JP2001263470A - 変速機の油圧制御装置 - Google Patents
変速機の油圧制御装置Info
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- JP2001263470A JP2001263470A JP2000078653A JP2000078653A JP2001263470A JP 2001263470 A JP2001263470 A JP 2001263470A JP 2000078653 A JP2000078653 A JP 2000078653A JP 2000078653 A JP2000078653 A JP 2000078653A JP 2001263470 A JP2001263470 A JP 2001263470A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 油圧回路のばらつきによって実油圧が目標油
圧の最低値まで低下しない場合の油圧制御応答性の低下
を防止する。 【解決手段】 ライン圧の実油圧がP1までしか下がら
ない場合、目標油圧の最低値P0に対してP1より若干
高いレベルのしきい値Sを設定し、ライン圧の目標油圧
がしきい値S以下となったときにはその時点の積分値を
保持して、PID制御における積分補正をこの保持して
固定された積分値を用いて行なう。これにより、積分値
が増大していく影響を受けないので、増大した積分値の
吐き出しに時間を要することもなく、良好な応答性が得
られる。
圧の最低値まで低下しない場合の油圧制御応答性の低下
を防止する。 【解決手段】 ライン圧の実油圧がP1までしか下がら
ない場合、目標油圧の最低値P0に対してP1より若干
高いレベルのしきい値Sを設定し、ライン圧の目標油圧
がしきい値S以下となったときにはその時点の積分値を
保持して、PID制御における積分補正をこの保持して
固定された積分値を用いて行なう。これにより、積分値
が増大していく影響を受けないので、増大した積分値の
吐き出しに時間を要することもなく、良好な応答性が得
られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等用の変速
機、とくにVベルトを用いた無段変速機の油圧制御装置
における改良に関する。
機、とくにVベルトを用いた無段変速機の油圧制御装置
における改良に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用に適した無段変速機として、Vベ
ルトを用いた無段変速機がある。これは、プライマリプ
ーリとセカンダリプーリの間にVベルトを掛け渡し、プ
ライマリプーリの溝幅を油圧により可変制御するもので
ある。すなわち、プライマリプーリとセカンダリプーリ
にはそれぞれ第1、第2シリンダ室が付設され、セカン
ダリプーリの第2シリンダ室にはライン圧が常時供給さ
れ、プライマリプーリの第1シリンダ室へはライン圧を
元圧としてこれを変速制御弁で調圧した油圧が供給され
る。そして、第1シリンダ室への油圧によりプライマリ
プーリの溝幅が変更されることにより、変速比が変化す
る。この間、ライン圧は所定の範囲で変化され、Vベル
トに対する推力(挟持圧力)を制御するようになってい
る。このような無段変速機が、例えば特開平11−82
725号公報にも開示されている。
ルトを用いた無段変速機がある。これは、プライマリプ
ーリとセカンダリプーリの間にVベルトを掛け渡し、プ
ライマリプーリの溝幅を油圧により可変制御するもので
ある。すなわち、プライマリプーリとセカンダリプーリ
にはそれぞれ第1、第2シリンダ室が付設され、セカン
ダリプーリの第2シリンダ室にはライン圧が常時供給さ
れ、プライマリプーリの第1シリンダ室へはライン圧を
元圧としてこれを変速制御弁で調圧した油圧が供給され
る。そして、第1シリンダ室への油圧によりプライマリ
プーリの溝幅が変更されることにより、変速比が変化す
る。この間、ライン圧は所定の範囲で変化され、Vベル
トに対する推力(挟持圧力)を制御するようになってい
る。このような無段変速機が、例えば特開平11−82
725号公報にも開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、Vベルトと各
プーリ間には推力に対応して摩擦損失が発生しているの
で、運転状態によって推力が必要でないときのライン圧
の最低油圧はできるだけ低い設定値とするのが好まし
い。ところが、図5に実線で示すように、変速制御を行
なう間にライン圧を当該最低油圧の設定値P0を油圧目
標値として油圧指令を発しても、油圧回路の製品ばらつ
きや作動特性のばらつきによって実際の油圧が設定値ま
