JP2001273275A - データ駆動型情報処理装置 - Google Patents

データ駆動型情報処理装置

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JP2001273275A
JP2001273275A JP2000083345A JP2000083345A JP2001273275A JP 2001273275 A JP2001273275 A JP 2001273275A JP 2000083345 A JP2000083345 A JP 2000083345A JP 2000083345 A JP2000083345 A JP 2000083345A JP 2001273275 A JP2001273275 A JP 2001273275A
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    • G06F9/448Execution paradigms, e.g. implementations of programming paradigms
    • G06F9/4494Execution paradigms, e.g. implementations of programming paradigms data driven

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラムの処理速度および再現性に影響を
与えることなく、プログラム中における任意の中間結果
の情報を得るための機能を有するデータ駆動型情報処理
装置を提供する。 【解決手段】 C素子(2a)からのパルスによりパイ
プラインレジスタにデータパケットを順次転送し、デー
タパケットには処理内容を決定するフラグとタグフィー
ルドとデータフィールドとを有し、処理内容決定機構
(4)に内蔵されているレジスタに予め記憶されている
タグフィールドとデータパケットのタグフィールドとが
同一の情報を有しているか否かを判別し、その判別結果
に基づいてレジスタの処理内容検出フィールドに格納さ
れている情報に従ってデータパケットに対して処理を行
なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はデータ駆動型情報
処理装置に関し、特に、1つのパルスから複数個のパル
スの転送を可能とした自己同期型転送制御回路を用いた
多出力命令により、プログラム実行効率を向上させるデ
ータ駆動型情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のマルチメディア化に伴い、画像処
理などでは多量の演算が要求される。このような多量の
演算を高速に処理する装置として、データ駆動型情報処
理装置(以下、データ駆動型プロセッサと称する)が提
案されている。データ駆動型プロセッサでは、ある処理
に必要な入力データがすべて揃いかつその処理に必要な
演算装置などの資源が割当てられたときに処理が行なわ
れるという規則に従って処理が進行する。データ駆動型
の情報処理動作を含むデータ処理装置には、非同期のハ
ンドシェイク方式を採用したデータ伝送装置が用いられ
る。このようなデータ伝送装置では、複数のデータ伝送
路が接続され、それらのデータ伝送路がデータの転送要
求信号(以下、SEND信号と称する)およびデータの
転送を許可するか否かを示す転送許可信号(以下、AC
K信号と称する)を互いに送受信しながら、自律的なデ
ータ転送が行なわれる。
【0003】図8は従来およびこの発明が適用されるデ
ータパケットのフォーマットを示す図である。図8にお
いて、データパケットは行先ノード番号ND♯を格納す
るための行先ノード番号領域F1と、世代番号GN♯を
格納するための世代番号領域F2と、命令コードOPC
を格納するための命令コード領域F3およびデータDA
TAを格納するためのデータ領域F4を含む。ここで、
世代番号とは、並列処理をしたいデータ群同士を区別す
るための番号である。行先ノード番号とは、同一世代内
の入力データ同士を区別するための番号である。命令コ
ードとは、命令デコーダに格納されている命令を実行す
るためのものである。
【0004】図9は従来のハンドシェイク方式を採用し
たデータ伝送装置の一例を示すブロック図である。図9
において、入力されるパケットデータは、C素子1aと
1bとによって制御されてパイプラインレジスタ9a→
9bと順に転送されていく間に、ロジック回路9cでシ
ーケンスに処理される。図9において、たとえばパイプ
ラインレジスタ9aがデータ保持状態である場合、後段
のパイプラインレジスタ9bがデータ保持状態にあれ
ば、パイプラインレジスタ9aからパイプラインレジス
タ9bにはデータは送られない。
【0005】また、後段のパイプラインレジスタ9bが
データを保持していない状態であれば、もしくはデータ
を保持していない状態になれば、少なくとも予め設定さ
れた遅延時間をかけてデータがパイプラインレジスタ9
aからロジック回路9cで処理されてパイプラインレジ
スタ9bに送られる。このように接続された隣のパイプ
ラインレジスタとの間で送受信されるCI端子とCO端
子で入出力されるSEND信号およびRI端子とRO端
子で入出力されるACK信号とに従って非同期に、そし
て少なくとも予め設定された遅延時間をかけてデータ伝
送を行なうような制御を自己同期型転送制御と呼び、そ
のようなデータ転送を制御する回路を自己同期型転送制
御回路と呼ぶ。
【0006】図10は図9に示したC素子の動作を説明
するためのタイミングチャートである。C素子1aは端
子CIから図10(a)に示す「L」レベルのパルスを
受取ると、端子RIに入力される転送許可信号が図10
(e)に示すように許可状態であれば、端子COから図
10(d)に示すパルスを出力するとともに、パイプラ
インレジスタ9bに図10(c)に示すパルスを出力す
る。パイプラインレジスタ9bはC素子1aから与えら
れるパルスに応答して、与えられる入力パケットデータ
を保持し、またその保持したデータを出力パケットデー
タとして出力する。さらに、C素子1aは、前段に対し
て図10(b)に示すパルスを出力する。
【0007】図11は自己同期型同軸転送制御回路の具
体的な回路図である。この自己同期型転送制御回路はた
とえば特開平6−83731号公報に記載されたもので
ある。図11において、パルス入力端子CIは前段部か
らのパルス状のSEND信号(転送要求信号)を受け、
転送許可出力端子ROは前段部にACK信号(転送許可
信号)を出力する。パルス出力端子COは後段部にパル
ス状のSEND信号を出力し、転送許可入力端子RIは
後段部からACK信号を受ける。
【0008】マスタリセット入力端子MRはマスタリセ
ット信号を受ける。マスタリセット入力端子MR(図9
には示さず)に「H」レベルのパルスが与えられると、
インバータ40eで反転され、フリップフロップ40
a,40bがリセットされてC素子が初期化される。そ
して、パルス出力端子CO,転送許可出力端子ROはと
もに初期状態として「H」レベル信号を出力する。転送
