JP2001263782A - 空気調和機の風向制御方法 - Google Patents

空気調和機の風向制御方法

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JP2001263782A
JP2001263782A JP2000081217A JP2000081217A JP2001263782A JP 2001263782 A JP2001263782 A JP 2001263782A JP 2000081217 A JP2000081217 A JP 2000081217A JP 2000081217 A JP2000081217 A JP 2000081217A JP 2001263782 A JP2001263782 A JP 2001263782A
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JP2000081217A
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Shinkou Chiyou
辛航 張
Shigeru Narai
茂 成相
Hisashi Hiratani
壽士 平谷
Teruo Fujikoso
輝夫 藤社
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気吹出し口から集中的な吹出し流を送出
し、且つ快適性を損なうことなく室内環境を均一に制御
可能な空気調和機の風向制御方法を提供すること。 【解決手段】 風向上下羽根が水平方向に3分割され
て、中央の風向上下羽根19aと左右の風向上下羽根1
9bからなる空気調和機において、複数の風向左右羽根
20の角度を、送出される風向きが中央寄りとなる位置
に設定すると共に、3分割された風向上下羽根のうち、
中央の風向上下羽根19aの角度を空気吹出し口が開放
となる位置に設定する一方、左右の風向上下羽根19b
の角度を空気吹出し口が閉塞となる位置からやや開いた
位置に設定することにより集中的な吹出し流を送出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の制御
方法に関し、さらに詳細には、居住空間に向けて集中的
に吹き出し流を送出し、且つ快適性を損なうことなく室
内環境を均一に制御可能な空気調和機の風向制御方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機により暖房又は冷房を行う際
に、居住空間に向けて集中的な吹き出し流を送出し暖房
感や冷房感を人に積極的に与えたい場合や、除湿運転時
又は室内環境を制御する時、居住者に不快感を与えるこ
となく室内環境を均一に制御したい場合がある。かかる
場合に、従来は以下のような風向制御方法が用いられて
いた。
【0003】図7は従来の空気調和機の室内機を示す断
面図である。図7において、1は前面カバー、2は空気
の吸い込み口、3は熱交換器、4は送風ファン、5はリ
アガイダ、6はスタビライザ、8は空気の吹き出し口で
ある。送風ファン4により空気吸い込み口2から導入さ
れた空気がスタビライザ6とリアガイダ5により形成さ
れた送風回路7を介して、空気吹き出し口8から送出さ
れる。空気吹き出し口8には風の流れを水平に変化させ
る複数の風向左右羽根10と、風の流れを垂直に変化さ
せる風向上下羽根9が設けられている。
【0004】図8(a)及び(b)は風向左右羽根10
の状態を示す概略図である。風向左右羽根10は、空気
吹き出し口8の中心を境に両側に分かれて、さらに、空
気吹き出し口の中央部8a近傍の風向左右羽根10a
と、空気吹き出し口の左右部8b近傍の風向左右羽根1
0bに分かれて設置されている。空気吹き出し口左右部
の風向左右羽根10bの内、空気吹き出し口の両端に位
置する数枚の風向左右羽根10cは、回動軸に対して傾
斜して設置されている。
【0005】風向左右羽根10a及び10bは区分ごと
に連結桟13によって連結されており、空気吹き出し口
