JP2001264859A - 照射角可変照明装置及びそれを用いた撮影装置 - Google Patents

照射角可変照明装置及びそれを用いた撮影装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全体形状を小型化して照射角を可変させ、配
光特性を各ズームポイントで均一化し、照射角可変に伴
う光学部材の移動量を少なくする。 【解決手段】 2は閃光放電管、3は反射傘、4は閃光
放電管2からの射出光束を3つの光路に分割する第1透
光性光学部材、5は第1透光性光学部材から射出した光
束を所望の配光特性に変換する第2透光性光学部材であ
る。第1透光性光学部材の中央部にはシリンドリカルレ
ンズ面が、又、第2透光性光学部材の光射出面側には複
数のシリンドリカルレンズが形成されている。閃光放電
管2,反射傘3,第1透光性光学部材4,を保持ケース
等で一体化させ、第2透光性光学部材5との離間距離を
変化させて集光度合を連続的に変化させる。望遠時に
は、第1透光性光学部材4と、第2透光性光学部材5と
を最大に離間させ、広角時には、透光性光学部材4と透
光性光学部材5とを密着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、照射角を変化させ
ることができる照明装置、及びそれを用いた撮影装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】カメラ等の撮影装置に用いられている照
明装置に関して、光源から様々な方向に射出した光束を
効率よく必要照射画角内に集光させるために、従来より
種々の技術が知られている。特に近年、従来光源の前に
配置されていたフレネルレンズのかわりに、プリズム・
ライトガイド等の全反射を利用した光学部材を配置する
ことによって、集光効率の向上、小型化を図ったものが
知られている。
【0003】一方、照射範囲固定タイプの照明装置で
は、撮影装置の高倍率ズーム化に伴なって必要照射範囲
の狭いテレ状態で、不要範囲に照明が行われエネルギロ
スが大きくなるが、この現象を解消するため、撮影範囲
に対応した照明を行うような各種照射角可変照明装置も
知られている。
【0004】上記2種の技術を応用した照明系として
は、特開平4−138439号公報に開示されているよ
うに、光学プリズムで全反射を行う集光光学系に対し
て、光学プリズムと光源の位置関係を相対的に変化させ
るようにして、全反射面での反射、透過を切り替えて照
射範囲を変化させるものが知られている。また、特開平
8−262538号公報に開示されているように、光学
プリズムを複数に分割し、上下に配置した光学プリズム
を回動させ、照射範囲を切り替えるものも知られてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年カメラ等の撮影装
置においては、装置自体の小型・軽量化が進む一方、撮
影レンズは、高倍率ズーム化の傾向にある。一般的に、
このような撮影装置の小型化かつ高倍率化によって撮影
レンズは徐々に暗くなる傾向にあり、補助光源を使用し
ないで撮影すると、手ぶれによって予想外の失敗写真に
なる可能性があった。
【0006】この状況を打開する為、通常、カメラ等の
撮影装置では、補助光源として照明装置(以下ストロボ
装置)が内臓されているが、上記のような状況からこの
補助照明装置の使用頻度が従来までに比べて大幅に増加
すると共に、一回の撮影に必要とされる発光量も増える
傾向にあった。
【0007】このような背景から、上記従来例特開平4
−138439号公報では、閃光発光装置の前面に、主
に光源の側方に射出した光束を光学部材に入射させた後
全反射させ一定方向に集光させる上下二つの面と、これ
とは別に正面に形成した正の屈折力を持ち集光させる面
で構成し、それぞれの面によって集光させた後、同一射
出面から被写体側に射出させる集光光学系に対して、光
学プリズムと光源の位置関係を相対的に変化させるよう
にして、全反射面での反射、透過を切り替えて照射範囲
を変化させていた。しかし、正確な照射角可変を行う為
には、全反射・透過切り換えの面形状の制約が大きい為
光学プリズム形状の設計自由度が少ないこと、また、透
過成分の入射出時の光量損失が大きくなること、さらに
光源の有効発光部の大きさが配光にかなり影響すること
など設計上困難な課題が残されていた。
【0008】一方、特開平8−262538号公報にお
いては、光学プリズムを複数に分割し、上下に配置した
光学プリズムを回動させ、照射範囲を切り替えている。
しかし、このような光学プリズムの回動では、基本的に
全反射光成分の照射方向だけを全体にシフトさせ配光分
布特性そのものは変化させていない為、必ずしも各ズー
ムポイントで均一な配光が得られてはいなかった。すな
わち、上下そして中央の3つの領域が重なった時に、最
集光状態を形成し、そこから、光学プリズムの回動をさ
せることよって上下の配光の分布を徐々に外側にずらし
照射範囲を広げる方式をとっているが、この変化の過程
で、この上下と中央の各配光分布の重ね合わせの部分で
は不連続点が生じ照射範囲全域としては必ずしも均一な
分布が得られず、部分的に照度むらとなる不均一なポイ
ントが存在した。また、上下、中央の3つの光学プリズ
ム部材を必要とし、また、2つの光学プリズムを同期さ
せて動かさなければならないためメカ部品構成が複雑に
なるなど、コストが割高になってしまうという欠点があ
った。
【0009】そこで、本発明は、照明光学系の全体形状
を小型化して照射角を可変させることを課題としてい
る。
【0010】また、本発明は、このときの配光特性を各
ズームポイントで均一にすること、そして、照射角可変
に伴う移動量を少なくすることを課題としている。
【0011】また、本発明は、構成部品の数を減らし、
コストを低減させることを課題としている。
【0012】また、本発明は、今までにない小型、薄
型、そして軽量化を図った照射角可変照明装置を提供す
ることを課題としている。
【0013】また、本発明は、光源からのエネルギを高
い効率で利用し、各ズームポイントで均一な配光特性を
得ると共に、簡単で安価な構成のスチルカメラ、ビデオ
カメラ等に好適な照明装置、及びそれを用いた撮影装置
を提供することを課題としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め本発明は、光源手段からの光束を、複数の透光性光学
部材を介して照射光として照射する照明装置において、
光源手段に最も近い第1の透光性光学部材に、正の屈折
力を有するレンズ部と入射光束の少なくとも一部を全反
射させる反射部を形成し、上記第1の透光性光学部材の
光射出面からの光束を入射させる第2の透光性光学部材
に、正の屈折力を有する複数のレンズ部を形成してい
る。
【0015】又、本発明の照射角可変照明装置において
は、光源手段に最も近い第1の透光性光学部材に、正の
屈折力を有するレンズ部と入射光束の少なくとも一部を
全反射させる反射部を形成し、上記第1の透光性光学部
