JP2001273018A - 制御用ハンディコンピュータ - Google Patents

制御用ハンディコンピュータ

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JP2001273018A
JP2001273018A JP2000086561A JP2000086561A JP2001273018A JP 2001273018 A JP2001273018 A JP 2001273018A JP 2000086561 A JP2000086561 A JP 2000086561A JP 2000086561 A JP2000086561 A JP 2000086561A JP 2001273018 A JP2001273018 A JP 2001273018A
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JP
Japan
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computer
control
handy
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control computer
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JP2000086561A
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English (en)
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Kazumi Kuwabara
桑原和己
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AIPURAN KK
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AIPURAN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ハードディスク等のような記憶手段を必要とせ
ず、また、接続ケーブルを長くすることが容易な制御用
コンピュータを提案することを目的としてなされたもの
である。 【解決手段】コンピュータ制御の産業機械を制御するた
めの制御用コンピュータにおいて、少なくともシステム
プログラムを記憶するための半導体記憶手段と、データ
の入力手段及びデータの表示手段を兼ねるタッチパネル
付き液晶表示手段と、非常停止スイッチを含んだ産業機
械と通信するための通信手段と、パソコン機能を備え、
前記各手段と接続されたメインボードとを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータ制
御の産業機械を制御するための制御用コンピュータに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の産業機械のサーボモータコントロ
ール用の制御用コンピュータは、図5に示すように、タ
ッチパネル付き液晶表示部が備えられたハンディ操作部
1と、操作台1−Aに備えられたPC/AT(IBM社
の商標、以下省略)互換ボード部とから構成されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、ハンデイ
操作箱1とPC/AT互換ボード部がケーブル5により
分離されていると、画像信号がアナログRGBやデジタ
ルRGBの高周波信号で伝達されるため、ノイズに弱く
画面にちらつきが出ることより、ケーブル5を長く出来
なかった。加えて、画像信号を送るためケーブル本数が
多く、ノイズ対策のため2重シールド線を使う必要があ
るため、イニシャルコストが高くなり経済的に不利であ
った。
【0004】また、システムプログラム(オペレーティ
ングシステム)としてWindows98(マイクロソ
フト社の商標、以下省略)やWindowsNT(マイ
クロソフト社の商標、以下省略)等のOSを使うと、図
4の(1)に示したように、300メガバイト程度の容
量のハードディスクが必要となり、ハンディタイプとし
て使うためには重く、衝撃に極端に弱くなるという問題
があった。
【0005】そこで、本発明は、ハードディスク等のよ
うな記憶手段を必要とせず、また、接続ケーブルを長く
することが容易な制御用コンピュータを提案することを
目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、コン
ピュータ制御の産業機械を制御するための制御用コンピ
ュータにおいて、少なくともシステムプログラムを記憶
するための記憶手段と、データの入力手段と、データの
表示手段と、産業機械と通信するための通信手段と、パ
ソコン機能を備え、前記各手段と接続されたメインボー
ドと、を備えたことを特徴とするハンディコンピュータ
である。
【0007】請求項2の発明は、記憶手段は、半導体記
憶手段であることを特徴とするものである。請求項3の
発明は、入力手段と表示手段を兼ねるものとしてタッチ
パネル付き液晶表示手段を備えていることを特徴とする