左右部の風向左右羽根10bは、可動式の台座12上に
指示されている。
【0006】図8(a)に示すように、定常状態におい
ては、全ての風向左右羽根10の角度は、吹き出し方向
に平行な位置に設定されている。これにより、左右方向
に均一な吹き出し流が送出される。
【0007】集中的な吹き出し流を送出する湯合は、図
8(b)に示すように、空気吹き出し口中央部の風向左
右羽根10aの角度は、やや内向きの平行位置に回転
し、空気吹き出し口左右部の風向左右羽根10bは,左
右羽根10b自身が風を遮蔽するように回転すると共に
左右羽根10bを保持する台座12が正面上方から見て
逆ハの字状に回転する。台座12を逆ハの字状に回転さ
せるのは、送風ファンのバサツキ音を防止し、空先の流
れを中央の空気吹き出し口8aに収束させるためであ
る。かかる風向左右羽根10の配置により、左右の空気
吹き出し口8bがほぼ遮蔽され、空気の流れが中央の吹
き出し口中央8aに収束される結果、中央の空気吹き出
し口8aから集中的な吹き出し流が送出される。
【0008】また、室内を均一に暖房する場合、室内の
隅部にも気流が到達できるように、空気吹出し流を広角
にすることが必要である。そこで従来、暖房時には、図
10(a)に示すように、風向左右羽根10の角度を正
面上方より見て風下側が広がるハの字状の位置に設定
し、風向上下羽根9の角度を斜め下向きの位置に設定す
ることにより、広角な吹出し流を形成していた。
【0009】一方、室内を除湿する湯合、居住者が冷風
感を感じないように、居住者に気流を当てないようにす
ることが望ましい。そこで従来、除湿時には、図10
(b)に示すように、風向左右羽根10の角度を正面上
方より見て暖房時と同様にハの字状の位置に設定し、風
向上下羽根9の角度を水平向きに設定することにより、
吹出し流を居住者に当てないように風向制御されてい
た。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
においては、次のような問題点があった。
【0011】まず、集中的な吹き出し流を行う場合、空
気吹き出し口の左右部8bを、複数の風向左右羽根10
bの重ね合わせにより遮蔽するため、図9に示すよう
に、風向左右羽根10b同士の隙間から気流が漏洩し、
空気吹き出し口中央部において十分な流速が得られず、
居住者に十分な暖房感や冷房感が与えられない。
【0012】また、暖房を行う場合については、風向左
右羽根10による吹出し流の広角化には一定の限界があ
り、図11に模式的に示すように、約110度を越える
広角化は困難であった。
【0013】一方、除湿を行う場合については、風向左
右羽根10同士の間から風漏れが発生するために正面方
向への吹出し流が残存し、居住者に与える気流感を十分
に減少することが困難であった。また、残存する正面方
向の吹出し流を、風向上下羽根9等により完全に遮断し
ようとすると、風向上下羽根9等が結露した問題点があ
った。
【0014】本発明は、上記問題点に、鑑みて集中的な
吹き出し流の流速を高めて且つ快適性を損なうことなく
室内環境を均一に制御可能な空気調和機の風向制御方法
を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の風向制御方法は、室内機
内部に、室内熱交換器と、送風ファンと、空気吹き出し
口に上下方向に回動可動に軸支され、風向きを垂直に変
化させる複数の風向上下羽根と、空気吹き出し口近傍に
左右方向に回動可能に軸支され、風向きを水平方向に変
化させる複数の風向左右羽根を備え、上記風向上下羽根
が、水平方向に3分割された空気調和機において、集中
的な吹き出し流を行う場合、上記複数の風向左右羽根の
角度を、送出される風向きが中央寄りとなる位置に設定
すると共に、上記3分割された風向上下羽根のうち、中
央の風向上下羽根の角度を、空気吹き出し口が開放とな
る位置に設定する一方、左右の風向上下羽根の角度を、
上記中央の風向上下羽根の開放位置よりも空気吹き出し
