JP2001268079A - 通信システムおよびその方法 - Google Patents

通信システムおよびその方法

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JP2001268079A
JP2001268079A JP2000081850A JP2000081850A JP2001268079A JP 2001268079 A JP2001268079 A JP 2001268079A JP 2000081850 A JP2000081850 A JP 2000081850A JP 2000081850 A JP2000081850 A JP 2000081850A JP 2001268079 A JP2001268079 A JP 2001268079A
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JP
Japan
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communication control
communication
multipoint
unit
control unit
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Pending
Application number
JP2000081850A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Narita
秀之 成田
Masatoshi Takashima
昌利 高嶋
Akiyoshi Murayama
明佳 村山
Yoshiyuki Ito
義之 伊東
Daisuke Hiranaka
大介 平中
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】MCU(多地点通信制御ユニット)を使用した
システムにおいて、MCU外部からMCUの制御を動的
に制御することができる通信システムおよびその方法を
提供する。 【解決手段】特別ユニット13に対して制御データ出力
能力確認および出力可能データ種類の確認を行い、能力
と制御データの種類に応じて特別ユニット13から出力
されるデータを用い制御項目を変更するMCU13を設
ける。これにより、MCUを使用したシステムにおい
て、MCU外部からMCUの制御を動的に制御すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のユーザー端
末とコミュニケーションサーバーを無線と有線を含む通
信網に接続し、たとえば複数のユーザー端末間での音声
または音声および映像を含む通信を行う通信システムお
よびその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数のユーザー端末とコミュニケーショ
ンサーバーを無線と有線を含む通信網に接続し、複数の
ユーザー端末間での音声または音声および映像を含む通
信を行う通信システムとしては、現在ISDNやLA
N、インターネット等を使用したTV会議システムが存
在する。それらは「H.323」や「H.324」とい
った勧告に基づいてシステムが構成されている。
【0003】そのようなシステムでは、複数の端末と一
つもしくは複数の多地点通信制御ユニット(MCU:Mul
tipoint Control Unit)を通信網に配置し、端末からの
音声および映像はMCUに集中し、そこで複数の音声と
映像を多重化(multiplex)し、各端末に配信
していくようなことを行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したM
CUを用いた従来の通信システムでは、以下に示すよう
な課題がある。
【0005】第1に、MCUを使用したシステムにおい
て、MCU外部からMCUの制御を動的に制御する方法
が確立されていない。
【0006】第2に、MCUを使用したシステムにおい
て、MCUで多重化した映像情報を端末に出力する場
合、多重化された複数の映像の配置を外部から制御する
手段がない。
【0007】第3に、多地点会議を行っている途中で、
ある端末からのリクエストに応じて別な端末もしくはサ
一バからデータを伝送することを制御する方法が無い。
【0008】第4に、出力制御を行う端末において各種
サービスを行う場合、サービスによる課金の方法が必要
となる。
【0009】第5に、MCUを使用した多地点会議シス
テムにおいて、端末から会議参加リクエストがあった際
に、MCU外部から制御する手段が無い。
【0010】第6に、複数のMCUをまたがって複数端
末間で通信を行う場合、一つの会議に対する多地点制御
機能(以下、MC機能)は通常一つのMCUが有し、そ
の会議における制御を行うが、特定の端末もしくは外部
から制御を行おうとした場合、MC機能を持ったMCU
を特定する必要が生じる。
【0011】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その第1の目的は、MCU(多地点通信制御
ユニット)を使用したシステムにおいて、MCU外部か
らMCUの制御を動的に制御することができる通信シス
テムおよびその方法を提供することにある。
【0012】本発明の第2の目的は、MCUを使用した
システムにおいて、MCUで多重化した映像情報を端末
に出力する場合であっても、多重化された複数の映像の
配置を外部から制御することができる通信システムおよ
びその方法を提供することにある。
【0013】本発明の第3の目的は、多地点会議を行っ
ている途中で、ある端末からのリクエストに応じて別な
端末もしくはサ一バからデータを伝送することを制御す
ることができる通信システムおよびその方法を提供する
ことにある。
【0014】本発明の第4の目的は、出力制御を行う端
末において各種サービスを行う場合に、サービスによる
課金を行うことができる通信システムおよびその方法を
提供することにある。
【0015】本発明の第5の目的は、MCUを使用した
多地点会議システムにおいて、端末から会議参加リクエ
ストがあった際に、MCU外部から制御することができ
る通信システムおよびその方法を提供することにある。
【0016】本発明の第6の目的は、複数のMCUをま
たがって複数端末間で通信を行う場合であって、特定の
端末もしくは外部から制御を行おうとした場合に、MC
機能(多地点制御機能)を持ったMCUを特定すること
ができる通信システムおよびその方法を提供することに
