JP2001270576A - 定量バルブ - Google Patents
定量バルブInfo
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- JP2001270576A JP2001270576A JP2000084355A JP2000084355A JP2001270576A JP 2001270576 A JP2001270576 A JP 2001270576A JP 2000084355 A JP2000084355 A JP 2000084355A JP 2000084355 A JP2000084355 A JP 2000084355A JP 2001270576 A JP2001270576 A JP 2001270576A
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Abstract
量バルブを提供する。 【解決手段】 スプリング31に抗して押し下げ可能な
バルブステム23と、ピストン30を内装し内空間を定
量室35とガス圧室36に仕切ったシリンダ24と、ピ
ストンを定量室拡大方向へ付勢するスプリング32と、
ガス圧室に常時容器内ガス圧を導入するガス圧路38
と、バルブステムの導出路51と、定量室と容器内を連
通する第1の連通路61と、定量室と導出路を連通する
第2の連通路62と、バルブステムが定常位置にあると
き第1の連通路を開き、バルブステムが第1の押し下げ
位置以上に押し下げられたとき第1の連通路を閉じる第
1の弁手段41と、バルブステムが定常位置から第1の
押し下げ位置までの範囲にあるとき第2の連通路を閉
じ、バルブステムが第2の押し下げ位置まで押し下げら
れたとき第2の連通路を開く第2の弁手段55とを備え
る。
Description
たガス圧を利用して内容物を定量で噴射する定量バルブ
に関する。
載された従来の定量バルブの一例を示す。図9の中央よ
り左側は、定量バルブの使用前の状態を示し、中央より
右側はバルブステムが押し下げられた使用時の状態を示
す。この定量バルブは、バルブステム1、ステムラバー
2、バルブハウジング3、スプリング4、充填弁5、O
リング6を有している。ステムラバー2は、エアゾール
容器10のマウンテンカップ11と、定量バルブのバル
ブステム1及びバルブハウジング3とに密着し、エアゾ
ール容器10の内部と外部とを遮断している。スプリン
グ4は、バルブステム1に対して常に上向きの力を与え
ている。また、バルブステム1には、定量バルブの内外
をつなぐオリフィス孔7及び導出路8が設けられてい
る。
ー2によって塞がれているが、使用時には、バルブステ
ム1が下に押し下げられてステムラバー2が湾曲するこ
とにより、オリフィス孔7が開放状態になる。また、使
用時には、バルブステム1が下に押し下げられることに
よって、Oリング6がバルブハウジング3に密着し、定
量バルブの内部とエアゾール容器10の内部との間の連
通が遮断される。従って、使用時には、バルブステム1
とOリング6とバルブハウジング3とステムラバー2と
によって囲まれた定量室9内の一定量の内容物のみが、
オリフィス孔7及び導出路8を経由して外部に噴射され
る。
バルブでは、定量室9内に閉じ込められた内容物が、定
量室9内の限定された圧力のみによって噴射されるよう
になっているので、定量噴射の精度が不安定であった。
安定的に噴射することのできる定量バルブを提供するこ
とを目的とする。
ルブは、容器内に導入されたガス圧を利用して容器内の
内容物を容器外に定量で噴射する定量バルブにおいて、
第1のスプリングの力に抗して定常位置からそれより下
方の第1の押し下げ位置及びそれより更に下方の第2の
押し下げ位置まで押し下げ操作可能なバルブステムと、
ピストンを摺動自在に内装することで内空間を定量室と
ガス圧室の2室に仕切ったシリンダと、前記ピストン
を、定量室を拡大する方向の移動限に向けて付勢する第
2のスプリングと、前記ガス圧室に常時容器内のガス圧
を導入するガス圧路と、容器内の内容物を外部に導出す
るために前記バルブステムに設けられた導出路と、前記
定量室と容器内を連通する第1の連通路と、前記定量室
と導出路をオリフィスを介して連通する第2の連通路
と、前記バルブステムが定常位置にあるとき前記第1の
連通路を開き、バルブステムが第1の押し下げ位置以上
に押し下げられたとき前記第1の連通路を閉じる第1の
弁手段と、前記バルブステムが定常位置から第1の押し
