JP2001274020A - コイルユニット、コイル、変圧器および昇圧回路 - Google Patents

コイルユニット、コイル、変圧器および昇圧回路

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JP2001274020A
JP2001274020A JP2000081899A JP2000081899A JP2001274020A JP 2001274020 A JP2001274020 A JP 2001274020A JP 2000081899 A JP2000081899 A JP 2000081899A JP 2000081899 A JP2000081899 A JP 2000081899A JP 2001274020 A JP2001274020 A JP 2001274020A
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wiring
coil
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conductive layer
disposed
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Koichi Yamada
光一 山田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い効率で電圧を昇圧することができる昇圧
回路、該昇圧回路に好適に用いられる変圧器、該変圧器
に好適に用いられるコイルおよびコイルユニットを提供
する。 【解決手段】 第1の導電体層からなる第1の配線A1
に対して第2の導電体層からなる第2の配線A2が交差
するように複数の第1および第2の配線A1,A2を順
次配置し、第1および第2の配線A1,A2の端部をビ
アホールプラグB1により接続し、略螺旋状に巻回され
たコイルLを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置内に形
成されるコイルユニットおよびコイル、これらを用いた
変圧器およびこの変圧器を用いた昇圧回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、種々の不揮発性半導体メモリが開
発され、この不揮発性半導体メモリのうち、例えばフラ
ッシュメモリでは、フローティングゲートに電荷を蓄積
し、電荷の有無によりデータの記憶を行うとともに、電
荷の有無によるしきい値電圧の変化を検出することによ
りデータの読み出しを行っている。
【0003】このようなフラッシュメモリ等の不揮発性
半導体メモリでは、書き込み時にコントロールゲート等
に高い電圧を印加する必要があり、VCC単一電源型不
揮発性半導体メモリでは、電源電圧を昇圧して高電圧を
発生させるために昇圧回路が用いられている。
【0004】この昇圧回路としては、通常、コンデンサ
およびトランジスタ等により構成される昇圧回路が用い
られ、複数のコンデンサを順次充放電させることによ
り、電源電圧から高電圧を発生させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の昇圧回路
では、コンデンサが順次充放電しながら電圧を昇圧する
ため、コンデンサの放電により電力が無駄に消費され、
電力の変換効率は50%を越えることができず、通常は
約10〜20%程度である。
【0006】一方、不揮発性半導体メモリが用いられる
各種電子機器には省電力化が要望されており、不揮発性
半導体メモリ自体の消費電力を低減するため、昇圧回路
の高効率化が要望されている。
【0007】本発明の目的は、高い効率で電圧を昇圧す
ることができる昇圧回路、該昇圧回路に好適に用いられ
る変圧器、該変圧器に好適に用いられるコイルおよびコ
イルユニットを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】(1)
第1の発明 第1の発明に係るコイルユニットは、半導体基板の上に
形成される第1の導電体層からなる第1の配線と、第1
の導電体層の上に形成される第2の導電体層からなり、
一端が第1の配線の一端の上に配置されるとともに、他
端が第1の配線の他端と異なる位置に配置される第2の
配線と、第1の配線の一端と第2の配線の一端とを接続
する導電部材とを備えるものである。
【0009】本発明に係るコイルユニットにおいては、
第1の配線が半導体基板の上に形成される第1の導電体
層から形成され、第2の配線が第1の導電体層の上に形
成される第2の導電体層から形成されるとともに、第2
の配線の一端が第1の配線の一端の上に配置され、第1
の配線の一端と第2の配線の一端とが導電部材により接
続される。したがって、第1および第2の配線ならびに
導電部材により半導体装置内に略螺旋状に1回巻回され
