JP2001270237A - インクジェット画像ディスプレーの製造方法 - Google Patents
インクジェット画像ディスプレーの製造方法Info
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- B41M5/5263—Macromolecular coatings characterised by the use of polymers obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- B41M5/5281—Polyurethanes or polyureas
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の目的は、画像ディスプレー用途のた
めの別の支持体に積層することができ、優れた接着性を
有するインクジェット記録要素を使用するインクジェッ
ト画像ディスプレーの製造方法を提供することである。 【解決手段】 インクジェット画像ディスプレーの製造
方法であって、A)親水性材料または多孔質材料を含む
ベース層と多孔質のインク受容性頂部層とを記載されて
いる順序で担持している実質的に透明な支持体を含んで
なるインクジェット記録要素を用意すること、B)上記
記録要素にインクジェット画像を印刷すること、C)上
記記録要素の上記頂部層を別の基材と接触させて、複合
集成体を形成させること、並びにD)上記複合集成体に
熱および圧力を加えて上記記録要素を上記基材に接着さ
せ、インクジェット画像ディスプレーを形成させるこ
と、を含む方法。
めの別の支持体に積層することができ、優れた接着性を
有するインクジェット記録要素を使用するインクジェッ
ト画像ディスプレーの製造方法を提供することである。 【解決手段】 インクジェット画像ディスプレーの製造
方法であって、A)親水性材料または多孔質材料を含む
ベース層と多孔質のインク受容性頂部層とを記載されて
いる順序で担持している実質的に透明な支持体を含んで
なるインクジェット記録要素を用意すること、B)上記
記録要素にインクジェット画像を印刷すること、C)上
記記録要素の上記頂部層を別の基材と接触させて、複合
集成体を形成させること、並びにD)上記複合集成体に
熱および圧力を加えて上記記録要素を上記基材に接着さ
せ、インクジェット画像ディスプレーを形成させるこ
と、を含む方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット画像
ディスプレーの製造方法に関し、より詳細には、接着性
粒子を含有している記録要素を使用するインクジェット
画像ディスプレーの製造方法に関する。
ディスプレーの製造方法に関し、より詳細には、接着性
粒子を含有している記録要素を使用するインクジェット
画像ディスプレーの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】典型的なインクジェット記録または印刷
システムにおいては、インク液滴が、記録要素または媒
体に向かってノズルから高速で噴射され、媒体上に画像
を生ずる。インク液滴(または記録液体)は、一般に、
染料または顔料などの記録薬剤および大量の溶媒を含ん
でなる。溶媒(またはキャリア液体)は、概して、水、
一価アルコール、多価アルコールまたはそれらの混合物
などの有機材料から作られている。
システムにおいては、インク液滴が、記録要素または媒
体に向かってノズルから高速で噴射され、媒体上に画像
を生ずる。インク液滴(または記録液体)は、一般に、
染料または顔料などの記録薬剤および大量の溶媒を含ん
でなる。溶媒(またはキャリア液体)は、概して、水、
一価アルコール、多価アルコールまたはそれらの混合物
などの有機材料から作られている。
【0003】インクジェット記録要素は、概して、少な
くとも一方の表面に、液体を吸収するためのベース層お
よびインク受容層または画像形成層を担持している支持
体を含んでなり、このような要素には、不透明な支持体
を有する、反射式観察を目的とするもの、および透明な
支持体を有する、透過光による観察を目的とするものが
含まれる。
くとも一方の表面に、液体を吸収するためのベース層お
よびインク受容層または画像形成層を担持している支持
体を含んでなり、このような要素には、不透明な支持体
を有する、反射式観察を目的とするもの、および透明な
支持体を有する、透過光による観察を目的とするものが
含まれる。
【0004】インクジェット画像を表側の表面(すなわ
ちインク受容表面)を介して別の基材に接着させて、最
終的な接着複合材料を形成させるのが望ましいことが多
い。このような像形成され、接着された複合材料は、種
々の画像ディスプレー用途における有用性を提供する。
例えば、インクジェット画像を透明支持体に印刷し、剛
直で不透明な基材上に取り付けて、この透明支持体を通
して直接観察するための剛直な複合材料を提供すること
ができる。また、インクジェット画像を、透明ポリエス
テルフィルムが表面に積層されている光拡散不透明ポリ
エステル支持体上に印刷して、背面照明ディスプレーの
ための複合材料を提供することもできる。
ちインク受容表面)を介して別の基材に接着させて、最
終的な接着複合材料を形成させるのが望ましいことが多
い。このような像形成され、接着された複合材料は、種
々の画像ディスプレー用途における有用性を提供する。
例えば、インクジェット画像を透明支持体に印刷し、剛
直で不透明な基材上に取り付けて、この透明支持体を通
して直接観察するための剛直な複合材料を提供すること
ができる。また、インクジェット画像を、透明ポリエス
テルフィルムが表面に積層されている光拡散不透明ポリ
エステル支持体上に印刷して、背面照明ディスプレーの
ための複合材料を提供することもできる。
【0005】従来技術 米国特許第 5,795,425号明細書には、保護層および一時
的なキャリア層上に塗布された接着性受容体層上にイン
クジェット画像が付着されるインクジェット像形成要素
が開示されている。像形成後、この一時的なキャリア層
は剥ぎ取られる。
的なキャリア層上に塗布された接着性受容体層上にイン
クジェット画像が付着されるインクジェット像形成要素
が開示されている。像形成後、この一時的なキャリア層
は剥ぎ取られる。
【0006】米国特許第 4,785,313号明細書には、イン
ク輸送層およびインク保持層を担持している支持体を含
んでなる記録要素が開示されている。このインク輸送層
は、バインダー(染色不能であることが必要とされる)
中に染色不能粒子を含有していてもよい。
ク輸送層およびインク保持層を担持している支持体を含