材の光射出面からの光束を入射させる第2の透光性光学
部材に、正の屈折力を有する複数のレンズ部を形成する
と共に、上記第1の透光性光学部材と第2の透光性光学
部材の相対的位置関係を変位可能としてもよい。
【0016】又、本発明の照射角可変照明装置において
は、光源手段に近い第1の透光性光学部材に、少なくと
も入射光束の一部を全反射によって制御する反射部を持
たせ、上記光学部材の射出面から射出した後の光束を複
数の領域に分離させると共に、上記第1の透光性光学部
材の光射出面からの光束を入射させる第2の透光性光学
部材に、上記第1の透光性光学部材によって分離された
領域数に対応した正の屈折力を有する複数のレンズ部を
形成し、上記第1の透光性光学部材と第2の透光性光学
部材の相対的位置関係を射出光軸方向に変位可能として
もよい。
【0017】又、本発明の照射角可変照明装置において
は、光源手段はその有効発光部が略円筒形状の閃光放電
管であり、上記閃光放電管に最も近い第1の透光性光学
部材に、正の屈折力を有するレンズ部と、入射光束の一
部を全反射によって制御する反射面を持たせると共に、
上記第1の透光性光学部材の光射出面からの光束を入射
させる第2の透光性光学部材に、正の屈折力を有する複
数のレンズ部を形成し、上記第1の透光性光学部材と第
2の透光性光学部材の相対的位置関係を変位可能として
もよい。
【0018】又、本発明の照射角可変照明装置において
は、光源手段はその有効発光部が略円筒形状の閃光放電
管であり、上記閃光放電管からの射出光束を2枚の透光
性光学部材を介して照射光として照射する照明装置にお
いて、上記閃光放電管に近い第1の透光性光学部材に、
中央部には正の屈折力を有するレンズ部によって、周辺
部には全反射面による集光又は射出面の正の屈折力を有
するレンズ部による集光によって、それぞれ射出後の光
束を複数の領域に分離し、上記第1の透光性光学部材の
光射出面からの光束を入射させる第2の透光性光学部材
に、上記第1の透光性光学部材で形成した複数の領域に
対応した正の屈折力を有するレンズ部を形成し、上記第
1の透光性光学部材と第2の透光性光学部材の相対的位
置関係を照射光軸方向に変位可能としてもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0020】(第1実施形態)図1から図4は、本発明
の第1実施形態による照射角可変照明装置、特に本実施
形態では閃光発光装置を示しており、図1、図2は閃光
発光装置の光学系を構成する要部の縦断面図、図3は閃
光発光装置の主要光学系のみの斜視図、図4は本発明を
適用したカメラの斜視図である。また、図5は、第1実
施形態の構成の閃光発光装置で得られる配光特性の一例
を示したものである。尚、図1、2では光源中心から射
出した光線の光線トレース図も合わせて示している。
【0021】図4に示すように、本発明による閃光発光
装置はカメラ本体の上部に配置され、カメラ使用時はカ
メラの側方に突出するように構成されている。
【0022】図4において、1は閃光発光部、11は撮
影装置本体、12は撮影レンズを備えるレンズ鏡筒、1
3はレリーズボタン、14は望遠(テレ)方向ズーミン
グボタン、15は広角(ワイド)方向ズーミングボタ
ン、16はカメラの各種のモードを切り替えるための操
作ボタン、17はカメラの動作をユーザーに知らせる為
の液晶表示窓、18は外光の明るさを測定する測光装置
の覗き窓、19はファインダーの覗き窓である。
【0023】なお、閃光発光部1を除くそれぞれの機能
については公知の技術であるので、ここでは詳しい説明
は省略する。なお、本発明の機械的構成要素は前述の構
成に限定されるものではない。
【0024】次に、閃光発光部1の光学特性を規定する
構成要素について、図3を用いて更に詳しく説明する。
同図において、2は閃光を発する円筒形状の閃光放電管
(キセノン管)である。
【0025】3は閃光放電管2から射出した光束のうち
光射出方向の後方に射出された成分を光射出方向に反射
させる反射傘であり、内面が高反射率を有する光輝アル
ミ等の金属材料、または内面に高反射率の金属蒸着面が
形成されたものである。
【0026】4は、閃光放電管2からの射出光束をいく
つかの光路に分割させると共に、それぞれの領域の光束
を射出面から射出させた後に、一定の距離で交差させ一
定の広がりの配光特性に変換するための第1の透光性光
学部材である。
【0027】5は、第1の透光性光学部材から射出した
光束を入射させ、必要とされる所定の配光特性に変換す
るための第2の透光性光学部材であり、光射出面側には
複数のシリンドリカルレンズが形成されている。
【0028】このように配置することで、閃光放電管
2,反射傘3,第1の透光性光学部材4,を保持ケース
等で一体化させ、第2の透光性光学部材5との離間距離
を変化させることによって集光度合を連続的に変化させ
ることが可能になる。
【0029】尚、第1の透光性光学部材、第2の透光性
光学部材の材料は、アクリル樹脂等の透過率の高い光学
用樹脂材料、またはガラス材料である。
【0030】撮影装置11は、従来公知の技術と同様
に、たとえば「ストロボオートモード」にカメラがセッ
トされている場合には、レリーズボタン13がユーザー
によって押された後に、不図示の測光装置で測定された
外光の明るさと装填されたフィルムの感度によって、閃
光発光装置を発光させるか否かを不図示の中央演算装置
が判断する。
【0031】中央演算装置が撮影状況下において「閃光
発光装置を発光させる」と判定した場合には、中央演算
装置が発光信号を出し、反射傘3に取り付けられたトリ
ガーリード線を介して閃光放電管2を発光させる。発光
された光束は、照射光軸と反対方向に射出された光束は
反射傘3を介して、また、照射方向に射出した光束は直
接、前面に配置した第1の透光性光学部材4、第2の透
光性光学部材5を通過し、所定の配光特性に変換されて
被写体側に照射される。この配光特性の変化は、本実施
形態では、第1の透光性光学部材と第2の透光性光学部
材間の微少な相対移動のみによって行われる。
【0032】本発明は、特に撮影装置の撮影レンズがズ
ームレンズである場合に、その焦点距離に応じて第1の
透光性光学部材と第2の透光性光学部材の位置関係を変
化させることによって主に上下方向の配光特性を撮影レ
ンズに対応させるように構成した照明装置である。
【0033】図1,図2は、本発明の第1実施形態の閃
光発光装置の閃光放電管径方向の縦断面図であり、本発
明の閃光発光装置の照射角可変の基本的な考え方を示す
図である。なお、図中の各部の番号は、図3に対応して
いる。図1は、第1と第2の透光性光学部材がある一定
の距離離れた状態を示している。一方、図2は第1と第
2の透光性光学部材が最も接近した状態を示している。
また、ここで説明する第1実施形態は、上下方向の配光
特性を均一に保ったまま照射範囲を連続的に変化させる
ことができるとともに、上下方向の開口高さを必要最小
限に構成したものである。
【0034】まず、上記構成の閃光発光装置光学系の特
徴的な形状を順を追って説明する。反射傘3は、射出光
