JP2001265855A - リフォーム支援方法、リフォーム支援システム、リフォーム支援用サーバ - Google Patents

リフォーム支援方法、リフォーム支援システム、リフォーム支援用サーバ

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JP2001265855A
JP2001265855A JP2000072985A JP2000072985A JP2001265855A JP 2001265855 A JP2001265855 A JP 2001265855A JP 2000072985 A JP2000072985 A JP 2000072985A JP 2000072985 A JP2000072985 A JP 2000072985A JP 2001265855 A JP2001265855 A JP 2001265855A
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customer
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customer terminal
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JP2000072985A
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English (en)
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Masayuki Inao
正行 稲生
Hidetoshi Tsukamoto
英利 塚本
Nobuo Arakawa
伸夫 荒川
Masashi Ishida
正志 石田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】顧客によるリフォームの計画立案を支援する。 【解決手段】インターネット3を介してサーバ1と顧客
端末2とが接続される。サーバ1には、顧客が現在使用
している既設製品の内容を識別情報に対応付けて格納し
た顧客管理ファイルF1および提供可能な製品のカタロ
グを格納した商品管理ファイルF2が設けられる。顧客
端末2からサーバ1がアクセスされると、サーバ1は識
別情報の入力を顧客端末2を通して促し、顧客端末2を
通して入力された識別情報を顧客管理ファイルF1に照
合することにより顧客が使用している既設製品を特定す
る。サーバ1では特定された既設製品に応じてリフォー
ムに適合した製品を商品管理ファイルF2から選別し、
さらに商品管理ファイルF2から選別された製品の外観
イメージを顧客端末2を通して提示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リフォーム支援方
法、リフォーム支援システム、リフォーム支援用サーバ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、住宅に設置されている既設の設
備のリフォームを顧客が計画する際には、リフォームの
対象となる既設の設備の寸法を測るとともに、既設設備
に代えて設置できる製品をカタログから選び出し、選び
出した製品が実際に設置可能か否かを業者に問い合わせ
た後、施工業者と打ち合わせているのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、リフォ
ームを計画する際には、カタログを収集したり、既設設
備の寸法を測ったりするなどの面倒な作業が伴うという
問題がある。とくに、多くの製品が記載されているカタ
ログの中から顧客の要求に適合する製品を選び出す作業
は、カタログの見方に馴れていない顧客にとっては難し
く、製品数が多くなればなるほど製品を選択する作業が
困難になる。
【0004】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、顧客自身がリフォームの計画を立案
する作業を容易にするリフォーム支援方法およびリフォ
ーム支援システムを提供するとともに、このようなリフ
ォーム支援方法およびリフォーム支援システムを実現す
るために用いるリフォーム支援用サーバを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1ないし請求項1
7の発明は、リフォーム支援方法に関するものである。
【0006】請求項1の発明は、顧客が現在使用してい
る既設製品の内容を識別情報に対応付けて格納した顧客
管理ファイルおよび提供可能な製品のカタログを格納し
た商品管理ファイルを備えたサーバと、サーバに対して
インタラクティブにアクセス可能な顧客端末とをコンピ
ュータネットワークを介して接続し、顧客端末からサー
バがアクセスされたときに前記識別情報の入力を顧客端
末を通して促し、顧客端末を通して入力された識別情報
を前記顧客管理ファイルに照合することにより特定され
る既設製品に応じて当該顧客のリフォームに適合した製
品を前記商品管理ファイルから選別し、次に前記商品管
理ファイルから選別された製品の外観イメージを顧客端
末に提示することを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記顧客管理ファイルから特定された既設製品の製
品種別が複数であるときに、前記顧客端末を通して製品
種別を選択させた後に、選択された製品種別内で商品管
理ファイルから選別された製品の外観イメージを顧客端
末に提示することを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、選択された製品種別内で商品管理ファイルから製品
を選別する際に、他の既設製品と調和する製品をリフォ
ームに適合した製品として選別することを特徴とする。
【0009】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、前記顧客端末に製品の外観イメージを提示する際に
見積価格と標準工期とを同時に提示することを特徴とす
る。
【0010】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、前記顧客端末に見積価格と標準工期とを提示した後
に顧客端末を通してリフォームの依頼を受け付けること
を特徴とする。
【0011】請求項6の発明は、請求項4または請求項
5の発明において、見積価格を提示した後にリフォーム
の依頼が受けられなかった場合には、顧客の電子メール
アドレスを獲得しておき、一定期間経過後に電子メール
によりリフォームの案内を発送することを特徴とする。
【0012】請求項7の発明は、請求項1の発明におい
て、前記識別情報が、施主に割り当てた施主IDと、家
屋に割り当てた家屋IDと、各既設製品に割り当てた製
品IDとの少なくとも1つであることを特徴とする。
【0013】請求項8の発明は、請求項1の発明におい
て、前記識別情報が、施主に割り当てた施主IDであっ
て、既設製品の見積書に付与した見積書番号であること
を特徴とする。
【0014】請求項9の発明は、請求項1の発明におい
て、前記識別情報が家屋に割り当てた家屋IDであっ
て、前記顧客端末に表示される地図から目的の家屋を選
択することにより家屋IDが前記サーバに入力されるこ
とを特徴とする。
【0015】請求項10の発明は、請求項1の発明にお
いて、前記識別情報が家屋に割り当てた家屋IDであっ
て、家屋内の適宜箇所に貼着したラベルに表記されてい
ることを特徴とする。
【0016】請求項11の発明は、請求項1の発明にお
いて、前記識別情報が既設製品に割り当てた製品IDで
あって、既設製品に貼着したラベルに表記されているこ
とを特徴とする。
【0017】請求項12の発明は、請求項2の発明にお
いて、前記商品管理ファイルから選別された製品が複数
種類であるときに、選別した製品を一覧表示することを
特徴とする。
【0018】請求項13の発明は、請求項1の発明にお
いて、前記顧客管理ファイルが既設製品を設置している
室内の間取りの情報を含み、間取りに応じた製品のレイ
アウトを前記顧客端末にイメージとして提示することを
特徴とする。
【0019】請求項14の発明は、請求項1の発明にお
いて、既設製品ごとの使用期間と標準使用期間とが前記
顧客管理ファイルに格納され、前記顧客管理ファイルか
ら特定された既設製品の製品種別が複数であるときに、
既設製品の使用期間から標準使用期間を減算した値が大
きい製品種別から順に外観イメージを顧客端末に提示す
ることを特徴とする。
【0020】請求項15の発明は、請求項1の発明にお
いて、顧客の電子メールアドレスと既設製品ごとの使用
期間および標準使用期間とが前記顧客管理ファイルに格
納され、前記サーバでは既設製品の使用期間と標準使用
期間との差が閾値内になると電子メールによりリフォー
ムの案内を発送することを特徴とする。
【0021】請求項16の発明は、請求項1の発明にお
いて、顧客の家族構成と年齢と電子メールアドレスとが
前記顧客管理ファイルに格納され、前記サーバでは家族
構成および年齢に基づいてライフスタイルに変化が生じ
ると判断される時期になると電子メールによりリフォー
ムの案内を発送することを特徴とする。
【0022】請求項17の発明は、請求項1の発明にお
いて、既設製品を設置している室内の間取りが前記顧客
管理ファイルに格納され、かつ前記顧客管理ファイルに
含まれる既設製品として可動間仕切収納装置がある場合
に、可動間仕切収納装置により仕切られている部屋を顧
客端末に表示するとともに間取りの変更を許可し、変更
された間取りに応じたレイアウトを顧客端末に提示させ
ることを特徴とする。
【0023】請求項18および請求項19の発明は、リ
フォーム支援システムに関するものである。
【0024】請求項18の発明は、コンピュータネット
ワークに接続された複数台のコンピュータを有し、前記
コンピュータのうちの少なくとも1台は顧客が現在使用
している既設製品の内容を識別情報に対応付けて格納し
た顧客管理ファイルおよび提供可能な製品のカタログを
格納した商品管理ファイルを備えたサーバであり、前記
コンピュータのうち他の少なくとも1台はサーバに対し
てインタラクティブにアクセス可能な顧客端末であっ
て、顧客端末からサーバがアクセスされたときに前記識
別情報の入力を顧客端末を通して促す顧客識別手段と、
顧客端末を通して入力された識別情報を前記顧客管理フ
ァイルに照合することにより特定される既設製品に応じ
て当該顧客のリフォームに適合した製品を前記商品管理
ファイルから選別する製品選別手段と、前記商品管理フ
ァイルから選別された製品の外観イメージを顧客端末に
提示させるカタログ提示手段とを前記サーバが備えるこ
とを特徴とする。
【0025】請求項19の発明は、コンピュータネット
ワークに接続された複数台のコンピュータを有し、前記
コンピュータのうちの少なくとも1台は顧客が現在使用
している既設製品の内容を識別情報に対応付けて格納し
た顧客管理ファイルおよび提供可能な製品の識別子を格
納した商品管理ファイルを備えたサーバであり、前記コ
ンピュータのうち他の少なくとも1台はサーバに対して
インタラクティブにアクセス可能な顧客端末であって、
顧客端末からサーバがアクセスされたときに前記識別情
報の入力を顧客端末を通して促す顧客識別手段と、顧客
端末を通して入力された識別情報を前記顧客管理ファイ
ルに照合することにより特定される既設製品に応じて当
該顧客のリフォームに適合した製品の識別子を前記商品
管理ファイルから選別する製品選別手段とを前記サーバ
が備え、前記商品管理ファイルから選別された製品の識
別子に応じた製品の外観イメージを顧客端末に提示させ
るカタログ提示手段を前記顧客端末が備えることを特徴
とする。
【0026】請求項20ないし請求項36の発明は、リ
フォーム支援用サーバに関するものである。
【0027】請求項20の発明は、コンピュータネット
ワークに接続され顧客が現在使用している既設製品の内
容を識別情報に対応付けて顧客管理ファイルに格納する
とともに提供可能な製品のカタログを商品管理ファイル
に格納し、前記コンピュータネットワークに接続された
コンピュータである顧客端末からインタラクティブにア
クセスされるサーバであって、顧客端末からアクセスさ
れたときに前記識別情報の入力を顧客端末を通して促す
顧客識別手段と、顧客端末を通して入力された識別情報
を前記顧客管理ファイルに照合することにより特定され
る既設製品に応じて当該顧客のリフォームに適合した製
品を前記商品管理ファイルから選別する製品選別手段
と、前記商品管理ファイルから選別した製品の外観イメ
ージを顧客端末に提示させるカタログ提示手段とを備え
ることを特徴とする。
【0028】請求項21の発明は、請求項20の発明に
おいて、前記顧客識別手段が前記顧客管理ファイルから
特定した既設製品の製品種別が複数であるときに、前記
製品選別手段では前記顧客端末を通して製品種別を選択
させた後に、選択された製品種別内で商品管理ファイル
から製品を選別することを特徴とする。
【0029】請求項22の発明は、請求項21の発明に
おいて、前記製品選別手段では、選択された製品種別内
で商品管理ファイルから製品を選別する際に、他の既設
製品と調和する製品をリフォームに適合した製品として
選別することを特徴とする。
【0030】請求項23の発明は、請求項20の発明に
おいて、前記カタログ提示手段が前記顧客端末に製品の
外観イメージを提示する際に見積価格と標準工期とを同
時に提示することを特徴とする。
【0031】請求項24の発明は、請求項20の発明に
おいて、前記顧客端末に見積価格と標準工期とを提示し
た後に顧客端末を通してリフォームの依頼を受け付ける
受付手段を前記サーバが備えることを特徴とする。
【0032】請求項25の発明は、請求項24の発明に
おいて、前記受付手段で見積価格と標準工期とを前記顧
客端末に提示した後にリフォームの依頼が受けられなか
った場合には、顧客の電子メールアドレスを獲得してお
き、一定期間経過後に電子メールによりリフォームの案
内を発送することを特徴とする。
【0033】請求項26の発明は、請求項20の発明に
おいて、前記識別情報が、施主に割り当てた施主ID
と、家屋に割り当てた家屋IDと、各既設製品に割り当
てた製品IDとの少なくとも1つであることを特徴とす
る。
【0034】請求項27の発明は、請求項20の発明に
おいて、前記識別情報が、施主に割り当てた施主IDで
あって、既設製品の見積書に付与した見積書番号である
ことを特徴とする。
【0035】請求項28の発明は、請求項20の発明に
おいて、前記識別情報が家屋に割り当てた家屋IDであ
って、前記顧客端末に表示される地図から目的の家屋を
選択することにより家屋IDが前記サーバに入力される
ことを特徴とする。
【0036】請求項29の発明は、請求項20の発明に
おいて、前記識別情報が家屋に割り当てた家屋IDであ
って、家屋内の適宜箇所に貼着したラベルに表記されて
いることを特徴とする。
【0037】請求項30の発明は、請求項20の発明に
おいて、前記識別情報が既設製品に割り当てた製品ID
であって、既設製品に貼着したラベルに表記されている
ことを特徴とする。
【0038】請求項31の発明は、請求項20の発明に
おいて、前記製品選別手段が前記商品管理ファイルから
選別した製品が複数種類であるときに、前記カタログ提
示手段では前記製品選別手段が選別した製品を一覧表示
することを特徴とする。
【0039】請求項32の発明は、請求項20の発明に
おいて、前記顧客管理ファイルが既設製品を設置してい
る室内の間取りの情報を含み、前記カタログ提示手段で
は間取りに応じた製品のレイアウトを前記顧客端末にイ
メージとして提示することを特徴とする。
【0040】請求項33の発明は、請求項20の発明に
おいて、既設製品ごとの使用期間と標準使用期間とが前
記顧客管理ファイルに格納され、前記顧客管理ファイル
から特定された既設製品の製品種別が複数であるとき
に、前記カタログ提示手段では、既設製品の使用期間か
ら標準使用期間を減算した値が大きい製品種別から順に
外観イメージを顧客端末に提示することを特徴とする。
【0041】請求項34の発明は、請求項20の発明に
おいて、顧客の電子メールアドレスと既設製品ごとの使
用期間および標準使用期間とが前記顧客管理ファイルに
格納され、前記サーバでは既設製品の使用期間と標準使
用期間との差が閾値内になると電子メールによりリフォ
ームの案内を発送することを特徴とする。
【0042】請求項35の発明は、請求項20の発明に
おいて、顧客の家族構成と年齢と電子メールアドレスと
が前記顧客管理ファイルに格納され、前記サーバでは家
族構成および年齢に基づいてライフスタイルに変化が生
じると判断される時期になると電子メールによりリフォ
ームの案内を発送することを特徴とする。
【0043】請求項36の発明は、請求項20の発明に
おいて、既設製品を設置している室内の間取りが前記顧
客管理ファイルに格納され、かつ前記顧客管理ファイル
に含まれる既設製品として可動間仕切収納装置がある場
合に、可動間仕切収納装置により仕切られている部屋を
顧客端末に表示するとともに間取りの変更を許可し、変
更された間取りに応じたレイアウトを顧客端末に提示さ
せることを特徴とする。
【0044】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本発明は、
図1に示すように、ともにコンピュータであるサーバ1
および顧客端末2がコンピュータネットワークであるイ
ンターネット3に接続され、顧客端末2がサーバ1に対
してインタラクティブにアクセス可能となっているもの
である。すなわち、サーバ1にはリフォーム用のホーム
ページが開設されており、顧客端末2はホームページに
アクセスすることによって、以下に説明する機能を利用
することができる。
【0045】顧客端末2は既設製品(既設設備)のリフ
ォームを希望する顧客が操作する端末であり、キーボー
ドのような入力装置とホームページを閲覧可能なディス
プレイ装置とを少なくとも備えている。サーバ1には、
顧客が現在使用している既設製品の内容を識別情報に対
応付けて格納した顧客管理ファイルF1と、提供可能な
製品のカタログを格納した商品管理ファイルF2とを少
なくとも備えている。
【0046】顧客管理ファイルF1は、具体的には図2
に示すように、(識別情報、住所、氏名、電子メールア
ドレス、既設製品、間取り、前回アクセス日、次回メー
ル予定日)の各項目を1レコードとする。これらのデー
タは、住宅の施工時において設備(製品)を納入したと
きに得られる情報や顧客端末2からサーバ1にアクセス
があったときに取得した情報から抽出されて顧客管理フ
ァイルF1に格納される。したがって、1レコードに含
まれる全項目にデータが格納されていなくてもよく、最
小限のデータとしては識別情報と既設製品とのデータが
あればよい。
【0047】識別情報として、本実施形態では既設製品
ごとに個別に割り当てた製品IDを用いる。製品ID
は、図4に示すように、間仕切収納家具やシステムキッ
チンにおけるボックスの扉の裏面など、既設製品4にお
いて目立たない場所に貼着したラベル5に表記される。
製品IDは既設製品が複数のユニットを組み合わせて構
成されている場合には既設製品の全体で1つの製品ID
を割り当てる。たとえば、システムキッチンでは、シン
クやレンジや各種のボックス類の複数のユニットを組み
合わせて構成されているから、この場合には個々のユニ
ットに製品IDを割り当てるのではなく全体で1つの製
品IDを割り当てておく。ラベル5には製品IDを表す
文字列7が表記されるとともに、文字列7に対応したバ
ーコード8が表記され、さらにリフォーム用のホームペ
ージのURLを示す文字列9が表記される。したがっ
て、顧客がリフォームを希望する既設製品があるときに
は、その既設製品に貼着されたラベル5に表記されてい
る製品IDの文字列7およびURLを表す文字列9を用
いてサーバ1にアクセスすることが可能になる。また、
ラベル5に表記したバーコード8は、製品の出荷時や施
工完了時に請負業者あるいは施工業者がバーコードリー
ダを用いて読み取ればサーバ1の顧客管理ファイルF1
への製品IDの登録作業が容易になる。
【0048】顧客管理ファイルF1における既設製品の
項目は、顧客が現在使用している製品の品番、寸法、施
工日の情報を含む。また、間取りの項目は、少なくとも
既設製品を配置している部屋における既設製品のレイア
ウトを含み、その部屋の窓や戸の位置も含むのが望まし
い。前回アクセス日の項目には、同じ顧客がホームペー
ジにアクセスしてきた最新の日付が登録される。次回メ
ール予定日の項目については後述する。また、住所、氏
名、電子メールアドレスの各項目は説明するまでもない
自明の内容である。
【0049】ところで、商品管理ファイルF2には、リ
フォームの際に提供することができる製品の情報を格納
してあり、言わば全製品カタログに相当する。商品管理
ファイルF2は、具体的には図3に示すように、(商品
種別、品番、寸法、標準価格、標準使用期間、標準工
期、標準納期、必須付属品、商品画像、商品説明)の各
項目を1レコードとする。商品種別の項目は、商品が設
置される部屋の機能別に製品を分類するとともに、商品
自身の機能別に分類した項目である。部屋の機能として
は、たとえば、キッチン、バス、洗面室、トイレ、寝室
などに分類され、商品の機能としては、キッチンであれ
ば、シンク、フロア収納、吊り戸棚、加熱調理器、レン
ジフード、食器洗い乾燥機などに分類される。品番の項
目は各製品を個別に識別するための識別子として用いら
れる。また、標準使用期間の項目は各商品の交換時期の
目安となる期間を意味し、必須付属品の項目は、各製品
の設置に必要な金具やねじなどの種類と個数との情報で
ある。商品画像の項目は各製品の外観イメージを表示す
るための画像データであり、2次元のイメージデータや
3次元のベクトルデータの形で格納される。また、商品
説明の項目には、商品画像だけでは表すことのできない
商品の特徴などが文章として格納されている。寸法、標
準価格、標準工期、標準納期の各項目は説明するまでも
ない。
【0050】サーバ1には、上述した顧客管理ファイル
F1および商品管理ファイルF2のほか、マイクロコン
ピュータによって実現される以下の各手段が設けられ
る。サーバ1に設けられる1つの手段は、サーバ1に設
けたリフォーム用のホームページに顧客端末2からのア
クセスがあったときに、識別情報としての製品IDの入
力を促すとともに、この製品IDを顧客管理ファイルF
1の識別情報に照合することによって、顧客が現在使用
している既設製品を特定するための顧客識別手段11で
ある。つまり、顧客識別手段11は、図5に示すような
画面をホームページにアクセスしてきた顧客端末2のデ
ィスプレイ画面に表示させることによって製品IDの入
力を促し、ホームページの画面上で製品IDが入力され
ると、顧客管理ファイルF1から、その製品IDに対応
する顧客の既設製品の項目の内容を読み出す。また、顧
客識別手段11は顧客管理ファイルF1において製品I
Dが一致したレコードの前回アクセス日の項目にアクセ
ス日を格納する。
【0051】ここに、製品IDが顧客管理ファイルF1
に登録されていない場合は、顧客識別手段11では顧客
管理ファイルF1の各項目に対応した質問を行うことに
よって、顧客管理ファイルF1の各項目に登録すべき情
報を獲得する。この処理は本発明の要旨ではないから説
明を省略し、以下では顧客端末2から入力された製品I
Dが顧客管理ファイルF1に登録されているものとして
説明する。
【0052】サーバ1には顧客識別手段11が抽出した
既設製品に応じてリフォームに適合した製品を商品管理
ファイルF2から選別する製品選別手段12が設けられ
る。製品選別手段12では、まず顧客識別手段11が抽
出した既設製品の寸法と同寸法を有した製品(既設製品
と同一品番のものも含む)を抽出する。こうして抽出し
た製品は1種類の場合もあるが、多くは複数種類の製品
が抽出されるから、次に表面の仕上げ、色、形状などが
他の既設製品と調和するものを選択する。たとえば、シ
ステムキッチンでは把手の形状や扉のデザインの形状が
異なると不自然であるから、把手の形状や扉のデザイン
の形状が同じであるような製品を選択する。また、色に
ついては既設製品の色と同系色のものから選択する。な
お、顧客の嗜好などの情報が顧客管理ファイルF1に登
録されている場合には、この種の情報に人工知能技術を
適用することで製品の抽出に利用することも可能であ
る。
【0053】製品選別手段12では、顧客管理ファイル
F1に間取りの項目にデータが存在し、かつ既設製品の
項目が可動間仕切収納装置である場合には、可動間仕切
収納装置により仕切られている部屋を顧客端末2に表示
し、可動間仕切収納装置を除去して2部屋を合わせて1
部屋にしたり、各部屋の寸法を変更するような間取りの
変更を許可する。つまり、顧客端末2のディスプレイ画
面において、マウスなどの操作によって画面上で可動間
仕切収納装置の削除や移動ができるようにしてある。間
取りを変更した場合には、部屋の使用目的などの質問事
項を顧客端末2のディスプレイ画面に表示させ、質問事
項への回答により得られた情報を用いて間取りの変更に
伴って必要になる製品を商品管理ファイルF2から抽出
する。
【0054】サーバ1にはカタログ提示手段13が設け
られており、カタログ提示手段13では、製品選別手段
12によって絞り込まれた製品を顧客端末2のディスプ
レイ画面に各製品を一覧表示させる。この一覧表示に
は、商品管理ファイルF2に格納されているデータを用
いる。つまり、図6に示すように、商品管理ファイルF
2における標準価格および商品画像の項目に格納された
データを用い、既設製品の外観イメージとリフォーム後
の外観イメージおよび見積価格とをディスプレイ画面に
表示させる。見積価格としては、各製品の標準価格を積
算するとともに工事費などを加算して概算の価格として
提示する。さらに、商品管理ファイルF2の標準工期の
項目に格納されたデータを用いると、外観イメージを提
示する製品の標準工期を概算することができるから、概
算した標準工期も合わせてディスプレイ画面に表示する
ようにすれば、顧客の意思決定に役立つことになる。ま
た、商品説明の項目に格納されたデータを用いることに
より、商品の特徴などが各外観イメージに対応付けて表
示される。
【0055】ここで、商品画像のデータとして3次元ベ
クトルデータが格納されているときには、顧客の間取り
に応じて3次元で外観イメージを表示することも可能で
ある。この場合、視点の位置を変えることを可能として
商品イメージをより検討しやすくすることも可能にな
る。製品を1画面で表示できない場合には、顧客端末2
の画面に「次頁」の釦R1を設けておき、釦R1を選択
すると(マウスのカーソルを釦R1に合わせてクリック
すると)、図7に示すように、残りの製品の一覧を見る
ことが可能になっている。この画面では図6の画面に戻
ることができるように「前頁」の釦R2が設けられてい
る。図示例においては図6が既設製品に置き換え可能な
製品になり、図7が既設製品に対してレイアウトを変更
した製品になっている。また、図6および図7に示すよ
うに、各製品の外観イメージに隣接して「選択」の釦R
3が配置され、釦R3を選択すれば図8のように、選択
した製品の外観イメージとともに見積価格、納期、工期
が顧客端末2のディスプレイ画面に表示される。
【0056】ところで、上述のようにして抽出された製
品に対して顧客が満足すれば、ただちにリフォームの計
画を推進しようとすることもある。そこで、サーバ1に
は顧客端末2を通してリフォームの依頼を受け付けるこ
とができるように、受付手段14を設けてある。すなわ
ち、図8のようにリフォームの依頼をするか否かを選択
するための「Yes」と「No」との2個の釦R4,R
5が表示され、「Yes」の釦R4が選択されると、受
付手段14では顧客端末2から入力された情報を顧客管
理ファイルF1に格納するとともに、リフォームの依頼
があったことを施工業者に通知する。こうして施工業者
と顧客との間でリフォームの打ち合わせが開始されるこ
とになる。また、施工業者との打ち合わせにより実際に
採用された製品の情報は顧客管理ファイルF1に格納さ
れ、顧客のレコードが更新されることになる。
【0057】一方、「No」の釦R5が選択されると、
製品の一覧を表示する図6の画面に戻り、別の製品の選
択が可能になる。受付手段14では最終的にリフォーム
の依頼が得られない場合でも、顧客がサーバ1にアクセ
スしてきたことによって、顧客がリフォームに興味を持
っていると判断し、顧客管理ファイルF1における前回
アクセス日に適宜日数を加算した日付を次回メール予定
日として登録する。このように次回メール予定日が登録
された場合には、次回メール予定日の当日に顧客に対し
て電子メールを発送し、リフォームを計画するか否かを
再度打診する。なお、打診する回数は1〜2回程度に制
限しておくのが望ましい。
【0058】上述したサーバ1の動作を図9にまとめて
示す。サーバ1に開設されたホームページに顧客端末2
からアクセスがあると(S1)、サーバ1では顧客識別
手段11によって顧客端末2に識別情報(製品ID)の
入力を要求する(S2)。顧客端末2から製品IDが入
力され、かつ入力された製品IDを顧客管理ファイルF
1に照合した結果(S3)、一致する製品IDが顧客管
理ファイルF1に登録されている場合には(S4)、顧
客管理ファイルF1から顧客が現在使用している既設製
品を抽出する(S5)。こうして既設製品が抽出される
と、既設製品に対応して提供可能な製品を商品管理ファ
イルF2から抽出し(S6)、抽出した製品をカタログ
として顧客端末2に提示する(S7)。ここで、カタロ
グとして提示した製品が顧客端末2によって選択される
と(S8)、その製品に対する見積価格、標準工期、納
期などを計算し、顧客端末2に提示する(S9)。この
提示に対して顧客端末2からリフォームの依頼が通知さ
れると(S10)、顧客管理ファイルF1に記録すると
ともに(S11)、施工業者に通知する(S12)。ま
た、ステップS10においてリフォームの依頼がない場
合には、顧客端末2から獲得した情報を顧客管理ファイ
ルF1に記録する(S13)。
【0059】図10にサーバ1と顧客端末2との間の情
報の流れを簡単に示す。まず、顧客端末2からサーバ1
に開設されているリフォーム用のホームページにアクセ
スがあると(1)、サーバ1ではこれに応答して顧客端
末2に識別情報(製品ID)の入力を要求する(2)。
そこで、顧客端末2において製品IDを入力すると
(3)、サーバ1では製品IDを顧客管理ファイルF1
に照合し(4)、製品IDに一致するものがあると顧客
が現在使用中の既設製品を顧客管理ファイルF1から特
定する(5)。既設製品が特定されると、その既設製品
に対応可能な製品を商品管理ファイルF2から探し出し
て(6)抽出し(7)、抽出した製品を顧客端末2の画
面に表示させる(8)。顧客端末2において画面に表示
された製品を選択すると(9)、サーバ1からは選択さ
れた製品に対する見積価格、標準工期、納期などを演算
して顧客端末2に返す(10)。顧客が製品や見積価格
などに満足し顧客端末2においてリフォームを依頼する
指示を行うと(11)、サーバ1では施工業者に連絡す
るとともに、顧客端末2から得た情報を顧客管理ファイ
ルF1に記録する(12)。
【0060】なお、上述した実施形態では、ホームペー
ジに顧客端末2からアクセスがあり、かつリフォームの
依頼がなかった場合にのみ電子メールを発送している
が、顧客の電子メールアドレスが顧客管理ファイルF1
に登録されているときには、電子メールを定期的に発送
して顧客情報に変更が生じたときに、その更新を促すよ
うにしてもよい。
【0061】また、上述したように、商品管理ファイル
F2には標準使用期間の項目があり、各製品を使用でき
る期間の目安が登録されているから、顧客管理ファイル
F1において既設製品の項目に含まれる施工日の情報を
用いて、施工日に標準使用期間を加算した日の所要期間
前(たとえば、半年前)になると、電子メールを顧客に
発送してリフォームの打診を行うようにしてもよい。言
い換えると、施工日に標準使用期間を加算した日と現在
日との差を求め、この差が閾値内(所要期間前)になる
と、電子メールを発送するのである。
【0062】(第2の実施の形態)第1の実施の形態は
識別情報として製品IDを用いたが、本実施形態は識別
情報として施主に割り当てた施主IDあるいは家屋に割
り当てた家屋IDを用いる場合を説明する。施主ID
は、新築時、修理時、以前のリフォーム時、サーバ1へ
のアクセス時などに顧客に文字列の形で通知される。施
主IDは、各施主に専用の文字列を付与してもよいが、
新築時、修理時、以前のリフォーム時などに使用した見
積書番号を施主IDとして用いてもよい。家屋IDは家
屋が転売された場合でも変化しないから、ドアの木口や
分電盤などの家屋内の目立たない場所に文字列からなる
家屋IDを表記したラベルを貼着しておくことで顧客に
通知する。
【0063】また、施主IDや製品IDは文字列である
から、第1の実施の形態で説明したように、ホームペー
ジにアクセスしたときに表示されるフィールドに入力す
ることによりサーバ1に通知する必要がある。しかしな
がら、家屋IDは家屋を特定できればよいから、文字列
を用いることができるのはもちろん、文字列を用いずに
ホームページに地図を表示するとともに、地図上で顧客
の家屋を選択する(マウスのカーソルを合わせてクリッ
クする)ことにより、サーバ1に家屋IDを通知しても
よい。この場合、地図上にはサーバ1に登録されている
家屋のみを表示するのが望ましい。また、ホームページ
上に地図を表示する場合に、先に住所の入力を要求し、
住所に対応する地区の地図を表示してもよい。
【0064】上述のように本実施形態では、施主IDや
家屋IDを用いるから、製品IDのように顧客が使用し
ている既設製品を1種類に特定することができない。す
なわち、施主IDや家屋IDを識別情報として用いる場
合には、製品種別が複数種類に跨ることが多い。たとえ
ば、システムキッチンとバスと洗面セットと間仕切収納
家具とが既設製品として登録されているような場合があ
る。このようなときには、顧客識別手段11では顧客端
末2を通して顧客に対して製品種別の絞り込みを行わせ
る。すなわち、リフォームを行う部屋の種類(キッチ
ン、トイレ、バスなど)を顧客端末2のディスプレイ画
面に選択肢として表示し、顧客に選択肢からの選択を促
すことによって、製品種別を特定することができる。
【0065】製品種別の絞り込みにあたっては、顧客管
理ファイルF1における間取りの項目にデータが格納さ
れていれば、家屋内での間取りと既設製品のレイアウト
とを顧客端末2のディスプレイ画面に表示させ、顧客端
末2においてマウスなどを用いてリフォームの対象とす
る既設製品を選択させる。
【0066】また、製品種別が複数種類に跨る場合に、
顧客管理ファイルF1の既設製品にふくまれる施工日
と、商品管理ファイルF2の標準使用期間とを用い、施
工日から現在日を減算して求めた既設製品の使用期間か
ら標準使用期間を減算し、この値が大きい製品種別の製
品から順に顧客端末2に提示してもよい。たとえば、施
主IDや家屋IDに対応する既設製品が、システムキッ
チンと便器とシステムバスとであって、施工日からすで
に使用している期間がそれぞれ18年、25年、18年
であって、標準使用期間がそれぞれ20年、25年、1
5年であるとすれば、使用期間から標準使用期間を減算
した値はそれぞれ−2年、0年、3年になる。つまり、
減算値はシステムバス、便器、システムキッチンの順に
なるから、システムバスをまずリフォームの対象として
提示し、その後、便器、システムキッチンの順でリフォ
ームの対象として提示するのである。このように、標準
使用期間を考慮して交換時期に達しているものから順に
リフォームを提案することになるから、顧客に対してリ
フォームの必要性を説得しやすくなる。以後の処理は第
1の実施の形態と同様になる。
【0067】(第3の実施の形態)第1の実施の形態で
は、カタログ提示手段13をサーバ1に設けた例を示し
たが、外観イメージを表示するための画像データは情報
量が大きいから、インターネット3のトラフィックを増
加させ、また表示に時間がかかることになる。そこで、
図1に二点鎖線で示しているように、カタログ提示手段
13をCD−ROMやDVD−ROMなどの記録媒体1
0の形で顧客端末2に持たせるようにし、記録媒体10
に商品画像や商品説明の情報を格納しておく。つまり、
商品管理ファイルF2の少なくとも一部の情報を記録媒
体10に格納して顧客端末2に持たせるのである。サー
バ1の商品管理ファイルF2には商品種別、品番、寸法
のように、既設製品に対してリフォーム可能な製品を抽
出する際に必要になる情報のみを持たせておき、サーバ
1で抽出した品番を識別子として用い、この識別子を顧
客端末2に転送する。顧客端末2では、この識別子(品
番)を用いて記録媒体10から商品画像や商品説明など
の所要の情報を読み出し、第1の実施の形態において説
明した画像をディスプレイ画面に表示させる。以後の処
理は第1の実施の形態と同様になる。
【0068】上述のように顧客端末2において記録媒体
10から画像データなどの情報量の多いデータを読み出
すから、インターネット3のトラフィックの増加が抑制
され、所望の情報を表示する時間も短縮されることにな
る。なお、この種の記録媒体10は、ダイレクトメール
で郵送したり雑誌に付録として添付したりすることによ
って顧客に配布すればよい。
【0069】(第4の実施の形態)第1の実施の形態で
は、リフォームのもっとも簡単な例として既設製品との
入れ換えを行う場合について説明したが、間取りは変更
せずに既設製品が設置されている部屋内でレイアウトを
変更するようなリフォームを顧客が希望する場合もあ
る。レイアウトの変更に対する要望には、以下のように
して対応する。
【0070】顧客管理ファイルF1における間取り(レ
イアウト)の項目が登録されている場合には、部屋の形
状、寸法、窓や戸の位置が顧客管理ファイルF1に登録
されていることになるから、これらの情報を用いること
によって、顧客識別手段11ではレイアウトの例を数例
作成し、顧客端末2のディスプレイ画面に表示する。レ
イアウト例は比較的簡単なルールで作成されるものであ
り、たとえばシステムキッチンであれば、I型、II型、
L型、アイランド型などの一般的な配置形態の中から窓
や戸の位置とに応じて施工可能な配置形態を選択し、さ
らに顧客端末2において希望の配置形態を選択させれ
ば、配置形態を決定することができる。配置形態が決定
された後には、部屋の寸法に応じた構成例を顧客端末2
のディスプレイ画面に提示して顧客に承認させ、構成例
が承認された後には、製品選別手段12が構成例に適応
する製品を抽出する。以後の処理は第1の実施の形態と
同様になる。
【0071】(第5の実施の形態)第1の実施の形態で
は、施工日に標準使用期間を加えた日と現在日との差が
閾値内になると電子メールを発送するように処理した
が、本実施形態では電子メールの発送日として月毎の特
定日が設定されており、この特定日に電子メールを発送
するように処理する。
【0072】本実施形態において電子メールを発送する
処理について、図11を用いてさらに詳しく説明する。
本実施形態では、この処理を月単位で定期的に行う。つ
まり、月毎に電子メールの発送日が特定されている。ま
ず、顧客管理ファイルF1からすべての既設製品を抽出
し(S1)、各既設製品について商品管理ファイルF2
から標準使用期間を抽出する(S2)。次に、各既設製
品の情報に含まれる施工日に標準使用期間を加えた日を
求め、求めた日のうち一番早い日にもっとも近い次の発
送日になると(S3)、標準使用期間が1年内に終了す
る既設製品も抽出し(S4)、抽出した既設製品に対応
して顧客に提案する製品を商品管理ファイルF2から抽
出する(S5)。これらの製品情報に基づいてリフォー
ムの提案プランを作成するとともに見積価格や工期を計
算し、サーバ1の一時記憶領域に格納する(S6)。こ
うしてサーバ1に格納した提案プランには有効期限を設
定しておく。提案プランが作成された時点で顧客管理フ
ァイルF1に登録されている電子メールアドレスを抽出
するとともに(S7)、リフォーム用のホームページへ
のアクセスを求める案内文を作成した後(S8)、電子
メールを顧客宛に発送する(S9)。
【0073】発送された電子メールに対して上述した有
効期限内に顧客端末2からアクセスがあれば(S1
0)、提案プランを顧客端末2を通して顧客に提示し
(S11)、顧客からのアクセスがなく有効期限に達し
た場合には提案プランを消去する(S12)。他の処理
については第1の実施の形態と同様であり、有効期限後
に顧客端末2からアクセスがあれば、第1の実施の形態
と同様に処理する。
【0074】本実施形態では月毎に電子メールの発送処
理を行う例を示したが、電子メールの発送処理は、日
毎、週毎、年毎などの適宜周期で行うことが可能であ
る。また、ステップS1〜S4の処理を顧客管理ファイ
ルF1への顧客情報の登録時に行い、この段階で電子メ
ールの発送日と顧客に提示する製品のリストを作成して
おくことも可能である。
【0075】なお、上述した各実施形態において、顧客
管理ファイルF1に顧客の家族構成や年齢を記録してお
き、これを用いることによって、結婚、就職、入学、定
年など、ライフスタイルに変化が生じると考えられる時
期を予測し、予測した時期になると、リフォームを打診
するように電子メールを発送するようにしてもよい。
【0076】また、上述した各実施形態では、特定の製
品のみのリフォームについて説明したが、リフォームの
際には製品を設置する部屋内の他の部材も古くなってい
ることが多いから、他の部材も合わせて取り替えを提案
するのが望ましい。たとえば、既製製品としてのシステ
ムキッチンをリフォームする際に、同室内の照明器具や
床材を交換することによって、新築時のような仕上がり
を再現するのである。
【0077】
【発明の効果】請求項1の発明は、顧客が現在使用して
いる既設製品の内容を識別情報に対応付けて格納した顧
客管理ファイルおよび提供可能な製品のカタログを格納
した商品管理ファイルを備えたサーバと、サーバに対し
てインタラクティブにアクセス可能な顧客端末とをコン
ピュータネットワークを介して接続し、顧客端末からサ
ーバがアクセスされたときに前記識別情報の入力を顧客
端末を通して促し、顧客端末を通して入力された識別情
報を前記顧客管理ファイルに照合することにより特定さ
れる既設製品に応じて当該顧客のリフォームに適合した
製品を前記商品管理ファイルから選別し、次に前記商品
管理ファイルから選別された製品の外観イメージを顧客
端末に提示することを特徴とし、多数の製品の中から顧
客が希望するリフォームに適合する製品を選別すること
によって製品を自動的に絞り込むから、顧客は不要な情
報を見ることなく必要とする情報のみを知ることがで
き、顧客自身がリフォームの計画を立案する作業が容易
になるという利点がある。
【0078】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記顧客管理ファイルから特定された既設製品の製
品種別が複数であるときに、前記顧客端末を通して製品
種別を選択させた後に、選択された製品種別内で商品管
理ファイルから選別された製品の外観イメージを顧客端
末に提示することを特徴とし、複数の製品種別の中から
顧客にリフォームの対象となる製品種別を選択させた後
に、絞り込まれた製品種別内で既設製品に適合したリフ
ォーム用の製品を自動的に絞り込むから、顧客が複数の
既設製品を有している場合でも、顧客がリフォームを行
おうとする製品種別を選ぶだけで、適当な製品カタログ
が提示されることになる。
【0079】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、選択された製品種別内で商品管理ファイルから製品
を選別する際に、他の既設製品と調和する製品をリフォ
ームに適合した製品として選別することを特徴とし、製
品種別が複数に跨る場合に、リフォームに適した製品と
して他の既設製品に調和する製品が提示されるから、複
数の既設製品のうちの一部のみを交換するようなリフォ
ームの場合もリフォーム後に違和感が生じにくくなる。
【0080】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、前記顧客端末に製品の外観イメージを提示する際に
見積価格と標準工期とを同時に提示することを特徴と
し、見積価格および標準工期が提示されることによっ
て、顧客側ではリフォームに際しての資金計画や工事期
間中の仮住まいの計画などを立てやすく、リフォームを
計画する際の意思決定に役立つ情報が得られる。
【0081】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、前記顧客端末に見積価格と標準工期とを提示した後
に顧客端末を通してリフォームの依頼を受け付けること
を特徴とし、単に製品カタログの提示にとどまらず、リ
フォームの依頼もコンピュータネットワークを通して受
け付けることができ、顧客は工事請負業者に赴くことな
くリフォームにとりかかることができる。
【0082】請求項6の発明は、請求項4または請求項
5の発明において、見積価格を提示した後にリフォーム
の依頼が受けられなかった場合には、顧客の電子メール
アドレスを獲得しておき、一定期間経過後に電子メール
によりリフォームの案内を発送することを特徴とし、工
事請負業者はコンピュータネットワークを通して顧客の
希望などの情報を入手することができるから、顧客から
のアクセス時にはリフォームの依頼が受けられない場合
でも、一定期間経過後にリフォームの案内を電子メール
で発送することでリフォームの依頼を受ける可能性が広
がる。
【0083】請求項7の発明は、請求項1の発明におい
て、前記識別情報が、施主に割り当てた施主IDと、家
屋に割り当てた家屋IDと、各既設製品に割り当てた製
品IDとの少なくとも1つであることを特徴とし、識別
情報として施主IDや家屋IDを用いると、既設製品の
製品種別が複数である場合にもすべての既設製品を把握
することができる。とくに、家屋IDを用いると家屋が
転売されている場合でも、その家屋に設置されている既
設製品を把握してリフォーム可能な製品の情報を提供す
ることが可能になる。また、識別情報として製品IDを
用いると、リフォームの対象となる製品種別を顧客に選
択させることなく既設製品に適合したリフォーム用の製
品を提示することが可能になり、顧客端末の操作回数を
低減して顧客の負担を低減することができる。
【0084】請求項8の発明は、請求項1の発明におい
て、前記識別情報が、施主に割り当てた施主IDであっ
て、既設製品の見積書に付与した見積書番号であること
を特徴とし、施主IDとして見積書番号を用いることに
より、施主IDを特別に割り当てる必要がない。
【0085】請求項9の発明は、請求項1の発明におい
て、前記識別情報が家屋に割り当てた家屋IDであっ
て、前記顧客端末に表示される地図から目的の家屋を選
択することにより家屋IDが前記サーバに入力されるこ
とを特徴とし、家屋IDを顧客が認識していない場合で
も、顧客端末に表示される地図内で顧客自身の家屋を選
択するだけで、サーバ側では家屋IDを知ることがで
き、顧客にとっては家屋IDを知る必要がなくなる。
【0086】請求項10の発明は、請求項1の発明にお
いて、前記識別情報が家屋に割り当てた家屋IDであっ
て、家屋内の適宜箇所に貼着したラベルに表記されてい
ることを特徴とし、分電盤や扉のような適宜箇所に貼着
したラベルに家屋IDが表記されていることによって、
家屋が転売されるなどして家主が変わっても顧客は家屋
IDを容易に確認することができる。
【0087】請求項11の発明は、請求項1の発明にお
いて、前記識別情報が既設製品に割り当てた製品IDで
あって、既設製品に貼着したラベルに表記されているこ
とを特徴とし、製品IDを表記したラベルを既設製品に
貼着しておくことで、顧客は製品IDを容易に確認する
ことができる。また、既設製品にラベルが貼着されてい
るから、別途に製品IDを書類などで管理する必要がな
く、リフォームを希望する製品について製品IDを顧客
端末から入力するだけで、適合製品がサーバから示され
ることになり、リフォームの計画作業が非常に簡単にな
る。
【0088】請求項12の発明は、請求項2の発明にお
いて、前記商品管理ファイルから選別された製品が複数
種類であるときに、選別した製品を一覧表示することを
特徴とし、リフォーム可能な複数の製品を顧客端末に一
覧表示させるから、顧客はサーバから示された複数の製
品を比較して、自身の満足する製品を容易に選び出すこ
とができる。
【0089】請求項13の発明は、請求項1の発明にお
いて、前記顧客管理ファイルが既設製品を設置している
室内の間取りの情報を含み、間取りに応じた製品のレイ
アウトを前記顧客端末にイメージとして提示することを
特徴とし、顧客の家屋の間取りが分かっているときに
は、サーバ側から間取りに応じたレイアウトまで提示す
ることで、顧客にリフォーム後の室内の予想図を示すこ
とができ、顧客の意思決定に役立つことになる。
【0090】請求項14の発明は、請求項1の発明にお
いて、既設製品ごとの使用期間と標準使用期間とが前記
顧客管理ファイルに格納され、前記顧客管理ファイルか
ら特定された既設製品の製品種別が複数であるときに、
既設製品の使用期間から標準使用期間を減算した値が大
きい製品種別から順に外観イメージを顧客端末に提示す
ることを特徴とし、標準使用期間を過ぎている既設製品
や標準使用期間前ではあるが標準使用期間が近付いてい
る既設製品から順にリフォームを勧めることになり、顧
客は交換時期に達しているか交換時期が近付いている既
設製品を知ることで、リフォームの意思決定をしやすく
なる。
【0091】請求項15の発明は、請求項1の発明にお
いて、顧客の電子メールアドレスと既設製品ごとの使用
期間および標準使用期間とが前記顧客管理ファイルに格
納され、前記サーバでは既設製品の使用期間と標準使用
期間との差が閾値内になると電子メールによりリフォー
ムの案内を発送することを特徴とし、製品の交換時期が
近付くとサーバから顧客に対してリフォームの案内を電
子メールによって発送するから、電子メールの発送期限
管理を人が行う必要がなく、しかも顧客に対してリフォ
ームの計画を促して、受注の機会を増やすことができ
る。
【0092】請求項16の発明は、請求項1の発明にお
いて、顧客の家族構成と年齢と電子メールアドレスとが
前記顧客管理ファイルに格納され、前記サーバでは家族
構成および年齢に基づいてライフスタイルに変化が生じ
ると判断される時期になると電子メールによりリフォー
ムの案内を発送することを特徴とし、顧客の家族構成や
年齢などから予想されるライフスタイルの変化時期(家
族構成などの変化時期)になると、電子メールを自動的
に発送するから電子メールの発送期限を人が管理する必
要がなく、しかもライフスタイルの変化時期になれば顧
客にリフォームの計画を促すことで、受注の機会を増や
すことができる。
【0093】請求項17の発明は、請求項1の発明にお
いて、既設製品を設置している室内の間取りが前記顧客
管理ファイルに格納され、かつ前記顧客管理ファイルに
含まれる既設製品として可動間仕切収納装置がある場合
に、可動間仕切収納装置により仕切られている部屋を顧
客端末に表示するとともに間取りの変更を許可し、変更
された間取りに応じたレイアウトを顧客端末に提示させ
ることを特徴とし、可動間仕切収納装置は移動させるこ
とによって間取りの変更が可能であるから、間取りの変
更まで含んだ大幅なリフォームを提案することが可能に
なる。
【0094】請求項18および請求項19の発明は、リ
フォーム支援システムに関するものである。
【0095】請求項18の発明は、コンピュータネット
ワークに接続された複数台のコンピュータを有し、前記
コンピュータのうちの少なくとも1台は顧客が現在使用
している既設製品の内容を識別情報に対応付けて格納し
た顧客管理ファイルおよび提供可能な製品のカタログを
格納した商品管理ファイルを備えたサーバであり、前記
コンピュータのうち他の少なくとも1台はサーバに対し
てインタラクティブにアクセス可能な顧客端末であっ
て、顧客端末からサーバがアクセスされたときに前記識
別情報の入力を顧客端末を通して促す顧客識別手段と、
顧客端末を通して入力された識別情報を前記顧客管理フ
ァイルに照合することにより特定される既設製品に応じ
て当該顧客のリフォームに適合した製品を前記商品管理
ファイルから選別する製品選別手段と、前記商品管理フ
ァイルから選別された製品の外観イメージを顧客端末に
提示させるカタログ提示手段とを前記サーバが備えるも
のであり、多数の製品の中から顧客が希望するリフォー
ムに適合する製品を選別することによって製品を自動的
に絞り込むから、顧客は不要な情報を見ることなく必要
とする情報のみを知ることができ、顧客自身がリフォー
ムの計画を立案する作業が容易になるという利点があ
る。
【0096】請求項19の発明は、コンピュータネット
ワークに接続された複数台のコンピュータを有し、前記
コンピュータのうちの少なくとも1台は顧客が現在使用
している既設製品の内容を識別情報に対応付けて格納し
た顧客管理ファイルおよび提供可能な製品の識別子を格
納した商品管理ファイルを備えたサーバであり、前記コ
ンピュータのうち他の少なくとも1台はサーバに対して
インタラクティブにアクセス可能な顧客端末であって、
顧客端末からサーバがアクセスされたときに前記識別情
報の入力を顧客端末を通して促す顧客識別手段と、顧客
端末を通して入力された識別情報を前記顧客管理ファイ
ルに照合することにより特定される既設製品に応じて当
該顧客のリフォームに適合した製品の識別子を前記商品
管理ファイルから選別する製品選別手段とを前記サーバ
が備え、前記商品管理ファイルから選別された製品の識
別子に応じた製品の外観イメージを顧客端末に提示させ
るカタログ提示手段を前記顧客端末が備えるものであ
り、多数の製品の中から顧客が希望するリフォームに適
合する製品を選別することによって製品を自動的に絞り
込むから、顧客は不要な情報を見ることなく必要とする
情報のみを知ることができ、顧客自身がリフォームの計
画を立案する作業が容易になるという利点がある。しか
も、製品の外観イメージを提示させるカタログ提示手段
を顧客端末に設けているから、カタログ提示手段に必要
なイメージデータを顧客端末に持たせることによって、
サーバと顧客端末との間を結ぶコンピュータネットワー
ク上でのトラフィックを低減することができ、顧客端末
において製品の外観イメージの表示速度を向上させるこ
とができる。
【0097】請求項20ないし請求項36の発明は、リ
フォーム支援用サーバに関するものである。
【0098】請求項20の発明は、コンピュータネット
ワークに接続され顧客が現在使用している既設製品の内
容を識別情報に対応付けて顧客管理ファイルに格納する
とともに提供可能な製品のカタログを商品管理ファイル
に格納し、前記コンピュータネットワークに接続された
コンピュータである顧客端末からインタラクティブにア
クセスされるサーバであって、顧客端末からアクセスさ
れたときに前記識別情報の入力を顧客端末を通して促す
顧客識別手段と、顧客端末を通して入力された識別情報
を前記顧客管理ファイルに照合することにより特定され
る既設製品に応じて当該顧客のリフォームに適合した製
品を前記商品管理ファイルから選別する製品選別手段
と、前記商品管理ファイルから選別した製品の外観イメ
ージを顧客端末に提示させるカタログ提示手段とを備え
るものであり、多数の製品の中から顧客が希望するリフ
ォームに適合する製品を選別することによって製品を自
動的に絞り込むから、顧客は不要な情報を見ることなく
必要とする情報のみを知ることができ、顧客自身がリフ
ォームの計画を立案する作業が容易になるという利点が
ある。
【0099】請求項21の発明は、請求項20の発明に
おいて、前記顧客識別手段が前記顧客管理ファイルから
特定した既設製品の製品種別が複数であるときに、前記
製品選別手段では前記顧客端末を通して製品種別を選択
させた後に、選択された製品種別内で商品管理ファイル
から製品を選別するものであり、複数の製品種別の中か
ら顧客にリフォームの対象となる製品種別を選択させた
後に、絞り込まれた製品種別内で既設製品に適合したリ
フォーム用の製品を自動的に絞り込むから、顧客が複数
の既設製品を有している場合でも、顧客がリフォームを
行おうとする製品種別を選ぶだけで、適当な製品カタロ
グが提示されることになる。
【0100】請求項22の発明は、請求項21の発明に
おいて、前記製品選別手段では、選択された製品種別内
で商品管理ファイルから製品を選別する際に、他の既設
製品と調和する製品をリフォームに適合した製品として
選別するものであり、製品種別が複数に跨る場合に、リ
フォームに適した製品として他の既設製品に調和する製
品が提示されるから、複数の既設製品のうちの一部のみ
を交換するようなリフォームの場合もリフォーム後に違
和感が生じにくくなる。
【0101】請求項23の発明は、請求項20の発明に
おいて、前記カタログ提示手段が前記顧客端末に製品の
外観イメージを提示する際に見積価格と標準工期とを同
時に提示するものであり、見積価格および標準工期が提
示されることによって、顧客側ではリフォームに際して
の資金計画や工事期間中の仮住まいの計画などを立てや
すく、リフォームを計画する際の意思決定に役立つ情報
が得られる。
【0102】請求項24の発明は、請求項20の発明に
おいて、前記顧客端末に見積価格と標準工期とを提示し
た後に顧客端末を通してリフォームの依頼を受け付ける
受付手段を前記サーバが備えるものであり、単に製品カ
タログの提示にとどまらず、リフォームの依頼もコンピ
ュータネットワークを通して受け付けることができ、顧
客は工事請負業者に赴くことなくリフォームにとりかか
ることができる。
【0103】請求項25の発明は、請求項24の発明に
おいて、前記受付手段で見積価格と標準工期とを前記顧
客端末に提示した後にリフォームの依頼が受けられなか
った場合には、顧客の電子メールアドレスを獲得してお
き、一定期間経過後に電子メールによりリフォームの案
内を発送するものであり、工事請負業者はコンピュータ
ネットワークを通して顧客の希望などの情報を入手する
ことができるから、顧客からのアクセス時にはリフォー
ムの依頼が受けられない場合でも、一定期間経過後にリ
フォームの案内を電子メールで発送することでリフォー
ムの依頼を受ける可能性が広がる。
【0104】請求項26の発明は、請求項20の発明に
おいて、前記識別情報が、施主に割り当てた施主ID
と、家屋に割り当てた家屋IDと、各既設製品に割り当
てた製品IDとの少なくとも1つであることを特徴とす
るものであり、識別情報として施主IDや家屋IDを用
いると、既設製品の製品種別が複数である場合にもすべ
ての既設製品を把握することができる。とくに、家屋I
Dを用いると家屋が転売されている場合でも、その家屋
に設置されている既設製品を把握してリフォーム可能な
製品の情報を提供することが可能になる。また、識別情
報として製品IDを用いると、リフォームの対象となる
製品種別を顧客に選択させることなく既設製品に適合し
たリフォーム用の製品を提示することが可能になり、顧
客端末の操作回数を低減して顧客の負担を低減すること
ができる。
【0105】請求項27の発明は、請求項20の発明に
おいて、前記識別情報が、施主に割り当てた施主IDで
あって、既設製品の見積書に付与した見積書番号である
ことを特徴とするものであり、施主IDとして見積書番
号を用いることにより、施主IDを特別に割り当てる必
要がない。
【0106】請求項28の発明は、請求項20の発明に
おいて、前記識別情報が家屋に割り当てた家屋IDであ
って、前記顧客端末に表示される地図から目的の家屋を
選択することにより家屋IDが前記サーバに入力される
ことを特徴とするものであり、家屋IDを顧客が認識し
ていない場合でも、顧客端末に表示される地図内で顧客
自身の家屋を選択するだけで、サーバ側では家屋IDを
知ることができ、顧客にとっては家屋IDを知る必要が
なくなる。
【0107】請求項29の発明は、請求項20の発明に
おいて、前記識別情報が家屋に割り当てた家屋IDであ
って、家屋内の適宜箇所に貼着したラベルに表記されて
いることを特徴とするものであり、分電盤や扉のような
適宜箇所に貼着したラベルに家屋IDが表記されている
ことによって、家屋が転売されるなどして家主が変わっ
ても顧客は家屋IDを容易に確認することができる。
【0108】請求項30の発明は、請求項20の発明に
おいて、前記識別情報が既設製品に割り当てた製品ID
であって、既設製品に貼着したラベルに表記されている
ことを特徴とするものであり、製品IDを表記したラベ
ルを既設製品に貼着しておくことで、顧客は製品IDを
容易に確認することができる。また、既設製品にラベル
が貼着されているから、別途に製品IDを書類などで管
理する必要がなく、リフォームを希望する製品について
製品IDを顧客端末から入力するだけで、適合製品がサ
ーバから示されることになり、リフォームの計画作業が
非常に簡単になる。
【0109】請求項31の発明は、請求項20の発明に
おいて、前記製品選別手段が前記商品管理ファイルから
選別した製品が複数種類であるときに、前記カタログ提
示手段では前記製品選別手段が選別した製品を一覧表示
することを特徴とするものであり、リフォーム可能な複
数の製品を顧客端末に一覧表示させるから、顧客はサー
バから示された複数の製品を比較して、自身の満足する
製品を容易に選び出すことができる。
【0110】請求項32の発明は、請求項20の発明に
おいて、前記顧客管理ファイルが既設製品を設置してい
る室内の間取りの情報を含み、前記カタログ提示手段で
は間取りに応じた製品のレイアウトを前記顧客端末にイ
メージとして提示することを特徴とするものであり、顧
客の家屋の間取りが分かっているときには、サーバ側か
ら間取りに応じたレイアウトまで提示することで、顧客
にリフォーム後の室内の予想図を示すことができ、顧客
の意思決定に役立つことになる。
【0111】請求項33の発明は、請求項20の発明に
おいて、既設製品ごとの使用期間と標準使用期間とが前
記顧客管理ファイルに格納され、前記顧客管理ファイル
から特定された既設製品の製品種別が複数であるとき
に、前記カタログ提示手段では、既設製品の使用期間か
ら標準使用期間を減算した値が大きい製品種別から順に
外観イメージを顧客端末に提示することを特徴とするも
のであり、標準使用期間を過ぎている既設製品や標準使
用期間前ではあるが標準使用期間が近付いている既設製
品から順にリフォームを勧めることになり、顧客は交換
時期に達しているか交換時期が近付いている既設製品を
知ることで、リフォームの意思決定をしやすくなる。
【0112】請求項34の発明は、請求項20の発明に
おいて、顧客の電子メールアドレスと既設製品ごとの使
用期間および標準使用期間とが前記顧客管理ファイルに
格納され、前記サーバでは既設製品の使用期間と標準使
用期間との差が閾値内になると電子メールによりリフォ
ームの案内を発送するものであり、製品の交換時期が近
付くとサーバから顧客に対してリフォームの案内を電子
メールによって発送するから、電子メールの発送期限を
人が管理する必要がないとともに、電子メールの発送に
より顧客に対してリフォームの計画を促して、受注の機
会を増やすことができる。
【0113】請求項35の発明は、請求項20の発明に
おいて、顧客の家族構成と年齢と電子メールアドレスと
が前記顧客管理ファイルに格納され、前記サーバでは家
族構成および年齢に基づいてライフスタイルに変化が生
じると判断される時期になると電子メールによりリフォ
ームの案内を発送するものであり、顧客の家族構成や年
齢などから予想されるライフスタイルの変化時期(家族
構成などの変化時期)になると、電子メールを自動的に
発送するから、電子メールの発送期限を人が管理する必
要がないとともに、電子メールによって顧客にリフォー
ムの計画を促して、受注の機会を増やすことができる。
【0114】請求項36の発明は、請求項20の発明に
おいて、既設製品を設置している室内の間取りが前記顧
客管理ファイルに格納され、かつ前記顧客管理ファイル
に含まれる既設製品として可動間仕切収納装置がある場
合に、可動間仕切収納装置により仕切られている部屋を
顧客端末に表示するとともに間取りの変更を許可し、変
更された間取りに応じたレイアウトを顧客端末に提示さ
せるものであり、可動間仕切収納装置は移動させること
によって間取りの変更が可能であるから、間取りの変更
まで含んだ大幅なリフォームを提案することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】同上に用いる顧客管理ファイルのフィールド構
成例を示す図である。
【図3】同上に用いる商品管理ファイルのフィールド構
成例を示す図である。
【図4】(a)は同上における既設製品の例を示す斜視
図、(b)は同上に用いるラベルの例を示す正面図であ
る。
【図5】同上における顧客端末での表示例を示す図であ
る。
【図6】同上における顧客端末での表示例を示す図であ
る。
【図7】同上における顧客端末での表示例を示す図であ
る。
【図8】同上における顧客端末での表示例を示す図であ
る。
【図9】同上に用いるサーバの動作説明図である。
【図10】同上におけるデータの授受を示す動作説明図
である。
【図11】本発明の第5の実施の形態の動作説明図であ
る。
【符号の説明】
1 サーバ 2 顧客端末 3 インターネット 4 既設製品 5 ラベル 7 文字列 8 バーコード 9 文字列 10 記録媒体 11 顧客識別手段 12 製品選別手段 13 カタログ提示手段 14 受付手段 F1 顧客管理ファイル F2 商品管理ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒川 伸夫 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 石田 正志 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5B049 BB05 CC02 CC05 CC08 CC11 CC31 EE01 EE05 EE07 EE23 FF03 FF04 GG04 GG07

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客が現在使用している既設製品の内容
    を識別情報に対応付けて格納した顧客管理ファイルおよ
    び提供可能な製品のカタログを格納した商品管理ファイ
    ルを備えたサーバと、サーバに対してインタラクティブ
    にアクセス可能な顧客端末とをコンピュータネットワー
    クを介して接続し、顧客端末からサーバがアクセスされ
    たときに前記識別情報の入力を顧客端末を通して促し、
    顧客端末を通して入力された識別情報を前記顧客管理フ
    ァイルに照合することにより特定される既設製品に応じ
    て当該顧客のリフォームに適合した製品を前記商品管理
    ファイルから選別し、次に前記商品管理ファイルから選
    別された製品の外観イメージを顧客端末に提示すること
    を特徴とするリフォーム支援方法。
  2. 【請求項2】 前記顧客管理ファイルから特定された既
    設製品の製品種別が複数であるときに、前記顧客端末を
    通して製品種別を選択させた後に、選択された製品種別
    内で商品管理ファイルから選別された製品の外観イメー
    ジを顧客端末に提示することを特徴とする請求項1記載
    のリフォーム支援方法。
  3. 【請求項3】 選択された製品種別内で商品管理ファイ
    ルから製品を選別する際に、他の既設製品と調和する製
    品をリフォームに適合した製品として選別することを特
    徴とする請求項2記載のリフォーム支援方法。
  4. 【請求項4】 前記顧客端末に製品の外観イメージを提
    示する際に見積価格と標準工期とを同時に提示すること
    を特徴とする請求項1記載のリフォーム支援方法。
  5. 【請求項5】 前記顧客端末に見積価格と標準工期とを
    提示した後に顧客端末を通してリフォームの依頼を受け
    付けることを特徴とする請求項1記載のリフォーム支援
    方法。
  6. 【請求項6】 見積価格を提示した後にリフォームの依
    頼が受けられなかった場合には、顧客の電子メールアド
    レスを獲得しておき、一定期間経過後に電子メールによ
    りリフォームの案内を発送することを特徴とする請求項
    4または請求項5記載のリフォーム支援方法。
  7. 【請求項7】 前記識別情報が、施主に割り当てた施主
    IDと、家屋に割り当てた家屋IDと、各既設製品に割
    り当てた製品IDとの少なくとも1つであることを特徴
    とする請求項1記載のリフォーム支援方法。
  8. 【請求項8】 前記識別情報が、施主に割り当てた施主
    IDであって、既設製品の見積書に付与した見積書番号
    であることを特徴とする請求項1記載のリフォーム支援
    方法。
  9. 【請求項9】 前記識別情報が家屋に割り当てた家屋I
    Dであって、前記顧客端末に表示される地図から目的の
    家屋を選択することにより家屋IDが前記サーバに入力
    されることを特徴とする請求項1記載のリフォーム支援
    方法。
  10. 【請求項10】 前記識別情報が家屋に割り当てた家屋
    IDであって、家屋内の適宜箇所に貼着したラベルに表
    記されていることを特徴とする請求項1記載のリフォー
    ム支援方法。
  11. 【請求項11】 前記識別情報が既設製品に割り当てた
    製品IDであって、既設製品に貼着したラベルに表記さ
    れていることを特徴とする請求項1記載のリフォーム支
    援方法。
  12. 【請求項12】 前記商品管理ファイルから選別された
    製品が複数種類であるときに、選別した製品を一覧表示
    することを特徴とする請求項2記載のリフォーム支援方
    法。
  13. 【請求項13】 前記顧客管理ファイルが既設製品を設
    置している室内の間取りの情報を含み、間取りに応じた
    製品のレイアウトを前記顧客端末にイメージとして提示
    することを特徴とする請求項1記載のリフォーム支援方
    法。
  14. 【請求項14】 既設製品ごとの使用期間と標準使用期
    間とが前記顧客管理ファイルに格納され、前記顧客管理
    ファイルから特定された既設製品の製品種別が複数であ
    るときに、既設製品の使用期間から標準使用期間を減算
    した値が大きい製品種別から順に外観イメージを顧客端
    末に提示することを特徴とする請求項1記載のリフォー
    ム支援方法。
  15. 【請求項15】 顧客の電子メールアドレスと既設製品
    ごとの使用期間および標準使用期間とが前記顧客管理フ
    ァイルに格納され、前記サーバでは既設製品の使用期間
    と標準使用期間との差が閾値内になると電子メールによ
    りリフォームの案内を発送することを特徴とする請求項
    1記載のリフォーム支援方法。
  16. 【請求項16】 顧客の家族構成と年齢と電子メールア
    ドレスとが前記顧客管理ファイルに格納され、前記サー
    バでは家族構成および年齢に基づいてライフスタイルに
    変化が生じると判断される時期になると電子メールによ
    りリフォームの案内を発送することを特徴とする請求項
    1記載のリフォーム支援方法。
  17. 【請求項17】 既設製品を設置している室内の間取り
    が前記顧客管理ファイルに格納され、かつ前記顧客管理
    ファイルに含まれる既設製品として可動間仕切収納装置
    がある場合に、可動間仕切収納装置により仕切られてい
    る部屋を顧客端末に表示するとともに間取りの変更を許
    可し、変更された間取りに応じたレイアウトを顧客端末
    に提示させることを特徴とする請求項1記載のリフォー
    ム支援方法。
  18. 【請求項18】 コンピュータネットワークに接続され
    た複数台のコンピュータを有し、前記コンピュータのう
    ちの少なくとも1台は顧客が現在使用している既設製品
    の内容を識別情報に対応付けて格納した顧客管理ファイ
    ルおよび提供可能な製品のカタログを格納した商品管理
    ファイルを備えたサーバであり、前記コンピュータのう
    ち他の少なくとも1台はサーバに対してインタラクティ
    ブにアクセス可能な顧客端末であって、顧客端末からサ
    ーバがアクセスされたときに前記識別情報の入力を顧客
    端末を通して促す顧客識別手段と、顧客端末を通して入
    力された識別情報を前記顧客管理ファイルに照合するこ
    とにより特定される既設製品に応じて当該顧客のリフォ
    ームに適合した製品を前記商品管理ファイルから選別す
    る製品選別手段と、前記商品管理ファイルから選別され
    た製品の外観イメージを顧客端末に提示させるカタログ
    提示手段とを前記サーバが備えることを特徴とするリフ
    ォーム支援システム。
  19. 【請求項19】 コンピュータネットワークに接続され
    た複数台のコンピュータを有し、前記コンピュータのう
    ちの少なくとも1台は顧客が現在使用している既設製品
    の内容を識別情報に対応付けて格納した顧客管理ファイ
    ルおよび提供可能な製品の識別子を格納した商品管理フ
    ァイルを備えたサーバであり、前記コンピュータのうち
    他の少なくとも1台はサーバに対してインタラクティブ
    にアクセス可能な顧客端末であって、顧客端末からサー
    バがアクセスされたときに前記識別情報の入力を顧客端
    末を通して促す顧客識別手段と、顧客端末を通して入力
    された識別情報を前記顧客管理ファイルに照合すること
    により特定される既設製品に応じて当該顧客のリフォー
    ムに適合した製品の識別子を前記商品管理ファイルから
    選別する製品選別手段とを前記サーバが備え、前記商品
    管理ファイルから選別された製品の識別子に応じた製品
    の外観イメージを顧客端末に提示させるカタログ提示手
    段を前記顧客端末が備えることを特徴とするリフォーム
    支援システム。
  20. 【請求項20】 コンピュータネットワークに接続され
    顧客が現在使用している既設製品の内容を識別情報に対
    応付けて顧客管理ファイルに格納するとともに提供可能
    な製品のカタログを商品管理ファイルに格納し、前記コ
    ンピュータネットワークに接続されたコンピュータであ
    る顧客端末からインタラクティブにアクセスされるサー
    バであって、顧客端末からアクセスされたときに前記識
    別情報の入力を顧客端末を通して促す顧客識別手段と、
    顧客端末を通して入力された識別情報を前記顧客管理フ
    ァイルに照合することにより特定される既設製品に応じ
    て当該顧客のリフォームに適合した製品を前記商品管理
    ファイルから選別する製品選別手段と、前記商品管理フ
    ァイルから選別した製品の外観イメージを顧客端末に提
    示させるカタログ提示手段とを備えることを特徴とする
    リフォーム支援用サーバ。
  21. 【請求項21】 前記顧客識別手段が前記顧客管理ファ
    イルから特定した既設製品の製品種別が複数であるとき
    に、前記製品選別手段では前記顧客端末を通して製品種
    別を選択させた後に、選択された製品種別内で商品管理
    ファイルから製品を選別することを特徴とする請求項2
    0記載のリフォーム支援用サーバ。
  22. 【請求項22】 前記製品選別手段では、選択された製
    品種別内で商品管理ファイルから製品を選別する際に、
    他の既設製品と調和する製品をリフォームに適合した製
    品として選別することを特徴とする請求項21記載のリ
    フォーム支援用サーバ。
  23. 【請求項23】 前記カタログ提示手段が前記顧客端末
    に製品の外観イメージを提示する際に見積価格と標準工
    期とを同時に提示することを特徴とする請求項20記載
    のリフォーム支援用サーバ。
  24. 【請求項24】 前記顧客端末に見積価格と標準工期と
    を提示した後に顧客端末を通してリフォームの依頼を受
    け付ける受付手段を前記サーバが備えることを特徴とす
    る請求項20記載のリフォーム支援用サーバ。
  25. 【請求項25】 前記受付手段で見積価格と標準工期と
    を前記顧客端末に提示した後にリフォームの依頼が受け
    られなかった場合には、顧客の電子メールアドレスを獲
    得しておき、一定期間経過後に電子メールによりリフォ
    ームの案内を発送することを特徴とする請求項24記載
    のリフォーム支援用サーバ。
  26. 【請求項26】 前記識別情報が、施主に割り当てた施
    主IDと、家屋に割り当てた家屋IDと、各既設製品に
    割り当てた製品IDとの少なくとも1つであることを特
    徴とする請求項20記載のリフォーム支援用サーバ。
  27. 【請求項27】 前記識別情報が、施主に割り当てた施
    主IDであって、既設製品の見積書に付与した見積書番
    号であることを特徴とする請求項20記載のリフォーム
    支援用サーバ。
  28. 【請求項28】 前記識別情報が家屋に割り当てた家屋
    IDであって、前記顧客端末に表示される地図から目的
    の家屋を選択することにより家屋IDが前記サーバに入
    力されることを特徴とする請求項20記載のリフォーム
    支援用サーバ。
  29. 【請求項29】 前記識別情報が家屋に割り当てた家屋
    IDであって、家屋内の適宜箇所に貼着したラベルに表
    記されていることを特徴とする請求項20記載のリフォ
    ーム支援用サーバ。
  30. 【請求項30】 前記識別情報が既設製品に割り当てた
    製品IDであって、既設製品に貼着したラベルに表記さ
    れていることを特徴とする請求項20記載のリフォーム
    支援用サーバ。
  31. 【請求項31】 前記製品選別手段が前記商品管理ファ
    イルから選別した製品が複数種類であるときに、前記カ
    タログ提示手段では前記製品選別手段が選別した製品を
    一覧表示することを特徴とする請求項20記載のリフォ
    ーム支援用サーバ。
  32. 【請求項32】 前記顧客管理ファイルが既設製品を設
    置している室内の間取りの情報を含み、前記カタログ提
    示手段では間取りに応じた製品のレイアウトを前記顧客
    端末にイメージとして提示することを特徴とする請求項
    20記載のリフォーム支援用サーバ。
  33. 【請求項33】 既設製品ごとの使用期間と標準使用期
    間とが前記顧客管理ファイルに格納され、前記顧客管理
    ファイルから特定された既設製品の製品種別が複数であ
    るときに、前記カタログ提示手段では、既設製品の使用
    期間から標準使用期間を減算した値が大きい製品種別か
    ら順に外観イメージを顧客端末に提示することを特徴と
    する請求項20記載のリフォーム支援用サーバ。
  34. 【請求項34】 顧客の電子メールアドレスと既設製品
    ごとの使用期間および標準使用期間とが前記顧客管理フ
    ァイルに格納され、前記サーバでは既設製品の使用期間
    と標準使用期間との差が閾値内になると電子メールによ
    りリフォームの案内を発送することを特徴とする請求項
    20記載のリフォーム支援用サーバ。
  35. 【請求項35】 顧客の家族構成と年齢と電子メールア
    ドレスとが前記顧客管理ファイルに格納され、前記サー
    バでは家族構成および年齢に基づいてライフスタイルに
    変化が生じると判断される時期になると電子メールによ
    りリフォームの案内を発送することを特徴とする請求項
    20記載のリフォーム支援用サーバ。
  36. 【請求項36】 既設製品を設置している室内の間取り
    が前記顧客管理ファイルに格納され、かつ前記顧客管理
    ファイルに含まれる既設製品として可動間仕切収納装置
    がある場合に、可動間仕切収納装置により仕切られてい
    る部屋を顧客端末に表示するとともに間取りの変更を許
    可し、変更された間取りに応じたレイアウトを顧客端末
    に提示させることを特徴とする請求項20記載のリフォ
    ーム支援用サーバ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017207998A (ja) * 2016-05-20 2017-11-24 大日本印刷株式会社 端末装置、電子タグ、サーバ装置、表示システム及びプログラム

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