で低下せずに、破線で示すように設定値よりも高いP1
のレベルに留まる場合がある。
プーリ間には推力に対応して摩擦損失が発生しているの
で、運転状態によって推力が必要でないときのライン圧
の最低油圧はできるだけ低い設定値とするのが好まし
い。ところが、図5に実線で示すように、変速制御を行
なう間にライン圧を当該最低油圧の設定値P0を油圧目
標値として油圧指令を発しても、油圧回路の製品ばらつ
きや作動特性のばらつきによって実際の油圧が設定値ま
で低下せずに、破線で示すように設定値よりも高いP1
のレベルに留まる場合がある。
【0004】通常、ライン圧の制御についてはその目標
油圧に対して実油圧のフィードバックをとり、PID制
御(比例制御および微分、積分補正制御)が行なわれる
が、上述のように、実油圧が目標値(設定値)よりも高
いレベルに留まると、目標値とのずれに基づくPID制
御における積分値が時間の経過とともに蓄積増大される
ことになる。その結果、つぎにライン圧を図5に示すP
2へ上昇させようとするとき、それまで蓄積された積分
値分をまず吸収しなければならず、その分だけ破線で示
す実油圧の上昇開始が遅れることとなって、油圧制御の
応答性が悪化してしまうという問題が生じる。
油圧に対して実油圧のフィードバックをとり、PID制
御(比例制御および微分、積分補正制御)が行なわれる
が、上述のように、実油圧が目標値(設定値)よりも高
いレベルに留まると、目標値とのずれに基づくPID制
御における積分値が時間の経過とともに蓄積増大される
ことになる。その結果、つぎにライン圧を図5に示すP
2へ上昇させようとするとき、それまで蓄積された積分
値分をまず吸収しなければならず、その分だけ破線で示
す実油圧の上昇開始が遅れることとなって、油圧制御の
応答性が悪化してしまうという問題が生じる。
【0005】したがって本発明は、上記問題点に鑑み、
油圧回路の製品ばらつきや作動特性のばらつきによって
実際の油圧があらかじめ設定された最低油圧まで低下し
ない場合にも、油圧制御の応答性が高く保持されるよう
にした変速機の油圧制御装置を提供することを目的とす
る。
油圧回路の製品ばらつきや作動特性のばらつきによって
実際の油圧があらかじめ設定された最低油圧まで低下し
ない場合にも、油圧制御の応答性が高く保持されるよう
にした変速機の油圧制御装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の本
発明は、油圧を供給されて変速を行なう変速機構部と、
前記油圧の元圧となるライン圧を生成するライン圧供給
手段と、運転状態に基づいて変速指令を出力するととも
にライン圧供給手段が出力するライン圧を積分補正制御
を含むフィードバック制御により変化させる変速制御手
段とを備える変速機の油圧制御装置において、変速制御
手段は、ライン圧の目標油圧にしきい値を設定し、目標
油圧がしきい値以下の間は、当該しきい値以下になった
時点の積分値を保持し、該保持する積分値に基づいて積
分補正制御を行うものとした。
発明は、油圧を供給されて変速を行なう変速機構部と、
前記油圧の元圧となるライン圧を生成するライン圧供給
手段と、運転状態に基づいて変速指令を出力するととも
にライン圧供給手段が出力するライン圧を積分補正制御
を含むフィードバック制御により変化させる変速制御手
段とを備える変速機の油圧制御装置において、変速制御
手段は、ライン圧の目標油圧にしきい値を設定し、目標
油圧がしきい値以下の間は、当該しきい値以下になった
時点の積分値を保持し、該保持する積分値に基づいて積
分補正制御を行うものとした。
【0007】また、請求項2の発明は、油圧を供給され
て溝幅を変更可能の1対の可変プーリと該可変プーリ間
に掛け渡されたベルトからなる変速機構部と、油圧の元
圧となるライン圧を生成するライン圧供給手段と、運転
状態に基づいて溝幅を変化させる変速指令を出力すると
ともにライン圧供給手段が出力するライン圧を積分補正
制御を含むフィードバック制御により変化させる変速制
御手段とを備える変速機の油圧制御装置において、変速
制御手段は、ライン圧の目標油圧にしきい値を設定し、
目標油圧がしきい値以下の間は、当該しきい値以下にな
った時点の積分値を保持し、該保持する積分値に基づい
て積分補正制御を行うものとした。請求項1および2の
ものでは、油圧回路のばらつきなどにより実際の油圧が
最低油圧まで低下しない場合に積分値が増大していく影
響を受けないので、増大する積分値の吐き出しに時間を
要することもなく、良好な応答性が得られる。
て溝幅を変更可能の1対の可変プーリと該可変プーリ間
に掛け渡されたベルトからなる変速機構部と、油圧の元
圧となるライン圧を生成するライン圧供給手段と、運転
