JP2001266458A - ストリームデータ再生装置及び方法並びに記録媒体 - Google Patents

ストリームデータ再生装置及び方法並びに記録媒体

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JP2001266458A
JP2001266458A JP2000080302A JP2000080302A JP2001266458A JP 2001266458 A JP2001266458 A JP 2001266458A JP 2000080302 A JP2000080302 A JP 2000080302A JP 2000080302 A JP2000080302 A JP 2000080302A JP 2001266458 A JP2001266458 A JP 2001266458A
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Isamu Terasaka
勇 寺坂
Hiroshi Yamamoto
浩 山本
Toshimitsu Ohira
俊充 大平
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Sony Computer Entertainment Inc
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
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    • G11B27/105Programmed access in sequence to addressed parts of tracks of operating record carriers of operating discs
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    • G11B2220/2537Optical discs
    • G11B2220/2545CDs

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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サウンドデータ等のストリームデータの読み
取り順を制御することが可能なストリームデータ再生方
式を提供する。 【解決手段】 サウンドデータの再生を行う場合、読み
出し処理部200が、CD/DVD220に格納された
分岐定義ファイルに従って、CD/DVD220に格納
されたサウンドデータを順次、バッファ161に読み出
すとともに、出力処理部210が、バッファ161に読
み出されたサウンドデータを順次、サウンド再生処理プ
ロセッサ(SPU)140へ転送することで、サウンド
データの再生を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サウンドデータ等
のストリームデータの再生方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、PCMデータ等のサウンドデータ
(ストリームデータ)の再生は、例えば、サウンドデー
タが格納されたCD等からサウンド再生処理プロセッサ
(SPU)へサウンドデータを順次転送することによっ
て行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにして再生さ
れるサウンドデータは、CD等から順次読み出され、そ
のまま、SPUに転送されて演奏されるという特性上、
同じフレーズが複数回出現するようなものでも実際の演
奏時間分のデータをCD等に持たなければならなかっ
た。
【0004】図10は、サウンドデータと実際の演奏と
の間の関係を説明するための図である。同図に示すよう
に、この場合、実際は、「A」、「B」、「C」の3種
類のフレーズが繰り返し使われているだけだが、前述し
たように、サウンドデータの中身(同図(a))は、実
際の演奏(同図(b))と完全に一致している必要があ
った。従って、音楽CDと同じ音質のPCMデータ等の
場合、サウンドデータの大きさは、かなり大きくなって
しまう。
【0005】本発明の目的は、サウンドデータ等のスト
リームデータの読み取り順を制御することが可能なスト
リームデータ再生方式を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るストリーム
データ再生装置は、記録媒体に格納されたストリームデ
ータを読み出して、再生するストリームデータ再生装置
である。そして、前記記録媒体に格納された分岐定義情
報に従って、前記記録媒体から前記ストリームデータを
読み出す読み出し処理部と、読み出したストリームデー
タを再生する処理部とを備えたことを特徴とする。
【0007】本発明に係るストリームデータ再生方法
は、記録媒体に格納されたストリームデータを読み出し