口を閉塞する方向の位直に設定することを特徴とする。
【0016】快適性を損なうことなく室内環境を均一に
制御する場合、上記3分割された風向上下羽根のうち、
中央の風向上下羽根の角度を空気吹き出し口が完全閉塞
となる位置に設定する一方、左右の風向上下羽根の角度
を、上記中央の上下羽根の閉塞位置よりも空気吹き出し
口を開放する方向の位置に設定することを特徴とする。
【0017】また、請求項2に記載の風向制御方法は、
上記風向制御にて運転開始より30分間は、風向左右羽
根の角度を送出される風向きが中央寄りとなる位置に設
定すると共に、3分割された風向上下羽根のうち、中央
の風向上下羽根の角度を空気吹き出し口が開放となる位
置に設定する一方、左右の風向上下羽根の角度を、上記
中央の上下羽根の開放位置よりも空気吹き出し口を閉塞
する方向の位置に設定し、運転開始より30分経過後、
3分割された風向上下羽根のうち、中央の風向上下羽根
の角度を空気吹き出し口が完全閉塞となる位置に設定す
る一方、左右の風向上下羽根の角度を、上記中央の上下
羽根の閉塞位置よりも空気吹き出し口を開放する方向の
位置に設定することを特徴とする。
【0018】また請求項3に記載の風向制御方法は、上
記風向制御にて室温がリモコン設定温度に達するまで
は、風向左右羽板の角度を送出される風向きが中央寄り
となる位置に設定すると共に、3分割された風向上下羽
根のうち、中央の風向上下羽根の角度を空気吹き出し口
が開放となる位置に設定する−方、左右の風向上下羽根
の角度を、上記中央の上下羽根の開放位置よりも空気吹
き出し口を閉塞する方向の位置に設定し、室温がリモコ
ン設定温度に達した後に、3分割された風向上下羽根の
うち、中央の風向上下羽線の角度を空気吹き出し口が完
全閉塞となる位置に設定する一方、左右の風向上下羽根
の角度を、上記中央の上下羽根の閉塞位置よりも空気吹
き出し口を開放する方向の位置に設定することを特徴と
する。
【0019】また請求項4に記載の風向制御方法は、除
湿運転時において、上記風向制御にて運転開始より20
分間は、風向左右羽根の角度を送出される風向きが中央
寄りとなる位置に設定すると共に、3分割された風向上
下羽根のうち、中央の風向上下羽根の角度を空気吹き出
し口が開放となる位置に設定する一方、左右の風向上下
羽根の角度を、上記中央の上下羽根の開放位置よりも空
気吹き出し口を閉塞する方向の位置に設定し、運転開始
より20分経過後、3分割された風向上下羽根のうち、
中央の風向上下羽根の角度を空気吹き出し口が完全閉塞
となる位置に設定する一方、左右の風向上下羽根の角度
を、上記中央の上下羽根の閉塞位置よりも空気吹き出し
口を開放する方向の位置に設定することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明について図面を参照し
ながら説明する。
【0021】図1は本発明の制御方法に係る空気調和機
の室内機を示す斜視図であり、図2はそのII−II線
断面図である。図1及び2において、1は前面カバー、
2は空気の吸い込み口、3は室内熱交換器、4は送風フ
ァン、6はリアガイダ、6はスタビライザ、8は空気の
吹き出し口である。送風ファン4により空気吸い込み口
2から導入された空気が、スタビライザ6とリアガイダ
6により形成された送風路7を介して、空気吹き出し口
8から送出される。
【0022】空気吹き出し口8近傍に、複数の風向左右
羽根20が左右方向に回動自在に軸支されており、風の
流れを左右方向に変化させる。また、空気吹き出しロ8
に、風向上下羽根19a及び19bが上下方向に回動自
在に軸支されており、風の流れを上下方向に変化させ
る。風向上下羽根は、水平方向に3分割されており、中
央の風向上下羽根(中央風向上下羽根)19aと、左右
の風向上下羽根(左右風向上下羽根)19bから成る。
左右風向上下羽根19bは互いに連動する一方、中央風
向上下羽根19aは上記左右の風向上下羽根19b独立
して回動する。
【0023】図3は、風向左右羽根20の配置を示す概