許可出力端子ROの出力が「H」レベルであることは転
送許可状態を示し、逆に「L」レベルであることは転送
禁止状態を示している。また、パルス出力端子COの出
力が「H」レベルであることは、後段にデータ転送を要
求していない状態を示し、逆に「L」レベルであること
は後段にデータ転送を要求しているまたはデータを転送
している状態を示している。
【0009】パルス入力端子CIに「L」レベルの信号
が入力されると、すなわち前段からデータ転送が要求さ
れると、フリップフロップ40aはセットされ、その出
力Qに「H」レベル信号を出力する。この「H」レベル
信号はインバータ40dで反転されて転送許可入力端子
ROからは「L」レベル信号が出力され、さらなるデー
タ転送を禁止する。一定時間後、パルス入力端子CIに
「H」レベルの信号が入力され、前段部から当該C素子
へのデータのセットが終了する。この状態でかつ転送許
可入力端子RIから「H」レベル信号が入力されてい
る、すなわち後段部からデータ転送を許可されている状
態で、かつパルス出力端子COが「H」レベル信号を出
力している、すなわち後段部へデータ転送している途中
でない状態(データ転送を後段に要求していない状態)
であれば、NANDゲート40cはアクティブとなり、
「L」レベル信号を出力する。
【0010】その結果、フリップフロップ40aと40
bはともにリセットされ、フリップフロップ40bはパ
イプラインレジスタへのパルス出力端子CPから遅延素
子40eを介して「H」レベル信号を出力するととも
に、パルス出力端子COから遅延素子40fを介して後
段部のC素子へ「L」レベルのSEND信号を出力す
る。すなわち、後段部へデータ転送を要求する。「L」
レベルのSEND信号を受けた後段のC素子は、そのC
素子に対してさらなるデータ転送が行なわれないように
転送禁止を示すACK信号を「L」レベルにしてRO端
子から出力する。該C素子は転送許可入力端子RIから
の「L」レベルのACKC信号を入力し、この信号によ
りフリップフロップ40bがセットされる。その結果、
パイプラインレジスタへのパルス出力端子CPから遅延
素子40eを介して「L」レベル信号が出力され、また
後段部へのパルス出力端子COから遅延素子40fを介
して「H」レベルのSEND信号が出力され、データ転
送を終了する。
【0011】図12は図10に示したデータ転送制御回
路を含んで構成された従来のデータ駆動型プロセッサの
概略ブロック図である。図12において、データ駆動型
プロセッサPeは、合流部JNCと、発火制御部FC
と、演算部FPと、プログラム記憶部PSと、分岐部B
RNと、複数個のパイプラインレジスタ4a〜4cと、
複数のC素子2a〜2cを含む。各C素子2a〜2cは
前段および後段のC素子とのパケット転送パルス(C
I,CO,RI,ROの信号)のやり取りによって対応
する処理部(FC,FP,BS)についてのパケット転
送を制御する。各パイプラインレジスタ4a〜4cは対
応のC素子2a〜2cからのパルス入力に応じて、前段
の処理部より入力されているデータを取込んで保持し、
出力段に導出し、次のパルスまでこれを保持する。
【0012】図12において、プロセッサPeに図8に
示したデータパケットが入力されると、入力パケットは
まず合流部JNCを通り、発火制御部FCに伝達され、
行先ノード番号ND♯と世代番号GN♯とに基づいて同
一のパケットの間で対データが形成される。すなわち、
ノード番号ND♯と世代番号GN♯が一致し,データの
異なる2つのデータパケットの検出を行ない、両番号が
一致する2つのうち一方のデータパケットのデータを他
方のデータパケットのデータ領域F4(図8)に追加格
納し、この他方のデータパケットを出力する。データ領
域F4に対データ(1組のデータ)を格納したパケット
は次に演算部FPに伝達される。演算部FPは伝達され
たデータパケットを入力し、その入力パケットの命令コ
ードOPCに基づいて該入力パケットの内容に対して所
定の演算を行ない、演算結果を該入力パケットのデータ
領域F4に格納する。該入力パケットは次にプログラム
記憶部PSに伝達される。
【0013】プログラム記憶部PSは伝達されたデータ
パケットを入力し、その入力パケットの行先ノード番号
ND♯に基づいて、プログラム記憶部PS内のプログラ
ムメモリから上位の行先ノード番号ND♯と上位の命令
コードOPCとコピーフラグCPYを読出す。そして、
読出された行先ノード番号ND♯および命令コードOP
Cが該入力パケットの行先ノード番号領域F1および命
令コード領域F3にそれぞれ格納される。さらに、読出
されたコピーフラグCPYが「1」であれば、プログラ
ムメモリ中の上位アドレスも有効と判断されて、上位ア
ドレスに記憶されている行先ノード番号ND♯および命
令コードOPCを格納したパケットも生成される。
【0014】プログラム記憶部PSから出力されるパケ
ットは分岐部BRNへ伝達され、その行先ノード番号N
D♯に基づいて出力されるか、または再度プロセッサ内
部に戻される。同一データを3個にコピーするために
は、このプロセッサ内部に戻されたパケットでコピー処
理をすることになる。したがって、同一データを複数個
コピーするためには、複数回プロセッサへパケットを戻
してコピー処理しなければならない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述のデータ駆動型情
報処理装置においては、何らかの障害などによってデー
タフロープログラムが期待どおり動作しないときに、た
とえばデータ駆動型情報処理装置自身に関するハードウ
ェア的なもの、あるいは実行させているデータフロープ
ログラムに起因するソフトウェア的なものなどの誤りの
原因を効率よく発見するためのデバッグ装置が求められ
る。
【0016】データ駆動型情報処理装置のデバッグ装置
に関しては、特開平5−151370号公報の「データ
駆動型計算機」に見られるようなプログラムの実行状態
を把握するために、ソースプログラムの指定行に対応す
るデータフロープログラムのノードにおける局所的な停
止とその後の実行の再開を行なうことのできるデバッグ
装置がある。
【0017】このようなデバッグ装置は、ソースプログ
ラムの各行の終了箇所に対応するノードへ、NOP(演
算を行なわずに周回する)命令を追加するプログラム変
換手段を使い、ソースプログラムの処理を終了したい行
にプログラムを停止するように指示すると、対応するN
OP命令を出力命令に変更したデータフロープログラム
を出力するようにすることで、プログラムの任意の指定
箇所にてプログラムを一時的に停止させ、データ駆動型
計算機に何らかの操作(たとえば、メモリ内容読出な
ど)を行なった後、停止位置から再度プログラムを起動
するというブレーク機能を備えることで、プログラムの
停止後にデータ駆動型計算機内の状態情報を獲得(たと
えば、メモリの内容獲得など)した後、停止したときの
状態のまま再度プログラムの実行を継続させるというも
のである。
【0018】しかしながら、上述のデバッグ機能では、
ソースプログラム中の各行の終了箇所すべてにNOP命
令が追加されるため、追加されたNOP命令の数だけ無