下げ位置までの範囲にあるとき前記第2の連通路を閉
じ、バルブステムが第2の押し下げ位置まで押し下げら
れたとき前記第2の連通路を開く第2の弁手段と、を備
えたことを特徴としている。
は、第1の連通路が開き、第2の連通路が閉じているこ
とにより、定量室に連通する容器内のガス圧が定量室に
導入される。このとき、定量室はバルブステムの導出路
に対して閉じているので、定量室とガス圧室は等圧とな
り、ピストンは、両側の室が等圧であることにより、第
2のスプリングの力で定量室を拡大した移動限位置に保
持される。
の押し下げ位置まで押し下げると、第2の連通路が閉じ
たまま第1の連通路が閉じるため、定量室の内部に内容
物とガスが閉じ込められる。更にバルブステムを第2の
押し下げ位置まで押し下げると、第1の連通路が閉じた
まま第2の連通路が開くため、定量室の内部に閉じ込め
られていた内容物とガスが、バルブステムに設けられた
導出路からオリフィスを介して外部に噴射される。この
とき、ピストンは常時ガス圧室側から容器内ガス圧を受
けているので、そのガス圧によって、第2のスプリング
の力に抗しながら定量室の容積を縮小する方向に移動
し、それにより、定量室内の内容物及びガスがピストン
によって強制的に押し出され、定量室内の内容物及びガ
スが残らず排出される。従って、精度の良い定量噴射を
安定的に実現することができる。
ルブステムは第1のスプリングの力で定常位置に戻る。
そして、その過程で第2の連通路が閉じ、第1の連通路
が開くことにより、定量室に容器内のガス圧が導入さ
れ、ピストンの両側の室が等圧になることにより、ピス
トンが第2のスプリングの力で定量室を拡大し、定量室
に一定量の内容物が再充填される。
記載の定量バルブであって、前記バルブステムに、該バ
ルブステムの外周面から前記導出路に連通するように前
記オリフィスを構成する小孔が形成され、この小孔と、
バルブステムが気密に挿通されたステムラバーとにより
前記第2の弁手段が構成され、バルブステムが定常位置
から第1の押し下げ位置までの範囲にあるとき前記小孔
がステムラバーの下側に開口しないことによって第2の
連通路を閉じ、且つ、バルブステムが第2の押し下げ位
置にあるとき前記小孔がステムラバーの下側に開口する
ことによって第2の連通路を開くように、前記小孔とス
テムラバーとの位置関係が設定されていることを特徴と
している。
テムが定常位置にあることによって第1の連通路が開
き、バルブステムの小孔がステムラバーの下側に開口し
ないことによって第2の連通路を閉じている。従って、
定量室に連通する容器内のガス圧が定量室に導入され
る。このとき、定量室は、小孔がステムラバーの下側に
開口しないことによってバルブステムの導出路に対して
閉じているので、定量室とガス圧室は等圧となり、ピス
トンは、両側の室が等圧であることにより、第2のスプ
リングの力で定量室を拡大した移動限位置に保持され
る。
1の押し下げ位置まで押し下げる。そうすると、バルブ
ステムの小孔がステムラバーの下側に依然として開口し
ないことによって第2の連通路を閉じているものの、第
1の弁手段によって第1の連通路が閉じられることにな
り、そのため、定量室の内部に内容物とガスが閉じ込め
られる。
で押し下げると、第1の弁手段によって第1の連通路が
閉じたまま、バルブステムの小孔がステムラバーの下側
に開口することによって第2の連通路を開くことになる
ため、定量室の内部に閉じ込められていた内容物とガス
が、バルブステムに設けられた小孔及び導出路を経由し
て外部に噴射される。このとき、ピストンは、常時ガス
圧室側から容器内ガス圧を受けているので、そのガス圧
によって、第2のスプリングの力に抗しながら定量室の
容積を縮小する方向に移動し、それにより定量室内の内
容物及びガスがピストンによって強制的に押し出され
る。従って、定量室内の内容物及びガスを洩れなく排出
することができ、精度の良い定量噴射を安定的に実現す
ることができる。
ルブステムは第1のスプリングの力で定常位置に戻る。
そして、バルブステムの小孔が再びステムラバーの下側
に開口しなくなることによって第2の連通路が閉じ、第
1の弁手段の作用で第1の連通路が開くことにより、定
量室に容器内のガス圧が導入され、ピストンの両側の室
が等圧になることにより、ピストンが第2のスプリング
の力で定量室を拡大して、定量室内に一定量の内容物が
再充填される。
又は2記載の定量バルブであって、前記シリンダがバル
ブステムの下端部に結合されており、バルブステムの下
端部とシリンダが、マウンテンカップに固定された筒状
のバルブハウジング内に収容され、バルブハウジングの
内周とシリンダの外周間に前記第1の連通路及び第2の
連通路の一部が確保され、バルブハウジングとシリンダ
間にシリンダが昇降することによって開閉する前記第1
の弁手段が設けられていることを特徴としている。
シリンダが昇降することにより、第1の弁手段が開閉す
るようになっているので、例えば、バルブハウジングと
シリンダに互いに摺動しながら嵌合する部分を設けてそ
の部分に切欠を形成することにより、簡単に第1の弁手
段を構成することができる。
基づいて説明する。図1は実施形態の定量バルブの定常
時の状態を示す断面図、図2は定量バルブのバルブステ
ムを定常位置から下方の第1の押し下げ位置まで押し下
げた状態を示す断面図、図3はバルブステムを第1の押
し下げ位置から更に下方の第2の押し下げ位置まで押し
下げた状態を示す断面図、図4は押し下げを解除するこ
とでバルブステムが定常位置間近まで戻った状態を示す
断面図である。
エアゾール容器の開口に固定されたマウンテンカップ、
Aは容器内、Bは容器外を示す。マウンテンカップ11
の下側を向いた凹部には円筒形のバルブハウジング21
の上端が固定され、バルブハウジング21の上端とマウ
ンテンカップ11の凹部底面間にはステムラバー22が
挟持されている。ステムラバー22の中心孔にはバルブ
ステム23が気密に摺動自在に挿通され、バルブステム
23の下端部には円筒状のシリンダ24が嵌合固定され
ている。バルブステム23の下端部とシリンダ24は、
バルブハウジング21の内部に昇降自在に収容されてい
る。
には、円周方向に間隔をおいて軸線方向に延びる複数の
リブ25が突設されており、そのリブ25にガイドされ
て、バルブハウジング21の内周面との間に一定の隙間
26を確保しながら、シリンダ24が昇降できるように
なっている。この隙間26は、バルブハウジング内空間
40の一部をなしている。
は底壁21aが設けられており、底壁21aの中心部に
は、底壁21aを貫通するように小径筒部27が一体に
形成されている。小径筒部27の上端は底壁21aより
も上側に突出し、下端は底壁21aよりも下側に突出し
ており、小径筒部27の内部が、容器内Aに通じる導通
路28となっている。また、底壁21aよりも上側に突
出した突出部分と、バルブハウジング21の底部内周面
との間には、スプリング受け用の環状溝29が確保され
ている。
円筒形状に構成されており、その内部にはピストン30
が上下方向摺動自在に挿入されている。ピストン30
は、円盤30aの上面中央に円錐台形状に突出した凸部
30bを有すると共に、円盤30aの下面外周縁に下方
に延びる円筒状の外周壁30cを有した形状をなしてい
る。ピストン30は、凸部30bがバルブステム23の
下端中央に突設したストッパ33に当たることで上死点
で止まり、外周壁30cの下端がシリンダ24の底壁2
4aの上面に当たることで下死点で止まるようになって
いる。
シリンダ24の底壁24a下面の間には、第1のスプリ
ング31が介装されており、このスプリング31によ
り、シリンダ24及びそれと一体化されたバルブステム
23は、定常位置である上端位置に付勢されている。バ
ルブステム23は、ステムラバー22の下側の部分で拡
径しており、その拡径部分がステムラバー22の下面に
当たることで、上端位置で止まるようになっている。な
お、第1のスプリング31の下端は、バルブハウジング
21の環状溝29内に嵌め込まれ、上端は、シリンダ2
4の底壁24aに設けた係止溝24bに係止されてい
る。
によって、ピストン24の上側の定量室35と、ピスト
ン24の下側のガス圧室36との2室に気密に仕切られ
ている。シリンダ24内には、ピストン30を下死点側
(下限位置)に付勢する第2のスプリング32が収容さ
れている。この第2のスプリング32は、バルブステム
23の下端面とピストン30の上面との間に介装されて
おり、スプリング32の上端は、バルブステム23のス
トッパ33の周囲に形成された環状溝34に嵌め込ま
れ、下端は、ピストン30の凸部30bの根元の係止溝
30dに係止されている。
に下方に突出する軸部37が突設されている。この軸部
37の下端は、バルブハウジング21の下端に設けた小
径筒部27の上端内周に摺動自在に嵌め込まれている。
軸部37には軸線方向に貫通したガス圧路38が形成さ
れており、このガス圧路38により、シリンダ24内の
ピストン30の下面側に画成されたガス圧室36が、小