状態に基づいて溝幅を変化させる変速指令を出力すると
ともにライン圧供給手段が出力するライン圧を積分補正
制御を含むフィードバック制御により変化させる変速制
御手段とを備える変速機の油圧制御装置において、変速
制御手段は、ライン圧の目標油圧にしきい値を設定し、
目標油圧がしきい値以下の間は、当該しきい値以下にな
った時点の積分値を保持し、該保持する積分値に基づい
て積分補正制御を行うものとした。請求項1および2の
ものでは、油圧回路のばらつきなどにより実際の油圧が
最低油圧まで低下しない場合に積分値が増大していく影
響を受けないので、増大する積分値の吐き出しに時間を
要することもなく、良好な応答性が得られる。
【0008】請求項3の発明は、上記しきい値をライン
圧供給手段のばらつきに対応させて目標油圧の最低値近
傍に設定された固定値としたものである。あらかじめ実
験等でばらつきの範囲を確認すれば、しきい値を固定値
として設定することにより、変速制御手段の構成が簡単
になる。
圧供給手段のばらつきに対応させて目標油圧の最低値近
傍に設定された固定値としたものである。あらかじめ実
験等でばらつきの範囲を確認すれば、しきい値を固定値
として設定することにより、変速制御手段の構成が簡単
になる。
【0009】請求項4の発明は、しきい値を目標油圧を
最低値にしたときの実ライン圧とするものである。変速
機ごとの実ライン圧の特性に合わせるので、装置個別に
最適なしきい値となり、積分値が増大を始める限界まで
通常の制御を行なうことができる。
最低値にしたときの実ライン圧とするものである。変速
機ごとの実ライン圧の特性に合わせるので、装置個別に
最適なしきい値となり、積分値が増大を始める限界まで
通常の制御を行なうことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例により説明する。図1は本発明をVベルトを用いた無
段変速機に適用した実施例における変速機の概略構成を
示し、図2はその油圧制御回路を示す。可変プーリとし
てのプライマリプーリ16とセカンダリプーリ26の間
にVベルト24を掛け渡した変速機構部10が、ロック
アップクラッチ11を備えるトルクコンバータ12を介
して図示しないエンジンに連結されている。プライマリ
プーリ16は、トルクコンバータ12の出力軸と一体に
回転する固定円錐板18と、これに対向する可動円錐板
22とでV字状のプーリ溝を形成し、可動円錐板22の
背面に油圧を及ぼし可動円錐板を軸方向に変位させる第
1シリンダ室20を備えている。
例により説明する。図1は本発明をVベルトを用いた無
段変速機に適用した実施例における変速機の概略構成を
示し、図2はその油圧制御回路を示す。可変プーリとし
てのプライマリプーリ16とセカンダリプーリ26の間
にVベルト24を掛け渡した変速機構部10が、ロック
アップクラッチ11を備えるトルクコンバータ12を介
して図示しないエンジンに連結されている。プライマリ
プーリ16は、トルクコンバータ12の出力軸と一体に
回転する固定円錐板18と、これに対向する可動円錐板
22とでV字状のプーリ溝を形成し、可動円錐板22の
背面に油圧を及ぼし可動円錐板を軸方向に変位させる第
1シリンダ室20を備えている。
【0011】セカンダリプーリ26は、図示しない車軸
側への出力軸と一体に回転する固定円錐板30と、これ
に対向する可動円錐板34とでV字状のプーリ溝を形成
している。可動円錐板34は図示しないリターンスプリ
ングでプーリ溝の溝幅を狭める方向に付勢されるととも
に、その背面に油圧を及ぼし可動円錐板34を軸方向に
変位させる第2シリンダ室32を備えている。
側への出力軸と一体に回転する固定円錐板30と、これ
に対向する可動円錐板34とでV字状のプーリ溝を形成
している。可動円錐板34は図示しないリターンスプリ
ングでプーリ溝の溝幅を狭める方向に付勢されるととも
に、その背面に油圧を及ぼし可動円錐板34を軸方向に
変位させる第2シリンダ室32を備えている。
【0012】変速機構部10はCVTコントロールユニ
ット1からの信号に基づいて油圧コントロールバルブ3
により制御される。第2シリンダ室32には油圧コント
ロールバルブ3からライン圧が常時供給される。油圧コ
ントロールバルブはさらに変速制御弁63を備え、ライ
ン圧を元圧として調圧された油圧を第1シリンダ室20
に供給するようになっている。なお、第1シリンダ室2
0の受圧面積は第2シリンダ室32の受圧面積よりも大
きく設定されている。
ット1からの信号に基づいて油圧コントロールバルブ3
により制御される。第2シリンダ室32には油圧コント
ロールバルブ3からライン圧が常時供給される。油圧コ