て、再生するストリームデータ再生方法である。そし
て、前記記録媒体から分岐定義情報を読み出し、当該分
岐定義情報に従って、前記記録媒体から前記ストリーム
データを読み出し、読み出したストリームデータを再生
することを特徴とする。
【0008】本発明に係る記録媒体は、ストリームデー
タ再生プログラムが記録された記録媒体である。そし
て、前記ストリームデータ再生プログラムは、前記記録
媒体から分岐定義情報を読み出すステップと、当該分岐
定義情報に従って、前記記録媒体からストリームデータ
を読み出すステップと、読み出したストリームデータを
再生するステップとを備える。
【0009】本発明に係る別の記録媒体は、ストリーム
データと、当該ストリームデータの読み出し順を制御す
る分岐定義情報と、当該分岐定義情報に従って、前記ス
トリームデータを読み出し、再生するストリームデータ
再生プログラムとが記録されたことを特徴とする。
【0010】なお、前記プログラムは、CD−ROM、
DVD−ROM、メモリカード等の可搬記録媒体や、ネ
ットワークを介して、頒布することができる。
【0011】また、以上の場合において、前記分岐定義
情報は、分岐位置を示す情報と、分岐先を示す情報とを
有し、前記分岐位置まで前記ストリームデータの読み出
しを終了すると、前記分岐先からストリームデータの読
み出しを開始するようにしてもよい。更に、前記分岐定
義情報は、分岐する回数を示す情報を有し、前記回数分
だけ、分岐した読み出しを行うようにしてもよい。更
に、前記分岐定義情報は、分岐を許可するか否かを示す
情報を有し、分岐が許可されている場合にのみ、分岐し
た読み出しを行うようにしてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しつつ、詳細に説明する。
【0013】まず、本発明が適用されるエンタテインメ
ント装置について説明する。本エンタテインメント装置
は、例えば、CD/DVD(又は、ネットワーク)等に
よって提供されるゲーム等のアプリケーションを実行す
るものである。
【0014】図1は、本発明が適用されるエンタテイン
メント装置の構成を示すブロック図である。
【0015】同図に示すように、本エンタテインメント
装置は、MPU100と、GP110と、IOP120
と、CD/DVDデコーダ130と、SPU140と、
OSROM150と、メインメモリ160と、IOPメ
モリ170とを備える。
【0016】MPU100とGP110とは、専用バス
101によって接続され、MPU100とIOP120
とは、バス102によって接続されている。また、IO
P120、CD/DVDデコーダ130、SPU140
及びOSROM150は、バス103に接続されてい
る。
【0017】また、MPU100には、メインメモリ1
60が接続され、IOP120には、IOPメモリ17
0が接続されている。更に、IOP120には、コント
ローラ(PAD)180が接続される。
【0018】MPU100は、本エンタテインメント装
置のメインCPUである。MPU100は、OSROM
150に格納されたプログラムや、CDやDVDからメ
インメモリ160にロードされたプログラムを実行する
ことによって、所定の処理を行う。
【0019】GP110は、本エンタテインメント装置
のレンダリングの機能を受け持つグラフィックスプロセ
ッサである。GP110は、MPU100からの指示に
従って、描画処理を行う。
【0020】IOP120は、MPU100と周辺装置
(CD/DVDデコーダ130やSPU140等)との
間のデータのやり取りを制御する入出力用サブ・プロセ
ッサである。
【0021】CD/DVDデコーダ130は、ドライブ
に装着されているCDやDVDからデータを読み出し、
メインメモリ160への転送を行う。
【0022】SPU140は、サウンド再生処理プロセ
ッサであり、サウンドバッファ(不図示)に格納された
サウンドデータ(PCMデータ等)を、MPU100か
らの発音命令に基づいて、所定のサンプリング周波数で
再生する。
【0023】OSROM150は、起動時等にMPU1
00やIOP120が実行するプログラムが格納されて
いるROMである。
【0024】メインメモリ160は、MPU100の主
記憶であり、MPU100が実行する命令やMPU10
0が利用するデータ等が格納される。メインメモリ16
0には、サウンドデータの再生に利用されるバッファ1
61が設けられている。バッファ161の大きさは、例
えば、500KBである。
【0025】IOPメモリ170は、IOP120の主
記憶であり、IOP120が実行する命令やIOP12
0が利用するデータ等が格納される。
【0026】コントローラ(PAD)180は、ゲーム
等の実行中に、プレイヤーの意図をアプリケーション等
に伝達するインタフェースである。
【0027】次に、以上のような構成を有するエンタテ
インメント装置によって実行されるアプリケーションの
サウンドデータ再生処理について説明する。
【0028】ここでは、アプリケーションは、必要に応
じて、CD/DVDに格納されているサウンドデータ
(ストリームデータ)の再生を行うものとする。サウン
ドデータは、例えば、40MB程度のPCMデータであ
る。
【0029】図2は、本エンタテインメント装置におけ
るサウンドデータ再生処理の概要を説明するための図で
ある。同図に示すように、本エンタテインメント装置に
おけるサウンドデータ再生処理は、読み出し処理部20
0及び出力処理部210によって実現される。
【0030】すなわち、本エンタテインメント装置にお
いてサウンドデータの再生を行う場合、読み出し処理部
200が、CD/DVD220に格納されたサウンドデ
ータを順次、メインメモリ160上のバッファ161に
読み出すとともに、出力処理部210が、バッファ16
1に読み出されたサウンドデータを順次、SPU140
へ転送することで、サウンドデータの再生を行う。
【0031】より具体的には、CD/DVD220から
バッファ161へデータを読み出す処理と、バッファ1
61からSPU140内のサウンドバッファへデータを
転送する処理とを、MPU100によって並行処理する
ことで実現される。
【0032】次に、読み出し処理部200の処理につい
て説明する。
【0033】読み出し処理部200は、予め用意された
分岐定義ファイルに従って、CD/DVDからサウンド
データを読み出す。
【0034】分岐定義ファイルは、例えば、アプリケー
ションの作成者によって予め用意されるものである。ア
プリケーションの作成者は、曲の各フレーズの節目とな
る部分に分岐ポイントや分岐先ポイントを設定し、その
分岐ポイントや分岐先ポイントの位置情報を分岐定義フ
ァイルに指定する。読み出し処理部200は、サウンド
データの読み出しが分岐定義ファイルに指定された分岐
ポイントまで来たら、指定された分岐先ポイントに読み
出し位置を移動させる。また、分岐定義ファイルには、
分岐ポイントでの分岐の条件として、分岐回数を指定す
ることができ、アプリケーション作成者は、所望の分岐
回数を指定することで、特定回数のループが実現でき
る。
【0035】図3は、分岐定義ファイルの構成例を示す
図である。
【0036】同図に示すように、分岐定義ファイル30
0は、分岐位置オフセット301と、分岐先オフセット
302と、分岐カウンタ303と、分岐回数304と、
許可フラグ305とを有し、301〜305は、複数組
設定することができる。
【0037】分岐位置オフセット301は、分岐を行う
位置を示すデータであり、例えば、サウンドデータの先
頭から数えた分岐位置のバイトアドレスが格納される。
【0038】分岐先オフセット302は、分岐が実行さ
れた後の読み込み開始位置を示すデータであり、例え
ば、サウンドデータの先頭から数えた分岐先のバイトア
ドレスが格納される。
【0039】分岐回数304は、対応する分岐位置で分
岐を行う回数を示すデータである。
【0040】分岐カウンタ303は、実際に分岐が行わ
れた回数を数えるカウンタで、このカウンタの値が分岐
回数304に指定された値に達するまでは分岐が行われ
る。分岐カウンタ303は、例えば、0に初期化され、
読み出し処理部200によって分岐時にカウントアップ
される。
【0041】許可フラグ305は、分岐位置において、
実際に分岐を行うか否かを制御するためのフラグであ
る。アプリケーションは、許可フラグ305を変更する
ことにより、リアルタイムに分岐をコントロールでき
る。
【0042】図4は、読み出し処理部200による処理
の流れを示すフローチャートである。
【0043】アプリケーションから、サウンドデータの
読み出しが指示されると、まず、CD/DVDから、メ
インメモリ160上に、分岐定義ファイル300を読み
込む(S401)。
【0044】また、読み出し開始位置を示すポインタP
1をサウンドデータを格納したファイルの先頭を指すよ
うに初期化する。
【0045】次に、バッファ161の空きが一定以上に
達したか否かを判別する(S402)。前述したよう
に、バッファ161への読み出し処理と平行に、バッフ
ァ161からSPU140への出力処理が実行されてお
り、CD/DVDから読み出したサウンドデータは、順
次、SPU140へ転送されている。
【0046】判別の結果、一定以上に達していない場合
は(S402:No)、出力処理部210によりバッフ
ァ161内のデータが出力されて、バッファ161の空
きが一定以上に達するのを待つ。
【0047】そして、バッファ161の空きが一定以上
に達すると(S402:Yes)、読み出し終了位置を
示すポインタP2を、「P1+空きバッファサイズ」に
設定する(S403)。
【0048】次に、P1〜P2の間に、分岐定義ファイ
ル300に指定された分岐位置オフセット301が含ま
れているか否かを判別する(S404)。
【0049】判別の結果、P1〜P2の間に、分岐位置
が存在しない場合は(S404:No)、次の読み出し
開始位置を示すポインタP3に、「P2+1」を代入し
(S405)、P1〜P2の間のデータをバッファ16
1上に読み込む(S406)。
【0050】一方、P1〜P2の間に分岐定義ファイル