径筒部27内の導通路28に連通している。導通路28
は容器内Aに通じているので、ガス圧室36には、常時
容器内Aのガス圧が作用するようになっている。
れており、この切欠39が小径筒部27の上端から上に
露出することで、小径筒部27内の導通路28がバルブ
ハウジング内空間40に連通する。また、この切欠39
が小径筒部27内に完全に入り込むことで、軸部37に
よって、導通路28とバルブハウジング内空間40の連
通を遮断する。従って、小径筒部27と軸部37と切欠
39とによって、バルブハウジング内空間40と導通路
(容器内A)とを連通したり遮断したりする第1の弁手
段41が構成されている。この場合、気密遮蔽性を確保
するために、軸部37の外周の切欠39の上側には、パ
ッキン42が嵌め込まれている。第1の弁手段41は、
シリンダ24が下降して、軸部37がパッキン42の位
置まで小径筒部27内に挿入されることで、完全に閉じ
る。
24内部の定量室35を、シリンダ24の外周とバルブ
ハウジング21の内周間に確保された隙間26に連通さ
せる通孔45が設けられている。この通孔45は、ピス
トン30が上死点にあるときにも、定量室35に連通す
るような位置にある。
1の力に抗して、図1に示す定常位置からそれより下方
の図2に示す第1の押し下げ位置、及び、それより更に
下方の図3に示す第2の押し下げ位置まで押し下げ操作
可能に備わっている。バルブステム23には、容器内A
の内容物を容器外Bに導出するための導出路51が軸線
方向の上端から下方に向かって形成されている。導出路
51の下端は行き止まりになっており、導出路51の周
壁部に、バルブステム23の外周面から導出路51に連
通するようにオリフィス孔52が横孔として形成されて
いる。
バルブステム23が定常位置にあるときはステムラバー
22の上側に開口し、図2に示すように、バルブステム
23が第1の押し下げ位置まで押し下げられたときは、
ステムラバー22によって閉鎖され、図3に示すよう
に、バルブステム23が第2の押し下げ位置まで押し下
げられたときは、ステムラバー22の下側に開口するよ
うに、その位置がステムラバー22との関係で設定され
ている。
じてオリフィス孔52が開閉するようになっているの
で、このオリフィス孔52とステムラバー22とによっ
て第2の弁手段55が構成されている。この第2の弁手
段55は、オリフィス孔52がステムラバー22の下側
に開口しているとき、バルブステム23内の導出路51
と、バルブハウジング21内周とシリンダ24外周間の
隙間26とを連通する役目を果たす。
部27内の導出路28(容器内Aに相当)から、切欠3
9、バルブハウジング内空間40、隙間26、通孔45
を経て定量室35に至る経路を第1の連通路61と言
い、また、定量室35から、通孔45、隙間45、オリ
フィス孔52を経てバルブステム23内の導出路51に
至る経路を第2の連通路62と言う場合、第1の連通路
61は、第1の弁手段41によって開閉され、第2の連
通路62は、第2の弁手段55によって開閉されること
になる。
ム23が定常位置にあるときは、前記第1の連通路61
を開き、バルブステム23が第1の押し下げ位置以上に
押し下げられたときは、前記第1の連通路61を閉じる
ような設定となっている。また、第2の弁手段55は、
バルブステム23が定常位置から第1の押し下げ位置ま
での範囲にあるときは、前記第2の連通路62を閉じ、
バルブステム23が第2の押し下げ位置まで押し下げら
れたときは、前記第2の連通路62を開くような設定と
なっている。
では、使用前(放置された状態)は、図1に示すよう
に、バルブステム23が定常位置にあることによって、
第1の弁手段41が開き、第1の連通路61が開通状態
になっている。即ち、シリンダ24の下端の軸部37の
切欠39を通して、導通路28とバルブハウジング内空
間40とが連通し、第1の連通路61が開通状態となっ
ている。同時に、バルブステム23のオリフィス孔52
がステムラバー22の下側に開口しないことによって、
第2の弁手段55が閉鎖状態にあり、第2の連通路62
は閉じられている。
1を介して、容器内Aのガス圧及び内容物が実線矢印の
ように導入される。このとき、定量室35は、オリフィ
ス孔52がステムラバー22の下側に開口しないことに
よって導出路51に対して閉じているので、定量室35
とガス圧室36は等圧となり、ピストン30は、両側の
室が等圧であることにより、第2のスプリング32の力
で下方に押されて、下死点の位置にあり、定量室35に
