JP2001267250A - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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JP2001267250A
JP2001267250A JP2000073455A JP2000073455A JP2001267250A JP 2001267250 A JP2001267250 A JP 2001267250A JP 2000073455 A JP2000073455 A JP 2000073455A JP 2000073455 A JP2000073455 A JP 2000073455A JP 2001267250 A JP2001267250 A JP 2001267250A
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JP
Japan
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heater
insulating layer
heat insulating
manufacturing apparatus
semiconductor manufacturing
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Pending
Application number
JP2000073455A
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English (en)
Inventor
Katsunao Kasatsugu
克尚 笠次
Wakako Shiratori
和賀子 白鳥
Takeji Ota
岳児 太田
Kenji Ishikawa
顕治 石川
Toshimitsu Miyata
敏光 宮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ヒータ中心ゾーンの温度制御性を向上する。 【解決手段】基板を水平に保持して処理を行う半導体製
造装置において、前記基板を加熱するヒータ1の外側に
設けた断熱層2の厚さを、ヒータ1の中心ゾーンbとそ
の他の部分とで異ならせた構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板を加熱するヒ
ータを有する半導体製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の半導体製造装置における
ヒータおよび断熱層の概略構成を示す断面図である(半
導体製造装置の詳細な構造については、図2、図3を参
照)。
【0003】1は半導体製造装置において処理する半導
体ウェーハ等の基板(図示省略)を加熱するための抵抗
加熱型のヒータ、bはヒータ1の中心ゾーン、a、cは
ヒータ1の外ゾーン、2はヒータ1の外側に設けた断熱
層である。
【0004】従来の半導体製造装置においては、基板を
加熱するヒータ1の外側に設けた断熱層2の厚さは、す
べてのゾーンにおいて同一であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような構造であっ
たため、ヒータ1の中心ゾーンb以外のゾーン、すなわ
ち、外ゾーンa、cから中心ゾーンbへ熱が流入し、中
心ゾーンbの温度が増大し、出力が低下する。このた
め、ヒータ1の中心ゾーンbの温度制御が難しかった。
【0006】本発明の目的は、ヒータの中心ゾーンの温
度制御性を向上できる半導体製造装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の半導体製造装置は、基板を水平に保持して
処理を行う半導体製造装置において、前記基板を加熱す
るヒータ(すなわち、発熱体)の外側に設けた断熱層の
厚さを、前記ヒータの中心ゾーンとその他の部分とで異
ならせたことを特徴とする。
【0008】なお、断熱層の厚さをヒータの中心ゾーン
とその他の部分とで異ならせるというのは、例えば断熱
層の中心ゾーンの厚さをその他の部分の厚さより薄くす
る等である。
【0009】本発明では、基板を加熱するヒータの外側
に設けた断熱層の厚さをヒータの中心ゾーンとその他の
部分とで異ならせることにより、ヒータの中心ゾーンの
温度制御性を向上することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について詳細に説明する。なお、以下で説明する
図面で、同一機能を有するものは同一符号を付け、その
繰り返しの説明は省略する。
【0011】図1は、本発明の実施の形態の半導体製造
装置におけるヒータおよび断熱層の概略構成を示す断面
図である。
【0012】1は半導体製造装置において処理する半導
体ウェーハ等の基板(図2、図3の符号4参照)を加熱
するための抵抗加熱型のヒータ、2はヒータ1の外側に
設けた断熱層、bはヒータ1の中心ゾーン、a、cはヒ
ータ1の外ゾーンである。
【0013】本実施の形態の半導体製造装置において
は、基板を加熱するヒータ1の外側に設けた断熱層2の
厚さを、ヒータ1の中心ゾーンbに略対応する部分と外
ゾーンa、cに略対応する部分とで異ならせている。本
実施の形態では、例えば断熱層2の中心ゾーンbに略対
応する部分の厚さを外ゾーンa、cに略対応する部分の
厚さより薄くしてある。
【0014】本実施の形態の構造では、断熱層2の中心
ゾーンbに略対応する部分の厚さを外ゾーンa、cに略
対応する部分の厚さより薄くしたので、断熱層2および