軸後方の形状を閃光放電管2とほぼ同心形状の半円筒形
状としている。これは、反射傘での反射光を光源の中心
部付近に戻すのに有効な形状であり、閃光放電管のガラ
スの屈折による悪影響を受けにくくすると共に、反射傘
による反射光を光源からの直接光とほぼ同一点からの射
出光として扱えるため、この後に続く光学系の全体形状
を小型化することが可能となる。また、形状をちょうど
半円筒としている理由は、これより小さいと側方光を集
光させる為に大型化し、逆にこれ以上大きいと反射傘内
部にこもる光束が増え効率低下がおこることからそれぞ
れ望ましくない為である。
【0035】また、第1の透光性光学部材は、第1実施
形態では以下のような形状となるように設定している。
まず、中央部には、入射面側4aと射出面側4bの両面
に正の屈折力を与えるシリンドリカルレンズが設けら
れ、光源中心から射出した光束は図示のようにPの位置
に紙面前後方向に直線状に集光するように形状を定めて
いる。また上下の領域は、入射面4c、4c'で屈折
後、反射面4d、4d'で反射し、射出面4e、4e'か
ら射出される。このとき反射面4dで反射した光は、図
示のように、反射面の上部で反射した光は下側の方向
へ、中央部は略射出光軸に平行に、全反射面の下部で反
射した光は上側の方向へそれぞれ導かれると共に、反射
後の光束が均一に分布するように形状を規定している。
【0036】一方、第2の透光性光学部材5は、射出面
側に正の屈折力を持つレンズ面が3つの領域に分けて5
a、5b、5b'のように形成されている。これは、図
示のように、第1の透光性光学部材で形成した中央のレ
ンズによる集光領域と上下の2つの全反射部による集光
領域の3つの領域に対応するように形成したものであ
る。
【0037】以下、その形状の特性、及びそのときの光
線がどのような挙動を示すかをさらに詳細に説明する。
【0038】まず、図1において、閃光放電管2として
ガラス管の内外径が示されている。この種の閃光発光装
置の実際の閃光放電管の発光現象としては、効率を向上
させるため、内径一杯に発光させる場合が多く、閃光放
電管内径一杯の発光点からほぼ均一に発光していると考
えて差し支えない。しかし、説明を容易にするため、光
源中心から射出させた光束を代表光束と考え、図中では
あえて光源中心から射出した光束のみを示している。実
際の配光特性としては、図に示したような代表光束に加
え、閃光放電管の周辺部から射出した光束によって、配
光特性は全体として若干広がる方向に変化するが、配光
特性の傾向としてはほとんど一致するため、以下この代
表光束に従って説明する。
【0039】まず、第1の透光性光学部材4,第2の透
光性光学部材5の材料としては、成形性の面、コストの
面、さらには光学特性の面からもアクリル樹脂等の光学
樹脂材料を用いることが最も適している。しかし、この
ような特性ばかりではなく、この種の照明装置において
は光源から光の発生と同時に多量の熱が発生されること
を考慮した設定を行う必要がある。すなわち、この熱の
影響を考慮して、光学材料の選定および放熱空間の設定
を行う必要がある。
【0040】上記形状の透光性光学部材を考えた場合、
実際に最も熱の影響を受けやすいのは、光源から最も近
く位置する透光性光学部材4の各入射面であり、光源と
この入射面との最少距離をまず最初に規定する必要があ
る。本第1実施形態では、光源中心からの射出角度が射
出光軸に近い角度成分を直接屈折によって制御する第1
の入射面4aと光源との最短距離、および射出光軸から
離れた角度成分を反射制御する光を入射させる第2の入
射面4c、4c’と光源との最短距離、の2つの箇所に
ついて必要とされる発光耐久条件に対して光学部材の変
形がないように空間距離を設定している。
【0041】次に、第1の透光性光学部材4の各面形状
について説明する。
【0042】まず、射出光軸に近い角度成分を直接屈折
によって制御するレンズ面4a、4bは、光源中心から
射出した光束が、一度入射面4aで射出光軸に平行化さ
れた後、射出面4bでPに集光させるように形状を規定
した非球面シリンドリカルレンズで構成している。これ
は、入射面4aで屈折した後の光束を一度射出光軸に平
行化させることで、これに続く射出面4bの最適面形状
設定を容易にするためである。
【0043】しかし、必ずしもこのような入射面4aで
一度平行化させる形状に限定されるわけではなく、透光
性光学部材4透過後P近傍にほぼ集光させ、その最大射
出角度と最小射出角度が所定の角度となるように規制で
きる形状であれば、各レンズ面の屈折力の与え方は特に
限定されない。この為、もちろん非球面レンズは必須要
件ではなく、球面レンズや円筒面レンズの組み合わせで
も全く差し支えない。次に、第1の透光性光学部材4の
反射面4d、4d'に入射光を導く第2の入射面4c、
4c'の形状について説明する。
【0044】この面は、第1の透光性光学部材4の形状
を最小にするために、光軸と平行な平面であることが望
ましい。すなわち、光源から射出した光束のうち、射出
光軸とは異なった方向に進む成分は、この入射面で一度
屈折するが、この面の角度が小さいほど屈折の効果が大
きく、屈折によって入射光が一度光軸から離れる方向に
導くことができ、光学プリズムの全長を短く抑えること
ができるためである。
【0045】しかし実際には、この第2の入射面4c、
4c'の傾きは、透光性光学部材の成形条件によってほ
ぼ決定される。この角度が少ないほど実際の成形条件と
しては厳しくなるが、この面の角度の最大値Φの理想形
状としては、この入射面が平面か曲面かに関わらず以下
の範囲に存在することが望ましい。
【0046】0 ≦ Φ <2° (1) 上記第2の入射面の距離が短いこと、また、面形状が平
滑面であることから、上記範囲を達成することは容易で
ある。このように第2の入射面4c、4c'の傾きを規
制することによって、上下方向の開口面積を最小に、か
つ効率低下を招くことなく実現することができる。
【0047】次に、反射面4d、4d'の形状である
が、これは前述したように、反射面の上部で反射した光
は下側の方向へ、中央部は略射出光軸に平行に、全反射
面の下部で反射した光は上側の方向へそれぞれ導かれる
と共に、反射後の光束が均一に分布するように形状を規
定している。この部分の形状としては、射出光軸に近い
角度成分を直接屈折によって制御する4a、4bと同様
に1点で集光させることが望ましいが、このように構成
すると、透光性光学部材4が大型化し、また照射角可変
に伴う必要スペースが増加する為、照射角可変照明装置
の光学系の全体形状が大型化してしまう。また、形状を
大型化せず実現しようとすると、上下の照射角度を一致
させることが容易でなく、また上下の配光特性を均一化
させることも困難になる。そこで、本第1実施形態で
は、上記1点集光とほぼ等価な効果を持たせるように反
射面4d、4d'形状を決定している。この形状を持た
せることによって、擬似的にではあるが、上記4a、4
bの面構成の方法とほぼ等価の効果を小型形状に保った
まま実現することが可能になる。
【0048】一方、閃光放電管2の射出光のうち、反射