定量の内容物が充填される。
略)を押してバルブステム23を第1のスプリング31
の力に抗して押し下げる。バルブステム23が、図2に
示すように第1の押し下げ位置まで下降すると、バルブ
ステム23のオリフィス孔52がステムラバー22で塞
がれることによって(ステムラバー22の下側に依然と
して開口しないことによって)、第2の連通路62が閉
じられているものの、第1の弁手段41によって第1の
連通路61も閉じられることになる。即ち、シリンダ2
4の下端の軸部37がパッキン42の位置までバルブハ
ウジング21の小径筒部27内に入ることで、第1の弁
手段41が閉じて、第1の連通路61が閉鎖状態にな
る。そのため、定量室35内に内容物とガスとが閉じ込
められた状態になる。
すように第2の押し下げ位置まで押し下げると、第1の
弁手段41によって第1の連通路61が閉じられたま
ま、バルブステム23のオリフィス孔52がステムラバ
ー22の下側に開口することによって第2の連通路61
を開くことになるため、定量室35の内部に閉じ込めら
れていた内容物が、バルブステム23に設けられたオリ
フィス孔52を経て導出路51から容器外Bに噴射され
る。
36側から容器内Aのガス圧を受けているので、そのガ
ス圧によって、第2のスプリング32を縮めながら、ス
トッパ33で定められた上限位置まで押し上げられ(定
量室35の容積を縮小する方向に移動し)、その結果、
定量室35内の内容物及びガスが積極的に外部に押し出
され噴射される。ピストン30が上死点に達すると、ピ
ストン30の上昇が止まり、噴射が止まる。従って、定
量室35内の内容物及びガスを洩れなく排出することが
でき、精度の良い定量噴射を安定的に実現することがで
きる。
力を緩めると、図4に示すように、圧縮されていた第1
のスプリング31の力でバルブステム23が上昇し、オ
リフィス孔52がステムラバー22の下面より上方の位
置になって、第2の弁手段55が閉じ第2の連通路62
が閉鎖状態になる。次いで、バルブステム23と共にシ
リンダ24の軸部37が更に上昇することにより、第1
の弁手段41が開く。つまり、軸部37の切欠39が小
径筒部27の上端から露出することで第1の弁手段61
が開き、第1の連通路61が開放状態になる。そして、
定量室35に容器内Aの内容物及びガスが導入され、ピ
ストン30の両側の室が等圧になることにより、ピスト
ン30が、圧縮されていた第2のスプリング32の力
で、下死点まで押し下げられる。これにより、定量室3
5内に一定量の内容物が再充填される。これで放置され
ていたときと同じ状態に戻る。
点線矢印で示すように、マウンテンカップ11とステム
ラバー22の間の隙間を通して行うことができる。
バルブハウジング21の胴部に充填孔71を開けてお
き、この充填孔71の外側を充填バルブ(円筒状のパッ
キン材)72で塞ぎ、充填時の圧力で充填バルブ72を
押しのけながら、容器内Aにガスを充填することも可能
である。
おき、充填時の圧力でピストン35を変形させながら、
シリンダ24とピストン30の間隙を通して充填するこ
とも可能である。もちろん、アンダーカップ充填法によ
り定量バルブ内を通さないでも充填することは可能であ
る。
の定量バルブ20Cに示すように、必ずしもパッキン4
2(図1参照)を用いない構成としてもよい。その場合
は、シリンダ24下端の軸部37と小径筒部27の摺動
部分を差し込み液密にすればよい。
機構を用いて代用することができるので、上記実施形態
に限定されるものでない。
備えた他の実施形態の定量バルブ20Dの要部拡大図で
ある。図の左半分は使用前の状態を示し、右半分は使用
時の状態を示している。この定量バルブ20Dでは、バ
ルブハウジング21の底壁21aの上面に、ゴム等の可
撓性材料よりなるパッキン材81を配置し、その上にバ
ネ受けリング82を配して第1のスプリング31の下端
を受けている。また、パッキン材81の円筒肉部81a
の内周81bに、隙間85を開けて、シリンダ24の下
端の軸部37Dを挿入しており、バルブハウジング21
の下端の小径筒部27Dは底壁21aの下面側にのみ突
出している。そして、定常状態において確保される軸部
37Dとパッキン材81の内周81b間の隙間85によ
り、小径筒部27D内の導通路28とバルブハウジング
内空間40とを連通するようになっている。
て、軸部37Dが下降した際にその段部83でパッキン
材81の円筒肉部81aを潰すことにより、パッキン材
81の内周81bが軸部37Dに密着して、導通路28
