JP2001264175A - 赤外線温度導波装置 - Google Patents

赤外線温度導波装置

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JP2001264175A
JP2001264175A JP2000059943A JP2000059943A JP2001264175A JP 2001264175 A JP2001264175 A JP 2001264175A JP 2000059943 A JP2000059943 A JP 2000059943A JP 2000059943 A JP2000059943 A JP 2000059943A JP 2001264175 A JP2001264175 A JP 2001264175A
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JP
Japan
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case
waveguide
thermopile
locking
infrared temperature
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JP2000059943A
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English (en)
Inventor
Ekiju Kyo
益壽 許
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KODEN KAGI KOFUN YUGENKOSHI
Original Assignee
KODEN KAGI KOFUN YUGENKOSHI
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機能が増進された赤外線温度導波装置の提
供。 【解決手段】 本発明は、構造上、導波管を有するほ
か、サーモパイルと基板を内蔵したケース、及び固定可
能な後ろ蓋を具え、そのうち導波管の前方に、ヘッドカ
バーが設けられて灰塵の進入を防止し、ケース、後ろ蓋
の形成する機体はプラスチック材料で形成され、且つ機
体の内外の壁面に金属被覆層が設けられ、またケースと
後ろ蓋の結合が適宜に調整可能とされて異なるサーモパ
イルを収容できることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一種の赤外線温度導
波装置に係り、特に、一種の、使用時に多項の実用機能
を有し且つ構造上多項の特徴を有し、接触式或いは非接
触式測温方法に係わらず温度を速やかに測量できる測温
装置にに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に比較的進んだ測温装置例えば耳式
体温計は、ほとんどがその測量端内に感温装置が設けら
れ、この感温装置は接触式或いは非接触方式で温度を検
出するもののいずれであっても、その運用する原理、技
術は、被測定物の温度の発生する赤外線輻射を導入し、
装置内のサーモパイル、サーミスタの感応比較により、
測量した温度を出力しさらに数字に変換して表示する。
その主要な欠点は装置のケースがいずれも金属で一体に
製造されて管形を呈し、このため重量が大きく、製造コ
ストが高く、体積が大きく、抗酸化能力が低く、サーモ
パイルを任意に交換できず、温度検出に時間がかかると
いうことである。このように周知の測温装置には多くの
欠点があり、理想的な状態であるとはいえなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主要な目的
は、構造上、寿命が長く、重量が軽く、体積が小さく、
加工成形が容易で、抗酸化能力に優れるなどの多くの実
用機能を有する赤外線温度導波装置を提供することにあ
る。
【0004】本発明の別の目的は、灰塵の進入を防止で
きる赤外線温度導波装置を提供することにある。
【0005】本発明のさらに別の目的は、異なるメーカ
ー、型番のサーモパイルを収容可能な温度導波装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、被温
度測定物に対して接触式或いは非接触式の温度測定、制
御、記録、完成、検査を行う機器に運用される赤外線温
度導波装置において、導波管、ケース、後ろ蓋を具え、
該導波管、ケース、後ろ蓋がプラスチック製とされて外
表に金属被覆層が形成され、該導波管の前方に透明なヘ
ッドカバーが設けられ、該導波管がケースの前方に設け
られ、ケース表面に該後ろ蓋が結合され、ケースと後ろ
蓋が適宜距離の間隔を形成し、ケース中にサーモパイ
ル、基板、サーミスタが設けられたことを特徴とする、
赤外線温度導波装置としている。請求項2の発明は、前
記導波管がケース中に挿入されてサーモパイルと接触
し、導波管とサーモパイル間に締めつけワッシャーが設
けられて緊密な接合が形成されたことを特徴とする、請
求項1に記載の赤外線温度導波装置としている。請求項
3の発明は、前記ケースの表面の適宜位置に複数の係止
肩部が設けられ、後ろ蓋に複数の対称な係止突起が設け
られて該係止突起が該係止肩部に弾性係合し、後ろ蓋の
両側に別に固定用の固定孔座が設けられたことを特徴と
する、請求項1に記載の赤外線温度導波装置としてい
る。請求項4の発明は、前記ケース内に複数の対称状の
L形の固定架が設けられて、該固定架にサーモパイルが
放置され、後ろ蓋に複数の対称状の係止柱と中央の円柱
が設けられ、該係止柱が基板に穿設固定され、円柱の端
部に一つの切欠きが設けられてサーミスタが設置され、
基板にサーモパイルとサーミスタの電気信号ピンが溶接
され、後ろ蓋とケースが組み合わされた時、係止柱と円
柱がサーモパイルに抵触することを特徴とする、請求項
1に記載の赤外線温度導波装置としている。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、構造上、導波管を有す
るほか、サーモパイルと基板を内蔵したケース、及び固
定可能な後ろ蓋を具え、そのうち導波管の前方に、ヘッ
ドカバーが設けられて灰塵の進入を防止し、ケース、後
ろ蓋の形成する機体はプラスチック材料で形成され、且
つ機体の内外の壁面に金属被覆層が設けられ、またケー
スと後ろ蓋の結合が適宜に調整可能とされて異なるサー
モパイルを収容できることを特徴としている。
【0008】
【実施例】図1、2、3、4に示されるように、本発明
はケース10を具え、該ケース10の後方の大径部分に
複数の係止肩部11が設けられて、後ろ蓋20と結合さ
れ、後ろ蓋20の両側に突出する固定孔座21が設けら
れて、固定手段が固定孔座21に通されて固定が達成さ
れ、後ろ蓋20に別に対称状に係止突起22が設けら
れ、上述のケース10、後ろ蓋20がいずれもプラスチ
ック材料で形成され、ゆえに複数の係止突起22が弾性
変化能力を具えて前端のフックが任意の係止肩部11に
係合し、ケース10と後ろ蓋20間に形成される空間が
調整可能とされて、これにより後述のケース10中に設
けられるサーモパイルを交換可能とされ、上述のケース
10の前方の小径部分にプラスチック材料で形成された
導波管30が套設され、導波管は被測温物を指向し、被
測温物の温度の発生する赤外線輻射を導入し、前方の管
口部分に別に一つの透明のヘッドカバー31(ポリエチ
レン材料で製造可能である)が設けられて灰塵の導波管
30内への進入を防止し、上述のケース10、後ろ蓋2
0及び導波管30がプラスチック材料で製造され、周知
の金属採用の方式の代わりにそれぞれの内外の表面に電
気メッキ或いは印刷或いはシール方式で金属被覆層が設
けられて、多くの機能を生成可能とされている。
【0009】ケース10中に複数の対称状のL形の固定
架12が設けられてサーモパイル40が係止され、該サ
ーモパイル40の前方が導波管30と接触し、且つサー
モパイル40、導波管30間に締めつけワッシャー32
が設けられて緊密に固定され、赤外線輻射を受け取り、
ケース10と後ろ蓋20が組み合わされる時、後ろ蓋2
0内の複数の係止柱23、中央円柱24がサーモパイル
40に抵触して保持し揺動を防止し、一つのサーミスタ
50の導線が円柱24上端に開けられた切欠き241中
に放置されて圧合されて位置決めされ、これにより環境
温度差を検出し、係止柱23にプリント基板60が固定
され、サーモパイル40、サーミスタ50の電気信号ピ
ンが溶接結合され、基板60上の導電銅箔により測定し
た温度変化量が本発明外に出力される。
【0010】ケース10と後ろ蓋20の結合構造によ
り、ケース10内に収容される異なるメーカー及び異な
る型番のサーモパイル40を交換可能であるほか、ケー
ス10、後ろ蓋20間に形成される空間の空気対流作用
により、ケース10内のサーミスタ50に対して環境温
度平衡の効果を達成し、即ちサーミスタ50が均一な温
度検出を行い、迅速に環境温度差を検出し、測量が正確
に行われる。
【0011】図5には本発明を耳式体温計に運用した実
施例が示され、本発明は接触或いは非接触方式のいずれ
の測温方式であってもいずれも迅速な測温の効果を提供
する。
【0012】
【発明の効果】総合すると、本発明は少なくとも以下の
優れた点を有している。 1.新しい材料と製造方法を以て周知の全て金属を採用
する方式にとって代わる。 2.本発明の導波管、ケース、後ろ蓋はプラスチック材
料で製造され、外表が金属層で被覆され、このため全部
金属で製造されたものより耐久性があり、寿命が長く、
抗酸化能力が高い。 3.本発明の重量は軽く、体積は小さく、製品の体積を
縮小でき、製品の設計空間を増加する。 4.本発明の導波管の表面の平滑度はすべて金属で製造
されたものよりも良好で、且つ安定した品質のものを大
量生産できる。 5.加工成形が容易で、需要に応じて各種寸法とするこ
とができる。 6.製造コストが安く品質が高い。 7.地球の鉱物資源を節約する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図である。
【図2】本発明の分解斜視図である。
【図3】本発明の組合せ断面図である。
【図4】本発明のケースの後方からみた構造表示図であ
る。
【図5】本発明を耳式体温計に運用した実施例表示図で
ある。
【符号の説明】
10 ケース 11 係止肩部 12 固定架 20 後ろ蓋 21 固定孔座 22 係止突起 23 係止柱 24 円柱 241 切欠き 30 導波管 31 ヘッドカバー 32 締めつけワッシャー 40 サーモパイル 50 サーミスタ 60 基板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被温度測定物に対して接触式或いは非接
    触式の温度測定、制御、記録、完成、検査を行う機器に
    運用される赤外線温度導波装置において、 導波管、ケース、後ろ蓋を具え、該導波管、ケース、後
    ろ蓋がプラスチック製とされて外表に金属被覆層が形成
    され、該導波管の前方に透明なヘッドカバーが設けら
    れ、該導波管がケースの前方に設けられ、ケース表面に
    該後ろ蓋が結合され、ケースと後ろ蓋が適宜距離の間隔
    を形成し、ケース中にサーモパイル、基板、サーミスタ
    が設けられたことを特徴とする、赤外線温度導波装置。
  2. 【請求項2】 前記導波管がケース中に挿入されてサー
    モパイルと接触し、導波管とサーモパイル間に締めつけ
    ワッシャーが設けられて緊密な接合が形成されたことを
    特徴とする、請求項1に記載の赤外線温度導波装置。
  3. 【請求項3】 前記ケースの表面の適宜位置に複数の係
    止肩部が設けられ、後ろ蓋に複数の対称な係止突起が設
    けられて該係止突起が該係止肩部に弾性係合し、後ろ蓋
    の両側に別に固定用の固定孔座が設けられたことを特徴
    とする、請求項1に記載の赤外線温度導波装置。
  4. 【請求項4】 前記ケース内に複数の対称状のL形の固
    定架が設けられて、該固定架にサーモパイルが放置さ
    れ、後ろ蓋に複数の対称状の係止柱と中央の円柱が設け
    られ、該係止柱が基板に穿設固定され、円柱の端部に一
    つの切欠きが設けられてサーミスタが設置され、基板に
    サーモパイルとサーミスタの電気信号ピンが溶接され、
    後ろ蓋とケースが組み合わされた時、係止柱と円柱がサ
    ーモパイルに抵触することを特徴とする、請求項1に記
    載の赤外線温度導波装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Effective date: 20020514