も有す
るボールチェーンの係着具を提供する。 【解決手段】繭玉状の係着具本体(11)の中央部(17)を挟
んで、2個のボール(2,2) を収納できる一対の独立した
第1及び第2のボール収納部(12,13) が形成され、その
各ボール収納部(12,13) と連通し、同収納部(12,13) に
収納される各ボール(2,2) に隣接するコード部分(3a 〜
3c) を収納可能なコード収納部(14 〜16) とを備えてお
り、前記ボール収納部(12,13) 及びコード収納部(14 〜
16) は、それぞれにボール用及びコード用の脱着開口(1
2b〜16b)を有し、更には前記中央部(17)は破損防止構造
を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コードに多数のボ
ールを固着したボールチェーンの両端を連結し、或いは
ボールチェーンの任意の部位に取り付けられ、同ボール
チェーンの移動を規制するたの係着具に関する。
【0002】
【従来の技術】ボールチェーンは、金属ワイヤ、繊維
紐、合成樹脂線などのコードに、同じく金属製或いは合
成樹脂製のボールが等ピッチで連続して固着されて構成
されている。これらのボールチェーンの用途は多様であ
り、例えば携帯電話の持ち手具、装身用鎖、蛍光燈の点
燈操作具、各種インテリアの吊下具やブラインドの開閉
操作具などが挙げられる。また、その使い方も多様であ
り、ボールチェーンをエンドレスに連結し、或いは直線
的に連結する。例えば、実公平2−15068号公報や
特開平5−295642号公報には、ボールチェーンの
端部同志を連結具をもって連結しエンドレスのチェーン
を作成して、ブラインドの操作用チェーンとして使用す
ることが開示されている。
【0003】実公平2−15068号公報に開示された
連結具は、所定の長さと幅をもつ上下壁部の両端を、同
じ幅を有する半円径の外側に膨出する端壁により連結し
た、平面視でボールの長径の略3倍の長さと同ボールの
短径よりも僅かに大きい幅を有する偏平な環状部材から
構成され、その上壁の中央部にボールの外形にほぼ等し
い形状の穴を形成すると共に、その穴と前記端壁上半部
とを直線的に連通するコード幅よりも僅かに小さい幅を
もつ切欠き開口を有している。また、上壁の前記穴の周
縁部を肉厚に形成している。
【0004】いま、この連結具をもってボールチェーン
の端部同志を連結するには、一方の端部のボールを前記
中央部の穴から内部に挿入すると共に、同ボールに連結
されたコード部分を前記切欠き開口から嵌め込み、端部
側に引っ張ったのちに、他方の端部のボールを前記中央
部の穴から内部に挿入すると共に、同ボールに連結され
たコード部分を前記切欠き開口から嵌め込み、端部側に
引っ張って連結を完了する。
【0005】一方、上記特開平5−295642号公報
の図5及び図6に開示されたボールチェーンの連結具
は、コードとほぼ等しい太さを有し、隣接する各ボール
間の長さとほぼ等しい長さを有する可撓線部の両端に、
同一側面から各ボールを嵌着保持するボールとほぼ同じ
外郭形状のボール保持部を成形一体化したものである。
前記ボール保持部にはボール脱着開口に連通するボール
収納陥没部が形成されており、前記可撓線部とは反対側
の部分は前記ボール収納陥没部に連通するコード収納溝
が形成されている。ボールチェーンの端部同志を連結す
るには、その端部のボールを前記ボール脱着開口から前
記ボール収納陥没部に収納すると共に、前記コード収納
溝にコードを収納することにより行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかして、上記実公平
2−15068号公報に開示されたボールチェーンの連
結具によれば、穴周縁部を肉厚に形成して補強している
とは言え、全体が薄井板材からなる偏平な環状部材から
構成され、しかも上壁には前記穴の他にコード部分を嵌
め込むための切欠き開口が形成されているため、外力に
より容易に変形、或いは破損しやすく、耐久性に乏しい
ものであった。
【0007】また、この連結具では一端連結された端部
の各ボールが連結具の内部を連結方向に移動しやすく、
その結果、ボールが上壁に形成された穴から外に飛び出
しやすく、前記コード部分を嵌め込むための切欠き開口
の幅をコードよりも狭く形成しているとしても、コード
も同切欠き開口から外れやすい。従って、安定した連結
が実現しにくい。