ものである。請求項4の発明は、メインボードとして、
IBM社製のPC/AT(IBM社の商標、以下省略)
機と互換のメインボードを用い、システムプログラムと
して、マイクロソフト社製のWindows NT E
mbedded(マイクロソフト社の商標、以下省略)
をOSとして使用していることを特徴とするものであ
る。
【0008】本発明によれば、図4の(2)に例示した
ように、記憶容量を多くは必要としないシステムプログ
ラムを採用し、必要なプログラムのみをインストールす
ることによって、40メガバイト程度に少なく抑えるこ
とが可能となる。従って、ハードディスクを搭載せずに
コンパクトフラシュ(登録商標)やスマートメディア等
の半導体記憶媒体を使うことが可能となった。また、キ
ーボードを組み込まない構成を特徴とし、軽量でノート
パソコンに対し衝撃に強く、ノイズの影響度を押さえ、
イニシャルコストを低くするとともに、産業機械のサー
ボモータコントロールパネルシステムにおいて、操作台
にPC/AT互換ボード部の格納を不要とする目的を達
成した。
【0009】また、従来のノート型パソコンに見られる
ように、表示部とキーボード部が本体側とカバー側に折
り畳み方式で分離された構造とすることなく、一体の筐
体の表面にタッチパネル付き液晶表示部を備えた。従っ
て、産業機械のティーチング操作のように、プログラム
コントロールパネルを手で持ち移動しながら操作しなけ
ればならない場合でも、従来の折り畳み式のノート型パ
ソコンに比べて、優れた操作性が得られるとともに、落
下や衝撃の危険性も低くなった。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の制御用ハンディ
コンピュータの一つの実施形態として、成形機と組み合
わせた場合の構成例を示す図である。図中、12は制御
用ハンディコンピュータであり、データ通信用ケーブル
4を介してコンピュータ制御の成形機3のコントロール
ボックス2に接続されている。前記コントロールボック
ス2には、前記成形機3の動作を制御するためのホスト
機能、例えばサーボモータコントローラ、プログラマブ
ルロジックコントローラ等が格納されている。
【0011】前記通信用ケーブル4は、制御用ハンディコ
ンピュータ12とコントロールボックス2との間の通信
データを伝送するだけでよいので、アナログRGB信号
やデジタルRGB信号等の高周波信号を送る必要もな
く、また、二重シールド線を使う必要もなく、フィール
ドバス系のシリアル通信信号を伝送するだけであるの
で、ケーブル長も長くすることができる。また、作業エ
リアに従来のような操作台が不要となり、成型機3に直
接ぶら下げることが出来るなど作業環境が向上する。ま
た、シリアル通信を伝送するためにUSBやRS422
等のシリアル通信等のデータ通信用ケーブルを使用する
ことができる。
【0012】しかも、制御用ハンディコンピュータ12と
コントロールボックス2の双方にシリアルデータ通信用
の無線モジュールを具備する事で、ケーブル4を不要に
出来、より作業性を向上させる事が可能となる。
【0013】前記制御用ハンディコンピュータ12の詳細
は図2に示した通りであり、携帯可能な小型の筐体7の
表面にタッチパネル付き液晶表示部8を備えており、筐
体7の内部にはコンピュータ機能を実現するためのPC
/AT互換ボード9と、記憶手段としてのコンパクトフ
ラッシュメモリ10とを備えている。また、前記筐体7
を片手で保持するためのハンドストラップ11を備えて
いる。6は非常停止信号を送出するための非常停止スイ
ッチであり、ハンドストラップ11によって保持してい
る状態で、手の指で操作しやすい右上角の位置に配設さ
れている。この非常停止スイッチ6の接点信号は前記ケ
ーブル4を介して成形機3の非常停止信号端子に直接接
続されている。入力手段も表示手段も備えた筐体を片手
で持って作業することができるので、優れた作業性が得
られる。
【0014】前記制御用ハンディコンピュータ12におい
て、コンパクトフラッシュ10はPC/AT互換ボード
9に搭載された接続スロットに着脱自在に構成されてい
る。また、PC/AT互換ボード9の画像表示信号とし
ての画像RGB信号は、筐体7内部で液晶表示部8に直
接接続されているため、画像信号の劣化がなく画像にち
らつきが発生しない。また、コンパクトフラシュは接続
スロットに装着されているので、筐体7の裏面又は側面
より容易に交換できる。従って、成形機3の制御プログ
ラムの変更や、成形機の交換、または、パレット位置等
のストック方法の変更などのメンテナンス作業も容易に
可能となる。
【0015】図3は、ロボット用電装機器の基本的なシ
ステムブロック図の一例である。図3に示したロボット
用電装機器は、ハンディコンピュータ12、シリアル通
信ケーブル4、サーボモータコントローラ及びシーケン
スコントローラ13、フイールドバス14、サーボドラ
イバ15、入出力等のインターフェース16、サーボモ
ータ17、各種インタフェース機器18からなり、マン
マシンインターフェース手段としての制御用ハンディコ
ンピュータ12以外を全て装置側にまとめて、制御用ハ
ンディコンピュータと装置との間をフィールドバスで接
続することができる。