駄な周回パケットが発生し、プログラムの処理速度が低
下してしまう。さらに、NOP命令という新しいノード
の追加により、発火制御部FCの待ち合せ空間における
データパケットの到着順序や時間ごとの循環パイプライ
ン上のデータパケットの混雑具合が変化するなど、ソー
スプログラムの動作をそのまま再現できないという問題
点があった。
【0019】それゆえに、この発明の主たる目的は、プ
ログラムの処理速度および再現性に影響を与えることな
く、プログラム中の任意の中間結果の情報を得るための
機能を有するデータ駆動型情報処理装置を提供すること
である。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数のデー
タ伝送路が直列に接続され、それらのデータ伝送路がデ
ータの転送要求信号およびデータの転送許可信号を互い
に送受信しながらデータパケットの伝送を行うデータ駆
動型情報処理装置であって、データパケットの処理内容
を判別する処理内容検出フィールドおよびタグデータフ
ィールドより構成される1つのレジスタ、およびデータ
伝送路に処理内容を決定するフラグと、タグフィールド
と、データフィールドとを含むデータパケットが入力さ
れたことに応じて、レジスタのタグフィールドとデータ
パケットのタグフィールドが同一の情報を有しているか
否かを判別し、その判別結果に基づいて、レジスタの処
理内容検出フィールドに格納されている情報に従って前
記データパケットに対して処理を行う処理手段を備えた
ことを特徴とする。
【0021】他の発明は、複数のデータ伝送路が直列に
接続され、それらのデータ伝送路がデータの転送要求信
号およびデータの転送許可信号を互いに送受信しながら
データパケットの伝送を行うデータ駆動型情報処理装置
であって、データパケットの処理内容を判別する処理内
容検出フィールドおよびタグデータフィールドより構成
される第1のレジスタと、データパケットの処理内容を
判別する処理内容検出フィールドおよびタグマスクフィ
ールドより構成される第2のレジスタと、処理内容を決
定するフラグとタグフィールドとデータフィールドとを
含むデータパケットがデータ伝送路に入力されたことに
応じて、第1のレジスタのタグデータフィールドに格納
されているタグデータおよびデータパケットのタグフィ
ールドに格納されているタグデータに、それぞれ第2の
レジスタのタグマスクフィールドに格納されているタグ
マスクデータによってマスク処理し、マスク処理後の第
1のレジスタのタグフィールドとマスク処理後の該デー
タパケットのタグフィールドが同一の情報を有している
か否かを判別し、その判別結果に基づいて、第1のレジ
スタの処理内容検出フィールドおよび第2のレジスタの
処理内容検出フィールドに格納されている情報に従って
データパケットに対して処理を行う処理手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0022】好ましくは、レジスタまたは第1のレジス
タの処理内容検出フィールドに格納されている情報に従
ってデータパケットに対して行う処理は、外部へ転送す
るホスト転送処理であることを特徴とする。
【0023】より好ましくは、レジスタまたは第1のレ
ジスタの処理内容検出フィールドに格納されている情報
に従ってデータパケットに対して行う処理は、外部へ転
送するホスト転送処理と、前記タグ情報に基づく通常転
送処理とであることを特徴とする。
【0024】さらにより好ましくは、外部へ転送するホ
スト転送処理とタグ情報に基づく通常転送処理を行うた
めに、転送要求信号に対して2個のデータパケットを生
成するとともに、2個のデータパケットを識別するため
にホスト転送フラグを操作する操作信号を出力する自己
同期型転送制御回路を備えたことを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の第1の実施形態
のデータ駆動型情報処理装置のブロック図である。図1
において、データ駆動型情報処理装置は、前述の図12
に示したC素子2bに代えて自己同期型転送制御回路3
が設けられるとともに、演算部FPとパイプラインレジ
スタ4bとの間に処理内容決定機構4が新たに設けら
れ、それ以外の構成は図12と同じである。処理内容決
機構4は演算部FPからデータパケットが入力される
と、予め設定されているタグフィールドに格納されてい
るタグ情報との一致検出を行なう。なお、パイプライン
レジスタ4bには、転送フラグとタグフィールドとデー
タフィールドとが格納されるようになっている。
【0026】なお、以下の説明では、タグフィールドと
は、図8に示したデータパケットの構成において、デー
タ領域F4以外の行先ノード番号フィールドF1と世代
番号フィールドF2と命令コードフィールドF3を併せ
てタグフィールドと称するものとする。
【0027】図2はこの発明の第2の実施形態を示すブ
ロック図である。この図2に示した実施形態はパイプラ
インレジスタ4bと4cとの間にホスト転送フラグ操作
回路5を設けた以外は図1の実施形態と同じである。ホ
スト転送フラグ操作回路5は自己同期転送制御回路3か
らのFEB信号に基づいてホスト転送フラグを変える機
能を有している。
【0028】図3は図1および図2に示した処理内容決
定機構4の具体的なブロック図である。図3において、
処理内容決定機構4は設定レジスタ41と一致検出部4
2と処理内容決定部43とを含む。設定レジスタ41に
は、予め何らかの手段、たとえばメモリ内容の読出や外
部端子からの入力などにより、処理を施したいデータパ
ケットのタグ情報がタグフィールド41aに予め記憶さ
れており、その際に行ないたい処理内容情報(データパ
ケットのホスト転送,コピー,消去など)が処理内容検
出フィールド41bに予め記憶されている。
【0029】図1および図2に示した演算部FPから出
力されたデータパケット41cはタグフィールド41d
とデータフィールド41eとフラグ41fとを有してお
り、フラグ41fはタグフィールド41dが所有するタ
グ情報によらずこのデータパケット41cの処理内容を
決定する。一致検出部42は、設定レジスタ41に予め
記憶されているタグフィールド41aが所有するタグ情
報とデータパケット41cのタブフィールド41dが所
有するタグ情報が一致しているか否かを検出する。そし
て、一致検出部42は両者が一致していれば「H」レベ
ル信号を出力し、不一致の場合は「L」レベル信号を出
力する。この一致検出部42の出力は処理内容決定部4
3に与えられる。処理内容決定部43は一致検出部42
から「H」レベル信号が出力された場合のみ、設定レジ
スタ41の処理内容検出フィールド41bが所有する処
理内容情報を検出し、検出した処理内容情報に従ってデ
ータパケット41cに対して処理を行なうように指示す
る。
【0030】もし、一致検出部42が不一致の場合に
「L」レベル信号を出力すると、データパケット41c
は通常の動作を行なう。また、これら2つのタグ情報が
同一である場合、一致検出部42は処理内容決定部43
に「H」レベル信号を出力し、処理内容決定部43にお
