JP2001263216A - グロープラグの通電制御装置 - Google Patents

グロープラグの通電制御装置

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JP2001263216A
JP2001263216A JP2000070225A JP2000070225A JP2001263216A JP 2001263216 A JP2001263216 A JP 2001263216A JP 2000070225 A JP2000070225 A JP 2000070225A JP 2000070225 A JP2000070225 A JP 2000070225A JP 2001263216 A JP2001263216 A JP 2001263216A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水温センサが故障した場合においても、グロ
ープラグへの通電制御を適切に行うことができるグロー
プラグの通電制御装置を提供する。 【解決手段】 本発明の通電制御装置により行われるグ
ロー制御では、異常検出処理において水温センサの出力
値の異常が検出されると、CPUが用いる水温センサの
出力値としてとりあえずダミーの高温値が設定され、グ
ロープラグ7への通電を抑制するようにしている。この
ため、エンジンが暖まった状態から再始動するような場
合には、不要なグロー制御が行われない。一方、実際に
は冷却水温が低く、グロープラグへの通電による点火ア
シストが必要な場合には、始動性判定処理においてエン
ジンが始動しないと判定され、CPUが用いる水温セン
サの出力値としてダミーの低温値が設定される。これに
より、グロープラグ7への十分な通電が行われ、始動性
の低下が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関に設けら
れたグロープラグへの通電・非通電を制御する通電制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ディーゼルエンジン(以下、
単に「エンジン」という)に代表される圧縮点火方式の
内燃機関には、燃焼室内に配置されたグロープラグと、
このグロープラグへの通電時間又は通電量を制御する通
電制御装置を備えたものがある。そして、この通電制御
装置により、エンジンの始動時等に必要に応じてグロー
プラグへの通電を行ってこれを発熱させ、さらにその通
電時間又は通電量を制御することにより、燃料噴霧の着
火及び燃焼の促進、及びその時の通電効率の適正化を図
っている。
【0003】このグロープラグの通電制御(以下、「グ
ロー制御」ともいう)においては、内燃機関の冷却水温
を検出する水温センサの検出値等に基づいて、グロープ
ラグへの通電が必要であるか否か(つまり、エンジンが
冷えており、点火アシストが必要か否か)、或いは通電
が必要である場合にはどの程度の通電時間又は通電量が
必要であるかが判定される。そして、グロープラグへの
通電が必要と判定された場合には適正な通電時間又は通
電量でその通電が行われ、他方、エンジンの暖機が既に
完了しており、グロープラグへの通電が不要と判定され
た場合にはその通電は行われない。
【0004】しかし、このような通電制御装置では、水
温センサが故障して異常値を示した場合には、適切なグ
ロー制御を行うことができない。このため、従来は、水
温センサが異常値を示した場合には、水温センサの出力
値としてダミーの出力値(以下「デフォルト値」と称
す)を強制的に設定することによりこれに対処してい
た。
【0005】すなわち、水温センサの異常時には、デフ
ォルト値として低温値(例えば−30℃以下)を設定す
ることにより、始動時毎に一定の通電時間又は通電量で
強制的にグロー制御を行う、或いは逆に、デフォルト値
として高温値(例えば80℃)を設定することにより、
始動時に強制的にグロー制御を抑制するようにしていた
のである。
【0006】尚、このようにデフォルト値として、低温
値或いは高温値のいずれか一方を設定することとしたの
は、水温センサが故障しており、冷却水温の温度状態を
把握することができないため、この温度状態に応じて低
温値及び高温値を適宜設定する等の制御形態がとり得な
いからである。
【0007】この場合、グロー制御が特に必要となるの