たコイルユニットを形成することができる。
【0010】(2)第2の発明 第2の発明に係るコイルは、第1の発明に係るコイルユ
ニットを複数備え、第1の配線の他端と第2の配線の他
端とを導電部材により順次接続するものである。
【0011】本発明に係るコイルにおいては、略螺旋状
に1回巻回されたコイルユニットを連続的に接続し、半
導体装置内に略螺旋状に複数回巻回されたコイルを形成
することができる。
【0012】(3)第3の発明 第3の発明に係るコイルは、第2の発明に係るコイルの
構成において、第1の配線と第2の配線とが交差する角
度は、90度未満である。この場合、第1および第2の
配線の位置をずらせて略螺旋状に巻回されたコイルを容
易に形成することができる。
【0013】(4)第4の発明 第4の発明に係るコイルは、第2または第3の発明に係
るコイルの構成において、コイルは、ループ状に形成さ
れ、コイルの終端がコイルの始端に近接して配置される
ものである。
【0014】この場合、コイルにより発生する磁束がル
ープ内を流れ、磁束の漏れを少なくすることができるの
で、コイル内の磁束密度を向上することができる。
【0015】(5)第5の発明 第5の発明に係る変圧器は、第2または第3の発明に係
るコイルから1次コイルおよび2次コイルを形成し、第
1の配線と第2の配線との間にループ形状の強磁性体が
配置されるものである。
【0016】本発明に係る変圧器においては、1次コイ
ルにより発生する磁束がループ形状の強磁性体内を流
れ、1次コイルにより発生する磁束の変化を2次コイル
に作用させて、電磁誘導により2次側に起電力を生じさ
せることができる。
【0017】(6)第6の発明 第6の発明に係る変圧器は、第5の発明に係る変圧器の
構成において、強磁性体は、絶縁膜を挟んで積層されて
いるものである。この場合、強磁性体が積層されている
ので、強磁性体での損失を低減することができる。
【0018】(7)第7の発明 第7の発明に係るコイルユニットは、半導体基板の上に
形成される第1の導電体層からなる第1の配線と、第1
の導電体層の上に形成される第2の導電体層からなり、
一端が第1の配線の一端の上に配置されるとともに、他
端が第1の配線の他端と異なる位置に配置される第2の
配線と、第1の配線の一端と第2の配線の一端とを接続
する導電部材とを含む第1のコイルユニットと、半導体
基板と第1の導電体層との間に形成される第3の導電体
層からなる第3の配線と、第2の導電体層の上に形成さ
れる第4の導電体層からなり、一端が第3の配線の一端
の上に配置されるとともに、他端が第3の配線の他端と
異なる位置に配置される第4の配線と、第3の配線の一
端と第4の配線の一端とを接続する導電部材とを含む第
2のコイルユニットとを備え、第3の配線は、第1の配
線の両端を越えて延出し、第4の配線は、第2の配線の
両端を越えて延出するものである。
【0019】本発明に係るコイルユニットにおいては、
第1の配線が半導体基板の上に形成される第1の導電体
層から形成され、第2の配線が第1の導電体層の上に形
成される第2の導電体層から形成されるとともに、第2
の配線の一端が第1の配線の一端の上に配置され、第1
の配線の一端と第2の配線の一端とが導電部材により接
続される。
【0020】また、第1の配線の両端を越えて延出する
第3の配線が半導体基板と第1の導電体層との間に形成
される第3の導電体層から形成され、第2の配線の両端
を越えて延出する第4の配線が第2の導電体層の上に形
成される第4の導電体層から形成されるとともに、第4
の配線の一端が第3の配線の一端の上に配置され、第3
の配線の一端と第4の配線の一端とが導電部材により接
続される。
【0021】この結果、半導体装置内に略螺旋状に1回
巻回された第1のコイルユニットの外周に略螺旋状に1
回巻回された第2のコイルユニットを形成することがで
きる。
【0022】(8)第8の発明 第8の発明に係るコイルユニットは、半導体基板の上に
形成される第1の導電体層からなる第1の配線と、第1
の導電体層の上に形成される第2の導電体層からなり、
一端が第1の配線の一端の上に配置されるとともに、他
端が第1の配線の他端と異なる位置に配置される第2の
配線と、第1の配線の一端と第2の配線の一端とを接続
する導電部材とを含む第1のコイルユニットと、第1の
導電体層からなり、第1の配線に隣接して配置される第
3の配線と、第2の導電体層からなり、第2の配線に隣
接して配置されるとともに、一端が第3の配線の一端の
上に配置され、他端が第3の配線の他端と異なる位置に
配置される第4の配線と、第3の配線の一端と第4の配
線の一端とを接続する導電部材とを含む第2のコイルユ
ニットとを備えるものである。
【0023】本発明に係るコイルユニットにおいては、
第1の配線が半導体基板の上に形成される第1の導電体
層から形成され、第2の配線が第1の導電体層の上に形
成される第2の導電体層から形成されるとともに、第2