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の通信システムは、通信網内に多地点通信制
御ユニットと、少なくとも1台以上のデータ出力機能を
備えた特別ユニットとが配置され、上記多地点通信制御
ユニットは、上記特別ユニットに対してデータ出力能力
確認および出力可能データ種類の確認を行い、能力とデ
ータ種類に応じて特別ユニットから出力されるデータを
用い制御項目を変更する。
【0018】また、本発明では、複数の多地点通信制御
ユニット間をまたがって多地点通信が行われている場
合、上記特別ユニットは多地点通信制御ユニットに会議
IDを通知し、各多地点通信制御ユニットと会議IDに
対応する多地点制御機能の確認を行い、多地点制御機能
を有する多地点通信制御ユニットとコネクションを確立
する。
【0019】また、本発明の通信システムは、通信網内
に多地点通信制御ユニットと、少なくとも1台以上の画
像の配置を制御するためのシーン記述作成機能を備えた
特別ユニットと、少なくとも1台以上のシーン記述作成
機能を備えない通信端末とが配置、接続され、上記多地
点通信制御ユニットは、上記特別ユニットとの間でシー
ン記述能力情報交換を行い、シーン記述能力が確認され
た場合、特別ユニットから出力されるシーン記述を受
け、システムレイヤとしてシーン記述をエンコードし、
エンコード情報に基づいて複数端末からの音声および映
像を多重化し、各端末に配信する。
【0020】また、本発明では、上記通信端末が端末が
サービスを受けた場合、上記特別ユニットは、サービス
に対応する課金のデータ保存を行って、当該課金データ
を上記多地点通信制御ユニットに送出し、上記多地点通
信制御ユニットは、受信した課金データを保存する。
【0021】また、本発明の通信システムは、通信網内
に多地点通信制御ユニットと、少なくとも1台以上の画
像の配置を制御するためのシーン記述作成機能を備えた
特別ユニットと、少なくとも1台以上のシーン記述作成
機能を備えない通信端末とが配置、接続され、上記多地
点通信制御ユニットは、上記特別ユニットとの間でシー
ン記述能力情報交換を行い、シーン記述能力が確認され
た場合、特別ユニットへシーン記述出力要求を行い、端
末から送られたシーン記述を少なくとも1つ以上保存
し、各通信端末からの要求に応じてシーン記述を選択し
て、システムレイヤとしてシーン記述をエンコードし、
エンコード情報に基づいて複数端末からの音声および映
像を多重化し、各端末に配信する。
【0022】また、本発明の通信システムは、通信網内
に多地点通信制御ユニットと、デ一タとデータ送信機能
を持った少なくとも1台の特別ユニットと、データ送信
リクエスト機能を持った少なくとも1台の通信端末とが
配置され、上記多地点通信制御ユニットは、上記特別ユ
ニットとの間で送出可能データIDの確認を行い、接続
された複数の端未から一致するIDリクエストを受信し
た場合、特別ユニットに送出指示を行う。
【0023】また、本発明では、複数の多地点通信制御
ユニット間をまたがって多地点通信が行われている場
合、上記特別ユニットは多地点通信制御ユニットに会議
IDを通知し、各多地点通信制御ユニットと会議IDに
対応する多地点制御機能の確認を行い、多地点制御機能
を有する多地点通信制御ユニットとコネクションを確立
する。
【0024】また、本発明の通信システムは、通信網内
に多地点通信制御ユニットと、通信制御コマンド送出機
能を備えた特別ユニットと、通信制御コマンド送出機能
を備えない通信端末が配置、接続され、上記多地点通信
制御ユニットは、上記特別ユニットとの間で通信制御コ
マンド送出機能情報交換を行い、通信制御コマンド送出
機能が確認された場合、通信端末からの会議参加リクエ
ストがあると、特別ユニットに対して会議参加リクエス
トがあったことを通知し、特別ユニットからの通信制御
コマンドに基づいて多重化する映像および音声の決定を
行う。
【0025】また、本発明の通信システムは、通信網内
に多地点通信制御ユニットと、通信制御コマンド送出機
能を備えた特別ユニットと、通信制御コマンド送出機能
を備えない通信端末が配置、接続され、上記多地点通信
制御ユニットは、上記特別ユニットとの間で通信制御コ
マンド送出機能情報交換を行い、通信制御コマンド送出
機能が確認された場合、上記特別ユニットへ通信制御デ
ータ送出リクエストを行い、受信した通信制御データを
多地点通信制御ユニット内部に複数保存し、通信端末か
らのリクエストに応じて選択的に多重化を行う。
【0026】本発明の通信方法は、通信網内に多地点通
信制御ユニットと、少なくとも1台以上のデータ出力機
能を備えた特別ユニットを配置し、多地点通信制御ユニ
ットと特別ユニット間でデータ出力能力確認および出力
可能データ種類の確認を行い、能力とデータ種類に応じ
て特別ユニットから出力されるデータを用い、多地点通
信制御ユニットの制御項目を変更する。
【0027】また、本発明の通信方法は、通信網内に多
地点通信制御ユニットと、少なくとも1台以上の画像の
配置を制御するためのシーン記述作成機能を備えた特別
ユニットと、少なくとも1台以上のシーン記述作成機能
を備えない通信端末とを配置、接続し、多地点通信制御
ユニットと特別ユニット間でシーン記述能力情報交換を
行い、シーン記述能力が確認された場合、特別ユニット
から出力されるシーン記述を多地点通信制御ユニットが
受けて、システムレイヤとしてシーン記述をエンコード
し、エンコード情報に基づいて複数端末からの音声およ
び映像を多重化し、各端末に配信する。
【0028】また、本発明の通信方法は、通信網内に多
地点通信制御ユニットと、少なくとも1台以上の画像の
配置を制御するためのシーン記述作成機能を備えた特別
ユニットと、少なくとも1台以上のシーン記述作成機能
を備えない通信端末とを配置、接続し、多地点通信制御
ユニットと特別ユニット間でシーン記述能力情報交換を
行い、シーン記述能力が確認された場合、特別ユニット
へシーン記述出力要求を行い特別ユニットから送られた
シーン記述を少なくとも1つ以上保存し、各端末からの
要求に応じてシーン記述を選択し、システムレイヤとし
てシーン記述をエンコードし、エンコード情報に基づい
て複数端末からの音声および映像を多重化し、各端末に
配信する。
【0029】また、本発明の通信方法は、通信網内に多
地点通信制御ユニットと、デ一タとデータ送信機能を持
った少なくとも1台の特別ユニットと、データ送信リク
エスト機能を持った少なくとも1台の通信端末とを配置
し、上記多地点通信制御ユニットと特別ユニット間で送
出可能データlDの確認を行い、接続された複数の端未
から一致するIDリクエストを受信した場合、特別ユニ
ットに送出指示を行う。
【0030】また、本発明の通信方法は、通信網内に多
地点通信制御ユニットと、通信制御コマンド送出機能を
備えた特別ユニットと、通信制御コマンド送出機能を備
えない通信端末を配置、接続し、上記多地点通信制御ユ
ニットと特別ユニット間で通信制御コマンド送出機能情
報交換を行い、通信制御コマンド送出機能が確認された
場合、多地点通信制御ユニットは他の端末からの会議参
加リクエストが受信した場合、特別ユニットに会議参加
リクエストが受信したことを通知し、特別ユニットから
の通信制御コマンドに基づいて多重化する映像および音
声の決定を行う。
【0031】また、本発明の通信方法は、通信網内に多
地点通信制御ユニットと、通信制御コマンド送出機能を
備えた特別ユニットと、通信制御コマンド送出機能を備
えない通信端末を配置、接続し、上記多地点制御ユニッ
トと特別ユニット間で通信制御コマンド送出機能情報交
換を行い、通信制御コマンド送出機能が確認された場
合、多地点通信制御ユニットは特別ユニットへ通信制御
データ送出リクエストを行い、送出された通信制御デー
タを多地点通信制御ユニット内部に複数保存し、端末か
らのリクエストに応じて選択的に多重化を行う。
【0032】本発明によれば、たとえば勧告「H.32
3」,「H.324」の多地点通信制御ユニットに付加
機能を設けることで、従来の構成を大きく変えることな
く外部からの制御の手段を確立することができる。
【0033】また、本発明によれば、各端末に表示され
る画像の表示方法を外部からコントロールでき、かつ端
末側でも選択的に使用することができる。また、本発明
によれば、多地点通信制御ユニットに付加機能を設ける
ことで、従来の構成を大きく変えることなく特別ユニッ
トもしくは端末からのデータの送信を選択的に行うこと
ができる。
【0034】また、本発明によれば、多地点通信制御ユ
ニット外部から多重化方法をコントロールすることがで
き、多地点会議を1地点からコントロールすることがで
きる、また、各端末においても多重化方法を選択的にも
利用できる。また、本発明によれば、複数の多地点通信
制御ユニットにまたがる多地点会議でも1地点からコン
トロールすることが可能となる。
【0035】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る通信方法を
採用可能な一般的な通信システムの概要を示す接続図で
ある。
【0036】本実施形態に係る通信システム10は、図
1に示すように、たとえばIMT−2000(Internat
ional Mobile Telecommunications-2000)等の通信網1
1に対して、複数(図1では3)の中継局12A,12
B,12C、およびたとえばMPEG4シーン記述作成
機能を備えた特別端末13Aまたはコミュニケーション
サーバ(以下、単にサーバという)13B(以下、特別
端末13Aまたはサーバ13Bを総称して特別ユニット
13として説明する)が接続され、たとえば無線通信が
可能なたとえば携帯電話機等の通信端末14A,14
B,14C,14Dの各々が受信可能な中継局12A〜
12C、通信網11、特別ユニット13を経由してコミ
ュニケーションを行うように構成されている。
【0037】図1の例は、通信端末14A,14B,お
よび14Cが、それぞれ中継局12A,12B、通信網
11、およびと特別ユニット13を経由して互いにコミ
ュニケーションを行っている場合を示している。本実施
形態では、この状態をパーティPTYが形成されている
とする。したがって、図1の例においては、通信端末1
4DはパーティPTYには参加していない状態である。
【0038】なお、特別端末13Aとは通信制御のため
の特別なデータを送受信できる端末を呼ぶ。また、本実
施形態において、通信網11は無線区間を含むものと含
まないものどちらでも良い。例としては上述したIMT
‐2000網等があげられる。
【0039】図2は、本発明に係る通信方法を適用した
通信システムの概要を示す接続図である。本システム1
0Aは、上述したIMT‐2000網等からなる通信網
11に対して、サーバまたは特別端末からなる特別ユニ
ット13、複数の通信端末14A,14B,14C、お
よびMCU15が接続されて構成されている。MCUと
は多地点通信制御ユニットのことで、たとえば勧告
「H.323」,「H.324」に準拠した標準端末の
多地点通信における多重化と多地点通信制御の機能を有
しており、本実施形態に係るMCU15は、それらの標
準MCUに後述するような機能を付加する形で実装され
る。
【0040】図3は、MCUと特別ユニットおよび各通
信端末との通信形態を説明するための図である。図3に
おいて、D1はMCUコントロールデータ、D2,D
4,D6,D8は特別端末13および通信端末14A,
14B,14Cから出力される1ストリームデータ、D
3,D5,D7,D9は複数ストリームが多重化された
データをそれぞれ示している。
【0041】図3に示すように、通常の通信端末14
A,14B,14Cは、音声、映像などのデータD4,
D6,D8を少なくとも1ストリーム出力し、それぞれ
MCU15で複数ストリームが多重化されたデータD
5,D7,D9を受信する。また、特別ユニット13
は、同様に、1ストリームデータを出力し、MCU15
で複数ストリームが多重化されたデータD3を受信し、
さらに、MCU15をコントロールするためのデータD
1を送信する。
【0042】本実施形態に係る特別ユニット13は、少
なくもMPEG4シーン記述作成機能を有しており、M
CU15からのリクエストに応じてシーン記述データを
送出する。ここで、シーン記述データとはMPEG4に
規格されている複数のビデオオブジェクトの配置を記述
したデータで、MPEG4のシステムレイヤの上でソフ
トウエアとして実装されているものである。また、特別
ユニット13は、サービスに対応する課金データの保存
を行い、そのデータをMCU15に送出する。また、特
別ユニット13は、通信制御コマンド送出機能、通信制
御データ送出機能を有する。
【0043】また、本実施形態に係る通信端末14A〜
14Cは、データ送信リクエスト機能、および会議参加
リクエスト機能を有している。
【0044】図4は、本発明に係るMCUの具体的な構
成例を示すブロック図である。このMCU15は、主と
して端末から受信したストリームの多重化と、多重化の
制御を行い、図4に示すように、多重化制御回路15
1、多重化回路152、シーン記述データ回路153、
多重化制御データメモリ154、およびシーン記述デー
タメモリ155を有している。
【0045】多重化制御回路151は、特別ユニット1
3によるMCUコントロールデータD1を受け、多重化
制御データメモリ154をアクセス等して、多重化回路
152において多重化するデータの選択、送信先の制御
等を行う。
【0046】多重化回路152は、多重化制御回路15
1の制御の下、シーン記述データ回路153でエンコー
ドされたMPEG4のシステムレイヤとしてのシーン記
述に基づいて特別ユニット13、各通信端末14A〜1
4Cからの音声および映像データD2,D4,D6,D
8を受けて多重化し、各通信端末14A〜14C、およ
び14Dに配信する。このように、通信端末との間では
データの送受信を行うものと、多重化したデータの送信
のみを行うものが存在する。また、多重化回路152
は、特別ユニット13へシーン記述出力要求を行う。さ
らに、多重化回路152は、特別ユニット13に対して
通信制御データ送出リクエストを行う。
【0047】シーン記述データ回路153は、たとえば
シーン記述出力要求に応じて特別ユニット13から送信
されたシーン記述を少なくと一つシーン記述データメモ
リ155に保存し、各通信端末からの要求に応じてシー
ン記述を選択し、特別ユニット13から送信されたMP
EG4のシステムレイヤとしてのシーン記述をエンコー
ドする。
【0048】多重化制御データメモリ154は、特別ユ
ニット13から送出される通信制御データを複数保存す
る。
【0049】このような構成のMCUおよび特別ユニッ
トを用いた本実施形態に係る通信システムにおいては、
MCU15と特別ユニット13、または/および各通信
端末14A〜14Dとの間で、以下に説明するような端
末能力確認、シーン記述を含むデータの通信制御を行
う。以下、MCU15と特別ユニット13、または/お
よび各通信端末14A〜14Dとの間で行われる端末能
力確認やデータの送信や多重化に係る通信制御につい
て、図面に関連付けて順を追って説明する。
【0050】まず、MCU15と特別ユニット13間で
データ出力能力確認および出力可能データ種類の確認を
行い、端末能力とデータ種類に応じて端末から出力され
るデータを用い、MCU15の制御項目を変更する。上
述したように、MCU15は、特別ユニット13との間
では各種制御データを受信することができる。端末の制
御能力確認はMCU15からは勧告「H.323」の非
標準コマンドと要求を用いて、端末能力の確認を行う。
端末能力確認は、たとえば勧告「H.323」端末は勧
告「H.245」におけるプロトコルで通信を行うが、
勧告「H.245」で規定される非標準パラメータ(n
on Standard Parameter)を利用
することが考えられる。
【0051】図5は、端末能力制御におけるMCUと特
別ユニット間における制御信号遷移を示し、図6は端末
能力制御時のシステムにおける動作のフローチャート、
図7は端末能力制御時のMCUにおける動作のフローチ
ャート、および図8は端末能力制御時の特別ユニットに
おける動作のフローチャートである。以下に、図5〜図
8に関連付けて端末能力制御の動作を説明する。
【0052】システムとしては、図6に示すように、M
CU15は特別ユニット13に対して制御機能能力確認
を行い(SY101)、特別ユニット13はMCU15
に制御能力があると判断すると(SY102)、MCU
15は制御種類(制御項目)を確認し(SY103)、
制御種類をストアする(SY104)。次いで、特別ユ
ニット13は、MCU15に制御データを送出する(S
Y105)。MCU15は、制御データを多重化制御デ
ータメモリ154にストアし(SY106)、多重化制
御回路151は使用制御データを選択する(SY10
7)。
【0053】具体的には、図5、図7、図8に示すよう
に、MCU15はMCU制御能力確認リクエストを特別
ユニット13に送る(MC101)。特別ユニット13
は、MCU制御能力確認リクエストを受信し(ST10
1)、制御能力が有ると判断すると制御可能フラグをM
CU15に送信する(ST102)。MCU15は、制
御可能フラグを受信すると(MC102)、すなわち、
制御能力有りと返った場合は続いて、制御項目リクエス
トを特別ユニット13に送信し制御項目の確認を行う
(MC103)。一方、MCU15は、制御可能フラグ
を、たとえば所定時間内に受信しない場合、すなわち返
答が無い場合は制御能力無しと判断して、無視する(M
C102)。
【0054】特別ユニット13は、制御項目リクエスト
を受信すると(ST103)、制御項目IDをMCU1
5に送信する(ST104)。MCU15は、制御項目
IDを受信すると(MC104)、受信した制御項目I
D、および端末IDを多重化制御データメモリ154に
ストアする(MC105)。制御項目は複数有ってもよ
く(ST105)、特別ユニット13は、全て送信後、
制御項目送信終了フラグをMCU15に送信する(ST
106)。MCU15は、制御項目送信終了フラグを受
信し(MC106)、制御の必要が生じると、制御項目
に該当する端末を登録データから探して、あった場合制
御データ送信リクエストと制御項目IDを特別ユニット
13に送信する(MC107)。
【0055】特別ユニット13は、制御データ送信リク
エストを受信し(ST107)、IDに応じた制御デー
タをMCU15に送信する(ST108)。そして、特
別ユニット13は、制御データの送信が終了すると、制
御データ終了フラグをMCU15に送信する(ST10
9)。MCU15は、制御データを受信すると(MC1
08)、多重化制御データメモリ154にストアし(M
C109)、制御データ終了フラグを受信すると(MC
110)、多重化制御回路151が使用する制御データ
を選択する(MC111)。
【0056】以上で、端末能力制御動作が終了する。
【0057】次に、シーン記述に係るMCUと特別ユニ
ット間の通信制御について、図9、図10、および図1
1に関連付けて説明する。図9は、シーン記述制御時の
MCUと特別ユニット間における制御信号遷移を示し、
図10はシーン記述制御時の特別ユニットにおける動作
のフローチャート、および図11はシーン記述制御時の
MCUにおける動作のフローチャートである。
【0058】この場合、MCU15はMCU制御能力確
認リクエストを特別ユニット13に送る(MC20
1)。特別ユニット13は、MCU制御能力確認リクエ
ストを受信し(ST201)、制御能力が有ると判断す
ると制御可能フラグをMCU15に送信する(ST20
2)。MCU15は、制御可能フラグを受信すると(M
C202)、すなわち、制御能力有りと返った場合は続
いて、制御項目リクエストを特別ユニット13に送信し
制御項目の確認を行う(MC203)。一方、MCU1
5は、制御可能フラグを、たとえば所定時間内に受信し
ない場合、すなわち返答が無い場合はステップMC20
9の処理に移行する。
【0059】特別ユニット13は、制御項目リクエスト
を受信すると(ST203)、制御項目ID、すなわち
シーン記述をMCU15に送信する(ST204)。M
CU15は、制御項目ID(シーン記述)を受信すると
(MC204)、受信した制御項目IDを多重化制御デ
ータメモリ154にストアする(MC205)。特別ユ
ニット13は、シーン記述を送信後、制御項目送信終了
フラグをMCU15に送信する(ST205)。MCU
15は、制御項目送信終了フラグを受信すると、制御デ
ータ送信リクエストを特別ユニット13に送信する(M
C206)。
【0060】特別ユニット13は、制御データ送信リク
エストを受信すると(ST206)、制御データをMC
U15に送信する(ST207)。そして、特別ユニッ
ト13は、制御データの送信が終了すると、制御データ
終了フラグをMCU15に送信する(ST208)。M
CU15は、制御データを受信すると(MC207)、
多重化制御データメモリ154にストアし(MC20
8)、制御データ終了フラグを受信すると、多重化制御
回路151が使用する制御データを選択する(MC20
9)。
【0061】MCU15は、送られてきたシーン記述を
MPEG4のシステムレイヤの上にエンコードし(MC
210)、多重化回路152において、たとえば特別ユ
ニット13を含む端末からの複数AVストリームをオブ
ジェクトとして多重化する(MC211)。ストリーム
を受けた各端末はエンコードされたシーン記述にそって
映像出力される。また、シーン記述を送出する特別ユニ
ット13は、任意のタイミングでシーン記述変更をかけ
る必要があるため、変更の際はシーン記述変更リクエス
トをMCU15に送信する(ST209,ST21
0)。MCU15側は、シーン記述変更リクエストを受
信すると(MC211),リクエストに応じてシーン記
述データ送出リクエストを送り、特別ユニット13はリ
クエストに応じてシーン記述データを再送出する。
【0062】以上で、シーン記述制御動作が終了する。
【0063】次に、特別ユニットを含む通信端末との間
でのデータ送信制御について、図12、図13、および
図14に関連付けて説明する。図12は、データ送信制
御時のMCUと特別ユニットおよび通常の通信端末間に
おける制御信号遷移を示し、図13はデータ送信制御時
のMCUにおける動作のフローチャート、図14はデー
タ送信制御時の特別ユニットにおける動作のフローチャ
ートである。
【0064】この場合、MCU15はMCU制御能力確
認リクエストを特別ユニット13に送る(MC30
1)。特別ユニット13は、MCU制御能力確認リクエ
ストを受信し(ST301)、制御能力が有ると判断す
ると制御可能フラグをMCU15に送信する(ST30
2)。MCU15は、制御可能フラグを受信すると(M
C302)、すなわち、制御能力有りと返った場合は続
いて、制御項目リクエストを特別ユニット13に送信し
制御項目の確認を行う(MC303)。一方、MCU1
5は、制御可能フラグを、たとえば所定時間内に受信し
ない場合、すなわち返答が無い場合は制御能力無しと判
断して、無視する(MC302)。
【0065】特別ユニット13は、制御項目リクエスト
を受信すると(ST303)、制御項目ID(データ送
信)をMCU15に送信する(ST304)。MCU1
5は、制御項目IDを受信すると(MC304)、受信
した制御項目IDを多重化制御データメモリ154にス
トアする(MC305)。特別ユニット13は、制御項
目を送信後、制御項目送信終了フラグをMCU15に送
信する(ST305)。MCU15は、制御項目送信終
了フラグを受信すると、データID送信リクエストを特
別ユニット13に送信する(MC306)。
【0066】特別ユニット13は、データID送信リク
エストを受信すると(ST306)、データIDをMC
U15に送信する(ST307)。そして、特別ユニッ
ト13は、データIDの送信が終了すると、データID
送信終了フラグをMCU15に送信する。MCU15
は、データIDを受信すると(MC307)、データI
Dを多重化制御データメモリ154にストアしておく。
MCU15は、制御データIDがデータ送信の場合
((MC308)、特別ユニット13と異なる他の通常
の通信端末からデータIDとデータ送信リクエストを受
信すると(MC309)、その受信IDとストアしてあ
るIDとを比較する。比較の結果、データIDが一致す
ると(MC310)、MCU15は特別ユニット13に
データ送信リクエストを送信する(MC311)。
【0067】特別ユニット13は、データ送信リクエス
トを受信すると(ST308)、リクエストに応じてM
CU15のデータを送信する(ST309)。そして、
特別ユニット13は、データの送信が終了すると、送信
終了フラグをMCU15に送信し(ST310)、さら
に終了フラグに続いて本サービスに関する課金情報を送
信する(ST311)。MCU15は、特別ユニット1
3から送信されたデータを受信し(MC312)、続い
て課金情報を受信し(MC313)、その課金情報を保
存する。そして、MCU15は、図12に示すように、
他の通信端末にデータを送信する。
【0068】以上で特別ユニットを含む通信端末との間
でのデータ送信制御が終了する。
【0069】次に、特別ユニットを含む通信端末との間
での多重化制御(制御項目が多重化制御)について、図
15、図16、および図17に関連付けて説明する。図
15は、多重化制御時のMCUと特別ユニットおよび通
常の通信端末間における制御信号遷移を示し、図16は
多重化制御時のMCUにおける動作のフローチャート、
図17は多重化制御時の特別ユニットにおける動作のフ
ローチャートである。
【0070】この場合、MCU15はMCU制御能力確
認リクエストを特別ユニット13に送る(MC40
1)。特別ユニット13は、MCU制御能力確認リクエ
ストを受信し(ST401)、制御能力が有ると判断す
ると制御可能フラグをMCU15に送信する(ST40
2)。MCU15は、制御可能フラグを受信すると(M
C402)、すなわち、制御能力有りと返った場合は続
いて、制御項目リクエストを特別ユニット13に送信し
制御項目の確認を行う(MC403)。一方、MCU1
5は、制御可能フラグを、たとえば所定時間内に受信し
