JP2001274632A - 増幅装置及び消費電力制御方法 - Google Patents

増幅装置及び消費電力制御方法

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JP2001274632A
JP2001274632A JP2000087783A JP2000087783A JP2001274632A JP 2001274632 A JP2001274632 A JP 2001274632A JP 2000087783 A JP2000087783 A JP 2000087783A JP 2000087783 A JP2000087783 A JP 2000087783A JP 2001274632 A JP2001274632 A JP 2001274632A
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fet
signal
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Akira Ito
章 伊藤
Hirotoku Sakamoto
廣徳 坂本
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Japan Radio Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲート・ソース間電圧Vgsの可変制御及び
ドレイン電流Idの定電流化を伴わずに、FET増幅器
の消費電力を信号レベルに応じて低減できるようにす
る。 【解決手段】 FET Trを増幅素子として用いる増
幅器への信号入力レベルを示すレベル情報に基づき、制
御回路38が電源電圧の値を決め、その結果に応じスイ
ッチ部42を制御して電源電圧たるドレイン・ソース間
電圧Vdsを切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、増幅素子たるFE
T(電界効果トランジスタ)による消費電力を制御する
方法に関し、更には、その方法を実施するための手段を
備えた増幅装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話等に代表されるデジタル移動体
通信においては、基地局(ブースタ等の中継機を含む。
以下同様)を構成する電力増幅器に対して、直線性(低
歪特性)が要求される。そのため、後に説明するフォー
ドフォワード方式等の歪補償技術を用いる。同様の歪補
償技術は、例えば、近い将来日本で実施される予定のデ
ィジタル地上波テレビジョン放送における放送局・中継
局の電力増幅器でも、用いうる。しかし、放送向けの電
力増幅器への入力信号レベルがほぼ一定でありさほど時
間変動をみせないのに対し、移動体通信用基地局の電力
増幅器への入力信号レベルは、通常、通話量(本願では
「通話」に音声通話のみならずデータ通信等をも含め
る)に応じて時々刻々と変化する。電力増幅器にてA級
又はAB級増幅を行っている場合、電力増幅すべき信号
のレベルが低いときや無信号時と、信号レベルが高いと
き(最大出力時)とを比較しても、増幅素子例えばFE
Tにおける消費電流はさほど変化しないことから、(F
ETから増幅出力される信号の電力)/(FETに入力
される電力即ち消費電力)で与えられる効率は、電力増
幅すべき信号のレベルが低いときほど下がってしまう。
【0003】増幅素子としてFETを用いる増幅器即ち
FET増幅器に関しては、この問題点を解決するため、
これまでにもいくつかの解決策が提案されている。第1
の解決策としては、図4に示すように、増幅素子である
電解効果トランジスタTrに対して電源10から一定の
ドレイン・ソース間電圧Vdsを印加し、電力増幅すべ
き信号のレベルを示す“制御入力”に応じ電源12から
電解効果トランジスタTrに印加されるゲート・ソース
間電圧Vgsを変化させる方法がある。増幅用のFET
TrとしてGaAsFETを用いている場合もMOS
FETを用いている場合も、それぞれ図6(a)又は
(b)のソース接地静特性に示されるように、ゲート・
ソース間電圧Vgsが変化するとドレイン電流Idが変
化するため、図4に示す電源制御回路を用いることによ
り、ドレイン・ソース間電圧Vdsとドレイン電流Id
との乗算により求められる消費電力を、必要に応じて変