略図である。風向左右羽根20は、空気吹き出し口8の
中心を境に両側に分かれており。さらに中央風向上下羽
根19a近傍にある中央風向左右羽根20aと、左右風
向上下羽根19b近傍にある左右風向左右羽根20bと
に分かれて設置されている。左右風向左右羽根20bの
うち、両端に位置する数枚の風向左右羽根20cは、そ
の回動軸に対して傾斜して設置されている。風向左右羽
根20a及び20bは区分ごとに連結桟23によって連
結されており、左右風向左右羽根20bは、略水平方向
に回動自在に軸支された台座22条に支持されている。
【0024】本発明の空気調和機の風向制御方法におい
ては、空気吹き出し口8の中央部から集中的な吹き出し
流を送出するために、中央風向左右羽根20a及び左右
風向左右羽根20bの角度を送出される風向きが中央寄
りとなるように内向きに設定すると共に、中央風向上下
羽根19aの角度を空気吹き出し口8が開放となる位置
に設定する一方、左右風向上下羽根19bの角度を空気
吹き出し口8が閉塞となる位置からやや開いた位置に設
定する。
【0025】かかる風向羽根の配置により、図4に示す
ように、中央風向左右羽根20a及び左右風向左右羽根
20bにより中央に向かう空気の流れを形成し、さらに
左右風向上下羽根19bによって左右の空気の流れを遮
断して空気吹き出し口8の中央部に集中させるため、吹
き出し流の流速を高めて、居住空間に強力な温風又は冷
風を送出することができる。
【0026】図5は、風向上下羽根19a及び19bの
角度設定を示す概略図である。本発明の風向制御方法
は、風向左右羽根20の角度を、送出される風向きが外
向きとなる位置に設定すると共に、風向上下羽根19a
及び19bの角度を、水平を0度、垂直下方を90度と
して、中央の風向上下羽根19aの角度を空気吹き出し
口が完全閉塞となる位置に設定する一方、左右の風向上
下羽根19bの角度を、上記中央の上下羽根19aの閉
塞位置よりも空気吹き出し口を開放する方向の位置に設
定することを特徴とする。かかる角度に風向羽根を制御
することにより、快適性を損なうことなく室内の環境を
均一に制御することができる。
【0027】上記の吹出し流速を高めた集中的な吹き出
し流を送出する風向制御と室内の環境を均一に制御する
気流を送出する風向制御を用い、より快適性を高めるた
めに運転時間と室温を検知し、運転時間が運転開始より
30分間、もしくは室温がリモコン設定に達するまで
は、吹出し流速を高めた集中的な吹き出し流を送出する
風向制御を行い、その後広い室内を略均一に冷暖房する
気流を送出する風向制御を行う。
【0028】図8に風向制御フロー図の一例を示す。ま
ず運転開始とともに集中的吹き出し流羽根角度(スポッ
ト風向)に上下左右羽根角度を設定する(ステップ
1)。次に運転時間T(分)、室内温度設定値ti
(℃)の更新を行う(ステップ2)。次に運転時間T
(分)、室内温度設定値ti(℃)の検知を行う(ステ
ップ3)。次に運転時間T(分)と室内温度設定値ti
(℃)をあらかじめROM等に記憶された設定運転時
間、及びリモコン設定温度と比較し(ステップ4)、冷
暖房運転時間T(分)が30分に達する、もしくは室内
温度ti(℃)がリモコン設定温度に達したなら、居住
者に不快感を与えることなく室内全体に均一気流を送出
する羽根角度(両サイド風向)に移行する(ステップ
5)。運転時間T(分)が30分に達していない、室内
温度ti(℃)がリモコン設定温度に達していないなら
ばステップ3にもどる。また、除湿運転時に、運転時間
T(分)が20分に達したら、居住者に不快感を与える
ことなく室内全体に均一気流を送出する羽根角度(両サ
イド風向)に移行する(ステップ5)。
【0029】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、下記の効果を奏する。
【0030】本発明の請求項1に記載の風向制御方法に
よれば、風向上下羽根が、水平方向に3分割された空気
調和機において、複数の風向左右羽根の角度を、送出さ
れる風向きが中央寄りとなる位置に設定すると共に、中