【0008】一方の特開平5−295642号公報に開
示された連結具も、上述の連結具と同様に、2つのボー
ル保持部を連結する可撓線部が容易に切断されやすく、
しかもボール保持部及びコード収納部は単なる陥没形状
を有するに過ぎないため、当然にボール及びコードが外
れやすく、連結具としての機能が発揮されない。
【0009】また、この連結具をボールチェーンの任意
の部位に取り付けることは不可能である。仮に、無理し
て取り付けたとしても前記2つのボール保持部に保持さ
れたボール間を連結するコード部分は外に飛び出した状
態にあり、そのコード部分に何かが引っ掛かると同連結
具が容易にボールチェーンから脱落してしまう。
【0010】本発明は、こうした従来の課題を解決すべ
くなされたものであり、その具体的な目的は、第1に強
度の点で優れており、第2に安定した連結構造を有し、
第3にボールチェーンの任意の部位に取り付けることが
でき、チェーンの妄りな移動を規制するストッパとして
も機能するボールチェーンの係着具を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本件請求項1に係る発明
は、多数のボールがコードに等間隔に固着されてなるボ
ールチェーンを任意の位置で連結する係着具であって、
前記係着具の本体は、その中央部を挟んで配され、ボー
ルを収納可能な一対の独立した第1及び第2のボール収
納部と、各ボール収納部と連通し、同収納部に収納され
る各ボールに隣接するコードを収納可能なコード収納部
とを備えてなり、前記ボール収納部及びコード収納部
は、それぞれにボール用及びコード用の脱着開口を有
し、前記中央部は破損防止構造を有してなることを特徴
とするボールチェーン用係着具にある。
【0012】本発明にあっては、例えば係着具の本体が
必要とする収納部などの除肉部を除く外郭形状が連続す
る形態として中央部を、他の部分よりも肉厚に構成した
破損防止構造とすることにより、従来のごとく中央部が
簡単には折れ曲がったり、捻じれたり、或いは容易に折
損するようなことがない。
【0013】本発明における上記コード収納部は、第1
及び第2のボール収納部のそれぞれ外側に形成される場
合に限らず、上記中央部にも形成される。コード収納部
が、第1及び第2のボール収納部の外側にだけ形成され
る場合には、ボールチェーンの端部同士を連結すること
しかできないが、中央部にもコード収納部を形成する場
合には、ボールチェーンの端部同士が連結できるに止ま
らず、前記中央部に形成されたコード収納部に隣接する
ボール間を連結するコードを収納できるため、本発明に
係る係着具をボールチェーンの任意の部位に取り付ける
ことができ、同係着具がボールチェーンが妄りに移動し
ないように規制する規制部材として機能する。
【0014】請求項2に係る発明は、前記第1及び第2
のボール収納部の各外側に配されたコード用の各脱着開
口の内壁面には前記コードの係脱部を有してなることを
特徴としている。好ましくは、前記コードの係脱部を各
脱着開口の対向する内壁面にそれぞれ設ける。このコー
ド係脱部により、一旦脱着開口からコード収納部に嵌め
込まれたコード部分は簡単には外に抜け出ることがな
く、チェーン端部同士が係着具により安定して連結さ
れ、或いは係着具をボールチェーンの任意の部位に確実
に係着させることが可能となる。
【0015】請求項3に係る発明は、前記第1及び第2
のボール用の脱着開口と、第1及び第2のボール収納部
の少なくとも各外側に配されたコード用の各脱着開口と
が、前記本体の同一側面に連通して形成されてなること
を特徴としている。かかる構成により、ボールチェーン
の端部同士を連結するには、端部のボールをそれぞれ第
1と第2ボール収納部に嵌着すると共に、前記ボールに
連結されているコードを第1と第2ボール収納部の外側
に隣接するコード収納部の脱着開口から嵌め込む。この
とき、前記コード脱着開口の内壁面に係脱部が形成され
ている場合には、その連結が極めて強固なものとなる。
【0016】また、例えば連結具の本体中央部にも前記
コード収納部と同様のコード収納部を形成するときは、
ボールチェーンの任意の部位にある2個の隣接するボー
ルを、上記第1及び第2ボール収納部に嵌着すると共
に、嵌着されたボール間を連結するコードと各ボールの
外側に連結されたコードとを、それぞれ対応するコード
収納部に嵌め込めば、本発明の係着具をボールチェーン