の配線の一端が第1の配線の一端の上に配置され、第1
の配線の一端と第2の配線の一端とが導電部材により接
続される。
【0024】また、第1の導電体層からなる第3の配線
が第1の配線に隣接して配置され、第2の導電体層から
なる第4の配線が第2の配線に隣接して配置されるとと
もに、第4の配線の一端が第3の配線の一端の上に配置
され、第3の配線の一端と第4の配線の一端とが導電部
材により接続される。
【0025】この結果、第1および第2の導電体層を用
いて簡略な製造工程により、半導体装置内に略螺旋状に
1回巻回された第1のコイルユニットに隣接して略螺旋
状に1回巻回された第2のコイルユニットを形成するこ
とができる。
【0026】(9)第9の発明 第9の発明に係る変圧器は、第7または第8の発明に係
るコイルユニットを複数備え、第1の配線の他端と第2
の配線の他端とを導電部材により接続することにより第
1のコイルユニットを順次接続して第1のコイルを形成
し、第3の配線の他端と第4の配線の他端とを導電部材
により接続することにより第2のコイルユニットを順次
接続して第2のコイルを形成するものである。
【0027】本発明に係る変圧器においては、略螺旋状
に1回巻回された第1および第2のコイルユニットを連
続的に接続し、略螺旋状に複数回巻回された第1および
第2のコイルを形成することができ、半導体装置内に変
圧器を形成することができる。
【0028】(10)第10の発明 第10の発明に係る変圧器は、第9の発明に係る変圧器
の構成において、第1のコイルの巻数は、第2のコイル
の巻数と異なるものである。この場合、第1および第2
のコイルの巻数に応じて電圧を変化させることができ
る。
【0029】(11)第11の発明 第11の発明に係る変圧器は、第9または第10の発明
に係る変圧器の構成において、第1のコイルは、2次コ
イルであり、第2のコイルは、1次コイルである。この
場合、1次コイルにより発生する磁束の変化を2次コイ
ルに作用させて、電磁誘導により2次側に起電力を生じ
させることができる。
【0030】(12)第12の発明 第12の発明に係る変圧器は、第9〜第11のいずれか
の発明に係る変圧器の構成において、第1のコイルは、
ループ状に形成され、第1のコイルの終端が第1のコイ
ルの始端に近接して配置され、第2のコイルは、ループ
状に形成され、第2のコイルの終端が第2のコイルの始
端に近接して配置されるものである。
【0031】この場合、1次コイルにより発生する磁束
がループ内を流れ、磁束の漏れを少なくすることができ
るので、1次コイル内の磁束密度を向上することができ
る。したがって、1次コイルにより発生する磁束を効率
よく2次コイルに作用させて、高い効率で電力を発生さ
せることができる。
【0032】(13)第13の発明 第13の発明に係る昇圧回路は、第5、第6、第9〜第
12のいずれかの発明に係る変圧器と、変圧器の1次コ
イル側に接続される発振器と、変圧器の2次コイル側に
接続される整流回路とを備えるものである。
【0033】本発明に係る昇圧回路においては、発振器
から出力される交流電圧を変圧器により増幅し、増幅さ
れた交流電圧を整流回路により整流することができ、昇
圧した電圧を出力することができる。このとき、コンデ
ンサによる昇圧回路を用いていないため、コンデンサの
放電により電力を無駄に消費することなく、変圧器によ
り高い効率で電圧を昇圧することができる。
【0034】(14)第14の発明 第14の発明に係る昇圧回路は、第13の発明に係る昇
圧回路の構成において、変圧器は、複数の変圧器を含
み、複数の変圧器の複数の1次コイルが発振器に並列に
接続され、複数の変圧器の複数の2次コイルが直列に接
続され、その両端が整流回路に接続されるものである。
【0035】この場合、各変圧器の1次コイルと2次コ
イルの巻数が同じ場合でも、1次コイル側が並列に接続
され、2次コイル側が直列に接続されているので、2次
コイル側の電圧が加算され、2次コイル側の電圧を昇圧
することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】図1ないし図3は、本発明の一実
施の形態によるコイルの製造工程を説明するための第1
ないし第3の平面図であり、図4は、図1ないし図3に
示す製造工程により製造されたコイルの一部を示す概略
斜視図である。
【0037】図1に示すように、半導体基板(図示省
略)の上に層間膜(図示省略)を形成した後、その上に
金属配線層からなる第1の導電体層を形成し、図示のよ
うなトラック状に各配線が形成されるように第1の導電
体層をエッチングし、複数の第1の配線A1を形成す
る。
【0038】なお、第1の配線A1を形成する第1の導
電体層は、導電性を有する材料であれば特に限定され
ず、アルミニウム等の種々の金属材料を用いることがで
きる。また、第1の配線A1の形状も、図示の形状に特