央風向上下羽根の角度を、空気吹き出し口が開放となる
位置に設定する一方、左右風向上下羽根を上記中央風向
上下羽根の開放位置よりも空気吹き出し口を閉塞する方
向の位置に設定するため、風向左右羽根により中央に向
かう空気の流れを形成し、さらに空気吹き出し口を閉塞
方向に作用する左右風向上下羽根によりて左右の空気の
流れを空気吹き出し口の中央部に集中させるため、吹き
出し流の流速を高め、冷暖房感を向上することができ
る。
【0031】また、風向上下羽根が、水平方向に3分割
された空気調和機において、3分割された風向上下羽根
のうち、中央の風向上下羽根の角度を空気吹き出し口が
完全閉塞となる位置に設定する一方、左右の風向上下羽
根の角度を、上記中央の上下羽根の閉塞位置よりも空気
吹き出し口を開放する方向の位置に設定することより、
居住者に不快感を与えることなく室内環境を均一に制御
可能である。
【0032】上記の2つの効果により居住空間の快適性
を向上することができる。
【0033】さらに請求項2に記載の風向制御方法によ
れば、上記の2種の風向制御を運転時間によつて変更す
ることにより運転開始時は、吹出し流速を高めた集中的
な吹き出し流を行い冷暖房感を向上し、ある軽度の時間
経過後は自然に近い気流を送出し、より居住空間の快適
性を向上するこどができる。
【0034】さらに請求項3に記載の風向制御方法によ
れば、上記の2種の風向制御を室温によって変更するこ
とにより室温がリモコン設定に達するまでは、吹出し流
速を高めた集中的な吹き出し流を行い冷暖房感を向上
し、室温がリモコン設定に達した後は自然に近い気流を
送出し、室温の安定時間を短縮するとともに、より居住
空間の快適性を向上することができる。
【0035】さらに請求項4に記載の風向制御方法によ
れば、除湿運転時に、3分された風向上下羽根のうち、
中央の風向上下羽根の角度を空気吹き出し口が完全閉塞
となる位置に設定する一方、左右の風向上下羽根の角度
を、上記中央の上下羽根の閉塞位置よりも空気吹き出し
口を開放する方向の位置に設定することより、居住者に
気流感を与えることなく室内を均一に除湿することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の風向制御方法に係わる空気調和機の室
内機を示す斜視図
【図2】図1に示す空気調和機のII−II線断面図
【図3】本発明の風向制御方法に係わる風向左右羽根の
配置を示す概略図
【図4】本発明の風向制御方法における集中した吹出し
気流を示す模式図
【図5】本発明の風向制御方法における自然に近い気流
を示す模式図
【図6】本発明の風向制御方法の一例を示すフローチャ
ート
【図7】従来の風向制御方法に係わる空気調和機を示す
断面図
【図8】従来の風向制御方法に係わる風向左右羽根の角
度設定を示す槻略図
【図9】従来の風向制御方法による気流示す模式図
【図10】従来の風向制御方法に係る風向左右羽根及び
風向上下羽根の角度設定を示す概略図
【図11】従来の風向制御方法による吹出し流の様子を
示す模式図
【図12】図12は、従来の風向制御方法による吹出し
流の様子を示す模式図
【符号の説明】
1 前面カバー 2 空気吸い込み口 3 室内熱交換器 4 送風ファン 5 リアガイダ 6 スタビライザ 7 送風路 8 空気吹出し口 19a 中央風向上下羽根 19b 左右風向上下羽根 20a 中央風向左右羽根 20b 左右風向左右羽根 22 風向左右羽根台座
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平谷 壽士 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 藤社 輝夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3L081 AA02 AB05 FA06 HA01 HB06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室内機内部に、室内熱交換器と、送風ファ