が寒冷地や寒冷時においてであるため、上記通電制御装
置が行うグロー制御の制御形態も、その仕向地によって
異なることになる。そこで、例えば仕向地が寒冷地であ
る場合には、水温センサの異常時に上記デフォルト値と
して低温値を強制的に設定するように構成し、グロープ
ラグへの通電をエンジンの始動時毎に一定の通電時間又
は通電量で行うこととしていた。一方、仕向地が寒冷地
でない場合には、上記とは逆に、水温センサの異常時に
上記デフォルト値として高温値を強制的に設定するよう
に構成し、グロープラグへの通電をエンジンの始動時毎
に抑制するようにしていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
ようにデフォルト値として低温値を設定した場合には、
実際にはグロー制御が必要でないときにも一定の通電時
間又は通電量でグロープラグへの通電が行われる。この
ため、熱劣化によりグロープラグの耐久性が悪化すると
いった問題があった。
【0009】また、後者のようにデフォルト値として高
温値を設定した場合には、実際にはある程度のグロー制
御が必要であるにもかかわらずグロープラグへの通電が
抑制されるため、内燃機関の始動性が悪化するという問
題があった。本発明は、このような問題に鑑みなされた
ものであり、水温センサが故障した場合においても、グ
ロープラグへの通電制御を適切に行うことができるグロ
ープラグの通電制御装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段、及び発明の効果】上記目
的を達成するためになされた請求項1に記載の通電制御
装置は、通電制御手段が、水温センサにより検出された
冷却水温が高いほど、エンジンに設けられたグロープラ
グへの通電時間を短くし、又はグロープラグへの通電量
を小さくするように制御する。尚、この場合、通電停止
をも含むものとする。
【0011】そして、エンジン始動時において、異常検
出手段により水温センサの異常が検出された場合には、
デフォルト値設定手段が、まず、通電制御手段が用いる
水温センサの出力値を、比較的高温値である第1のデフ
ォルト値に設定する。従って、このときグロープラグへ
の通電は開始されないか、又は開始されても通電時間又
は通電量が小さく抑えられる。このため、グロープラグ
への通電による点火アシストが抑制された状態で、エン
ジンの始動制御が開始される。
【0012】このため、例えば前回エンジンが停止され
てからそれほどの時間が経過しておらず、エンジンが暖
まった状態から再始動するような場合には、不要なグロ
ー制御は行われない。この結果、従来問題となっていた
グロープラグの耐久性の悪化等を効果的に抑制すること
ができる。
【0013】一方、実際には冷却水温が低く、グロープ
ラグへの通電による点火アシストが必要な場合がある。
そのため、上記のように第1デフォルト値が設定された
後、始動性判定手段がエンジンの始動が可能であるか否
かを判定する。そして、この始動性判定手段によりエン
ジンが始動しないと判定された場合には、デフォルト値
変更手段が、通電制御手段が用いる水温センサの出力値
を、第1のデフォルト値からこの第1のデフォルト値よ
りも低い冷却水温を示す第2のデフォルト値に変更す
る。
【0014】すると、通電制御手段が、一定の通電時間
又は通電量でグロープラグへの通電制御を行う。この結
果、グロープラグの通電による十分な点火アシストが行
われ、エンジンの始動性が保持される。ここで、水温セ
ンサの故障は、水温センサに接続される信号線や回路が
何らかの原因で短絡或いは切断等して生じることが多
い。そして、この場合には、水温センサの出力値が通常
ではあり得ない高温値又は低温値(異常値)を示すこと
が多い。
【0015】従って、上記異常検出手段の具体的態様と
しては、例えばこのような水温センサに接続される回路
の短絡或いは切断等を検出するために別途設けられる回
路として構成することも考えられる。しかし、このよう
な回路を別途設けるのは、配線の都合やコスト上の観点
から好ましくない場合がある。
【0016】そこで、例えば車両エンジンに搭載された
電子制御装置(ECU)を当該異常検出手段とし、請求
項2に記載のように、水温センサにより検出された冷却
水温が、予め定める第1基準値よりも高いとき、又は、
該第1基準値よりも低い予め定める第2基準値よりも低