に限定されず、コイルとして形成した場合の電気特性を
満たすものであれば、種々の形状を用いることができ
る。
【0039】次に、図2に示すように、複数の第1の配
線A1の上に層間膜(図示省略)を形成した後、形成し
た層間膜に複数のビアホールを形成し、形成したビアホ
ールに導電部材であるタングステンプラグからなるビア
ホールプラグB1を埋め込み、第1の配線A1の両端を
ビアホールプラグB1と接続する。
【0040】なお、ビアホールプラグB1を形成する導
電部材は、導電性を有する材料であれば特に限定され
ず、タングステン、アルミニウム等の種々の金属材料を
用いることができる。また、ビアホールプラグB1の形
状および数等も、図示の形状および数等に特に限定され
ず、コイルとして形成した場合の電気特性を満たすもの
であれば、種々の形状および数等を用いることができ
る。
【0041】次に、図3に示すように、ビアホールプラ
グB1が埋め込まれた層間膜の上に金属配線層からなる
第2の導電体層を形成し、図示のようなトラック状に各
配線が形成されるように第2の導電体層をエッチング
し、複数の第2の配線A2を形成してビアホールプラグ
B1と接続する。
【0042】なお、第2の配線A2を形成する第2の導
電体層は、導電性を有する材料であれば特に限定され
ず、アルミニウム等の種々の金属材料を用いることがで
きる。また、第2の配線A2の形状も、図示の形状に特
に限定されず、コイルとして形成した場合の電気特性を
満たすものであれば、種々の形状を用いることができ
る。
【0043】上記のように形成された第2の配線A2の
一端は、第1の配線A1の一端の上に位置するように配
置され、第2の配線A2の他端は、第1の配線A1の他
端と異なる位置になるように配置されるとともに、その
下に他の第1の配線A1の他端が配置される。
【0044】このように、第1の配線A1に対して第2
の配線A2が交差するように順次配置され、第1および
第2の配線A1,A2の端部をビアホールプラグB1に
より接続することにより、図4に示すように、略螺旋状
に巻回されたコイルLが形成される。
【0045】なお、第1の配線A1とビアホールプラグ
B1を介して接続される第2の配線A2とのなす角度
は、90度未満であることが好ましく、形成されるコイ
ルの巻数等に応じて種々の角度に設定される。
【0046】また、図3に示すように、コイルLの始端
T1の上に終端T2が配置され、コイルLがループ状に
形成されている。この場合、コイルLにより発生する磁
束がループ内を流れ、磁束の漏れが少なくなり、コイル
L内の磁束密度を向上することができる。なお、本発明
によるコイルの形状は、上記の例に特に限定されず、円
形、楕円形等の他のループ形状であってもよく、また、
ループ形状ではなく直線的に配置してもよい。
【0047】図5は、本発明によるコイルを用いた変圧
器の一部を示す平面図であり、図6は、図5に示す変圧
器の一部を示す一部破断平面図である。なお、図5に示
す変圧器の1次および2次コイルも図3に示すコイルL
と同様に略トラック形状を有しているが、図5では、そ
の半分を示している。また、図6では、図示を容易にす
るため、図5に示す変圧器の各部材の形状を簡略化して
示している。
【0048】まず、半導体基板(図示省略)の上に層間
膜(図示省略)を形成した後、その上に金属配線層から
なる第3の導電体層を形成し、図示のようなトラック状
に各配線が形成されるように第3の導電体層をエッチン
グし、複数の第3の配線A3を形成する。
【0049】なお、第3の配線A3を形成する第3の導
電体層は、導電性を有する材料であれば特に限定され
ず、アルミニウム等の種々の金属材料を用いることがで
きる。また、第3の配線A3の形状も、図示の形状に特
に限定されず、コイルとして形成した場合の電気特性を
満たすものであれば、種々の形状を用いることができ
る。
【0050】次に、複数の第3の配線A3の上に層間膜
(図示省略)を形成した後、その上に第1の導電体層を
形成し、図示のようなトラック状に各配線が形成される
ように第1の導電体層をエッチングし、複数の第1の配
線A1を形成する。
【0051】次に、複数の第1の配線A1の上に層間膜
(図示省略)を形成した後、形成した層間膜に複数のビ
アホールを形成し、形成したビアホールにビアホールプ
ラグB1を埋め込み、第1の配線A1の両端をビアホー
ルプラグB1と接続する。
【0052】次に、ビアホールプラグB1が埋め込まれ
た層間膜の上に第2の導電体層を形成し、図示のような
トラック状に各配線が形成されるように第2の導電体層
をエッチングし、複数の第2の配線A2を形成してビア
ホールプラグB1と接続する。このようにして、図3に
示すコイルLと同様に、2次コイルL2が形成される。
【0053】次に、複数の第2の配線A2の上に層間膜
(図示省略)を形成した後、形成した層間膜から第3の
配線A3に達するように複数のビアホールを形成し、形