【0016】このような構成とすることによって、信頼性
・操作性において格段に機能向上することが可能となっ
た。また、フイールドバス14を無くし、サーボモータ
コントローラ及ぴシーケンスコントローラ13、サーボ
ドライバ15、入出力等のインターフェース接続モジュ
ール16を一体のボードとして作り、より信頼性向上や
ハイレスポンス化を図ることも可能である。
【0017】以上の構成の制御用ハンディコンピュータに
よれば、PC/AT互換ボードの画像RGB信号がハン
ディコンピュータの筐体内部で接続されるため、ノイズ
に強く画面にちらつきが発生しない。またケーブルに2
重シールドタイプを使う必要が無く、PC/AT互換ボ
ード格納用操作台を不要にでき、イニシャルコストを押
さえ経済的な優位性を確保出来る。さらにWindow
s NT EmbeddedをOSとして使うことで、
画面表示用のプログラムをVisualBasicやVisualC等のオ
ープン化された言語で作成できる事より、市販のWin
dowsNT用の各種アプリケーションが活用できる。
【0018】しかも、ハードディスクを使わず、コンパク
トフラッシュを記憶媒体として採用したことで振動や衝
撃に強いという効果も得られる。なお、本発明はOSに
WindowsCEを使わずに信頼性に優れ、オープン
化のもと各種のアプリケーションやネットワークに優れ
ているWindowsNTのEmbedded版を採用
している所が特徴の一つである。しかし、OSに限定さ
れる発明ではなく、請求項1、2、3においては、OS
にWindowsCEを使うことも想定している。
【0019】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、コンピュータ
制御の産業機械を制御するための制御用コンピュータに
おいて、少なくともシステムプログラムを記憶するため
の記憶手段と、データの入力手段と、データの表示手段
と、産業機械と通信するための通信手段と、パソコン機
能を備え、前記各手段と接続されたメインボードと、を
備えているので、産業機械の制御作業が効率よくでき
る。
【0020】請求項2の発明においては、記憶手段は、
半導体記憶手段としたので、衝撃にも強く故障の危険性
が少なくなった。請求項3の発明においては、入力手段
と表示手段を兼ねるものとしてタッチパネル付き液晶表
示手段を備えているので、さらに、コンパクトで片手で
持って操作することも容易になった。請求項4の発明に
おいては、メインボードとして、IBM社製のPC/A
T機と互換のメインボードを用い、システムプログラム
として、マイクロソフト社製のWindows NT
EmbeddedをOSとして使用しているので、汎用
性が高くなるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の応用例としての樹脂成型機の取り出し
ロボットの斜視図である。
【図2】本発明の制御用ハンディコンピュータのひとつ
の実施形態の基本構成図である。
【図3】本発明の制御用ハンディコンピュータを使っ
た、ロボット用電装機器システムブロック図の1実施例
である。
【図4】標準のWindows NTのOSをハードデ
ィスク付きコンピュータにインストールする場合と、W
indows NT EmbeddedのOSをコンパ
クトフラッシュにインストールする場合の、メモリ容量
を附記した説明図である。
【図5】樹脂成型機の取り出しロボット従来例の斜視図
である。
【符号の説明】
3 成型機 4 データ通信用ケーブル 5 画像RGB信号及ぴデータ通信用ケーブル 6 非常停止スイッチ 7 筐体 8 タッチパネル付き液晶表示部 9 PC/AT互換ボード 10 コンパクトフラッシュ 12 制御用ハンディコンピュータ 14 フィールドバス用ケーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータ制御の産業機械を制御するた
    めの制御用コンピュータにおいて、少なくともシステム
    プログラムを記憶するための記憶手段と、データの入力
    手段と、データの表示手段と、産業機械と通信するため
    の通信手段と、パソコン機能を備え、前記各手段と接続
    されたメインボードと、を備えたことを特徴とする制御
    用ハンディコンピュータ。
  2. 【請求項2】記憶手段は、半導体記憶手段であることを
    特徴とする請求項1に記載の制御用ハンディコンピュー
    タ。
  3. 【請求項3】入力手段と表示手段を兼ねるものとしてタ
    ッチパネル付き液晶表示手段を備えていることを特徴と
    する請求項1または2に記載の制御用ハンディコンピュ
    ータ。
  4. 【請求項4】メインボードとして、PC/AT(IBM
    社の商標)機と互換のメインボードを用い、システムプ
    ログラムとして、マイクロソフト社製のWindows
    NT Embedded(マイクロソフト社の商標)
    をOSとして使用していることを特徴とする請求項1,
    2又は3の何れか1項に記載の制御用ハンディコンピュ
    ータ。
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