ヒータ1の中心ゾーンbの熱容量が減少し、ヒータ1の
中心ゾーンbにおいて外部への放熱が増大し、中心ゾー
ンbのヒータ1の出力が増大し、ヒータ1の中心ゾーン
bの温度制御性が向上する。
【0015】次に、本実施の形態の半導体製造装置の詳
細な構造について、図2、図3を用いて説明する。
【0016】図2は、本実施の形態の枚葉式半導体製造
装置の側面断面図、図3は図2の平面断面図である。
【0017】図2、図3において、3は反応管、4は処
理する基板であるウェーハ、5はウェーハ支持台、1は
ヒータ、2は断熱層、6a、6bはガス導入フランジ、
7a、7bはガス導入ライン、8a、8bはガス排気ラ
イン、9はゲート弁である。
【0018】石英製、炭化珪素製、あるいはアルミナ製
の反応管3は、水平方向に偏平な空間を有する筒状であ
り、反応管3の内部に2枚のウェーハ4を載置するウェ
ーハ支持台5が設けられている。反応管3の両端には、
気密にガス導入フランジ6a、6bがそれぞれ設けられ
ている。一方のガス導入フランジ6aには、ゲート弁9
を介して搬送室(図示省略)が連設されている。2個の
ガス導入フランジ6a、6bには、それぞれガス導入ラ
イン7a、7b、ガス排気ライン8a、8bが連通され
ている。
【0019】反応管3の上下には、例えばヒータ1がそ
れぞれ設けられ、反応管3内部を均一に加熱するように
なっている。また、上下2個のヒータ1および反応管3
を覆うように、断熱層2が設けられている。
【0020】ゲート弁9が開かれ、図示しないウェーハ
搬送ロボットにより図2、図3の左方からウェーハ4が
搬入され、ウェーハ支持台5に載置される。本例では、
ウェーハ支持台5には、2枚のウェーハ4が載置され
る。
【0021】前記ウェーハ搬送ロボットが後退してゲー
ト弁9が閉じられ、反応室3内にガス導入ライン7a、
7bから反応ガスが導入され、両側のガス排気ライン8
a、8bから排気される。なお、処理の均一性を確保す
るため、反応ガスは対角に向かって、例えばガス導入ラ
イン7aからガス排気ライン8bに向かって流され、ま
たはガス導入ライン7bからガス排気ライン8aに向か
って流され、あるいは所要時間毎に流れの向きが変更さ
れるように流される。
【0022】ウェーハ4の処理が完了すると、ゲート弁
9が開かれ、前記ウェーハ搬送ロボットにより前記搬送
室の方へ搬出される。
【0023】以上本発明を実施の形態に基づいて具体的
に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変
更可能であることは勿論である。
【0024】例えば、上記実施の形態においては、ヒー
タ1の各ゾーンに略対応するように断熱層2の厚さを異
ならせるようにしたが、図4(a)、(b)に示すよう
に、各ゾーンに対応しないように断熱層2の厚さを異な
らせるようにしてもよい。また、図4(c)に示すよう
に、断熱層2の厚さを複数箇所において異ならせるよう
にしてもよい。また、上記実施の形態においては、各ゾ
ーンに分割されたヒータ1について説明したが、ゾーン
に分割されていないヒータを用いてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ヒータの中心ゾーンの温度制御性が向上し、基板の温度
制御性が向上し、プロセス条件の制御が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の半導体製造装置における
ヒータおよび断熱層の概略構成を示す断面図である。
【図2】本実施の形態の枚葉式半導体製造装置の側面断
面図である。
【図3】図2の半導体製造装置の平面断面図である。
【図4】(a)〜(c)は本発明の他の実施の形態のヒ
ータおよび断熱層の概略構成を示す断面図である。
【図5】従来の半導体製造装置におけるヒータおよび断
熱層の概略構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1…ヒータ、2…断熱層、3…反応管、4…ウェーハ、
5…ウェーハ支持台、6a、6b…ガス導入フランジ、
7a、7b…ガス導入ライン、8a、8b…ガス排気ラ
イン、9…ゲート弁。
フロントページの続き (72)発明者 太田 岳児 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 (72)発明者 石川 顕治 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 (72)発明者 宮田 敏光 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 Fターム(参考) 5F045 BB02 DP04 EB02 EK06 EK21 EK24

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板を水平に保持して処理を行う半導体製
    造装置において、前記基板を加熱するヒータの外側に設
    けた断熱層の厚さを、前記ヒータの中心ゾーンとその他
    の部分とで異ならせたことを特徴とする半導体製造装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010510687A (ja) * 2006-11-22 2010-04-02 エス.オー.アイ.テック シリコン オン インシュレータ テクノロジーズ 化学気相成長チャンバ用の温度制御されたパージゲート弁
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