JP2001268141A - 双方向リピータ回路 - Google Patents

双方向リピータ回路

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JP2001268141A
JP2001268141A JP2000076026A JP2000076026A JP2001268141A JP 2001268141 A JP2001268141 A JP 2001268141A JP 2000076026 A JP2000076026 A JP 2000076026A JP 2000076026 A JP2000076026 A JP 2000076026A JP 2001268141 A JP2001268141 A JP 2001268141A
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signal
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control signal
type transistor
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JP2000076026A
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Munehito Mushiga
賀 宗 人 虫
Masayuki Koizumi
泉 正 幸 小
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LSI等の素子の配置や素子間の配線を自動
レイアウトする際に自動挿入可能な双方向リピータ回路
を提供する。 【解決手段】 双方向リピータ回路100は、LSIチ
ップの素子配置や素子間の配線を自動的にレイアウトす
る際に生じるロングパス1に信号遅延または劣化の防止
のために自動挿入され、一端側の第1ノード101と他
端側の第2ノード102を有する。リピータ回路100
は、両方のノードが同一である状態から一方のノードが
異なる信号レベルに変化したときに変化前に出力してい
た信号レベルを保持する保持部153と、前記保持部が
変化前の信号レベルを保持している間に他方のノードの
信号レベルを変化前の信号レベルから変化後の信号レベ
ルに設定する出力設定部151,152とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、双方向リピータ回
路に係り、特にバス等の双方向に信号が伝達されるロン
グパスに挿入される双方向リピータ回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、システムの高集積化技術の進歩に
より、大規模集積回路(以下、LSI―Large Scale In
tegrated circuit―と略記する)のチップサイズの増大
が著しくなってきている。LSIレイアウト手段の1つ
である自動配置配線プログラムによるLSIの設計は、
完全自動化により充分に満足する結果を得ることが難し
いのが現状である。例えば、チップ内のあちこちに分散
された多数のゲートまたは素子に接続される配線は長く
(ロングパス)なってしまうため、その配線抵抗や負荷
容量に起因して伝達される信号は著しく遅延されてしま
う。このような現象の発生を防止するために、配置配線
後に生じたロングパスにリピータ回路を挿入する等の対
策を講じている。
【0003】このように、回路配置配線自動化プログラ
ムにより設計されたチップ内の配線がロングパスとなっ
てしまったときには、ロングパスにリピータ回路を自動
挿入して信号の劣化や遅延を回避している。ここでリピ
ータ回路とは、自動配置配線におけるレイアウトにより
発生する可能性のあるロングパスに生じる配線抵抗や寄
生容量による信号の遅延や劣化を回避するために、配線
途中に自動挿入される波形整形回路のことである。以
下、この明細書においては、このような配線途中に自動
挿入される波形整形回路のことをリピータ回路という名
称を用いて統一的に説明する。
【0004】このリピータ回路は、以下のようなアルゴ
リズムにより自動挿入されている。すなわち、回路素子
間を接続する配線の長さを算出して、その配線の抵抗値
を算出すると共に、その配線の寄生容量値を算出し、算
出された抵抗値と容量値とから遅延値を算出し、この遅
延値が最小になるポイントを決定して、決定されたポイ
ントにリピータ回路を自動挿入するようにしている。こ
のようにして自動挿入された従来のリピータ回路につい
て、図21を参照しながら説明する。
【0005】図21において、自動配線により信号伝達
経路がロングパスとなった場合に、ロングパスである配
線1の途中にリピータ回路2が挿入される。配線1を流
れる信号は、リピータ回路2の入力ノード3方向から出
力ノード4方向へと伝達されるものとする。図21に示
された従来のリピータ回路のように、信号の伝達経路に
おける伝達方向が一方向である場合には、回路配置配線
自動化プログラムにより簡単にリピータ回路を配線中に
自動挿入することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
単方向のリピータ回路は、信号の伝達方向が一方向に限
定されている配線がロングパスとなった場合には、所定
のアルゴリズムにより求められた位置に自動挿入するこ
とが可能であるが、その配線が例えばバスのように双方
向に信号を伝達するようなものである場合には、自動挿
入するためのアルゴリズムが複雑になってしまい、自動
挿入が行なえないという問題があった。