傘3方向に向かった光束は、図示していないが、反射傘
3の形状が、閃光放電管に対して同心形状であるため、
反射傘3で反射後再度閃光放電管に入射し閃光放電管の
ほぼ中心を通り射出光軸の前方に導かれる。この光源の
中心に戻ってから以降の光線の状態は上記説明と同様で
ある。
【0049】次に、透光性光学部材5の形状について説
明する。この光学部材はこのまま電子機器の外観部材と
しても使用可能な板状の部材であり、光射出面側に3つ
の正の屈折力をもったレンズ面が形成されている。各レ
ンズは、前述の透光性光学部材4で説明した正の屈折力
を持つレンズで集光する中央部の領域と反射によって擬
似的な集光を行わせる上下の2つの領域の合計3つの領
域からの射出光をそれぞれ一定の割合で集光度合いを変
えることができるような形状としており、透光性光学部
材4と透光性光学部材5の離間距離によって3つの領域
が同じような配光変化を行わせるように規定したもので
ある。
【0050】各レンズ形状は、図1に示すように、中央
部は、一点Pから射出した光束が、透光性光学部材5の
射出面5aで屈折後、略射出光軸と平行になるような、
非球面シリンドリカルレンズで構成されている。
【0051】一方、上下に位置する2つのレンズの面形
状は、透光性光学部材4の全反射面での反射後の光束が
1点で集光しない為、以下の補正面形状を採用してい
る。すなわち、各レンズ面は、2つの透光性光学部材が
所定距離離れた状態で、射出面通過後の光束がすべて射
出光軸と平行な成分となるように、レンズ中心部を境に
して上下で特性の異なった形状にしている。すなわち、
全反射光成分のうち中央付近の射出光軸に平行な成分を
境にして、その外側の部分は、屈折力の弱いレンズ面
に、逆に内側の領域は屈折力の強いレンズ面で構成され
ている。このように構成することで、透光性光学部材4
と透光性光学部材5の距離が所定量離れた状態で、第1
図に示すように最も集光された状態(最集光状態)を達
成することができる。
【0052】このように、透光性光学部材5の開口面積
を許され得る最大限の大きさまで利用して光光束を制御
し最集光状態を得ることは、大光量の照明装置を得る上
で重要な要件であり、このように構成することで、小型
で効率の良い照明光学系を達成することができる。
【0053】一方、最も広がった配光特性を得る為の状
態としては、図2に示すように透光性光学部材4と透光
性光学部材5との距離を最も近づけた状態が対応する。
このときの様子は光線トレース図より、透光性光学部材
4によって射出面の後方に形成された複数の最集光領域
が、透光性光学部材5の照射面側のレンズ面のそれぞれ
の射出光軸の位置、すなわち各レンズの中央部付近とほ
ぼ一致している。このように透光性光学部材4の最集光
領域と、透光性光学部材5の各レンズの光軸中心付近の
レンズの屈折力の影響を受けにくい領域とをほぼ一致さ
せることにより、透光性光学部材4による集光状態とほ
ぼ等価の配光特性で、被照射面側に照射させることがで
きる。すなわち、このように光学系を配置し、透光性光
学部材4による所定の集光状態と透光性光学部材5の厚
みを適宜に設定することで、ワイド側の撮影レンズの必
要照射領域に対応した最も照射範囲が広く、均一でロス
の少ない配光特性を得ることが可能になる。この場合の
条件として、透光性光学部材4の各部の集光状態を各々
ほぼ一致させるように各部の形状を設定することが望ま
しい。
【0054】一方、本実施形態では、レンズ面を照射面
側に形成しているが、これは照明光学系を小型化する上
で有効である。すなわち、光制御面が光源から遠いほど
屈折による集光効果が高められるが、これを照明光学系
の最も遠くに位置させることによって、射出光軸方向の
小型化を図ることができる。
【0055】このようにして上記構成で得られる配光特
性の一例を図5に示す。図中破線で示したのが、図1に
対応する撮影レンズが望遠の状態にに集光した状態の配
光特性であり、必要照射角度範囲に対して狭い範囲で均
一な配光特性が得られることがわかる。この場合、図1
の状態ではすべて射出光軸に対して平行化されている
が、実際の配光特性は光源自体の大きさによって広がり
を持ち、必要画角外への照射も生じ配光特性上も裾野部
分を残している。しかし、全体としてはロスの少ない均
一な配光特性になっている。
【0056】一方、図5中で実線で示したのが、図2に
対応した撮影レンズが広角の状態に対応する照射角度範
囲の広い状態の配光特性であり、必要照射角度範囲に対
応した広い角度範囲で均一な配光特性が得られることが
わかる。
【0057】このように本発明の第1実施形態による照
射角可変装置は、図2に示す照射範囲が最も広い状態か
ら図1に示す照射範囲が最も狭い状態までの照射角度変
化を、第1の透光性光学部材と第2の透光性光学部材と
の離間距離を調整するという簡単な操作だけで連続的に
変化させることができる。また、このとき、中間段階の
各ズームポイントでも均一な配光特性を持たせることが
できる。
【0058】特に、本方式の特徴は、撮影レンズがワイ
ド側に対応した必要照射角の広い状態での配光特性が良
好なことと、従来方式に比べて照射角可変に必要な移動
量が少ないことである。まず、ワイド状態での配光特性
が良好である理由は、第1の透光性光学部材で複数の集
光領域に分け、それぞれ小領域での配光特性を合わせ込
んでいることと、第1の透光性光学部材で配光特性を規
制後の光束を、第2の透光性光学部材を透過する際に配
光特性に悪影響を与えにくい領域、すなわち屈折力の弱
い領域を使っている点である。このように構成すること
で、必要照射範囲外への光の損失を必要最小限に抑える
ことができると共に、均一な配光特性を得ることに成功
している。また、移動量が少ない理由としては、光路を
複数に分け、それぞれの光学系を小型光学系として扱っ
ている為、このときに必要となる照射角可変の為の移動
量も縮小できる点にある。このようなことから、小型撮
影装置に適したスペース効率の良い照明光学系の設計が
可能となり、構成部品的にも大幅な追加部品を必要とせ
ず安価に構成することができる。
【0059】尚、本実施形態では、第2の透光性光学部
材の射出面側に正の屈折力を持ったレンズ面を形成し、
小型化と効率の向上を図っているが、必ずしもこの形態
に限定されるわけではなく、入射面側に正の屈折力を持
ったレンズ面を形成しても良い。このように構成するこ
とによって、光学部品の外観形状に不要な出っ張りが生
じず、第2の透光性光学部材を直接外観部品として外部
に表出できる為、不要な保護部材を別に設ける場合に比
べてかえって小型化できる場合もある。
【0060】また、必ずしも、片面側にのみ正の屈折力
を持つレンズ面を形成する必要はなく、表裏両面に正の
屈折力を持つ面を形成しても良い。このように2面に分
けて屈折力を配分することによって、性能面と小型化の
両方に対して有効な形状となるように構成することもで
きる。
【0061】さらに、本第1実施形態では、第1の透光
性光学部材の反射面4dの形状によって、第1の透光性
光学部材を通過後の集光領域を一つの領域に規制するよ