ない場合、すなわち返答が無い場合は制御能力無しと判
断して、無視する(MC402)。
【0071】特別ユニット13は、制御項目リクエスト
を受信すると(ST403)、制御項目ID(多重化制
御)をMCU15に送信する(ST404)。MCU1
5は、制御項目IDを受信すると(MC404)、受信
した制御項目IDを多重化制御データメモリ154にス
トアする(MC405)。特別ユニット13は、制御項
目を送信後、制御項目送信終了フラグをMCU15に送
信する(ST405)。MCU15は、制御項目送信終
了フラグを受信した後、他の通信端末から会議参加のリ
クエスト、および端末IDを受信すると(MC40
6)、制御IDが多重化制御の場合(MC407)、特
別ユニット13に対してリクエストがあった端末のID
と会議参加リクエストを送信する(MC408)。MC
U15は、その後多重化制御データ送信のリクエストを
特別ユニット13に送信する(MC409)。
【0072】特別ユニット13は、MCU15から会議
参加リクエスト、端末IDを受信し(ST406)、端
末の会議参加可否を決め多重化制御データを必要に応じ
て作りなおし、デ一タ送信リクエストに応じてMCU1
5に送信する(ST407,ST408)。MCU15
は、多重化制御データを受信し(MC410)、受信し
た多重化制御データを多重化制御データメモリ154に
ストアする(MC411)。
【0073】以上で特別ユニットを含む通信端末との間
での多重化制御が終了する。
【0074】なお、これまでの説明では、MCUを1つ
だけ有する通信システムについて説明した、本発明は、
複数のMCUを有する通信システムに対しても適応可能
である。
【0075】図18は、複数のMCU間をまたがって多
地点通信が行われている場合のシステム構成例を示す図
である。このシステムでは、特別ユニット13Aは、M
CU15A〜15Cに会議IDを通知し、各MCU15
A〜15Cと会議IDに対応する多地点制御(MC;Mu
ltipoint Control)機能の確認を行い、MC機能を有す
るMCU15とコネクションを確立する。
【0076】図18のように、複数のMCUが存在し、
通信端末14A〜14Fがそれぞれ別なMCU15A〜
15Cと通信して1つの会議を構成する場合、MC機能
(多地点制御機能)は1つのMCU15Aが持つことに
なる。その場合、他のMCU15B,15CはMC機能
を持ったMCU15Aに従い多重化を行い、他のMCU
との間でデータを送受信して、1つの会議を成り立たせ
る。
【0077】この場合、図19に示すようなフローチャ
ートで特別ユニットの制御を行う。図19に示すよう
に、特別ユニット13Aは、接続する会議につながって
いるMCUを何らかの方法で検索し(ST501)、会
議IDとMC能力送信リクエストを送出する(ST50
2,ST503)。MCUは会議IDに対応するMC機
能を持っていた場合、MC機能有りと送出し、ない場合
は無しと送出あるいは何も送出しない。特別ユニット1
3Aは、MC機能有りと返答があった場合、そのMCU
15Aとのコネクションを確立し、無かった場合は次の
通信可能MCUを検索し、同様のことを行う(ST50
5,ST506)。このようにして、最初にMC機能有
りと返答のあったMCUと接続を行い、その後前述のよ
うなMCUの制御を行う。
【0078】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、特別ユニット13に対して制御データ出力能力確認
および出力可能データ種類の確認を行い、能力と制御デ
ータの種類に応じて特別ユニット13から出力されるデ
ータを用い制御項目を変更するMCU13を設けたの
で、MCUを使用したシステムにおいて、MCU外部か
らMCUの制御を動的に制御することができる。
【0079】また、MCU15は、特別ユニット13と
の間でシーン記述能力情報交換を行い、シーン記述能力
が確認された場合、特別ユニット13から出力されるシ
ーン記述を受け、MPEG4のシステムレイヤとしてシ
ーン記述をエンコードし、エンコード情報に基づいて複
数端末からの音声および映像を多重化し、各端末に配信
し、通信端末が端末がサービスを受けた場合、特別ユニ
ット13は、サービスに対応する課金のデータ保存を行
って、当該課金データをMCU15に送出し、MCU1
5は、受信した課金データを保存するようにしたので、
MCUを使用したシステムにおいて、MCUで多重化し
た映像情報を端末に出力する場合であっても、多重化さ
れた複数の映像の配置を外部から制御することができ、
また、出力制御を行う端末において各種サービスを行う
場合に、サービスによる課金を行うことができる。
【0080】また、本実施形態によれば、MCU15を
使用した多地点会議システムにおいて、端末から会議参
加リクエストがあった際に、MCU外部から制御するこ
とができる。また、複数のMCU15A〜15Cをまた
がって複数端末間で通信を行う場合であって、特定の端
末もしくは外部から制御を行おうとした場合に、MC機
能(多地点制御機能)を持ったMCUを特定することが
できる。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
MCU(多地点通信制御ユニット)を使用したシステム
において、MCU外部からMCUの制御を動的に制御す
ることができる。
【0082】また、本発明によれば、MCUを使用した
システムにおいて、MCUで多重化した映像情報を端末
に出力する場合であっても、多重化された複数の映像の
配置を外部から制御することができる。
【0083】また、本発明によれば、多地点会議を行っ
ている途中で、ある端末からのリクエストに応じて別な
特別ユニットからデータを伝送することを制御すること
ができる。
【0084】また、本発明によれば、出力制御を行う端
末において各種サービスを行う場合に、サービスによる
課金を行うことができる。
【0085】また、本発明によれば、MCUを使用した
多地点会議システムにおいて、端末から会議参加リクエ
ストがあった際に、MCU外部から制御することができ
る。
【0086】また、本発明によれば、複数のMCUをま
たがって複数端末間で通信を行う場合であって、特定の
端末もしくは外部から制御を行おうとした場合に、MC
機能(多地点制御機能)を持ったMCUを特定すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信方法を採用可能な一般的な通
信システムの概要を示す接続図である。
【図2】本発明に係る通信方法を適用した通信システム