【0007】特に、リピータ回路を挿入する場所におけ
る信号の伝達方向を識別し、その信号伝達経路を制御す
る制御信号を生成する外部制御信号生成回路を自動挿入
するアルゴリズムを構築することは、自動配置配線後の
論理合成および生成に必要な信号配線の引き回しが非常
に困難であると考えられている。したがって、配線がロ
ングパスとなった場合に双方向リピータ回路を自動挿入
することができないという問題があった。
【0008】本発明は上記従来の問題点を克服するため
に為されたものであり、制御信号の生成を内部または外
部の生成回路により可能とすることによりLSI等の素
子の配置や素子間の配線を自動レイアウトした場合に自
動挿入が可能な双方向リピータ回路を提供することを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の基本構成に係る双方向リピータ回路は、L
SIチップの素子配置や素子間の配線を自動的にレイア
ウトする際に生じるロングパスに信号遅延または劣化の
防止のために自動挿入されると共に一端側の第1ノード
と他端側の第2ノードを有するリピータ回路であって、
前記第1および第2ノードが第1信号レベルで同一であ
る状態から第1ノードが第1信号レベルとは異なる第2
信号レベルに変化したときに変化する前に出力していた
信号レベルを保持する保持部と、前記保持部が前記第1
信号レベルを保持している間に前記第2ノードの信号レ
ベルを第1信号レベルから第2信号レベルに設定する出
力設定部と、を備えることを特徴としている。
【0010】上記基本構成において、前記保持部は、前
記第1ノードと第2ノードの信号レベルが同一であると
きに出力していた信号レベルを制御信号として出力する
制御信号生成回路を備え、前記出力設定部は、第1ノー
ドの信号レベルが第1信号レベルから第2信号レベルに
変化したときに前記制御信号生成回路より出力される前
記制御信号と前記第1ノードの信号とに基づいて前記第
2ノードの信号レベルを第1信号レベルから第2信号レ
ベルに切り替える第1方向リピータ回路と、第2ノード
の信号レベルが第1信号レベルから第2信号レベルに変
化したときに前記制御信号生成回路より出力される前記
制御信号と前記第2ノードの信号とに基づいて前記第1
ノードの信号レベルを第1信号レベルから第2信号レベ
ルに切り替える第2方向リピータ回路と、を備えること
を特徴としている。
【0011】この構成においては、制御信号生成回路
は、双方向リピータ回路の内部で制御信号を生成するよ
うにしても良い。すなわち、前記制御信号生成回路は、
双方向リピータ回路の内部に設けられ、前記第1ノード
の信号レベルと前記第2ノードの信号レベルとを常時検
出し、何れかの信号レベルが変化したときにその変化前
に出力していた信号レベルの制御信号を前記第1方向リ
ピータ回路および第2方向リピータ回路に出力する内部
制御信号生成回路よりなる。
【0012】上記構成において、前記内部制御信号生成
回路は、前記第1ノードの信号と前記第2ノードの信号
とを2入力としてその否定積を出力するNAND回路
と、このNAND回路の出力がそのゲートに接続される
p形トランジスタと、前記第1ノードの信号と前記第2
ノードの信号とを2入力としてその否定和を出力するN
OR回路と、このNOR回路の出力がそのゲートに接続
されるn形トランジスタと、を備え、前記p形トランジ
スタと前記n形トランジスタの接続点より前記制御信号
が出力されるようにしても良い。
【0013】上記構成において、前記第1方向リピータ
回路は、前記第1ノードの信号と前記制御信号とを2入
力としてその否定積を出力するNAND回路と、このN
AND回路の出力がそのゲートに接続されるp形トラン
ジスタと、前記第1ノードの信号と前記制御信号とを2
入力としてその否定和を出力するNOR回路と、このN
OR回路の出力がそのゲートに接続されるn形トランジ
スタと、を備えるようにしても良い。
【0014】上記構成において、前記第2方向リピータ
回路は、前記第2ノードの信号と前記制御信号とを2入
力としその否定積を出力するNAND回路と、このNA
ND回路の出力がそのゲートに接続されるp形トランジ
スタと、前記第2ノードの信号と前記制御信号とを2入
力としてその否定和を出力するNOR回路と、このNO
R回路の出力がそのゲートに接続されるn形トランジス
タと、を備えるようにしても良い。
【0015】上記構成において、前記内部制御信号生成
回路は、前記第1ノードの信号がそのゲートに接続され
た第1p形トランジスタと、前記第2ノードの信号がそ
のゲートに接続された第2p形トランジスタと、前記第
1ノードの信号がそのゲートに接続された第1n形トラ
ンジスタと、前記第2ノードの信号がそのゲートに接続
された第2n形トランジスタと、を備え、p形トランジ
スタとn形トランジスタの接続点より前記制御信号が出
力されるようにしても良い。
【0016】上記構成において、前記第1方向リピータ
回路は、前記第1ノードの信号がそのゲートに接続され
た第1p形トランジスタと、前記制御信号がそのゲート
に接続された第2p形トランジスタと、前記第1ノード
の信号がそのゲートに接続された第1n形トランジスタ
と、前記制御信号がそのゲートに接続された第2n形ト
ランジスタと、を備え、p形トランジスタとn形トラン
ジスタの接続点が前記第2ノードに接続されるようにし
ても良い。
【0017】上記構成において、前記第2方向リピータ
回路は、前記第2ノードの信号がそのゲートに接続され
た第1p形トランジスタと、前記制御信号がそのゲート
に接続された第2p形トランジスタと、前記第2ノード
の信号がそのゲートに接続された第1n形トランジスタ