ントロールバルブはさらに変速制御弁63を備え、ライ
ン圧を元圧として調圧された油圧を第1シリンダ室20
に供給するようになっている。なお、第1シリンダ室2
0の受圧面積は第2シリンダ室32の受圧面積よりも大
きく設定されている。
【0013】第1シリンダ室20にかかる油圧が変速制
御弁63により制御されてプライマリプーリ16の溝幅
を変える一方、第2シリンダ室32へはライン圧が供給
されて、Vベルト24に対する挟持圧力を制御して変速
が行なわれ、Vベルト24と各プーリ16、26との接
触摩擦力に応じて、駆動力の伝達がなされる。これを回
転数でみれば、プライマリプーリ16の溝幅を広げて、
Vベルト24の接触半径が小でセカンダリプーリ26側
の接触半径が大のプーリ比Low(低速側)のときに
は、変速比が大きくなってエンジン側回転数が減速され
て車軸側へ出力されることとなる。逆のプーリ比Hi
(高速側)では小さな変速比で出力される。この間、プ
ライマリプーリ16とセカンダリプーリ26の接触半径
比に対応して変速比が連続的に変化する。
御弁63により制御されてプライマリプーリ16の溝幅
を変える一方、第2シリンダ室32へはライン圧が供給
されて、Vベルト24に対する挟持圧力を制御して変速
が行なわれ、Vベルト24と各プーリ16、26との接
触摩擦力に応じて、駆動力の伝達がなされる。これを回
転数でみれば、プライマリプーリ16の溝幅を広げて、
Vベルト24の接触半径が小でセカンダリプーリ26側
の接触半径が大のプーリ比Low(低速側)のときに
は、変速比が大きくなってエンジン側回転数が減速され
て車軸側へ出力されることとなる。逆のプーリ比Hi
(高速側)では小さな変速比で出力される。この間、プ
ライマリプーリ16とセカンダリプーリ26の接触半径
比に対応して変速比が連続的に変化する。
【0014】油圧コントロールバルブ3では、油圧ポン
プ80からの油圧をライン圧レギュレータ60で調圧し
たライン圧が、上述のように、第2シリンダ室32へ常
時供給されるとともに、変速制御弁63へ供給される。
第1シリンダ室20への油圧はライン圧を元圧として変
速制御弁63がステップモータ64で駆動されることに
より制御される。油圧コントロールバルブ3は、さらに
ライン圧ソレノイド4、プレッシャモディファイヤ6
2、パイロット弁61を備える。
プ80からの油圧をライン圧レギュレータ60で調圧し
たライン圧が、上述のように、第2シリンダ室32へ常
時供給されるとともに、変速制御弁63へ供給される。
第1シリンダ室20への油圧はライン圧を元圧として変
速制御弁63がステップモータ64で駆動されることに
より制御される。油圧コントロールバルブ3は、さらに
ライン圧ソレノイド4、プレッシャモディファイヤ6
2、パイロット弁61を備える。
【0015】CVTコントロールユニット1は、インヒ
ビタスイッチ8からのセレクト位置信号に加え、スロッ
トル開度センサ5からのスロットル開度(アクセルペダ
ル開度)TV0およびエンジン回転数Neから推定した
エンジントルクに基づいて必要なライン圧を求め、これ
に対応したデューティ比信号を油圧指令としてライン圧
ソレノイド4へ出力するとともに、変速指令をステップ
モータ64へ出力する。ステップモータ64は例えば2
00ステップの範囲内で目標の変速比に対応して20〜
170ステップの位置が選択されるようになっている。
ビタスイッチ8からのセレクト位置信号に加え、スロッ
トル開度センサ5からのスロットル開度(アクセルペダ
ル開度)TV0およびエンジン回転数Neから推定した
エンジントルクに基づいて必要なライン圧を求め、これ
に対応したデューティ比信号を油圧指令としてライン圧
ソレノイド4へ出力するとともに、変速指令をステップ
モータ64へ出力する。ステップモータ64は例えば2
00ステップの範囲内で目標の変速比に対応して20〜
170ステップの位置が選択されるようになっている。
【0016】ライン圧ソレノイド4はパイロット弁61
からの油圧をCVTコントロールユニット1からのデュ
ーティ比信号に応じてプレッシャモディファイヤ62側
へ供給し、ライン圧レギュレータ60は油圧ポンプ80
からの油圧をプレッシャモディファイヤ62から出力さ
れる油圧に応じたライン圧に設定する。ライン圧はこう
して必要な伝達駆動力の大きさに応じて所定の範囲で変
化されて出力される。
からの油圧をCVTコントロールユニット1からのデュ
ーティ比信号に応じてプレッシャモディファイヤ62側
へ供給し、ライン圧レギュレータ60は油圧ポンプ80
からの油圧をプレッシャモディファイヤ62から出力さ
れる油圧に応じたライン圧に設定する。ライン圧はこう
して必要な伝達駆動力の大きさに応じて所定の範囲で変
化されて出力される。