いときに、当該異常検出手段が水温センサの異常を検出
する構成としてもよい。
【0017】ここで、この第1基準値としては高温値、
第2基準値としては低温値が設定されることになるが、
その具体的設定温度は設計の都合により適宜選択するも
のとする。このように、水温センサの異常を判別するた
めの温度を、高温域或いは低温域における一定値に設定
したのは、上述のように、水温センサの故障の際には、
電圧値の急変により、水温センサの出力値が通常ではあ
り得ない高温値又は低温値を示すことが多いからであ
る。
【0018】このように構成することで、特に回路素子
或いは配線等を増加させることなく水温センサの異常検
出を行うことができる。しかし、水温センサがこのよう
な高温値或いは低温値を示さずに故障する場合もあり得
る。そこで、このような場合に当該水温センサの異常を
検出するために、請求項3に記載の異常検出手段は、水
温センサにより検出された冷却水温が、予め定める時間
内に所定値以上変化した場合に、水温センサが異常であ
ると判断する。これは、冷却水温は徐々に上昇するた
め、その温度勾配もある一定の範囲を超えることはない
ことに着目し、水温センサがこのような温度勾配の範囲
にない温度上昇を示した場合には、異常であると判断す
ることとしたものである。
【0019】また、上記始動性判定手段は、エンジンの
かかり易さを判定するものであるが、その具体的構成態
様としては、請求項4に記載のように、車両乗員による
スタータスイッチのオン状態が、継続して予め定める時
間を超えて続いた場合に、エンジンが始動しないと判定
するものが考えられる。これは、車両乗員によるエンジ
ン始動への要求に反してエンジンが始動しない状態をも
って、エンジンが始動始動しないと判定し、グロープラ
グへの通電による点火アシストが必要であると判断する
ものである。
【0020】或いは、このように車両乗員の動作に基づ
いて判定するのではなく、請求項5に記載のように、上
記始動性判定手段として、エンジン回転数検出手段によ
り検出されるエンジン回転数が予め定める値になるまで
の時間が、車両のスタータスイッチがオンされてから所
定時間を超えた場合に、エンジンが始動しないと判定す
るものを採用してもよい。
【0021】ここで、このエンジン回転数の具体的値と
しては、設計の都合上適宜選択することができるが、例
えばエンジンが安定するアイドリング回転数付近(例え
ば500rpm)を採用することが考えられる。このよ
うに、エンジン回転数の上昇の程度により判定すること
で、エンジンの始動性をより明確に判定することができ
る。
【0022】逆に、請求項6に記載のように、上記始動
性判定手段として、エンジン回転数検出手段により検出
されるエンジン回転数が、車両のスタータスイッチがオ
ンされてから予め定める時間を経過した時点で、所定回
転数以下である場合に、エンジンが始動しないと判定す
るものを採用してもよい。
【0023】この場合も、この予め定める時間の具体的
値として、例えば車両のスタータスイッチがオンされて
からエンジン回転数がアイドリング回転数付近(例えば
500rpm)に達するまでに通常かかる時間程度と
し、その時間の経過時点で、エンジン回転数が上記回転
数よりも小さい場合に、エンジンが始動しないと判定す
るようにしてもよい。
【0024】尚、上記デフォルト値設定手段により、通
電制御手段が用いる水温センサの出力値として上記第1
デフォルト値が設定された後、エンジンの始動が完了し
た場合には、通常のグロー制御のように、そのままグロ
ープラグへの通電を停止してグロー制御を終了させても
よい。しかし、この水温センサの出力値を他の制御にお
いて使用する場合もあり、この場合には、水温センサが
第1デフォルト値(低温値)を示した状態のままにして
おくと、冷却水温の低温時に実行する無用な制御が行わ
れる可能性がある。このため、請求項7記載のように、
上記デフォルト値設定手段が、エンジンの始動完了後、
上記通電制御手段が用いる水温センサの出力値として、
上記第2デフォルト値を改めて設定するようにしてもよ
い。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
面に基づいて説明する。まず、図1は、車両用ディーゼ
ルエンジンを制御する本実施例のエンジン制御システム
の全体構成を表す概略構成図である。