化させることができる。即ち、電力増幅すべき信号のレ
ベルが低いときにゲート・ソース間電圧Vgsを下げて
消費電力を低減するといった処置が可能になる。
【0004】増幅すべき信号のレベルが低いときに効率
が下がるという問題に対する第2の解決策としては、特
開平7−321561号公報に記載されている方法があ
る。この方法は、図5に示すように、DC/DCコンバ
ータ14及び定電流回路16を用いる手法である。DC
/DCコンバータ14は、FET Trにて増幅すべき
信号のレベルを与える“制御入力”に応じた値の直流電
圧へと、外部から与えられる直流の“電源入力”を変換
するための回路である。定電流回路16は、DC/DC
コンバータ14から与えられる直流電圧をFET Tr
のドレイン・ソース間に印加する。定電流回路16は、
同時に、FET Trのゲート・ソース間電圧Vgsを
自動制御することにより、ドレイン電流Idを一定値に
保つ(定電流化する)。このような電源制御回路によっ
ても、FET Trにて増幅すべき信号のレベルが低い
ときに、FET Trにおける消費電力を低減させるこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た第1及び第2の解決策には、それぞれ問題点がある。
【0006】まず、ゲート・ソース間電圧Vgsに対す
るドレイン電流Idのばらつきは、出力の大きなFET
ほど(大型のFETほど)大きい。そのため、大出力用
のFETを電力増幅用の素子として用い第1の解決策を
施したFET増幅器を生産する場合、FET間にある上
述の特性ばらつきに対処するための微調整が必要にな
る。これは、低価格での量産を実現する上で、支障とな
る。また、ゲート・ソース間電圧Vgsを変化させる
と、即ちゲートバイアス条件を変化させると、FET
Trの動作点が大きく変わり、その結果として増幅器の
振幅周波数特性や通過位相特性が変化する。他方で、フ
ィードフォワード方式、プリディストーション方式等の
歪補償技術を使用して低歪化を実現する歪補償増幅器に
おいては、歪補償のため信号の振幅や位相を調整する。
従って、この種の歪補償増幅器にて第1の解決策を採用
すると、歪補償のための振幅・位相調整を広い振幅・位
相範囲に亘って実施しなければならなくなり、歪補償制
御に困難性が生まれる。
【0007】次に、第2の解決策では、ドレイン電流I
dを定電流化しているため、入力信号の大小・有無に応
じてドレイン電流Idが変化するAB級やB級での増幅
は行えない。即ち、A級増幅は線形性は良好であるもの
の効率が低く発熱が多くなりやすいため、大電力増幅と
良好な線形性とが同時に要求される電力増幅器例えば移
動体通信用基地局の電力増幅器では、無信号時・低出力
時における効率が比較的よく発熱が比較的少ないAB級
増幅或いはB級増幅を行いたいが、図5に示す回路では
A級増幅しか行えない。
【0008】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、FET間の特性ば
らつきを補うための微調整をなくすことができ、歪補償
増幅器にも適用でき、AB級やB級でも動作させられる
よう、FETを増幅素子として用いる増幅装置における
消費電力制御方法を改善することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明に係る増幅装置は、(1)増幅素子と
してソース接地FETを有するFET増幅器と、(2)
上記FETのドレイン・ソース間に電源電圧を印加する
電源回路と、(3)上記FETのドレイン・ソース間電
圧に対して当該FETのドレイン電流が飽和(ピンチオ
フ)している飽和領域が増幅に使用されるよう、かつ、
上記FETにて増幅される信号のレベルが高いときには
高くまた低いときには低くなるよう、上記電源電圧を制
御する制御回路と、を備えることを特徴とする。例え
ば、電源回路は、いずれも上記飽和領域に属する複数通
りの電源電圧を発生させる電源部と、これら複数通りの
電源電圧の中からいずれかを出力すべく制御信号により
制御されるスイッチ部とを有する構成とし、制御回路
は、上記FETにて増幅される信号のレベルに応じて上
記制御信号を発生させることにより、上記電源電圧を制
御する構成とする。そして、本発明に係る消費電力制御
方法は、(1)ソース接地FETのドレイン・ソース間
電圧に対して当該FETのドレイン電流が飽和している
