JP3137086B2 - フロー制御システム - Google Patents

フロー制御システム

Info

Publication number
JP3137086B2
JP3137086B2 JP10231507A JP23150798A JP3137086B2 JP 3137086 B2 JP3137086 B2 JP 3137086B2 JP 10231507 A JP10231507 A JP 10231507A JP 23150798 A JP23150798 A JP 23150798A JP 3137086 B2 JP3137086 B2 JP 3137086B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pause
value
control
control frame
flow control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10231507A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000069055A (ja
Inventor
浩志 磯野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP10231507A priority Critical patent/JP3137086B2/ja
Publication of JP2000069055A publication Critical patent/JP2000069055A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3137086B2 publication Critical patent/JP3137086B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フロー制御方式と
その装置に係り、特に、CSMA/CD(Carrier Sens
e Multiple Access with Collision Dettection )方式
を用いたローカルエリアネットワーク(LAN)におい
て、ネットワーク回線の使用状況に応じて、ネットワー
ク回線へのコントロールフレームの送出基準を自動的に
変えることができるフロー制御方式とその装置に係る。
【0002】
【従来の技術】従来のフロー制御装置においては、ポー
ズコントロールパケットは、ネットワーク上に異常に負
荷が掛かり、大量のデータが通信相手から送られてきた
か、あるいは受け取る側のネットワーク装置の能力不足
により、沢山の受信データを受け取ることが出来なくな
った時に発行されている。
【0003】図6は、従来のフロー制御装置に搭載され
るCSMA/CD方式のLANコントローラの構成を示
すブロック図である。以下、図6に示すブロック図を用
いて、従来のフロー制御装置の構成と動作を説明する。
【0004】ネットワーク回線との物理層インターフェ
ースを司る回路61(PHY)と、誤り検出やフレームの
組立と分解を行う回路62(MAC)と、フロー制御を実
施する回路63(MAC Control)と、受信データを一時
的に格納する受信用バッファ64(受信FIFO)と、送信
データを一時的に格納する送信用バッファ(送信FIFO)
と、データを処理するか、もしくはネットワーク装置を
制御するプロセッサ66と、フロー制御パケットの送出
条件を決定する比較器67と、ポーズ値データを格納す
るコントロールフレーム用データ75と、受信用バッフ
ァ64(受信FIFO)内のデータ量を監視し、フロー制御
を開始するしきい値を格納するしきい値レジスタ69
と、受信用バッファ64(受信FIFO)へのデータの書き
込み位置を指示する書き込みポインタ70とからなる。
図6に示すブロック図では、本発明に関係する主要な構
成要素のみを説明するために、送信用バッファ(送信FI
FO)に関する構成は省略している。
【0005】物理層インターフェースを司る回路61
(PHY)により受信されたパケットデータは、回路62
(MAC)により誤り検出等のIEEE802.3規格で
規定された機能を実施した上で、アドレスが解釈され、
自分のアドレスと合致する場合のみ上位層である回路6
3(MAC Control)に該パケットデータが渡される。
【0006】回路63(MAC Control)は、受け取った
パケットデータがコントロールフレームかどうかをIEEE
802.3x規格に基づき判別する。判別した結果コントロー
ルフレームでなければ、一般のデータと見なして受信用
バッファ64(受信FIFO)へ、受信したパケットデータ
を渡す。
【0007】回路63(MAC Control)が、受け取った
パケットデータがコントロールフレームであったと判断
した場合は、受け取ったコントロールフレーム内のポー
スコマンドのポーズ値の値に対応する数式1に示した時
間分送信側を待機させる。さらに受信用バッファ64
(受信FIFO)内に転送したパケットデータ分を破棄する