【0026】図1に示すように、本実施例のエンジン制
御システムは、車両に搭載されたバッテリ1の電圧(以
下、バッテリ電圧という)VBを受けて作動する電子制
御装置(以下、ECUという)3と、このECU3に電
源ライン+Bを介してバッテリ電圧VBを供給する電源
リレー5と、ディーゼルエンジン(図示省略:以下、単
に「エンジン」という)の各気筒に設けられたグロープ
ラグ7にバッテリ電圧VBを印加するグローリレー9
と、エンジンを始動させるために設けられ、車両のキー
スイッチ11がスタート位置STに来たときに、該キー
スイッチ11を介してバッテリ電圧VBが印加されるス
タータモータ13と、車両のメータパネル内に配置さ
れ、ECU3によって点灯される警告ランプ17と、グ
ロープラグ7への通電を開始するか否かを判定する際の
基準とされるエンジンの冷却水温を検出する水温センサ
30とを備えている。
【0027】尚、キースイッチ11は、車両乗員により
キーが差し込まれて、オフ位置OFFからイグニッショ
ン位置IGへ、更にイグニッション位置IGからスター
ト位置STへと順次操作される、周知のシリンダタイプ
のものであり、スタート位置STに操作されている時に
は、当該スタート位置STの接点とイグニッション位置
IGの接点とが、両方共にバッテリ1へ接続される。
【0028】一方、ECU3は、上記エンジンを制御す
るための様々な演算処理を実行するCPU21と、電源
ライン+Bからのバッテリ電圧VBを入力して、CPU
21へ所定の電源電圧(例えば5V)Vccを供給する電
源回路23と、車両乗員によるキースイッチ11の操作
位置を検出するために、このキースイッチ11の各接点
(イグニッション位置IGの接点及びスタート位置ST
の接点)に接続された入力バッファ25と、電源ライン
+Bの電圧(即ち、バッテリ電圧VB)をデジタル信号
に変換してCPU21へ出力するA/D変換回路(以
下、ADCという)27と、CPU21からの駆動指令
に応じて、電源リレー5及びグローリレー9の各接点を
短絡させると共に、警告ランプ17を点灯させる出力回
路29とを備えている。
【0029】また、図1には示されていないが、ECU
3には、エンジンの回転数を検出するクランク角センサ
や上記水温センサ30等、エンジンの運転状態を検出す
るための各種センサからの信号を入力する入力バッファ
と、車載空調装置(エアコン)の操作スイッチや、ブレ
ーキペダルの踏み込み時にオンするブレーキスイッチ
等、各種電装品の操作スイッチからの信号を入力する入
力バッファと、エンジンを制御するための各種アクチュ
エータへ、CPU21からの駆動指令に応じて駆動信号
を出力する出力回路とが備えられている。
【0030】尚、電源回路23は、上記電源電圧Vccの
供給開始時に、CPU21へのリセット信号RSTを電
源電圧Vccが確実に安定するまでの一定時間だけロウレ
ベルに保持して、CPU21に初期リセットをかける、
周知のイニシャルリセット機能を備えている。
【0031】また、出力回路29は、基本的には、電源
ライン+Bからのバッテリ電圧VBを電力源とし、CP
U21からの駆動指令に応じて、上記各リレー5,9の
コイルへ励磁電流を流すことにより、対応するリレーの
接点を短絡させるのであるが、この出力回路29には、
キースイッチ11におけるイグニッション位置IGの接
点を介してもバッテリ電圧VBが供給される。そして、
出力回路29は、上記電源リレー5については、キース
イッチ11がイグニッション位置IGに操作されてこの
キースイッチ11からバッテリ電圧VBを直接受ける
と、CPU21からの駆動指令に関わらず、電源リレー
5のコイルへ励磁電流を流すように構成されている。
【0032】また更に、出力回路29は、グローリレー
9の接点を開閉させるための駆動指令がCPU21から
ロウレベルで出力されたときに、グローリレー9のコイ
ルへ励磁電流を流すように構成されており、しかも、C
PU21の出力ポートのうち、グローリレー9に対応す
る駆動指令を出力するポートは、リセット時の出力レベ
ルがロウレベル(即ち、グローリレー9の接点を短絡さ
せる方のレベル)になっている。よって、電源リレー5
の接点が短絡して電源ライン+BからECU3へバッテ
リ電圧VBの供給が開始されると、その後、CPU21
が作動を開始してグローリレー9に対応する駆動指令を
ハイレベルで出力するまでは、出力回路29からグロー
