JP2001268116A - バッファ制御システム及びその方法並びにその制御プログラム記録媒体 - Google Patents

バッファ制御システム及びその方法並びにその制御プログラム記録媒体

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JP2001268116A
JP2001268116A JP2000073238A JP2000073238A JP2001268116A JP 2001268116 A JP2001268116 A JP 2001268116A JP 2000073238 A JP2000073238 A JP 2000073238A JP 2000073238 A JP2000073238 A JP 2000073238A JP 2001268116 A JP2001268116 A JP 2001268116A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送受信に対するデータの量が増えたとき、優
先順位が低い信号よりも高い信号を有効的に通すことが
可能なバッファ制御方式を得る。 【解決手段】 通信で使用するバッファ部分に、データ
の種類(例えば、優先度)に応じて制限数を設ける。こ
のバッファ制限方法としては、複数の局間を通信する信
号の数が多い時、信号の種類によってその制限量を変化
させる。これにより、使用するバッファの制限値が多い
信号は、他の信号がバッファフルの状態においても信号
を送受信できることになる。従って、信号の優先順位に
従ってバッファの量を変えることにより、バッファの有
効的な利用ができ、かつ優先信号の効率的な伝送が出来
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバッファ制御システ
ム及びその方法並びにその制御プログラム記録媒体に関
し、特に交換機、伝送装置、制御装置等におけるデータ
転送の際に複数のデータが流れるなかで効率的なデータ
伝送を可能としたバッファ制御方式に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】このようなデータ転送システムにおいて
は、一般的にバッファを使用してデータ通信を行うが、
近年伝送データ量の増加で送受信のバッファ量が足りな
くなり、このとき優先順位の高い信号を有効的に通すこ
とが要求される。かかる要求に応えるために、例えば、
特開平4−130836号公報に開示されているよう
に、未使用の送受信バッファの容量が少なくなったとき
は、特定の送信元のデータのみを送受信バッファに格納
し、他のデータについては、送受信のバッファの容量不
足により複数の局間にわたって同時にデータを廃棄する
ようにした技術が提案されている。
【0003】この従来技術の手法を図53に示す。この
図において、送信元局アドレス検出器4は切り替え器8
に接続され、自局宛の受信データの送信元局アドレスを
受信判定器5に送る。受信頻度検出器6は未使用の送受
信バッファの容量を監視し、未使用の送受信バッファが
規定された容量よりも少なくなると、受信頻度が大きい
データの検出出力を発生して受信判定器5に送ると同時
に、スイッチ91及び92を制御して、切り替え器10
の接点b側の系統に切替える。受信判定器5は受信頻度
検出器6の受信頻度検出出力を受けたとき、送信元局ア
ドレス検出器4にて検出される受信データの送信元局
が、特定の送信元局からの受信データであるかどうかを
判定し、特定の送信元局以外のときには、切替器10を
接点b側に切り替えて受信データを破棄するものであ
る。
【0004】なお、図において、1は宛先局アドレス、
2は比較器、3は自局アドレス登録器、7はデータ送受
信部である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、当該技術で
は、信号送受信のばたつきが多いときの伝送において
は、バッファを切り替えるので、ばたつきが生じる。ま
た、切替には同期がとれなくばたつきが多いと破棄さ
れ、データが破壊されることが多くなる。特定の信号も
1種類だけ限定され、仮に複数の信号を優先したいとき
には、切り替え数が多くなるという動作となるため、回
路規模が多くなるという問題がある。更には、設置した
局によって信号のばらつきが発生するので、初回に設定
した値と反したときに有効的な使い方が出来なくなる。
このため、設置した局の見直しが必要となり、再設計を
行わなければならないという問題もある。
【0006】本発明の主な目的は、送受信に対するデー
タの量が増えたときに伝送タイミングに関係せずに優先
順位が低い信号よりも高い信号を有効的に通すことが可
能なバッファ制御システム及びその方法並びにその制御
プログラム記録媒体を提供することである。
【0007】本発明の他の目的は、データ伝送タイミン
グのばたつきがある伝送路でも、データ破棄をできるだ
け少なくするようにしたバッファ制御システム及びその
方法並びにその制御プログラム記録媒体を提供すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるバッファ制
御システムは、複数種類の信号の送受信に際してバッフ
ァを介して行うようにした通信システムにおけるバッフ
ァ制御システムであって、前記信号の種別に応じて、各
信号が使用可能なバッファ数を制限する制御手段を含む
ことを特徴とする。そして、前記信号の種別は優先順位
であり、前記制御手段は、優先順位の高い信号は低い信
号よりも使用可能なバッファ数(バッファ制限値)を多
く設定するようにしたことを特徴とする。
【0009】また、前記制御手段は、前記バッファ制限
値に達した状態において、前記信号の前記バッファへの
書き込みを禁止して待機せしめる手段と、この待機中に
おいて所定間隔で前記バッファに対して再アクセスを行
う再アクセス手段と、この再アクセスによっても前記バ
ッファに空きがない場合には当該信号を破棄する破棄手
段とを有することを特徴とする。更に、前記再アクセス
手段は、前記再アクセスを所定回数以下繰り返し行うよ
うにしたことを特徴とし、前記破棄手段は、前記再アク
セスを所定回数繰り返しても前記バッファに空きがない
場合に当該信号を破棄するようにしたことを特徴とす
る。
【0010】更にはまた、前記制御手段は、前記破棄手
段による破棄数をカウントしてこの破棄数の統計を取
り、この統計結果に応じて前記バッファ制限値を可変制
御する制限値可変制御手段を有することを特徴とし、ま
た、前記制限値可変制御手段は、前記破棄数を所定周期
でカウントし、このカウントされた破棄数が所定設定値
に達した時に前記バッファ制限値を所定数増加するよう
にしたことを特徴とし、更に、前記制限値可変制御手段
は、カウントされた前記破棄数が所定回数連続して前記
所定設定値に達した時に前記バッファ制限値を所定数増
加するようにしたことを特徴とし、更にはまた、前記制
限値可変制御手段は、カウントされた前記破棄数が予め
設定された正常数より小となったときに前記バッファ制
限値を元に戻すようにしたことを特徴とする。
【0011】また、前記バッファは、書き込み位置を示
すライトポインタと読出し位置を示すリードポインタと
を有し、前記制御手段は、前記ライトポインタとリード
ポインタとの差により前記信号の各々が使用可能なバッ
ファ数を判定するようにしたことを特徴とし、また、前
記バッファ数(バッファ制限値)、前記再アクセスを繰
り返す回数、前記破棄数をカウントする周期、前記バッ
ファ制限値を増加するための破棄数の設定値、前記正常
数の各パラメータは設定自在に構成されていることを特
徴とする。
【0012】本発明によるバッファ制御方法は、複数種
類の信号の送受信に際してバッファを介して行うように
した通信システムにおけるバッファ制御方法であって、
前記信号の種別に応じて、各信号が使用可能なバッファ
数を制限する制御ステップを含むことを特徴とする。そ
して、前記信号の種別は優先順位であり、前記制御ステ
ップは、優先順位の高い信号は低い信号よりも使用可能
なバッファ数(バッファ制限値)を多く設定するように
したことを特徴とする。
【0013】また、前記制御ステップは、前記バッファ
制限値に達した状態において、前記信号の前記バッファ
への書き込みを禁止して待機せしめるステップと、この
待機中において所定間隔で前記バッファに対して再アク
セスを行う再アクセスステップと、この再アクセスによ
っても前記バッファに空きがない場合には当該信号を破
棄する破棄ステップとを有することを特徴とする。更
に、前記再アクセスステップは、前記再アクセスを所定
回数以下繰り返し行うようにしたことを特徴とし、前記
破棄ステップは、前記再アクセスを所定回数繰り返して
も前記バッファに空きがない場合に当該信号を破棄する
ようにしたことを特徴とする。
【0014】更にはまた、前記制御ステップは、前記破
棄ステップによる破棄数をカウントしてこの破棄数の統
計を取り、この統計結果に応じて前記バッファ制限値を
可変制御する制限値可変制御ステップを有することを特
徴とし、また、前記制限値可変制御ステップは、前記破
棄数を所定周期でカウントし、このカウントされた破棄
数が所定設定値に達した時に前記バッファ制限値を所定
数増加するようにしたことを特徴とし、更に、前記制限
値可変制御ステップは、カウントされた前記破棄数が所
定回数連続して前記所定設定値に達した時に前記バッフ