    ンと、空気吹き出し口に上下方向に回動可能に軸支さ
    れ、風向きを垂直方向に変化させる風向上下羽根と、空
    気吹き出し口近傍に左右方向に回動可能に軸支され、風
    向きを水平方向に変化させる複数の風向左右羽根を備
    え、上記風向上下羽根が水平方向に3分割された空気調
    和機において、上記複数の風向左右羽根の角度を送出さ
    れる風向きが中央寄りとなる位置に設定すると共に、上
    記3分割された風向上下羽根のうち、中央の風向上下羽
    板の角度を空気吹き出し口が開放となる位置に設定する
    一方、左右の風向上下羽根の角度を、上記中央の上下羽
    根の開放位置よりも空気吹き出し口を閉塞する方向の位
    置に設定することが可能であり、且つ上記3分割された
    風向上下羽根のうち、中央の風向上下羽根の角度を空気
    吹き出し口が完全閉塞となる位置(上記3分割された風
    向上下羽根の角度を、水平を0度、垂直下方を90度と
    して、中央の風向上下羽根の角度θa=140度)に設
    定する一方、左右の風向上下羽根の角度を、上記中央の
    上下羽根の閉塞位置よりも空気吹き出し口を開放する方
    向の位置に設定する可能な空気調和機の風向制御方法。
  2. 【請求項2】上記風向制御にて運転開始より30分間
    は、風向左右羽根の角度を送出される風向きが中央寄り
    となる位置に設定すると共に、3分割された風向上下羽
    根のうち、中央の風向上下羽根の角度を空気吹き出し口
    が開放となる位置に設定する一方、左右の風向上下羽根
    の角度を、上記中央の上下羽根の開放位置よりも空気吹
    き出し口を閉塞する方向の位置に設定し、運転開始より
    30分経過後、3分割された風向上下羽根のうち、中央
    の風向上下羽根の角度を空気吹き出し口が完全閉塞とな
    る位置に設定する一方、左右の風向上下羽根の角度を、
    上記中央の上下羽根の閉塞位置よりも空気吹き出し口を
    開放する方向の位置に設定する空気調和機の風向制御方
    法。
  3. 【請求項3】上記風向制御にて室温がリモコン設定温度
    に達するまでは、風向左右羽根の角度を送出される風向
    きが中央寄りとなる位置に設慈すると共に、3分割され
    た風向上下羽根のうち、中央の風向上下羽根の角度を空
    気吹き出し口が開放となる位置に設定する一方、左右の
    風向上下羽根の角度を、上記中央の上下羽根の開放位置
    よりも空気吹き出し口を閉塞する方向の位置に設定し、
    室温がリモコン設定温度に達した後に、3分割された風
    向上下羽根のうち、中央の風向上下羽根の角度を空気吹
    き出し口が完全閉塞となる位置に設をする一方、左右の
    風向上下羽根の角度を、上記中央の上下羽根の閉塞位置
    よりも空気吹き出し口を開放する方向の位置に設定する
    空気調和機の風向制御方法。
  4. 【請求項4】除湿運転時において、上記風向制御にて運
    転開始より20分間は、風向左右羽根の角度を送出され
    る風向きが中央寄りとなる位置に設定すると共に、3分
    割された風向上下羽根のうち、中央の風向上下羽根の角
    度を空気吹き出し口が開放となる位置に設定する一方、
    左右の風向上下羽根の角度を、上記中央の上下羽根の開
    放位置よりも空気吹き出し口を閉塞する方向の位置に設
    定し、運転開始より20分経過後、3分割された風向上
    下羽根のうち、中央の風向上下羽根の角度を空気吹き出
    し口が完全閉塞となる位置に設定する一方、左右の風向
    上下羽根の角度を、上記中央の上下羽根の閉塞位置より
    も空気吹き出し口を開放する方向の位置に設定する空気
    調和機の風向制御方法。
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