と、前記制御信号がそのゲートに接続された第2n形ト
ランジスタと、を備え、p形トランジスタとn形トラン
ジスタの接続点が前記第1ノードに接続されるようにし
ても良い。
【0018】上記構成において、前記p形トランジスタ
と前記n形トランジスタの接続点より出力される前記制
御信号を保持する保持回路をさらに備えていても良い。
【0019】上記構成において、前記第1ノードと前記
第2ノードには、それぞれの電位を静的に保持する保持
回路を設けるようにしても良い。
【0020】上記構成において、前記制御信号生成回路
は、前記第1ノード側に接続された複数の3ステートバ
ッファをそれぞれ制御する複数のコントローラの制御出
力に基づいて前記第1方向リピータ回路に出力する前記
制御信号を生成する第1の外部制御信号生成回路と、前
記第2ノード側に接続された複数の3ステートバッファ
をそれぞれ制御する複数のコントローラの制御出力に基
づいて前記第2方向リピータ回路に出力する前記制御信
号を生成する第2の外部制御信号生成回路と、を備える
ようにしても良い。
【0021】上記構成において、前記第1方向リピータ
回路は、前記第1の外部制御信号生成回路より供給され
る前記制御信号により前記第1ノードから前記第2ノー
ドに信号を伝達する3ステートバッファにより構成さ
れ、前記第2方向リピータ回路は、前記第2の外部制御
信号生成回路より供給される前記制御信号により前記第
2ノードから前記第1ノードに信号を伝達する3ステー
トバッファにより構成されていても良い。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る双方向リピー
タ回路の実施形態について添付図面を用いて詳細に説明
する。まず、図1ないし図8を用いてこの発明の第1実
施形態に係る双方向リピータ回路の基本的な構成を説明
する。
【0023】図1は、第1実施形態に係る双方向リピー
タ回路の構成を示すブロック図であり、同図において、
双方向リピータ回路100はバス等のように信号の伝達
方向が双方向のロングパスの配線1の所定の位置に介挿
されている。双方向リピータ回路100は、第1ノード
101と第2ノード102を有している。第1ノード1
01側には、複数の3ステートバッファ110および1
20等がそれぞれ接続されており、第2ノード102側
には、複数の3ステートバッファ130および140等
がそれぞれ接続されている。3ステートバッファ11
0,120,130,140は、それぞれコントローラ
111,121,131,141により制御されて動作
している。
【0024】図2は、双方向リピータ回路100の詳細
な構成を示すブロック図である。同図において、双方向
リピータ回路100は、第1ノード101から第2ノー
ド102へと信号を伝達する第1方向リピータ回路15
1と、第2ノード102から第1ノード101へと信号
を伝達する第2方向リピータ回路152と、第1ノード
101と第2ノード102の信号のレベルを検出して何
れかのノードの信号レベルが変化したときに制御信号1
54を出力する内部コントローラ153と、を備えてい
る。
【0025】図3は第1方向リピータ回路151および
第2方向リピータ回路152の詳細な構成の一例を示す
回路図である。同図において、第1方向リピータ回路1
51と第2方向リピータ152は対応する同一構成を有
しており、第1方向リピータ回路151は、第1ノード
からの信号155と制御信号154を2入力として否定
積を取るNAND回路11と、NAND回路11の出力
がそのゲートに接続されたp形トランジスタ12と、信
号155と制御信号154を2入力として否定和を取る
NOR回路13と、NOR回路13の出力がそのゲート
に接続されたn形トランジスタ14とを備えている。第
2方向リピータ回路152は、NAND回路11および
NOR回路13へ制御信号154以外の入力が、それぞ
れ第2ノード102からの信号157である構成のみが
第1方向リピータ回路151とは異なっている。
【0026】図4は内部コントローラ153の詳細な構
成の一例を示す回路図である。同図において、内部コン
トローラ153は図3に示した第1および第2方向リピ
ータ回路の回路構成と同一の構成を有している。NAN
D回路11およびNOR回路13には、第1ノード10
1の信号161と第2ノード102の信号162がそれ
ぞれ入力されている。p形トランジスタ12とn形トラ
ンジスタ14の接続点より制御信号154が出力されて
いる。図4に示す内部コントローラ153は、第1ノー
ド101と第2ノード102の信号161および162
を入力とし、生成された制御信号154を出力とする3
ステートバッファ回路である。
【0027】図1ないし図4を参照しながら第1実施形
態に係る双方向リピータ回路の動作について説明する。
図1における第1ノード101と第2ノード102の状
態から図2の内部コントローラ153により内部制御信
号154を生成する。第1方向リピータ回路151は、
第1ノード101の信号155を内部コントローラ15
3からの制御信号154によって、第2ノード102側
に信号156として伝達するか、その出力をオープンに
するかしている。内部コントローラ153は、第1ノー
ド101の信号161と第2ノード102の信号162
の状態が同じときには、新たな制御信号を生成し、信号
161と162が互いに違う状態のときには、違う状態
になる前に生成した信号を保持している。
【0028】例えば、第1ノード101および第2ノー
ド102の信号161,162の電位が共にLレベルの
とき、出力としての制御信号154の信号レベルはLレ
ベルである。第1ノード101の信号161の電位がL