いて設定レジスタ41の処理内容検出フィールド41b
が所有する処理内容情報が検出され、検出された処理内
容情報に従ってデータパケット41cに対して処理が行
なわれる。たとえば、データパケット41cが所有する
フラグ41fに新たな情報が与えられて、新たなフラグ
41f′となる。なお、このとき、データパケット41
cのタグフィールド41dとデータフィールド41eは
そのまま用いられ、新たなデータパケット41c′とし
て図1および図2に示したパイプラインレジスタ4bに
よって保持される。また、処理内容決定部43は図1に
示した自己同期型転送制御回路3に対してEXBとCP
Yの制御信号を出力する。
【0031】なお、図3に示した新たなデータパケット
41c′のフラグ41f′が獲得した情報がホスト転送
情報である場合、このデータパケット41c′は所有す
るタグ情報によらず強制的にホストに転送される。ここ
で、ホストとは図1に示したデータ駆動型情報処理装置
が複数接続されている場合には、これらの装置から外部
へ出力されることを意味している。
【0032】図4は図1および図2に示した自己同期型
転送制御回路を示す回路図である。図4において、パル
ス入力端子CIは前段部からのパルス状の転送要求信号
を受け、転送許可出力端子ROは前段部に転送許可信号
を出力する。パルス出力端子COは後段部にパルス状の
転送要求信号を出力し、転送許可入力端子RIは後段部
から転送許可信号を受ける。マスタリセット入力端子M
RBはマスタリセット信号を受け、EXB端子はパケッ
ト消去信号を受ける。CPY端子はパケットコピー信号
を受ける。
【0033】さらに、自己同期型転送制御回路3は、C
素子3a,3bと、Dタイプフリップフロップ3c,3
d,3eと、NANDゲート3g,3hと、ORゲート
3iと、ANDゲート3j,3kと、インバータ3f,
3l,3mと、遅延素子3pとを含む。
【0034】図5は図4に示した自己同期型転送制御回
路の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【0035】次に、図5のタイミングチャートを参照し
ながら、図4の自己同期型転送制御回路のパケット消去
動作と、パケット通常転送動作と、パケットコピー動作
について順に説明する。
【0036】まず、マスタリセット端子MRから「H」
レベルのパルスが入力されると、C素子3aと3bとが
リセットされ、それぞれのパルス出力端子COと転送許
可出力端子ROがともに「H」レベル信号を出力する。
その結果、自己同期型転送制御回路3のパルス出力端子
COと転送許可出力端子ROが図5(g),(b)に示
すように、ともに「H」レベル信号を出力し、自己同期
型転送制御回路3が初期化される。また、フリップフロ
ップ3nも「H」レベルのリセット信号によってリセッ
トされ、遅延素子3pを介してFEB端子から図5
(f)に示すような「L」レベル信号が出力される。さ
らに、Dタイプフリップフロップ3eに非同期でリセッ
トがかかり、そのQ出力から「L」レベル信号が出力さ
れる。この信号はインバータ3lで反転され、3入力A
NDゲート3jに「H」レベル信号が入力される。
【0037】EXB端子に図5(c)に示す「L」レベ
ル信号が入力されることにより、自己同期型転送制御回
路3はパケット消失動作を行なう。すなわち、EXB端
子に「L」レベル信号が入力されている状態において、
自己同期型転送制御回路3のパルス入力端子CIに図5
(a)に示すような「L」レベルのパルス信号が入力さ
れると、C素子3aのパルス入力端子CIに「L」レベ
ルのパルス信号が入力される。
【0038】一方、RI端子はマスタリセット信号MR
が入力された後であるため、「H」レベルになってお
り、C素子3aは従来の動作をして、一定時間後に端子
CIを「H」レベルにすると、C素子3aは従来技術で
の説明のように、パイプラインレジスタ3bへのパルス
出力端子CPから「L」レベルから「H」レベルの信号
を出力する。出力端子CPの信号の立上がりに同期し
て、Dタイプフリップフロップ3cがEXB端子から入
力されている「L」レベル信号をDタイプフリップフロ
ップ3cの出力Qから導出する。これにより、NAND
ゲート3hは「H」レベル信号を出力し、ANDゲート
3kの出力を「H」レベルにする。
【0039】また、ORゲート3iにも「L」レベル信
号が入力されるため、C素子3aのパルス出力端子CO
から出力される信号がそのままORゲート3iの出力信
号となる。さらに自己同期型転送制御回路3の転送許可
入力端子RIは図5(h)に示すように初期状態として
「H」レベル信号が与えられているため、ORゲート3
iの出力信号がANDゲート3jに入力され、そのまま
ANDゲート3jから出力される。
【0040】結果的に、C素子3aのパルス出力端子C
Oから出力される信号は、そのまま自己同期型転送制御
回路3の転送許可入力端子RIに入力されることにな
る。
【0041】上述のごとく、C素子3aのパルス出力端
子COからは「L」レベル信号が出力されているので、
C素子3aの転送許可入力端子RIには「L」レベル信
号が入力される。これにより、C素子3aの端子CPは
「H」レベルから「L」レベルに変化する。また、C素
子3aの端子COは「L」レベルから「H」レベルに変
化し、その信号がORゲート3iとANDゲート3jを
介してC素子3aのRI端子に入力される。自己同期型
転送制御回路3の端子COが「H」レベルのままであ
り、つまり後段への転送要求が行なわれず、前段からは
データが転送されてくるため、転送されてきたデータパ
ケットは上書きされることで消去される。なお、このパ
ケット消去の説明は、この発明による自己同期型転送制
御回路がパケット消去,通常動作およびコピー動作の一
連の動作が可能であることを説明するものであり、この
発明の要旨である中間結果の情報を得るための機能には
関係はしない。
【0042】次に、自己同期型転送制御回路3のパケッ
ト通常転送動作について説明する。EXB端子から
「H」レベル信号が入力され、かつCPY端子から
「L」レベル信号が入力されている状態において、自己
同期型転送制御回路3のパルス入力端子CIから「L」
レベルのパルス信号が入力されると、C素子3aのパル
ス入力端子CIに「L」レベルのパルス信号が入力され
て一定時間後に入力端子CIが「H」レベルにされる。
すると、C素子3aは従来と同様の動作を行ない、C素
子3aのパルス出力端子COは「H」レベルから「L」
レベルの信号を出力し、パイプラインレジスタへのパル
ス出力端子CPは「L」レベルから「H」レベルに変化
する信号を出力する。
【0043】CP端子の信号の立上がりに応じて、Dタ
イプフリップフロップ3cはEXB端子から入力されて
いる「H」レベル信号を自己同期型転送制御回路の端子
CPが立上がる前に「H」レベルに設定されてフリップ
フロップ3cの出力Qが導出され、Dタイプフリップフ
ロップ3dはCPY端子から入力されている図5(d)
に示す「L」レベル信号をフリップフロップ3dの出力
Qに導出する。
【0044】Dタイプフリップフロップ3dから出力さ
れる「L」レベル信号は、NANDゲート3gに入力さ
れ、このNANDゲート3gの出力が「H」レベルとな
る。この「H」レベル信号でC素子3bのパルス入力端
子CIに入力され続けるため、C素子3bはこのモード
では動作しない。
【0045】Dタイプフリップフロップ3cの出力の
「H」レベル信号はNANDゲート3hに入力されるた
め、NANDゲート3hの出力はインバータ3fが出力
する信号の反転信号を、すなわちC素子3aのCO端子
の出力と同一の信号を出力することになる。
【0046】また、C素子3bのCO端子は「H」レベ
ルに固定されているため、NANDゲート3hから出力
された信号はNANDゲート3kに入力され、そのまま
NANDゲート3kから出力される。すなわち、C素子
3aのCO端子の出力信号と同一の信号が自己同期型転
送制御回路3のCO端子から出力されることになる。D
タイプフリップフロップ3cの「H」レベルの出力信号
はORゲート3iに入力されるため、このORゲート3
iの出力は「H」レベルに固定される。インバータ3l
の出力は「H」レベルであるため、ANDゲート3jの
出力は自己同期型転送制御回路3のRI端子から入力さ
れる信号と同一の信号となる。
【0047】すなわち、自己同期型転送制御回路3のR
I端子から入力される信号と同一の信号がC素子3aの
RI端子に入力される。C素子3aのCP端子(自己同
期型転送制御回路3のCP端子と同じ)が「L」レベル
から「H」レベルになると、それに伴ってC素子3aが
動作してそのCO端子から出力される信号が「H」レベ
ルから「L」レベルに変化するため、自己同期型転送制
御回路3のCO端子から出力される信号が「H」レベル
から「L」レベルに変化して出力される。
【0048】一定時間後に自己同期型転送制御回路3の
RI端子から入力される信号が「H」レベルから「L」
レベルに変化するため、C素子3aのRI端子に入力さ
れる信号が「H」レベルから「L」レベルに変化する。
これを受けて、C素子3aのCP端子は「H」レベルか
ら「L」レベルに変化して出力され、C素子3aのCO
端子から出力される信号が「L」レベルから「H」レベ
ルに変化する。すなわち、自己同期型転送制御回路3の
CO端子から出力される信号が「L」レベルから「H」
レベルに変化する。一定時間後に自己同期型転送制御回
路3のRI端子から「H」レベル信号が入力されて自己
同期型転送制御回路3のパケット通常転送動作を終了す
る。
【0049】最後に、自己同期型転送制御回路3のパケ
ットコピー動作について説明する。EXB端子から
「H」レベル信号が入力されかつCPY端子から「H」
レベル信号が入力されている状態において、自己同期型
転送制御回路3のパルス入力端子CIに「H」レベルか
ら「L」レベルに変化するパルス信号が入力されると、
C素子3aのパルス入力端子CIに「H」レベルのパル
ス信号が入力され、一定時間後に「L」レベルから
「H」レベルに変化すると、これに伴ってC素子3aが
従来の動作をして、C素子3aのパルス出力端子COよ
り「H」レベルから「L」レベルに変化する信号が出力
される。また、パイプラインレジスタへのパルス出力端
子CPより「L」レベルから「H」レベルに変化する信
号が出力される。出力端子CPの信号の立上がりに応じ
て、Dタイプフリップフロップ3cはEXB端子から入
力されている「H」レベル信号をフリップフロップ3c
の出力Qに導出し、またDタイプフリップフロップ3d
はCPY端子から入力されている「H」レベル信号を出
力Qから導出する。
【0050】C素子3aのCO端子の出力は、「H」レ
ベルから「L」レベルに変化し、この「L」レベル信号
はインバータ3fに入力されて反転され、その出力が
「H」レベルになる。インバータ3fの出力の「H」レ
ベル信号はNANDゲート3hに入力され、またDタイ
プフリップフロップ3cの出力Qは「H」レベル信号を
出力しているので、NANDゲート3hの出力は「L」
レベルとなる。この「L」レベル信号がANDゲート3
kに与えられ、このANDゲート3kから「L」レベル
信号が出力される。すなわち、自己同期型転送制御回路
3のCO端子から「L」レベル信号が出力される。
【0051】一定時間後、自己同期型転送制御回路3の
RI端子から「L」レベル信号が入力される。先のイン
バータ3fの出力の「H」レベル信号がNANDゲート
3gにも入力される。また、Dタイプフリップフロップ
3c,3dはともに「H」レベル信号を出力するため、
NANDゲート3gの出力は「L」レベルとなる。この
「L」レベル信号がC素子3bのパルス入力端子CIに
入力され、これによりC素子3bの転送許可出力端子R
Oから「L」レベル信号が出力される。Dタイプフリッ
プフロップ3eは非同期でセットされるため、Dタイプ
フリップフロップ3eの出力端子Qは「L」レベルから
「H」レベルに変化する。この「H」レベル信号がイン
バータ31で反転されて出力され、「L」レベル信号が
ANDゲート3jに入力される。
【0052】ANDゲート3jは「L」レベル信号を出
力し、その「L」レベル信号はC素子3aのRI端子に
入力される。これにより、C素子3aのCP端子は
「H」レベルから「L」レベルに変化し、C素子3aの
CO端子は「L」レベルから「H」レベルに変化する。
また、自己同期型転送制御回路3のRI端子から入力さ
れた「H」レベル信号が「L」レベルに変化してC素子
3bのRI端子に入力され、C素子3bのCO端子から
出力される信号が「L」レベルから「H」レベルに変化
する。C素子3aのCO端子からの信号が「L」レベル
から「H」レベルに変化するので、インバータ3fとN
ANDゲート3hとANDゲート3kを介して、自己同
期型転送制御回路3のCO端子に「L」レベルから
「H」レベルに変化した信号が出力される。一定時間後
に自己同期型転送制御回路3のRI端子に「H」レベル
信号が入力され、1個目のパケットの転送が終了する。
【0053】C素子3aのCO端子から出力される信号
が「L」レベルから「H」レベルに変化するときは、イ
ンバータ3fとNANDゲート3gを介してC素子3b
のCI端子に入力される信号が「L」レベルから「H」
レベルに変化することになる。これにより、C素子3b
のCI端子信号が立上がるときには、C素子3bのCO
端子とRI端子がともに「H」レベル信号であるため、
C素子3bはCP端子より「L」レベルから「H」レベ
ルに変化する信号を出力し、CO端子は「H」レベルか
ら「L」レベルに変化する信号を出力する。C素子3b
のCP端子の出力である「H」レベル信号はフリップフ
ロップ3nをセットするため、遅延素子3pを介して自
己同期型転送制御回路3のFEB端子からは「H」レベ
ル信号が出力されるようになる。以降、C素子3bのC
I端子は、「H」レベルで固定された状態になるため、
C素子3bはパルス出力動作をしなくなる。また、この
ときC素子3bのCP端子から「H」レベル信号を、該
素子のCO端子からは「L」レベル信号を出力している
状態になる。すなわち、自己同期型転送制御回路3のC
O端子からは2個目のコピーパケットを転送するため
に、「L」レベル信号を出力している状態である。
