JP2001263493A - ガスケット保持部材とこのガスケット保持部材を備えた断熱扉 - Google Patents

ガスケット保持部材とこのガスケット保持部材を備えた断熱扉

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JP2001263493A
JP2001263493A JP2000071837A JP2000071837A JP2001263493A JP 2001263493 A JP2001263493 A JP 2001263493A JP 2000071837 A JP2000071837 A JP 2000071837A JP 2000071837 A JP2000071837 A JP 2000071837A JP 2001263493 A JP2001263493 A JP 2001263493A
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JP
Japan
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gasket
holding member
gasket holding
heat insulating
foaming
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2000071837A
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English (en)
Inventor
Takashi Obata
隆司 小幡
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ガスケット挿入作業時の挿入力低
減により、冷蔵庫扉の組立性を高め扉開閉時におけるガ
スケットの外れを防ぐものである。 【解決手段】 ガスケット挿入溝外側の縁をガスケット
挿入方向に傾斜させたガスケット保持部材1とこのガス
ケット保持部材1を断熱扉4に備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、断熱扉の組立性向
上及び品質向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のガスケット保持部材の断
面、図5は従来のガスケット保持部材の発泡治具セット
時の構成図である。2は化粧板、3はガスケット、4は
断熱材、5は発泡上治具、6は発泡下治具、7はガスケ
ット保持部材である。
【0003】ガスケット保持部材7にガスケット3をあ
らかじめ挿入した状態でガスケット保持部材7と化粧板
2の間に断熱材4を注入し、発泡治具5、6により発泡
圧による変形を防止する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の形状では発泡圧によりガスケット保持部材7に外方
向に力がかかり、ガスケット挿入溝が外方向へ湾曲し、
溝幅が広がることによってガスケット3の把持力低下を
招く。また発泡圧に耐えるようにガスケット3を無理に
押さえると化粧板の変形や断熱材が洩れるという欠点が
あった。
【0005】また、ガスケット挿入溝の内壁両側に傾斜
を付けると製作コストも高くなる。
【0006】本発明は従来の課題を解決するもので、ガ
スケット挿入作業時の挿入力低減により、冷蔵庫扉の組
立性を高め、扉開閉時におけるガスケットの外れを防ぐ
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する為、
ガスケット挿入溝外側の縁をガスケット挿入方向に傾斜
させ、断熱材発泡治具にセットしたときに、傾斜した部
分が水平に押され溝幅を狭め、断熱材発泡圧による外側
への広がりを規制する。
【0008】また、ガスケット挿入溝の内壁の傾斜を片
側だけに付ける事により、製作費を下げる。
【0009】本発明は発泡完成時の溝幅を広げることな
く、小さい力でガスケット挿入作業を行うべく、ガスケ
ット保持材の溝幅を従来と同じで、縁を傾斜させた形状
に成形することにより、ガスケットの挿入性を損なわ
ず、発泡圧による変形によるガスケットの把持力低下を
防ぐ。
【0010】また、縁形状の傾斜を変化させることによ
り、把持力を向上させることができるのでガスケット保
持部材の袋形状を外側のみのアンダーカットとなるよう
にしても、必要な把持力が得られ、ガスケット保持部材
の成形費を削減することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ガスケット保持部材の挿入溝外側の縁をガスケット
挿入方向に傾斜させたものであり、挿入する時は改良前
と変わらぬ溝幅で弾性変形するガスケット保持部材の挿
入溝に小さな力で挿入でき、かつ発泡治具に化粧板、ガ
スケット保持部材をセットした時に傾斜部分が治具によ
り力を受け、溝幅を狭める方向に変形する事により、発
泡圧による溝幅を広げる方向に働く力を防ぎ、ガスケッ
トの把持力を確保する。
【0012】本発明の請求項2に記載の発明は、ガスケ
ット保持部材の挿入溝の片側の内壁に傾斜を付けて、ガ
スケット保持部材の挿入溝内壁片側の面接触による摩擦
抵抗だけで、ガスケットの外れを防止するもので、挿入
溝形状が単純で製作コストを削減することができる。
【0013】本発明の請求項3に記載の発明は、化粧板
と、ガスケット保持部材と、断熱材と、矢尻形状の挿入
部を持つガスケットからなり、庫内外の断熱をし、庫内
の冷気(または暖気)の遮断をするものである。
【0014】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1、請求項2、請求項3に記載のガスケット保持部材を
設けた断熱扉を有するものである。
【0015】
【実施例】以下、本発明による断熱扉の実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0016】図1は本発明によるガスケット保持部材の
断面図である。
【0017】図2は、本発明による断熱扉の発泡前の断
面図である。
【0018】図2においては、1はガスケット保持部
材、2は化粧板、3はガスケット、4は断熱材、5は発
泡上治具、6は発泡下治具である。
【0019】図3は断熱扉の発泡中の断面図である。
【0020】図3ではガスケット保持部材1の傾斜して
ある縁を化粧板に下から押され、挿入溝を挿入してある
ガスケット3の上から押されるので、発泡による圧力変
形がなく、溝幅が狭められる方向に力が働き、ガスケッ
ト3を把持した状態のまま発泡する。
【0021】この状態で発泡を終了するので、十分ガス
ケット3を把持しており、断熱扉の開閉において、開く
際に、断熱材4には、断熱材4の抜き方向に力がかかる
が、ガスケット3の矢尻形状挿入部のかえり部分がガス
ケット保持部材1の挿入溝内壁片側と面接触し、ここ
で、摩擦抵抗が発生するため、ガスケット3の抜き方向
の力に対する反力を発生し、断熱扉開閉時におけるガス
ケット3の外れを防ぐことができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、ガスケットを挿入
した状態での発泡においても、発泡圧による溝幅の広が
りを無くし、かつ、ガスケット保持部材の成形費を削減
でき、断熱扉の開閉のガスケット外れを防ぐことができ
るので、弾性変形するガスケット保持部材に小さい挿入
力でガスケットの挿入作業ができるため、ガスケット挿
入作業の完全自動化を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガスケット保持部材の断面図
【図2】本発明による、断熱扉実施例の発泡前の断面図
【図3】本発明による、断熱扉実施例の発泡中の断面図
【図4】従来のガスケット保持部材の断面図
【図5】従来の断熱扉の発泡中の断面図
【符号の説明】
1 ガスケット保持部材 2 化粧枠 3 ガスケット 4 断熱扉 5 発泡上治具 6 発泡下治具

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスケット挿入溝外側の縁をガスケット
    挿入方向に傾斜させたガスケット保持部材。
  2. 【請求項2】 挿入溝の片側の内壁に、傾斜を付けたガ
    スケット保持部材。
  3. 【請求項3】 化粧板と、ガスケット保持部材と、断熱
    材と、矢尻形状の挿入部を持つガスケットからなる扉。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2、請求項3に記載の
    ガスケット保持部材を設けた断熱扉。
JP2000071837A 2000-03-15 2000-03-15 ガスケット保持部材とこのガスケット保持部材を備えた断熱扉 Withdrawn JP2001263493A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9841223B2 (en) 2014-12-01 2017-12-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Refrigerator

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9841223B2 (en) 2014-12-01 2017-12-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Refrigerator

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