レベルからHレベルに変化すると制御信号154を出力
するノードはオープンの状態になり、変化する前の信号
レベルが維持される。一方のノードの電位が変化したと
きに、内部コントローラ153の出力する制御信号15
4がリピータ回路151,152の信号伝達時間よりも
速く変化しないように、内部コントローラ153の駆動
力はリピータ回路151,152よりも弱くしておく必
要がある。
【0029】第1および第2のリピータ回路151,1
52は、図3に示すように、第1ノード101の信号1
55または第2ノード102の信号157と内部コント
ローラ153からの制御信号154の信号電位が同じ場
合には他方のノード102または101に一方のノード
と同じ電位の信号が出力される。例えば、第1ノード1
01の信号155と制御信号154の電位が共にLレベ
ルの場合、第2ノード102の信号156の電位はLレ
ベルである。
【0030】なお、上述した第1実施形態に係る双方向
リピータ回路は、第1,第2方向リピータ回路151,
152および内部コントローラ153を、図3および図
4に示すように、論理回路とトランジスタとにより構成
する第1の構成により説明したが、本発明はこれに限定
されず、第1,第2方向リピータ回路151,152お
よび内部コントローラ153を、図5および図6に示す
ようにp形トランジスタ15とn形トランジスタ16の
対と、p形トランジスタ17とn形トランジスタ18の
対とにより第2の構成例により構成しても良い。
【0031】図5に示す第2の構成例において、第1方
向リピータ回路151は、第1ノード101の信号15
5がそれぞれのゲートに接続されたp形トランジスタ1
5およびn形トランジスタ16と、制御信号154がそ
れぞれのゲートに接続されたp形トランジスタ17およ
びn形トランジスタ18と、を備え、トランジスタ17
と18の接続点より第2ノード102への信号156が
出力されている。また第2方向リピータ回路152は、
第2ノード102の信号157がそれぞれのゲートに接
続されたp形トランジスタ15およびn形トランジスタ
16と、制御信号154がそれぞれのゲートに接続され
たp形トランジスタ17およびn形トランジスタ18
と、を備え、トランジスタ17と18の接続点より第1
ノード101への信号158が出力されている。
【0032】第1方向リピータ回路においては、第1ノ
ード101の信号155と制御信号154との電位が同
じ場合、第1ノード101の電位が反転した信号156
が第2ノード102に出力される。第2方向リピータ回
路152においては、第2ノード102の信号157と
制御信号154との電位が同じ場合、第2ノード102
の電位が反転した信号158が第1ノード101に出力
される。例えば、第1ノードの信号155と制御信号1
54の電位が共にLレベルの場合、第2ノード102に
はHレベルの信号156が出力される。
【0033】図6には内部コントローラ153を図5と
同様の2対のトランジスタを用いた第2の構成例が示さ
れている。図6において、第1ノード101の信号16
1がそれぞれのゲートに接続されたp形トランジスタ1
5およびn形トランジスタ16と、第2ノード102の
信号162がそれぞれのゲートに接続されたp形トラン
ジスタ17およびn形トランジスタ18と、を備え、ト
ランジスタ16と17の接続点より制御信号154が出
力されている。
【0034】なお、上述した構成例においては、何れも
制御信号154は、内部制御信号生成回路153の駆動
力を第1,第2方向リピータ回路151,152の駆動
力よりも弱くしておくことにより静的に保持されるよう
に構成されていたが、本発明はこれに限定されず、内部
制御信号生成回路153の出力側に、図7または図8に
示されているような静的な電位保持回路170Aまたは
170Bを接続するようにしても良い。
【0035】図7に示す第1のタイプの保持回路170
Aは、制御信号154の入力ノード171の電位状態を
2つのインバータ172および173によりスタティッ
クに保持している。また、図8に示す第2のタイプの保
持回路170Bは、ノード171の電位の反転した電位
をノード174に出力し、各ノード171および174
の電位状態をスタティックに保持する逆並列接続された
2つのインバータ175,176により構成されてい
る。このような保持回路170Aまたは170Bを内部
制御信号生成回路153の出力側に介挿することによ
り、制御信号154を静的に保持することができる。
【0036】次に、図9ないし図15を参照しながら本
発明の第1実施形態に係る双方向リピータ回路の具体的
な回路構成としての第1ないし第7実施例を示す回路図
である。第1方向リピータ回路151,第2方向リピー
タ回路152,内部制御信号生成回路153をそれぞれ
図3および図4に示した3ステートバッファよりなる第
1の構成例または図5および図6に示した2対のトラン
ジスタよりなる第2の構成例の中から組み合わせを変え
て構成したものである。ただし、第1および第2方向リ
ピータ回路151および152は同一の構成例により構
成されているものとする。
【0037】図9に示す第1実施例は、リピータ回路1
51,152が図3に示す第1の構成例であり、内部制
御信号生成回路153が図6に示す第2の構成例の回路
によりそれぞれ構成されている。第1ノード101と第
2ノード102の状態から内部制御信号生成回路153
により内部制御信号154を生成している。3ステート
バッファよりなる第1方向リピータ回路151は、第1
ノード101側の信号155を内部制御信号154によ
り第2ノード102側に伝達するか、あるいはその出力