の概要を示す接続図である。
【図3】本発明に係るMCUと特別ユニットおよび各通
信端末との通信形態を説明するための図である。
【図4】本発明に係るMCUの具体的な構成例を示すブ
ロック図である。
【図5】端末能力制御におけるMCUと特別ユニット間
における制御信号遷移を示す図である。
【図6】端末能力制御時のシステムにおける動作のフロ
ーチャートである。
【図7】端末能力制御時のMCUにおける動作のフロー
チャートである。
【図8】端末能力制御時の特別ユニットにおける動作の
フローチャートである。
【図9】シーン記述制御時のMCUと特別ユニット間に
おける制御信号遷移を示す図である。
【図10】シーン記述制御時のMCUにおける動作のフ
ローチャートである。
【図11】シーン記述制御時の特別ユニットにおける動
作のフローチャートである。
【図12】データ送信制御時のMCUと特別ユニットお
よび通常の通信端末間における制御信号遷移を示す図で
ある。
【図13】データ送信制御時のMCUにおける動作のフ
ローチャートである。
【図14】データ送信制御時の特別ユニットにおける動
作のフローチャートである。
【図15】多重化制御時のMCUと特別ユニットおよび
通常の通信端末間における制御信号遷移を示す図であ
る。
【図16】多重化制御時のMCUにおける動作のフロー
チャートである。
【図17】多重化制御時の特別ユニットにおける動作の
フローチャートである。
【図18】複数のMCU間をまたがって多地点通信が行
われている場合のシステム構成例を示す図である。
【図19】複数がMCUがある場合のMC機能検索フロ
ーチャートである。
【符号の説明】
10…通信制御システム、11…通信網、12A〜12
C…中継局、13…コミュニケーションサーバ、14A
〜14F…通信端末、15,15A〜15C…MCU
(多地点通信制御ユニット)、151…多重化制御回
路、152…多重化回路、153…シーン記述データ回
路、154…多重化制御データメモリ、155…シーン
記述データメモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村山 明佳 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 伊東 義之 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 平中 大介 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5C064 AA02 AD04 AD09 AD14 AD16 5K015 AF02 JA01 5K030 GA16 HA04 HB01 HB02 HB08 HC09 JA01 JL01 JT09 LD08 9A001 BB04 CZ05 DD10 JJ23 JJ27 KK56 KK60

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信網内に多地点通信制御ユニットと、
    少なくとも1台以上のデータ出力機能を備えた特別ユニ
    ットとが配置され、 上記多地点通信制御ユニットは、上記特別ユニットに対
    してデータ出力能力確認および出力可能データ種類の確
    認を行い、能力とデータ種類に応じて特別ユニットから
    出力されるデータを用い制御項目を変更する通信システ
    ム。
  2. 【請求項2】 複数の多地点通信制御ユニット間をまた
    がって多地点通信が行われている場合、上記特別ユニッ
    トは多地点通信制御ユニットに会議IDを通知し、各多
    地点通信制御ユニットと会議IDに対応する多地点制御
    機能の確認を行い、多地点制御機能を有する多地点通信
    制御ユニットとコネクションを確立する請求項1記載の
    通信システム。
  3. 【請求項3】 通信網内に多地点通信制御ユニットと、
    少なくとも1台以上の画像の配置を制御するためのシー
    ン記述作成機能を備えた特別ユニットと、少なくとも1
    台以上のシーン記述作成機能を備えない通信端末とが配
    置、接続され、 上記多地点通信制御ユニットは、上記特別ユニットとの
    間でシーン記述能力情報交換を行い、シーン記述能力が
    確認された場合、特別ユニットから出力されるシーン記
    述を受け、システムレイヤとしてシーン記述をエンコー
    ドし、エンコード情報に基づいて複数端末からの音声お
    よび映像を多重化し、各端末に配信する通信システム。
  4. 【請求項4】 上記通信端末が端末がサービスを受けた
    場合、上記特別ユニットは、サービスに対応する課金の
    データ保存を行って、当該課金データを上記多地点通信
    制御ユニットに送出し、 上記多地点通信制御ユニットは、受信した課金データを
    保存する請求項3記載の通信システム。
  5. 【請求項5】 通信網内に多地点通信制御ユニットと、
    少なくとも1台以上の画像の配置を制御するためのシー
    ン記述作成機能を備えた特別ユニットと、少なくとも1
    台以上のシーン記述作成機能を備えない通信端末とが配
    置、接続され、 上記多地点通信制御ユニットは、上記特別ユニットとの
    間でシーン記述能力情報交換を行い、シーン記述能力が
    確認された場合、特別ユニットへシーン記述出力要求を
    行い、端末から送られたシーン記述を少なくとも1つ以
    上保存し、各通信端末からの要求に応じてシーン記述を
    選択して、システムレイヤとしてシーン記述をエンコー
    ドし、エンコード情報に基づいて複数端末からの音声お
    よび映像を多重化し、各端末に配信する通信システム。
  6. 【請求項6】 通信網内に多地点通信制御ユニットと、
    デ一タとデータ送信機能を持った少なくとも1台の特別
    ユニットと、データ送信リクエスト機能を持った少なく
    とも1台の通信端末とが配置され、 上記多地点通信制御ユニットは、上記特別ユニットとの
    間で送出可能データIDの確認を行い、接続された複数
    の端未から一致するIDリクエストを受信した場合、特
    別ユニットに送出指示を行う通信システム。
  7. 【請求項7】 複数の多地点通信制御ユニット間をまた
    がって多地点通信が行われている場合、上記特別ユニッ
    トは多地点通信制御ユニットに会議IDを通知し、各多
    地点通信制御ユニットと会議IDに対応する多地点制御
    機能の確認を行い、多地点制御機能を有する多地点通信