ため書き込みポインタ70に対してコントロールパケッ
ト分のデータ量に相当する分のポインタを元の値に戻
す。
【0008】
【数1】ポーズ時間 = 512ビットタイム × ポ
ーズコマンドのポーズ値 100Mbps時は、1ビットタイム = 0.01マ
イクロ秒、10Mbps時は、1ビットタイム =
0.1マイクロ秒である。
【0009】受信用バッファ64(受信FIFO)は、次に
書き込むべき書き込み位置を示した書き込みポインタ7
0に従って受信パケットデータを書き込む。一方、予め
プロセッサ66により、しきい値レジスタ69に受信用
バッファ64(受信FIFO)の満杯レベルに近い値がしき
い値レベルとして設定してあり、書き込みポインタ70
と一致した場合、比較器67により通信相手に対してパ
ケットデータ送出要求を回路63(MAC Control)に対
して行う。
【0010】回路63(MAC Control)は、この要求に
応えるため、コントロールフレーム用データ75のデー
タの値をコントロールフレームのポーズコマンドのポー
ズ時間パラメータとして受信した順序と逆の系をたどっ
てネットワーク回線へと送出する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のとお
り、ポーズコントロールパケットは、ネットワーク上に
異常に負荷が掛かり、大量のデータが通信相手から送ら
れてきたか、或いは受け取る側のネットワーク装置の能
力不足により、沢山の受信データを受け取ることが出来
なくなった時に発行されている。この時、ポーズコマン
ドを内蔵したフロー制御用パケットに設定してあったポ
ーズ値の値が小さすぎると、過大負荷が解消するか、ま
たは受信側が受信可能になるまで、通信相手に送信を待
ってもらうために、ポーズ時間が切れる度にポーズフレ
ームの発行を余儀なくされることになり、よって、ポー
ズフレームの発行回数が多くなる。逆にポーズ値の値が
大きすぎると、過大負荷が解消するか、または受信側が
受信可能になっていても、送信側はパケットデータを送
ることが出来ないので、ネットワークの使用効率を低下
させる欠点を持っていた。
【0012】本発明は、以上のような従来のフロー制御
方式とその装置における問題点に鑑みてなされたもので
あり、ネットワーク負荷が大きい時に、不用意に多くの
コントロールフレームを送出することを回避し、逆に、
ネットワーク負荷が小さい時に、無用な待機時間を発生
させることのないフロー制御方式とその装置を提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の第1の観点にかかるフロー制御システム
は、CSMA/CD方式でアクセスされるローカルエリ
アネットワークに含まれ、ネットワーク回線との物理的
インタフェースを担うインターフェース手段と、誤り検
出及びフレームの組立・分解を行う手段と、フロー制御
を実施する手段と、受信データを一時的に格納する受信
データ格納手段と、該受信データ格納手段に格納される
データ量を監視し、フロー制御を開始する条件となるし
きい値を格納するしきい値レジスタと、送信データを一
時的に格納する送信用データ格納手段と、送信待機指示
時間としてコントロールフレームに設定するポーズ値を
格納するポーズ値格納手段を備え、ネットワーク回線と
プロセッサ間のパケットデータの送受信を担うフロー制
御システムであって、パケットデータを収めたフロー制
御パケットの送出条件を決定する送出条件決定手段と、
一定時間内における前記送出条件決定手段で送出条件が
決められた前記フロー制御パケットの発行回数をカウン
トするカウント手段と、新たに発行するコントロールフ
レームに設定するポーズ値を、前記カウント手段により
カウントされたフロー制御パケットの発行回数に応じて
決めるための制御を行う適応制御手段と、一定の時間経
過を計り、前記カウンタのカウント値を定期的にクリア
するタイマー付きリセット手段と、前記ポーズ値格納手
段として、コントロールフレームの発行回数の差分とポ
ーズ値の差分との対応の組を格納するコントロールフレ
ーム用テーブルの格納手段と、前記コントロールフレー
ム用テーブルを前記適応制御器の制御下で参照して得ら
れるポーズ値の差分を前回発行のコントロールフレーム
のポーズ値に加算した和を、新たに発行するコントロー
ルフレームのポーズ値として設定するポーズ値計算手段
とを備えることを特徴とする。
【0014】ここで、前記コントロールフレームの発行
回数の差分とポーズ値の差分との対応の組を格納するコ
ントロールフレーム用テーブルは、前記の組を複数組配
置した2次元テーブルとすることができる。
【0015】また、前記コントロールフレームの発行回
数の差分とポーズ値の差分との対応の組を格納するコン
トロールフレーム用テーブルは、前記プロセッサから渡
されるものとすることができる。
【0016】さらに、前記コントロールフレームの発行
回数の差分とポーズ値の差分との対応の組を格納するコ
ントロールフレーム用テーブルは、読み出し専用の記録
媒体から取り出すものとすることができる。
【0017】本発明に係るフロー制御方式とその装置