【0017】変速制御弁63はプライマリプーリ16の
可動円錐板22とステップモータ64間に掛け渡された
変速リンク67の変位に応じてスプール63aが駆動さ
れ、ライン圧レギュレータ60からのライン圧を調整し
て第1シリンダ室20へ供給する。これにより、プライ
マリプーリ16の溝幅が可変制御されて所定の変速比が
得られる。なお、変速制御弁63の構成および作動の詳
細は、特開平11−82725号公報の記載を引用す
る。CVTコントロールユニット1へは、プライマリプ
ーリ16およびセカンダリプーリ26の各回転数を検出
する第1回転数センサ6および第2回転数センサ7が接
続され、これらの検出信号に基づいて変速機構部10に
おける変速比が求められる。
可動円錐板22とステップモータ64間に掛け渡された
変速リンク67の変位に応じてスプール63aが駆動さ
れ、ライン圧レギュレータ60からのライン圧を調整し
て第1シリンダ室20へ供給する。これにより、プライ
マリプーリ16の溝幅が可変制御されて所定の変速比が
得られる。なお、変速制御弁63の構成および作動の詳
細は、特開平11−82725号公報の記載を引用す
る。CVTコントロールユニット1へは、プライマリプ
ーリ16およびセカンダリプーリ26の各回転数を検出
する第1回転数センサ6および第2回転数センサ7が接
続され、これらの検出信号に基づいて変速機構部10に
おける変速比が求められる。
【0018】油圧コントロールバルブ3はそのライン圧
レギュレータ60において、油圧ポンプ80からの油圧
をCVTコントロールユニット1からの指令にしたが
い、第1の設定値の最低油圧から最大油圧の範囲で変化
するライン圧として出力する。
レギュレータ60において、油圧ポンプ80からの油圧
をCVTコントロールユニット1からの指令にしたが
い、第1の設定値の最低油圧から最大油圧の範囲で変化
するライン圧として出力する。
【0019】図3は、ライン圧制御のためCVTコント
ロールユニット1から油圧コントロールバルブ3に対す
る制御の流れを示すフローチャートである。まずステッ
プ101において、CVTコントロールユニット1では
運転状態に応じたライン圧の油圧目標値が算出される。
つぎにステップ102では、当該油圧目標値が所定のし
きい値以下であるかどうかがチェックされる。このしき
い値Sは、図4に示すように、目標油圧の最低値P0に
対して例えば25%程度高い油圧に設定して、破線で示
す実際の油圧の最低値P1より若干高いレベルとする。
ロールユニット1から油圧コントロールバルブ3に対す
る制御の流れを示すフローチャートである。まずステッ
プ101において、CVTコントロールユニット1では
運転状態に応じたライン圧の油圧目標値が算出される。
つぎにステップ102では、当該油圧目標値が所定のし
きい値以下であるかどうかがチェックされる。このしき
い値Sは、図4に示すように、目標油圧の最低値P0に
対して例えば25%程度高い油圧に設定して、破線で示
す実際の油圧の最低値P1より若干高いレベルとする。
【0020】油圧目標値がしきい値より高い場合にはス
テップ103へ進み、油圧目標値がしきい値以下のとき
はステップ104へ進む。ステップ103では、フィー
ドバック情報を用いた通常のPID制御モードが選択さ
れて、ステップ107へ進む。一方、ステップ104で
は、油圧目標値が今回初めてしきい値以下になったのか
どうかを判断する。
テップ103へ進み、油圧目標値がしきい値以下のとき
はステップ104へ進む。ステップ103では、フィー
ドバック情報を用いた通常のPID制御モードが選択さ
れて、ステップ107へ進む。一方、ステップ104で
は、油圧目標値が今回初めてしきい値以下になったのか
どうかを判断する。
【0021】今回初めて油圧目標値がしきい値以下にな
ったものであれば、ステップ105において、現在の積
分値をCVTコントロールユニット1の内部メモリに記
憶する。そして、ステップ106で、積分値として前ス
テップで内部メモリに記憶された値を用いる補正PID
制御モードに入って、ステップ107へ進む。ステップ
107では、ステップ103あるいは106で選択され
た制御モードに基づいて演算された油圧指令を油圧コン
トロールバルブ3へ出力して、ステップ101へ戻る。
なお、油圧指令は具体的にはライン圧ソレノイド4への
デューティ比信号である。
ったものであれば、ステップ105において、現在の積
分値をCVTコントロールユニット1の内部メモリに記
憶する。そして、ステップ106で、積分値として前ス
テップで内部メモリに記憶された値を用いる補正PID
制御モードに入って、ステップ107へ進む。ステップ
107では、ステップ103あるいは106で選択され