300に指定された分岐位置オフセット301が含まれ
ている場合は(S404:Yes)、続いて、対応する
許可フラグ305を調べて、分岐が許可されているか否
かを判別する(S407)。
【0051】その結果、許可されていない場合は(S4
07:No)、分岐を行わないので、前述したP1〜P
2の間に分岐位置が存在しない場合と同様に、次の読み
出し開始位置を示すポインタP3に、「P2+1」を代
入し(S405)、P1〜P2の間のデータをバッファ
161上に読み込む(S406)。
【0052】一方、許可されている場合は(S407:
Yes)、対応する分岐カウンタ303の値が、対応す
る分岐回数304に指定された値未満であるか否かを判
別する(S408)。その結果、分岐カウンタ303の
値が、指定された分岐回数以上になっている場合は(S
408:No)、指定された回数の分岐は終了している
ので、分岐を行わずに、分岐カウンタ303をリセット
し(S409)、前述したP1〜P2の間に分岐位置が
存在しない場合と同様に、次の読み出し開始位置を示す
ポインタP3に、「P2+1」を代入し(S405)、
P1〜P2の間のデータをバッファ161上に読み込む
(S406)。
【0053】一方、分岐カウンタ303の値が、指定さ
れた分岐回数未満である場合は(S408:Yes)、
分岐を行うため、まず、分岐カウンタ303に1を足す
(S410)。そして、次の読み出し開始位置を示すポ
インタP3に、対応する分岐先オフセット302を代入
し、今回の読み出し終了位置を示すポインタP2に分岐
位置オフセット301を代入する(S411)。そし
て、P1〜P2の間のデータ、すなわち、今回の読み出
し開始位置から分岐位置までのデータをバッファ161
上に読み込む(S406)。
【0054】以上のようにして、バッファ161へのデ
ータの読み込みを行うと、次の読み出しを開始するた
め、次回の読み出し開始位置を示すポインタP3の値
を、読み出し開始位置を示すポインタP1に代入して
(S412)、バッファ161の空きが一定以上に達す
るのを待つ処理に戻る(S402)。以下、必要なサウ
ンドデータの読み出しが終了するまで、上述した処理を
繰り返す。
【0055】以上のような処理により、分岐定義ファイ
ル300に指定された分岐情報に従ったサウンドデータ
の読み出しが実現できる。
【0056】図5は、分岐を利用した場合のサウンドデ
ータと実際の演奏との間の関係を説明するための図であ
る。同図(a)に示すように、サウンドデータとして
は、「A」、「B」、「C」のみからなるデータを用意
しておき、分岐定義ファイル300を、「B」の終端ま
で読み出したら、「B」の先頭に1回分岐し、「C」の
終端まで読み出したら、「A」の先頭に2回(以上)分
岐するように設定することで、同図(b)に示すような
演奏を実現することができる。
【0057】以上説明したように、本実施形態における
データ読み出し処理によれば、分岐定義ファイル300
に従って、サウンドデータの読み出しを行うので、サウ
ンドデータの読み出し順を制御することが可能になり、
同じフレーズが複数回出現するサウンドデータの場合
は、分岐を利用することで、重複する部分を削減するこ
とができ、サウンドデータを格納するCD/DVD等の
記録媒体の容量の大幅な節約が可能になる。
【0058】また、分岐定義ファイル300に許可フラ
グ305を設けているので、分岐をするか否かをダイナ
ミックに制御でき、ゲーム等の進行に合わせて、異なっ
た並びの演奏を実現することも可能になる。
【0059】図6は、ゲーム等の進行にあわせて、分岐
を行うか否かを制御した例を示す図である。
【0060】通常であれば、同図(a)のbp1のとこ
ろで、「B」の先頭への分岐が1回実行され、同図
(b)に示すように、「B」が2回読み出されるが、b
p1で分岐するか否かを判断する前に、許可フラグ30
5を、不許可に変更すると、同図(c)に示すように、
bp2の位置では分岐が実行されず、そのまま「C」が
読み出される。その後、許可フラグ305を許可に変更
すると、bp3のところでは、分岐が実行され、「B」
が2回読み出される。
【0061】このように、本実施形態では、許可フラグ
305を変更することにより、分岐をするか否かをダイ
ナミックに制御できるので、ゲーム等のアプリケーショ
ンは、当該アプリケーションの進行状況に応じて、実際
に各フレーズが演奏される順序を変更することが可能に
なる。
【0062】次に、以上のようにして再生されるサウン
ドに同期して、アプリケーションに所定のアクションを
させる場合について説明する。
【0063】前述したように、バッファ161上に読み
出されたサウンドデータは、出力処理部210によっ
て、順次、SPU140に転送されて、演奏される。
【0064】本エンタテインメント装置では、サウンド
データの再生に際して、演奏が特定の位置に来たとき、
アプリケーションに対して、イベントが発生したことを
通知することができる。
【0065】図7は、このような機能を説明するための