うな実施形態を示しているが、必ずしもこの形態に限定
されるわけではなく、この全反射面4dで複数の集光領
域を形成するような、形状としてもよい。このように集
光領域を細分化することによって、照射角度可変に伴う
透光性光学部材の移動量を減少させることが可能にな
り、照明光学系の小型化を達成することが可能になる。
【0062】上述のような方法によって各透光性光学部
材の形状を規定することにより、与えられた光源の発熱
条件を考慮した、最小のしかも最も効率の良い集光光学
系を形成することができる。
【0063】(第2実施形態)第2実施形態は、第1実
施形態における第1、第2の透光性光学部材の形状を変
形させた変形例であり、特に、上下の全反射面で制御さ
れる部分の光路の改善を図ったものである。
【0064】図6は、2つの透光性光学部材が離れた最
も照射範囲の狭い状態を示し、図7は2つの透光性光学
部材が近づいた最も照射範囲の広い状態を示している。
同図においても、第1実施形態同様、光源中心から射出
させた代表光束の光線トレース図も同時に示している。
尚、図6と図7は透光性光学部材の離間距離のみを変化
させたものであり、その他の構成は同一である。また、
第1実施形態で説明したものと同一部品については、同
一番号で示している。
【0065】図6、図7において、24は第1の透光性
光学部材であり、光源中心から射出光軸に近い方向に進
む光束は第1実施形態同様、入射面24a、射出面24
bによって集光制御される。
【0066】また、光源中心から射出光軸に対して斜め
前方から側方にかけて射出される成分は、入射面24
c、24c’から入射し、光源側に近い反射面24d、
24d’、または射出面側に近い反射面24e、24
e’という性質を異にする反射面で反射した後、射出光
軸中心から外側に位置する平面状の射出面24g、24
g’、またはそれより内側に位置する曲面で構成された
射出面24f、24f’から射出される。
【0067】また、25は第2の透光性光学部材であ
り、板状の光学部材の射出面側に3つのシリンドリカル
レンズ面、25a、25b、25cが形成されている。
第1実施形態のとは異なり、上記3つのシリンドリカル
レンズはほぼ同一のレンズ面形状としている。
【0068】以下、上記構成の照射角可変照明装置の動
作について説明する。
【0069】まず、本第2実施形態の特徴は、第1の透
光性光学部材から射出された後の集光状態を中央部付近
の屈折によって制御される領域と周辺部の全反射によっ
て制御される領域でほぼ同一の特性を持たせたことにあ
る。まず、中央の屈折によって制御される領域、すなわ
ち入射面24a、射出面24bによって制御される領域
は第1実施形態とほぼ同一形状である。
【0070】これに対し、周辺部の反射によって制御さ
れる領域を、射出光軸中心に対して外側の部分と内側の
部分で異なった制御を行い、射出面24f、24f’、
または、射出面24g、24g’から射出される成分
を、Q、またはRの1点に集光させていることが第1実
施形態とは異なっている。
【0071】このように、第1の透光性光学部材24か
ら射出された光束の特性がほぼ同一で揃っているとで、
この後に続く第2の透光性光学部材の形状も同一の取り
扱いができる為、第2の透光性光学部材の形状が簡単に
なると共に、複数に分割された集光光学系の重ね合わせ
が容易になるなどの利点がある。
【0072】次に、第1の透光性光学部材による全反射
成分の光線の制御方法について説明する。
【0073】まず、入射面24cから入射した光束は、
屈折後に全反射面に向かう。反射面は基本的に、ほぼ中
央の成分Sが射出光軸に対して平行となるようにし、そ
の外側の成分は全反射面24e、射出面24gによって
一点Qに集光するように、各面形状を決定している。
【0074】特に本実施形態では、全反射面24eにこ
の集光の機能をすべて持たせ、射出面24gは平面で構
成している。
【0075】一方、ほぼ中央の成分Sより内側の成分は
反射面24dによって、一度射出光軸に対して平行にな
るように変換された後、光射出面24fによって屈折
し、一点Qに集光するように規制されている。このよう
に構成することによって、反射した成分を、射出面の同
一点に異なった角度の射出成分を発生させることなく射
出面24f、24gのほぼ全面積を使って射出させ、射
出後1点Qに集光させることができる為、配光制御が容
易にかつ効率良く行うことができる。
【0076】また、一番外側の全反射面24eの面形状
を内側に反射させるような構成をとっている為、全体形
状を小型に保つことができる。
【0077】このように構成することによって図6に示
すように、第1の透光性光学部材から射出後、射出光軸
方向にほぼ同一の距離のP、Q、Rに、紙面前後方向に
最集光領域が形成され、その位置から第2の透光性光学
部材を所定距離離して配置することによって、照明光学
系として最も集光した状態を形成することができる。
【0078】一方、図7に示す状態は、第1の透光性光
学部材を第2の透光性光学部材の方向に移動させ、第2
の透光性光学部材の射出面側のレンズ面に最集光点が一
致させた状態を示している。この位置まで移動させるこ
とによって、第2の透光性光学部材の射出面側のレンズ
面による屈折の影響を最小限に抑えることができ、第1
の透光性光学部材による、ある一定の範囲に広がった良
好な配光特性のままの照明を行うことができる。
【0079】また、図6,図7に示す状態の中間の状態
では、移動距離に応じて集光状態を徐々に変化させるこ
とができ、配光特性としても移動の各点で均一な配光特
性が維持され、良好な照射角可変照明装置が実現でき
る。また、第1実施形態同様、第2の透光性光学部材の
光射出面側にレンズ面を構成しているため、光軸方向の
長さを短縮できると共に、入射面、射出面の2回に分け
て光束を屈折制御させている為、表面反射による光量ロ
スを最小限に抑えることができるなど、照射角可変照明
光学系として、極めて好都合な構成となっている。
【0080】(第3実施形態)第3実施形態は、第2実
施形態における第1、第2の透光性光学部の一部を凸レ
ンズ形状からフレネルレンズ形状に置き変えている。こ
れによって、全体光学系形状の小型化、各射出面形状の
簡易化を図っている。尚、他の構成は第2実施形態と同
様であり、対応する番号は同一部品を示している。
【0081】図8は、2つの透光性光学部材が離れた最
も照射範囲の狭い状態を示し、図9は2つの透光性光学
部材が近づいた最も照射範囲の広い状態を示している。
図8においても、第1実施形態同様、光源中心から射出
させた代表光束の光線トレース図も同時に示している。
一方、図9は、形状と配置のみを示しており、光線トレ
ース図は示していないが、第2実施形態の図7の状態と
ほぼ等価の光線トレース図となる。尚、図8と図9は透
光性光学部材の離間距離のみを変化させたものであり、
その他の構成は同一である。
【0082】図8、図9において、34は第1の透光性
光学部材であり、光源中心から射出光軸に近い方向に進
む光束は、シリンドリカルレンズからなる入射面34a
とフレネルレンズよりなる射出面34bによって集光制
御される。
【0083】また、光源中心から射出光軸に対して斜め
前方から側方にかけて射出される成分は、入射面34
c、34c’から入射し、光源側に近い反射面34d、
34d’、または射出面側に近い反射面34e、34
e’という性質を異にする全反射面で反射した後、射出
光軸中心から外側に位置する平面状の射出面34g、3
4g’、またはそれより内側に位置するフレネルレンズ
面で構成された射出面34f、34f’から射出され
る。
【0084】35は第2の透光性光学部材であり、板状
の光学部材の射出面側に3つのフレネルレンズ面、35
a、35b、35cが形成されている。第2実施形態の
形態とは異なり、上記3つのレンズはフレネルレンズで
構成されている。
【0085】第3実施形態の特徴は、第2実施形態で構
成した光学系の一部をフレネルレンズに置き換えたもの
である。各透光性光学部材の構成、移動量等の条件は全
く同一であり、このときの光線トレース図もほとんど等
価である。詳細の動作は上記第2実施形態と重複するた
め省略する。
【0086】このように、レンズ面の一部をフレネルレ
ンズ化することで、射出面側の形状を簡略化でき、光学
機器等の外観部品としても取り扱いしやすくなると共
に、第2の透光性光学部材を薄型化でき、照明光学系の
全体形状を小型化できるという利点がある。
【0087】一方、フレネルレンズ化することによっ
て、フレネルエッジ部によって、不要な屈折又は全反射
光を生じ効率が悪くなるという不具合も生じる。ただ
し、本発明による照明光学系では、第1の透光性光学部
材の光制御により、射出面の各点で制御すべき方向がか
なり絞られ、フレネルエッジ部に導かれる光束は従来の
フレネルレンズを用いた照明光学系に比べて少なくなる
ように構成できる為、光量ロスは低く抑えることができ
る。
【0088】第3実施形態では、フレネルレンズを、第
1の透光性光学部材の光射出面の一部と、第2の透光性
光学部材の光射出面に形成しているが、フレネルレンズ
面の位置はこの位置に限定されるものではない。たとえ
ば、第1の透光性光学部材の中央の光入射面34aをフ
レネル面としても良く、また、外観部に現れない第1の
透光性光学部材の射出面を、効率面を優先して第2実施
形態同様凸レンズ面で構成するようにしても良い。すな
わち、第2実施形態で構成した正の屈折力を形成した面
を持つ要素は、すべてフレネルレンズ面で置き換えるこ
とが可能である。
【0089】(第4実施形態)第4実施形態において
は、第1実施形態における第1、第2の透光性光学部材
の形状を変形させている。特に、第1の透光性光学部材
の後方に形成される集光領域の数を5つに増やしたこと
を特徴としている。図10は、2つの透光性光学部材が
離れた最も照射範囲の狭い状態を示し、図11は2つの
透光性光学部材が近づいた照射範囲の広い状態を示して
いる。同図においても、第1実施形態同様、光源中心か
ら射出させた代表光束の光線トレース図も同時に示して
いる。尚、図10と図11は透光性光学部材の離間距離
のみを変化させたものであり、その他の構成は同一であ
る。また、第1実施形態で説明したものと同一部品につ
いては、同一番号で示している。
【0090】図10、図11において、43は閃光放電
管2から射出した光束のうち、後方に向かった成分を反
射させる反射傘であり、内面が高反射率になるような材
料を用いて作製される。
【0091】また、44は第1の透光性光学部材であ
り、光源中心から射出させた光束を、入射面44aでの
屈折、または入射面44b、44b’で屈折後44c、
44c’で反射させ、それぞれ射出光軸に対して略平行
化した後、5つの集光域に分割する。また、この後方に
は、第2の透光性光学部材45が位置し、光射出面側に
第1の透光性光学部材で形成した集光領域数に対応した
数の正の屈折力を有するレンズ面45aが形成されてい
る。
【0092】第4実施形態の特徴は、第1の透光性光学
部材から射出された後の集光状態を、上記他の実施形態
で説明したような中央の屈折領域と上下の全反射領域の
合計3つの領域に分割するのではなくて、任意の分割数
に分けるための構成を取れることである。このように分
割数を増やすことによって、個々の集光レンズが小型化
できるため、照射角度変化に伴う光学部材の移動量を最
小限に抑えることができ、機構設計を行う上でも都合が
良い。
【0093】以下、上記構成の照射角可変照明装置の動
作について説明する。
【0094】まず、反射傘43は閃光放電管2と同心形
状の半円筒の反射面と、第1の透光性光学部材の全反射
面の後方の一部まで回り込んだ反射面を有している。反
射傘の後方を閃光放電管と同心の半円筒面としているこ
とは、第1実施形態の説明同様である。これは、反射傘
43に向かう光束を閃光放電管2から直接前方に向かう
光束と同様な取り扱いをするための構成であり、光学系
の全体形状を小型化するのに適した形態となっている。
一方、この半円等形状に続く反射傘43の形状を第1の
透光性光学部材に対して回り込むように設定している理
由は、閃光放電管の発光部がある有限の大きさを持って
おり、光源の中心部より前側、すなわち射出面に近い側
から射出した光束のうち、一部の光束が全反射面44c
で全反射できず、一部の光束が、全反射面44cから射
出してしまうという光量ロスを防止する為である。この
反射部の形状を全反射面44cの形状と略相似形状で若
干大きめの反射面とすることによって、再入射後の光束
も有効に配光制御され、効率の良い照明光学系を形成す
ることができる。
【0095】次に、第1の透光性光学部材の光制御方法
について、光源中心から射出された光束の振る舞いから
説明する。まず、射出光軸に対して角度が小さい成分
は、屈折面44aによって平行化されるのは他の実施形
態と同じ構成である。一方、全反射によって制御される
成分については、一度入射面44b、44b’で屈折し
た後、全反射面44c、44c’で全反射し、射出光軸
とほぼ平行な成分に変換される。また、反射傘に向かう
光束は、光源中心に対して、同心の半円筒形状であるた
め、基本的にガラス管の影響を受けず、反射傘で反射
後、再度光源中心を通過して、上記、屈折面44a、ま
たは全反射面44c、44c’を介して、射出光軸とほ
ぼ平行化される。このように、光源中心から射出した光
束は、基本的にすべて、この断面については、射出光軸
に平行化される。
【0096】第1の透光性光学部材の光射出面44d
は、同じ屈折力を持った5つの集光領域で構成し、集光
点P、Q、R、S、Tがほぼ同一面上にあるように構成
している。このように、集光度合いを一定にし、同一平
面上に最集光点を形成するようにすると、照射角可変が
それぞれの領域でほぼ同様に行われる為都合が良い。
【0097】さらに、この後方に第2の透光性光学部材
45が配置され、第1の透光性光学部材の後方に集光し
た成分が、交差しないように最大限広がった位置と一致
するように、それぞれの集光領域に対応した数の集光レ
ンズが配置されている。この状態が図10に示す状態で
ある。
【0098】図11には、第1の透光性光学部材44と