ァ制限値を所定数増加するようにしたことを特徴とし、
更にはまた、前記制限値可変制御ステップは、カウント
された前記破棄数が予め設定された正常数より小となっ
たときに前記バッファ制限値を元に戻すようにしたこと
を特徴とする。
【0015】また、前記バッファは、書き込み位置を示
すライトポインタと読出し位置を示すリードポインタと
を有し、前記制御ステップは、前記ライトポインタとリ
ードポインタとの差により前記信号の各々が使用可能な
バッファ数を判定するようにしたことを特徴とし、ま
た、前記バッファ数(バッファ制限値)、前記再アクセ
スを繰り返す回数、前記破棄数をカウントする周期、前
記バッファ制限値を増加するための破棄数の設定値、前
記正常数の各パラメータは設定自在に構成されているこ
とを特徴とする。
【0016】本発明による記録媒体は、複数種類の信号
の送受信に際してバッファを介して行うようにした通信
システムにおけるバッファ制御方法の制御プログラムを
記録した記録媒体であって、当該制御プログラムは、前
記信号の種別に応じて、各信号が使用可能なバッファ数
を制限する制御ステップを含むことを特徴とする。そし
て、前記信号の種別は優先順位であり、前記制御ステッ
プは、優先順位の高い信号は低い信号よりも使用可能な
バッファ数(バッファ制限値)を多く設定するようにし
たことを特徴とする。
【0017】また、前記制御ステップは、前記バッファ
制限値に達した状態において、前記信号の前記バッファ
への書き込みを禁止して待機せしめるステップと、この
待機中において所定間隔で前記バッファに対して再アク
セスを行う再アクセスステップと、この再アクセスによ
っても前記バッファに空きがない場合には当該信号を破
棄する破棄ステップとを有することを特徴とする。更
に、前記再アクセスステップは、前記再アクセスを所定
回数以下繰り返し行うようにしたことを特徴とし、前記
破棄ステップは、前記再アクセスを所定回数繰り返して
も前記バッファに空きがない場合に当該信号を破棄する
ようにしたことを特徴とする。
【0018】更にはまた、前記制御ステップは、前記破
棄ステップによる破棄数をカウントしてこの破棄数の統
計を取り、この統計結果に応じて前記バッファ制限値を
可変制御する制限値可変制御ステップを有することを特
徴とし、また、前記制限値可変制御ステップは、前記破
棄数を所定周期でカウントし、このカウントされた破棄
数が所定設定値に達した時に前記バッファ制限値を所定
数増加するようにしたことを特徴とし、更に、前記制限
値可変制御ステップは、カウントされた前記破棄数が所
定回数連続して前記所定設定値に達した時に前記バッフ
ァ制限値を所定数増加するようにしたことを特徴とし、
更にはまた、前記制限値可変制御ステップは、カウント
された前記破棄数が予め設定された正常数より小となっ
たときに前記バッファ制限値を元に戻すようにしたこと
を特徴とする。
【0019】また、前記バッファは、書き込み位置を示
すライトポインタと読出し位置を示すリードポインタと
を有し、前記制御ステップは、前記ライトポインタとリ
ードポインタとの差により前記信号の各々が使用可能な
バッファ数を判定するようにしたことを特徴とし、ま
た、前記バッファ数(バッファ制限値)、前記再アクセ
スを繰り返す回数、前記破棄数をカウントする周期、前
記バッファ制限値を増加するための破棄数の設定値、前
記正常数の各パラメータは設定自在に構成されているこ
とを特徴とする。
【0020】本発明の作用を述べる。本発明によるバッ
ファ制御方式では、通信で使用するバッファ部分に、デ
ータの種類(例えば、優先度)に応じて制限数を設ける
ように構成する。このバッファ制限は、複数の局間を通
信する信号の数が多い時、信号の種類によってその制限
量を変化させるものであり、これにより、使用するバッ
ファの制限値が多い信号は、他の信号がバッファフルの
状態においても信号を送受信できることになる。従っ
て、信号の優先順位に従ってバッファの量を変えること
により、バッファの有効的な利用ができ、かつ優先信号
の効率的な伝送が出来るという効果が得られる。
【0021】また、バッファフル時にバッファに溜まっ
ているデータを破棄する場合、一定時間すぎたときにデ
ータを破棄する様に制御する。すなわち、バッファフル
時にCPUがタイマをスタートしてタイムアウトをした
らデータを1バイト破棄する。従って、バッファの送信
が一定時間以上行われないときでも、古いデータは破棄
されるという効果が得られる。
【0022】更に、データ破棄量の監視を行い、破棄量
の統計を行ってこの統計データによりバッファの制限制
御をなす。この統計データによるバッファ数の変更方法
としは、一定時間毎に、また信号毎に、データ破棄量を
集計し、データ破棄量が制限値を所定回数連続して越え
ると、バッファ制限値を増加する様にする。そして、こ
のバッファ制限値を増加した状態で以後運用されるが、
この状態で自身の信号に影響がない場合には(自身の信
号が破棄されることなく順調にバッファに書き込まれて
いる場合には)、増加した制限値を元に戻すようにす
る。
【0023】信号種別が多い通信システムにおいて、C
PU間通信を行う通信装置が各地に設置されている様な
場合に、装置を工場出荷する時点では、信号の種類に応
じてCPU間のデータ転送量が判明しておらず、最適値
設定することは困難であるが、本手法を使用すること
で、各信号における優先度における信号破棄数の制限値
を初期値として設定することにより、各設置された装置
毎にデータ破棄量に応じてCPUが自動的に当該制限値
を補正することになるので、汎用性が著しく大となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
き図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本発明の一
実施の形態の全体ブロック図であり、図2は図1のブロ
ック間で授受される信号を示しており、図3は同じく図
1のブロック間で授受されるデータの種類を説明するた
めの図である。先ず、図2を参照すると、本回路100
は、CPU101を含んだCPU周辺回路102と、2
つのバッファA103,B104とにより構成される。
そして、本回路100は他回路A117及び他回路B1
18とデータを送受信を行うものとする。
【0025】CPU周辺回路102は、CPU101が
実行するバッファ制御プログラム105を格納したメモ
リ106を有する。メモリ106には、その他に、各バ
ッファの管理のために、バッファA用テーブル107と
バッファB用テーブル108とが設けられている。CP
U周辺回路102はその他にタイマ−119と割り込み
コントローラ120とを有する。
【0026】図2を参照すると、他回路B118から他
回路A117への信号を下り信号109とし、他回路A
117から他回路B118への信号を上り信号110と
する。下り信号109は信号の種類によって信号A12
1、信号B122、信号C123、信号D124があ
り、他回路B118からCPU101を経由して他回路
A117へ送出する信号A121及び信号B122の場
合と、他回路B118からCPU101宛の信号C12
3の場合と、CPU101発で他回路A117行きの信
号D124の場合とがある。
【0027】上り信号110は信号A’125、信号
B’126、信号C’128、信号D’127があり、
他回路A117からCPU101を経由して他回路B1
18へ送出する信号A’125及び信号B’126の場
合と、他回路A117からCPU101宛の信号D’1
27の場合と、CPU101発で他回路B118行きの
信号C’128の場合とがある。
【0028】バッファA103は、CPU101から他
回路A117への下り信号109を送受するための下り
バッファA113と、他回路A117からCPU101
への上り信号110を送受するための上りバッファA1
14とを有している。バッファB104は、CPU10
1から他回路B118への上り信号110を送受するた
めの上りバッファB116と、他回路B118からCP
U101への下り信号109を送受するための下りバッ
ファB115とを有している。
【0029】CPU101は各信号の信号種別を判別し
て処理を行う。下り信号の場合、他回路B118からの
信号A121、信号B122、信号C123は下りバッ
ファB115を経由してCPU101へ送られる。CP
U101は、AA、BB、CCの信号から各信号種別を
判別して、信号A121及び信号B122ならば下りバ
ッファA113へ信号を書き込み、他回路A117に送
出する。信号C123ならば自分宛の信号と判断し、C
PU101が自己処理を行う。また、信号D124はC
PU101により発生されて他回路A117へ送られる
信号なので、下りバッファA113へ書き込まれて他回
路A117へ送出される。
【0030】上り信号110の場合、他回路A117か
らの信号A’124、信号B’125、信号D’127
は上りバッファA114を経由してCPU101へ送ら
れ、CPU101はA’A’、B’B’、D’D’の信
号から各信号種別を判別して信号A’125及び信号
B’126ならば上りバッファBへ信号を書き込み、他
回路B118へ送出する。信号D’127ならば自分宛
の信号と判断し、CPU101が自己処理を行う。ま
た、信号C’128はCPU101により発生されて他
回路B118へ送られる信号なので、上りバッファB1
16へ書き込まれて他回路B118へ送出される。