をオープンにする。逆に、3ステートバッファよりなる
第2方向リピータ回路152は、第2ノード102側の
信号157を内部制御信号によって第1ノード101側
に伝達するか、あるいはその出力をオープンにしてい
る。内部制御信号生成回路153は、第1ノード101
と第2ノード102の信号状態が同じときにはその反転
信号を生成し、何れかのノードの信号状態が変化したと
きには変化前に出力していた信号を保持するようにして
いる。
【0038】例えば、第1ノード101と第2ノード1
02の状態が互いにHレベルとすると、内部制御信号1
54はLレベルである。そこで、第1ノード101の状
態がHレベルからLレベルに変化すると、内部制御信号
生成回路153は、変化前の状態であるLレベルを保持
し、内部制御信号154により3ステートバッファの第
1方向リピータ回路151を介して第2ノード102の
信号156の状態がLレベルへと変わることになる。そ
の逆に、第2ノード102の信号157の状態がHレベ
ルからLレベルに変化すると、内部制御信号154によ
り3ステートバッファの第2方向リピータ回路152を
介して第1ノード101の信号158の状態がLレベル
へと変わることになる。このように第1ノード101お
よび第2ノード102間の信号の伝達方向が何れであっ
ても、信号状態が変化したノードの信号と同じレベルに
他方のノードの信号の状態を追従させて変更することが
できる。
【0039】図10に示す第2実施例は、リピータ回路
151,152を図5に示す第2の構成例により構成
し、内部制御信号生成回路153も図6に示す第2の構
成例により構成した回路である。第1方向リピータ回路
151により伝達される信号の論理を正しくするために
インバータ181が介挿されている。第2方向リピータ
回路152により伝達される信号の論理を正しくするた
めにインバータ182が介挿されている。内部制御信号
生成回路153に供給される信号もインバータ181お
よび182を通過した信号である。
【0040】図11に示す第3実施例は、リピータ回路
151,152を図3に示す第1の構成例により構成
し、内部制御信号生成回路153を図4に示す第1の構
成例により構成した回路である。リピータ回路151,
152により伝達される信号の論理を正しくするため、
内部制御信号生成回路の出力にインバータ170が介挿
されている。
【0041】図12に示す第4実施例は、リピータ回路
151,152を図5に示す第2の構成例により構成
し、内部制御信号生成回路153を図4に示す第1の構
成例により構成した回路図である。第1方向リピータ回
路151の第1ノード101側および第2方向リピータ
回路152の第2ノード102側には、それぞれのリピ
ータ回路に入力される信号の論理を正しくするためにイ
ンバータ181および182がそれぞれ介挿されてい
る。
【0042】図13に示す第5実施例は、図9に示した
第1実施例の回路構成において、内部制御信号生成回路
153の出力である制御信号154をスタティックに保
持するために、図7に示す第1のタイプの保持回路17
0Aが介挿されている。その他の構成および動作は図9
の第1実施例と同様である。
【0043】図14に示す第6実施例は、図10に示し
た第2実施例の回路構成において、内部制御信号生成回
路153の出力する制御信号154をスタティックに保
持するために、図7に示す第1のタイプの保持回路17
0Aが介挿されている。その他の構成および動作は図1
0の第2実施例と同様である。
【0044】図15に示す第7実施例は、図11に示し
た第3実施例の回路構成において、リピータ回路15
1,152が出力する伝達信号102,101の論理を
正しくするため、および内部で生成される制御信号15
4をスタティックに保持するため、図8に示した第2の
タイプの保持回路170Bを介挿している。その他の構
成および動作は図11の第3実施例と同様である。
【0045】図16に示す第8実施例は、図12に示し
た第4実施例の回路構成において、内部制御信号生成回
路153の出力する制御信号154をスタティックに保
持するために、図7に示す第1のタイプの保持回路17
0Aが介挿されている。その他の構成および動作は図1
2の第4実施例と同様である。
【0046】さらに、図9ないし図16に示した第1な
いし第8実施例の回路構成においては、第1方向リピー
タ回路151および第2方向リピータ回路152は、図
3に示す第1の構成例または図5に示す第2の構成例の
何れかにより、2つのリピータ回路を同一の回路構成に
するものとして説明したが、本発明はこれにも限定され
ず、第1方向リピータ回路151を図3に示すNAND
回路回路11およびp形トランジスタ12と、NOR回
路13およびn形トランジスタ14より構成し、第2方
向リピータ回路152を図5に示す4つのトランジスタ
15〜18により構成するようにしても良い。
【0047】また、上記変形例とは逆に、第1方向リピ
ータ回路151を図5に示す4つのトランジスタ15〜
18により構成し、第2方向リピータ回路152を図3
に示すNAND回路回路11およびp形トランジスタ1
2と、NOR回路13およびn形トランジスタ14より
構成するようにしても良い。これらの変形例のように第
1方向リピータ回路151と第2方向リピータ回路15
2を異なる回路構成とした場合には、図5の第2の構成
例としての回路における回路内の論理を正しくするため
に、図10,図12,図14および図16に示すような
インバータ181および182を第2の構成例のリピー
タ回路回路のノード入力に介挿しておく必要がある。
【0048】以上説明した第1実施形態に係る双方向リ
ピータ回路においては、第1ノード101および第2ノ