第2の透光性光学部材45を近づけた状態を示してあ
る。このように配置することによって、照明範囲を広げ
ることができ、かつ、均一な配光特性を得ることができ
る。
【0099】また、図10、図11の中間段階の照射角
変化も連続して行うことができ、このときの配光特性も
均一な特性を保持した状態で変化させることができる。
【0100】上記実施形態では、第1の透光性光学部材
の後方の集光部の数を、5つに分割した実施形態を示し
ているが、必ずしもこの分割数に限定されるわけではな
く、照射角可変機構に許されるスペースに応じて任意の
個数に分割させることも可能である。
【0101】また、上記実施形態では、第1の透光性光
学部材の光射出面44dの5つレンズ形状、及び、第2
の透光性光学部材の射出面45aの5つのレンズ形状を
すべて同一としているが、必ずしも同一形状に限定され
るわけではなく、個々のレンズの大きさを変化させた
り、屈折力をそれぞれ変化させるように構成しても良
い。また、第2の透光性光学部材のレンズ面を照射面側
に形成しているが、必ずしもこの形態に限定されるわけ
ではなく、たとえば、複数あるレンズの一部を光源側に
形成したり、第3実施形態と同様に一部のレンズをフレ
ネルレンズに置き換える等の変形も可能である。
【0102】(第5実施形態)第5実施形態は、光源と
して、点光源と見なせるような小さな光源に適用した実
施形態である。図12は、第5実施形態の照明光学系の
断面図である。又、図13は、第5実施形態の照明光学
系の斜視図である。
【0103】たとえば、カメラ等で使用される赤目緩和
ランプやセルフタイマー等に使用される高輝度LED
が、この点光源に近い光源に対応する。ここで対象とす
る赤目緩和ランプやセルフタイマー等の照明装置は、カ
メラの撮影レンズに応じて照射範囲を変えることで、エ
ネルギを省力化することができる為望ましく、この種の
照射角可変ができることが極めて有効である。
【0104】この種の光源を対象とした場合、上記第1
から第4実施形態までの形状を回転対称の形状に置き換
えることにより対応させることが可能であり、第5実施
形態は、第1実施形態の形態を回転対称形状にしたもの
である。
【0105】図12は、光源としてランプを使用した場
合の実施形態である。52は、光源であるランプであ
り、フィラメント52aより光が射出する。54は第1
の透光性光学部材であり、55は第2の透光性光学部材
である。図13からもわかるようにそれぞれの部材はす
べて回転対称形状に構成されている。
【0106】図12において、第2の透光性光学部材5
5の実線の位置が、最も集光した状態(最集光状態)を
示す光学配置である。一方、図中12点鎖線の部分が、
広い照射範囲を得るための状態を示す光学配置である。
【0107】実際の照射角可変動作は、上記2つの状態
の間の移動量を変化させることによって行われ、連続的
な配光特性変化が可能になる。特に、光学系が回転対称
形状である場合、すべての方向の断面形状について、上
記状態の配光特性変化が可能な為、その集光効果は大き
く、大きな集光度合いの変化が望める。光線の集光状態
を示す光線トレース図に関しては、第1実施形態と同様
である為、ここでは説明を省略する。
【0108】このように点光源を光源として選んだ場合
には、光射出部がフィラメントの部分だけに限定できる
為、光制御が簡単にでき、光量ロスもかなり少なくなる
為、効率の良い照明光学系を形成することができる。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
照射角可変照明光学系のベースとなる集光光学系を極力
小型化し、かつ照射角可変に伴う移動量も従来になく減
少させるような構成をとっている為、照明光学系全体と
しても極めて小型となり各種光学機器に搭載可能な大き
さの構成をとることができるようになった。
【0110】また、配光特性の変化も連続的に切り換え
が可能であること、またすべてのズームポイントで均一
な配光を得ることができるなど、光学特性にもすぐれた
照射角可変照明装置を提供することができるようになっ
た。
【0111】さらに本発明による照射角可変照明光学系
は、設計自由度が高く、製品として要求される大きさ・
メカ精度・光学特性等に応じて最適な照射角可変機構の
設計を容易に行うことができる。
【0112】また、構成要素が少なく、照射角可変機構
が安価に構成できることや、その応用光学系も広く、各
種照明光学系に応用できるなど極めて汎用性の高い技術
になっている。
【0113】一方、光学プリズム内での集光を全反射を
利用して行っている為、同一光源に対するエネルギ利用
効率が高く、小型化しても光学特性を低下させず、むし
ろ画角内に照射される有効エネルギを増加させることを
可能にしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の狭い照射範囲に対応し
た時の閃光発光装置の放電管径方向の縦断面図。
【図2】本発明の第1実施形態の広い照射範囲に対応し
た時の閃光発光装置の放電管径方向の縦断面図。
【図3】本発明の第1実施形態の閃光発光装置の光学系
の要部を示す斜視図。
【図4】本発明の第1実施形態の閃光発光装置を適用し
たカメラの斜視図。
【図5】本発明の第1実施形態の配光特性を比較するた
めの図。
【図6】本発明の第2実施形態の狭い照射範囲に対応し
た時の閃光発光装置の放電管径方向の縦断面図。
【図7】本発明の第2実施形態の広い照射範囲に対応し
た時の閃光発光装置の放電管径方向の縦断面図。
【図8】本発明の第3実施形態の狭い照射範囲に対応し
た時の閃光発光装置の放電管径方向の縦断面図。
【図9】本発明の第3実施形態の広い照射範囲に対応し
た時の閃光発光装置の放電管径方向の縦断面図。
【図10】本発明の第4実施形態の狭い照射範囲に対応
した時の閃光発光装置の放電管径方向の縦断面図。
【図11】本発明の第4実施形態の広い照射範囲に対応
した時の閃光発光装置の放電管径方向の縦断面図。
【図12】本発明の第5実施形態の照明光学系の光学配
置を示す縦断面図。
【図13】本発明の第5実施形態の照明光学系の要部を
示す斜視図。
【符号の説明】
2 閃光放電管 3、43 反射傘 4、24,34,44,54 第1の透光性光学部材 5、25,35,45,55 第2の透光性光学部材 34b、35a,35b,35c フレネルレンズ面 52 赤目緩和ランプ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源手段からの光束を、複数の透光性光
    学部材を介して、照射光として照射する照明装置におい
    て、 前期光源手段に最も近い第1の透光性光学部材に、正の
    屈折力を有するレンズ部と入射光束の少なくとも一部を
    全反射させる反射部を形成し、 前記第1の透光性光学部材の光射出面からの光束を入射
    させる第2の透光性光学部材に、正の屈折力を有する複
    数のレンズ部を形成することを特徴とする照射角可変照
    明装置。
  2. 【請求項2】 光源手段からの光束を、複数の透光性光