とバルブハウジング内空間40との連通を遮断するよう
になっている。この定量バルブ20Dにおいては、パッ
キン材81と段部83を有する軸部37Dとで第1の弁
手段41Dが構成されている。
0の構成を示す。この定量バルブ120は、円筒状のバ
ルブハウジング121と、ステムラバー122と、バル
ブステム123と、円筒状のシリンダ124とを有して
いる。バルブステム123とシリンダ124は一体に形
成されており、ステムラバー122から上方に突き出し
た部分を除いて、バルブハウジング121内に収容され
ている。バルブステム121の下端には、内部を導通路
128とした小径筒部127が設けられ、バルブステム
121の中段内周にはバネ受け段部174及びOリング
溝171が設けられている。Oリング溝171にはOリ
ング175が嵌め込まれ、バネ受け段部174には、O
リング175にスプリング131が直接当たらないよう
にするためのバネ受け材176が配置されている。バル
ブステム121は、このOリング溝171及びバネ受け
段部174を境にして、上側の大径部121Aと下側の
小径部121Bとに分けられている。
グ121の小径部121Bの内径に対応した寸法に設定
されており、シリンダ124の外周と大径部121Aの
内周間には、バルブハウジング内空間140としての隙
間126が確保されている。この隙間126には、バル
ブステム123を定常位置である上端位置に向けて付勢
する第1のスプリング131が収容されている。この第
1のスプリング131の上端は、バルブステム123の
下端の鍔部172に受けられ、下端は、前記バネ受け材
176に受けられている。
4の下端開口124a部より、ピストン130が上下方
向摺動自在に挿入されている。ピストン130は、円盤
130aの上面中央に円錐台形状に突出した凸部130
bを有すると共に、円盤130aの下面外周縁に下方に
延びる円筒状の外周壁130cを有した形状をなしてい
る。ピストン130は、凸部130bがバルブステム1
23の下端中央に突設したストッパ133に当たること
で上死点で止まり、外周壁130cの下端がシリンダ1
24の下端開口124aに形成したストッパ突起124
bに当たることで下死点で止まるようになっている。
24内に挿入したピストン130が抜け落ちないように
するためのものであるが、ピストン130をシリンダ1
24内に挿入するときには挿入の障害とならないもので
ある。このストッパ突起124bは、シリンダ124の
下端開口124aの内周に予め一体に形成しておくこと
ができる。また、このストッパ片124bの代わりに、
シリンダ124の下端開口124aに、ピストン130
の抜け落ち防止のためのリングをねじ込んでもよい。い
ずれにしろ、シリンダ124の下端開口124aを塞が
ずに、ピストン130の下降限を定める機能を果たすス
トッパ手段を設ければよい。
30によって、ピストン124の上側の定量室135
と、ピストン124の下側のガス圧室136との2室に
気密に仕切られている。シリンダ124内には、ピスト
ン130を下死点側(下限位置)に付勢する第2のスプ
リング132が収容されている。この第2のスプリング
132は、バルブステム123の下端面とピストン13
0の上面との間に介装されており、スプリング132の
上端は、バルブステム123のストッパ133の周囲に
形成された環状溝134に嵌め込まれ、下端は、ピスト
ン130の凸部130bの根元の係止溝130dに係止
されている。
ング121の小径部121Bの内周に摺動自在に嵌め込
まれている。シリンダ124の下端開口124aはガス
圧路138としての役目を果たし、このガス圧路138
により、シリンダ124内のピストン130の下面側に
画成されたガス圧室136が、小径筒部127内の導通
路128に連通している。導通路128は容器内Aに通
じているので、ガス圧室136には、常時容器内Aのガ
ス圧が作用するようになっている。
向に沿った溝状の切欠139が1本形成されており、こ
の切欠139がバルブハウジング121の小径部121
Bの上端から上に露出することで、バルブハウジング1
21の小径筒部127内の導通路128が、バルブハウ
ジング121の大径部121A内周とシリンダ124外
周間に確保されたバルブハウジング内空間140に連通
する。また、この切欠139が小径部121B内に完全
に入り込むことで、シリンダ124の下半部によって、
導通路128とバルブハウジング内空間140の連通を