図である。本エンタテインメント装置では、サウンドデ
ータを順次再生していき、サウンドデータの再生が、予
めアクション定義ファイルに指定したマーク位置(同図
のA〜E)に来たときに、アプリケーションに対して、
イベントが発生したことを知らせる。
【0066】このような機能を実現するため、本エンタ
テインメント装置では、サウンドデータの再生に際し
て、サウンド再生監視処理が起動される。本サウンド再
生監視処理は、前述したCD/DVDからバッファ16
1への読み出し処理や、バッファ161からSPU14
0への出力処理と同様に、MPU100によって、並行
処理されるものである。
【0067】本サウンド再生監視処理は、サウンド再生
状態を監視し、サウンドの再生が、アクション定義ファ
イルに指定されたマーク位置に来たときに、イベントが
発生したことをアプリケーションに通知する。アクショ
ン定義ファイルは、分岐定義ファイルと同様に、アプリ
ケーションの作成者により予め用意されるもので、アプ
リケーション作成者は、ストリームに同期したアクショ
ンをアプリケーションにさせたい位置をアクション定義
ファイルに登録する。
【0068】図8は、アクション定義ファイルの構成例
を示す図である。
【0069】同図に示すように、アクション定義ファイ
ル800は、アクション発生オフセット801と、アク
ションデータ802とを有し、アクション発生オフセッ
ト801及びアクションデータ802は、複数組設定す
ることができる。
【0070】アクション発生オフセット801は、アク
ションを発生させる位置を示すデータであり、例えば、
サウンドデータの先頭から数えたアクションを発生させ
る位置のバイトアドレスが指定される。
【0071】アクションデータ802は、アクション発
生オフセット801で指定される位置までサウンドデー
タが再生され、そのことをアプリケーションに通知する
際に、アプリケーションに渡されるデータである。アプ
リケーションは、当該アプリケーションデータに従っ
て、何らかのエフェクト(口パクをする等)を実行する
ことにより、完全にストリームと同期させたアクション
を実行することができる。
【0072】図9は、サウンド再生監視処理の流れを示
すフローチャートである。
【0073】同図に示すように、サウンド再生監視処理
は、起動されると、まず、CD/DVDから、メインメ
モリ160上に、アクション定義ファイル800を読み
込む(S901)。
【0074】また、監視対象領域の開始位置を示すポイ
ンタP1をストリームデータの先頭を示す値に初期化す
る。
【0075】次に、監視対象領域の終了位置を示すポイ
ンタP2に、現在のストリーム使用位置を代入する(S
902)。この現在のストリームの使用位置は、SPU
140内の特定のレジスタを参照することで、知ること
ができる。
【0076】そして、P1〜P2の間に、アクション定
義ファイル800に指定されたアクション発生オフセッ
ト801が含まれているか否かを判別する(S90
3)。
【0077】その結果、P1〜P2の間に、アクション
発生位置が存在しない場合は(S903:No)、次の
監視対象領域の判別を行うため、監視対象領域の開始位
置を示すポインタP1に、今回の監視対象領域の終了位
置を示すポインタP2の値を代入し(S904)、前述
した処理を繰り返す。
【0078】一方、P1〜P2の間に、アクション定義
ファイル800に指定されたアクション発生オフセット
801が含まれている場合は(S903:Yes)、ア
プリケーションに対して、対応するアクションデータ8
02を通知する(S905)。
【0079】そして、次の監視対象領域の判別を行うた
め、監視対象領域の開始位置を示すポインタP1に、ア
クション発生オフセット801に1を足した値を代入し
(S906)、前述した処理を繰り返す。
【0080】以上説明したように、サウンド再生監視処
理では、実際にSPU140によって再生されたサウン
ドデータの位置を監視し、サウンドデータの演奏が、予
め指定されたマーク位置に来たときに、アプリケーショ
ンに対して、イベントが発生したことを通知するので、
アプリケーションは、サウンドデータの再生に完全に同
期した処理を容易に実現することが可能になる。従っ
て、CD/DVDの読みが悪くストリームが遅れたりし
たとき等でも、サウンド再生に完全に同期したアクショ
ンを実現することが可能になる。
【0081】なお、以上では、サウンドデータ再生処理
について説明したが、本発明は、サウンドデータに限ら
ず、他のストリームデータ(例えば、ビデオデータ等)
の再生処理にも適用することができる。
【0082】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、ストリームデータの読み取り順を制御すること
ができるので、ストリームデータ自体の量を少なくする
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用されるエンタテインメント装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】 本エンタテインメント装置におけるサウンド