は、コントロールフレームの発行回数を計数して最適な
コントロールフレームの発行回数になるようにポーズ時
間を制御することにより最適なコントロールフレームの
発行回数へと推移させる。
【0018】CSMA/CD方式を用いたローカルエリ
アネットワーク(LAN)において実装され、受信デー
タを受け蓄える記憶手段または受信データを処理する処
理手段が新たな受信データを蓄えるか、または処理出来
ない状態になった時に、送信元のネットワーク装置へデ
ータ送出を控えさせる専用パケットデータ(コントロー
ルフレーム)を送出する。このとき、ネットワーク回線
上のデータの状況に応じてそのコントロールフレームの
送出基準を動的に変え、常に最適な基準でコントロール
フレームの送出を行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0020】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係るフロー制御装置のCSMA/CD
方式LANコントローラの構成を示すブロック図であ
る。
【0021】図1において、本発明の第1の実施の形態
に係るフロー制御装置のCSMA/CD方式LANコン
トローラは、ネットワーク回線との物理インターフェー
スを行う回路1(PHY)と、誤り検出やフレームの組立
と分解を行う回路2(MAC)と、フロー制御を実施する
回路3(MAC Control)と、受信データを一時的に格納
する受信用バッファ4(受信FIFO)と、送信データを一
時的に格納する送信用バッファ5(送信FIFO)と、デー
タを利用するか、またはネットワーク装置を制御するプ
ロセッサ6と、フロー制御パケットの送出条件を決定す
る比較器7と、コントロールフレームの発行回数の差分
とポーズ値の差分との対応の組を格納するコントロール
フレーム用テーブル8と、受信用バッファ4(受信FIF
O)内のデータ量を監視し、フロー制御を開始する条件
となるしきい値を格納するしきい値レジスタ9と、バッ
ファ4(受信FIFO)へのデータの書き込み位置を指示す
る書き込みポインタ10と、フロー制御パケットの発行
回数に応じてコントロールフレームのポーズ値を決める
制御を行う適応制御器11と、フロー制御パケットの発
行回数をカウントするカウンタ12と、一定の時間間隔
を計り、カウンタ12のカウント値を定期的にクリアす
るタイマー13と、適応制御器11により制御されコン
トロールフレーム用テーブル8から出力されるポーズ値
の差分を基にコントロールフレーム内のポーズコマンド
で使用するポーズ値を計算するポーズ値計算器14から
なる。
【0022】ブロック16は、従来のフロー制御装置の
CSMA/CD方式LANコントローラに対して付加さ
れたブロックである。
【0023】図1に示すブロックでは、本発明に関係す
る主要な構成要素のみを説明するために、送信用バッフ
ァ5(送信FIFO)に関する構成は省略して描いてある。
【0024】図2は、タイムスロット毎に発生したコン
トロールフレームの回数と、隣接するタイムスロット間
における該回数の回数差を示したグラフである。
【0025】図3は、コントロールフレーム発生回数差
とポーズ値との対応を示すテーブルの一つの実装例を示
した説明図である。該テーブルは、コントロールフレー
ム用テーブル14に格納される。
【0026】図4は、ポーズ値計算器の内部構成を示し
たブロック図である。図4に示すポーズ値計算器は、ポ
ーズ値の差分を一時格納するレジスタ41と、計算途中
のデータを一時格納するレジスタ42と、上記差分の累
算結果を格納するレジスタ43と、加算器44とからな
る。
【0027】次に、図1〜4を参照しつつ、本発明の第
1の実施の形態に係るフロー制御装置のCSMA/CD
方式LANコントローラの動作を説明する。本発明に係
るCSMA/CD方式LANコントローラの動作原理
は、一定のタイムスロット内に発行したコントロールフ
レームの回数を計数しておき、その回数値に応じて以前
使用したポーズ値に対して値を修正する。
【0028】具体的には、図2に示した隣接するタイム
スロット間におけるコントロールフレーム発生回数の回
数差のグラフに見られるようなタイムスロット内に発生
した回数差に応じてポーズ値の増分を行うため、増減量
に対応する差分を、図3に示したようなコントロールフ
レーム発生回数差とポーズ値との対応を示す所定のテー
ブルにより求めて、これを、直前に使用したポーズ値に
対して加算して新たなポーズ値とする。
【0029】図2のグラフに示したように、最初のタイ
ムスロットは零回のコントロールフレームの発行である
ものとして扱い、次に5回のコントロールフレームの発
行が発生した場合には、+5回の増分があったので、図
3で示したテーブルを参照して、以前に指定していたポ
ーズ値が小さな値であったことを表しているものと見な
して、ポーズ値+31を選び出し、以前のポーズ値に加
算して新たなポーズ値とする。
【0030】次に、次のタイムスロットでコントロール
フレームが2回発行された場合は、図3のテーブルで示