んでなる記録要素が開示されている。このインク輸送層
は、バインダー(染色不能であることが必要とされる)
中に染色不能粒子を含有していてもよい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】米国特許第 5,795,425
号の要素には、一時的なキャリア層が必要とされ、接着
性受容体層が多孔質ではないので乾燥時間がより長いと
いう点に問題がある。米国特許第 4,785,313号において
は、色素画像がインク保持層に到達するまでにはインク
輸送層を通って行かなければならないので、画像がひろ
がり、画質が低下するいう点で要素に問題がある。
号の要素には、一時的なキャリア層が必要とされ、接着
性受容体層が多孔質ではないので乾燥時間がより長いと
いう点に問題がある。米国特許第 4,785,313号において
は、色素画像がインク保持層に到達するまでにはインク
輸送層を通って行かなければならないので、画像がひろ
がり、画質が低下するいう点で要素に問題がある。
【0008】本発明の目的は、画像ディスプレー用途の
ための別の支持体に積層することができ、優れた接着性
を有するインクジェット記録要素を使用するインクジェ
ット画像ディスプレーの製造方法を提供することであ
る。本発明のもう1つの目的は、インクジェット画像を
印刷した際の乾燥時間が速いインクジェット記録要素を
使用するインクジェット画像ディスプレーの製造方法を
提供することである。
ための別の支持体に積層することができ、優れた接着性
を有するインクジェット記録要素を使用するインクジェ
ット画像ディスプレーの製造方法を提供することであ
る。本発明のもう1つの目的は、インクジェット画像を
印刷した際の乾燥時間が速いインクジェット記録要素を
使用するインクジェット画像ディスプレーの製造方法を
提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】これらの目的および他の
目的は、インクジェット画像ディスプレーの製造方法で
あって、 A)親水性材料または多孔質材料を含むベース層と、高
分子接着性バインダーおよび熱活性化接着性高分子粒子
を含み、上記粒子:バインダーの比が95:5〜70:30で
あって、上記バインダーおよび上記高分子粒子を製造す
るのに使用されるポリマーの両方が、 a)1MPa を超える破断点引張強さ、 b)10%を超える破断点伸び、 c)1MPa を超える引張弾性率、および d)50℃未満のTg 、 を有し、上記高分子粒子がまた10μm 未満の粒径および
50℃を超えるTm または軟化点を有する、インクジェッ
ト画像を受け入れることが可能な多孔質のインク受容性
頂部層とを記載されている順序で担持している実質的に
透明な支持体を含んでなるインクジェット記録要素を用
意すること、 B)上記記録要素にインクジェット画像を印刷するこ
と、 C)上記記録要素の上記頂部層を別の基材と接触させ
て、複合集成体を形成させること、並びに D)上記複合集成体に熱および圧力を加えて上記記録要
素を上記基材に接着させ、インクジェット画像ディスプ
レーを形成させること、を含む方法を含む本発明によっ
て達成される。
目的は、インクジェット画像ディスプレーの製造方法で
あって、 A)親水性材料または多孔質材料を含むベース層と、高
分子接着性バインダーおよび熱活性化接着性高分子粒子
を含み、上記粒子:バインダーの比が95:5〜70:30で
あって、上記バインダーおよび上記高分子粒子を製造す
るのに使用されるポリマーの両方が、 a)1MPa を超える破断点引張強さ、 b)10%を超える破断点伸び、 c)1MPa を超える引張弾性率、および d)50℃未満のTg 、 を有し、上記高分子粒子がまた10μm 未満の粒径および
50℃を超えるTm または軟化点を有する、インクジェッ
ト画像を受け入れることが可能な多孔質のインク受容性
頂部層とを記載されている順序で担持している実質的に
透明な支持体を含んでなるインクジェット記録要素を用
意すること、 B)上記記録要素にインクジェット画像を印刷するこ
と、 C)上記記録要素の上記頂部層を別の基材と接触させ
て、複合集成体を形成させること、並びに D)上記複合集成体に熱および圧力を加えて上記記録要
素を上記基材に接着させ、インクジェット画像ディスプ
レーを形成させること、を含む方法を含む本発明によっ
て達成される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい態様において、
本発明の方法のための記録要素において使用される上記
バインダーおよび上記高分子粒子を製造するのに使用さ
れるポリマーの両方が、 a)1MPa 〜70MPa 、好ましくは2MPa 〜50MPa の破断
点引張強さ、 b)10%〜 2,000%、好ましくは 100%〜 1,000%の破
断点伸び、 c)1MPa 〜 500MPa 、好ましくは2MPa 〜 400MPa の
引張弾性率、および d)50℃未満、好ましくは−60℃〜20℃のTg 、を有す
る。
本発明の方法のための記録要素において使用される上記
バインダーおよび上記高分子粒子を製造するのに使用さ
れるポリマーの両方が、 a)1MPa 〜70MPa 、好ましくは2MPa 〜50MPa の破断
点引張強さ、 b)10%〜 2,000%、好ましくは 100%〜 1,000%の破
断点伸び、 c)1MPa 〜 500MPa 、好ましくは2MPa 〜 400MPa の
引張弾性率、および d)50℃未満、好ましくは−60℃〜20℃のTg 、を有す
る。
【0011】上記インク受容性頂部層を十分に多孔質の
ものとするためには、上記粒子:バインダーの比が95:
5〜70:30、好ましくは90:10〜80:20であるべきであ
る。この粒子:バインダーの比が上述の範囲を超える
と、結合力がまったく無い層となるであろう。この粒
子:バインダーの比が上述の範囲を下回ると、速い乾燥
時間を提供するのに十分多孔質な層とはならないであろ
う。
ものとするためには、上記粒子:バインダーの比が95:
5〜70:30、好ましくは90:10〜80:20であるべきであ
る。この粒子:バインダーの比が上述の範囲を超える
と、結合力がまったく無い層となるであろう。この粒
子:バインダーの比が上述の範囲を下回ると、速い乾燥
時間を提供するのに十分多孔質な層とはならないであろ
う。
【0012】本発明において使用される熱活性化接着性
高分子粒子を製造するのに使用されるポリマーは、部分
的に結晶質のポリマーまたは非晶質のポリマーであって
もよく、例えば、Tone(商標)(Union Carbide Corp.)