    制御ユニットとコネクションを確立する請求項6記載の
    通信システム。
  8. 【請求項8】 通信網内に多地点通信制御ユニットと、
    通信制御コマンド送出機能を備えた特別ユニットと、通
    信制御コマンド送出機能を備えない通信端末が配置、接
    続され、 上記多地点通信制御ユニットは、上記特別ユニットとの
    間で通信制御コマンド送出機能情報交換を行い、通信制
    御コマンド送出機能が確認された場合、通信端末からの
    会議参加リクエストがあると、特別ユニットに対して会
    議参加リクエストがあったことを通知し、特別ユニット
    からの通信制御コマンドに基づいて多重化する映像およ
    び音声の決定を行う通信システム。
  9. 【請求項9】 通信網内に多地点通信制御ユニットと、
    通信制御コマンド送出機能を備えた特別ユニットと、通
    信制御コマンド送出機能を備えない通信端末が配置、接
    続され、 上記多地点通信制御ユニットは、上記特別ユニットとの
    間で通信制御コマンド送出機能情報交換を行い、通信制
    御コマンド送出機能が確認された場合、上記特別ユニッ
    トへ通信制御データ送出リクエストを行い、受信した通
    信制御データを多地点通信制御ユニット内部に複数保存
    し、通信端末からのリクエストに応じて選択的に多重化
    を行う通信システム。
  10. 【請求項10】 通信網内に多地点通信制御ユニット
    と、少なくとも1台以上のデータ出力機能を備えた特別
    ユニットを配置し、 上記多地点通信制御ユニットと特別ユニット間でデータ
    出力能力確認および出力可能データ種類の確認を行い、 能力とデータ種類に応じて特別ユニットから出力される
    データを用い、多地点通信制御ユニットの制御項目を変
    更する通信方法。
  11. 【請求項11】 複数の多地点通信制御ユニット間をま
    たがって多地点通信が行われている場合、上記特別ユニ
    ットは多地点通信制御ユニットに会議IDを通知し、各
    多地点通信制御ユニットと会議IDに対応する多地点制
    御機能の確認を行い、多地点制御機能を有する多地点通
    信制御ユニットとコネクションを確立する請求項10記
    載の通信方法。
  12. 【請求項12】 通信網内に多地点通信制御ユニット
    と、少なくとも1台以上の画像の配置を制御するための
    シーン記述作成機能を備えた特別ユニットと、少なくと
    も1台以上のシーン記述作成機能を備えない通信端末と
    を配置、接続し、 上記多地点通信制御ユニットと特別ユニット間でシーン
    記述能力情報交換を行い、 シーン記述能力が確認された場合、特別ユニットから出
    力されるシーン記述を多地点通信制御ユニットが受け
    て、システムレイヤとしてシーン記述をエンコードし、 エンコード情報に基づいて複数端末からの音声および映
    像を多重化し、各端末に配信する通信方法。
  13. 【請求項13】 上記通信端末が端末がサービスを受け
    た場合、上記特別ユニットは、サービスに対応する課金
    のデータ保存を行って、当該課金データを上記多地点通
    信制御ユニットに送出し、 上記多地点通信制御ユニットは、受信した課金データを
    保存する請求項12記載の通信方法。
  14. 【請求項14】 通信網内に多地点通信制御ユニット
    と、少なくとも1台以上の画像の配置を制御するための
    シーン記述作成機能を備えた特別ユニットと、少なくと
    も1台以上のシーン記述作成機能を備えない通信端末と
    を配置、接続し、 上記多地点通信制御ユニットと特別ユニット間でシーン
    記述能力情報交換を行い、 シーン記述能力が確認された場合、特別ユニットへシー
    ン記述出力要求を行い特別ユニットから送られたシーン
    記述を少なくとも1つ以上保存し、 各端末からの要求に応じてシーン記述を選択し、 システムレイヤとしてシーン記述をエンコードし、エン
    コード情報に基づいて複数端末からの音声および映像を
    多重化し、各端末に配信する通信方法。
  15. 【請求項15】 通信網内に多地点通信制御ユニット
    と、デ一タとデータ送信機能を持った少なくとも1台の
    特別ユニットと、データ送信リクエスト機能を持った少
    なくとも1台の通信端末とを配置し、 上記多地点通信制御ユニットと特別ユニット間で送出可
    能データlDの確認を行い、 接続された複数の端未から一致するIDリクエストを受
    信した場合、特別ユニットに送出指示を行う通信方法。
  16. 【請求項16】 複数の多地点通信制御ユニット間をま
    たがって多地点通信が行われている場合、上記特別ユニ
    ットは多地点通信制御ユニットに会議IDを通知し、各
    多地点通信制御ユニットと会議IDに対応する多地点制
    御機能の確認を行い、多地点制御機能を有する多地点通
    信制御ユニットとコネクションを確立する請求項15記
    載の通信方法。
  17. 【請求項17】 通信網内に多地点通信制御ユニット
    と、通信制御コマンド送出機能を備えた特別ユニット
    と、通信制御コマンド送出機能を備えない通信端末を配
    置、接続し、 上記多地点通信制御ユニットと特別ユニット間で通信制
    御コマンド送出機能情報交換を行い、 通信制御コマンド送出機能が確認された場合、多地点通
    信制御ユニットは他の端末からの会議参加リクエストが
    受信した場合、特別ユニットに会議参加リクエストが受
    信したことを通知し、 特別ユニットからの通信制御コマンドに基づいて多重化
    する映像および音声の決定を行う通信方法。
  18. 【請求項18】 通信網内に多地点通信制御ユニット
    と、通信制御コマンド送出機能を備えた特別ユニット
    と、通信制御コマンド送出機能を備えない通信端末を配
    置、接続し、 上記多地点制御ユニットと特別ユニット間で通信制御コ
    マンド送出機能情報交換を行い、 通信制御コマンド送出機能が確認された場合、多地点通
    信制御ユニットは特別ユニットへ通信制御データ送出リ
    クエストを行い、 送出された通信制御データを多地点通信制御ユニット内
    部に複数保存し、 端末からのリクエストに応じて選択的に多重化を行う通
    信方法。
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