データ再生処理の概要を説明するための図である。
【図3】 分岐定義ファイルの構成例を示す図である。
【図4】 読み出し処理部200による処理の流れを示
すフローチャートである。
【図5】 分岐を利用した場合の、サウンドデータと実
際の演奏との間の関係を説明するための図である。
【図6】 分岐を行うか否かを制御した例を示す図であ
る。
【図7】 サウンドデータの再生と、アプリケーション
に対するイベント発生通知との関係を説明するための図
である。
【図8】 アクション定義ファイルの構成例を示す図で
ある。
【図9】 サウンド再生監視処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【図10】 従来のサウンドデータと実際の演奏との間
の関係を説明するための図である。
【符号の説明】
200 読み出し処理部 210 出力処理部 220 CD/DVD 161 バッファ 140 サウンド再生処理プロセッサ(SPU)
フロントページの続き (72)発明者 山本 浩 東京都中野区中央一丁目38番1号 住友中 野坂上ビル 株式会社シュガーアンドロケ ッツ内 (72)発明者 大平 俊充 東京都中野区中央一丁目38番1号 住友中 野坂上ビル 株式会社シュガーアンドロケ ッツ内 Fターム(参考) 5D044 AB05 BC01 BC03 CC04 DE22 DE24 DE49 FG10 FG18 5D066 DA02 DA12 SA07 SB11 SC04 SE01 SF10 SG04 5D077 AA26 BA14 CB06 DC22 DC25 EA34 5D110 AA14 AA27 BB02 BB06 DA03 DA12 DE06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に格納されたストリームデータ
    を読み出して、再生するストリームデータ再生装置であ
    って、 前記記録媒体に格納された分岐定義情報に従って、前記
    記録媒体から前記ストリームデータを読み出す読み出し
    処理部と、 読み出したストリームデータを再生する処理部とを備え
    たことを特徴とするストリームデータ再生装置。
  2. 【請求項2】 前記分岐定義情報は、分岐位置を示す情
    報と、分岐先を示す情報とを有し、 前記読み出し処理部は、前記分岐位置まで前記ストリー
    ムデータの読み出しを終了すると、前記分岐先からスト
    リームデータの読み出しを開始することを特徴とする請
    求項1に記載のストリームデータ再生装置。
  3. 【請求項3】 前記分岐定義情報は、更に、分岐する回
    数を示す情報を有し、 前記読み出し処理部は、前記回数分だけ、分岐した読み
    出しを行うことを特徴とする請求項2に記載のストリー
    ムデータ再生装置。
  4. 【請求項4】 前記分岐定義情報は、更に、分岐を許可
    するか否かを示す情報を有し、 前記読み出し処理部は、分岐が許可されている場合にの
    み、分岐した読み出しを行うことを特徴とする請求項3
    に記載のストリームデータ再生装置。
  5. 【請求項5】 前記記録媒体は、可搬記録媒体であるこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のス
    トリームデータ再生装置。
  6. 【請求項6】 記録媒体に格納されたストリームデータ
    を読み出して、再生するストリームデータ再生方法であ
    って、 前記記録媒体から分岐定義情報を読み出し、 当該分岐定義情報に従って、前記記録媒体から前記スト
    リームデータを読み出し、 読み出したストリームデータを再生することを特徴とす
    るストリームデータ再生方法。
  7. 【請求項7】 ストリームデータ再生プログラムが記録
    された記録媒体であって、 前記ストリームデータ再生プログラムは、 前記記録媒体から分岐定義情報を読み出すステップと、 当該分岐定義情報に従って、前記記録媒体からストリー
    ムデータを読み出すステップと、 読み出したストリームデータを再生するステップとを備
    えることを特徴とする記録媒体。
  8. 【請求項8】 記録媒体から分岐定義情報を読み出すス
    テップと、 当該分岐定義情報に従って、前記記録媒体からストリー
    ムデータを読み出すステップと、 読み出したストリームデータを再生するステップとを備
    えることを特徴とするストリームデータ再生プログラ
    ム。
  9. 【請求項9】 ストリームデータと、 当該ストリームデータの読み出し順を制御する分岐定義
    情報と、 当該分岐定義情報に従って、前記ストリームデータを読
    み出し、再生するストリームデータ再生プログラムとが
    記録されたことを特徴とする記録媒体。
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