などのポリカプロラクトン、Elvax(商標)(DuPont Cor
p.)などのエチレン−酢酸ビニルコポリマー、Kraton
(商標)(Shell Chemical Corp.)などのスチレン−エチ
レン/ブチレン−スチレンブロックコポリマー、 Grilt
ex CoPolyamide(商標)(EMS American Grilon Corp.)
などのポリアミド、または Griltex CoPolyester(商
標)(EMS AmericanGrilon Corp.) などのポリエステル
であってもよい。他の好適な材料は、Handbook of Comm
on Polymers CRC Press 1971、および Properties of P
olymers Elsevier 1990 において見出すことができる。
好ましい態様において、上記高分子粒子を製造するのに
使用されるポリマーはポリカプロラクトンを含んでな
る。
高分子粒子を製造するのに使用されるポリマーは、部分
的に結晶質のポリマーまたは非晶質のポリマーであって
もよく、例えば、Tone(商標)(Union Carbide Corp.)
などのポリカプロラクトン、Elvax(商標)(DuPont Cor
p.)などのエチレン−酢酸ビニルコポリマー、Kraton
(商標)(Shell Chemical Corp.)などのスチレン−エチ
レン/ブチレン−スチレンブロックコポリマー、 Grilt
ex CoPolyamide(商標)(EMS American Grilon Corp.)
などのポリアミド、または Griltex CoPolyester(商
標)(EMS AmericanGrilon Corp.) などのポリエステル
であってもよい。他の好適な材料は、Handbook of Comm
on Polymers CRC Press 1971、および Properties of P
olymers Elsevier 1990 において見出すことができる。
好ましい態様において、上記高分子粒子を製造するのに
使用されるポリマーはポリカプロラクトンを含んでな
る。
【0013】本発明において使用される熱活性化接着性
高分子粒子は、例えば米国特許第 4,833,060号明細書に
記載されている蒸発限定凝集などの種々の技法を使用し
て製造することができる。他の技法としては、例えば、
米国特許第 5,354,799号明細書に記載されている限定凝
集、または米国特許第 4,273,294号明細書に記載されて
いる極低温粉砕を使用してもよい。
高分子粒子は、例えば米国特許第 4,833,060号明細書に
記載されている蒸発限定凝集などの種々の技法を使用し
て製造することができる。他の技法としては、例えば、
米国特許第 5,354,799号明細書に記載されている限定凝
集、または米国特許第 4,273,294号明細書に記載されて
いる極低温粉砕を使用してもよい。
【0014】上記の如く、本発明において使用される熱
活性化接着性高分子粒子を製造するのに使用されるポリ
マーは、50℃を超える溶融温度(Tm )、または50℃を
超える軟化点を有する。このTm は示差走査熱分析(D
SC)を使用して測定される。好ましい態様において、
このTm は60℃〜 120℃である。ポリマーの軟化点は、
ASTM E28に記載されている環球法によって測定すること
ができる。
活性化接着性高分子粒子を製造するのに使用されるポリ
マーは、50℃を超える溶融温度(Tm )、または50℃を
超える軟化点を有する。このTm は示差走査熱分析(D
SC)を使用して測定される。好ましい態様において、
このTm は60℃〜 120℃である。ポリマーの軟化点は、
ASTM E28に記載されている環球法によって測定すること
ができる。
【0015】本発明において使用される記録要素の頂部
層において有用な高分子接着性バインダーは、例えば、
Witcobond(商標)Aqueous Urethane Dispersion (Witc
o Corp.)などのポリウレタン、酢酸ビニル−エチレンコ
ポリマーエマルション、エチレン−塩化ビニルコポリマ
ーエマルション、 Airflex(商標)(Air Products Cor
p.)などの酢酸ビニル−塩化ビニル−エチレンターポリ
マーエマルション、Flexbond(商標)(Air Products Co
rp.)などのアクリル系エマルション、またはAirvol(商
標)(Air Products Corp.)などのポリビニルアルコール
であってもよい。好ましい態様において、上記接着性バ
インダーはポリウレタンを含んでなる。
層において有用な高分子接着性バインダーは、例えば、
Witcobond(商標)Aqueous Urethane Dispersion (Witc
o Corp.)などのポリウレタン、酢酸ビニル−エチレンコ
ポリマーエマルション、エチレン−塩化ビニルコポリマ
ーエマルション、 Airflex(商標)(Air Products Cor
p.)などの酢酸ビニル−塩化ビニル−エチレンターポリ
マーエマルション、Flexbond(商標)(Air Products Co
rp.)などのアクリル系エマルション、またはAirvol(商
標)(Air Products Corp.)などのポリビニルアルコール
であってもよい。好ましい態様において、上記接着性バ
インダーはポリウレタンを含んでなる。
【0016】上記ベース層は一般に1μm 〜20μm の厚
みを有し、上記頂部層は通常は2μm 〜50μm の厚みを
有するであろう。
みを有し、上記頂部層は通常は2μm 〜50μm の厚みを
有するであろう。
【0017】上記ベース層は、インク溶媒を吸収するた
めのスポンジ層として作用することを主たる目的とする
ものである。そのため、上記ベース層は、主に親水性材
料または多孔質材料からなる。一般に、上記ベース層
は、5 g/m2 〜7 g/m2 、好ましくは 5.3 g/m2 〜 5.5
g/m2 の量で存在する。好適な親水性材料には、ゼラチ
ン、アセチル化ゼラチン、フタル化ゼラチン、酸化ゼラ
チン、キトサン、ポリアルキレンオキシド、ポリビニル
アルコール、改質ポリビニルアルコール、スルホン化ポ
リエステル、部分加水分解ポリ(酢酸ビニル/ビニルア
ルコール)、ポリアクリル酸、ポリ1-ビニルピロリド