ード102の電位を保持する構成は設けられていなかっ
た。しかしながら、双方向リピータ回路100を実際に
使用する場合には、双方向リピータ回路の第1ノード1
01および第2ノード102の電位はスタティックに保
持されている必要がある。図17は、このような問題を
克服した第2実施形態に係る双方向リピータ回路が示さ
れている。
【0049】図17に示す第2実施形態においては、ロ
ングパスの配線1に介挿された双方向リピータ回路10
0の両端の第1ノード101および第2ノード102
に、図7で示されたような第1のタイプ170Aより構
成される第1の電位保持回路177および第2の電位保
持回路178が介挿されている。リピータ回路は一方の
ノードの電位が変化して他方へ信号が伝達されるとき以
外は、その出力ノードがオープンになってしまうため
に、各ノード毎に1つの電位保持(ホルダ)回路が必要
であり、この保持回路177および178によりそれぞ
れのノードの出力電位が保持されることになる。
【0050】図9ないし図16を用いて説明した第1実
施例ないし第8実施例の具体的な回路構成例は、この第
2実施形態に係る双方向リピータ回路に適用することも
可能である。その場合、各実施例の第1ノード101お
よび第2ノード102に図17に示す第1および第2の
電位保持回路177および178をそれぞれ介挿するだ
けで良い。
【0051】なお、上述した第1および第2実施形態に
係る双方向リピータ回路においては制御信号154は内
部制御信号生成回路153により生成されているものと
して説明したが、本発明はこれにも限定されず、制御信
号は双方向リピータ回路の内部で生成するのではなく、
チップを構成している他の素子やゲート等の動作状態を
検出して制御信号を生成する外部制御信号生成回路によ
り生成するようにしても良い。図18は第3実施形態に
係る双方向リピータ回路の構成を示すブロック図であ
り、図19はその論理構成の一例を示す論理回路図であ
る。
【0052】図18において、双方向リピータ回路20
0は、バス等の信号の伝達経路が双方向である場合に配
線の途中に自動挿入されるものであり、第1ノード20
1側から第2ノード202側へ信号が伝達される場合に
は、制御信号205を生成する外部制御信号生成回路2
03が必要であり、第2ノード202側から第1ノード
201側に信号が伝達される場合には、外部制御信号生
成回路204が必要である。この具体的な実施例として
の論理回路構成について図19を用いて説明する。
【0053】図19において、第3実施形態の具体的実
施例に係る双方向リピータ回路200は、ロングパスと
なった配線1の任意の箇所に介挿されている。双方向リ
ピータ回路200の両端は、第1ノード201と第2ノ
ード202となっている。配線1は例えばバスであり、
このバスへ信号を伝達する複数の3ステートバッファ2
10,220,230,240等が接続されている。3
ステートバッファ210,220,230,240は、
コントローラ211,221,231,241からの制
御信号によりそれぞれ制御されている。なお、第1ノー
ド201および第2ノード202にそれぞれ接続されて
いる3ステートバッファの個数は図示のものに限定され
ないことは勿論である。
【0054】双方向リピータ回路200用の外部制御信
号生成回路203および204は、上記コントローラ2
11,221,231,241より出力される3ステー
トバッファ210,220,230,240用の制御信
号に基づいて制御信号を生成している。第1ノード20
1側から第2ノード202側へ信号を伝達するときに
は、3ステートバッファ210および220を制御する
コントローラ211および221より出力されている制
御信号に基づいて制御信号205を生成する第1の外部
制御信号生成回路203が必要となる。反対に、第2ノ
ード202側から第1ノード201側へと信号が伝達さ
れるときには、3ステートバッファ230および240
を制御するコントローラ231および241より出力さ
れている制御信号に基づいて制御信号206を生成する
第2の外部制御信号生成回路204が必要となる。
【0055】図19に示す第3実施形態に係る双方向リ
ピータ回路200は、例えば図20に示すような構成を
有する3ステートバッファ回路により構成されている。
図20において、双方向リピータ回路200は、第1ノ
ード201と第2ノード202間に逆並列に接続された
3ステートバッファ207および208により構成され
ている。3ステートバッファ207には第1の外部制御
信号生成回路203により生成された制御信号205が
供給されており、3ステートバッファ回路208には第
2の外部制御信号生成回路204により生成された制御
信号206が供給されている。
【0056】以上のような構成を有する外部制御信号生
成回路203および204によって生成された双方向リ
ピータ回路200の外部からの制御信号によって第1ノ
ード201および第2ノード202の一方のノードの信
号レベルが変化したときに、他方のノードの信号を追従
させて変化させることができ、第1実施形態に係る双方
向リピータ回路と同様の効果が得られる。
【0057】なお、図示説明は控えるが図19に示す第
3実施形態に係る双方向リピータ回路においても、第2
実施形態と同様のノード電位保持回路を第1ノード20
1および第2ノード202に設けるようにしても良い。
このノード電位保持回路を設けることにより第2実施形
態と同様に、出力側ノードとして機能しているノードの
出力電位を保持することができ、回路動作の安定化を図
ることができる。