リレー9のコイルへ励磁電流が出力されることとなる。
【0033】次に、このように構成された電子制御シス
テムの全体動作について説明する。尚、以下の説明にお
いて、イグニッションスイッチIGのオンとは、キース
イッチ11がオフ位置OFFからイグニッション位置I
Gに操作されて、イグニッション位置IGの接点がバッ
テリ1に接続した状態を表し、また、スタータスイッチ
STのオンとは、キースイッチ11がイグニッション位
置IGからスタート位置STに操作されて、イグニッシ
ョン位置IGの接点とスタート位置STの接点とが共に
バッテリ1に接続した状態を表している。そして更に、
上記リレー5,9のオン・オフとは、該当するリレーの
接点が短絡・開放することを表している。
【0034】まず、車両乗員によりイグニッションスイ
ッチIGがオンされると、ECU3内の出力回路29へ
キースイッチ11を介してバッテリ電圧VBが供給さ
れ、前述したように、出力回路29から電源リレー5の
コイルへ励磁電流が出力される。そして、これにより電
源リレー5がオンして、ECU3へ電源ライン+Bを経
由してバッテリ電圧VBが供給される。
【0035】すると、ECU3内においては、電源回路
23が、CPU21への電源電圧Vccの供給を開始する
と共に、その供給開始時から前述した一定時間が経過す
るまでは、CPU21へのリセット信号RSTをロウレ
ベルに保持して、CPU21に初期リセットをかける。
また、このようにイグニッションスイッチIGがオンさ
れて、電源ライン+BからECU3へバッテリ電圧VB
の供給が開始されると、前述したように、出力回路29
からグローリレー9のコイルへ励磁電流が出力されて、
グローリレー9がオンし、これによりグロープラグ7へ
バッテリ電圧VBが印加されて、グロープラグ7への通
電が開始される。
【0036】その後、電源回路23からのリセット信号
RSTがロウレベルからハイレベルに変化すると、CP
U21が作動を開始して、後述する図2〜図4の処理を
実行することにより、グロープラグ7への通電・非通電
(グローリレー9の短絡・開放)を制御する。また、C
PU21は、スタータモータ13によってエンジンが作
動すると、各種センサや操作スイッチ等からの信号に基
づき、エンジンを制御するための様々な演算処理を実行
して、エンジンの運転状態を最適なものとする。
【0037】一方、車両乗員がエンジンを停止させるべ
くイグニッションスイッチIGをオフすると、キースイ
ッチ11から出力回路29へのバッテリ電圧VBの供給
が停止される。しかし、ECU3内のCPU21は、作
動を開始した直後から、出力回路29へ電源リレー5を
オンさせるための駆動指令を出力しており、イグニッシ
ョンスイッチIGがオフされたと検出した後も、所定時
間(例えば2秒間)だけ電源リレー5を継続してオンさ
せるようにしている。そして、CPU21は、この時間
内に、エンジンの吸気系に設けられた吸気制御弁の開度
を絞ってエンジンを速やかに停止させるようにしてお
り、その後、出力回路29へ電源リレー5をオフさせる
ための駆動指令を出力して、電源ライン+Bから当該E
CU3へのバッテリ電圧VBの供給を自ら遮断し、シス
テム全体の作動を停止させる。
【0038】次に、CPU21がグロープラグ7への通
電・非通電を制御するためにリセット解除の直後から実
行する処理について、図2〜図4に示すフローチャート
を用いて説明する。まず、図2は、エンジンの始動時に
グロープラグ7に通電して発熱させることによりエンジ
ンの始動性を向上させる、所謂グロー制御処理を表すフ
ローチャートである。
【0039】このグロー制御処理は、特に、水温センサ
30の故障によりその出力値が異常値を示した場合に、
この異常値を取り込んだCPU21が、冷却水温を低温
と判断して不要なグロー制御を行ったり、逆に、冷却水
温が高温であると判断して必要なグロー制御が行われな
かったりする等の事態を回避するためのものである。
【0040】イグニッションスイッチIGがオンされて
からCPU21が作動を開始した後、グローリレー9が
オンしてグロープラグ7への通電が開始され、さらにス
タータスイッチSTがオンされると、図2に示すよう
に、まず、冷却水温の異常検出処理が行われる(S11
0)。この異常検出処理は、水温センサ30に接続され
る回路が何らかの原因で短絡或いは切断等することによ
り、水温センサ30が故障し異常値を出力した場合に、