の任意の部位に安定して取り付けることが可能である。
しかも、この場合には、1本のボールチェーンの2ケ所
以上に係着具を取り付けることができ、各種物品に取付
けられたボールチェーンが各係着具の間の範囲において
のみ移動することができ、ボールチェーンの移動を規制
するストッパの機能を発揮する。
【0017】請求項4に係る発明は、前記第1及び第2
のボール収納部が前記本体の反対側の側面に形成されて
なり、各ボール用の各脱着開口とその外側に配された前
記コード用の各脱着開口とが連通して形成されてなるこ
とを特徴としている。いま、ボールチェーンの両端部を
本発明の係着具により連結しようとするときは、係着具
の一方の側面に形成された第1ボール収納部に一端のボ
ールを嵌着収納すると共に、同ボールと隣接するボール
間を連結するコードを、対応するコード収納部に収納
し、係着具の他方の側面に形成された第2ボール収納部
に、例えば他端のボールを嵌着収納すると共に、同ボー
ルと隣接するボールとの間を連結するコードを、対応す
るコード収納部に収納してボールチェーンの連結が終了
する。
【0018】本発明の係着構造によれば、ボールチェー
ンの端部同士を一旦連結すると、係着具を挟んで連結さ
れたチェーンの端部を係着具から互いを引き離す方向に
引っ張らないかぎり、一方のコード収納部の底面が収納
されたコード部分をしっかりと支持するため、容易には
連結が解除されることがない。
【0019】請求項5に係る発明は、前記本体の反対側
の側面に形成された第1のボール収納部の底部と、同底
部の外側に隣接する一方のコード収納部の底部及び前記
中央部とが、互いに連通するコード収納開口を有すると
共に、該コード収納開口が前記各底部を貫通すると共
に、第2のボール収納部に連通してなることを特徴とし
ている。
【0020】この発明は、上記請求項4に係る発明にあ
って、第1のボール収納部とその外側に隣接するコード
収納部と中央部とを、それぞれコード収納開口で連通す
ると共に、同コード収納開口を第2ボール収納部と同収
納部の外側に隣接するコード収納部とに連通させてい
る。その結果、第1ボール収納部及び同収納部に隣接す
るコード収納部は、双方共に前記コード収納開口と連通
する。
【0021】いま、本発明の係着具をボールチェーンの
任意の部位に取り付けるときは、本発明の係着具をボー
ルチェーンの取付部位と直交させて配し、前記第1ボー
ル収納部に2個のボールの一方を挿入する。この挿入
は、第1及び第2のボール収納部に収納保持される2個
のボールを連結するコード部分を、第1ボール収納部の
外側に隣接するコード収納部を貫通するコード収納開口
に同時に挿入することによりなされる。
【0022】この挿入を終えたのち、ボールチェーンを
係着具の長手方向の中心線に沿わせるようにして、前記
挿入されたボールを中心に回動させる。この回動時に
は、前記挿入されたボールに結合された一方のコードは
第1ボール収納部の外側に隣接するコード収納部に嵌め
込まれると共に、2個のボールのうち他方のボールを第
2ボール収納部に嵌着収納する。このとき同時に2個の
ボールを連結するコード部分は、係着具の上記中央部に
形成されたコード収納部に収納されると共に、第2ボー
ル収納部に収納されたボールの外側の連結コード部分が
同収納部の外側に連通するコード収納部に嵌め込まれ
る。
【0023】請求項6に係る発明は、前記コード収納開
口を有するコード収納部の底部の該開口内壁面にもコー
ドの係脱部を有してなることを特徴としている。このコ
ード係脱部を設けることにより、上述のごとく第1ボー
ル収納部の外側に隣接するコード収納部に嵌め込まれる
コードが、前記コード収納開口から外に抜け出すことが
なく、係着具を安定して且つしっかりとボールチェーン
に取り付けることができるようになる。
【0024】
【発明の実施形態】以下、本発明の好適な実施形態を添
付図面を参照しながら具体的に説明する。図1は本発明
の第1実施形態を示すボールチェーン用の係着具の外観
図であり、図2〜図6はその構造説明図、図7〜図11
はその係着状態の説明図である。
【0025】本実施形態による係着具10は熱可塑性の
合成樹脂材料から得られる射出成形品であり、その本体
11の全体形状が略繭玉状を呈しており、その一側面
(図示例では上側面)にボールチェーン1の2個のボー
ル2を収納保持する第1及び第2のボール収納部12,
13と各ボール2を連結する第1〜第3のコード部分3