飽和領域を用いて、当該FETによる信号の電力増幅を
行う際に、(2)当該信号のレベルに応じて当該FET
のドレイン・ソース間電圧を変化させることにより、上
記FETにより消費される電力を上記信号のレベルの変
動に追従して変化させることを特徴とする。
【0010】GaAsFETやMOSFETを例として
図6(a)及び(b)に示すように、FETのドレイン
電流Idはドレイン・ソース間電圧Vdsがある値を上
回ると飽和し(ピンチオフ)、ドレイン・ソース間電圧
Vdsを変えてもほとんど変化しなくなる。そのため、
ピンチオフ電圧より高い電圧領域内でドレイン・ソース
間電圧Vdsを変化させることにより、FETにおける
消費電力を変化させることができる。FET増幅器のド
レイン・ソース間電圧対出力電力特性(図6(C)参
照)から明らかなように、出力電力が小さいとき即ち増
幅される信号のレベルが低いときには、ドレイン・ソー
ス間電圧は低くてもよい。本発明においては、この点に
着目し、増幅される信号のレベルに応じスイッチ部の制
御等の手法でドレイン・ソース間電圧Vdsを変化させ
るようにしている。即ち、増幅される信号のレベルが低
いときにはドレイン・ソース間電圧Vdsを低い電圧に
下げる、といった電源電圧制御を行い、増幅する信号の
レベルが低いときでも効率がさほど下がらない又は維持
されるようにしている。
【0011】かかる制御においては、ゲート・ソース間
電圧Vgsを変化させる必要がないため、量産時におい
て、FET間の特性ばらつきを補うための微調整をなく
すことができ、より低コストでの量産が可能になる。ま
た、振幅周波数特性や通過位相特性に現れる変化は、F
ETをピンチオフ領域で使用しているためゲート・ソー
ス間電圧Vgsを変化させたときほどには大きくないか
ら、歪補償増幅器における振幅や位相の調整に際し、格
別、困難性は生じない。更に、ドレイン電流Idを定電
流化する必要がないため、AB級やB級でも動作させら
れる大電力・高周波用の電力増幅器を提供できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
関し図面に基づき説明する。なお、図4及び図5に示し
た従来技術と同様の又は同一の構成には同一の符号を付
し、重複する説明を省略する。
【0013】図1に、本発明の一実施形態に係る方法を
適用したフィードフォワード歪補償増幅器の構成を示
す。この図に示す増幅器は、移動体通信例えば携帯電話
向けの基地局にて、送信信号を電力増幅する高周波段の
増幅器として用いられるものであり、低歪増幅という要
請に対してはフィードフォワード方式による歪補償を以
て、また、消費電力低減という要請に対してはレベル情
報に基づく電源電圧制御を以て、対処する構成を有して
いる。増幅すべき信号は、図中左端に記されている入力
端子から入力され、カプラ18を介して主増幅器20に
入力され、主増幅器20にて電力増幅される。増幅され
た信号は、カプラ22、遅延線路24及びカプラ26を
介し、図中右端に示されている出力端子から、後段の回
路例えばアンテナ(或いはその前段のフィルタ)に供給
される。
【0014】主増幅器20においては、その非線形性に
よる歪が発生する。例えば、その周波数が近接している
多数のキャリアを同時に増幅すると、混変調や相互変調
等が発生する。このように主増幅器20又はその周辺の
部材にて発生した歪の補償は、次のような方式即ちフィ
ードフォワード方式により実行する。
【0015】まず、カプラ18は、入力される信号の一
部を分岐し、遅延線路28を介してカプラ22に供給す
る。カプラ22は、主増幅器20により増幅された信号
の一部を分岐し、遅延線路28経由でカプラ18から供
給される信号とこの分岐した信号とを結合させ、その結
果得られる信号を補助増幅器32に供給する。主増幅器
20にて増幅された信号には主増幅器20にて発生した
歪成分が含まれており遅延線路28経由でカプラ18か
ら供給される信号には含まれていないため、両信号が結
合に際し同タイミング・同振幅・逆位相となるように、
両信号間の時間差を遅延線路28で、振幅差及び位相差
をベクトル調整器30でそれぞれ打ち消せば、カプラ2
2における結合処理にて、歪成分を示す信号を得ること
ができる。
【0016】補助増幅器32はこの信号を増幅してカプ
ラ26に供給する。カプラ26は、主増幅器20により
増幅され遅延線路24経由で供給される信号に、カプラ