【0054】一定時間後に、自己同期型転送制御回路3
のRI端子には「L」レベル信号が入力されるため、C
素子3bのRI端子には「L」レベル信号が入力され
る。C素子3bはこれを受け、そのCP端子から出力さ
れる信号を「H」レベルから「L」レベルに変化させ、
そのCO端子から「L」レベルから「H」レベルに変化
する信号を出力する。これにより、自己同期型転送制御
回路3のCO端子には、「L」レベルから「H」レベル
に変化する信号が出力される。
【0055】また、C素子3bのCP端子の信号の立下
がりにより、インバータ3mを介してDタイプフリップ
フロップ3eにクロック信号が入力され、Dタイプフリ
ップフロップ3eはそのD入力が「L」レベルになって
いるため、その出力端子Qからも「L」レベル信号を出
力し、インバータ3lがこの「L」レベル信号を「H」
レベル信号に反転してANDゲート3jに入力する。A
NDゲート3jの出力は「L」レベルに固定されたもの
が自己同期型転送制御回路3のRI端子から入力される
信号と同一の信号に変化する。自己同期型転送制御回路
3のCO端子が「H」レベル信号を出力しているため、
一定時間後に自己同期型転送制御回路3のRI端子に
は、後段での処理が終わり転送許可状態となって、
「L」レベルから「H」レベル信号が入力される。この
「H」レベルの入力信号はANDゲート3jを介してC
素子3aのRI端子に入力される。
【0056】以上の動作によって自己同期型転送制御回
路3のコピー動作を終了する。この自己同期型転送制御
回路3は、図1に示すように、前段のC素子2aからパ
ルス入力端子CIに1個のパルスが与えられると、パイ
プラインレジスタ4bにCP端子から1個のパルスを出
力し、後段のC素子2cにパルス出力端子COから2個
のパルスを出力することが可能となる。
【0057】図1および図2において、プログラム処理
中のデータパケットのホスト転送は、自己同期型転送制
御回路3が通常転送モードであり、EXB信号が「H」
レベルであり、CPY信号が「L」レベルに設定され、
FEB信号が未使用とされる状態で行われる。この状態
で、ホスト転送させたいデータパケットのタグ情報が処
理内容決定機構4の設定レジスタ41が所有するタグフ
ィールド41aに記憶されていて、またホスト転送情報
が処理内容検出フィールド41bに予め記憶されてい
る。
【0058】設定レジスタ41のタグ情報とデータパケ
ット41cが所有するタグ情報とが一致したときに、デ
ータパケット41cに対してたとえばフラグを「1」に
してホスト転送情報を与えることにより、ホスト転送を
実現できる。これにより、データパケット41cは強制
的に外部へ出力(ホストへ)される。また、プログラム
処理中のデータパケットのコピーは、図2に示すよう
に、コピーさせたいデータパケットのタグ情報を処理内
容決定機構4中の設定レジスタ41が所有するタグフィ
ールドに記憶させておき、コピー情報を設定レジスタ4
1が所有する処理内容検出フィールド41bに予め記憶
しておき、これら2つのタグ情報が一致したとき、また
そのデータパケット41cのコピーを行ないたい場合は
次段の自己同期型転送制御回路3のCPY端子およびE
XB端子の入力をともに「H」レベルにすることにより
実現できる。この際、プログラムの変更は行なわないの
で、設定レジスタ41が所属するタグフィールド41a
への設定を変更するだけで、プログラムの処理速度およ
び再現性に影響を与えることなく、指定したデータパケ
ット41cの演算結果に対して処理を行なうことが可能
となる。
【0059】上述のタグ情報が一致してコピー動作を行
なうと、コピー動作による1個目のパケット転送はFE
B信号が「L」レベルのため、ホスト転送フラグの操作
は行なわれず、データパケット41cのタグフィールド
41dの情報に従って、以後通常の動作が行なわれる。
【0060】次の2個目のパケット転送FEB信号が
「H」レベルのため、ホスト転送フラグ操作回路5によ
りホスト転送フラグが変えられ、したがってこのデータ
パケットは分岐部BRNを介して強制的に外部(ホス
ト)へ転送されることになる。これにより、プログラム
の処理速度および再現性に影響を与えることなく、中間
結果の情報を引き出すことができる。
【0061】図6はこの発明の第3の実施形態のデータ
駆動型情報処理装置のブロック図であり、図7は図6に
示した処理内容決定機構の具体的なブロック図である。
【0062】図6において、図1および図2の実施形態
と同様にして、演算部FPとパイプラインレジスタ3b
との間には図7に示すような処理内容決定機構7が設け
られる。そして、演算部FPで演算処理された後のデー
タパケットに対し、そのタグフィールドに格納されてい
るタグ情報と処理内容決定機構7に内蔵されている設定
レジスタが所有するタグ情報の一致検出を常に行ない、
処理内容決定機構7の第1の設定レジスタが所有する処
理内容検出フィールド1をホスト転送情報を格納するホ
スト転送検出フィールドとし、第2の設定レジスタが所
有する処理内容検出フィールド2をコピー情報を格納す
るコピー検出フィールドとする。
【0063】次に、図7を参照して、処理内容決定機構
7の具体的な構成について説明する。処理内容決定機構
7は、第1の設定レジスタ71と第2の設定レジスタ7
2と第1のマスク処理部73と第2のマスク処理部74
と一致検出部75と処理内容決定部76とを含む。第1
のレジスタ71は処理内容検出フィールド7aとタグデ
ータフィールド7bとを有し、前述の図3に示した設定
レジスタ41に対応している。設定レジスタ72はデー
タパケット7eの処理内容を指定する処理内容検出フィ
ールド7cと図4に示したタグフィールド41aに相当
するタグマスクフィールド7dとを有している。データ
パケット7eは図4のデータパケット41cと同様にし
て、フラグ7fとタグフィールド7gとデータフィール
ド7hとを有している。フラグ7fはタグフィールド7
gが所有するタグ情報によらずにそのデータパケット7
eの処理内容を決定する。
【0064】マスク処理部73,74は一致検出に必要
なタグ情報のみを出力させる。そして、一致検出部75
はマスク処理後の設定レジスタ71のタグデータフィー
ルド7bが所有するタグ情報とマスク処理後のデータパ
ケット7eのタグフィールド7gが所有するタグ情報が
一致したときのみ「H」レベル信号を出力し、不一致の
場合は「L」レベル信号を出力する。処理内容決定部7
6は一致検出部75から「H」レベル信号が出力された
場合のみ設定レジスタ71の処理内容検出フィールド7
aが所有する処理内容情報および設定レジスタ72の処
理内容検出フィールド7cが所有する処理内容情報を検
出し、検出した処理内容情報に従ってデータパケット7
eに対して処理を行なう。
【0065】設定レジスタ71および72は、前述の図
3と同様にして、メモリ内容の読出や外部端子からの入
力などの手段により、処理を施したいデータパケット7
eのタグ情報をタグデータフィールド7bに記憶させ、
一致検出に必要なタグ情報以外の情報にマスク処理を施
すための情報をタグマスクフィールド7dに記憶させ、