【0031】バッファA103及びバッファB104の
バッファをバッファ制御プログラム105にて管理する
ために、バッファA用テーブル107とバッファB用テ
ーブル108とが設けられている。バッファAテーブル
107には、各信号に応じてバッファの数の制限をする
機能と、バッファの使用状態を監視して信号の規制を与
える機能とがある。また、他回路からの信号を規制する
ために、下り信号規制機能111と上り信号規制機能1
12とがある。
【0032】下り信号規制機能111は他回路B118
からの下り信号を抑制するために、他回路B118へ下
り信号109の規制信号を送付する。上り信号規制機能
112は他回路A117からの上り信号を抑制するため
に、他回路A117へ上り信号110の規制信号を送付
する。
【0033】図3を参照すると、各信号の種類における
行き先を示している。各信号は他回路A’129、他回
路A117、本回路100、他回路B118、他回路
B’130の各回路間のデータを送受している。各信号
は信号の種類によって転送される部分が異なり、信号A
121と信号A’125とは他回路A’129と他回路
B’130間で送受される。そのために、間にある他回
路A117、本回路100、他回路B118は信号A1
21と信号A’125を中継する。信号B122と信号
B’126とは他回路A117と他回路B118の間で
送受される。そのため、間にある本回路100は信号B
122及び信号B’126を中継する。信号C123と
信号C’128とは本回路100と他回路B118とで
送受される。信号D124と信号D’127とは本回路
100と他回路A117とで送受される。
【0034】図4を参照すると、図3で示す各信号の構
成を示している。各信号は信号種別131、信号長13
2、信号内容133にて構成され、例えば下り信号10
9で信号A121の場合は、信号種別131はAAとな
り、信号長132はAAA、信号内容はAAAAとな
る。信号の全体の長さは、信号種別131で1バイト、
信号長132で1バイト、信号内容133でnバイトで
あることから、1+1+nバイトとなる。このとき、信
号長132は信号内容133の長さを示し、例えば、信
号Aの信号内容がnバイトあるときは、信号長132の
AAA=nとなる。他に信号B122、信号C123、
信号D124、信号A’125、信号B’126、信号
C’128、信号D’127も同様の構成となってい
る。
【0035】図5を参照すると、図1で使用しているバ
ッファの構成を示している。下りバッファA113、上
りバッファA114、下りバッファB115、上りバッ
ファB116は同等の構成されている。本図は、下りバ
ッファA113の構成について示す。
【0036】下りバッファA113は、バッファの内容
はバッファ部141とポインタ部142で構成されてい
る。バッファ部141はh分ある。#0〜#hどのバッ
ファとも同様の構成をしている。#hバッファ144を
例にとると、#hバッファ114は、図4の信号構成が
そのままバッファの構成となり、信号種別用バッファ1
45が1バイト、信号長用バッファ146が1バイト、
信号内容用バッファが信号内容最大長のmバイトある。
すなわち、1つのバッファ#hのバッファ量としてはp
=1+1+mとなり、バッファ部全体として(h+1)
×pバイトの容量がある。ポインタ部142はバッファ
に書き込むときにアクセスするライトポインタ148
と、バッファ部から読み込む時にアクセスするリードポ
インタ149とが、各1バイトづつある。
【0037】図6を参照すると、図1で使用しているバ
ッファAテーブル107とバッファBテーブル108と
の構成が示されている。バッファAテーブル107に
は、下りバッファA113用として、下りバッファA管
理テーブル151と下りバッファA信号破棄統計テーブ
ル152とがある。上りバッファA114用として、上
りバッファA管理テーブル153がある。上りバッファ
A114用のテーブルに信号破棄統計テーブルが無いの
は、下りバッファAはCPU101から信号を書き込む
部分であり、上りバッファAは読み込み部分であるの
で、管理内容が異なるからである。同様に、バッファB
テーブル108には、下りバッファB管理テーブル15
4、上り管理テーブル155、上りバッファB信号破棄
統計テーブル156がある。
【0038】図7を参照すると、図6で使用している下
りバッファA管理テーブル151の詳細が示されてい
る。下りバッファA管理テーブルは下りバッファを通る
信号A、信号B、信号Dの通過の制限を与えるために設
けられており、下りバッファA管理テーブル151には
バッファ制限設定部と信号カウント部とが設けられてい
る。バッファ制限設定部は下りバッファAを通過する信
号A121、信号B122、信号D124のバッファの
使用量を制限する値を設定できるようなっており、信号
Aバッファ制限数設定値、信号Bバッファ制限数設定
値、信号Dバッファ制限数設定値がある。
【0039】その他に、CPU101が下りバッファA
113に信号A121,信号B122、信号D124を
書き込めないときに書き込みのリサイクルをなす周期の
設定値として、信号書き込み監視周期E設定値と、各信
号A,B,Dのリサイクルの回数を制限する信号A,
B,Dの各書き込みリサイクル回数設定値とがある。ま
た、信号カウント部は、リサイクル回数を各信号毎に管
理を行うために、信号Aリサイクルカウント値、信号B
リサイクルカウント値、信号Cリサイクルカウント値が
ある。そして、各リサイクル設定値を各リサイクル数が
越えたときに信号を破棄する回数のカウントのために、
信号A破棄数カウント値、信号B破棄数カウント値、信
号D破棄数カウント値がある。
【0040】図8を参照すると、図6で使用している下
りバッファA信号破棄統計テーブルの詳細が示されてい
る。下りバッファA信号破棄統計テーブル152は、信
号の破棄状態を常時監視して規制信号を出すために管理
をするものであり、信号破棄数注意/警告設定部181
と信号破棄数注意/警告カウント部182とを有する。
信号破棄数注意/警告設定部181は、信号A121、
信号B122、信号D124の信号破棄数の上昇に伴う
注意と警告の数を設定するために、信号A破棄数注意設
定値、信号B破棄数注意設定値、信号D破棄数注意設定
値、信号A破棄数警告設定値、信号B破棄数警告設定
値、信号D破棄数警告設定値を有し、更に、各信号A,
B,Dの注意数設定値、各信号A,B,Dの正常数設定
値、各信号A,B,Dの規制設定値を有する。
【0041】更にはまた、一定周期Gで信号破棄量のカ
ウントを行うために破棄量カウント周期G設定値、一定
周期Hで注意数及び警告数のカウントを行うために注意
/警告数カウント周期Hを有する。
【0042】信号破棄数注意/警告カウント部182
は、信号A121、信号B122、信号D124の信号
破棄数の注意及び警告数を注意/警告数カウント周期H
毎に越えた数として、信号A注意数カウント値、信号B
注意数カウント値、信号D注意数カウント値、信号A警
告数カウント値、信号B警告数カウント値、信号D警告
数カウント値を有する。また、各信号A,B,Dの正常
数カウント値をも有する。
【0043】図9を参照すると、図6で使用している上
りバッファA管理テーブルの詳細が示されている。上り
バッファA管理テーブル153は、バッファ読み込み設
定部として、一定周期でバッファ読み込みための設定の
ためのバッファ読み込み周期I設定値を有する。図10
を参照すると、図6で使用している下りバッファB管理
テーブル154の詳細が示されている。下りバッファB
管理テーブル154は、図9の上りバッファA管理テー
ブルと同様に、バッファ読み込み設定部としてバッファ
読み込み周期J設定値を有する。
【0044】図11を参照すると、図6で使用している
上りバッファB管理テーブル155の詳細が示されてい
る。上りバッファB管理テーブル155は、図7の下り
バッファA管理テーブルと同様に、バッファBを通過す
る信号A’、信号B’、信号C’の対応として、バッフ
ァ制限設定部には、信号A’バッファ制限数設定値、信
号B’バッファ制限数設定値、信号C’バッファ制限数
設定値、上り信号書き込み監視周期K設定値、信号書き
込みリサイクル回数L設定値を有する。
【0045】信号カウント部は、リサイクル回数を各信
号毎に管理するために、信号A’リサイクルカウント
値、信号B’リサイクルカウント値、信号C’リサイク
ルカウント値を有する。そして、各リサイクル設定値を
各リサイクル数が越えた時に、信号を破棄する回数をカ
ウントするために、信号A’破棄数カウント値、信号
B’破棄数カウント値、信号C’破棄数カウント値を有
する。
【0046】図12を参照すると、図6で使用している
上りバッファB信号破棄統計テーブルの詳細が示されて
いる。上りバッファB信号破棄統計テーブルは、図8の
下りバッファA信号破棄統計テーブル152と同様に、
バッファBの通過する信号A’、信号B’、信号C’の
対応として、信号破棄数注意/警告設定部241は、信
号A’破棄数注意設定値、信号B’破棄数注意設定値、
信号C’破棄数注意設定値と、また、信号A’破棄数警
告設定値、信号B’破棄数警告設定値、信号C’破棄数
警告設定値とを有し、更に、破棄量カウント周期M設定
値と、注意/警告数カウント周期Nとを有する。
【0047】注意/警告カウント部242は、信号A’
注意数カウント値、信号B’注意数カウント値、信号