成したビアホールに導電部材であるタングステンプラグ
からなるビアホールプラグB2を埋め込み、第3の配線
A3の両端をビアホールプラグB2と接続する。
【0054】なお、ビアホールプラグB2を形成する導
電部材は、導電性を有する材料であれば特に限定され
ず、タングステン、アルミニウム等の種々の金属材料を
用いることができる。また、ビアホールプラグB2の形
状および数等も、図示の形状および数等に特に限定され
ず、コイルとして形成した場合の電気特性を満たすもの
であれば、種々の形状および数等を用いることができ
る。
【0055】次に、ビアホールプラグB2が埋め込まれ
た層間膜の上に金属配線層からなる第4の導電体層を形
成し、図示のようなトラック状に各配線が形成されるよ
うに第4の導電体層をエッチングし、複数の第4の配線
A4を形成してビアホールプラグB2と接続する。ま
た、ビアホールプラグにより第3の導電体層から第1の
導電体層へ、第1の導電体層から第2の導電体層へ、第
2の導電体層から第4の導電体層へ順次上に接続し、第
3の導電体層の第3の配線A3を第4の導電体層の第4
の配線A4に接続するようにしてもよい。
【0056】なお、第4の配線A4を形成する第4の導
電体層は、導電性を有する材料であれば特に限定され
ず、アルミニウム等の種々の金属材料を用いることがで
きる。また、第4の配線A4の形状も、図示の形状に特
に限定されず、コイルとして形成した場合の電気特性を
満たすものであれば、種々の形状を用いることができ
る。
【0057】上記のように形成された第4の配線A4の
一端は、第3の配線A3の一端の上に位置するように配
置され、第4の配線A4の他端は、第3の配線A3の他
端と異なる位置になるように配置されるとともに、その
下に他の第3の配線A3の他端が配置される。
【0058】このように、第3の配線A3に対して第4
の配線A4が交差するように順次配置され、第3および
第4の配線A3,A4の端部をビアホールプラグB2に
より接続することにより、半導体装置内に2次コイルL
2の外周に略螺旋状に巻回された1次コイルL2が形成
される。
【0059】なお、第3の配線A3とビアホールプラグ
B2を介して接続される第4の配線A4とのなす角度
は、90度未満であることが好ましく、形成されるコイ
ルの巻数等に応じて種々の角度に設定される。
【0060】また、図示を省略しているが、図3に示す
コイルLと同様に、1次コイルL1の始端の上に終端が
配置されて1次コイルL1がループ状に形成され、2次
コイルL2の始端の上に終端が配置されて2次コイルL
2がループ状に形成されている。したがって、1次コイ
ルL1により発生する磁束がループ内を流れ、磁束の漏
れが少なくなり、1次コイルL1により発生する磁束を
2次コイルL2に効率よく作用させて、高い効率で電力
を発生させることができる。
【0061】なお、本発明による変圧器の1次および2
次コイルの形状は、上記の例に特に限定されず、円形、
楕円形等の他のループ形状であってもよく、また、ルー
プ形状ではなく直線的に配置してもよい。
【0062】また、図5および図6に示すように、1次
コイルL1の巻数N1は2次コイルL2の巻数N2より
も少なくなるように形成されている。したがって、1次
コイルL1により発生する磁束を2次コイルL2に作用
させて、1次コイルの電圧をN2/N1倍に昇圧して2
次コイルL2から出力することができる。
【0063】なお、1次コイルL1の巻数N1および2
次コイルL2の巻数N2は、上記の例に特に限定され
ず、種々の巻数に設定することができ、2次コイルL2
側で得られる電圧を種々変化させることができる。
【0064】図7は、図5に示す変圧器を用いた昇圧回
路の一例を示すブロック図である。図7に示す昇圧回路
は、リングオシレータ1、変圧器2、整流回路3を含
む。
【0065】発振器となるリングオシレータ1は、所定
周波数の交流電圧を発生し、変圧器2の1次コイルL1
に印加する。変圧器2は、図5に示す変圧器2により構
成される。変圧器2の1次コイルL1は、リングオシレ
ータ1から出力される交流電圧に応じた磁束を発生さ
せ、この磁束により2次コイルL2に誘導起電力が発生
し、2次コイルL2は1次コイルの交流電圧をN2/N
1倍にして出力する。変圧器2の2次コイルL2は整流
回路3に接続され、整流回路3は2次コイルL2の出力
電圧を整流して昇圧した電圧を出力する。
【0066】このように、図7に示す昇圧回路では、コ
ンデンサを用いていないため、コンデンサの放電により
電力を無駄に消費することなく、変圧器により高い効率
で電圧を昇圧することができる。
【0067】図8は、図7に示す整流回路3の一例を示
す回路図であり、図9は、図8に示す整流回路のダイオ
ードとして用いられるPチャネル型MOS(Metal Oxid
e Semiconductor )ダイオードを示す図である。
【0068】図8に示す整流回路は、4つのダイオード