【0058】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る双方向リピータ回路によれば、制御信号の生成を内部
または外部の生成回路により可能とすることによりLS
I等の素子の配置や素子間の配線を自動レイアウトする
場合に自動挿入可能な双方向リピータ回路を提供するこ
とができる。特に、内部制御信号生成回路を用いる場合
には、自動挿入するためのアルゴリズムがそれほど複雑
にはならずに、自動挿入が充分に実現可能な双方向リピ
ータ回路を提供できる。また、なるべく回路構成が複雑
にならないような双方向リピータ回路を予め用意してお
いて、バス等の信号伝達方向が双方向である配線が生じ
た場合には、自動挿入することができるようにしておく
ことにより、回路配置配線の自動化を容易に行なうこと
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る双方向リピータ回
路の構成を示すブロック図。
【図2】第1実施形態の双方向リピータ回路の内部構成
を示すブロック図。
【図3】第1実施形態におけるリピータ回路の第1の構
成例を示す回路図。
【図4】第1実施形態における制御信号生成回路の第1
の構成例を示す回路図。
【図5】第1実施形態におけるリピータ回路の第2の構
成例を示す回路図。
【図6】第1実施形態における制御信号生成回路の第2
の構成例を示す回路図。
【図7】双方向リピータ回路に介挿される電位保持回路
の第1のタイプを示す回路図。
【図8】双方向リピータ回路に介挿される電位保持回路
の第2のタイプを示す回路図。
【図9】本発明の第1実施例に係る双方向リピータ回路
の構成を示す回路図。
【図10】本発明の第2実施例に係る双方向リピータ回
路の構成を示す回路図。
【図11】本発明の第3実施例に係る双方向リピータ回
路の構成を示す回路図。
【図12】本発明の第4実施例に係る双方向リピータ回
路の構成を示す回路図。
【図13】本発明の第5実施例に係る双方向リピータ回
路の構成を示す回路図。
【図14】本発明の第6実施例に係る双方向リピータ回
路の構成を示す回路図。
【図15】本発明の第7実施例に係る双方向リピータ回
路の構成を示す回路図。
【図16】本発明の第8実施例に係る双方向リピータ回
路の構成を示す回路図。
【図17】本発明の第2実施形態に係る双方向リピータ
回路の構成を示すブロック図。
【図18】本発明の第3実施形態に係る双方向リピータ
回路の構成を示すブロック図。
【図19】本発明の第3実施形態に係る双方向リピータ
回路の論理回路構成を示す論理回路図。
【図20】第2実施形態に係る双方向リピータ回路の詳
細構成を示す回路図。
【図21】従来のリピータ回路の一例を示す回路図。
【符号の説明】
1 配線(ロングパス) 100,200 双方向リピータ回路 101,201 第1ノード 102,202 第2ノード 151 第1方向リピータ回路 152 第2方向リピータ回路 153 内部制御信号生成回路(内部コントローラ) 154 内部制御信号 170A 電位保持回路(第1のタイプ) 170B 電位保持回路(第2のタイプ) 177 電位保持回路 178 電位保持回路

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】LSIチップの素子配置や素子間の配線を
    自動的にレイアウトする際に生じるロングパスに信号遅
    延または劣化の防止のために自動挿入されると共に一端
    側の第1ノードと他端側の第2ノードを有するリピータ
    回路であって、前記第1および第2ノードが第1信号レ
    ベルで同一である状態から第1ノードが第1信号レベル
    とは異なる第2信号レベルに変化したときに変化する前
    に出力していた信号レベルを保持する保持部と、前記保
    持部が前記第1信号レベルを保持している間に前記第2
    ノードの信号レベルを第1信号レベルから第2信号レベ
    ルに設定する出力設定部と、を備えることを特徴とする
    双方向リピータ回路。
  2. 【請求項2】前記保持部は、前記第1ノード側の信号レ
    ベルと第2ノード側の信号レベルが同一であるときに出
    力していた信号レベルを制御信号として出力する制御信
    号生成回路を備え、前記出力設定部は、第1ノードの信
    号レベルが第1信号レベルから第2信号レベルに変化し
    たときに前記制御信号生成回路より出力される前記制御
    信号と前記第1ノードの信号とに基づいて前記第2ノー
    ドの信号レベルを第1信号レベルから第2信号レベルに
    切り替える第1方向リピータ回路と、第2ノードの信号
    レベルが第1信号レベルから第2信号レベルに変化した
    ときに前記制御信号生成回路より出力される前記制御信
    号と前記第2ノードの信号とに基づいて前記第1ノード
    の信号レベルを第1信号レベルから第2信号レベルに切
    り替える第2方向リピータ回路と、を備えることを特徴
    とする請求項1に記載の双方向リピータ回路。
  3. 【請求項3】前記制御信号生成回路は、双方向リピータ
    回路の内部に設けられ、前記第1ノードの信号レベルと
    前記第2ノードの信号レベルとを常時検出し、何れかの
    信号レベルが変化したときにその変化前に出力していた
    信号レベルの制御信号を前記第1方向リピータ回路およ
    び第2方向リピータ回路に出力する内部制御信号生成回
    路よりなることを特徴とする請求項2に記載の双方向リ
    ピータ回路。
  4. 【請求項4】前記内部制御信号生成回路は、前記第1ノ
    ードの信号と前記第2ノードの信号とを2入力としてそ