C’注意数カウント値と、信号A’警告数カウント値、
信号B’警告数カウント値、信号C’警告数カウント値
と、各信号の正常数カウント値とを有する。
【0048】図13を参照すると、図1におけるバッフ
ァ制御プログラム105の構成が示されている。バッフ
ァ制御プログラムは、アイドルタスク、バッファA制御
タスク部、バッファB制御タスク部、アプリケーション
動作部に分割され、各ブロックとも独立に動作をしてい
る。各信号の流れに対する構成は図14に示す。
【0049】アイドルタスクは、バッファA制御部、バ
ッファB制御タスク部、アプリケーション動作部が動作
していない時に実行される部分である。バッファA制御
タスク部には、下り信号送信タスク部と、上り信号受信
タスクと、下り信号破棄カウントタスクと、下り信号制
御タスクとがあり、バッファAの制御をする部分であ
る。下り信号送信タスク部には、信号Aタスク、信号B
タスク、信号Dタスクがあり、信号A、信号B、信号D
を他回路Aへ送信する機能であり、下り信号受信タスク
部からの信号A,BとCPU101の信号Dが受信され
た時に、バッファAへ書き込み処理を行う。
【0050】上り信号受信タスクは他回路Aからの上り
信号を受信する機能であり、バッファA上り信号読み込
みタイマがタイムアウト後毎に上りバッファAを監視
し、バッファAからの信号A’,B’,D’が受信され
ると、信号によって行き先を変える。信号A’及びB’
ならばバッファBへの信号なので、上り信号送信タスク
へ信号を渡し、信号D’ならばCPU101への信号な
ので、信号D’制御部に渡す。
【0051】下り信号破棄カウントタスクは、下り信号
が信号破棄する状態をバッファA下り破棄カウントタイ
マ毎に集計し、一定値を上回ったら使用出来るバッファ
数を変更する機能である。下り信号規制タスクは、下り
信号の警報数をバッファA下り信号規制タイマ−毎にカ
ウントを行い、信号毎に規制を行う機能である。信号A
及び信号Bの規制は他回路Bへ送出し、信号Dの規制は
信号D発生部に規制信号を送付する。
【0052】バッファB制御タスク部には、上り信号送
信タスク部と、下り信号受信タスクと、上り信号破棄カ
ウントタスクと、上り信号制御タスクとがあり、バッフ
ァBの制御をする部分である。上り信号送信タスク部に
は、信号A’タスク、信号B’タスク、信号C’タスク
があり、信号A’、信号B’、信号C’を他回路Bへ送
信する機能であり、信号A’,信号B’,信号C’が信
号受信又は信号発生した時に動作を行う。下り信号受信
タスクは他回路Bからの下り信号を受信する機能であ
り、バッファB下り信号読み込みタイマがタイムアウト
後毎に下りバッファBを監視する。
【0053】上り信号破棄カウントタスクは上り信号が
信号破棄する状態をバッファB上り破棄カウントタイマ
毎に集計し、一定値を上回ったら使用出来るバッファ数
を変更する機能である。上り信号規制タスクは、上り信
号の警報数をバッファB上り信号規制タイマ毎にカウン
トを行い、信号毎に規制を行う機能である。
【0054】アプリケーション動作部には、信号D発生
部、信号C’発生部、信号C制御部、信号D制御部があ
る。信号D発生部は他回路Aへ送信するデータの発生部
分であり、信号Dが発生すると、下り信号送信タスク部
へ信号Dを送出する。また、規制タスクからの信号D規
制を受けると信号Dの発生を調整する。信号C’発生部
は他回路Bへ送信するデータの発生部分であり、信号
C’が発生すると、上り信号送信タスク部へ信号C’を
送出する。また、規制タスクからの信号C’規制を受け
ると信号C’の発生を調整する。
【0055】信号C制御部は、信号Cが下り信号受信タ
スクから来ると信号C制御部で処理を行う。信号C制御
部の処理がオーバーとなった場合には、他回路Bへ信号
Cの規制を掛ける機能がある。信号D’制御部は、信号
D’上り信号が受信タスクから来ると信号D制御部で処
理を行う。信号D制御部の処理がオーバーとなった場合
には他回路Aへ信号Dの規制を掛ける機能がある。
【0056】図15を参照すると、図1におけるタイマ
119と割り込みコントローラ120との関係の詳細を
示している。タイマ119には、各信号A,B,Dに対
応する書き込みリサイクルタイマと、各信号A’,
B’,C’に対応する書き込みリサイクルタイマと、バ
ッファA上り信号読み込みタイマと、バッファB下り信
号読み込みタイマと、バッファA下り信号破棄カウント
タイマと、バッファB上り信号破棄カウントタイマと、
バッファA下り信号規制タイマと、バッファB上り信号
規制タイマとがある。
【0057】以下に、本発明の実施の形態の動作を先の
図面に基づいて詳細に順を追って説明する。特に、本発
明の特徴部分の動作については詳細に説明する。本発明
では、CPUと他回路との通信を行う。そこで、バッフ
ァの使用方法、CPUから他回路への信号送信時の方
法、他回路からCPUへの信号受信時方法、信号破棄の
統計と信号規制の方法、立ち上げ時の処理について詳細
に説明する。
【0058】図5に各バッファの構成を示しており、バ
ッファの使用方法は、図16〜18にて説明をする。バ
ッファへの書き込み方法は、図16に示すようにバッフ
ァにデータがないバッファ部にデータを書き込むことが
出来る。バッファにおいては、初期状態ではライトポイ
ンタとリードポインタは#0を示している。いま、CP
U101はライトポインタを読み込みむと#0を指示し
ているので、データを#0バッファにデータを書き込
む。そして、ライトポインタを+1更新してライトポイ
ンタとにデータを書き込むときにポインタを更新するこ
とによりデータをバッファ#0へ書き込むことが出来
る。
【0059】バッファからの読み込みの方法は、図17
に示すように#0のみ信号が存在するときは、ライトポ
インタが#1でリードポインタが#0である。リードポ
インタの値のバッファ部分を読み込む。今回はリードポ
インタ値が#0なので、CPU101は#0バッファに
蓄積されている信号をデータを読み出す。
【0060】図16の最初と図17の最後の状態は、い
ずれもバッファにデータが書かれていない状態である
が、リードポインタとライトポインタは同数だが状態は
#0同士と#1同士で状態が違う。バッファは読み込み
書き込みの状態で、#0→#1→#2→…#h→#0→
…とバッファを一周して再使用をしていく。図18で
は、ライトポインタとリードポインタ共に#hなので、
バッファにはデータが書かれていない状態であるが、次
にはライトポインタが指示している#hにデータを書き
込みライトポインタを#0にする。
【0061】以下に信号の送信方法を示す。図1におい
て、CPU101からデータを送信するのは、信号A,
B,D,A’,B’,C’である。送信に使用するバッ
ファは下りバッファAと上りバッファBとであり、バッ
ファ用テーブルは下りバッファA管理テーブルと上りバ
ッファB管理テーブルを使用する。
【0062】CPUから他回路への信号送信時の詳細
を、信号A,B,Dについて下りバッファA及び下りバ
ッファA管理テーブルを使用した例を、図19〜24を
使用して説明する。信号A’,B’,C’について上り
バッファB及び上りバッファB管理テーブルの使用方法
についても同様の動作となる。図19に、信号A,B,
Dを送出する詳細の構成を示し、図20,21に信号を
送信するCPU101で動作しているバッファ制御プロ
グラムのフローチャートを示す。
【0063】なお、図20では、各信号A,B,D,
A’,B’,C’の送信タスクの動作フローであり、各
タスクのタイマのタイムアップに応答して各タスクが立
上がり、各タスクの再立上げのためにタイマスタートと
なることが示されている。図21のフローチャートで
は、信号Dを例として、この信号D送信タスクが立ち上
がった場合を説明する。
【0064】CPU101で発生した信号Dを下りバッ
ファAにデータを書き込むときに、ライトポインタの読
み込みとリードポインタの読み込みとが行われる(ステ
ップS1,2)。(ライトポインタ)−(リードポイン
タ)の値が0よりも多く、かつ信号Dバッファ制限値よ
りも少ない数のときは(ステップS3)、下りバッファ
Aのバッファ部に信号Dを書き込む(ステップS4)。
そして、ライトポインタのカウントを+1足して書き込
み(ステップS5)、信号Dリサイクルカウント値をク
リアすることでデータを書き込む処理の基本的な動作が
終了する(ステップS6)。
【0065】(ライトポインタ)−(リードポインタ)
の値が信号Dバッファ制限値と同等または多い時は、バ
ッファ部に書き込めない状態なので、リサイクルをする
処理に移る(ステップS7)。信号Dリサイクルカウン
ト値が信号D書き込みリサイクル回数設定値よりも少な
いときは、リサイクル可能状態であるので、信号Dリサ
イクルカウント値を+1して(ステップS8)、信号書
き込み監視周期E(ms)のタイマを発行する。そし
て、Ems後にタイムアップしたら再びライトポインタ
を読み込み、リードポインタを読み込んで(ライトポイ
ンタ)−(リードポインタ)の値を確認し、ポインタの
状況が変化して、信号Dバッファ制限数設定値よりも少
なくなったときはバッファ部にデータを書き込む動作に
移る。
【0066】しかし、バッファの状態が変化せずに信号
Dバッファ制限数設定値より多い時で、かつ信号Dリサ
イクルのカウント値が信号D書き込みリサイクル回数設
定値よりも数値が少ないときは、再びリサイクル動作を
行う。しかし、当該カウント値が信号D書き込みリサイ