た制御モードに基づいて演算された油圧指令を油圧コン
トロールバルブ3へ出力して、ステップ101へ戻る。
なお、油圧指令は具体的にはライン圧ソレノイド4への
デューティ比信号である。
【0022】なお、補正PID制御モードに入ったあと
のフローでは、ステップ105を経ないでステップ10
4からステップ106へ進み、これにより、補正PID
制御モードにある間は、油圧目標値がしきい値以下にな
った際の積分値が固定値として維持される。
のフローでは、ステップ105を経ないでステップ10
4からステップ106へ進み、これにより、補正PID
制御モードにある間は、油圧目標値がしきい値以下にな
った際の積分値が固定値として維持される。
【0023】実施例は以上のように構成され、ライン圧
をPID制御する無段変速機の油圧制御回路において、
制御範囲の下限設定値である最低油圧より所定量だけ高
いしきい値を設定し、ライン圧の油圧目標値がしきい値
以下となったときにはその時点の積分値を保持してこの
積分値を用いた補正PID制御モードで油圧指令を求
め、油圧コントロールバルブ3を制御するようにしたの
で、油圧回路のばらつきなどにより実際の油圧が最低油
圧まで低下しない場合に積分値が増大していく影響を受
けない。したがって、油圧目標値が大きい値へ変化した
とき、増大した積分値の吐き出しに時間を要することな
く、良好な応答性が得られる。
をPID制御する無段変速機の油圧制御回路において、
制御範囲の下限設定値である最低油圧より所定量だけ高
いしきい値を設定し、ライン圧の油圧目標値がしきい値
以下となったときにはその時点の積分値を保持してこの
積分値を用いた補正PID制御モードで油圧指令を求
め、油圧コントロールバルブ3を制御するようにしたの
で、油圧回路のばらつきなどにより実際の油圧が最低油
圧まで低下しない場合に積分値が増大していく影響を受
けない。したがって、油圧目標値が大きい値へ変化した
とき、増大した積分値の吐き出しに時間を要することな
く、良好な応答性が得られる。
【0024】なお、上記実施例では、しきい値を最低油
圧に対してばらつきの分布から定めた所定量だけ高い固
定値としているが、無段変速機の装置ごとに油圧目標値
を最低油圧としたときの油圧センサの検出値を読み込ん
で、この検出値をしきい値とすることもできる。これに
よれば、装置個別に最適なしきい値が決定されるので、
積分値が増大を始める限界まで通常の制御を行うことが
でき、装置によってはしきい値が高すぎて積分値固定に
よる実効が薄い場合が発生するということもない。さら
には、走行開始にあたってまず油圧目標値を最低油圧と
したときの油圧センサの検出値を読み込むことにより、
走行ごとにその検出値をしきい値とするものとすれば、
ばらつきの経時変化にも対応できる。
圧に対してばらつきの分布から定めた所定量だけ高い固
定値としているが、無段変速機の装置ごとに油圧目標値
を最低油圧としたときの油圧センサの検出値を読み込ん
で、この検出値をしきい値とすることもできる。これに
よれば、装置個別に最適なしきい値が決定されるので、
積分値が増大を始める限界まで通常の制御を行うことが
でき、装置によってはしきい値が高すぎて積分値固定に
よる実効が薄い場合が発生するということもない。さら
には、走行開始にあたってまず油圧目標値を最低油圧と
したときの油圧センサの検出値を読み込むことにより、
走行ごとにその検出値をしきい値とするものとすれば、
ばらつきの経時変化にも対応できる。
【0025】さらにまた、実施例では油圧目標値がしき
い値以下となった時点の積分値を固定的に用いるものと
したが、そのほか、積分値=0の固定値とする、換言す
れば積分補正を行わない制御とすることもできる。
い値以下となった時点の積分値を固定的に用いるものと
したが、そのほか、積分値=0の固定値とする、換言す
れば積分補正を行わない制御とすることもできる。
【0026】実施例はエンジン駆動車両において変速機
構部のプライマリプーリをトルクコンバータに直接連結
したものとしたが、本発明はこの形態に限定されること
なく、種々の形態の車両に適用することができる。例え
ば、駆動源としてエンジンと電動モータを備えたハイブ
リッド車両においては、変速機構部を電動モータに連結
して設置してもよい。また、油圧コントロールバルブの
油圧源もエンジン駆動による油圧ポンプに限らず、上記
駆動源電動モータあるいは専用のモータで駆動される油
圧ポンプを用いてもよい。また、上記実施例のVベルト
式無段変速機に限定されるものではなく、トロイダル式
無段変速機や有段自動変速機のライン圧制御に適用して
もよい。
構部のプライマリプーリをトルクコンバータに直接連結
したものとしたが、本発明はこの形態に限定されること