22における結合により生じ補助増幅器32にて増幅さ
れた信号とを結合させ、出力端子から出力する。その
際、結合の対象となる2種類の信号中の歪成分が同タイ
ミング・同振幅・逆位相となるように、両信号間の時間
差を遅延線路24で、振幅差及び位相差をベクトル調整
器34でそれぞれ打ち消せば、カプラ26における結合
処理にて、歪成分を含まない増幅出力を得ることができ
る。
【0017】本実施形態の特徴に係る動作、即ちレベル
情報に基づく電源電圧制御は、電源回路36及び制御回
路38により実現されている。図2に示すように、電源
回路36は、+8V、+9V及び+10Vという3種類
の電圧を出力できる電源部40と、この電圧のうちいず
れかを主増幅器20内の増幅素子であるソース接地FE
T Trのドレイン・ソース間に印加するスイッチ部4
2とを、有している。制御回路38は、レベル情報に応
じてスイッチ部42を制御することにより、+8V、+
9V及び+10Vという3種類の電圧のうちいずれか
を、FET Trのドレイン・ソース間に印加させる。
【0018】制御回路38に入力されるレベル情報は、
FET Trにより増幅される信号のレベルを示す情報
であり、入力信号のレベルを検出した結果、増幅出力の
レベルを検出した結果、図示しない入力信号の信号源か
ら受け取る情報等を、レベル情報として制御回路38に
入力する。制御回路38によるスイッチ部42の制御
は、この情報に基づき行われる。
【0019】例えば、カプラ18或いは主増幅器20に
入力される信号のレベルを検出し、検出されたレベルが
所定の下側しきい値より低いとき(信号が検出されない
ときを含む)には+8Vを、所定の上側しきい値より高
いときには+10Vを、下側しきい値より高く上側しき
い値より低いときには+9Vを、FET Trのドレイ
ン・ソース間に印加する(図3参照)。また例えば、主
増幅器20或いはカプラ26から出力される信号のレベ
ルを検出し、検出されたレベルが下側しきい値より低い
とき(信号が検出されないときを含む)には+8Vを、
上側しきい値より高いときには+10Vを、下側しきい
値より高く上側しきい値より低いときには+9Vを、F
ET Trのドレイン・ソース間に印加する。また例え
ば、信号源から与えられる情報から見て使用中のキャリ
アの個数が下側しきい値より少ないとき等には+8V
を、上側しきい値より多いときには+10Vを、下側し
きい値より多く上側しきい値より少ないときには+9V
を、FET Trのドレイン・ソース間に印加する。
【0020】更に、本実施形態においては、電源回路3
6から出力可能な電源電圧値を、図6(a)及び(b)
に例示されている特性上、ドレイン・ソース間電圧Vd
sに対してドレイン電流Idが飽和している領域、即ち
ピンチオフ電圧より高電圧側の領域に属する値とする。
例えば、FET Trとして図6(a)に示す特性を有
するGaAsFETを用い、電源12Aにより供給され
るゲート・ソース間電圧Vgsを−1.0Vに固定する
ものとする。この場合、ドレイン・ソース間電圧Vds
が約8V以上の領域では、ドレイン電流Idが約2Aで
飽和するため、電源回路36を、8V以上の適当な電圧
例えば+8V、+9V及び+10Vを、選択的に出力で
きるように設計する。ドレイン電流Idが飽和している
領域では、ドレイン・ソース間電圧Vdsの制御により
消費電力をドレイン・ソース間電圧に比例して線形的に
制御できる。本実施形態においては、この点に鑑み、電
源回路36から出力可能な電源電圧をドレイン電流Id
が飽和している領域内におき、図3に示す段階的な消費
電力制御を実行している。電源電圧=+8Vのときには
消費電力は+8V×2A=16W、+9Vのときには1
8W、+10Vのときには20Wになる。
【0021】このように、本実施形態においては、前述
した第1の解決策と異なり、ゲート・ソース間電圧Vg
sを変化させていないため、量産時において、FET間
の特性ばらつきを補うための微調整を行う必要が無く、
より低コストでの量産が可能である。また、電源電圧制
御により振幅周波数特性や通過位相特性が変化するもの
の、この変化は、ゲート・ソース間電圧Vgsを変化さ
せることにともなう振幅周波数特性や通過位相特性の変
化に比べ格段に小さく、ベクトル調整器30等における
振幅や位相の調整に困難性をもたらすものではない。更
に、第2の解決策と異なりドレイン電流Idを定電流化