クル回数設定値よりも同じか多いときは、信号Dを破棄
して(ステップS9)、信号D破棄数カウント値を+1
する(ステップS10)。このとき、信号Dリサイクル
カウント値をクリアする(ステップS11)。なお、ス
テップS12については、図26の説明の際に説明する
ものとし、また信号A及び信号Bも図14の動作と同様
のフローチャートに従って動作するものとする。
【0067】上記説明において、信号A,B,D毎に各
バッファ制限数を変えた時のポインタの使い方の具体例
を図22〜26に示す。信号A,B,Dの各々に対し
て、#h+1まであるバッファの数のうち、それぞれ使
用できる制限数である信号Aバッファ制限設定値はX
(=3)、信号Bバッファ制限設定値はY(=6)、信
号Dバッファ制限設定値はZ(=h)であるものとし、
また蓄積できるバッファ数はX<Y<Z≦h+1の値と
なっているものとする。図22では、バッファに溜まっ
ているバッファ量がX以下の時の動きを示している。
【0068】バッファ部の#2のみ信号が存在している
ため、ライトポインタは#3、リードポインタは#2を
指示している。ここで、信号Aを送信するときは、バッ
ファ制限数Xよりも(ライトポインタ)−(リードポイ
ンタ)の数が少ないので、#3のバッファにデータを書
き込み、ライトポインタを#4にする。信号B.Dも制
限数がY,Zよりも少ない値なので同様な動作を行え
る。
【0069】図23では、#2〜#4まで信号が存在し
ている状態であり、制限数X(=3)だけデータがバッ
ファにある場合である。ここで、信号B,Dの信号を送
信するときはバッファ制限値Y,Zよりも(ライトポイ
ンタ)−(リードポインタ)の数が少ないので、#5の
バッファにデータを書き込みライトポインタを#6にす
ることができる。しかし、(ライトポインタ)−(リー
ドポインタ)の数が制限値Xと同じなので、信号Aを送
信することは出来ない。
【0070】そこで、信号書き込み監視周期のタイマ値
を発行し、タイムアップしたときに再度アクセス(リサ
イクル)を行う。再度アクセスした場合、状態図24の
ように#2のデータが他回路Aより読まれたならば、制
限数Xよりも数が少なくなるので、#5に信号Aを書き
込むことができる。しかし、再度アクセスしたときに、
状態が変化しないときは、再度信号書き込み監視周期の
タイマを発行して待つのだが、延々に待つことは出来な
ので、信号Aリサイクルカウント値をカウントして、信
号A書き込みリサイクル回数設定値よりも少ない時とき
だけ、リサイクル出来る。
【0071】図25では、#2〜#7まで信号が存在し
ている状態であり、ライトポインタは#8でリードポイ
ンタは#2となり、制限数Y(=6)まで信号が存在す
るので、信号Dは#8に信号を書き込みライトポインタ
を#9にすることが出来るが、信号Bは#2の信号が他
回路Aによって読まれなければアクセス出来ない。ま
た、信号Aは#2〜6の信号が他回路Aによって読まれ
なければアクセス出来ないので、再アクセスのタイマを
発行する。
【0072】図26では、#2〜#hと#0に信号が存
在している。状態はライトポインタは#1でリードポイ
ンタは#2であり、(ライトポインタ)−(リードポイ
ンタ)は(1−2)=−1となるため、ライトポインタ
+(h+1)をすると(図21のステップS12参
照)、(ライトポインタ)−(リードポインタ)は(1
+h+1)−2=hとなり、制限数Z(=h)と同等ま
で信号が存在するので、信号A,B,Dとも書き込みが
出来ないので再度アクセスのタイマを発行する。
【0073】以下に信号の受信方法を示す。図1,2に
おいて、CPU101で信号を受信するのは、信号A,
B,C,A’,B’,D’である。受信に使用するバッ
ファは上りバッファA114と下りバッファB115と
であり、バッファ用テーブルは図6に示す上りバッファ
A管理テーブル153と下りバッファB管理テーブル1
53とを使用する。他回路A117からCPU101へ
の信号受信時の詳細を、信号A’,B’,D’について
上りバッファA及び上りバッファA管理テーブルをを使
用した例を、図27〜29を使用して説明する。信号
A,B,Dについて下りバッファB及び下りバッファB
管理テーブルを使用する場合の方法も同様の動作であ
る。
【0074】図27に、信号A’,B’,D’を受信す
る詳細の構成と、図28,29に信号を送信するCPU
101で動作しているバッファ制御プログラムのフロー
チャートを示す。なお、図28は上り信号及び下り信号
の各受信タスクの立ち上がりを示すものである。以下の
説明では、信号A’を例とする。
【0075】他回路A117からの上り信号A’が到来
すると、上り信号受信タスクが起動される。こりにより
信号A’はバッファAへ書き込まれ、この書き込まれた
信号A’は、CPU101が上りバッファAにデータの
ライトポインタの読み込みとリードポインタの読み込み
を行う(ステップS21,22)。信号読み込みはバッ
ファ読み込み周期のタイムアップ後に常に行われる。タ
イマのタイムアップ後に(ライトポインタ)−(リード
ポインタ)の値が0よりも多いときは(ステップS2
3)、上りバッファAのバッファ部の信号種別を読み込
み(ステップS24)、信号種別でA’のとき上りバッ
ファAで信号A’の制限をしていないときに(ステップ
S25)、信号A’を読み込む(ステップS26)。
【0076】そして、リードポインタのカウントを+1
して(ステップS27)、リードポインタ部へそれを書
き込むことでデータ読み込みの1処理の基本的な動きが
終了する。その後、再度(ライトポインタ)−(リード
ポインタ)の値が0よりも大きいときは再度読み込み動
作を行い、(ライトポインタ)−(リードポインタ)=
0まで読み込み動作を行う。(ライトポインタ)−(リ
ードポインタ)の値が0の時は、バッファ部にデータが
何も書き込まれていない状態なので、読み込みを行わな
いで、次の読み込みに移るためにタイマを発行する。な
お、ステップS28は、図21の場合のステップS12
と同様に、(ライトポインタ)−(リードポインタ)の
値が負の場合の動作である。
【0077】図30,31に、データの読み出しが出来
ない条件を示す。図30では、(ライトポインタ)−
(リードポインタ)=0の時の状態時を示す。ライトポ
インタの値が#16を示し、リードポインタの値が#1
6を示している。このときは(ライトポインタ)−(リ
ードポインタ)が0なので、バッファに蓄積されている
データは無く、読み出しを禁止する。
【0078】図31では、上りバッファAが信号制限し
ている時を示す。上りバッファAは上りデータ信号
A’,B’の制限を行うと、上り信号A’が上りバッフ
ァAに他回路から供給された時は読み込みをしない。上
りバッファAが信号A’の制限を解除したときに、バッ
ファ読み込み周期がタイムアップ後に信号A’を読み込
む。
【0079】次に、信号を破棄した時の集計と信号規制
について図32にて説明する。下りバッファAを通過す
る信号A,B,Dに対しバッファに信号を書き込むとき
に書き込めずにデータを破棄する場合、バッファ管理テ
ーブル内の信号破棄カウント値を使用して、下りバッフ
ァ信号破棄統計テーブルで破棄数の注意数及び警告数を
設定し、この設定値をオーバーすると、バッファの制限
値の変更及び信号の規制をかける。図32には、信号A
の時のポインタ等の構成を示し、以下図33〜36に動
作の詳細を示す。その他に信号B,D及び上りバッファ
Bを使用した信号A’,B’,C’も同様の動作であ
る。
【0080】また、図33,34に信号A,B,Dを送
信するCPU101で動作しているバッファ制御プログ
ラムのフローチャートを示す。図33に示す様に、破棄
数カウント周期設定値のタイマがタイムアップすると、
常に下り信号破棄集計プログラムのタスクが動作して、
信号A破棄集計カウント部は信号Aの破棄状況を計測し
て、信号A破棄数注意設定値、注意数、信号A破棄数警
告設定値及び信号A正常数設定値及び各カウント値によ
り判断を行い処理をする。
【0081】図34を参照すると、信号A破棄数カウン
ト値が信号A破棄数注意設定値よりも同等または少ない
時は(ステップS31)、正常時なので正常処理を行
う。信号A破棄数設定値よりも多いときは、信号A注意
数のカウントを行う(ステップS32,33,34)。
注意数が信号A注意設定値よりも越えた時は、信号警告
処理になる。信号警告処理では、信号破棄数カウント値
が信号A破棄数警告設定値よりも多くなると(ステップ
S35)、信号Aバッファ制限数の数を+1にする(ス
テップS36)。そして、信号注意数カウントクリアを
行い(ステップS41)、信号A警告数カウント値を+
1する(ステップS42)。
【0082】正常処理では、信号A正常のカウントを行
い、信号Aになったときにカウント値は常にカウントし
て(ステップS37,38)、信号A正常数設定値より
も多くなったときに信号Aバッファ制限値を−1して
(ステップS39)、信号A正常カウント値をクリアす
る(ステップS40)。そして、信号A注意数カウント
をクリアして(ステップS43)、信号A破棄数カウン
ト値をクリアする(ステップS44)。ステップS3
4,42からもステップS44へ移行する。
【0083】具体的な例を図35,36を使用して説明
する。信号Aは信号数カウント周期毎に信号破棄数をカ
ウントし、信号A破棄数が信号A注意設定値よりも少な
いときは信号A正常カウントを行う。信号A破棄数注意
設定値よりも多くなったときは、信号注意カウントを行