その際に行ないたい処理内容情報(たとえば、データパ
ケットのホスト転送,コピーなど)を処理内容検出フィ
ールド7aおよび7cに予め記憶しておく。次に、マス
ク処理部73,74によって、設定レジスタ71のタグ
データフィールド7bが所有するタグ情報とデータパケ
ット7eのタグフィールド7gが所有するタグ情報に対
して、設定レジスタ72のタグマスクフィールド7dを
用いて一致検出に必要な情報のみを抽出(たとえば、命
令コードのみを抽出するなど)するためのマスク処理を
行なう。
【0066】そして、一致検出部75によってマスク処
理後のデータパケット7eのタグフィールド7gが所有
するタグ情報とマスク処理後の設定レジスタ71のタグ
データフィールド7bが所有するタグ情報が同一である
か否かを判別する。これら2つのタグ情報が同一である
場合、一致検出部75から処理内容決定部76に対して
「H」レベル信号が出力され、処理内容決定部76によ
って設定レジスタ71の処理内容検出フィールド7aが
所有する処理内容情報および設定レジスタ72の処理内
容検出フィールド7cが所有する処理内容情報を検出
し、検出した処理内容情報に従ってデータパケット7e
に対して処理が行なわれる(たとえば、前述の図3に示
したように、データパケット41cが所有するフラグ4
1fに情報を与えるなど)。
【0067】このようにして、新規情報を獲得したデー
タパケット7e′は所有する情報に従って動作を行な
う。また、これら2つのタグ情報が同一でない場合、一
致検出部75から処理内容決定部76に「L」レベル信
号が出力され、データパケット7eは通常の動作を行な
う。
【0068】図6に示すように、ホスト転送させたいデ
ータパケットのタグ情報が、処理内容決定機構7の設定
レジスタ71の所有するタグデータフィールド7bに予
め記憶され、また一致検出に必要な情報のみを抽出する
ための情報が設定レジスタ72の所有するタグマスクフ
ィールド7dに予め記憶されている。マスク処理後のデ
ータパケット7eのタグフィールド7gが所有するタグ
情報と、マスク処理後の設定レジスタ71のタグデータ
フィールド7bが所有するタグ情報とが一致したとき
に、ホスト転送情報およびコピー情報が自己同期型転送
制御回路3に与えられてデータパケット7eがコピーさ
れ、第1パケットはそのまま通常の動作を行ない、第2
パケットはホスト転送される。以下、その実現方法につ
いて説明する。
【0069】まず、マスク処理後のデータパケット7e
のタグフィールド7gが所有するタグ情報とマスク処理
後の設定レジスタ71のタグデータフィールド7bが所
有するタグ情報が一致したときに、処理内容決定機構7
から自己同期型転送制御回路3にCPY信号が送られ
る。自己同期型転送制御回路3はCPY端子に「H」レ
ベル信号が入力されると、端子COからのSENDパル
ス信号とパケットを2個ずつ出力させる。1個目のパケ
ットは「L」レベルのFEB信号とともに出力され、2
個目のパケットは「H」レベルのFEB信号とともに出
力される。このFEB信号を用いて、データパケット7
eのホスト転送フラグ7fが操作され、ホスト転送情報
が記憶される。すなわち、パイプラインレジスタ4aか
らパイプラインレジスタ4bに転送される1個目のパケ
ットはホスト転送フラグが「L」レベルとなっているた
め、以後、通常動作を行ない、2個目のパケットはホス
ト転送フラグ7fが「H」レベルとなっているため、ホ
ストへ転送される。
【0070】上述のごとく構成されたこの発明の実施形
態のデータ駆動型情報処理装置は、たとえば処理内容決
定機構7のマスク処理部73,74によって命令コード
のみを抽出するように設定することにより、プログラム
を実行しながら同一命令コードを持つすべてのデータパ
ケットをホスト転送させることが可能になるなどその用
途を極めて広げることができる。
【0071】さらに、この際にプログラムの変更を行な
わないので、設定レジスタ71,72が所有するタグデ
ータフィールド7bおよびタグマスクフィールド7dへ
の設定を変更するだけで、プログラムの処理速度および
再現性に影響を与えることなく、指定したデータパケッ
ト7eの演算結果をホストへ転送させ、かつプログラム
を続行することが可能となる。
【0072】さらに、図6に示した実施形態は、図1の
実施形態におけるタグフィールドの上方に格納されてい
る行先ノード番号F1,世代番号F2,命令コードF3
のすべての一致を検出するものをさらに発展させたもの
である。そして、一致検出に必要な情報のみを抽出する
ための情報を格納したタグマスクフィールドと、この情
報に基づいてマスク処理を行なうマスク処理部を処理内
容決定機構7に設置することにより、タグフィールドに
格納されているF1〜F3の任意のフィールドのみの一
致のデータパケットを外部に引出すことができる。たと
えば、同一命令コードF3を持つデータパケット(F
1,F2とは異なる)をまとめて検出して外部(ホス
ト)に転送できる。
【0073】また、タグデータフィールド7bおよびタ
グマスクフィールド7dの設定を変えることで、任意の
データパケットをまとめて容易に抽出できるまでデバッ
グの自由度が増す。また、この処理ではプログラムの変
更は行なわれず、コピー機能によりホストへ転送される
データパケットとは別にタグ情報に基づいて転送される
データパケットがあるため、プログラムの処理速度およ
び再現性に影響を与えずに、指定した任意のデータパケ
ットに格納された中間結果の情報を外部に引出せるとと
もに、プログラムを続行することが可能となる。
【0074】上述のごとく、図1に示した実施形態にお
いては、自己同期型転送制御回路と処理内容決定機構4
により、データパケット41c内に新たに設置したホス
ト転送フラグ41fを操作することで、中間結果の情報
を容易に得ることができる。さらに、プログラムの変更
を伴わずに、設定レジスタが所有するタグフィールドの
設定を変更するだけで、任意のデータパケットをデータ
駆動型情報処理装置の外部(ホスト)に引出すことがで
きる。
【0075】また、上述のごとく、図2に示した第2の
実施形態において、自己同期型転送制御回路3、処理内
容決定機構4、ホスト転送フラグ操作回路5により、デ
ータパケット41c内に新たに設置したホスト転送フラ
グ41fを操作することで、中間結果の情報を容易に得
ることができる。また、コピー機能により2つのデータ
パケットを作ることで、一方はデータパケット内のタグ
情報に従って通常の動作を行ない、他の一方は強制的に
外部(ホスト)に引出すことにより、プログラムの処理
速度および再現性に影響を与えることなく、中間結果の
情報を容易に引出すことができる。また、第1の実施形
態と同様にして、プログラムの変更を伴わずに、設定レ
ジスタ41が所有するタグフィールドの設定を変更する
だけで、任意のデータパケットをデータ駆動型情報処理
装置の外部(ホスト)に引出すことができる。
【0076】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0077】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、処理