した様に、コントロールフレームの発行回数に−3回の
差があり、この差でポーズ値−7が選ばれて以前のポー
ズ値に加算される。該加算された新たなポーズ値により
コントロールフレームのポーズ値が送信される。この手
順を繰り返すことにより適正なポーズ値へ徐々に近づけ
てゆく。具体的な装置構成の動作としては、物理層イン
ターフェースである回路1(PHY)により受信されたパ
ケットは回路2(MAC)で誤り検出等のIEEE80
2.3で規定された機能を実施した上で、アドレスが解
釈され、自分のアドレスと合致する場合のみ上位層であ
る回路3(MAC Control)にパケットデータが渡され
る。
【0031】回路3(MAC Control)は、受け取ったパ
ケットデータがコントロールフレームかどうかをIEEE80
2.3x規格に基づき判別する。判別した結果、コントロー
ルフレームでなければ、一般のデータとみなして受信用
バッファ4(受信FIFO)へと受信したパケットデータを
渡す。
【0032】受信用バッファ4(受信FIFO)は、バッフ
ァ内で次に書き込むべき書き込み位置を示した書き込み
ポインタ10に従って受信パケットデータを書き込む。
【0033】一方、予めプロセッサ6により、しきい値
レジスタ9に受信用バッファ4(受信FIFO)の満杯レベ
ルに近い値がしきい値レベルとして設定してあり、書き
込みポインタ10と一致した場合、比較器7により通信
相手に対してパケットデータ送出要求を回路3(MAC Co
ntrol)に対して行う。
【0034】この際に使用されるコントロールフレーム
のポーズ値は、比較器7が出力するポーズ制御信号の回
数をカウンタ12で計数し、タイマーにより一定の時間
間隔のタイムスロットを生成して、タイムスロット終了
毎にカウンタ12の値を適応制御器11へ送り、適応制
御器11は、コントロールフレーム用データ8から対応
する差分データを求める。
【0035】上記求めた差分値は、図4に内部構成を示
すポーズ値計算器14により、新たなポーズ値を算出し
てコントロールフレームのポーズコマンドのポーズ時間
パラメータとして、受信した順序と逆の系をたどってネ
ットワーク回線へと送出される。
【0036】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態について図面を参照して説明する。本実施
の形態に係るフロー制御装置のCSMA/CD方式LA
Nコントローラの構成を示すブロック図は、図1と同じ
である。
【0037】図5は、本発明の第2の実施の形態に係る
コントロールフレーム発生回数差とポーズ値との対応を
示すテーブルの一つの実装例を示した説明図である。該
テーブルは、コントロールフレーム用テーブル14に格
納される。
【0038】このコントロールフレーム用テーブルは、
第1の実施の形態では1次元的なテーブルであったが、
本実施の形態では、さらに適応化を行い、2次元的に構
成している。
【0039】本実施の形態では、第1の実施の形態に示
すようなコントロールフレーム発生回数の差分値に対応
するポーズ値の組(列)が、図5に示すテーブルにおい
て、複数組配置される。該テーブルにおいて、隣り合う
組(列)同士のポーズ値の関係は、ある一定の倍率を掛
けた関係であり、列の右側に行くに従って大きな倍率に
なっている。
【0040】ポーズ値(差分)の表引きの方法について
述べると、まず、テーブルの行の選択は第1の実施の形
態と同じようにしてなされる。この時、図5では、カウ
ンタ12の値は、直接的にテーブルの行を決定している
ように示されているが、正確には、第1の実施の形態と
同様に、適応制御器11を介している。
【0041】次に、テーブルの組の選択は、適応制御器
11により、ポインタ51の値を決定して、テーブル内
の列を決定する。このときの決定方法としては、コント
ロールフレームの発行回数値が大きな値を示す時には、
より早く適応させるため、ポインタ51の値を右側の大
きな値が指し示せるように大きめにずらし、これと逆の
場合は、コントロールフレームの発行が十分間に合って
いるものとして、ポインタ51を小さめの変化で対応す
るよう制御する。
【0042】本実施の形態は、よりきめ細かな制御を行
うことができ、コントロールフレーム発行回数の追従性
をよくできる効果を有する。
【0043】なお、上記各実施の形態では、各テーブル
の値として、所定のものを使用する例を示したが、これ
を個々のネットワークシステム毎に、当該ネットワーク
システムに適した値を、プロセッサを介して設定しても
良い。また、上記各実施の形態における各テーブルの値
は、ROM(読み出し専用メモリ)等を使用して、所定
の固定値として設定しても良い。
【0044】
【発明の効果】以上に説明したとおり、本発明に係るフ
ロー制御方式とその装置によれば、CSMA/CD方式
でアクセスされるローカルエリアネットワークにおい
て、ポーズフレームの発行回数に応じて適応的に適正に
ポーズ値を変化させることにより、ポーズ時間が可変に
なり、適正な時間を稼ぐことが出来るので、不用意に多
くのコントロールフレームを送出することを回避する効