なく、種々の形態の車両に適用することができる。例え
ば、駆動源としてエンジンと電動モータを備えたハイブ
リッド車両においては、変速機構部を電動モータに連結
して設置してもよい。また、油圧コントロールバルブの
油圧源もエンジン駆動による油圧ポンプに限らず、上記
駆動源電動モータあるいは専用のモータで駆動される油
圧ポンプを用いてもよい。また、上記実施例のVベルト
式無段変速機に限定されるものではなく、トロイダル式
無段変速機や有段自動変速機のライン圧制御に適用して
もよい。
【0027】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は、油圧を供給さ
れて変速を行なう変速機構部を備えるとともに、油圧の
元圧となるライン圧を積分補正制御を含むフィードバッ
ク制御により変化させる変速制御手段とを備える変速機
の油圧制御装置において、ライン圧の目標油圧にしきい
値を設定し、目標油圧がしきい値以下の間は、当該しき
い値以下になった時点の積分値を保持して、該保持する
積分値に基づいて積分補正制御を行うものとしたので、
油圧回路のばらつきなどにより実際の油圧が目標油圧の
最低値まで低下しない場合に積分値の増大による制御応
答性の低下が防止される。
れて変速を行なう変速機構部を備えるとともに、油圧の
元圧となるライン圧を積分補正制御を含むフィードバッ
ク制御により変化させる変速制御手段とを備える変速機
の油圧制御装置において、ライン圧の目標油圧にしきい
値を設定し、目標油圧がしきい値以下の間は、当該しき
い値以下になった時点の積分値を保持して、該保持する
積分値に基づいて積分補正制御を行うものとしたので、
油圧回路のばらつきなどにより実際の油圧が目標油圧の
最低値まで低下しない場合に積分値の増大による制御応
答性の低下が防止される。
【0028】また、上記構成をベルトを用いた無段変速
機に適用して、油圧を供給されて溝幅を変更可能の可変
プーリにベルトを掛け渡した変速機構部を備えるととも
に、油圧の元圧となるライン圧を積分補正制御を含むフ
ィードバック制御により変化させる変速制御手段とを備
える変速機の油圧制御装置においても、上記と同じく、
油圧回路のばらつきなどにより実際の油圧が目標油圧の
最低値まで低下しない場合に積分値の増大による制御応
答性の低下が防止される。
機に適用して、油圧を供給されて溝幅を変更可能の可変
プーリにベルトを掛け渡した変速機構部を備えるととも
に、油圧の元圧となるライン圧を積分補正制御を含むフ
ィードバック制御により変化させる変速制御手段とを備
える変速機の油圧制御装置においても、上記と同じく、
油圧回路のばらつきなどにより実際の油圧が目標油圧の
最低値まで低下しない場合に積分値の増大による制御応
答性の低下が防止される。
【0029】また、上記しきい値は、目標油圧の最低値
近傍に固定値として設定することにより、変速制御手段
の構成が簡単になる。一方、とくにしきい値を目標油圧
を最低値にしたときの実ライン圧とする場合には、装置
個別に最適なしきい値となり、積分値が増大を始める限
界まで通常の制御を行なうことができるという利点が得
られる。
近傍に固定値として設定することにより、変速制御手段
の構成が簡単になる。一方、とくにしきい値を目標油圧
を最低値にしたときの実ライン圧とする場合には、装置
個別に最適なしきい値となり、積分値が増大を始める限
界まで通常の制御を行なうことができるという利点が得
られる。
【図1】本発明の実施例の概略構成を示す図である。
【図2】実施例の油圧制御回路を示す図である。
【図3】ライン圧制御の流れを示すフローチャートであ
る。
る。
【図4】しきい値の設定例を示す図である。
【図5】従来の油圧制御の問題点を示す説明図である。
1 CVTコントロールユニット 3 油圧コントロールバルブ 4 ライン圧ソレノイド 6 第1回転数センサ 7 第2回転数センサ 8 インヒビタスイッチ 10 変速機構部 11 ロックアップクラッチ 12 トルクコンバータ 16 プライマリプーリ 18 固定円錐板 20 第1シリンダ室 22 可動円錐板 24 Vベルト 26 セカンダリプーリ 30 固定円錐板 32 第2シリンダ室 34 可動円錐板 60 ライン圧レギュレータ 61 パイロット弁 62 プレッシャモディファイヤ 63 変速制御弁 63a スプール 64 ステップモータ 67 変速リンク 80 油圧ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J552 MA01 MA07 MA09 MA12 NA01 NB01 NB08 PA20 PA53 QA14C QB04 RA00 SA34 SA52 TA01 TB01 VA32Z VA37Z VA53W VA53Y VA62Z VC01Z VD02Z