これを検出するための処理である。
【0041】この異常検出処理では、水温センサ30の
出力値が、通常ではあり得ない高温値(第1基準値:本
実施例においては150℃)を上回っている場合、或い
は、通常ではあり得ない低温値(第2基準値:本実施例
においては−50℃)を下回っている場合に、その出力
値が異常である、つまり、水温センサ30が故障してい
ると判断する。
【0042】すなわち、図3に示すように、まず、水温
センサ30の出力値が150℃を上回っているか否かが
判断され(S310)、150℃を上回っている判断さ
れた場合には(S310:YES)、水温センサ30の
出力値が異常であると判定する(S320)。
【0043】一方、S310にて水温センサ30の出力
値が150℃以下であると判断された場合には(S31
0:NO)、続いて、水温センサ30の出力値が−50
℃を下回っているか否かが判断され(S330)、−5
0℃を下回っていると判断された場合には(S330:
YES)、水温センサ30の出力値が異常であると判定
する(S320)。他方、S330にて水温センサ30
が−50℃以上である(従って、水温センサ30の出力
値が低温値(−50℃)から高温値(150℃)の範囲
内にある)と判断された場合には、水温センサ30の出
力値は正常であると判定される(S340)。
【0044】そして、図2に戻り、上記異常検出処理に
よる判定結果に基づいて、水温センサ30が正常である
か否かが判断され(S120)、正常であると判断され
ると(S120:YES)、水温センサ30の出力値に
基づいて通常のグロー制御が行われる(130)。すな
わち、水温センサ30の出力値が高温値を示すほど、グ
ロープラグ7への通電時間が短く又は通電量が小さくな
るように設定され、逆に、水温センサ30の出力値が低
温値を示すほど、グロープラグ7への通電時間が長く又
は通電量が大きくなるように設定される。
【0045】そして、エンジンの始動が完了したか否か
が判断され(S140)、始動したと判断されると、グ
ローリレー9への通電が行われている場合には、これを
オフしてグロー制御を終了する(S150)。一方、S
120にて水温センサ30の出力値が異常であると判断
された場合には(S120:NO)、まず、水温センサ
30の出力値として、ダミーの高温値(本実施例では8
0℃:第1デフォルト値)が設定される(S160)。
すると、CPU21がこの第1デフォルト値に基づいた
グロー制御を行う(S170)。つまり、このときグロ
ープラグ7への通電制御は、通電時間が短く又は通電量
は小さく設定され、グロープラグ7への通電による点火
アシストが抑制された状態で、エンジンの始動制御が継
続される。
【0046】この場合、実際には冷却水温が低く、グロ
ープラグ7への通電による点火アシストがさらに必要な
場合があり得る。このため、エンジンの始動性の低下を
防止するために、図4に示すエンジンの始動性判定処理
が続いて実行される(S180)。
【0047】この始動性判定処理では、まず、車両乗員
によるスタータスイッチSTのオン状態が、継続して所
定時間(本実施例においては3秒)以上続いたか否かが
判断される(S410)。そして、スタータスイッチS
Tのオン状態が3秒以上かかったと判断されると(S4
10:YES)、エンジンが始動しないと判定する(S
420)。一方、S410において、スタータスイッチ
STのオン状態が3秒以上続かなかったと判断された場
合には(S410:NO)、エンジンの速やかな始動が
可能であると判定する(S430)。
【0048】そして、図2に戻り、上記始動性判定処理
による判定結果に基づいて、エンジンの速やかな始動が
可能であるか否かが判断される(S190)。このと
き、可能であると判断されると(S190:YES)、
そのまま通常のエンジン始動制御が継続される。そし
て、エンジンの始動が完了したか否かが判断され(S2
00)、完了したと判断されると(S200:YE
S)、水温センサ30の出力値として第1デフォルト値
を設定した状態で(S210)、グローリレー9への通
電が行われている場合には、これをオフしてグロー制御
を終了する(S150)。他方、S200においてエン
ジンの始動が完了していないと判断された場合には(S
200:NO)、S170に戻り、車両乗員によるスタ
ータスイッチSTのオン毎に、S180及びS190の