内容を決定するフラグとタグフィールドとデータフィー
ルドとからなるデータパケットを入力し、予めレジスタ
に記憶されているタグフィールドとデータパケットのタ
グフィールドとが同一の情報を有しているか否かを判別
し、その判別結果に基づいてレジスタの処理内容検出フ
ィールドに格納される情報に従ってデータパケットに対
して処理を行なうことにより、プログラムの処理速度お
よび再現性に影響を与えることなくプログラム中の指定
した中間結果をホストに転送させることが可能となり、
効果的なデバッグ機能を備えたデータ駆動型情報処理装
置を実現できる。
【0078】さらに、タグ情報の一致検出の際に、マス
ク処理を行なって一致検出に必要な情報のみを取出すこ
とにより、一度に複数のデータパケットの情報を得るこ
とが可能となり、より効果的なデバッグ機能を備えたデ
ータ駆動型情報処理装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施形態のデータ駆動型情
報処理装置の概略ブロック図である。
【図2】 この発明の第2の実施形態のデータ駆動型情
報処理装置のブロック図である。
【図3】 図1および図2に示した処理内容決定機構の
具体的なブロック図である。
【図4】 自己同期型転送制御回路の具体的な回路図で
ある。
【図5】 図4に示した自己同期型転送制御回路の動作
を説明するためのタイミングチャートである。
【図6】 この発明の第3の実施形態のデータ駆動型情
報処理装置のブロック図である。
【図7】 図6に示した処理内容決定機構の具体的なブ
ロック図である。
【図8】 従来例およびこの発明の実施形態に適用され
るデータパケットのフォーマットを示す図である。
【図9】 従来のハンドシェイク方式を採用したデータ
伝送装置の一例を示すブロック図である。
【図10】 図9に示したC素子の動作を説明するため
のタイミングチャートである。
【図11】 図10に示したC素子の具体的な回路図で
ある。
【図12】 従来のデータ駆動型情報処理装置のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
2a,2c,3a,3b,3c C素子、3 自己同期
型転送制御回路、4a,4b,4c パイプラインレジ
スタ、4,7 処理内容決定機構、8 ホスト転送フラ
グ操作回路、41,71,72 レジスタ、42,75
一致検出部、43,76 処理内容決定部、73,7
4 マスク処理部、JNC 合流部、FC 発火制御
部、FP 演算部、PS プログラム記録部、BRN
分岐部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村松 剛司 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5B022 AA01 BA10 CA01 CA03 CA08 FA11 5B042 GA14 GC10 HH01 5B077 AA27 BA06 FF13 GG13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータ伝送路が直列に接続され、
    それらのデータ伝送路がデータの転送要求信号およびデ
    ータの転送許可信号を互いに送受信しながらデータパケ
    ットの伝送を行うデータ駆動型情報処理装置であって、 前記データパケットの処理内容を判別する処理内容検出
    フィールドおよびタグデータフィールドより構成される
    1つのレジスタ、および前記データ伝送路に処理内容を
    決定するフラグと、タグフィールドと、データフィール
    ドとを含むデータパケットが入力されたことに応じて、
    前記レジスタのタグフィールドと前記データパケットの
    タグフィールドが同一の情報を有しているか否かを判別
    し、その判別結果に基づいて、前記レジスタの処理内容
    検出フィールドに格納されている情報に従って前記デー
    タパケットに対して処理を行う処理手段を備えた、デー
    タ駆動型情報処理装置。
  2. 【請求項2】 複数のデータ伝送路が直列に接続され、
    それらのデータ伝送路がデータの転送要求信号およびデ
    ータの転送許可信号を互いに送受信しながらデータパケ
    ットの伝送を行うデータ駆動型情報処理装置であって、 前記データパケットの処理内容を判別する処理内容検出
    フィールドおよびタグデータフィールドより構成される
    第1のレジスタ、 前記データパケットの処理内容を判別する処理内容検出
    フィールドおよびタグマスクフィールドより構成される
    第2のレジスタ、 処理内容を決定するフラグとタグフィールドとデータフ
    ィールドとを含むデータパケットが前記データ伝送路に
    入力されたことに応じて、前記第1のレジスタのタグデ
    ータフィールドに格納されているタグデータおよび前記
    データパケットのタグフィールドに格納されているタグ
    データに、それぞれ前記第2のレジスタのタグマスクフ
    ィールドに格納されているタグマスクデータによってマ
    スク処理し、マスク処理後の第1のレジスタのタグフィ
    ールドとマスク処理後の該データパケットのタグフィー
    ルドが同一の情報を有しているか否かを判別し、その判
    別結果に基づいて、前記第1のレジスタの処理内容検出
    フィールドおよび前記第2のレジスタの処理内容検出フ
    ィールドに格納されている情報に従って前記データパケ
    ットに対して処理を行う処理手段を備えた、データ駆動
    型情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記レジスタまたは前記第1のレジスタ
    の処理内容検出フィールドに格納されている情報に従っ
    て前記データパケットに対して行う処理は、外部へ転送
    するホスト転送処理であることを特徴とする、請求項1
    または2に記載のデータ駆動型情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記レジスタまたは前記第1のレジスタ
    の処理内容検出フィールドに格納されている情報に従っ
    て前記データパケットに対して行う処理は、外部へ転送
    するホスト転送処理と、前記タグ情報に基づく通常転送
    処理とであることを特徴とする、請求項1または2に記
    載のデータ駆動型情報処理装置。
  5. 【請求項5】 さらに、前記外部へ転送するホスト転送
    処理と前記タグ情報に基づく通常転送処理を行うため
    に、転送要求信号に対して2個のデータパケットを生成
    するとともに、前記2個のデータパケットを識別するた
    めに前記ホスト転送フラグを操作する操作信号を出力す
    る自己同期型転送制御回路を備えたことを特徴とする、
    請求項2から4に記載のデータ駆動型情報処理装置。
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