い、正常カウント値をクリアする。
【0084】信号A破棄数が連続して信号注意数設定値
(本例では3回)よりも越えて、信号破棄数警告設定値
よりも多くなったときは、信号Aバッファ制限数設定値
を+1にする(ステップS36参照)。このとき、警報
の数はその後の規制情報のためにカウントし、注意数の
カウントをクリアする(ステップS41参照)。この
時、信号A警告数カウント値は+1となる(ステップS
42参照)。正常値に戻ったら信号A正常カウント値を
カウントする(ステップS38参照)。
【0085】ステップS38,40の後は、信号A注意
数カウント値をクリアして(ステップS43参照)、信
号A廃棄数カウント値をクリアする(ステップS44参
照)。警告値を越えた時の制限値の変化は、図36に示
す様に、設定値が変わる前は設定値がXで、#2〜#4
までデータが有るときは#5には信号は書き込めなかっ
たが、制限値を+1にして、X+1にすると信号Aは書
き込める状態となる。
【0086】信号規制について図37,38にフローを
示す。警告数カウント周期設定値がタイムアップする
と、信号A警告数が信号A規制値よりも多いときは(ス
テップS51)、信号A規制信号が他回路B118へ出
力される(ステップS52)。また、警報数のカウント
値が規制値よりも少ない時は(ステップS51)、規制
を解除する(ステップS53)。このことにより信号の
受け取った他回路B118は信号Aを出力することを控
えるように制御をする。そして、警告数カウント値をク
リアする(ステップS54)。
【0087】また、信号D及び信号Cの発生はCPU1
01のプログラムであり、図39に示すように、実行プ
ログラム内で信号送受タスクから信号D発生タスク及び
信号C’タスクに規制を掛ける。
【0088】次に、本プログラムであるバッファ制御プ
ログラムの立ち上がりについて図40,41を用いて説
明する。本発明の回路上には不揮発性のメモリと揮発性
のメモリがあり、本プログラムとバッファ制御設定部と
は不揮発性のメモリに入っており、取り外しが可能な構
造となっている。プログラムにリセットを解除すると不
揮発でのプログラムが実行され、バッファ制御プログラ
ムとバッファ制御部の各設定値が揮発プログラムに転送
され(ステップS61,62)、バッファAとバッファ
Bのテーブルを作成する(ステップS63,64)。そ
の後、揮発性に転送したバッファ転送プログラムに転送
して実行される(ステップS65)。揮発性でのプログ
ラムでは、各タスクの初期設定を行う(ステップS6
6,67)。
【0089】下りバッファA用破棄数カウント周期G、
下りバッファA用警報数カウント周期、上りバッファA
用バッファ読み込み周期、上りバッファB破棄周期、上
りB用警報カウント周期を、それぞれスタートさせて、
実際のプログラムが動作する。なお、図42に下りバッ
ファA信号破棄統計テーブル512の内容を、また図4
3に上りバッファB信号破棄統計テーブル516の内容
を、それぞれ示している。
【0090】本発明の他の実施の形態を図44に示す。
上述の構成例では、全てのバッファサイズを同一として
いるが、本例では、下りバッファA113のバッファサ
イズと下りバッファB115のバッファサイズとを、下
りバッファA<下りバッファBとしており、また上り信
号に対しても、上りバッファA>上りバッファBとして
いる。図45はこの場合の上りバッファ114の具体的
構成例を示しており、図5の構成例に比較してバッファ
部141が増加している。他の構成は図1のそれと同一
である。
【0091】図46は下り信号Aの発生量(流量であっ
て中継量でもある)及びそれ以外の下り信号発生量と、
これ等下りバッファB115で許容できる信号量(点線
で示す)との関係の一例を、時間的変化で示したもので
ある。この場合、当該信号Aの優先度は最小であるとす
る。この場合、下り信号Aが図46に示す様にバースト
的に発生した場合でも、バッファB115の容量をより
大きくしておけば、この下り信号AのバッファB115
による中継量(破棄など)の影響をより少なくすること
ができるようになる。
【0092】図47は本発明の更に他の実施例を示すブ
ロック図であり、図1と同等部分は同一符号にて示して
いる。本例では、本回路100(図1参照)のCPU1
01から他回路B118(図1参照)のCPU601へ
の信号規制111をなす場合の図であり、下り信号A,
B,Cの送信規制を行う場合のものである。このときの
CPU601のタイマ602は、図48に示す様に、信
号B,Cの規制が発生したときのタイマである。
【0093】信号B,Cの各規制信号監視タイマはCP
U601が各信号規制及び規制解除を監視するポーリン
グ用のタイマであり、常時動作しているものである。信
号B,Cの規制状態タイマは規制を受けたときにスター
トするタイマであり、図51の様に段階的に規制をかけ
るために、規制状態タイマがタイムアウトしたときは、
信号発生をそれぞれ25%ダウンする様にする。信号
B,Cの規制解除状態タイマは規制を解除したときにス
タートするタイマであり、図51の様に段階的に規制を
解除するために、規制解除タイマがタイムアウトしたと
きに、信号発生を25%アップする様にする。
【0094】信号規制を段階的に行うのは、一時的な規
制の場合に信号を全てストップすると、サービスに影響
するので、段階的に規制及び解除するのが好ましいから
である。図49,50はこの信号規制時の動作を示すフ
ローチャートである。図49は信号B,Cの規制処理立
ち上がりを示すフローである。
【0095】図50を参照すると、信号Bに関する信号
規制処理動作が示されている。信号B規制監視タイマが
タイムアップすると、信号B規制状態の読み込みがなさ
れる(ステップS71)。信号規制が発生すると(ステ
ップS72)、信号規制状態タイマ発行中かどうかが検
出され(ステップS73)、そうでなければ、規制状態
タイマをスタートさせる。同時に規制解除状態タイマは
ストップとなる。ステップS72で信号規制が発生され
ていなければ、信号規制解除状態タイマ発行中かどうか
が検出され(ステップS74)、NOであれば、信号規
制解除状態タイマをスタートさせ、同時に信号規制状態
タイマをストップさせる。
【0096】また、信号規制状態タイマがタイムアップ
すると、図51に示す様に、信号Bの発生を25%ダウ
ンさせるが(ステップS75)、このとき発生率が0%
になれば(ステップS76)、終了となり、そうでなけ
れば信号規制状態タイマが再度スタートする。一方、信
号規制解除状態タイマがタイムアップすると(ステップ
S77)、図51に示す様に、信号発生を25%アップ
させるが、このとき発生率が100%になれば(ステッ
プS78)、終了となり、そうでなければ信号規制解除
状態タイマが再度スタートする。
【0097】図52(A)は本発明の応用例のブロック
図であり、図1と同等部分は同一符号にて示している。
図52(A)において、図1の他回路118が信号フォ
ーマット変換701であり、更にその上り方向に別の信
号フォーマット変換702が存在する場合である。図5
2(B)はこれ等回路間の信号の伝送方向を示し、図5
2(C)は信号Aのフォーマット例である。本例では、
例えば、信号フォーマット変換回路701,702がデ
ータリンク層であり、これ等データリンク層では、HD
LC(High Level Data Link Control Procedures )信
号と本回路100の架内信号との間の信号フォーマット
変換をなす場合の応用例である。
【0098】
【発明の効果】本発明によれば、通信で使用するバッフ
ァ部分に、データの種類(例えば、優先度)に応じて制
限数を設け、複数の局間を通信する信号の数が多い時、
信号の種類によってその制限量を変化させる様にしてお
り、使用するバッファの制限値が多い信号は、他の信号
がバッファフルの状態においても信号を送受信できるこ
とになるので、データ種別(優先度)に従ってバッファ
の量を変えることにができ、バッファの有効的な利用が
でき、かつ優先信号の効率的な伝送が出来るという効果
が得られる。
【0099】また、バッファフル時にバッファに溜まっ
ているデータを破棄する場合、一定時間すぎたときにデ
ータを破棄する様に制御する、すなわち、バッファフル
時にCPUがタイマをスタートしてタイムアウトをした
らデータを破棄するように制御しているので、バッファ
の送信が一定時間以上行われないときでも、古いデータ
は破棄されるという効果が得られる。
【0100】更に、データ破棄量の監視を行い、破棄量
の統計を行ってこの統計データによりバッファの制限制
御を行っており、この統計データによるバッファ数の変
更方法としは、一定時間毎に、また信号毎に、データ破
棄量を集計し、データ破棄量が制限値を所定回数連続し
て越えると、バッファ制限値を増加する様にしたので、
信号種別が多い通信システムにおいて、CPU間通信を
行う通信装置が各地に設置されている様な場合に、装置
を工場出荷する時点では、信号の種類に応じてCPU間
のデータ転送量が判明しておらず、最適値設定すること
は困難であるが、本手法を使用することで、各信号にお
ける優先度における信号破棄数の制限値を初期値として
設定することにより、各設置された装置毎にデータ破棄
量に応じてCPUが自動的に当該制限値を補正すること
になり、汎用性が著しく大となるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】図1のブロック間で授受される信号を示す図で