ン、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム、ポリ(2-アク
リルアミド -2-メタンスルホン酸)、ポリアクリルアミ
ド、またはこれらの混合物が含まれる。これらのポリマ
ーと疎水性モノマーとのコポリマーを使用してもよい。
ベース層に好適な多孔質材料には、例えば、上述のもの
などの親水性バインダーを含む高分子バインダー中のシ
リカまたはアルミナが含まれる。
めのスポンジ層として作用することを主たる目的とする
ものである。そのため、上記ベース層は、主に親水性材
料または多孔質材料からなる。一般に、上記ベース層
は、5 g/m2 〜7 g/m2 、好ましくは 5.3 g/m2 〜 5.5
g/m2 の量で存在する。好適な親水性材料には、ゼラチ
ン、アセチル化ゼラチン、フタル化ゼラチン、酸化ゼラ
チン、キトサン、ポリアルキレンオキシド、ポリビニル
アルコール、改質ポリビニルアルコール、スルホン化ポ
リエステル、部分加水分解ポリ(酢酸ビニル/ビニルア
ルコール)、ポリアクリル酸、ポリ1-ビニルピロリド
ン、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム、ポリ(2-アク
リルアミド -2-メタンスルホン酸)、ポリアクリルアミ
ド、またはこれらの混合物が含まれる。これらのポリマ
ーと疎水性モノマーとのコポリマーを使用してもよい。
ベース層に好適な多孔質材料には、例えば、上述のもの
などの親水性バインダーを含む高分子バインダー中のシ
リカまたはアルミナが含まれる。
【0018】本発明の好ましい態様において、上記ベー
ス層はゼラチン(ポリ1-ビニルピロリドンなどの別の親
水性材料を15%以下有していてもよい)を含んでなる。
ス層はゼラチン(ポリ1-ビニルピロリドンなどの別の親
水性材料を15%以下有していてもよい)を含んでなる。
【0019】上述の如く、本発明において使用される記
録要素の支持体は実質的に透明である。このような支持
体の例には、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエ
ステルタイプの樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスル
ホン樹脂、メタクリル系樹脂、セロハン、アセテートプ
ラスチック、二酢酸セルロース、三酢酸セルロース、塩
化ビニル樹脂、ポリエチレンナフタレート、二酢酸ポリ
エステルを含む種々のプラスチック、および種々のガラ
ス材料が含まれる。本発明において用いられる支持体の
厚みは、例えば、12〜 500μm 、好ましくは75〜 300μ
m であることができる。好ましい態様において、上記支
持体は実質的に透明なポリエチレンテレフタレートフィ
ルムである。
録要素の支持体は実質的に透明である。このような支持
体の例には、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエ
ステルタイプの樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスル
ホン樹脂、メタクリル系樹脂、セロハン、アセテートプ
ラスチック、二酢酸セルロース、三酢酸セルロース、塩
化ビニル樹脂、ポリエチレンナフタレート、二酢酸ポリ
エステルを含む種々のプラスチック、および種々のガラ
ス材料が含まれる。本発明において用いられる支持体の
厚みは、例えば、12〜 500μm 、好ましくは75〜 300μ
m であることができる。好ましい態様において、上記支
持体は実質的に透明なポリエチレンテレフタレートフィ
ルムである。
【0020】望まれる場合には、ベース層の支持体に対
する接着性を改良するために、ベース層または溶媒吸収
層を支持体に適用する前に、支持体の表面にコロナ放電
処理を施してもよい。あるいは、ハロゲン化フェノール
または部分加水分解された塩化ビニル−酢酸ビニルコポ
リマーから形成される層などの下塗りを支持体の表面に
適用することもできる。
する接着性を改良するために、ベース層または溶媒吸収
層を支持体に適用する前に、支持体の表面にコロナ放電
処理を施してもよい。あるいは、ハロゲン化フェノール
または部分加水分解された塩化ビニル−酢酸ビニルコポ
リマーから形成される層などの下塗りを支持体の表面に
適用することもできる。
【0021】上記画像記録要素は他の画像記録物品また
は画像記録装置の駆動機構もしくは輸送機構と接触する
ことになるので、例えば界面活性剤、滑剤、艶消し粒子
などの添加剤を、それらが重要な性質を悪化させない程
度に要素に添加してもよい。さらに、本発明の方法にお
いて使用される記録要素の頂部層が、粘度調整剤または
媒染剤などの他の添加剤を含有していてもよい。
は画像記録装置の駆動機構もしくは輸送機構と接触する
ことになるので、例えば界面活性剤、滑剤、艶消し粒子
などの添加剤を、それらが重要な性質を悪化させない程
度に要素に添加してもよい。さらに、本発明の方法にお
いて使用される記録要素の頂部層が、粘度調整剤または
媒染剤などの他の添加剤を含有していてもよい。
【0022】ベース層および頂部層を含む上述の各層
は、当該技術分野において一般的に使用されている従来
の塗布手段によって支持体材料上に塗布することができ
る。塗布方法には、線巻きロッドコーティング、スロッ
トコーティング、スライドホッパーコーティング、グラ
ビアコーティング、カーテンコーティングなどが含まれ
るけれども、これらに限定されるものではない。これら
の方法の中には、両方の層を同時に塗布することを可能
とするものもあり、これは、製造コストの観点から好ま
しい。
は、当該技術分野において一般的に使用されている従来
の塗布手段によって支持体材料上に塗布することができ
る。塗布方法には、線巻きロッドコーティング、スロッ
トコーティング、スライドホッパーコーティング、グラ
ビアコーティング、カーテンコーティングなどが含まれ
るけれども、これらに限定されるものではない。これら
の方法の中には、両方の層を同時に塗布することを可能
とするものもあり、これは、製造コストの観点から好ま
しい。
【0023】上記の如く、上記複合集成体に熱および圧
力を加えて上記記録材料を別の基材に接着させ、インク
ジェット画像ディスプレーを形成させる。これは、例え
