JP2001272440A - パルス送出タイミング較正方法および装置 - Google Patents
パルス送出タイミング較正方法および装置Info
- Publication number
- JP2001272440A JP2001272440A JP2001031019A JP2001031019A JP2001272440A JP 2001272440 A JP2001272440 A JP 2001272440A JP 2001031019 A JP2001031019 A JP 2001031019A JP 2001031019 A JP2001031019 A JP 2001031019A JP 2001272440 A JP2001272440 A JP 2001272440A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- pulse
- signal
- fixture
- reference block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/26—Testing of individual semiconductor devices
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/28—Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
- G01R31/317—Testing of digital circuits
- G01R31/3181—Functional testing
- G01R31/319—Tester hardware, i.e. output processing circuits
- G01R31/31903—Tester hardware, i.e. output processing circuits tester configuration
- G01R31/31905—Interface with the device under test [DUT], e.g. arrangements between the test head and the DUT, mechanical aspects, fixture
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/28—Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
- G01R31/317—Testing of digital circuits
- G01R31/3181—Functional testing
- G01R31/319—Tester hardware, i.e. output processing circuits
- G01R31/31903—Tester hardware, i.e. output processing circuits tester configuration
- G01R31/31908—Tester set-up, e.g. configuring the tester to the device under test [DUT], down loading test patterns
- G01R31/3191—Calibration
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R35/00—Testing or calibrating of apparatus covered by the other groups of this subclass
- G01R35/005—Calibrating; Standards or reference devices, e.g. voltage or resistance standards, "golden" references
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L22/00—Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 集積回路の試験中に試験装置タイミング精度
を較正する方法および装置を提供する。 【解決手段】 被試験集積回路デバイスと所要の諸点で
できるだけ近似するように作った規準ブロック110を
テストヘッド103のフィクスチャ107に挿入する。
基準ブロックの信号端子上のパルスをプログラムし、そ
のパルスによる基準ブロックの基準端子上における生起
パルス発生までの経過時間の長さを測定する。次に、極
性を反転して基準端子上でパルスをプログラムし、この
パルスによる基準ブロックの信号端子における生起パル
スの発生までの経過時間の長さを測定する。このように
して得られた相対的タイミングずれの最大値を試験装置
タイミングの較正に用いる。
を較正する方法および装置を提供する。 【解決手段】 被試験集積回路デバイスと所要の諸点で
できるだけ近似するように作った規準ブロック110を
テストヘッド103のフィクスチャ107に挿入する。
基準ブロックの信号端子上のパルスをプログラムし、そ
のパルスによる基準ブロックの基準端子上における生起
パルス発生までの経過時間の長さを測定する。次に、極
性を反転して基準端子上でパルスをプログラムし、この
パルスによる基準ブロックの信号端子における生起パル
スの発生までの経過時間の長さを測定する。このように
して得られた相対的タイミングずれの最大値を試験装置
タイミングの較正に用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路デバ
イス試験装置のタイミングの較正に関する。
イス試験装置のタイミングの較正に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明は集積回路デバ
イス試験用の自動試験システムの較正を対象とする。自
動式試験装置(ATE)は集積回路が実用に供される段
階で遭遇する種々の動作状態をシミュレーションするの
に用いられる。試験対象の集積回路デバイスは被験デバ
イス(DUT)と呼ばれる。
イス試験用の自動試験システムの較正を対象とする。自
動式試験装置(ATE)は集積回路が実用に供される段
階で遭遇する種々の動作状態をシミュレーションするの
に用いられる。試験対象の集積回路デバイスは被験デバ
イス(DUT)と呼ばれる。
【0003】ATEは一連の命令(試験プログラム)を
実行するコンピュータによって制御する。ATEは正確
な電圧、電流、タイミング信号および機能状態をDUT
に供給するとともに、各試験項目についてそのDUTか
らの応答信号を監視しなければならない。次に、ATE
は各試験の結果を予め規定ずみの限界値と比較して合格
/不合格を判定する。
実行するコンピュータによって制御する。ATEは正確
な電圧、電流、タイミング信号および機能状態をDUT
に供給するとともに、各試験項目についてそのDUTか
らの応答信号を監視しなければならない。次に、ATE
は各試験の結果を予め規定ずみの限界値と比較して合格
/不合格を判定する。
【0004】図1は集積回路の試験を行う通常の情況を
示す。試験プログラム、メモリ、パターン発生器その他
の回路を含む試験装置(ATE)101を、DUT10
9への入力信号を供給するとともにDUT109からの
出力信号を受ける回路を備えるテストヘッド103に電
気的に接続する。試験対象のDUTの自動式ハンドリン
グのためにデバイスハンドラ108を用いることが多
い。
示す。試験プログラム、メモリ、パターン発生器その他
の回路を含む試験装置(ATE)101を、DUT10
9への入力信号を供給するとともにDUT109からの
出力信号を受ける回路を備えるテストヘッド103に電
気的に接続する。試験対象のDUTの自動式ハンドリン
グのためにデバイスハンドラ108を用いることが多
い。
【0005】タイミング較正とは、試験装置からDUT
に至る信号経路、またはその逆にDUTから試験装置に
至る信号経路で信号を授受する際にその試験装置に付き
ものの諸制約によって生ずる時間遅延の補正を意味す
る。この補正は、実質的にハードウェア起源の誤りをソ
フトウェアで補正するものである。上記時間遅延は、図
1に示すとおりとくに試験装置とDUTとの間のいくつ
かのインターコネクト層に起因する。例えば、試験担当
技術者が試験プログラムの開始後4ナノ秒(ns)の時
点でDUTに信号を供給しようとする場合は、試験装置
101とテストヘッド103との間、テストヘッド10
3とロードボード105との間、ロードボード105と
フィクスチャ107との間、およびフィクスチャ107
とDUT109との間の電気経路長を信号伝達時間を伴
うものとして考慮に入れなければならない。すなわち、
DUTに信号の供給を命ずる試験装置からの命令は試験
プログラムの開始から4ナノ秒(ns)後の時点よりも
早い時点でなければならない。電気経路すなわち導線で
転送される1秒あたりのデータビット数(転送速度)の
上昇に伴ってタイミング許容度が小さくなり、そのため
にDUTの動作規格合否判定がより難しくなるのは明ら
かである。もう一つの試験装置構成では、多数のデバイ
スの高速試験を効率化するようにロードボード105、
フィクスチャ107およびDUT109を(点線で図示
したとおり)DUTハンドラ108に結合する。
に至る信号経路、またはその逆にDUTから試験装置に
至る信号経路で信号を授受する際にその試験装置に付き
ものの諸制約によって生ずる時間遅延の補正を意味す
る。この補正は、実質的にハードウェア起源の誤りをソ
フトウェアで補正するものである。上記時間遅延は、図
1に示すとおりとくに試験装置とDUTとの間のいくつ
かのインターコネクト層に起因する。例えば、試験担当
技術者が試験プログラムの開始後4ナノ秒(ns)の時
点でDUTに信号を供給しようとする場合は、試験装置
101とテストヘッド103との間、テストヘッド10
3とロードボード105との間、ロードボード105と
フィクスチャ107との間、およびフィクスチャ107
とDUT109との間の電気経路長を信号伝達時間を伴
うものとして考慮に入れなければならない。すなわち、
DUTに信号の供給を命ずる試験装置からの命令は試験
プログラムの開始から4ナノ秒(ns)後の時点よりも
早い時点でなければならない。電気経路すなわち導線で
転送される1秒あたりのデータビット数(転送速度)の
上昇に伴ってタイミング許容度が小さくなり、そのため
にDUTの動作規格合否判定がより難しくなるのは明ら
かである。もう一つの試験装置構成では、多数のデバイ
スの高速試験を効率化するようにロードボード105、
フィクスチャ107およびDUT109を(点線で図示
したとおり)DUTハンドラ108に結合する。
【0006】ATE業界で現在採用されているタイミン
グ較正の一つの方法は目標DUTを用いる。この目標D
UTをフィクスチャに挿入する。試験装置の駆動回路で
パルスをプログラムし、DUTの被選択基準端子におけ
るそのパルスの生起時点の検出に比較器を用いて共通基
準端子との比較中に生起するタイミングずれを生ずるよ
うにする。次に、パルスをDUTの基準端子でプログラ
ムし、そのパルスの試験装置における生起時点の検出に
試験装置内の比較器を用い前記基準端子での駆動中に生
起するタイミングずれを生ずるようにする。これらの時
間ずれを、このDUTについてのもう一つの試験装置の
タイミングデータ測定結果と合致するように調整する。
しかし、試験装置タイミング較正のこの方法は二つの重
大な欠点を伴う。まず、この方法は他の試験装置、すな
わち特定の規格に合わせた較正をそれ自体が要する他の
試験装置から得られたタイミングデータ測定値を要す
る。次に、この方法は、デバイス性能特性が時間変動を
伴わず動作環境(例えば温度、電源電圧、負荷インピー
ダンスなど)の微小な変化に影響されない、という誤っ
た前提に基づいている。
グ較正の一つの方法は目標DUTを用いる。この目標D
UTをフィクスチャに挿入する。試験装置の駆動回路で
パルスをプログラムし、DUTの被選択基準端子におけ
るそのパルスの生起時点の検出に比較器を用いて共通基
準端子との比較中に生起するタイミングずれを生ずるよ
うにする。次に、パルスをDUTの基準端子でプログラ
ムし、そのパルスの試験装置における生起時点の検出に
試験装置内の比較器を用い前記基準端子での駆動中に生
起するタイミングずれを生ずるようにする。これらの時
間ずれを、このDUTについてのもう一つの試験装置の
タイミングデータ測定結果と合致するように調整する。
しかし、試験装置タイミング較正のこの方法は二つの重
大な欠点を伴う。まず、この方法は他の試験装置、すな
わち特定の規格に合わせた較正をそれ自体が要する他の
試験装置から得られたタイミングデータ測定値を要す
る。次に、この方法は、デバイス性能特性が時間変動を
伴わず動作環境(例えば温度、電源電圧、負荷インピー
ダンスなど)の微小な変化に影響されない、という誤っ
た前提に基づいている。
【0007】図2Aはテストヘッド103とロードボー
ド105(POGOピンともいう)との間の電気的結合
104と接点を形成して関連の経路長を測定するように
ATE業界で現在採用されているロボットの使い方を示
す。この手法の採用の結果、試験装置のタイミングの精
度はロードボード/テストヘッドインタフェース102
のレベルまで規定できるに留まり、ロードボード105
経由でDUT105保持用フィクスチャ107に至る電
気経路長は算入されないままである。フィクスチャレベ
ルで接点を形成するロボット111(点線で示したロボ
ットアーム113の代替位置115参照)を用いること
もできるが、これらのロボットは低速動作に留まること
が多い。すなわち、ロボットアームで各フィクスチャを
取り上げてフィクスチャ相互間を動かなければならない
からである(複数フィクスチャ構成で複数の部品を同時
に試験する場合)。また、ロボット利用の場合は、部品
の試験が可能になる前にテストヘッドをハンドラから取
り外してロボットを取り付け、測定を行い、ハンドラを
再び取り付ける必要があるので時間が無駄になる。ま
た、ロボットには高精度機械部品が備えられているの
で、保守が不十分な場合は度々故障し、保守費用がかさ
む。さらに、高速動作ロボットは多額の費用を要する。
ド105(POGOピンともいう)との間の電気的結合
104と接点を形成して関連の経路長を測定するように
ATE業界で現在採用されているロボットの使い方を示
す。この手法の採用の結果、試験装置のタイミングの精
度はロードボード/テストヘッドインタフェース102
のレベルまで規定できるに留まり、ロードボード105
経由でDUT105保持用フィクスチャ107に至る電
気経路長は算入されないままである。フィクスチャレベ
ルで接点を形成するロボット111(点線で示したロボ
ットアーム113の代替位置115参照)を用いること
もできるが、これらのロボットは低速動作に留まること
が多い。すなわち、ロボットアームで各フィクスチャを
取り上げてフィクスチャ相互間を動かなければならない
からである(複数フィクスチャ構成で複数の部品を同時
に試験する場合)。また、ロボット利用の場合は、部品
の試験が可能になる前にテストヘッドをハンドラから取
り外してロボットを取り付け、測定を行い、ハンドラを
再び取り付ける必要があるので時間が無駄になる。ま
た、ロボットには高精度機械部品が備えられているの
で、保守が不十分な場合は度々故障し、保守費用がかさ
む。さらに、高速動作ロボットは多額の費用を要する。
【0008】図2Bは、テストヘッド103とロードボ
ード105との間の接続のためのPOGOピンからフィ
クスチャ107までの電気的経路の長さ112の測定に
ATE業界で現在使われている方法としての時間領域反
射計測法(TDR)の利用を示す。この計測法はオッシ
ロスコープ114で実施できるが、検査装置そのものも
併せて利用できる。しかし、この方法はPOGOピンま
での電気経路の長さの正確な測定値が得られるとの前提
に基づいている。POGOピンからフィクスチャまでの
電気経路長の測定値には誤差が含まれる。また、TDR
測定の精度は、上記試験装置を用いた場合は±50ピコ
秒(ps)程度になる。オッシロスコープを用いればT
DR測定の精度は上がる(±15ps程度)。しかし、
この精度でも高性能集積回路の試験の際には累積誤差が
大きくなるので不十分である。したがって、高性能半導
体デバイス試験用により高精度の試験装置タイマ較正が
必要になっている。
ード105との間の接続のためのPOGOピンからフィ
クスチャ107までの電気的経路の長さ112の測定に
ATE業界で現在使われている方法としての時間領域反
射計測法(TDR)の利用を示す。この計測法はオッシ
ロスコープ114で実施できるが、検査装置そのものも
併せて利用できる。しかし、この方法はPOGOピンま
での電気経路の長さの正確な測定値が得られるとの前提
に基づいている。POGOピンからフィクスチャまでの
電気経路長の測定値には誤差が含まれる。また、TDR
測定の精度は、上記試験装置を用いた場合は±50ピコ
秒(ps)程度になる。オッシロスコープを用いればT
DR測定の精度は上がる(±15ps程度)。しかし、
この精度でも高性能集積回路の試験の際には累積誤差が
大きくなるので不十分である。したがって、高性能半導
体デバイス試験用により高精度の試験装置タイマ較正が
必要になっている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は試験装置タイ
ミングの較正のための方法および装置を対象とし、この
方法および装置は、転送速度800MHzに対して高速信
号端子30個だけを備える64/72Mビット直接 Ramb
us DRAM など少数の高性能(高速度)端子を有する集積
回路の試験にとくに適している。試験装置そのものは、
集積回路を慣用の方法で試験し、性能仕様を満たすか否
かを判定する。この発明によれば、較正のために、試験
装置は被験集積回路デバイスと所要の諸点でできるだけ
近似するように作った基準ブロックを用いてその試験装
置自体の特性を測定する。例えば、この基準ブロック
は、被験集積回路デバイスと同じ外形寸法、同じ電気的
接続線、同じ位置の外部端子を備える。
ミングの較正のための方法および装置を対象とし、この
方法および装置は、転送速度800MHzに対して高速信
号端子30個だけを備える64/72Mビット直接 Ramb
us DRAM など少数の高性能(高速度)端子を有する集積
回路の試験にとくに適している。試験装置そのものは、
集積回路を慣用の方法で試験し、性能仕様を満たすか否
かを判定する。この発明によれば、較正のために、試験
装置は被験集積回路デバイスと所要の諸点でできるだけ
近似するように作った基準ブロックを用いてその試験装
置自体の特性を測定する。例えば、この基準ブロック
は、被験集積回路デバイスと同じ外形寸法、同じ電気的
接続線、同じ位置の外部端子を備える。
【0010】この方法を実施するために、ひと組の基準
ブロックを作る。基準ブロックの所要数はDUT上でタ
イミング較正を施す信号端子の数に等しい。信号経路で
前記組の基準ブロックの各々の共通基準端子に互いに別
の信号端子を接続する。タイミング較正を行うために、
上記基準ブロックを一つのフィクスチャに1回あたり一
つずつ取り付ける。マルチサイトフィクスチャを用いて
複数の基準ブロックを並列にして用いることもできる。
フィクスチャは基準ブロックからロードボードおよび試
験装置への電気的接続を形成する。
ブロックを作る。基準ブロックの所要数はDUT上でタ
イミング較正を施す信号端子の数に等しい。信号経路で
前記組の基準ブロックの各々の共通基準端子に互いに別
の信号端子を接続する。タイミング較正を行うために、
上記基準ブロックを一つのフィクスチャに1回あたり一
つずつ取り付ける。マルチサイトフィクスチャを用いて
複数の基準ブロックを並列にして用いることもできる。
フィクスチャは基準ブロックからロードボードおよび試
験装置への電気的接続を形成する。
【0011】次に、この試験装置は基準ブロックの信号
端子のパルスをプログラムして、その基準ブロックの基
準端子でのそのパルスによる生起パルス発生までの経過
時間を測定する。次に、極性を反転し、この試験装置は
基準ブロックの基準端子のパルスをプログラムする。さ
らに、この試験装置はこのプログラムずみパルスによる
基準ブロックの信号端子での生起パルスの発生までの経
過時間を測定する。これらの相対的タイミングずれの値
を試験装置メモリに保存する。これらの過程を前記組の
基準ブロックの各々について繰り返す。このようにして
得られる相対的タイミングずれの最大値を、信号端子
(駆動用)上のパルスのプログラミングと信号端子(比
較用)上のパルスの測定との両方のための試験装置タイ
ミングの較正に用いる。この較正の最終過程は、上記基
準端子上のパルスのプログラミングとその基準端子上の
パルスの測定のための相対的タイミングずれの差を等化
するように行う。この最終較正過程は少なくとも二つの
互いに異なるやり方で実施できる。
端子のパルスをプログラムして、その基準ブロックの基
準端子でのそのパルスによる生起パルス発生までの経過
時間を測定する。次に、極性を反転し、この試験装置は
基準ブロックの基準端子のパルスをプログラムする。さ
らに、この試験装置はこのプログラムずみパルスによる
基準ブロックの信号端子での生起パルスの発生までの経
過時間を測定する。これらの相対的タイミングずれの値
を試験装置メモリに保存する。これらの過程を前記組の
基準ブロックの各々について繰り返す。このようにして
得られる相対的タイミングずれの最大値を、信号端子
(駆動用)上のパルスのプログラミングと信号端子(比
較用)上のパルスの測定との両方のための試験装置タイ
ミングの較正に用いる。この較正の最終過程は、上記基
準端子上のパルスのプログラミングとその基準端子上の
パルスの測定のための相対的タイミングずれの差を等化
するように行う。この最終較正過程は少なくとも二つの
互いに異なるやり方で実施できる。
【0012】
【発明の実施の形態】図3はこの発明による構成部分の
配置を示す図である。基準ブロック110をフィクスチ
ャ107に挿入する。この基準ブロックはこの試験装置
による試験対象の被験集積回路(DUT)の代役であっ
て、DUT上の位置と同じ物理的位置にあるフィクスチ
ャ107経由でロードボード105と接触状態になる電
気的接続線を有する。ロードボード105は基準ブロッ
ク110からの電気信号を物理的に広げて、慣用のAT
E試験装置(図示してない)との間で電気的インタフェ
ースを構成するテストヘッド103に電気的に接続され
る。試験装置の例としては、シュルンベルジェ社ATE
事業部から市販されているRDX200型装置が挙げられる。
この試験装置は上記基準ブロックに信号を送り、その基
準ブロックからの入来信号を測定できる。この発明のも
たらす利点は信号到達の測定点116がロードボードレ
ベルでなくフィクスチャレベルであることである。これ
によって、ロードボードとフィクスチャとの間の電気的
経路長を考慮に入れることが可能になり、試験装置から
の信号の基準ブロックへの到達時点(または、基準ブロ
ックからの信号の試験装置への到達時点)をより正確に
判定できる。この電気的経路長は絶対値では小さいかも
しれないが、高性能集積回路デバイスの特性の判定の際
には有意な値となる。基準ブロック110は、フィクス
チャに取り付けた状態の被験デバイス(DUT)と同じ
寸法になるように加工する(製造上の諸制約を考慮して
できるだけ近似させる)。すなわち、この装置は上記目
標DUTと物理的にできるだけ同一のデバイスを通じて
試験装置によるそれ自体の測定を可能にする。
配置を示す図である。基準ブロック110をフィクスチ
ャ107に挿入する。この基準ブロックはこの試験装置
による試験対象の被験集積回路(DUT)の代役であっ
て、DUT上の位置と同じ物理的位置にあるフィクスチ
ャ107経由でロードボード105と接触状態になる電
気的接続線を有する。ロードボード105は基準ブロッ
ク110からの電気信号を物理的に広げて、慣用のAT
E試験装置(図示してない)との間で電気的インタフェ
ースを構成するテストヘッド103に電気的に接続され
る。試験装置の例としては、シュルンベルジェ社ATE
事業部から市販されているRDX200型装置が挙げられる。
この試験装置は上記基準ブロックに信号を送り、その基
準ブロックからの入来信号を測定できる。この発明のも
たらす利点は信号到達の測定点116がロードボードレ
ベルでなくフィクスチャレベルであることである。これ
によって、ロードボードとフィクスチャとの間の電気的
経路長を考慮に入れることが可能になり、試験装置から
の信号の基準ブロックへの到達時点(または、基準ブロ
ックからの信号の試験装置への到達時点)をより正確に
判定できる。この電気的経路長は絶対値では小さいかも
しれないが、高性能集積回路デバイスの特性の判定の際
には有意な値となる。基準ブロック110は、フィクス
チャに取り付けた状態の被験デバイス(DUT)と同じ
寸法になるように加工する(製造上の諸制約を考慮して
できるだけ近似させる)。すなわち、この装置は上記目
標DUTと物理的にできるだけ同一のデバイスを通じて
試験装置によるそれ自体の測定を可能にする。
【0013】図4Aはこの発明による基準ブロック11
0a、110b、110c、110dを下から見た状
態、すなわち各基準ブロックを取り付けたフィクスチャ
から見た状態で示す図である。なお、四つの基準ブロッ
ク110a、110b、110c、110dを図示して
あるが、この個数は図示の便宜のために選んだだけであ
って、実際の個数はタイミング較正を施すDUT上の高
速度信号端子の数と等しくする必要がある。
0a、110b、110c、110dを下から見た状
態、すなわち各基準ブロックを取り付けたフィクスチャ
から見た状態で示す図である。なお、四つの基準ブロッ
ク110a、110b、110c、110dを図示して
あるが、この個数は図示の便宜のために選んだだけであ
って、実際の個数はタイミング較正を施すDUT上の高
速度信号端子の数と等しくする必要がある。
【0014】図示の四つの基準ブロック110a、11
0b、110c、110dの各々はいくつかの高速度信
号端子位置117a、117b、117c、117dと
一つの基準端子118a、118b、118c、118
d(図示の明確化のために黒丸および白丸でそれぞれ示
す)とを有する。各基準ブロックについて、基準端子1
18a、118b、118c、118dは同じ位置にあ
る。上記組の中の基準ブロックの各々は一つ以上の信号
端子と基準端子とを目標DUTと同じ物理的位置に有す
る。一つの実施例では、二つの試験装置チャンネルを各
基準ブロック上の各信号チャンネルに接続する。第1の
試験装置チャンネル122は信号端子(駆動端子)にパ
ルスを供給し、第2の試験装置チャンネル124はその
信号端子(比較端子)からのパルスを検出する(図示の
明確化のために、一つの信号端子だけを二つの試験装置
チャンネルに電気的に接続した形で示してある)。この
端子を双対伝送線(DTL)端子と呼ぶ。選択した基準
端子そのものは、基準端子をそれ以外の端子と同じ精度
で較正することはできないので、正確なタイミング較正
を要するものであってはならない。選択した共通基準端
子はDTL端子でないほうが好ましい。DTL端子を較
正しようとすると、駆動端子も比較端子も反射を除くた
めにそれぞれの伝送線の終端で50オームの終端抵抗を
備える必要がある。また、選択した基準端子を基準ブロ
ックの中央に位置づけて信号経路120a、120b、
120c、120dをより使いやすくすることは必須で
はないが有用である。信号経路120a、120b、1
20c、120dは各基準ブロック上の特有の一つの高
速度信号端子を各基準ブロック上の基準端子に電気的に
接続するのに用いる。
0b、110c、110dの各々はいくつかの高速度信
号端子位置117a、117b、117c、117dと
一つの基準端子118a、118b、118c、118
d(図示の明確化のために黒丸および白丸でそれぞれ示
す)とを有する。各基準ブロックについて、基準端子1
18a、118b、118c、118dは同じ位置にあ
る。上記組の中の基準ブロックの各々は一つ以上の信号
端子と基準端子とを目標DUTと同じ物理的位置に有す
る。一つの実施例では、二つの試験装置チャンネルを各
基準ブロック上の各信号チャンネルに接続する。第1の
試験装置チャンネル122は信号端子(駆動端子)にパ
ルスを供給し、第2の試験装置チャンネル124はその
信号端子(比較端子)からのパルスを検出する(図示の
明確化のために、一つの信号端子だけを二つの試験装置
チャンネルに電気的に接続した形で示してある)。この
端子を双対伝送線(DTL)端子と呼ぶ。選択した基準
端子そのものは、基準端子をそれ以外の端子と同じ精度
で較正することはできないので、正確なタイミング較正
を要するものであってはならない。選択した共通基準端
子はDTL端子でないほうが好ましい。DTL端子を較
正しようとすると、駆動端子も比較端子も反射を除くた
めにそれぞれの伝送線の終端で50オームの終端抵抗を
備える必要がある。また、選択した基準端子を基準ブロ
ックの中央に位置づけて信号経路120a、120b、
120c、120dをより使いやすくすることは必須で
はないが有用である。信号経路120a、120b、1
20c、120dは各基準ブロック上の特有の一つの高
速度信号端子を各基準ブロック上の基準端子に電気的に
接続するのに用いる。
【0015】各基準ブロック上の各信号経路は所属基準
ブロック組の中の残余の基準ブロックに用いた信号経路
と物理的にも電気的にも厳密に合致させて(試験用に均
等にする)、各信号経路に伴う電気的経路長がほぼ等し
くなるようにする必要がある。64/72Mビット直接
Rambus DRAM の試験用の試験装置タイミングの較正に用
いた一つの実施例では、この集積回路が高速信号端子3
0個を備えるので、互いに別々の基準ブロック30個を
要する。それら信号経路の長さは約10mmであり、信号
経路の組全体についての長さの偏差は0.5mm以下であ
る。各組の中の各信号経路のインピーダンスは約50オ
ームであり、各信号経路の実際の抵抗値は1オーム以下
である。信号経路のインピーダンスは基準ブロック上の
関連の誘電体層の厚さでほぼ定まる。基準ブロックは慣
用の印刷回路基板の場合と同様に銅層と誘電体層とを交
互に重ねた形で形成する。
ブロック組の中の残余の基準ブロックに用いた信号経路
と物理的にも電気的にも厳密に合致させて(試験用に均
等にする)、各信号経路に伴う電気的経路長がほぼ等し
くなるようにする必要がある。64/72Mビット直接
Rambus DRAM の試験用の試験装置タイミングの較正に用
いた一つの実施例では、この集積回路が高速信号端子3
0個を備えるので、互いに別々の基準ブロック30個を
要する。それら信号経路の長さは約10mmであり、信号
経路の組全体についての長さの偏差は0.5mm以下であ
る。各組の中の各信号経路のインピーダンスは約50オ
ームであり、各信号経路の実際の抵抗値は1オーム以下
である。信号経路のインピーダンスは基準ブロック上の
関連の誘電体層の厚さでほぼ定まる。基準ブロックは慣
用の印刷回路基板の場合と同様に銅層と誘電体層とを交
互に重ねた形で形成する。
【0016】図4Bは基準ブロックの一つ110aの側
面図である。各基準ブロック110aの下端には基準ブ
ロックとフィクスチャとの間の電気的接続のための接点
126が設けてある。上述のとおり、基準ブロックに設
けてある電気的接続は目標DUTのものと同一である。
Rambus DRAM の場合は、電気的接続接点は半円球であ
り、したがって基準ブロック110aについて半円球を
図示してあるがこれに限定されるわけではない。
面図である。各基準ブロック110aの下端には基準ブ
ロックとフィクスチャとの間の電気的接続のための接点
126が設けてある。上述のとおり、基準ブロックに設
けてある電気的接続は目標DUTのものと同一である。
Rambus DRAM の場合は、電気的接続接点は半円球であ
り、したがって基準ブロック110aについて半円球を
図示してあるがこれに限定されるわけではない。
【0017】図5Aおよび図5Bはこの発明に使えるフ
ィクスチャの側面図および平面図をそれぞれ示す。通常
は、DUT上の個々の端子の各々と試験装置(図示して
ない)との電気的接続を可能にするフィクスチャ107
にDUTを取り付けてDUTとロードボード(図示して
ない)との間の接続を形成する。このフィクスチャはA
TE業界では「ソケット」として知られる。しかし、こ
の発明では基準ブロックのフィクスチャへの取付けを試
験装置のタイミング較正が集積回路デバイスの試験の前
に達成されるように行う。フィクスチャ107は、ロー
ドボードへの電気的接続および孔130を通じた接触で
試験装置に至る電気的接続を形成するように底面から突
出する接点128を備える。個々のフィクスチャの「足
跡」132も図示してある。
ィクスチャの側面図および平面図をそれぞれ示す。通常
は、DUT上の個々の端子の各々と試験装置(図示して
ない)との電気的接続を可能にするフィクスチャ107
にDUTを取り付けてDUTとロードボード(図示して
ない)との間の接続を形成する。このフィクスチャはA
TE業界では「ソケット」として知られる。しかし、こ
の発明では基準ブロックのフィクスチャへの取付けを試
験装置のタイミング較正が集積回路デバイスの試験の前
に達成されるように行う。フィクスチャ107は、ロー
ドボードへの電気的接続および孔130を通じた接触で
試験装置に至る電気的接続を形成するように底面から突
出する接点128を備える。個々のフィクスチャの「足
跡」132も図示してある。
【0018】この発明によると、試験装置のタイミング
較正を次のとおり行う。タイミング較正を施す集積回路
の信号端子数と同数の基準ブロックの組をまず作る。そ
の組の基準ブロックの一つをフィクスチャに挿入する。
上述のとおり、各基準ブロックは信号経路を備えてお
り、それによってその基準ブロックの信号端子と基準端
子とを電気的に接続する。次に、試験装置は信号端子で
パルスをプログラムし、それに伴う入来パルスが基準端
子に生起するまでの経過時間長、すなわち70ピコ秒程
度の時間長を計測する。次に、極性を反転し、試験装置
で基準端子上のパルスをプログラムする。次に、試験装
置はそれに伴う入来パルスが信号ターミナルに生起する
までの経過時間長を測定する。これらの相対的タイミン
グずれの大きさを試験装置メモリに保存する。これらの
過程を上記組の各基準ブロックについて繰り返す。ここ
で得られた相対的タイミングずれの最大値を、信号端子
上のパルス(「駆動用」として知られる)のプログラミ
ングおよび信号端子上のパルス(「比較用」として知ら
れる)の測定の両方のために試験装置タイミングを較正
するのに用いる。この過程はいくつかの方法で実現でき
る。一つの実施例では試験装置に較正レジスタおよびタ
イミングパルス発生装置を備える。較正レジスタは駆動
時および比較時のタイミングずれの最大値を合致させる
ように相対的タイミングずれを調節する。次に、タイミ
ングパルス発生器はこれらタイミングずれ最大値を用い
て試験装置タイミングを調節する。最終較正は、基準端
子でのパルスのプログラミングと基準端子でのパルスの
測定との相対的タイミングずれの差を等化するように行
われる。この最終較正については図6Bを参照して後述
する。
較正を次のとおり行う。タイミング較正を施す集積回路
の信号端子数と同数の基準ブロックの組をまず作る。そ
の組の基準ブロックの一つをフィクスチャに挿入する。
上述のとおり、各基準ブロックは信号経路を備えてお
り、それによってその基準ブロックの信号端子と基準端
子とを電気的に接続する。次に、試験装置は信号端子で
パルスをプログラムし、それに伴う入来パルスが基準端
子に生起するまでの経過時間長、すなわち70ピコ秒程
度の時間長を計測する。次に、極性を反転し、試験装置
で基準端子上のパルスをプログラムする。次に、試験装
置はそれに伴う入来パルスが信号ターミナルに生起する
までの経過時間長を測定する。これらの相対的タイミン
グずれの大きさを試験装置メモリに保存する。これらの
過程を上記組の各基準ブロックについて繰り返す。ここ
で得られた相対的タイミングずれの最大値を、信号端子
上のパルス(「駆動用」として知られる)のプログラミ
ングおよび信号端子上のパルス(「比較用」として知ら
れる)の測定の両方のために試験装置タイミングを較正
するのに用いる。この過程はいくつかの方法で実現でき
る。一つの実施例では試験装置に較正レジスタおよびタ
イミングパルス発生装置を備える。較正レジスタは駆動
時および比較時のタイミングずれの最大値を合致させる
ように相対的タイミングずれを調節する。次に、タイミ
ングパルス発生器はこれらタイミングずれ最大値を用い
て試験装置タイミングを調節する。最終較正は、基準端
子でのパルスのプログラミングと基準端子でのパルスの
測定との相対的タイミングずれの差を等化するように行
われる。この最終較正については図6Bを参照して後述
する。
【0019】図5Cはこの発明に従って利用可能なマル
チサイトフィクスチャ135の平面図である。このマル
チサイトフィクスチャは単一のフレーム136に取り付
けたいくつかの個々のフィクスチャ134a、134
b、134c、134d、134e、134f、134
g、134hを備える。同図には8サイトのフィクスチ
ャを示してあるが、この構成に限定されるわけではな
く、単一フレームに取り付けるフィクスチャの数は任意
である。
チサイトフィクスチャ135の平面図である。このマル
チサイトフィクスチャは単一のフレーム136に取り付
けたいくつかの個々のフィクスチャ134a、134
b、134c、134d、134e、134f、134
g、134hを備える。同図には8サイトのフィクスチ
ャを示してあるが、この構成に限定されるわけではな
く、単一フレームに取り付けるフィクスチャの数は任意
である。
【0020】なお、同時に二つ以上のフィクスチャを用
いる必要がある場合は、各々のフィクスチャを個々に較
正する必要がある。各フィクスチャはそのフィクスチャ
自身の共通基準端子を備えるからである。この共通の基
準端子は各ソケット上の同じ位置に配置されるが、後述
のとおり各基準端子はそれ自身の較正値を有する。高速
信号端子30個を有する Rambus DRAM 30のための試
験装置タイミングの較正を例えば8サイトのフィクスチ
ャを用いて行う場合は、二つのやり方がある。まずこれ
ら30個の基準ブロック全部をフィクスチャサイト1を
通じて試験し、次にフィクスチャサイト2を通じて、さ
らに以下同様にという順で八つのフィクスチャサイト全
部を通じて30個の基準ブロック全部を試験することが
できる。一方、30個の基準ブロック組のコピー8個を
作成することもできる。高速信号端子#1と共通基準端
子との間の信号経路を有する各組の各基準ブロックを八
つのフィクスチャサイトで同時並行的に試験し、次に高
速信号端子#2と共通基準端子との間の信号経路を有す
る各組の各基準ブロックを試験し、という順で基準ブロ
ック全部の試験が終わるまで試験する。従来技術に対す
るこれらのやり方の利点は、測定を一つずつでなく複数
同時並行的に行えることである。これら複数の基準ブロ
ックを上記フィクスチャに着脱するのに自動式パーツハ
ンドラを用いると有利である。
いる必要がある場合は、各々のフィクスチャを個々に較
正する必要がある。各フィクスチャはそのフィクスチャ
自身の共通基準端子を備えるからである。この共通の基
準端子は各ソケット上の同じ位置に配置されるが、後述
のとおり各基準端子はそれ自身の較正値を有する。高速
信号端子30個を有する Rambus DRAM 30のための試
験装置タイミングの較正を例えば8サイトのフィクスチ
ャを用いて行う場合は、二つのやり方がある。まずこれ
ら30個の基準ブロック全部をフィクスチャサイト1を
通じて試験し、次にフィクスチャサイト2を通じて、さ
らに以下同様にという順で八つのフィクスチャサイト全
部を通じて30個の基準ブロック全部を試験することが
できる。一方、30個の基準ブロック組のコピー8個を
作成することもできる。高速信号端子#1と共通基準端
子との間の信号経路を有する各組の各基準ブロックを八
つのフィクスチャサイトで同時並行的に試験し、次に高
速信号端子#2と共通基準端子との間の信号経路を有す
る各組の各基準ブロックを試験し、という順で基準ブロ
ック全部の試験が終わるまで試験する。従来技術に対す
るこれらのやり方の利点は、測定を一つずつでなく複数
同時並行的に行えることである。これら複数の基準ブロ
ックを上記フィクスチャに着脱するのに自動式パーツハ
ンドラを用いると有利である。
【0021】図6Aは基準端子整列ブロック138を下
から見た状態で示す。この基準端子整列ブロックは、基
準端子比較時に発生するタイミングずれ(信号端子にお
けるパルスのプログラミングおよびそのパルスに伴い基
準端子に生起する生起パルスの検出時点の測定)を基準
端子における駆動時に発生するタイミングずれ(基準端
子におけるパルスのプログラミングおよび同一信号端子
における生起パルス検出時点の測定)と確実に等しくす
るように用いる追加の基準ブロックである。基準端子整
列ブロック138は、信号経路120が二つの高速信号
端子、すなわち第1の高速信号端子140および第2の
高速信号端子142を共通の基準端子118(図示の明
確化のための×印付きの丸印で表示)に接続している点
で上述の基準ブロック組とは異なる。基準端子整列ブロ
ック上のいずれか二つの高速信号端子をこの過程に使用
可能であるが、使用した基準端子はその組の基準ブロッ
ク全部の信号経路に接続した同一の共通基準端子でなけ
ればならない。
から見た状態で示す。この基準端子整列ブロックは、基
準端子比較時に発生するタイミングずれ(信号端子にお
けるパルスのプログラミングおよびそのパルスに伴い基
準端子に生起する生起パルスの検出時点の測定)を基準
端子における駆動時に発生するタイミングずれ(基準端
子におけるパルスのプログラミングおよび同一信号端子
における生起パルス検出時点の測定)と確実に等しくす
るように用いる追加の基準ブロックである。基準端子整
列ブロック138は、信号経路120が二つの高速信号
端子、すなわち第1の高速信号端子140および第2の
高速信号端子142を共通の基準端子118(図示の明
確化のための×印付きの丸印で表示)に接続している点
で上述の基準ブロック組とは異なる。基準端子整列ブロ
ック上のいずれか二つの高速信号端子をこの過程に使用
可能であるが、使用した基準端子はその組の基準ブロッ
ク全部の信号経路に接続した同一の共通基準端子でなけ
ればならない。
【0022】図6Bは最終較正におけるタイミングずれ
の等化に使用中の基準端子整列ブロック138の断面図
を示す。試験装置とDUTとの間に通常介在する数層の
インターコネクト層ハードウェアを点線で図示する。す
なわち、試験装置101、ロードボード105およびフ
ィクスチャ107などである。試験装置101は駆動回
路144および比較回路146の両方を備える。導線1
48がこれら駆動回路144および比較回路146を基
準端子整列ブロック138上の共通基準端子118に接
続する。この導線148は共通基準端子118が第1の
信号端子140からのパルスを送出している間は電気長
“a”を有し、そのために信号端子140におけるパル
スの送出と比較回路146によるそのパルスの検出との
間にみられる相対的遅延Aが生ずる。また、信号端子1
40における上記パルスの送出とそのパルスの共通基準
端子118通過後の比較回路142における検出との間
に相対的遅延Cが生ずる。同様に、上記導線148は、
共通基準端子118による試験装置101からのパルス
の受信時、すなわち第2の信号端子142で比較器が最
終的に測定するパルスの受信時には電気長“b”を有
し、そのために遅延Bが生ずる。これら電気長aおよび
bが互いに等しくなるように設定することによって、共
通基準端子からパルス送出している場合に生ずるタイミ
ングずれを共通基準端子で比較を行っている場合に生ず
るタイミングずれと等しくする。
の等化に使用中の基準端子整列ブロック138の断面図
を示す。試験装置とDUTとの間に通常介在する数層の
インターコネクト層ハードウェアを点線で図示する。す
なわち、試験装置101、ロードボード105およびフ
ィクスチャ107などである。試験装置101は駆動回
路144および比較回路146の両方を備える。導線1
48がこれら駆動回路144および比較回路146を基
準端子整列ブロック138上の共通基準端子118に接
続する。この導線148は共通基準端子118が第1の
信号端子140からのパルスを送出している間は電気長
“a”を有し、そのために信号端子140におけるパル
スの送出と比較回路146によるそのパルスの検出との
間にみられる相対的遅延Aが生ずる。また、信号端子1
40における上記パルスの送出とそのパルスの共通基準
端子118通過後の比較回路142における検出との間
に相対的遅延Cが生ずる。同様に、上記導線148は、
共通基準端子118による試験装置101からのパルス
の受信時、すなわち第2の信号端子142で比較器が最
終的に測定するパルスの受信時には電気長“b”を有
し、そのために遅延Bが生ずる。これら電気長aおよび
bが互いに等しくなるように設定することによって、共
通基準端子からパルス送出している場合に生ずるタイミ
ングずれを共通基準端子で比較を行っている場合に生ず
るタイミングずれと等しくする。
【0023】伝送線理論によると、 C=(A−a)+(B−b) 式(1) であり、aとbを等しくすることにより、 C=(A−a)+(B−a) 式(2) となり、この式(2)を“a”について解くと、 a=(A+B−C)/2 式(3) が得られる。
【0024】ここでA、BおよびCの値がそれぞれ20
0ps、300psおよび400psであったと仮定す
る。その場合、aの値は式(3)から a=(200ps+300ps−400ps)/2=50ps、または0.050
ns と算出される。
0ps、300psおよび400psであったと仮定す
る。その場合、aの値は式(3)から a=(200ps+300ps−400ps)/2=50ps、または0.050
ns と算出される。
【0025】次に、この50ps対応の電気経路長を最
終較正に算入して試験装置タイミングを調整し、しかる
べきタイミングでパルスを送出するようにする。すなわ
ち、信号端子#1が1ns時点でパルスを生ずるように
指示されていた場合は、試験装置は電気経路長aを算入
して0.05ns早い0.95ns時点でパルスを送出す
る。同様に、試験装置が信号端子#1からのパルスを1
ns時点で測定(比較)するように指示されていた場合
は、電気経路長aを算入して0.05ns遅い1.05n
s時点でパルスの実際の測定を行う。
終較正に算入して試験装置タイミングを調整し、しかる
べきタイミングでパルスを送出するようにする。すなわ
ち、信号端子#1が1ns時点でパルスを生ずるように
指示されていた場合は、試験装置は電気経路長aを算入
して0.05ns早い0.95ns時点でパルスを送出す
る。同様に、試験装置が信号端子#1からのパルスを1
ns時点で測定(比較)するように指示されていた場合
は、電気経路長aを算入して0.05ns遅い1.05n
s時点でパルスの実際の測定を行う。
【0026】上述のとおり、最終較正では電気経路長a
を電気経路長bに等しく設定する必要がある。実際に
は、上記基準端子整列ブロック利用による最終較正の実
行にはいくつかの方法がある。第1の方法では、遅延量
AおよびBの測定を基準ブロック全部について行い、タ
イミング較正参照テーブルに蓄積する。次に、これら遅
延量を基準端子整列ブロックで測定し、電気経路長aの
値を計算し、上記タイミング較正参照テーブルに蓄積ず
みの上記以外の基準ブロック測定値の調節に用いる。次
に、試験装置から所定の基準ブロック上の信号端子への
指示の各々についてタイミング較正参照テーブルを参照
してタイミング調整を行う。第2の方法では、遅延量
A、BおよびCを基準端子整列ブロック上でまず測定
し、aを算出して基準端子の較正に用いる(すなわち、
aとbとの間のずれの算定ののち電気経路長aおよびb
を互いに等しく設定する)。次に、遅延量AおよびBを
同じ組の残余の基準ブロックについて測定しそれ以上の
調節を要することなくタイミング較正参照テーブルに用
いることができる。これら方法は両方とも同程度の試験
装置タイミング精度を達成できるが、第2の方法のほう
が特定の条件の下では僅かながら精度が高い。しかし、
まず特定の基準ブロック(基準端子整列ブロック)を用
いる必要がある。自動式パーツハンドラ利用の場合はこ
の要件は必ずしも満たせないので、第1の方法を通常用
いる。
を電気経路長bに等しく設定する必要がある。実際に
は、上記基準端子整列ブロック利用による最終較正の実
行にはいくつかの方法がある。第1の方法では、遅延量
AおよびBの測定を基準ブロック全部について行い、タ
イミング較正参照テーブルに蓄積する。次に、これら遅
延量を基準端子整列ブロックで測定し、電気経路長aの
値を計算し、上記タイミング較正参照テーブルに蓄積ず
みの上記以外の基準ブロック測定値の調節に用いる。次
に、試験装置から所定の基準ブロック上の信号端子への
指示の各々についてタイミング較正参照テーブルを参照
してタイミング調整を行う。第2の方法では、遅延量
A、BおよびCを基準端子整列ブロック上でまず測定
し、aを算出して基準端子の較正に用いる(すなわち、
aとbとの間のずれの算定ののち電気経路長aおよびb
を互いに等しく設定する)。次に、遅延量AおよびBを
同じ組の残余の基準ブロックについて測定しそれ以上の
調節を要することなくタイミング較正参照テーブルに用
いることができる。これら方法は両方とも同程度の試験
装置タイミング精度を達成できるが、第2の方法のほう
が特定の条件の下では僅かながら精度が高い。しかし、
まず特定の基準ブロック(基準端子整列ブロック)を用
いる必要がある。自動式パーツハンドラ利用の場合はこ
の要件は必ずしも満たせないので、第1の方法を通常用
いる。
【0027】この明細書における説明は例示のためのも
のであって限定を意図するものではない。上記以外の変
形が当業者には自明であり、それら変形は特許請求の範
囲の各請求項の範囲に含めることを意図するものであ
る。
のであって限定を意図するものではない。上記以外の変
形が当業者には自明であり、それら変形は特許請求の範
囲の各請求項の範囲に含めることを意図するものであ
る。
【図1】この発明に関連して用いる通常の装置を示す
図。
図。
【図2A】従来技術による試験装置タイミング精度の較
正を示す。
正を示す。
【図2B】従来技術による試験装置タイミング精度の較
正を示す。
正を示す。
【図3】この発明による装置構成を示す図。
【図4】図4Aはこの発明による基準ブロックを下から
みて示した図、図4Bはこの発明による基準ブロックを
横からみて示した図。
みて示した図、図4Bはこの発明による基準ブロックを
横からみて示した図。
【図5】図5Aはこの発明の実施に採用可能なフィクス
チャを一つの面からみて示した図、図5Bはこの発明の
実施に採用可能なフィクスチャをもう一つの面からみて
示した図、図5Cはこの発明の実施に採用可能なマルチ
サイトフィクスチャを示す図。
チャを一つの面からみて示した図、図5Bはこの発明の
実施に採用可能なフィクスチャをもう一つの面からみて
示した図、図5Cはこの発明の実施に採用可能なマルチ
サイトフィクスチャを示す図。
【図6】図6Aはこの発明による基準端子整列ブロック
を示す図、図6Bは図6Aに示した基準端子整列ブロッ
クの使用時における側面図。
を示す図、図6Bは図6Aに示した基準端子整列ブロッ
クの使用時における側面図。
【符号の説明】 101 自動式試験装置 103 テストヘッド 104 電気接続線 105 ロードボード 107 フィクスチャ 108 ハンドラ 109 被験デバイス(DUT) 110 基準ブロック 111 ロボット 113 ロボットアーム 114 オッシロスコープ 116 測定点 117 高速信号端子位置 118 基準端子 120 信号経路 122 第1の試験装置チャンネル 124 第2の試験装置チャンネル 126、128 接点 130 孔 132 足跡 134 フィクスチャ 138 基準端子整列ブロック 140、142 高速信号端子 144 パルス送出(駆動)回路 146 比較回路 148 導線
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月19日(2001.3.1
9)
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2A】
【図2B】
【図3】
【図4】
【図6】