    学部材を介して照射光として照射する照明装置におい
    て、 前記光源手段に最も近い第1の透光性光学部材に、正の
    屈折力を有するレンズ部と入射光束の少なくとも一部を
    全反射させる反射部を形成し、 前記第1の透光性光学部材の光射出面からの光束を入射
    させる第2の透光性光学部材に、正の屈折力を有する複
    数のレンズ部を形成すると共に、前記第1の透光性光学
    部材と第2の透光性光学部材の相対的位置関係を変位可
    能とすることを特徴とする照射角可変照明装置。
  3. 【請求項3】 光源手段からの光束を、複数の透光性光
    学部材を介して照射光として照射する照明装置におい
    て、 前記光源手段に近い第1の透光性光学部材に、少なくと
    も入射光束の一部を全反射によって制御する反射部を持
    たせ、前記光学部材の射出面から射出した後の光束を複
    数の領域に分離させると共に、 前記第1の透光性光学部材の光射出面からの光束を入射
    させる第2の透光性光学部材に、前記第1の透光性光学
    部材によって分離された領域数に対応した正の屈折力を
    有する複数のレンズ部を形成し、 前記第1の透光性光学部材と第2の透光性光学部材の相
    対的位置関係を射出光軸方向に変位可能とすることを特
    徴とする照射角可変照明装置。
  4. 【請求項4】 有効発光部が略円筒形状の閃光放電管
    と、前記閃光放電管からの射出光束を複数の透光性光学
    部材を介して照射光として照射する照明装置において、 前記閃光放電管に最も近い第1の透光性光学部材に、正
    の屈折力を有するレンズ部と、入射光束の一部を全反射
    によって制御する反射面を持たせると共に、前記第1の
    透光性光学部材の光射出面からの光束を入射させる第2
    の透光性光学部材に、正の屈折力を有する複数のレンズ
    部を形成し、前記第1の透光性光学部材と第2の透光性
    光学部材の相対的位置関係を変位可能とすることを特徴
    とする照射角可変照明装置。
  5. 【請求項5】 有効発光部が略円筒形状の閃光放電管
    と、前記閃光放電管からの射出光束を2枚の透光性光学
    部材を介して照射光として照射する照明装置において、 前記閃光放電管に近い第1の透光性光学部材に、中央部
    には正の屈折力を有するレンズ部によって、周辺部には
    全反射面による集光又は射出面の正の屈折力を有するレ
    ンズ部による集光によって、それぞれ射出後の光束を複
    数の領域に分離し、 前記第1の透光性光学部材の光射出面からの光束を入射
    させる第2の透光性光学部材に、前記第1の透光性光学
    部材で形成した複数の領域に対応した正の屈折力を有す
    るレンズ部を形成し、 前記第1の透光性光学部材と第2の透光性光学部材の相
    対的位置関係を照射光軸方向に変位可能とすることを特
    徴とする照射角可変照明装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の透光性光学部材は、前記光源
    手段からの射出光を屈折のみで射出面に導く第1の入射
    面と、光源手段からの射出光を一度屈折させた後その後
    方に配置した反射面で全反射させて射出面に導く第2の
    入射面を有していることを特徴とする請求項1〜5記載
    の照射角可変照明装置。
  7. 【請求項7】 前記光源手段の射出光軸後方に、光源か
    らの射出光束を反射させる反射傘を配置すると共に、前
    記反射傘の形状の少なくとも一部に、前記光源の中心と
    略同心形状の反射部を形成としていることを特徴とする
    請求項1〜5記載の照明装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の透光性光学部材に形成した複
    数のレンズ部は、光射出面側に形成されていることを特
    徴とする請求項1〜5記載の照明装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の透光性光学部材に設けた反射
    部は、光源中心からの射出光束を全反射させた後、一つ
    以上の集光領域を持たせる面形状となっていることを特
    徴とする請求項1〜5記載の照明装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の透光性光学部材は、中央の
    入射面に形成したレンズ部または周辺の全反射部によっ
    て、光源中心からの射出光束を射出光軸に対して略平行
    な光束に変換させると共に、射出面に正の屈折力を持つ
    複数のレンズ部が形成されていることを特徴とする請求
    第1〜5記載の照明装置。
  11. 【請求項11】 前記第1又は第2の透光性光学部材の
    正の屈折力を持つレンズは、フレネルレンズで構成され
    ていることを特徴とする請求項1〜5項記載の照明装
    置。
  12. 【請求項12】 前記第1の透光性光学部材の射出面後
    方に形成される複数の領域は、それぞれの領域の中心部
    付近が射出光軸に対して略平行になり、これより上方の
    部分で制御された成分は下方へ向かう成分に、逆に下方
    の部分で制御された成分は上方へ向かう成分になるよう
    に、それぞれ交差するように変換されることを特徴とす
    る請求項3,5のいずれか一つに記載された照明装置。
  13. 【請求項13】 前記第1の透光性光学部材によって形
    成される複数の領域は、射出面後方にそれぞれの最集光
    領域を形成していることを特徴とする請求項3,5のい
    ずれか一つに記載された照明装置。
  14. 【請求項14】 前記第1の透光性光学部材の反射部に
    対応する第2の透光性光学部材のレンズ部は、上下非対
    称形状であることを特徴とする請求項1〜5記載の照明
    装置。
  15. 【請求項15】 前記第2の透光性光学部材の射出面の
    面積が、前記第1の透光性光学部材の射出面の面積より
    も広いことを特徴とする請求項1〜5記載の照明装置。
  16. 【請求項16】 前記透光性光学部材とは、透明な樹脂
    材料、または、光学ガラスからなることを特徴とする請
    求項1〜5記載の照明装置。
  17. 【請求項17】 電子機器の外表面に少なくとも光射出
    部の一部を表出させた光学パネルと 前記光源、光学プ
    リズム及び反射傘を一体的に保持し電子機器内部に配置
    された発光部ユニットとから少なくとも構成され、電子
    機器の置かれた状況に応じて前記光学パネルと前記発光
    部ユニットとの相対的位置関係を変化させるようにした
    請求項1〜16記載の照射角可変照明装置を備えること
    を特徴とする撮影装置。
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