a〜3cを収納する3か所の第1〜第3のコード収納部
14〜16が直線状に連設されている。
【0026】図示例によれば、前記第1及び第2のボー
ル収納部12,13は、前記係着具本体11の中央部1
7を挟んで長さ方向に形成されており、図7に示すよう
な同じく繭玉状のボール2を横に嵌着して保持する嵌着
保持部分12a,13aと、同嵌着保持部分12a,1
3aに連通し、ボール2をそれぞれに嵌入・離脱させる
ための脱着開口部分12b,13bとから構成されるポ
ケットである。
【0027】前記中央部17には、上記コード部分3b
を収納するポケットである第2のコード収納部15が形
成されている。この第2のコード収納部15は前記第1
及び第2のボール収納部12,13の各嵌着保持部分1
2a,13a及び各脱着開口部分12b,13bに連通
するU字断面のコード収納溝から構成される。
【0028】前記第1及び第3コード収納部14,16
は、上記係着具本体11の第1及び第2ボール収納部1
2,13の外側に、各ボール収納部12,13の各嵌着
保持部分12a,13a及び各脱着開口部分12b,1
3bに連通して形成されるU字断面のポケットからな
る。
【0029】ただ、本実施形態では、上記中央部17に
形成された第2コード収納部と異なり、そのU字断面の
対向する中間内壁面にそれぞれが長さ方向に延びる断面
が略直角三角形のコード係脱突条14a,16aが突設
されている。このコード係脱突条14a,16aの短辺
からなる下面に隣接する内壁面及び底面により囲まれる
コード係着空間14c,16cの断面形態は、コード断
面に略等しくされている。また、前記中央部17の第2
コード収納部15の開口幅は、図5に示すごとく第1及
び第2のボール収納部12,13の開口幅より狭く、コ
ード部分が嵌め込まれるに必要十分な幅狭に設定され、
更に第2コード収納部15の底深さは、図6に示すごと
く第1及び第2のボール収納部12,13の深さより浅
く、第1及び第3のコード収納部の底深さより浅くない
深さに設定され、係着具17の長さ方向端部の強度を他
の部分よりも高くしている。
【0030】図7〜図9は、上記実施形態に係るボール
チェーン用係着具10をもってボールチェーン1の端部
同士を連結したときの係着態様を示す説明図である。こ
れらの図から明らかなように、ボールチェーン1の端部
に配された2個のボール2は、それぞれが第1及び第2
ボール収納部12,13に横向きで嵌着保持され、各端
部のボール2に隣接するボール2との間を連結する第1
及び第3のコード部分3a,3cは、前記ボール収納部
12,13の外側に連通して形成された第1及び第3の
コード収納部14,16にコード係脱突条14a,16
aを越えて嵌め込まれている。
【0031】ボール2を各ボール収納部12,13に嵌
着保持させるには、各ボール2,2を、前記コード部分
3a,3cが係着具本体11の長さ方向に沿うように、
横向きにして各ボール収納部12,13の脱着開口部分
12b,13bから嵌め込む。一方、第1及び第3コー
ド部分3a,3cは、第1及び第3コード収納部14,
16の脱着開口部分14b,16bから嵌め込み、コー
ド係脱突条14a,16aを越えて、同コード係脱突条
14a,16aの下面と同収容部14,16の底面との
間のコード係着空間14c,16cに収納保持される。
【0032】このように、ボールチェーン1の端部同士
が連結されると、各端部のボール2が、たとえボール収
納部12,13の内部で動いたとしても、各コード収納
部14,16に収納された各コード部分3a,3cは図
9に示すごとく上記コード係脱突条14a,16aによ
り係着保持され、容易には外れることがなく、しっかり
とボールチェーン1の端部同士を連結する。また、本実
施形態による上記中央部17は、図8に示すごとく各ボ
ール収納部12,13の肉厚よりも厚く形成されるた
め、係着具10に外力が加わっても、簡単には変形せ
ず、収容された各ボール2の移動も規制され、ましてや
同中央部17にて捻じ曲がったり、折損することがな
い。
【0033】図10は、上記実施形態に係る係着具10
をボールチェーン1の任意の部位に係着固定したときの
固定態様を示している。長尺のコード3に多数のボール
2が等間隔に連続して固着されたボールチェーン1の隣
接する任意の2個のボール2の部位に本実施形態による
係着具10を係着固定するには、ボールチェーン1の前
記2個のボール2を係着具10の第1及び第2のボール