ある。
【図3】図1のブロック間で授受されるデータの種類を
説明する図である。
【図4】図3の信号の各構成を示す図である。
【図5】図1の下りバッファAの構成を示す図である。
【図6】各バッファの管理テーブルの例を示す図であ
る。
【図7】下りバッファA管理テーブルの例を示す図であ
る。
【図8】下りバッファA信号破棄統計テーブルの例を示
す図である。
【図9】上りバッファA管理テーブルの例を示す図であ
る。
【図10】下りバッファB管理テーブルの例を示す図で
ある。
【図11】上りバッファB管理テーブルの例を示す図で
ある。
【図12】上りバッファB信号破棄統計テーブルの例を
示す図である。
【図13】図1のバッファ制御プログラムの構成を示す
図である。
【図14】図13に示した各プログラムの各信号の流れ
に対する構成を示す図である。
【図15】タイマと割り込みコントローラとの関係を示
す図である。
【図16】バッファの使用方法の一例を示す図である。
【図17】バッファの使用方法の一例を示す図である。
【図18】バッファの使用方法の一例を示す図である。
【図19】CPUから他回路へ信号A,B,Dを送信す
る場合の説明図である。
【図20】信号を送信しているバッファ制御プログラム
のフローチャートである。
【図21】信号を送信しているバッファ制御プログラム
のフローチャートである。
【図22】信号A,B,D毎に各バッファ制限数を変え
たときのポインタの使い方の例を示し、バッファに溜ま
っているバッファ量がX以下のときの動作を示す図であ
る。
【図23】バッファに溜まっているバッファ量がXのと
きの動作を示す図である。
【図24】図23においてデータが一つ読まれた場合の
動作を示す図である。
【図25】バッファに溜まっているバッファ量がYのと
きの動作を示す図である。
【図26】バッファに溜まっているバッファ量がZのと
きの動作を示す図である。
【図27】上り信号A’,B’,D’を上りバッファA
にて受信する場合を説明するための図である。
【図28】上り信号及び下り信号の受信タスクの動作を
示す図である。
【図29】信号送信時のバッファ制御プログラムのフロ
ーチャートである。
【図30】バッファのデータ読出しができない状態の一
例を示す図である。
【図31】バッファのデータ読出しができない状態の他
の例を示す図である。
【図32】信号破棄時の集計と信号規制について説明す
る図である。
【図33】送信時のバッファ制御プログラムの動作を示
す図である。
【図34】送信時のバッファ制御のプログラムの動作を
示すフローチャートである。
【図35】信号Aの破棄数の具体例を示す図である。
【図36】図35の例におけるバッファ制限数の変化の
例を示す図である。
【図37】信号規制時の動作を示す図である。
【図38】信号規制時の動作を示すフローチャートであ
る。
【図39】信号規制時の一態様を示す図である。
【図40】バッファ制御プログラムの立上りを説明する
図である。
【図41】バッファ制御プログラムの立上りを説明する
図である。
【図42】下りバッファA信号破棄統計テーブルの例を
示す図である。
【図43】上りバッファB信号破棄統計テーブルの例を
示す図である。
【図44】本発明の他の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図45】図44の上りバッファAの一例を示す図であ
る。
【図46】下り信号Aの発生量(中継量)及びそれ以外
の下り信号発生量と、下りバッファBで許容できる信号
量との関係を示す図である。
【図47】本発明の更に他の実施の形態を示すブロック
図である。
【図48】図47のタイマ602の例を示す図である。
【図49】信号B,Cの規制処理立上り動作を示すフロ
ーである。
【図50】信号Bに関する信号規制処理動作を示すフロ
ーチャートである。
【図51】信号Bに関する信号規制及びその解除の一態
様を示す図である
【図52】本発明の応用例を示す図であり、(A)はそ
のブロック図、(B)はその信号の伝送方向、(C)は
信号Aのフォーマット図である。
【図53】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 本回路 101,601 CPU 102 CPU周辺回路 103 バッファA 104 バッファB 105 バッファ制御プログラム 106 メモリ 107 バッファA制御用プログラム 108 バッファB制御用プログラム 109 下り信号 110 上り信号 111 下り信号規制機能 112 上り信号規制機能 113 下りバッファA 114 上りバッファA 115 下りバッファB 116 上りバッファB 117 他回路A 118 他回路B 119,602 タイマ 120 割り込みコントローラ 129 他回路A’ 130 他回路B’ 701,702 信号フォーマット変換回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 11/20 102B

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の信号の送受信に際してバッフ
    ァを介して行うようにした通信システムにおけるバッフ
    ァ制御システムであって、前記信号の種別に応じて、各
    信号が使用可能なバッファ数を制限する制御手段を含む
    ことを特徴とするバッファ制御システム。
  2. 【請求項2】 前記信号の種別は優先順位であり、前記
    制御手段は、優先順位の高い信号は低い信号よりも使用
    可能なバッファ数(バッファ制限値)を多く設定するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載のバッファ制御
    システム。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記バッファ制限値に
    達した状態において、前記信号の前記バッファへの書き
    込みを禁止して待機せしめる手段と、この待機中におい
    て所定間隔で前記バッファに対して再アクセスを行う再
    アクセス手段と、この再アクセスによっても前記バッフ
    ァに空きがない場合には当該信号を破棄する破棄手段と
    を有することを特徴とする請求項1または2記載のバッ
    ファ制御システム。
  4. 【請求項4】 前記再アクセス手段は、前記再アクセス
    を所定回数以下繰り返し行うようにしたことを特徴とす
    る請求項3記載のバッファ制御システム。
  5. 【請求項5】 前記破棄手段は、前記再アクセスを所定
    回数繰り返しても前記バッファに空きがない場合に当該
    信号を破棄するようにしたことを特徴とする請求項4記
    載のバッファ制御システム。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記破棄手段による破
    棄数をカウントしてこの破棄数の統計を取り、この統計
    結果に応じて前記バッファ制限値を可変制御する制限値
    可変制御手段を有することを特徴とする請求項3〜5い
    ずれか記載のバッファ制御システム。
  7. 【請求項7】 前記制限値可変制御手段は、前記破棄数
    を所定周期でカウントし、このカウントされた破棄数が
    所定設定値に達した時に前記バッファ制限値を所定数増
    加するようにしたことを特徴とする請求項6記載のバッ
    ファ制御システム。
  8. 【請求項8】 前記制限値可変制御手段は、カウントさ
    れた前記破棄数が所定回数連続して前記所定設定値に達
    した時に前記バッファ制限値を所定数増加するようにし
    たことを特徴とする請求項7記載のバッファ制御システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記破棄数が所定回数
    連続して前記所定設定値に達した回数をカウントしてこ
    の回数が所定規制値になったときに当該信号の発生に規
    制をかける規制制御手段を有することを特徴とする請求
    項8記載のバッファ制御システム。
  10. 【請求項10】 前記制限値可変制御手段は、カウント
    された前記破棄数が予め設定された正常数より小となっ
    たときに前記バッファ制限値を元に戻すようにしたこと
    を特徴とする請求項8または9記載のバッファ制御シス
    テム。
  11. 【請求項11】 前記通信システムは前記複数種類の信
    号の送受信をなす複数の通信装置により構成されてお
    り、前記制限値可変制御手段はこれ等複数の通信装置の
    各々に設けられていることを特徴とする請求項6〜10
    いずれか記載のバッファ制御システム。
  12. 【請求項12】 前記バッファは、書き込み位置を示す
    ライトポインタと読出し位置を示すリードポインタとを
    有し、前記制御手段は、前記ライトポインタとリードポ
    インタとの差により前記信号の各々が使用可能なバッフ
    ァ数を判定するようにしたことを特徴とする請求項1〜
    11いずれか記載のバッファ制御システム。
  13. 【請求項13】 前記バッファ数(バッファ制限値)、
    前記再アクセスを繰り返す回数、前記破棄数をカウント
    する周期、前記バッファ制限値を増加するための破棄数
