JP2001270512A - 食品容器 - Google Patents

食品容器

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JP2001270512A
JP2001270512A JP2000084568A JP2000084568A JP2001270512A JP 2001270512 A JP2001270512 A JP 2001270512A JP 2000084568 A JP2000084568 A JP 2000084568A JP 2000084568 A JP2000084568 A JP 2000084568A JP 2001270512 A JP2001270512 A JP 2001270512A
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JP
Japan
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container
upper edge
film
flange
food
Prior art date
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Application number
JP2000084568A
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English (en)
Inventor
Hidehiro Horikawa
秀博 堀川
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GIKEN KASEI KK
Original Assignee
GIKEN KASEI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】刺身等の食品の陳列効果を高め得るとともに、
その収容状態を外部から透視し易い状態に合成樹脂フィ
ルムで覆えるようにした食品容器を提供すること。 【解決手段】透明な合成樹脂フィルムFにて少なくとも
容器開口部11を覆って使用するトレイ状の食品容器で
あって、容器10はフランジ状上縁部12を有し、この
フランジ状上縁部12は、少なくとも側壁部13上端か
ら外方位置に外方側ほど高くした斜状部12b設けてあ
り、フランジ状上縁部12にて形成される容器の開口部
11は、容器底面部14に対してスロープ状に傾斜して
おり、且つ容器10の上縁部12は合成樹脂フィルムF
で開口部11を覆った際に、皺が発生しないように、斜
状部12bより外方周囲にフィルム受面部12cを形成
してあることを特徴とする食品容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品容器に関し、
詳しくは容器開口部に透明な合成樹脂フィルムで覆って
使用する刺身等の収納に適した食品容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において開口部に透明な合成樹脂フ
ィルムを被せて使用する食品容器については、容器を覆
う合成樹脂フィルムと、刺身等の被収容物との接触を避
ける目的で、容器の一辺部分に、容器とは別に形成した
支持部材を係合させ、その上から合成樹脂フィルムを被
せていた。しかしながら、支持部材との組合わせにてコ
スト高となるほか、容器と支持部材との係合を要し、食
品収納に手間どるという課題が生じたため、例えば実開
平4−97015号公報や実開平7−8207号公報に
記載してあるように、容器の何れか一辺の側壁部分に突
出部を形成したものが提案された。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この突出部
は容器の周辺から部分的に突出しているため、透明な合
成樹脂フィルムを被せて覆った際、フィルムによるラッ
プ位置は部分的に高くはなるが、突出部が尖鋭であるほ
ど、ラップ作業時に突出部によってフィルムが破れ易か
ったり、またフィルムには非常に皺が発生し易く、その
皺が原因で乱反射を生じてフィルムの透明度が損なわれ
て刺身等の被収容物が見難くなるという課題が残されて
いた。
【0004】そこで、本発明においては、こうした課題
を解消して刺身等の食品の陳列効果を高め得るととも
に、その収容状態を外部から透視し易い状態に合成樹脂
フィルムで覆えるようにした食品容器を提供しようとし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題を解
決できるように発明した本発明による食品容器は、請求
項1に記載したように、透明な合成樹脂フィルムにて少
なくとも容器開口部を覆って使用するトレイ状の食品容
器であって、容器はフランジ状上縁部を有し、このフラ
ンジ状上縁部は、少なくとも側壁部上端から外方位置に
外方側ほど高くした斜状部を設けてあり、フランジ状上
縁部にて形成される容器の開口部は、容器底面部に対し
てスロープ状に傾斜しており、且つ容器の上縁部は合成
樹脂フィルムで開口部を覆った際に、皺が発生しないよ
うに、斜状部より外方周囲にフィルム受面部を形成して
あることを特徴としており、本発明食品容器によると、
容器開口部は斜状部の外方周囲に共通角度をなすフィル
ム受面部を形成しているので、透明な合成樹脂フィルム
をラップフィルムとして覆っても、皺の入ることがなく
綺麗なラップ状態を形成でき、容器内部の刺身等の被収
容物は開口部全体がスロープ状に傾斜している点とも相
まって透視し易く、見映えよく陳列でき、特にフィルム
受面部の幅が請求項2のように1〜10mm有している
と、フィルムのラップ状態安定性の点からも一層好適と
なる。なお、容器の大きさによっても異なるが1〜5m
m、さらには1〜3mmが経済性と効果の両面から好ま
しい。
【0006】また、開口部のフランジ状上縁部は斜状部
を形成していて、フィルム受面部で受け止めているフィ
ルムが受面部より内方周辺で押さえられることがあって
も、斜状部で支えて切損することを防げるものであり、
この斜状部が請求項3に記載したように3〜30mmの
幅を有すると、一層安定上好都合となる。さらには容器
の大きさによっても異なるが、4〜20mm、特に8〜
15mmが好ましい。そのほか、斜状部は、少なくとも
側壁部上端から外方位置に外方側ほど高くしたものゆ
え、刺身等の盛り付け時に、使用する包丁が何処からで
も斜状部に沿わせて入れ易くなる。前記のフィルム受面
部と斜状部の幅は実際上、好適となる長さを表してい
る。
【0007】さらに、本発明食品容器は、請求項4に記
載したように、容器におけるフランジ状上縁部は、容器
の側壁部上端から順次、第一湾曲部、斜状部、フィルム
受面部となる第二湾曲部、垂下周縁部および延長部を延
設してあることを特徴としていると、上縁部の各部にお
ける微妙な形態的相違を利用して、一層フィルムのラッ
プ作業をし易く且つラップ状態を好適に維持できる。
【0008】
【発明の実施の形態】次いで、本発明の食品容器(以下
単に容器という)の実施形態について図を参照しながら
以下に説明する。図1は、容器10の斜視図、図2は断
面図、図3は容器10の開口部11に透明な合成樹脂フ
ィルムFをラップフィルムとして覆い被せたラップ状態
を示す斜視図である。
【0009】上記容器10における12は、フランジ状
の上縁部であって、この上縁部12には少なくとも側壁
部13の上端から外方位置に外方側ほど高くしたフラッ
トな斜状部12bを設けてある。そして、上記フランジ
状上縁部12にて形成される開口部11は、容器底面部
14に対してスロープ状(勾配)に傾斜させて容器側壁
の一方を対向する側壁より高く形成しており、且つ上縁
部12は、合成樹脂フィルムFで開口部11を覆った際
に皺が発生しないように斜状部12bの外方周囲にフィ
ルム受面部12cを形成している。このフィルム受面部
12cは、湾曲状をなし1〜10mm程度の幅を有して
いるのが、フィルムFに対する受止め作用上好適であ
り、好ましくは1〜5mm、特に1〜3mmが好まし
い。また斜状部12bの幅としては、3〜30mm程度
有しているのが安定上好適なものであり、より好ましく
は4〜20mm、特に8〜15mmが好ましい。
【0010】さらに、フランジ状上縁部12としては、
容器10の側壁部上端から順次、第一湾曲部12a、斜
状部12b、フィルム受面部12cとなる第二湾曲部、
垂下周縁部12dおよび延長部12eを延設してあるも
のが、フィルムFをラップし易く且つラップ状態の安定
上の点からも好ましい。
【0011】
【発明の効果】以上に説明した本発明による食品容器
は、従来容器のごとく、容器にラップ位置を高くするた
めの突出部をわざわざ設けることがなく、透明フィルム
により良好なラップ作業が行えるとともに、ラップ状態
も安定するものである。より具体的効果としては、以下
のような特徴をもたらし得ることになる。 スロープ形状による商品陳列効果の向上 容器の開口部前後にスロープ「勾配」を付けたため、購
買者が商品を選択される場合、その目線に合わせた角度
で商品フェイスが正面を向くような傾斜角度を採用で
き、陳列効果が向上する。 ラップフィルムのあたり防止機能 従来の場合、ラップ後ほとんどと言っていい程、刺身が
ラップフィルムに接触しており、良い印象を与えていな
いが、開口部にスロープ状の傾斜をつけて容器側壁の一
方を、対向する側壁に対して全体的に高く形成したの
で、容器にラップフィルムをかけても、刺身がラップフ
ィルムに接触することがない。 ラップフィルムに皺発生がない 斜状部周囲に形成されたフィルム受面部により、ラップ
フィルムが一面でしわが無く綺麗に張れて、透視度がよ
く、被収容物の鮮度を確実に視覚できる事を可能とす
る。 手に取り易い形態 スロープ形態ゆえ、手に取り易く、またパック収容作業
現場の作業の効率化にも貢献できる。 盛り付け易い形状 開口部の斜状部により、刺身の盛り付け時使用する包丁
が何処からでも入れ易くまた、スロープ形状により前面
部からの盛り付けが特に行い易い形状となり、作業の効
率化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】斜視図である。
【図2】断面図である。
【図3】ラップ状態の斜視図である。
【符号の説明】
10 容器 11 開口部 12 フランジ状の上縁部 12a 第一湾曲部 12b 斜状部 12c 第二湾曲部となるフィルム受面部 12d 垂下周縁部 12e 延長部 13 側壁部 14 底面部 F 透明な合成樹脂フィルム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明な合成樹脂フィルムにて少なくとも容
    器開口部を覆って使用するトレイ状の食品容器であっ
    て、 容器はフランジ状上縁部を有し、このフランジ状上縁部
    は、少なくとも側壁部上端から外方位置に外方側ほど高
    くした斜状部を設けてあり、 フランジ状上縁部にて形成される容器の開口部は、容器
    底面部に対してスロープ状に傾斜しており、且つ容器の
    上縁部は合成樹脂フィルムで開口部を覆った際に、皺が
    発生しないように、斜状部より外方周囲にフィルム受面
    部を形成してあることを特徴とする食品容器。
  2. 【請求項2】フィルム受面部の幅が1〜10mmである
    ことを特徴とする上記請求項1記載の食品容器。
  3. 【請求項3】容器の斜状部の幅が3〜30mmであるこ
    とを特徴とする上記請求項1または2記載の食品容器。
  4. 【請求項4】容器におけるフランジ状上縁部は、容器の
    側壁部上端から順次、第一湾曲部、斜状部、フィルム受
    面部となる第二湾曲部、垂下周縁部および延長部を延設
    してあることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載
    の食品容器。
JP2000084568A 2000-03-24 2000-03-24 食品容器 Pending JP2001270512A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007297082A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Fp Corp ラップ掛包装用容器及び食品包装体
CN104159833A (zh) * 2012-03-07 2014-11-19 洲际大品牌有限责任公司 包装

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007297082A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Fp Corp ラップ掛包装用容器及び食品包装体
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