する必要がないため、AB級やB級でも動作させられ、
大電力での高周波低歪増幅により適した装置が得られ
る。
【0022】なお、以上の説明では、フィードフォワー
ド方式による歪補償を例示したが、他の方式による歪補
償を行う増幅装置にも本発明を適用できる。また、歪補
償を実現するための回路の細部の構成に、限定を要する
ものでもない。例えば、本発明の効果が得られる限りに
おいて、図1に示した回路に各種の変形を施してもかま
わない。更に、図2に示した回路では3段階の電源電圧
制御であるが、2段階の電源電圧制御、4段階以上の電
源電圧制御、連続的な電源電圧制御等でもよい。使用す
るFETとしてGaAsFETを示し具体的な電圧値を
示したが、ピンチオフ或いは飽和現象を伴う特性を有す
る限り、他種のFETを用いてもよいし、電源電圧を他
の値に設定してもよい。そして、本発明に係る増幅装置
の用途は、移動体通信の基地局向け電力増幅器に限られ
るものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るフィードフォワー
ド歪補償増幅器の構成を示すブロック図である。
【図2】 この実施形態における電源回路の詳細構成を
示す回路図である。
【図3】 この実施形態における電源電圧制御の態様を
示す特性図である。
【図4】 一従来技術に係るFET増幅器の電源制御回
路の構成を示す回路図である。
【図5】 他の従来技術に係るFET増幅器の電源制御
回路の構成を示すブロック図である。
【図6】 FETの特性例を示す図であり、特に(a)
はGaAsFETの電圧電流特性の例を、(b)はMO
SFETの電圧電流特性の例を、(c)はFET増幅器
のドレイン・ソース間電圧対出力電力特性の例を、それ
ぞれ示す図である。
【符号の説明】
20 主増幅器、36 電源回路、38 制御回路、4
0 電源部、42 スイッチ部、Tr FET。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J090 AA01 AA41 AA51 CA21 CA36 CA81 CA87 FA04 FA18 FA20 GN02 GN05 GN07 HA09 HA29 HA38 HN15 KA12 KA15 KA48 KA49 MA14 MA20 MA23 SA14 TA01 TA02 5J092 AA01 AA41 AA51 CA21 CA36 CA81 CA87 FA04 FA18 FA20 GR05 HA09 HA29 HA38 KA12 KA15 KA48 KA49 MA14 MA20 MA23 SA14 TA01 TA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 増幅素子としてソース接地FETを有す
    るFET増幅器と、 上記FETのドレイン・ソース間に電源電圧を印加する
    電源回路と、 上記FETのドレイン・ソース間電圧に対して当該FE
    Tのドレイン電流が飽和している飽和領域が増幅に使用
    されるよう、かつ、上記FETにて増幅される信号のレ
    ベルが高いときには高くまた低いときには低くなるよ
    う、上記電源電圧を制御する制御回路と、 を備えることを特徴とする増幅装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の増幅装置において、 電源回路が、いずれも上記飽和領域に属する複数通りの
    電源電圧を発生させる電源部と、これら複数通りの電源
    電圧の中からいずれかを出力すべく制御信号により制御
    されるスイッチ部とを有し、 制御回路が、上記FETにて増幅される信号のレベルに
    応じて上記制御信号を発生させることにより、上記電源
    電圧を制御することを特徴とする増幅装置。
  3. 【請求項3】 ソース接地FETのドレイン・ソース間
    電圧に対して当該FETのドレイン電流が飽和している
    飽和領域を用いて、当該FETによる信号の電力増幅を
    行う際に、当該信号のレベルに応じて当該FETのドレ
    イン・ソース間電圧を変化させることにより、上記FE
    Tにより消費される電力を上記信号のレベルの変動に追
    従して変化させることを特徴とする消費電力制御方法。
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