収納部12,13の脱着開口部分12b,13bにあて
がうと共に、2個の前記ボール2を連結する第2のコー
ド部分3bを前記中央部17に形成された第2コード収
納部15の脱着開口部分15bにあてがい、更に2個の
ボール2のそれぞれ外側に連結されている第1及び第3
のコード部分3a,3cを第1及び第2ボール収納部1
2,13の外側に隣接する第1及び第3のコード収納部
14,16の各脱着開口部分14b,16bにあてが
う。
【0034】次いで、2個の前記ボール2,2をそれぞ
れ対応する第1及び第2ボール収納部12,13に押し
込むと、このとき同時に第2のコード部分3bが中央部
17に形成された第2コード収納部15に嵌め込まれ
る。このあとで、第1及び第3のコード部分3a,3c
を第1及び第3のコード収納部14,16の各脱着開口
部分14b,16bに嵌め込んで、各コード係脱突条1
4a,16aを越えるまで押し込む。
【0035】こうして取り付けられた係着具10は、2
個のボール2とそれらを連結するコード部分3a〜3c
の全てが各収納部12〜16に収納保持され、特に第1
及び第3コード部分3a,3cは第1及び第3のコード
収納部14,16の内壁面に形成された各コード係脱突
条14a,16aに係着した状態で、上記コード係着空
間14c,16cに収納されるため、各コード部分3
a,3cが各収納部14,16から抜け出ることがな
く、係脱具10がボールチェーン1から簡単には脱落す
ることがない。
【0036】図11は前記係着具をもって1本のボール
チェーンの端部を連結してエンドレスにすると共に、ボ
ールチェーンの任意の部位に同じく前記係着具を取り付
けた状態を示している。このようにしてボールチェーン
の2ケ所に係着具10を取り付けて使用することがで
き、例えば、このようなボールチェーンを図示せぬ携帯
電話の持ち手紐として使用し、ボールチェーンを電話本
体の持ち手紐挿通孔に挿通した後、該挿通孔の両側の一
方においてボールチェーンをエンドレスに連結するよう
にして係着具を取り付け、他方においてボールチェーン
を前記挿通孔を通じて妄りに移動しないように規制する
ための係着具を取り付ける。
【0037】図12は、上記実施形態の変形例を示して
おり、上記実施形態と異なるところは、係着具本体11
の上記中央部17に第2のコード収納部15を形成して
いないことである。他の構成は全て上記実施形態と実質
的に変わるところがない。かかる構成から、本変形例に
よる係着具10ではボールチェーン1の端部同士を連結
することはできるが、ボールチェーン1の任意の部位に
係着固定することはできない。
【0038】図13〜図17は、本発明の代表的な第2
実施形態に係る係着具100の構造を示す説明図であ
る。この第2実施形態にあっても、係着具本体111の
全体形状は上記第1実施形態と同様に細長い繭玉状を呈
している。
【0039】そして、本実施形態にあっては、その中央
部117を挟んで形成される第1及び第2ボール収納部
112,113が、互いに反対側となる側面に形成され
ている。各ボール収納部112,113の形状は、上記
第1実施形態における形状と実質的に同じである。つま
り、各ボール収納部112,113は、それぞれが嵌着
保持部分112a,113a及び各脱着開口部分112
b,113bを有している。
【0040】係着具本体111に対して、第1及び第2
ボール収納部112,113が上述のごとく形成される
ため、各ボール収納部112,113のそれぞれ外側に
隣接する第1及び第3のコード収納部114,116も
また、互いに反対側となる側面に形成されている。
【0041】更に本実施形態によれば、前記第1ボール
収納部112の外側に隣接する第1コード収納部114
の底部と上記中央部117には、前記第1コード収納部
114の断面形状と等しい断面形状のコード収納開口1
18が、前記第1コード収納部114、第1ボール収納
部112及び第2ボール収納部113の全てにわたり連
通するように形成されている。従って、前記第1コード
収納部114の外側端部は、その底部をも含めて外部と
同じ断面をもって連通している。
【0042】この実施形態では、上記第1コード収納部
114及び上記コード収納開口118の対向する各内壁
面に、コード3を収納保持するに十分な間隔をおいてそ
れぞれコード係脱突条114a,118aを突設してい
る。また、上記第3コード収納部の内壁面にも、上記第