遮断する。従って、小径部121Bとシリンダ124と
切欠139とによって、バルブハウジング内空間140
と導通路128(容器内A)とを連通したり遮断したり
する第1の弁手段141が構成されている。この場合、
バルブハウジング121側に嵌め込んだOリング175
が遮蔽時の気密性を確保する。
シリンダ124内部の定量室135を、シリンダ124
の外周とバルブハウジング121の大径部121A内周
間に確保された隙間126(バルブハウジング内空間1
40)に連通させる通孔145が設けられている。この
通孔145は、ピストン130が上死点にあるときに
も、定量室135に連通するような位置にある。
131の力に抗して、定常位置から第1の押し下げ位置
及び第2の押し下げ位置まで押し下げ操作可能に備わっ
ており、内部には導出路151及びオリフィス孔152
が形成されている。オリフィス孔152とステムラバー
122の関係は、図1に示した実施形態の定量バルブ2
0と全く同様であるので、詳しい説明は省略する。そし
て、オリフィス孔152とステムラバー122とによっ
て第2の弁手段155が構成されている。この第2の弁
手段155は、オリフィス孔152がステムラバー12
2の下側に開口しているとき、バルブステム123内の
導出路151と、バルブハウジング121の大径部12
1A内周とシリンダ24外周間の隙間126とを連通す
る役目を果たす。
筒部127内の導出路128(容器内Aに相当)から切
欠139、バルブハウジング内空間140(隙間12
6)、通孔145を経て定量室135に至る経路を第1
の連通路161と言い、また、定量室135から通孔1
45、バルブハウジング内空間140(隙間126)、
オリフィス孔152を経てバルブステム123内の導出
路151に至る経路を第2の連通路162と言う場合、
第1の連通路161は、第1の弁手段141によって開
閉され、第2の連通路162は、第2の弁手段155に
よって開閉されることになる。
テム123が定常位置にあるときは第1の連通路161
を開き、バルブステム123が第1の押し下げ位置以上
に押し下げられたときは、第1の連通路161を閉じる
ような設定となっている。また、第2の弁手段155
は、バルブステム123が定常位置から第1の押し下げ
位置までの範囲にあるときは、第2の連通路162を閉
じ、バルブステム123が第2の押し下げ位置まで押し
下げられたときは、第2の連通路162を開くような設
定となっている。
の実施形態の定量バルブ20とほとんど同じであるか
ら、説明を省略する。
定量バルブ20と比べて、シリンダ124とバルブステ
ム123を一体化したり、シリンダ124や小径筒部1
27の形状を単純化したり、第1の弁手段141の配置
を変更したりして、各部の構成を単純化しているので、
構造が簡略化して安価に製作できる利点がある。
よれば、容器内ガス圧に応じた力を受けるピストンによ
って、シリンダの定量室内に閉じ込められた内容物を強
制的に押し出すようにしたので、精度の良い定量噴射を
安定して行うことができる。
手段を、バルブステムに形成したオリフィス孔とステム
ラバーとで構成しているので、構成が簡単になる。
がバルブステムの下端部に結合された上で筒状のバルブ
ハウジング内に収納され、バルブハウジングの内周とシ
リンダの外周間に第1の連通路及び第2の連通路が確保
され、バルブハウジングとシリンダ間に第1の弁手段が
設けられているので、よりコンパクトな構造を実現でき
る。
前)の状態を示す断面図である。
方の第1の押し下げ位置まで押し下げた状態を示す断面
図である。
位置から更に下方の第2の押し下げ位置まで押し下げた
状態を示す断面図である。
することで、バルブステムが定常位置間近まで戻った状
態を示す断面図である。
断面図である。
例を示す断面図である。
を示す要部断面図である。
構成を示す断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 容器内に導入されたガス圧を利用して容
器内の内容物を容器外に定量で噴射する定量バルブにお
いて、 第1のスプリングの力に抗して定常位置からそれより下
方の第1の押し下げ位置及びそれより更に下方の第2の
押し下げ位置まで押し下げ操作可能なバルブステムと、 ピストンを摺動自在に内装することで内空間を定量室と
ガス圧室の2室に仕切ったシリンダと、 前記ピストンを、定量室を拡大する方向の移動限に向け
て付勢する第2のスプリングと、 前記ガス圧室に常時容器内のガス圧を導入するガス圧路