D1〜D4から構成される。ダイオードD1のアノード
にダイオードD2のカソードが接続され、ダイオードD
1のカソードにダイオードD3のカソードが接続され、
ダイオードD4のカソードにダイオードD3のアノード
が接続され、ダイオードD4のアノードにダイオードD
2のアノードが接続される。
【0069】このようにして、ブリッジ回路が構成さ
れ、2次コイルL2から出力される交流電圧が整流され
て出力される。また、図8に示すダイオードD1〜D4
としては、図9に示すように、ダイオード接続されたP
チャネル型MOS電界効果トランジスタQ1からなるP
チャネル型MOSダイオードを用いることができる。
【0070】なお、発振器および整流回路は、上記の例
に特に限定されず、種々の発振器および整流回路を用い
ることができ、また、整流回路に用いられるダイオード
も上記の例に特に限定されず、種々のダイオードを用い
ることができる。
【0071】図10は、本発明のコイルを用いた他の変
圧器の平面図であり、図11は、図10に示す変圧器の
一部を示す概略斜視図である。
【0072】図10および図11に示す変圧器は、1次
コイルLaおよび2次コイルLbから構成され、1次コ
イルLaおよび2次コイルLbの内側すなわち第1の配
線A1と第2の配線A2との間に鉄心として作用する強
磁性体Cを配置したものである。1次コイルLaおよび
2次コイルLbは、図3に示すコイルLの直線状の部分
から形成され、強磁性体Cは、通常の半導体製造方法に
より層間膜(図示省略)を介して第1の配線A1と第2
の配線A2との間に図示のようにループ状に形成され
る。
【0073】この場合、1次コイルLaにより発生する
磁束が強磁性体C内を流れ、1次コイルLaにより発生
する磁束の変化を2次コイルLbに作用させて、電磁誘
導により2次側に起電力を生じさせることができる。な
お、強磁性体Cは、コバルト、鉄、ニッケル等の強磁性
体であれば特に限定されないが、シリコンとの整合性の
よいコバルトを用いることが好ましい。
【0074】また、図10に示す変圧器において、1次
コイルLaおよび2次コイルLbの巻数が異なる場合
は、図7に示す昇圧回路に用いることができ、1次コイ
ルLaおよび2次コイルLbの巻数が同じ場合は、以下
に説明する図15に示す昇圧回路に用いることができ、
それぞれ同様の効果を得ることができる。
【0075】図12は、図10に示す強磁性体の他の例
を示す概略斜視図である。図12に示す強磁性体は、三
層の強磁性体C1〜C3から構成され、各層の間には絶
縁膜となるシリコン酸化膜(SiO2 )が形成され、各
強磁性体C1〜C3が絶縁された状態で積層されてい
る。
【0076】この場合、強磁性体C1〜C3が積層され
ているので、鉄心として作用する強磁性体C1〜C3の
渦電流損等の鉄損による損失を低減することができ、コ
イル内の磁束密度を向上することができる。なお、強磁
性体の積層数は、多い方が好ましいが、上記の例に特に
限定されず、他の枚数であってもよい。
【0077】図13は、本発明によるコイルを用いたさ
らに他の変圧器の平面図であり、図14は、図13に示
す変圧器の一部を示す平面図である。
【0078】図13および図14に示す変圧器を構成す
る1次および2次コイルL1,L2は、以下のようにし
て図3に示すコイルLと同様に製造される。
【0079】まず、半導体基板(図示省略)の上に層間
膜(図示省略)を形成した後、その上に第1の導電体層
を形成し、図示のようなトラック状にかつ第1の配線A
12と第3の配線A11とが交互に配置されるように第
1の導電体層をエッチングし、複数の第1および第3の
配線A12,A11を形成する。
【0080】次に、複数の第1および第3の配線A1
2,A11の上に層間膜(図示省略)を形成した後、形
成した層間膜に複数のビアホールを形成し、形成したビ
アホールに導電部材となるビアホールプラグB12,B
11を埋め込み、第1の配線A12の両端をビアホール
プラグB12と接続し、第3の配線A11の両端をビア
ホールプラグB11と接続する。
【0081】次に、ビアホールプラグB12,B11が
埋め込まれた層間膜の上に第2の導電体層を形成し、図
示のようなトラック状にかつ第2の配線A22と第4の
配線A21とが交互に配置されるように第2の導電体層
をエッチングし、複数の第2および第4の配線A22,
A21を形成してビアホールプラグB12,B11と接
続する。
【0082】このようにして、第1の導電体層からなる
第1の配線A12と第2の導電体層からなる第2の配線
A22とがビアホールプラグB12により順次接続さ
れ、略螺旋状に巻回された2次コイルL2が形成され
る。また、第1の配線A12間に第3の配線A11が配
置され、第2の配線A22間に第4の配線A21が配置
され、第3の配線A11と第4の配線A21とがビアホ
ールB11により接続され、略螺旋状に巻回された1次
コイルL1が形成される。