果と、無用な待機時間を減らす効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るフロー制御装
置のCSMA/CD方式LANコントローラの構成を示
すブロック図である。
【図2】タイムスロット毎に発生したコントロールフレ
ームの回数と、隣接するタイムスロット間における該回
数の回数差を示したグラフである。
【図3】コントロールフレーム発生回数差とポーズ値と
の対応を示すテーブルの一つの実装例を示した説明図で
ある。
【図4】ポーズ値計算器の内部構成を示したブロック図
である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るコントロール
フレーム発生回数差とポーズ値との対応を示すテーブル
の一つの実装例を示した説明図である。
【図6】従来のフロー制御装置に搭載されるCSMA/
CD方式のLANコントローラの構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 インターフェース回路(PHY) 2 誤り検出/フレーム組立・分解回路(MAC) 3 フロー制御回路(MAC Control) 4 受信用バッファ(受信FIFO) 5 送信用バッファ(送信FIFO) 6 プロセッサ 7 比較器 8 コントロールフレーム用テーブル 9 しきい値レジスタ 10 書き込みポインタ 11 適応制御器 12 カウンタ 13 タイマー 14 ポーズ値計算器14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CSMA/CD方式でアクセスされるロー
    カルエリアネットワークに含まれ、ネットワーク回線と
    の物理的インタフェースを担うインターフェース手段
    と、誤り検出及びフレームの組立・分解を行う手段と、
    フロー制御を実施する手段と、受信データを一時的に格
    納する受信データ格納手段と、該受信データ格納手段に
    格納されるデータ量を監視し、フロー制御を開始する条
    件となるしきい値を格納するしきい値レジスタと、送信
    データを一時的に格納する送信用データ格納手段と、送
    信待機指示時間としてコントロールフレームに設定する
    ポーズ値を格納するポーズ値格納手段を備え、ネットワ
    ーク回線とプロセッサ間のパケットデータの送受信を担
    うフロー制御システムであって、 パケットデータを収めたフロー制御パケットの送出条件
    を決定する送出条件決定手段と、 一定時間内における前記送出条件決定手段で送出条件が
    決められた前記フロー制御パケットの発行回数をカウン
    トするカウント手段と、 新たに発行するコントロールフレームに設定するポーズ
    値を、前記カウント手段によりカウントされたフロー制
    御パケットの発行回数に応じて決めるための制御を行う
    適応制御手段と、 一定の時間経過を計り、前記カウンタのカウント値を定
    期的にクリアするタイマー付きリセット手段と、 前記ポーズ値格納手段として、コントロールフレームの
    発行回数の差分とポーズ値の差分との対応の組を格納す
    るコントロールフレーム用テーブルの格納手段と、 前記コントロールフレーム用テーブルを前記適応制御器
    の制御下で参照して得られるポーズ値の差分を前回発行
    のコントロールフレームのポーズ値に加算した和を、新
    たに発行するコントロールフレームのポーズ値として設
    定するポーズ値計算手段とを備えることを特徴とするフ
    ロー制御システム。
  2. 【請求項2】前記コントロールフレームの発行回数の差
    分とポーズ値の差分との対応の組を格納するコントロー
    ルフレーム用テーブルは、前記の組を複数組配置した2
    次元テーブルによって構成されていることを特徴とする
    請求項1に記載のフロー制御システム。
  3. 【請求項3】前記コントロールフレームの発行回数の差
    分とポーズ値の差分との対応の組を格納するコントロー
    ルフレーム用テーブルは、前記プロセッサから渡される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のフロー制御シ
    ステム。
  4. 【請求項4】前記コントロールフレームの発行回数の差
    分とポーズ値の差分との対応の組を格納するコントロー
    ルフレーム用テーブルは、読み出し専用の記憶媒体から
    取り出されることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    フロー制御システム。