【図5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョゼフ シー.ヘランド アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95138 サンホゼ,モーニングサイド ド ライブ 5663 (72)発明者 トーマス ピー.ホー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94070 サンカルロス,クリフトン アヴ ェニュー 292 (72)発明者 ウィリアム エイ.フリッチェ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95037 モーガン ヒル,セレーン ドラ イブ 17460
Claims (8)
- 【請求項1】集積回路試験装置タイミングを較正する方
法であって、 (a)被験集積回路と試験装置との間の電気的接続を形
成するフィクスチャ、すなわち一つ以上の信号端子およ
び前記集積回路の基準端子への電気的接続を備えるフィ
クスチャを準備する過程と、 (b)前記集積回路上の信号端子の数と等しい数の基準
ブロック、すなわち各々が前記フィクスチャへの挿入に
適合しており、前記集積回路の有する対応端子とそれぞ
れ同一の相対位置に一つ以上の信号端子と基準端子とを
有し、前記集積回路の有する対応端子とそれぞれ同一の
位置において前記フィクスチャの電気的接続線と電気的
接触を生ずる電気的接続線を有する基準ブロックを準備
する過程と、 (c)前記基準ブロックのうちの選ばれた一つ、すなわ
ち前記基準ブロック上の較正対象の一つの信号端子を前
記基準ブロック上の基準端子に電気的に接続する電気経
路を備える選ばれた一つを前記フィクスチャに挿入する
過程と、 (d)前記基準ブロックの前記一つの信号端子のパルス
を較正用にプログラムする過程と、 (e)前記基準ブロックの前記基準端子上で前記過程
(d)でプログラムずみのパルスに伴う入来パルスの生
起時点を測定する過程と、 (f)極性を反転させたのち前記基準ブロックの前記基
準端子上のパルスをプログラムする過程と、 (g)前記基準ブロックの前記信号端子で前記過程
(f)に伴う入来パルスの生起時点を測定する過程と、 (h)前記組の基準ブロックの特定のものの各々につい
て前記過程(c)−(g)を繰り返す過程と、 (i)前記過程(e)および(g)から各信号端子の相
対的タイミングずれを算定する過程と、 (j)前記過程(i)で得られた相対的タイミングずれ
の調節を、それら相対的タイミングずれが前記信号端子
上のパルスをプログラムし前記信号端子上のパルスを測
定するために前記試験装置を較正するように得られた相
対的タイミングずれ最大値と合致するように行う過程
と、 (k)前記基準端子上のパルスのプログラミングおよび
前記基準端子上のパルスの測定のタイミングずれを等化
するように較正を行う過程とを含む方法。 - 【請求項2】前記基準ブロックを自動式ハンドラの利用
により前記フィクスチャに挿入する過程をさらに含む請
求項1記載の方法。 - 【請求項3】前記基準ブロック上の信号端子の各々に二
つの試験装置チャンネル、すなわち前記パルスを前記信
号端子に供給する第1の試験装置チャンネルおよび前記
信号端子からの前記パルスを検出する第2の試験装置チ
ャンネルからなる二つの試験装置チャンネルを接続する
過程をさらに含む請求項1記載の方法。 - 【請求項4】前記信号経路のインピーダンスが約50オ
ーム、長さが約10mmである請求項1記載の方法。 - 【請求項5】前記過程(k)を追加の基準ブロック、す
なわち前記基準端子を第1の信号端子および第2の信号
端子に電気的に接続する信号経路を表面に備える追加の
基準ブロックを用いて行う請求項1記載の方法。 - 【請求項6】(イ)前記追加の基準ブロックを前記フィ
クスチャに挿入する過程と、 (ロ)前記第1の信号端子上でパルスをプログラムする
とともに、前記プログラムしたパルスに伴う入来パルス
が前記試験装置および前記基準端子で生起する時点を測
定する過程と、 (ハ)前記試験装置上でパルスをプログラムするととも
に、前記プログラムしたパルスに伴う入来パルスが前記
基準端子および前記第2の信号端子で生起する時点を測
定する過程とをさらに含む請求項5記載の方法。 - 【請求項7】試験すべき集積回路を試験装置に電気的に
接続するためのフィクスチャへの挿入に各々が適合した
複数の基準ブロックの組であって、前記集積回路上で試
験にかける信号端子と同数の前記基準ブロックを備え、
前記基準ブロックの各々が一つ以上の信号端子および基
準端子を前記集積回路の対応位置と同じ相対的位置に備
えるとともに前記集積回路の対応位置と同じ位置で前記
フィクスチャと電気的接触を形成する電気的接続をさら
に含む基準ブロックの組。 - 【請求項8】試験すべき集積回路を試験装置に電気的接
続するフィクスチャと、 各々が前記フィクスチャへの挿入に適合した複数の基準
ブロックの組であって、各々が一つ以上の信号端子と試
験すべき関連の集積回路上の端子に対応する基準端子と
を備えるとともに、前記信号端子の一つを前記基準端子
に電気的に接続して物理的および電気的に前記基準ブロ
ックの組の上の他の信号経路と等価になる信号経路を表
面に備える複数の基準ブロックの組とを含む集積回路試
験装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/514708 | 2000-02-28 | ||
US09/514,708 US6492797B1 (en) | 2000-02-28 | 2000-02-28 | Socket calibration method and apparatus |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001272440A true JP2001272440A (ja) | 2001-10-05 |
Family
ID=24048366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001031019A Pending JP2001272440A (ja) | 2000-02-28 | 2001-02-07 | パルス送出タイミング較正方法および装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6492797B1 (ja) |
JP (1) | JP2001272440A (ja) |
KR (1) | KR20010085437A (ja) |
DE (1) | DE10109385A1 (ja) |
FR (1) | FR2805613A1 (ja) |
TW (1) | TW494244B (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW557527B (en) * | 2001-03-26 | 2003-10-11 | Schlumberger Technologies Inc | Method and apparatus for calibration of integrated circuit tester timing |
US6570397B2 (en) * | 2001-08-07 | 2003-05-27 | Agilent Technologies, Inc. | Timing calibration and timing calibration verification of electronic circuit testers |
KR100518546B1 (ko) * | 2002-12-13 | 2005-10-04 | 삼성전자주식회사 | 집적회로 패키지를 테스트하기 위한 테스트 보드 및 이를이용한 테스터 보정방법 |
US6838885B2 (en) * | 2003-03-05 | 2005-01-04 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Method of correcting measurement error and electronic component characteristic measurement apparatus |
JP3558086B1 (ja) * | 2003-03-05 | 2004-08-25 | 株式会社村田製作所 | 測定誤差の補正方法および電子部品特性測定装置 |
DE10335164B4 (de) * | 2003-07-30 | 2007-03-22 | Infineon Technologies Ag | Vorrichtung und Verfahren zum parallelen Testen von mehreren integrierten Schaltkreisen |
US6979996B2 (en) * | 2003-09-15 | 2005-12-27 | International Business Machines Corporation | Apparatus and method for automatic elimination of round-trip delay errors induced by automatic test equipment calibration |