1実施形態と同様に、コード係脱突条116aが突設さ
れている。
【0043】かかる構成を備えた第2実施形態の係着具
100をもってボールチェーン1の端部同士を連結する
ときは、上記第1実施形態と同様に、各ボール2と第1
及び第3のコード部分3a,3cとを対応する収納部1
12,113,114,116にあてがい、押し込むよ
うにして嵌着して収納保持することにより端部同士を連
結することができる。
【0044】一方、この係着具100をボールチェーン
1の任意の部位に取り付ける場合は、図18及び図19
に示すような格別の操作が必要である。図18及び図1
9は、このときのボールチェーン1に対する係着具10
0の取り付け操作の説明図である。次に、これらの図を
参照しながら係着具100の取付手順を説明する。
【0045】先ず、ボールチェーン1の取付部位にある
1個のボール2′を第1ボール収納部112に収納す
る。このとき、図18にあって収容されるボール2′の
下方に連結された第2コード部分3bを、先ず第1コー
ド収納部114に嵌め込み、同第2コード部分3bを下
方へ引きつつ、図18に仮想線で示すごとくボールチェ
ーン1を係着具100と直交するまで左側に回動させ
る。この回動により、第1ボール収納部112に収納す
べき前記ボール2′が第1ボール収納部112に縦向き
に収納されるとともに第2コード部分3bがコード収納
開口118内へ挿通する。
【0046】前記ボールチェーン1を更に左側に回動さ
せると、その回動の途中で第1ボール収納部112に収
納された上記ボール2′の下方にある第2ボール収納部
113に収納されるボール2″を連結している上記第2
コード部分3bが、中央部117に形成された第2コー
ド収納部115に収納されると共に、ボール2″が第2
ボール収納部113に収納され、更に第2ボール収納部
113に収納されたボール2″の外側に隣接するボール
2との間を連結する第3コード部分3cが対応する第3
コード収納部116に嵌め込まれて係着保持される。
【0047】この第2実施形態に係る係着具100によ
ると、上記第1実施形態と同様の作用効果を奏すること
に加えて、例えばボールチェーン1に一方の側面に形成
された各収納部の開口方向に動かそうとする外力が加わ
ったとき、他方の収納部の底部がボールチェーン1を移
動を阻止しようとするため、上第1実施形態のごとく同
一側面に各収納部が形成されている場合に比べると、よ
り離脱しにくくなる。
【0048】図20は上記第2実施形態に係る係着具1
00の変形例を示しており、この変形例では状第2実施
形態における係着具100の中央部117からコード収
納開口118を排除したものであり、ボールチェーン1
の端部同士を連結することは可能であるが、ボールチェ
ーン1の任意の部位に同係着具100を取り付けること
はできない。
【0049】以上は、本発明の代表的な実施形態とその
変形例について説明したが、本発明はこれらの実施形態
及びその変形例に限定されるものではなく、例えば係着
具本体の形態やボールの形態により、或いはコードの太
さや材質により、本発明の精神を逸脱しない範囲で自由
に設計変更できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るボールチェーン用
係着具の外観図である。
【図2】同係着具の正面図である。
【図3】同係着具の平面図である。
【図4】同係着具の側面図である。
【図5】図2のII-II 線に沿った矢視断面図である。
【図6】図3のIII-III 線に沿った矢視断面図である。
【図7】前記係着具によるボールチェーンの端部同士の
連結状態を示す要部断面図である。
【図8】図7に示すIV-IV 線に沿った矢視断面図であ
る。
【図9】図7に示すV-V 線に沿った矢視断面図である。
【図10】前記係着具をボールチェーンの任意の部位に
取り付けたときの状態を示す要部断面図である。
【図11】前記係着具の使用状態を示す全体図である。
【図12】第1実施形態の変形例を示す係着具の断面図
である。
【図13】本発明の第2実施形態に係るボールチェーン
用係着具の上面図である。
【図14】同底面図である。
【図15】図13に示すVI-VI 線の矢視断面図である。
【図16】同係着具の左側面図である。
【図17】図15に示すVII-VII 線に沿った矢視断面図
である。
【図18】第2実施形態に係る係着具をボールチェーン