    の設定値、前記正常数の各パラメータは設定自在に構成
    されていることを特徴とする請求項1〜12いずれか記
    載のバッファ制御システム。
  14. 【請求項14】 複数種類の信号の送受信に際してバッ
    ファを介して行うようにした通信システムにおけるバッ
    ファ制御方法であって、前記信号の種別に応じて、各信
    号が使用可能なバッファ数を制限する制御ステップを含
    むことを特徴とするバッファ制御方法。
  15. 【請求項15】 前記信号の種別は優先順位であり、前
    記制御ステップは、優先順位の高い信号は低い信号より
    も使用可能なバッファ数(バッファ制限値)を多く設定
    するようにしたことを特徴とする請求項14記載のバッ
    ファ制御方法。
  16. 【請求項16】 前記制御ステップは、前記バッファ制
    限値に達した状態において、前記信号の前記バッファへ
    の書き込みを禁止して待機せしめるステップと、この待
    機中において所定間隔で前記バッファに対して再アクセ
    スを行う再アクセスステップと、この再アクセスによっ
    ても前記バッファに空きがない場合には当該信号を破棄
    する破棄ステップとを有することを特徴とする請求項1
    4または15記載のバッファ制御方法。
  17. 【請求項17】 前記再アクセスステップは、前記再ア
    クセスを所定回数以下繰り返し行うようにしたことを特
    徴とする請求項16記載のバッファ制御方法。
  18. 【請求項18】 前記破棄ステップは、前記再アクセス
    を所定回数繰り返しても前記バッファに空きがない場合
    に当該信号を破棄するようにしたことを特徴とする請求
    項17記載のバッファ制御方法。
  19. 【請求項19】 前記制御ステップは、前記破棄ステッ
    プによる破棄数をカウントしてこの破棄数の統計を取
    り、この統計結果に応じて前記バッファ制限値を可変制
    御する制限値可変制御ステップを有することを特徴とす
    る請求項16〜18いずれか記載のバッファ制御方法。
  20. 【請求項20】 前記制限値可変制御ステップは、前記
    破棄数を所定周期でカウントし、このカウントされた破
    棄数が所定設定値に達した時に前記バッファ制限値を所
    定数増加するようにしたことを特徴とする請求項19記
    載のバッファ制御方法。
  21. 【請求項21】 前記制限値可変制御ステップは、カウ
    ントされた前記破棄数が所定回数連続して前記所定設定
    値に達した時に前記バッファ制限値を所定数増加するよ
    うにしたことを特徴とする請求項20記載のバッファ制
    御方法。
  22. 【請求項22】 前記制御ステップは、前記破棄数が所
    定回数連続して前記所定設定値に達した回数をカウント
    してこの回数が所定規制値になったときに当該信号の発
    生に規制をかけるステップを有することを特徴とする請
    求項21記載のバッファ制御方法。
  23. 【請求項23】 前記制限値可変制御ステップは、カウ
    ントされた前記破棄数が予め設定された正常数より小と
    なったときに前記バッファ制限値を元に戻すようにした
    ことを特徴とする請求項21または22記載のバッファ
    制御方法。
  24. 【請求項24】 前記通信システムは前記複数種類の信
    号の送受信をなす複数の通信装置により構成されてお
    り、前記制限値可変制御ステップをこれ等複数の通信装
    置の各々が有することを特徴とする請求項19〜23い
    ずれか記載のバッファ制御方法。
  25. 【請求項25】 前記バッファは、書き込み位置を示す
    ライトポインタと読出し位置を示すリードポインタとを
    有し、前記制御ステップは、前記ライトポインタとリー
    ドポインタとの差により前記信号の各々が使用可能なバ
    ッファ数を判定するようにしたことを特徴とする請求項
    14〜24いずれか記載のバッファ制御方法。
  26. 【請求項26】 前記バッファ数(バッファ制限値)、
    前記再アクセスを繰り返す回数、前記破棄数をカウント
    する周期、前記バッファ制限値を増加するための破棄数
    の設定値、前記正常数の各パラメータは設定自在に構成
    されていることを特徴とする請求項14〜25いずれか
    記載のバッファ制御方法。
  27. 【請求項27】 複数種類の信号の送受信に際してバッ
    ファを介して行うようにした通信システムにおけるバッ
    ファ制御のための制御プログラムを記録した記録媒体で
    あって、前記制御プログラムは、前記信号の種別に応じ
    て、各信号が使用可能なバッファ数を制限する制御ステ
    ップを含むことを特徴とする記録媒体。
  28. 【請求項28】 前記信号の種別は優先順位であり、前
    記制御ステップは、優先順位の高い信号は低い信号より
    も使用可能なバッファ数(バッファ制限値)を多く設定
    するようにしたことを特徴とする請求項27記載の記録
    媒体。
  29. 【請求項29】 前記制御ステップは、前記バッファ制
    限値に達した状態において、前記信号の前記バッファへ
    の書き込みを禁止して待機せしめるステップと、この待
    機中において所定間隔で前記バッファに対して再アクセ
    スを行う再アクセスステップと、この再アクセスによっ
    ても前記バッファに空きがない場合には当該信号を破棄
    する破棄ステップとを有することを特徴とする請求項2
    7または28記載の記録媒体。
  30. 【請求項30】 前記再アクセスステップは、前記再ア
    クセスを所定回数以下繰り返し行うようにしたことを特
    徴とする請求項29記載の記録媒体。
  31. 【請求項31】 前記破棄ステップは、前記再アクセス
    を所定回数繰り返しても前記バッファに空きがない場合
    に当該信号を破棄するようにしたことを特徴とする請求
    項30記載の記録媒体。
  32. 【請求項32】 前記制御ステップは、前記破棄ステッ
    プによる破棄数をカウントしてこの破棄数の統計を取
    り、この統計結果に応じて前記バッファ制限値を可変制
    御する制限値可変制御ステップを有することを特徴とす
    る請求項29〜31いずれか記載の記録媒体。
  33. 【請求項33】 前記制限値可変制御ステップは、前記
    破棄数を所定周期でカウントし、このカウントされた破
    棄数が所定設定値に達した時に前記バッファ制限値を所
    定数増加するようにしたことを特徴とする請求項32記
    載の記録媒体。
  34. 【請求項34】 前記制限値可変制御ステップは、カウ
    ントされた前記破棄数が所定回数連続して前記所定設定
    値に達した時に前記バッファ制限値を所定数増加するよ
    うにしたことを特徴とする請求項33記載の記録媒体。
  35. 【請求項35】 前記制御ステップは、前記破棄数が所
    定回数連続して前記所定設定値に達した回数をカウント
    してこの回数が所定規制値になったときに当該信号の発
    生に規制をかけるステップを有することを特徴とする請
    求項34記載の記録媒体。
  36. 【請求項36】 前記制限値可変制御ステップは、カウ
    ントされた前記破棄数が予め設定された正常数より小と
    なったときに前記バッファ制限値を元に戻すようにした
    ことを特徴とする請求項34または35記載の記録媒
    体。
  37. 【請求項37】 前記バッファは、書き込み位置を示す
    ライトポインタと読出し位置を示すリードポインタとを
    有し、前記制御ステップは、前記ライトポインタとリー
    ドポインタとの差により前記信号の各々が使用可能なバ
    ッファ数を判定するようにしたことを特徴とする請求項
    27〜36いずれか記載の記録媒体。
  38. 【請求項38】 前記バッファ数(バッファ制限値)、
    前記再アクセスを繰り返す回数、前記破棄数をカウント
    する周期、前記バッファ制限値を増加するための破棄数
    の設定値、前記正常数の各パラメータは設定自在に構成
    されていることを特徴とする請求項27〜37いずれか
    記載の記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006502487A (ja) * 2002-10-08 2006-01-19 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ データを交換する集積回路および方法
JP2007532068A (ja) * 2004-03-31 2007-11-08 ザ・ボーイング・カンパニー ルートサーバモニタ
US7962674B2 (en) 2007-11-27 2011-06-14 Panasonic Corporation Buffer management device, buffer management method, and integrated circuit for buffer management

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