と、 容器内の内容物を外部に導出するために前記バルブステ
ムに設けられた導出路と、 前記定量室と容器内を連通する第1の連通路と、 前記定量室と導出路をオリフィスを介して連通する第2
の連通路と、 前記バルブステムが定常位置にあるとき前記第1の連通
路を開き、バルブステムが第1の押し下げ位置以上に押
し下げられたとき前記第1の連通路を閉じる第1の弁手
段と、 前記バルブステムが定常位置から第1の押し下げ位置ま
での範囲にあるとき前記第2の連通路を閉じ、バルブス
テムが第2の押し下げ位置まで押し下げられたとき前記
第2の連通路を開く第2の弁手段と、 を備えたことを特徴とする定量バルブ。 - 【請求項2】 請求項1記載の定量バルブであって、 前記バルブステムに、該バルブステムの外周面から前記
導出路に連通するように前記オリフィスを構成する小孔
が形成され、この小孔と、バルブステムが気密に挿通さ
れたステムラバーとにより前記第2の弁手段が構成さ
れ、バルブステムが定常位置から第1の押し下げ位置ま
での範囲にあるとき前記小孔がステムラバーの下側に開
口しないことによって第2の連通路を閉じ、且つ、バル
ブステムが第2の押し下げ位置にあるとき前記小孔がス
テムラバーの下側に開口することによって第2の連通路
を開くように、前記小孔とステムラバーとの位置関係が
設定されていることを特徴とする定量バルブ。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の定量バルブであ
って、 前記シリンダがバルブステムの下端部に結合されてお
り、バルブステムの下端部とシリンダが、マウンテンカ
ップに固定された筒状のバルブハウジング内に収容さ
れ、バルブハウジングの内周とシリンダの外周間に前記
第1の連通路及び第2の連通路の一部が確保され、バル
ブハウジングとシリンダ間に、シリンダが昇降すること
によって開閉する前記第1の弁手段が設けられているこ
とを特徴とする定量バルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000084355A JP4295414B2 (ja) | 2000-03-24 | 2000-03-24 | 定量バルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000084355A JP4295414B2 (ja) | 2000-03-24 | 2000-03-24 | 定量バルブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001270576A true JP2001270576A (ja) | 2001-10-02 |
JP4295414B2 JP4295414B2 (ja) | 2009-07-15 |
Family
ID=18600842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000084355A Expired - Lifetime JP4295414B2 (ja) | 2000-03-24 | 2000-03-24 | 定量バルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4295414B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013507298A (ja) * | 2009-10-09 | 2013-03-04 | ザ ユニバーシティ オブ サルフォード | 液体ディスペンサ装置 |
JP2013507236A (ja) * | 2009-10-09 | 2013-03-04 | ザ ユニバーシティ オブ サルフォード | 液体ディスペンサ装置 |
JP2015131681A (ja) * | 2013-12-13 | 2015-07-23 | 株式会社丸一 | エアゾール容器の定量噴射機構 |
-
2000
- 2000-03-24 JP JP2000084355A patent/JP4295414B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2013507298A (ja) * | 2009-10-09 | 2013-03-04 | ザ ユニバーシティ オブ サルフォード | 液体ディスペンサ装置 |
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