の任意の部位に取り付けるときの第1操作手順を示す説
明図である。
【図19】同第2操作手順を示す説明図である。
【図20】第2実施形態に係る係着具の変形例を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 ボールチェーン 2,2′,2″ ボール 3 コード 3a〜3c 第1〜第3コード部分 10,100 係着具 11,111 係着具本体 12,112 第1ボール収納部 13,113 第2ボール収納部 12a,13a 嵌着保持部分 12b,13b 脱着開口部分 14,114 第1コード収納部 15,115 第2コード収納部 16,116 第3コード収納部 14a,16a コード係脱突条 14b,16b 脱着開口部分 14c,16c コード係着空間 17 中央部 18 コード収納開口 114a,116a,118a コード係脱突条

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のボール(2) がコード(3) に等間隔
    に固着されてなるボールチェーン(1) を任意の位置で連
    結する係着具(10,100)であって、前記係着具(10,100)の
    本体(11,111)は、 その中央部(17,117)を挟んで配され、ボール(2,2;2′,
    2″) を収納可能な一対の独立した第1及び第2のボー
    ル収納部(12,13;112,113) と、 各ボール収納部(12,13;112,113) と連通し、同収納部(1
    2,13;112,113) に収納される各ボール(2,2;2′,2″) に
    隣接するコード(3a 〜3c) を収納可能なコード収納部(1
    4 〜16;114〜116)とを備えてなり、 前記ボール収納部(12,13;112,113) 及びコード収納部(1
    4 〜16;114〜116)は、それぞれにボール用及びコード用
    の脱着開口(12b〜16b;112b〜116b) を有し、 前記中央部(17,117)は破損防止構造を有してなる、こと
    を特徴とするボールチェーン用係着具。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2のボール収納部(12,1
    3;112,113) の各外側に配されたコード用の各脱着開口
    (14b,16b;114b,116b)の内壁面には前記コードの係脱部
    (14a,16a;114a,116a)を有してなる請求項1記載のボー
    ルチェーン用係着具。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2のボール用の脱着開口
    (12b,13b) と、第1及び第2のボール収納部(12,13) の
    各外側に配されたコード用の少なくとも各脱着開口(14
    b,16b) とが、前記本体(11)の同一側面に連通して形成
    されてなる請求項1又は2記載のボールチェーン用係着
    具。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2のボール収納部(112,1
    13) が前記本体(111)の反対側の側面に形成されてな
    り、各ボール用の各脱着開口(112b,113b) とその外側に
    配された前記コード用の各脱着開口(114b,116b) とが連
    通して形成されてなる請求項1又は2記載のボールチェ
    ーン用係着具。
  5. 【請求項5】 前記本体の反対側の側面に形成された第
    1のボール収納部(112) の底部と、同底部の外側に隣接
    する一方のコード収納部(114) の底部及び前記中央部(1
    17) とが、互いに連通するコード収納開口(118) を有す
    ると共に、該コード収納開口(118) が前記各底部を貫通
    すると共に、第2のボール収納部(113)に連通してなる
    請求項4記載のボールチェーン用係着具。
  6. 【請求項6】 前記コード収納開口(118) を有するコー
    ド収納部(114) の底部の該開口内壁面にもコードの係脱
    部(118a)を有してなる請求項5記載のボールチェーン用
    係着具。
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