US7009382B1 (en) * | 2003-12-04 | 2006-03-07 | Credence Systems Corporation | System and method for test socket calibration |
US7107173B2 (en) * | 2004-02-03 | 2006-09-12 | Credence Systems Corporation | Automatic test equipment operating architecture |
US7106081B2 (en) * | 2004-07-08 | 2006-09-12 | Verigy Ipco | Parallel calibration system for a test device |
DE102004035556B3 (de) * | 2004-07-22 | 2005-12-08 | Infineon Technologies Ag | Verfahren und Einrichtung, insbesondere probecard, zum Kalibrieren eines Halbleiter-Baulement-Test-Systems, insbesondere eines Halbleiter-Bauelement-Testgeräts |
US7957461B2 (en) * | 2005-03-31 | 2011-06-07 | Teradyne, Inc. | Calibrating automatic test equipment |
US7560947B2 (en) | 2005-09-28 | 2009-07-14 | Teradyne, Inc. | Pin electronics driver |
KR100736680B1 (ko) * | 2006-08-10 | 2007-07-06 | 주식회사 유니테스트 | 반도체 소자 테스트 장치의 캘리브레이션 방법 |
US8692538B2 (en) | 2011-06-09 | 2014-04-08 | Teradyne, Inc. | Test equipment calibration |
EP3546908B1 (en) * | 2018-03-26 | 2021-05-05 | ams International AG | Arrangement and method for calibrating temperature sensors |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5262716A (en) * | 1992-04-21 | 1993-11-16 | Hewlett-Packard Company | Tester calibration procedure which includes fixturing |
US6133725A (en) * | 1998-03-26 | 2000-10-17 | Teradyne, Inc. | Compensating for the effects of round-trip delay in automatic test equipment |
AU9654198A (en) * | 1998-06-29 | 2000-01-17 | Iliya Valeryevich Klochkov | A skew calibration means and a method of skew calibration |
US6324485B1 (en) * | 1999-01-26 | 2001-11-27 | Newmillennia Solutions, Inc. | Application specific automated test equipment system for testing integrated circuit devices in a native environment |
-
2000
- 2000-02-28 US US09/514,708 patent/US6492797B1/en not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-02-07 JP JP2001031019A patent/JP2001272440A/ja active Pending
- 2001-02-21 KR KR1020010008618A patent/KR20010085437A/ko not_active Application Discontinuation
- 2001-02-26 FR FR0102560A patent/FR2805613A1/fr not_active Withdrawn
- 2001-02-27 DE DE10109385A patent/DE10109385A1/de not_active Withdrawn
- 2001-03-13 TW TW090101828A patent/TW494244B/zh not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20010085437A (ko) | 2001-09-07 |
DE10109385A1 (de) | 2001-09-20 |
US6492797B1 (en) | 2002-12-10 |
TW494244B (en) | 2002-07-11 |
FR2805613A1 (fr) | 2001-08-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7486095B2 (en) | System for measuring signal path resistance for an integrated circuit tester interconnect structure | |
TWI429914B (zh) | 探針卡總成 | |
JP2001272440A (ja) | パルス送出タイミング較正方法および装置 | |
EP1295139B1 (en) | Arrangement for calibrating timing of an integrated circuit wafer tester and method | |
JP2019082482A (ja) | 較正装置 | |
US7414421B2 (en) | Insertable calibration device | |
US6794861B2 (en) | Method and apparatus for socket calibration of integrated circuit testers | |
US6570397B2 (en) | Timing calibration and timing calibration verification of electronic circuit testers | |
US6417682B1 (en) | Semiconductor device testing apparatus and its calibration method | |
TWI393911B (zh) | 用以校準自動化電路測試系統之方法 | |
JP2008527346A (ja) | 電子デバイスをテストするためのシステムの動作周波数を増加させるための方法および装置 | |
US6924651B2 (en) | Printed board inspecting apparatus | |
CN103809100B (zh) | 晶圆自动测试系统 | |
KR20060136319A (ko) | 자동화된 회로 테스트 시스템을 조정하는 방법, 시스템 및컴퓨터 프로그램 | |
CN110716120A (zh) | 芯片自动测试设备的通道延时偏差的校准方法 | |
US20030184336A1 (en) | Semiconductor integrated circuit device and testing method thereof | |
JPH11190760A (ja) | 半導体試験装置 | |
US7439728B1 (en) | System and method for test socket calibration using composite waveform | |
JPH06324114A (ja) | テスタの自動校正の精度を改良するための方法 | |
US20070085551A1 (en) | Calibration jig and calibration apparatus having the same | |
KR20020045508A (ko) | 집적회로 테스터 조정방법 및 장치 |