ば、上記集成体を、例えば、90℃〜 180℃の温度および
0.05〜5MPa の圧力において一対の熱ローラーに通すこ
とによって行うことができる。
力を加えて上記記録材料を別の基材に接着させ、インク
ジェット画像ディスプレーを形成させる。これは、例え
ば、上記集成体を、例えば、90℃〜 180℃の温度および
0.05〜5MPa の圧力において一対の熱ローラーに通すこ
とによって行うことができる。
【0024】上述の記録要素を接着させることができる
他の基材は、実質的には、可撓性のものまたは剛直なも
の、不透明なものまたは透明なもののいずれであって
も、使用が望まれるいずれの基材であってもよい。好ま
しい態様において、この基材は、 FomeCor(商標)Grap
hic-Arts Board (International Paper Co.)などの剛直
で不透明なものである。
他の基材は、実質的には、可撓性のものまたは剛直なも
の、不透明なものまたは透明なもののいずれであって
も、使用が望まれるいずれの基材であってもよい。好ま
しい態様において、この基材は、 FomeCor(商標)Grap
hic-Arts Board (International Paper Co.)などの剛直
で不透明なものである。
【0025】本発明において用いられる記録要素を像形
成されるのに使用されるインクジェットインクは当該技
術分野において周知である。インクジェット印刷におい
て一般的に使用されるインク組成物は、溶媒またはキャ
リア液体、染料または顔料、湿潤剤、有機溶媒、洗浄
剤、増粘剤、防腐剤などを含んでなる液体組成物であ
る。この溶媒またはキャリア液体は単なる水であっても
よく、または多価アルコールなどの他の水混和性溶媒と
混合された水であってもよい。多価アルコールなどの有
機材料が主たるキャリアまたは溶媒液体であるインクを
使用してもよい。特に有用なものは、水および多価アル
コールの混合溶媒である。このような組成物において使
用される染料は、概して、水溶性の直接染料または酸性
タイプの染料である。このような液体組成物は、例え
ば、米国特許第 4,381,946号、同 4,239,543号、および
同 4,781,758号の各明細書を含む従来技術に詳細に記載
されている。
成されるのに使用されるインクジェットインクは当該技
術分野において周知である。インクジェット印刷におい
て一般的に使用されるインク組成物は、溶媒またはキャ
リア液体、染料または顔料、湿潤剤、有機溶媒、洗浄
剤、増粘剤、防腐剤などを含んでなる液体組成物であ
る。この溶媒またはキャリア液体は単なる水であっても
よく、または多価アルコールなどの他の水混和性溶媒と
混合された水であってもよい。多価アルコールなどの有
機材料が主たるキャリアまたは溶媒液体であるインクを
使用してもよい。特に有用なものは、水および多価アル
コールの混合溶媒である。このような組成物において使
用される染料は、概して、水溶性の直接染料または酸性
タイプの染料である。このような液体組成物は、例え
ば、米国特許第 4,381,946号、同 4,239,543号、および
同 4,781,758号の各明細書を含む従来技術に詳細に記載
されている。
【0026】以下の例により、本発明をさらに説明す
る。
る。
【0027】
【実施例】例1−接着性試験 本発明において使用される接着性高分子粒子の調製 42,500の分子量(Mn )、31MPa の引張強さ、 414MPa
の引張弾性率、 600〜800%の破断点伸び、−60℃のTg
、および60℃のTm を有するポリカプロラクトン (Ald
rich Chemical Co.) ( 125g)を 1.125kgの酢酸エチ
ルに溶解させた。別個に、 1.875kgのpH4の緩衝液、
105gの Ludox(商標)TMコロイド状シリカ (DuPont C
orp.) 、および22.5gの10%ポリ(アジピン酸-co-メチ
ルアミノエタノール)の水溶液を調製した。この水溶液
を Silversonミキサーに入れ、上記ポリカプロラクトン
溶液を添加し、そして 3,000rpm で1分間乳化させた。
次に、このエマルションを Microfluidizer (Microflui
dics Manufacturing 110T型) に通して、エマルション
の液滴の大きさをさらに小さくした。窒素気流下で酢酸
エチルを蒸発させた後、 4.0μm の粒径を有する分布の
狭いシリカ被覆ポリカプロラクトン粒子が得られた。こ
のバッチをノットスクリーンを通して濾過し、十分に沈
降させた後に水をデカンテーションして、固形分30%の
分散液を得た。
の引張弾性率、 600〜800%の破断点伸び、−60℃のTg
、および60℃のTm を有するポリカプロラクトン (Ald
rich Chemical Co.) ( 125g)を 1.125kgの酢酸エチ
ルに溶解させた。別個に、 1.875kgのpH4の緩衝液、
105gの Ludox(商標)TMコロイド状シリカ (DuPont C
orp.) 、および22.5gの10%ポリ(アジピン酸-co-メチ
ルアミノエタノール)の水溶液を調製した。この水溶液
を Silversonミキサーに入れ、上記ポリカプロラクトン
溶液を添加し、そして 3,000rpm で1分間乳化させた。
次に、このエマルションを Microfluidizer (Microflui
dics Manufacturing 110T型) に通して、エマルション
の液滴の大きさをさらに小さくした。窒素気流下で酢酸
エチルを蒸発させた後、 4.0μm の粒径を有する分布の
狭いシリカ被覆ポリカプロラクトン粒子が得られた。こ
のバッチをノットスクリーンを通して濾過し、十分に沈
降させた後に水をデカンテーションして、固形分30%の
分散液を得た。
【0028】10%を超える破断点伸びを有していないポ
リマーからの対照標準非接着性高分子粒子の調製 ポリカプロラクトンが10,000のMn 、3〜4MPa の引張
強さ、 414MPa の引張弾性率、−60℃のTg 、60℃のT
m 、および 0.8〜 1.2%の破断点伸びを有することを除
き、上記と同じ手順を使用した。 2.5〜 3.0μm の粒径
を有する分布の狭いシリカ被覆ポリカプロラクトン粒子
の30質量%の分散液が得られた。
リマーからの対照標準非接着性高分子粒子の調製 ポリカプロラクトンが10,000のMn 、3〜4MPa の引張
強さ、 414MPa の引張弾性率、−60℃のTg 、60℃のT
m 、および 0.8〜 1.2%の破断点伸びを有することを除
き、上記と同じ手順を使用した。 2.5〜 3.0μm の粒径
を有する分布の狭いシリカ被覆ポリカプロラクトン粒子
の30質量%の分散液が得られた。
【0029】以下のバインダーを使用して、コーティン
グ溶液を製造した。A)本発明において使用される高分子接着性バインダー 30MPa の引張強さ、 700%の破断点伸び、7MPa の引張
弾性率、および−12℃のTg を有する Witcobond(商
標)320 ポリウレタン (Witco Corp.) を固形分35%の
分散液とした。B)10%未満の破断点伸びおよび50℃を超えるTg を有
するポリマーからの対照標準バインダー 45%RHにおいて、1〜2%の破断点伸びおよび65℃のT
g を有するゼラチンを脱イオン水に溶解させて10%溶液
とした。
グ溶液を製造した。A)本発明において使用される高分子接着性バインダー 30MPa の引張強さ、 700%の破断点伸び、7MPa の引張
弾性率、および−12℃のTg を有する Witcobond(商
標)320 ポリウレタン (Witco Corp.) を固形分35%の
分散液とした。B)10%未満の破断点伸びおよび50℃を超えるTg を有
するポリマーからの対照標準バインダー 45%RHにおいて、1〜2%の破断点伸びおよび65℃のT
g を有するゼラチンを脱イオン水に溶解させて10%溶液
とした。
【0030】本発明の溶液1(接着性粒子−バインダー
A) 10.7gの接着性高分子粒子、1.15gのバインダーA、お
よび8.15gの脱イオン水をいっしょに混合して、粒子:
バインダーの比が9:1のコーティング溶液を形成させ
た。
A) 10.7gの接着性高分子粒子、1.15gのバインダーA、お
よび8.15gの脱イオン水をいっしょに混合して、粒子:
バインダーの比が9:1のコーティング溶液を形成させ
た。
【0031】本発明の溶液2(接着性粒子/バインダー
Aの比が異なる) 10.7gの接着性高分子粒子、 2.3gのバインダーA、お
よび 7.0gの脱イオン水をいっしょに混合して、粒子:
バインダーの比が8:2のコーティング溶液を形成させ
た。
Aの比が異なる) 10.7gの接着性高分子粒子、 2.3gのバインダーA、お
よび 7.0gの脱イオン水をいっしょに混合して、粒子:
バインダーの比が8:2のコーティング溶液を形成させ
た。
【0032】対照標準溶液1(接着性粒子−対照標準バ
インダーB) 12gの接着性高分子粒子、4gの対照標準バインダー
B、および 4.0gの脱イオン水をいっしょに混合して、
粒子:バインダーの比が9:1のコーティング溶液を形
成させた。
インダーB) 12gの接着性高分子粒子、4gの対照標準バインダー
B、および 4.0gの脱イオン水をいっしょに混合して、
粒子:バインダーの比が9:1のコーティング溶液を形
成させた。
【0033】対照標準溶液2(非接着性粒子−バインダ
ーA) 10.7gの非接着性高分子粒子、1.15gのバインダーA、
および8.15gの脱イオン水をいっしょに混合して、粒
子:バインダーの比が9:1のコーティング溶液を形成
させた。
ーA) 10.7gの非接着性高分子粒子、1.15gのバインダーA、
および8.15gの脱イオン水をいっしょに混合して、粒
子:バインダーの比が9:1のコーティング溶液を形成
させた。
【0034】対照標準溶液3(非接着性粒子−対照標準
バインダーB) 12gの非接着性高分子粒子、4gの対照標準バインダー
B、および4gの脱イオン水をいっしょに混合して、粒
子:バインダーの比が9:1のコーティング溶液を形成
させた。
バインダーB) 12gの非接着性高分子粒子、4gの対照標準バインダー
B、および4gの脱イオン水をいっしょに混合して、粒
子:バインダーの比が9:1のコーティング溶液を形成
させた。
【0035】塗布 112μm 厚のポリエチレンテレフタレート透明支持体
に、83質量%のゼラチン、15質量%のポリビニルピロリ
ドン K90 (International Specialty Products Co.) 、
および2質量%の塩化カルシウムを含んでなるベース層
を、40℃で、 8.6g/m2 の乾燥厚みに塗布した。
に、83質量%のゼラチン、15質量%のポリビニルピロリ
ドン K90 (International Specialty Products Co.) 、
および2質量%の塩化カルシウムを含んでなるベース層
を、40℃で、 8.6g/m2 の乾燥厚みに塗布した。
【0036】上記5種の溶液の各々を、 120μm の湿潤
レイダウンとなるように較正された線巻きロッドを使用
して上記ベース層の上に塗布し、風乾させて、本発明の
要素1および2,並びに対照標準要素1〜3を形成させ
た。
レイダウンとなるように較正された線巻きロッドを使用
して上記ベース層の上に塗布し、風乾させて、本発明の
要素1および2,並びに対照標準要素1〜3を形成させ
た。
【0037】接着性試験 上記要素の各々を 2.5cm×20.3cmのストリップに切断
し、剛直な 0.5cm厚の FomeCor(商標)Graphic-Arts B
oard (International Paper Co.)の 7.6cm×25cmの試料
上に塗布面を下にして置いた。これらのストリップを上
記ボール紙 (Board)の中央に置き、一方の端を縁( 0.3
cm)のところにテープを貼って、ボール紙上での要素の
位置を固定し、要素の他方の端では、塗布面の 7.6cmの
部分の上にテープを貼って、その塗布部分がボール紙に
後に接着しないようにした。従って、12.4cmが、ボール
紙への接着およびその後の剥離接着試験に利用可能であ
る。次に、この複合材を、0.6 m/分の公称速度で、Seal
Image(商標)400 貼合機のニップに通した。このトッ
プローラーは 107℃に設定し、これらのニップローラー
への空気圧は 0.3MPa に設定した。
し、剛直な 0.5cm厚の FomeCor(商標)Graphic-Arts B
oard (International Paper Co.)の 7.6cm×25cmの試料
上に塗布面を下にして置いた。これらのストリップを上
記ボール紙 (Board)の中央に置き、一方の端を縁( 0.3
cm)のところにテープを貼って、ボール紙上での要素の
位置を固定し、要素の他方の端では、塗布面の 7.6cmの
部分の上にテープを貼って、その塗布部分がボール紙に
後に接着しないようにした。従って、12.4cmが、ボール
紙への接着およびその後の剥離接着試験に利用可能であ
る。次に、この複合材を、0.6 m/分の公称速度で、Seal
Image(商標)400 貼合機のニップに通した。このトッ
プローラーは 107℃に設定し、これらのニップローラー
への空気圧は 0.3MPa に設定した。
【0038】90°剥離接着試験を、上記ボール紙を可動
そりに固定して、5および30 cm/分の剥離速度で、MTS
Sintech ReNew 4204 Testing System を使用して行い、
最大剥離力を測定した。上記のテープを貼った 7.6cmの
フィルム部分をボール紙に対して垂直に起こし、キャリ
パーおよび非関節アーム (unarticulated arm)を介して
測定器のロードセルに機械的につないだ。以下の結果が
得られた。
そりに固定して、5および30 cm/分の剥離速度で、MTS
Sintech ReNew 4204 Testing System を使用して行い、
最大剥離力を測定した。上記のテープを貼った 7.6cmの
フィルム部分をボール紙に対して垂直に起こし、キャリ
パーおよび非関節アーム (unarticulated arm)を介して
測定器のロードセルに機械的につないだ。以下の結果が
得られた。
【0039】
【表1】
【0040】上記結果は、対照標準要素のボール紙に対
する接着が非常に不良であったか、または対照標準要素
がボール紙にまったく接着しなかったのと比較して、本
発明の要素が支持体に対する非常に良好な接着を提供し
た(基材が層間剥離した)ことを示している。
する接着が非常に不良であったか、または対照標準要素
がボール紙にまったく接着しなかったのと比較して、本
発明の要素が支持体に対する非常に良好な接着を提供し
た(基材が層間剥離した)ことを示している。
【0041】例2(乾燥時間) 本発明の溶液3(接着性粒子/バインダーAの比が異な
る) この溶液は、10.7gの接着性高分子粒子、3.45gのバイ
ンダーA、および5.85gの脱イオン水をいっしょに混合
して、粒子:バインダーの比が7:3のコーティング溶
液を形成させたことを除き、本発明の溶液1と同様に調
製した。
る) この溶液は、10.7gの接着性高分子粒子、3.45gのバイ
ンダーA、および5.85gの脱イオン水をいっしょに混合
して、粒子:バインダーの比が7:3のコーティング溶
液を形成させたことを除き、本発明の溶液1と同様に調
製した。
【0042】対照標準溶液4(粒子がまったく無い) この溶液はバインダーのみとした。
【0043】塗布 上記コーティング溶液を例1と同様に塗布して、本発明
の要素3および対照標準要素4を形成させた。
の要素3および対照標準要素4を形成させた。
【0044】印刷 本発明の要素1〜3および対照標準要素4を、HP 51645
A インクを使用する Hewlett-Packard 895C Ink Jet プ
リンターを使用して像形成させ、 191秒の時間をかけ
て、12mm× 260mmのべたの黒色のバーを得た。従って、
印刷直後に試験をする場合、印刷されたバーの最初の領
域は 191秒間乾燥されており、最後の領域は乾燥されて
いない。印刷直後に、ボンド紙の白紙を上記試験パター
ンの上に置き、このボンド紙の上に、1.75kgの金属円筒
(長さ33cm×直径 4.9cm)を転がした。印刷されたバー
に沿った、色素がもはや転写されない点により、 191秒
の時間に対する分数の比率である時間値が得られ、乾燥
時間に換算される。
A インクを使用する Hewlett-Packard 895C Ink Jet プ
リンターを使用して像形成させ、 191秒の時間をかけ
て、12mm× 260mmのべたの黒色のバーを得た。従って、
印刷直後に試験をする場合、印刷されたバーの最初の領
域は 191秒間乾燥されており、最後の領域は乾燥されて
いない。印刷直後に、ボンド紙の白紙を上記試験パター
ンの上に置き、このボンド紙の上に、1.75kgの金属円筒
(長さ33cm×直径 4.9cm)を転がした。印刷されたバー
に沿った、色素がもはや転写されない点により、 191秒
の時間に対する分数の比率である時間値が得られ、乾燥
時間に換算される。
【0045】
【表2】
【0046】上記結果は、粒子がまったく無く、多孔質
ではない対照標準要素と比較して、本発明の要素が良好
な乾燥時間を有していたことを示している。
ではない対照標準要素と比較して、本発明の要素が良好
な乾燥時間を有していたことを示している。
【0047】例3(像形成された複合材料) 本発明の溶液4 この溶液は、68gの接着性高分子粒子、 6.9gのバイン
ダーA、 6.0gのポリオキサゾリン水溶性ポリマー Aqu
azol(商標)500 (Polymer Chemistry Innovations In
c.)の固形分20%の溶液、および19.1gの脱イオン水を
いっしょに混合して、粒子:バインダーの比が7:3の
コーティング溶液を形成させたことを除き、本発明の溶
液1と同様に調製した。
ダーA、 6.0gのポリオキサゾリン水溶性ポリマー Aqu
azol(商標)500 (Polymer Chemistry Innovations In
c.)の固形分20%の溶液、および19.1gの脱イオン水を
いっしょに混合して、粒子:バインダーの比が7:3の
コーティング溶液を形成させたことを除き、本発明の溶
液1と同様に調製した。
【0048】塗布 溶液4を例1と同様に塗布して本発明の要素4を用意
し、例2と同様に像形成させた。
し、例2と同様に像形成させた。
【0049】接着性試験 次に、要素4を、例1と同様に、1片の FomeCor(商
標)Graphic-Arts Boardに積層した。次に、この像形成
された複合要素を、例1と同様に、接着性について試験
した。この要素は、支持体に対する非常に良好な接着を
提供した(基材が層間剥離した)。このように、良好な
接着性を有する像形成された複合積層物が提供された。