JP10231507A 1998-08-18 1998-08-18 フロー制御システム Expired - Fee Related JP3137086B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10231507A JP3137086B2 (ja) 1998-08-18 1998-08-18 フロー制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10231507A JP3137086B2 (ja) 1998-08-18 1998-08-18 フロー制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000069055A JP2000069055A (ja) 2000-03-03
JP3137086B2 true JP3137086B2 (ja) 2001-02-19

Family

ID=16924585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10231507A Expired - Fee Related JP3137086B2 (ja) 1998-08-18 1998-08-18 フロー制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3137086B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2368247A (en) 2000-10-18 2002-04-24 Power X Ltd Method and apparatus for regulating process state control messages
JP4573470B2 (ja) * 2001-06-08 2010-11-04 富士通株式会社 伝送装置及びそのフロー制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000069055A (ja) 2000-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101598968B (zh) 信息处理装置及信息处理装置的控制方法
US6715005B1 (en) Method and system for reducing latency in message passing systems
JPH0630498B2 (ja) 通信ネットワ−ク
WO1991015069A1 (en) Method and apparatus for scheduling access to a csma communication medium
JP4991493B2 (ja) 電子装置、電力モードの切替方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
KR19990033599A (ko) 근거리 통신망 인터페이스 장치 및 방법
JP3137086B2 (ja) フロー制御システム
KR101143690B1 (ko) 데이터 송신 장치, 라우터, 기능 유닛 및 데이터 송신 방법
JP2964937B2 (ja) 適応クレジット制御型転送方法
CN115622945A (zh) 一种报文处理方法及装置
KR20020086657A (ko) 데이터 통신 장치 및 데이터 통신 방법
JP3623712B2 (ja) バッファ制御システム及びその方法並びにその制御プログラム記録媒体
JP2643868B2 (ja) データ受信装置
JP2885764B2 (ja) プリンタ装置
JP5756738B2 (ja) 通信システム、通信装置及び通信方法
JP4290515B2 (ja) 無線通信装置
JP2006270898A (ja) ネットワーク処理装置及びそのパターンデータ送信方法、プログラム
JPH11127165A (ja) 無線lanシステムとバッテリセーブ方法
US7327751B2 (en) Method and apparatus for accessing a plurality of devices using a single communication port
JPH07264204A (ja) 通信システム
JP2000092084A (ja) コネクションデータの送出制御方法および装置
JP3108478B2 (ja) 多重伝送システムの割込処理方法
JP2000333270A (ja) 監視制御システムのサーバ装置
JPH04117045A (ja) 活性化回線数制御方式
JPH05292123A (ja) パケット交換システム

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20001107

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071208

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081208

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091208

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees