JP2001265616A - モニタードバーンインテスト装置及びマイクロコンピュータのモニタードバーンインテスト方法 - Google Patents

モニタードバーンインテスト装置及びマイクロコンピュータのモニタードバーンインテスト方法

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JP2001265616A
JP2001265616A JP2000084759A JP2000084759A JP2001265616A JP 2001265616 A JP2001265616 A JP 2001265616A JP 2000084759 A JP2000084759 A JP 2000084759A JP 2000084759 A JP2000084759 A JP 2000084759A JP 2001265616 A JP2001265616 A JP 2001265616A
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microcomputer
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monitor
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Kazuyoshi Ajiro
和由 網代
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NEC Corp
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    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
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    • GPHYSICS
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    • G06F2201/83Indexing scheme relating to error detection, to error correction, and to monitoring the solution involving signatures

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソフトウェアの負荷の増加やテスタ装置の機
能を向上させることなくモニタードバーンインテストが
実施できるモニタードバーンインテスト装置を提供す
る。 【解決手段】 マイクロコンピュータ2が、リニアフィ
ードバックレジスタからなるデータ圧縮回路17に格納
された測定データをテスト装置3に出力する際に、テス
ト装置から出力されるモニタクロック信号に同期して測
定データをシフトアウトすることにより、全てのマイク
ロコンピュータ2から出力される試験データを同期させ
てテスタ装置3に読み込むことができる。従って、テス
タ装置3において、すべてのマイクロコンピュータ2の
テスト結果を同時にモニタすることが可能となる。よっ
て、テスタ装置3で確実に試験結果をモニタすることが
できるので、ソフトウェアの負荷が大きくなることがな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モニタードバーン
インテストの自己試験を実施するモニタードバーンイン
テスト装置及びマイクロコンピュータのモニタードバー
ンインテスト方法に関する。
【0002】
【従来の技術】BIST法をモニタードバーンインテス
トに適用した場合、図5に示すものが知られている。同
図において、上記モニタードバーンインテストは、マイ
クロコンピュータ50と、試験の測定データを測定する
テスタ装置60とを使用して実施されていた。
【0003】ここで、上記マイクロコンピュータ50
は、モニタードバーンインテストにおけるテストパター
ンを出力するテストパターン発生器51と、同テストパ
ターンによってモニタードバーンインテストの対象にな
る上記マイクロコンピュータ50上の回路である被テス
ト回路52と、同被テスト回路52が上記テストパター
ンに基づいて動作すると共に、同動作に伴う出力を測定
データとして格納する測定データ格納部53とから構成
されている。
【0004】また、上記テスタ装置60は、測定データ
の予め設定された所定の期待値を格納する期待値格納部
61と、上記期待値格納部61に格納された期待値と実
際の測定データを比較すると共に同測定データの良否を
比較する比較回路62とから構成されている。
【0005】BIST法と呼ばれるテスト手法において
は、テストパターン発生器51と、測定データ格納部5
3は、マイクロコンピュータ50に組み込まれると共
に、同テストパターン発生器51において発生されたテ
ストパターンが上記被テスト回路53に入力されて、同
被テスト回路53は動作して動作結果を測定データとし
て測定データ格納部53において格納し、格納された測
定データをテスタ装置60に出力する。
【0006】ここで、同測定データを受信したテスタ装
置60において、上記比較回路62は、期待値格納部6
1に格納した期待値を読み出すと共に、受信した測定デ
ータと比較してマイクロコンピュータ50の良・不良の
判別を行う。
【0007】しかしながら、このテスト手法において
は、マイクロコンピュータ50に、テストパターン発生
器51、及び測定データ格納部53を組み込まなければ
ならないため、マイクロコンピュータ50においてハー
ドウェアが増大してしまうという問題がある。
【0008】また、上述したようにマイクロコンピュー
タ50内に各回路を組み込むと、回路と回路を接続する
ために配線を行わなければならなくなり、この配線のた
めに各回路で発生する信号において遅延時間が増大する
といった課題がある。
【0009】また、テストパターン発生器51は、ハー
ドウェア回路によってランダムにテストパターンを発生
させているので、マイクロコンピュータ50の故障検出
率が不明確になるという課題があった。
【0010】このような課題を解決するために、本出願
人は、特開平11−242610号公報の "マイクロコ
ンピュータ及びマイクロコンピュータのバーンインテス
ト方法" を提案した。
【0011】この従来例は、プログラムを格納するメモ
リと、同メモリに格納されたプログラムを実行するCP
Uと、複数の周辺機能ユニットを同一の半導体チップ上
に備えると共にバーンインテストを実施するマイクロコ
ンピュータにおいて、上記バーンインテストにおけるテ
ストパターンを発生するテストパターン発生手段と、上
記テストパターン発生手段が発生したテストパターンに
基づいて実施されたバーンインテストの測定データを格
納する測定データ格納手段と、測定データを外部に出力
すると共に、上記マイクロコンピュータの制御信号を入
力する外部信号入出力手段とを具備し、測定データ格納
手段は、測定データを圧縮して格納させるデータ圧縮手
段を有することを特徴としている。
【0012】このような構成のマイクロコンピュータに
おいては、メモリに格納されたプログラムを用いてテス
トパターンを発生させると共に、バーンインテストのテ
スト測定データを圧縮することにより、それぞれの機能
を実現するハードウェア回路が必要となる。従って、バ
ーンインテストを実施するためにハードウェア回路を組
み込む必要がなくなり、簡易な構成によりバーンインテ
ストを実施することができるとしている。
【0013】また、メモリに格納されたテストプログラ
ムに従ってテストパターンを発生させるため、バーンイ
ンテストの対象であるマイクロコンピュータの故障検出
率の算出を明確に行うことができるとしている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開平11−242610号公報の "マイクロコンピ
ュータ及びマイクロコンピュータのバーンインテスト方
法" においては、以下に示す課題が生じる。まず、バー
ンインボード上に搭載している複数のマイクロコンピュ
ータにおいて、出力信号の同期を取り、この出力信号を
同時に比較することが難しくなる。また、現状のテスタ
装置では、マイクロコンピュータの動作周波数に対して
非常に低い周波数でのモニタしか行えない。さらに、マ
イクロコンピュータの動作周波数が高くなると、モニタ
を行う各マイクロコンピュータの出力信号の同期を取る
ことが難しくなる。
【0015】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、ソフトウェアの負荷の増加やテスタ装置の機能を
向上させることなくモニタードバーンインテストが実施
できるモニタードバーンインテスト装置及びマイクロコ
ンピュータのモニタードバーンインテスト方法を提供す
ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに請求項1記載の発明は、モニタードバーンインテス
トにおけるテストパターンを発生するテストパターン発
生プログラムを格納すると共に、該テストパターン発生
プログラムに基づいて実施されたモニタードバーンイン
テストの測定データを記憶するメモリと、該メモリに記
憶されたプログラムを実行するCPUと、を有し、前記
テストパターン発生プログラムに従ってモニタードバー
ンインテストを実施するマイクロコンピュータと、測定
データの良・不良を判別するテスタ装置と、を有し、マ
イクロコンピュータは、前記メモリに格納された前記測
定データを前記テスト装置に出力する際に、前記テスト
装置から出力されるモニタクロックに同期して前記測定
データを前記メモリからシフトアウトすることを特徴と
する。
【0017】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、マイクロコンピュータは、データ圧縮手段
により、前記測定データを圧縮して記憶することを特徴
とする。
【0018】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、データ圧縮手段は、リニアフィードバック
シフトレジスタからなるハードウェア回路からなること
を特徴とする。
【0019】請求項4記載の発明は、請求項1から3の
何れか一項に記載の発明において、マイクロコンピュー
タは、モニタードバーンインテストが終了し、前記測定
データの前記テスタ装置への出力準備ができた段階で、
前記テスタ装置に対して前記測定データの読み込み許可
を示すモニタ許可信号を出力することを特徴とする。
【0020】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、モニタ許可信号を前記テスタ装置に対して
出力した段階で、動作停止状態となることを特徴とす
る。
【0021】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、マイクロコンピュータからの前記測定デー
タの読み込みが終了した段階で、前記マイクロコンピュ
ータに対して、前記測定データの読み込みが終了したこ
とを示すモニタ完了信号を出力し、マイクロコンピュー
タは、前記モニタ完了信号を割り込み入力として前記動
作停止状態を解除することを特徴とする。
【0022】請求項7記載の発明は、マイクロコンピュ
ータが有するメモリにテストパターン発生処理プログラ
ムを格納して、該マイクロコンピュータの外部入力信号
により前記テストパターン発生プログラムを起動させて
モニタードバーンインテストを実行させると共に、該モ
ニタードバーンインテストの結果である測定データを、
データ圧縮手段を利用して圧縮し、マイクロコンピュー
タに接続されると共に前記測定データの良・不良を判別
するテスタ装置からのモニタクロックに同期して、前記
測定データをシフトアウトすることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照しながら本発
明のモニタードバーンインテスト装置及びマイクロコン
ピュータのモニタードバーンインテスト方法に係る実施
の形態を詳細に説明する。図1〜図4を参照すると本発
明のモニタードバーンインテスト装置及びマイクロコン
ピュータのモニタードバーンインテスト方法に係る実施
の形態が示されている。
【0024】図1には、本発明の一実施形態に係るマイ
クロコンピュータ2をモニタードバーンインテストする
モニタードバーンインテスト装置の構成が示されてい
る。同図において、モニタードバーンインテスト装置
は、複数のマイクロコンピュータ(2−1〜2−n)を
搭載すると共に、バーンイン炉に挿入するバーンインボ
ード1と、試験データを測定するテスタ装置3とを使用
して実施される。
【0025】ここで、バーンインボード1には、モニタ
ードバーンインテストを実施する複数のマイクロコンピ
ュータ(2−1〜2−n)と、同マイクロコンピュータ
(2−1〜2−n)に外部から供給される制御信号5を
受信すると共にバーンインテストの測定データを外部に
出力する外部インターフェース4とを備えている。
【0026】また、テスタ装置3は、試験結果である測
定データに対する所定の期待値を格納する期待値格納部
6と、外部インターフェース4と接続され、測定データ
の出力を受信すると共に期待値格納部6に格納された期
待値と同測定データを比較して同測定データの良・否を
判別する比較回路7とを備えている。
【0027】上記構成において、外部インターフェース
4に所定の制御信号を入力すると、マイクロコンピュー
タ(2−1〜2−n)においてバーンインテストが開始
される。このバーンインテストにおける測定データは、
外部インターフェース4からテスタ装置3に出力され
る。そして、測定データを受信したテスタ装置3におい
て、比較回路7は期待値格納部6に格納されている期待
値を読み出すと共に、受信した測定データと比較してマ
イクロコンピュータの良・不良の判別を行う。
【0028】次に、バーンインボード1に搭載されるマ
イクロコンピュータ2の構成を図2及び図3を参照しな
がら説明する。図2において、マイクロコンピュータ2
は、テストパターン発生プログラムが格納されているR
OM11と、このROM11に格納されたテストパター
ン発生プログラムを実行するCPU12と、マイクロコ
ンピュータ2上に備えられ所定の機能を実現する周辺回
路13と、前記バーンインボード1の外部インターフェ
ース4と接続して上記制御信号を入力すると共に、モニ
タードバーンインテストの結果である測定データを出力
する入出力インターフェース14と、マイクロコンピュ
ータ2の入出力ポート15と、同入出力ポート15を共
に接続する時に間に挿入する抵抗器16とから構成され
る。
【0029】また、図3に示されるようにマイクロコン
ピュータ2には、試験結果のデータであるモニタ信号を
圧縮するデータ圧縮回路17がハードウェアで備えられ
ている。本実施形態においては信号の出力をシリアルで
行っているため、出力データを圧縮し、出力データ数を
少なくするためにデータ圧縮回路17を用いている。な
お、このデータ圧縮回路17は、データ圧縮の分野で一
般的に用いられるリニアフィードバックシフトレジスタ
で構成する。なお、このリニアフィードバックシフトレ
ジスタは、構成の容易なハードウェア回路を追加するこ
とで実現する。
【0030】上記入出力インターフェース14からマイ
クロコンピュータ2に入力される信号には、モニタクロ
ック信号20、クロック信号21、リセット信号22、
コントロール信号23、モニタ完了信号24が挙げられ
る。
【0031】クロック信号21は、マイクロコンピュー
タ2を動作させるための基準クロックとなる信号であ
る。
【0032】リセット信号22は、マイクロコンピュー
タ2にリセットをかけるための信号である。
【0033】コントロール信号23は、マイクロコンピ
ュータ2の内部動作を切り替えたり、プログラムブロッ
クを切り替えるための制御を行うための信号である。
【0034】モニタクロック信号20は、モニタードバ
ーンインテストの試験結果を表すモニタ信号を、データ
圧縮回路17からシフトアウトするための信号である。
【0035】モニタ完了信号24は、テスタ装置3でモ
ニタが完了したことを通知し、マイクロコンピュータ2
のCPU12の動作停止状態を解除するための信号であ
る。
【0036】また、マイクロコンピュータ2からは、モ
ニタ信号25と、モニタ許可信号26とが上記入出力イ
ンターフェース14から出力される。
【0037】モニタ信号25は、マイクロコンピュータ
2において実施されたバーンインテストの測定データで
ある。
【0038】モニタ許可信号26は、マイクロコンピュ
ータ2が一区切りのテストを終了し、データ出力状態と
なったことを示す信号である。なお、バーンインボード
1に設けたモニタ許可信号26を入力する端子は、モニ
タードバーンインテスト中は、このモニタ許可信号に占
領されてしまうので、テスト中は他の目的で使用するこ
とはできない。従って、この端子は専用端子として持つ
ことが望ましい。
【0039】なお、上述したデータ圧縮回路17には、
図2に示されようにモニタ信号25を出力するデータ出
力端子30、モニタクロック信号20を入力するモニタ
クロック入力端子31が接続される。バーンインボード
1に備えられた複数のマイクロコンピュータ2に対して
それぞれ出力端子を複数備えることはできないので、こ
のデータ出力端子30はシリアルデータのシフトアウト
端子とする。また、マイクロコンピュータ2には、この
他にモニタ許可信号出力端子32、モニタ完了信号入力
端子33が必要となる。
【0040】上記構成からなる本実施形態は、以下に示
す課題を解決することを目的とし構成されたものであ
る。
【0041】第1の問題点として、マイクロコンピュー
タ2の動作周波数が高くなると、各マイクロコンピュー
タ2から出力されるモニタ信号25の同期を取ることが
難しくなる。従って、バーンインボード1上に搭載され
たマイクロコンピュータ2から出力されるモニタ信号2
5を同期させて、全モニタ信号25を同時に期待値と比
較することが出来ない。
【0042】第2の問題点として、現状のテスト装置で
は、マイクロコンピュータ2の動作周波数に対して非常
に低い周波数でのモニタしか行うことができない。従っ
て、テスタ装置3上でデータを期待値と比較するため
に、モニタ信号出力時にはマイクロコンピュータ2はデ
ータ出力周波数を落とさなければならない。
【0043】このような不具合を解消するために本実施
形態においては、以下に示す構成を採っている。
【0044】マイクロコンピュータ2は、ROM11に
格納したテストパターンを実行する。この際、各マイク
ロコンピュータ2の同期がずれていてもかまわないもの
とする。各々のマイクロコンピュータ2は同期を取るこ
となく動作しているため、テストが終了し、データ出力
準備ができているか否かをテスタ装置3に通知しなけれ
ばならない。そこで、マイクロコンピュータ2はテスト
が終了した段階で、テストが終了しデータ出力準備が整
ったことを表すモニタ許可信号26をテスタ装置3に対
して出力する。テスタ装置3は、すべてのマイクロコン
ピュータ2からモニタ許可信号26を入力した段階で、
マイクロコンピュータ2に試験結果を表すデータを取り
にいく。これにより、マイクロコンピュータ2から出力
される全モニタ信号25を同期させて、すべてのマイク
ロコンピュータ2のテスト結果をモニタすることができ
る。
【0045】なお、データ出力準備が出来たマイクロコ
ンピュータ2が、次のテスト動作に移行してしまっては
いけないので、マイクロコンピュータ2はデータ出力準
備が整い、モニタ許可信号26を出力した段階で、停止
状態となるものとする。
【0046】また、マイクロコンピュータ2の動作周波
数と、テスタ装置3のモニタ周波数との違いを解消する
ために、マイクロコンピュータ2側からデータを出力す
るのではなく、テスタ装置3側からデータを取りに行く
構成とする。
【0047】データを出力させるためのモニタクロック
信号20をマイクロコンピュータ2に入力し、このクロ
ックに同期してマイクロコンピュータ2のデータ圧縮回
路17はモニタ信号25を出力するものとする。
【0048】従って、マイクロコンピュータ2は、モニ
タ信号25を出力するために動作周波数をテスタ装置3
のモニタ周波数に落とす必要がなくなり、また、データ
を出力するために、他のマイクロコンピュータと同期を
取る必要がなくなる。
【0049】なお、テスタ装置3によるデータの吸い上
げが終了した段階で、マイクロコンピュータ2は次のテ
ストに移行しなければならない。しかし、マイクロコン
ピュータ2では、テスタ装置3によるデータ吸い上げの
終了を認識することができない。そこで、テスタ装置3
はマイクロコンピュータ2に対して、マイクロコンピュ
ータ2の停止状態を解除するためのモニタ完了信号24
を出力する。マイクロコンピュータ2は、このモニタ完
了信号24を図3に示されたモニタ完了信号入力端子3
3から入力し、この信号を割り込み入力とすることで停
止状態を解除する。
【0050】次に、本実施形態において実施されるバー
ンインテストを図4を参照しながら説明する。
【0051】バーンインボード1上に配置されたマイク
ロコンピュータ2は、機能毎に分類され、入出力ポート
を抵抗器16を介して一組ずつ機能毎に接続される。
【0052】図4のAは、RAM、レジスタ、またはシ
リアル通信についてバーンインテストを実施した時の実
施図である。RAM、レジスタにおいてバーンインテス
トを実施する場合には、RAM、レジスタにデータを書
き込み、この書き込んだ値を出力ポート15から出力す
ると共に、抵抗器16を介して接続された入力ポート1
5から読み込み、入力ポート15から読み込んだデータ
をデータ圧縮回路17に出力して圧縮する。
【0053】また、シリアル通信については、入出力ポ
ート間を抵抗器16を介して接続し、入力ポート15か
らの出力値と出力ポート15からの入力値の一致を見
る。その結果をデータ圧縮回路17に出力して圧縮す
る。但し、モニタ信号出力時にはテスタ装置3側で期待
値との一致比較を行うため、内部で一致比較を行わなく
てもよい。
【0054】また、図4のBは、上記CPU12におい
てバーンインテストを実施した時の実施図である。同図
において、上記CPU12に内部演算等の処理を実行さ
せると共に同処理の結果を順次データ圧縮回路17に出
力して圧縮する。
【0055】また、図4のCは、上記周辺回路13であ
って、特にタイマ回路のようにデータを出力する回路に
おいてバーンインテストを実施した時の実施図である。
同図においては、上記タイマ回路の出力値を上記出力ポ
ート15から出力させ、上記抵抗器16を介して接続さ
れた入力ポート15から読み出すと共に、この読み出し
たデータを順次データ圧縮回路17に出力して圧縮す
る。
【0056】各マイクロコンピュータ2は、バーンイン
テストが終了し、データの出力準備ができた段階でモニ
タ許可信号26をテスタ装置3に対して出力し、停止状
態となる。
【0057】テスタ装置3は、各マイクロコンピュータ
2からモニタ許可信号26が出力されると、モニタクロ
ック信号20をマイクロコンピュータ2に対して出力
し、マイクロコンピュータ2のデータ圧縮回路17は、
このモニタクロック信号20に同期してデータを1ビッ
トずつシフトアウトする。テスタ装置3は、各マイクロ
コンピュータ2から出力されたデータを期待値格納部6
に格納された期待値と照合し、不良チップを検出する。
また、データ圧縮回路17で圧縮されたデータは、モニ
タクロック信号20に同期して出力されるため、テスタ
装置3では、全てのマイクロコンピュータ2のテスト結
果を同時にモニタすることが可能となる。
【0058】また、テスタ装置3は、データの吸い上げ
が終了した段階で、マイクロコンピュータ2の停止状態
を解除するためにモニタ完了信号24を出力する。マイ
クロコンピュータ2は、このモニタ完了信号24をモニ
タ完了信号入力端子33から入力して、割り込み入力に
よって停止状態を解除し次のテストに移行する。
【0059】上述した実施形態は、モニタードバーンイ
ンテストの結果のデータをデータ圧縮回路17で圧縮し
て保持し、テストの終了を示すモニタ許可信号をテスタ
装置3に対して出力する。全てのマイクロコンピュータ
2のテスト動作が終了すると、テスタ装置3からマイク
ロコンピュータ2に対してモニタクロック信号を出力
し、リニアフィードバックシフトレジスタからなるデー
タ圧縮回路17は、このモニタクロックに同期してデー
タを出力する。従って、マイクロコンピュータ2から出
力される全モニタ信号を同期させて、すべてのマイクロ
コンピュータ2のテスト結果をモニタすることが可能と
なる。よって、テスタ装置3で確実に試験結果をモニタ
することができるので、ソフトウェアの負荷が大きくな
ることがない。
【0060】また、テストパターンを発生するテストパ
ターン発生プログラムをROMに保持し、バーンインテ
ストの結果であるデータを圧縮するデータ圧縮回路に、
簡易な構成のハードウェア回路からなるリニアフィード
バックシフトレジスタを用いることにより、ハードウェ
アを大きく増加させることがない。また、テストパター
ンをソフト的に実現しているので、故障検出率の算出を
明確に行うことができる。
【0061】また、データを出力させるためのモニタク
ロック信号20をマイクロコンピュータ2に入力し、こ
のクロックに同期してマイクロコンピュータ2のデータ
圧縮回路17はモニタ信号25を出力する。従って、マ
イクロコンピュータ2は、モニタ信号25を出力するた
めに動作周波数をテスタ装置3のモニタ周波数に落とす
必要がなくなり、また、データを出力するために、他の
マイクロコンピュータと同期を取る必要がなくなる。
【0062】なお、上述した実施形態は本発明の好適な
実施の形態である。但し、これに限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形
実施が可能である。
【0063】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように本発明
は、マイクロコンピュータが、メモリに格納された測定
データをテスト装置に出力する際に、テスト装置から出
力されるモニタクロックに同期して測定データをメモリ
からシフトアウトすることにより、全てのマイクロコン
ピュータから出力される試験データを同期させてテスタ
装置に読み込むことができる。従って、テスタ装置にお
いて、すべてのマイクロコンピュータのテスト結果を同
時にモニタすることが可能となる。よって、テスタ装置
3で確実に試験結果をモニタすることができるので、ソ
フトウェアの負荷が大きくなることがない。
【0064】また、マイクロコンピュータは、リニアフ
ィードバックシフトレジスタからなるデータ圧縮手段に
より、測定データを圧縮して記憶することにより、マイ
クロコンピュータから出力されるデータ数を低減させる
ことができる。
【0065】また、テストパターンを発生するテストパ
ターン発生プログラムをメモリに保持し、バーンインテ
ストの結果であるデータを圧縮するデータ圧縮手段に、
簡易な構成のハードウェア回路からなるリニアフィード
バックシフトレジスタを用いることにより、ハードウェ
アを大きく増加させることがない。また、テストパター
ンをソフト的に実現しているので、故障検出率の算出を
明確に行うことができる。
【0066】また、マイクロコンピュータは、バーンイ
ンテストが終了し、測定データのテスタ装置への出力準
備ができた段階で、テスタ装置に対して測定データの読
み込み許可を示すモニタ許可信号を出力することによ
り、テスタ装置は、すべてのマイクロコンピュータにテ
スト動作の終了を検出することが可能となり、テストが
終了した段階で全てのマイクロコンピュータから試験結
果である測定データを読み込むことができる。
【0067】また、マイクロコンピュータは、モニタ許
可信号をテスタ装置に対して出力した段階で、動作停止
状態となることにより、マイクロコンピュータが次のテ
スト動作に移行する不具合を防止することができる。
【0068】また、テスタ装置は、マイクロコンピュー
タからの測定データの読み込みが終了した段階で、マイ
クロコンピュータに対して、測定データの読み込みが終
了したことを示すモニタ完了信号を出力し、マイクロコ
ンピュータは、モニタ完了信号を割り込み入力として動
作停止状態を解除することにより、マイクロコンピュー
タは次のテスト動作に移行することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るバーンインテストを
実施する場合のバーンインテスト装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】バーンインボードに搭載されるマイクロコンピ
ュータのブロック図である。
【図3】マイクロコンピュータのデータ圧縮回路のブロ
ック図である。
【図4】バーンインテストを実施した時の実施図であ
る。
【図5】従来のマイクロコンピュータをバーンインテス
トするバーンインテスト装置の構成を表すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 バーンインボード 2 マイクロコンピュータ 3 テスタ装置 4 外部インターフェース 5 入出力インターフェース 6 期待値格納部 7 比較回路 11 ROM 12 CPU 13 周辺回路 14 入出力インターフェース 15 入出力ポート 16 抵抗器 17 データ圧縮回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モニタードバーンインテストにおけるテ
    ストパターンを発生するテストパターン発生プログラム
    を格納すると共に、該テストパターン発生プログラムに
    基づいて実施されたモニタードバーンインテストの測定
    データを記憶するメモリと、該メモリに記憶されたプロ
    グラムを実行するCPUと、を有し、前記テストパター
    ン発生プログラムに従ってモニタードバーンインテスト
    を実施するマイクロコンピュータと、 前記測定データの良・不良を判別するテスタ装置と、を
    有し、 前記マイクロコンピュータは、前記メモリに格納された
    前記測定データを前記テスト装置に出力する際に、前記
    テスト装置から出力されるモニタクロックに同期して前
    記測定データを前記メモリからシフトアウトすることを
    特徴とするモニタードバーンインテスト装置。
  2. 【請求項2】 前記マイクロコンピュータは、 データ圧縮手段により、前記測定データを圧縮して記憶
    することを特徴とする請求項1記載のモニタードバーン
    インテスト装置。
  3. 【請求項3】 前記データ圧縮手段は、 リニアフィードバックシフトレジスタからなるハードウ
    ェア回路からなることを特徴とする請求項2記載のモニ
    タードバーンインテスト装置。
  4. 【請求項4】 前記マイクロコンピュータは、 前記モニタードバーンインテストが終了し、前記測定デ
    ータの前記テスタ装置への出力準備ができた段階で、前
    記テスタ装置に対して前記測定データの読み込み許可を
    示すモニタ許可信号を出力することを特徴とする請求項
    1から3の何れか一項に記載のモニタードバーンインテ
    スト装置。
  5. 【請求項5】 前記マイクロコンピュータは、 前記モニタ許可信号を前記テスタ装置に対して出力した
    段階で、動作停止状態となることを特徴とする請求項4
    記載のモニタードバーンインテスト装置。
  6. 【請求項6】 前記テスタ装置は、 前記マイクロコンピュータからの前記測定データの読み
    込みが終了した段階で、前記マイクロコンピュータに対
    して、前記測定データの読み込みが終了したことを示す
    モニタ完了信号を出力し、 前記マイクロコンピュータは、前記モニタ完了信号を割
    り込み入力として前記動作停止状態を解除することを特
    徴とする請求項5記載のモニタードバーンインテスト装
    置。
  7. 【請求項7】 マイクロコンピュータが有するメモリに
    テストパターン発生処理プログラムを格納して、該マイ
    クロコンピュータの外部入力信号により前記テストパタ
    ーン発生プログラムを起動させてモニタードバーンイン
    テストを実行させると共に、該モニタードバーンインテ
    ストの結果である測定データを、データ圧縮手段を利用
    して圧縮し、 前記マイクロコンピュータに接続されると共に前記測定
    データの良・不良を判別するテスタ装置からのモニタク
    ロックに同期して、前記測定データをシフトアウトする
    ことを特徴とするマイクロコンピュータのモニタードバ
    ーンインテスト方法。
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