【0083】したがって、図13に示すように、1次お
よび2次コイルL1,L2とが二重螺旋構造となり、1
次コイルL1の巻数と2次コイルL2の巻数とは同一と
なるが、2つの導電体層から1次および2次コイルL
1,L2を形成することができ、製造工程を簡略化する
ことができる。
【0084】また、1次コイルL1の始端T11の上に
終端T21が配置され、2次コイルL2の始端T12の
上に終端T22が配置され、1次および2次コイルL
1,L2がループ状に形成されている。したがって、1
次コイルL1により発生する磁束がループ内を流れ、磁
束の漏れが少なくなり、1次コイルL1により発生する
磁束を2次コイルL2に効率よく作用させて、高い効率
で電力を発生させることができる。
【0085】図15は、図13に示す変圧器を用いた昇
圧回路の一例を示すブロック図である。図15に示す昇
圧回路は、リングオシレータ1、3個の変圧器2a〜2
cおよび整流回路3を含む。なお、リングオシレータ1
および整流回路3の構成は図7に示すリングオシレータ
1および整流回路3と同様である。
【0086】変圧器2a〜2cの各々は、図13に示す
変圧器により構成される。したがって、各変圧器2a〜
2cの1次コイルL1a〜L1cの巻数と2次コイルL
2a〜L2cの巻数とは同一である。
【0087】ここで、各変圧器2a〜2cの1次コイル
L1a〜L1cはリングオシレータ1と並列に接続さ
れ、2次コイルL2a〜L2cは直列に接続され、その
両端が整流回路3に接続される。
【0088】したがって、リングオシレータ1から出力
される交流電圧は各1次コイルL1a〜L1cから各2
次コイルL2a〜L2cに伝達され、2次コイルL2a
〜L2c側では、1次コイルL1a〜L1cにより誘起
された電圧が加算され、1次コイルL1a〜L1c側の
3倍の交流電圧が出力される。この交流電圧を整流回路
3により整流することにより、昇圧された電圧を出力す
ることができる。
【0089】このように、図15に示す昇圧回路では、
各変圧器2a〜2cの1次コイルL1a〜L1cと2次
コイルL2a〜L2cの巻数が同じ場合でも、2次コイ
ルL2a〜L2c側に高い電圧を得ることができ、昇圧
された電圧を出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるコイルの製造工程
を説明するための第1の平面図である。
【図2】本発明の一実施の形態によるコイルの製造工程
を説明するための第2の平面図である。
【図3】本発明の一実施の形態によるコイルの製造工程
を説明するための第3の平面図である。
【図4】図1ないし図3に示す製造工程により製造され
たコイルの一部を示す概略斜視図である。
【図5】本発明によるコイルを用いた変圧器の一部を示
す平面図である。
【図6】図5に示す変圧器の一部を示す一部破断平面図
である。
【図7】図5に示す変圧器を用いた昇圧回路の一例を示
すブロック図である。
【図8】図7に示す整流回路の一例を示す回路図であ
る。
【図9】図8に示す整流回路のダイオードとして用いら
れるPチャネル型MOSダイオードを示す図である。
【図10】本発明のコイルを用いた他の変圧器の平面図
である。
【図11】図10に示す変圧器の一部を示す概略斜視図
である。
【図12】図10に示す強磁性体の他の例を示す概略斜
視図である。
【図13】本発明によるコイルを用いたさらに他の変圧
器の平面図である。
【図14】図13に示す変圧器の一部を示す平面図であ
る。
【図15】図13に示す変圧器を用いた昇圧回路の一例
を示すブロック図である。
【符号の説明】
A1,A12 第1の配線 A2,A22 第2の配線 A3,A11 第3の配線 A4,A21 第4の配線 B1,B2,B11,B12, ビアホールプラグ C,C1〜C3 強磁性体 L コイル L1,La,L1a〜L1c 1次コイル L2,Lb,L2a〜L2c 2次コイル T1,T11,T12 コイル始端 T2,T21,T22 コイル終端 1 リングオシレータ 2,2a〜2c 変圧器 3 整流回路

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の上に形成される第1の導電
    体層からなる第1の配線と、 前記第1の導電体層の上に形成される第2の導電体層か
    らなり、一端が前記第1の配線の一端の上に配置される
    とともに、他端が前記第1の配線の他端と異なる位置に
    配置される第2の配線と、 前記第1の配線の一端と前記第2の配線の一端とを接続
    する導電部材とを備えることを特徴とするコイルユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコイルユニットを複数備
    え、前記第1の配線の他端と前記第2の配線の他端とを
    導電部材により順次接続することを特徴とするコイル。
  3. 【請求項3】 前記第1の配線と前記第2の配線とが交