標)Graphic-Arts Boardに積層した。次に、この像形成
された複合要素を、例1と同様に、接着性について試験
した。この要素は、支持体に対する非常に良好な接着を
提供した(基材が層間剥離した)。このように、良好な
接着性を有する像形成された複合積層物が提供された。
【0050】
【発明の効果】画像ディスプレー用途のための別の支持
体に積層することができ、優れた接着性、および速い乾
燥時間を有するインクジェット記録要素を使用するイン
クジェット画像ディスプレーの製造方法が提供される。
体に積層することができ、優れた接着性、および速い乾
燥時間を有するインクジェット記録要素を使用するイン
クジェット画像ディスプレーの製造方法が提供される。
Claims (1)
- 【請求項1】 インクジェット画像ディスプレーの製造
方法であって、 A)親水性材料または多孔質材料を含むベース層と、高
分子接着性バインダーおよび熱活性化接着性高分子粒子
を含み、上記粒子:バインダーの比が95:5〜70:30で
あって、前記バインダーおよび前記高分子粒子を製造す
るのに使用されるポリマーの両方が、 a)1MPa を超える破断点引張強さ、 b)10%を超える破断点伸び、 c)1MPa を超える引張弾性率、および d)50℃未満のTg 、 を有し、前記高分子粒子がまた10μm 未満の粒径および
50℃を超えるTm または軟化点を有する、インクジェッ
ト画像を受け入れることが可能な多孔質のインク受容性
頂部層とを記載されている順序で担持している実質的に
透明な支持体を含んでなるインクジェット記録要素を用
意すること、 B)前記記録要素にインクジェット画像を印刷するこ
と、 C)前記記録要素の前記頂部層を別の基材と接触させ
て、複合集成体を形成させること、並びに D)前記複合集成体に熱および圧力を加えて前記記録要
素を前記基材に接着させ、インクジェット画像ディスプ
レーを形成させること、を含む方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/482,581 US6423173B1 (en) | 2000-01-13 | 2000-01-13 | Process for making an ink jet image display |
US09/482581 | 2000-01-13 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001270237A true JP2001270237A (ja) | 2001-10-02 |
Family
ID=23916624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001006505A Pending JP2001270237A (ja) | 2000-01-13 | 2001-01-15 | インクジェット画像ディスプレーの製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6423173B1 (ja) |
EP (1) | EP1116599A3 (ja) |
JP (1) | JP2001270237A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009523079A (ja) * | 2006-01-12 | 2009-06-18 | インペリアル・ケミカル・インダストリーズ・リミテッド | 熱転写印刷 |
JP2010540281A (ja) * | 2007-09-28 | 2010-12-24 | イーストマン コダック カンパニー | インクジェット受理体用可融性多孔性ポリマー粒子 |
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US7427317B2 (en) * | 2005-03-31 | 2008-09-23 | Sloan Donald D | High elongation vacuum formable digital ink |
US7431759B2 (en) * | 2005-03-31 | 2008-10-07 | Sloan Donald D | High elongation vacuum formable digital ink |
US8927096B2 (en) * | 2012-04-25 | 2015-01-06 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Coated substrates for liquid electrophotographic printing |
Family Cites Families (20)
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US4785313A (en) | 1985-12-16 | 1988-11-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording medium and image formation process using the same |
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JPS62283173A (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-09 | Canon Inc | 記録方法 |
JPS6369684A (ja) * | 1986-09-11 | 1988-03-29 | Agency Of Ind Science & Technol | 布帛に情報機能をもつ識別記号を印字する方法 |
JPS63242586A (ja) * | 1987-03-30 | 1988-10-07 | Canon Inc | 被記録材 |
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JP3207007B2 (ja) * | 1993-01-27 | 2001-09-10 | 日清紡績株式会社 | インクジェット記録用シート |
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