    の否定積を出力するNAND回路と、このNAND回路
    の出力がそのゲートに接続されるp形トランジスタと、
    前記第1ノードの信号と前記第2ノードの信号とを2入
    力としてその否定和を出力するNOR回路と、このNO
    R回路の出力がそのゲートに接続されるn形トランジス
    タと、を備え、前記p形トランジスタと前記n形トラン
    ジスタの接続点より前記制御信号が出力される請求項3
    に記載の双方向リピータ回路。
  5. 【請求項5】前記第1方向リピータ回路は、前記第1ノ
    ードの信号と前記制御信号とを2入力としてその否定積
    を出力するNAND回路と、このNAND回路の出力が
    そのゲートに接続されるp形トランジスタと、前記第1
    ノードの信号と前記制御信号とを2入力としてその否定
    和を出力するNOR回路と、このNOR回路の出力がそ
    のゲートに接続されるn形トランジスタと、を備える請
    求項2に記載の双方向リピータ回路。
  6. 【請求項6】前記第2方向リピータ回路は、前記第2ノ
    ードの信号と前記制御信号とを2入力としその否定積を
    出力するNAND回路と、このNAND回路の出力がそ
    のゲートに接続されるp形トランジスタと、前記第2ノ
    ードの信号と前記制御信号とを2入力としてその否定和
    を出力するNOR回路と、このNOR回路の出力がその
    ゲートに接続されるn形トランジスタと、を備える請求
    項2に記載の双方向リピータ回路。
  7. 【請求項7】前記制御信号生成回路は、前記第1ノード
    の信号がそのゲートに接続された第1p形トランジスタ
    と、前記第2ノードの信号がそのゲートに接続された第
    2p形トランジスタと、前記第1ノードの信号がそのゲ
    ートに接続された第1n形トランジスタと、前記第2ノ
    ードの信号がそのゲートに接続された第2n形トランジ
    スタと、を備え、p形トランジスタとn形トランジスタ
    の接続点より前記制御信号が出力されることを特徴とす
    る請求項2に記載の双方向リピータ回路。
  8. 【請求項8】前記第1方向リピータ回路は、前記第1ノ
    ードの信号がそのゲートに接続された第1p形トランジ
    スタと、前記制御信号がそのゲートに接続された第2p
    形トランジスタと、前記第1ノードの信号がそのゲート
    に接続された第1n形トランジスタと、前記制御信号が
    そのゲートに接続された第2n形トランジスタと、を備
    え、p形トランジスタとn形トランジスタの接続点が前
    記第2ノードに接続されることを特徴とする請求項2に
    記載の双方向リピータ回路。
  9. 【請求項9】前記第2方向リピータ回路は、前記第2ノ
    ードの信号がそのゲートに接続された第1p形トランジ
    スタと、前記制御信号がそのゲートに接続された第2p
    形トランジスタと、前記第2ノードの信号がそのゲート
    に接続された第1n形トランジスタと、前記制御信号が
    そのゲートに接続された第2n形トランジスタと、を備
    え、p形トランジスタとn形トランジスタの接続点が前
    記第1ノードに接続されることを特徴とする請求項2に
    記載の双方向リピータ回路。
  10. 【請求項10】前記p形トランジスタと前記n形トラン
    ジスタの接続点より出力される前記制御信号を保持する
    保持回路をさらに備える請求項4または請求項7に記載
    の双方向リピータ回路。
  11. 【請求項11】前記第1ノードと前記第2ノードには、
    それぞれの電位を静的に保持する保持回路が設けられて
    いることを特徴とする請求項1ないし請求項10の何れ
    かに記載の双方向リピータ回路。
  12. 【請求項12】前記制御信号生成回路は、前記第1ノー
    ド側に接続された複数の3ステートバッファをそれぞれ
    制御する複数のコントローラの制御出力に基づいて前記
    第1方向リピータ回路に出力する前記制御信号を生成す
    る第1の外部制御信号生成回路と、前記第2ノード側に
    接続された複数の3ステートバッファをそれぞれ制御す
    る複数のコントローラの制御出力に基づいて前記第2方
    向リピータ回路に出力する前記制御信号を生成する第2
    の外部制御信号生成回路と、を備えることを特徴とする
    請求項2に記載の双方向リピータ回路。
  13. 【請求項13】前記第1方向リピータ回路は、前記第1
    の外部制御信号生成回路より供給される前記制御信号に
    より前記第1ノードから前記第2ノードに信号を伝達す
    る第1の3ステートバッファにより構成され、前記第2
    方向リピータ回路は、前記第2の外部制御信号生成回路
    より供給される前記制御信号により前記第2ノードから
    前記第1ノードに信号を伝達する第2の3ステートバッ
    ファにより構成されると共に、前記第1および第2の3
    ステートバッファ回路は逆並列に接続されていることを
    特徴とする請求項12に記載の双方向リピータ回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008147747A (ja) * 2006-12-06 2008-06-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子装置およびそれを備えた通信装置ほか

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