Claims (4)
- 【請求項1】 油圧を供給されて変速を行なう変速機構
部と、前記油圧の元圧となるライン圧を生成するライン
圧供給手段と、運転状態に基づいて変速指令を出力する
とともにライン圧供給手段が出力するライン圧を積分補
正制御を含むフィードバック制御により変化させる変速
制御手段とを備える変速機の油圧制御装置において、前
記変速制御手段は、ライン圧の目標油圧にしきい値を設
定し、目標油圧がしきい値以下の間は、当該しきい値以
下になった時点の積分値を保持し、該保持する積分値に
基づいて前記積分補正制御を行うことを特徴とする変速
機の油圧制御装置。 - 【請求項2】 油圧を供給されて溝幅を変更可能の1対
の可変プーリと該可変プーリ間に掛け渡されたベルトか
らなる変速機構部と、前記油圧の元圧となるライン圧を
生成するライン圧供給手段と、運転状態に基づいて前記
溝幅を変化させる変速指令を出力するとともにライン圧
供給手段が出力するライン圧を積分補正制御を含むフィ
ードバック制御により変化させる変速制御手段とを備え
る変速機の油圧制御装置において、前記変速制御手段
は、ライン圧の目標油圧にしきい値を設定し、目標油圧
がしきい値以下の間は、当該しきい値以下になった時点
の積分値を保持し、該保持する積分値に基づいて前記積
分補正制御を行うことを特徴とする変速機の油圧制御装
置。 - 【請求項3】 前記しきい値が、ライン圧供給手段のば
らつきに対応させて目標油圧の最低値近傍に設定された
固定値であることを特徴とする請求項1または2記載の
変速機の油圧制御装置。 - 【請求項4】 前記しきい値が、目標油圧を最低値にし
たときの実ライン圧であることを特徴とする請求項1ま
たは2記載の変速機の油圧制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000078653A JP2001263470A (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | 変速機の油圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000078653A JP2001263470A (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | 変速機の油圧制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001263470A true JP2001263470A (ja) | 2001-09-26 |
Family
ID=18596038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000078653A Pending JP2001263470A (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | 変速機の油圧制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001263470A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005351334A (ja) * | 2004-06-09 | 2005-12-22 | Toyota Motor Corp | 無段変速機の制御装置 |
JP2006029515A (ja) * | 2004-07-20 | 2006-02-02 | Toyota Motor Corp | 無段変速機の制御装置 |
-
2000
- 2000-03-21 JP JP2000078653A patent/JP2001263470A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005351334A (ja) * | 2004-06-09 | 2005-12-22 | Toyota Motor Corp | 無段変速機の制御装置 |
JP2006029515A (ja) * | 2004-07-20 | 2006-02-02 | Toyota Motor Corp | 無段変速機の制御装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050901 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060221 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060704 |