    差する角度は、90度未満であることを特徴とする請求
    項2記載のコイル。
  4. 【請求項4】 前記コイルは、ループ状に形成され、前
    記コイルの終端が前記コイルの始端に近接して配置され
    ることを特徴とする請求項2または3記載のコイル。
  5. 【請求項5】 請求項2または3記載のコイルから1次
    コイルおよび2次コイルを形成し、前記第1の配線と前
    記第2の配線との間にループ形状の強磁性体が配置され
    ることを特徴とする変圧器。
  6. 【請求項6】 前記強磁性体は、絶縁膜を挟んで積層さ
    れていることを特徴とする請求項5記載の変圧器。
  7. 【請求項7】 半導体基板の上に形成される第1の導電
    体層からなる第1の配線と、前記第1の導電体層の上に
    形成される第2の導電体層からなり、一端が前記第1の
    配線の一端の上に配置されるとともに、他端が前記第1
    の配線の他端と異なる位置に配置される第2の配線と、
    前記第1の配線の一端と前記第2の配線の一端とを接続
    する導電部材とを含む第1のコイルユニットと、 前記半導体基板と前記第1の導電体層との間に形成され
    る第3の導電体層からなる第3の配線と、前記第2の導
    電体層の上に形成される第4の導電体層からなり、一端
    が前記第3の配線の一端の上に配置されるとともに、他
    端が前記第3の配線の他端と異なる位置に配置される第
    4の配線と、前記第3の配線の一端と前記第4の配線の
    一端とを接続する導電部材とを含む第2のコイルユニッ
    トとを備え、 前記第3の配線は、前記第1の配線の両端を越えて延出
    し、前記第4の配線は、前記第2の配線の両端を越えて
    延出することを特徴とするコイルユニット。
  8. 【請求項8】 半導体基板の上に形成される第1の導電
    体層からなる第1の配線と、前記第1の導電体層の上に
    形成される第2の導電体層からなり、一端が前記第1の
    配線の一端の上に配置されるとともに、他端が前記第1
    の配線の他端と異なる位置に配置される第2の配線と、
    前記第1の配線の一端と前記第2の配線の一端とを接続
    する導電部材とを含む第1のコイルユニットと、 前記第1の導電体層からなり、前記第1の配線に隣接し
    て配置される第3の配線と、前記第2の導電体層からな
    り、前記第2の配線に隣接して配置されるとともに、一
    端が前記第3の配線の一端の上に配置され、他端が前記
    第3の配線の他端と異なる位置に配置される第4の配線
    と、前記第3の配線の一端と前記第4の配線の一端とを
    接続する導電部材とを含む第2のコイルユニットとを備
    えることを特徴とするコイルユニット。
  9. 【請求項9】 請求項7または8記載のコイルユニット
    を複数備え、 前記第1の配線の他端と前記第2の配線の他端とを導電
    部材により接続することにより前記第1のコイルユニッ
    トを順次接続して第1のコイルを形成し、 前記第3の配線の他端と前記第4の配線の他端とを導電
    部材により接続することにより前記第2のコイルユニッ
    トを順次接続して第2のコイルを形成することを特徴と
    する変圧器。
  10. 【請求項10】 前記第1のコイルの巻数は、前記第2
    のコイルの巻数と異なることを特徴とする請求項9に記
    載の変圧器。
  11. 【請求項11】 前記第1のコイルは、2次コイルであ
    り、前記第2のコイルは、1次コイルであることを特徴
    とする請求項9または10記載の変圧器。
  12. 【請求項12】 前記第1のコイルは、ループ状に形成
    され、前記第1のコイルの終端が前記第1のコイルの始
    端に近接して配置され、 前記第2のコイルは、ループ状に形成され、前記第2の
    コイルの終端が前記第2のコイルの始端に近接して配置
    されることを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記
    載の変圧器。
  13. 【請求項13】 請求項5、6、9〜12のいずれかに
    記載の変圧器と、 前記変圧器の1次コイル側に接続される発振器と、 前記変圧器の2次コイル側に接続される整流回路とを備
    えることを特徴とする昇圧回路。
  14. 【請求項14】 前記変圧器は、複数の変圧器を含み、 前記複数の変圧器の複数の1次コイルが前記発振器に並
    列に接続され、前記複数の変圧器の複数の2次コイルが
    直列に接続され、その両端が前記整流回路に接続される
    ことを特徴とする請求項13記載の昇圧回路。
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