処理が繰り返し行われる。
【0049】一方、S190において、エンジンの始動
が困難であると判断された場合には(S190:N
O)、グロープラグ7への通電による点火アシストが必
要であるため、水温センサ30の出力値として、ダミー
の低温値(本実施例では−30℃:第2デフォルト値)
が設定され(S220)、S170に戻る。その後、C
PU21はこの第2デフォルト値に基づいたグロー制御
を行う(S170)。
【0050】すなわち、この第2デフォルト値は、グロ
ープラグ7への通電を、一定の比較的長い通電時間又は
比較的大きい通電量で行う温度として設定された値であ
るため、CPU21は、その設定条件に基づいてグロー
プラグ7への通電制御を行う。この結果、グロープラグ
7への通電による十分な点火アシストが行われる。
【0051】そして、上記と同様のS180、S190
の処理が実行され、S190にてエンジンが始動しない
と判定される間は(S190:NO)、車両乗員による
スタータスイッチSTのオン毎にS220、S170、
S180の処理が繰り返し実行され、この間、グロープ
ラグ7への通電が継続される。そして、S190にてエ
ンジンの始動が可能であると判断され(S190:YE
S)、さらに、エンジンの始動が完了したと判断された
場合には(S200:YES)、水温センサ30のデフ
ォルト値を第2デフォルト値(−30℃)から第1デフ
ォルト値(80℃)に変更した後(S210)、グロー
リレー9をオフしてグロー制御を終了する(S15
0)。
【0052】尚、上記S210において、エンジンの始
動完了後に水温センサ30のデフォルト値を第2デフォ
ルト値(−30℃)から第1デフォルト値(80℃)に
変更したのは、この水温センサ30の出力値を他の制御
において使用する場合を考慮したものである。すなわ
ち、水温センサ30が低温値を示した状態で故障するこ
とにより、冷却水温が低温であるときに実行される無用
な制御が行われないように、水温センサ30の出力値と
して高温側のデフォルト値を設定したものである。
【0053】以上のようにして、水温センサ30の異常
時においも、グロー制御によるエンジンの速やかな始動
が実現される。このように、本実施例のグロー制御で
は、異常検出処理において水温センサ30の出力値が異
常であると判定されると、とりあえずグロープラグ7へ
の通電を抑制することとしている。このため、例えば前
回エンジンが停止されてからそれほどの時間が経過して
おらず、エンジンが暖まった状態から再始動するような
場合には、不要なグロー制御は行われない。この結果、
グロープラグ7の熱劣化による耐久性の悪化等を効果的
に抑制することができる。
【0054】一方、実際には冷却水温が低く、グロープ
ラグ7への通電による点火アシストが必要な場合には、
始動性判定処理においてエンジンが始動性しないと判定
されることにより、グロープラグ7への速やかな通電が
行われ、始動性の低下を防止することができるのであ
る。
【0055】なお、本実施例において、ECU3が通電
制御手段、異常検出手段、デフォルト値設定手段、始動
性判定手段、及びデフォルト値変更手段に該当する。そ
して、ECU3が実行する処理の内、図2のフローチャ
ートに示されたS130及びS170の処理が通電制御
手段としての処理に該当し、S160及びS220の処
理がデフォルト値設定手段としての処理に該当し、さら
に、S210の処理がデフォルト値変更手段としての処
理に該当する。また、図3のフローチャートに示された
S310〜S340までの処理が異常検出手段としての
処理に該当し、図4のフローチャートに示されたS41
0〜S430までの処理が始動性判定手段としての処理
に該当する。
【0056】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明の実施の形態は、上記実施例に何ら限定され
ることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形
態をとり得ることはいうまでもない。例えば、上記実施
例では、図3に示す水温センサ30の異常検出処理にお
いて、水温センサ30の出力値が通常あり得ないとされ
る高温値(150℃)を上回ったこと、又は通常あり得
ないとされる低温値(−50℃)を下回ったことをもっ
て、水温センサ30が異常である(つまり、故障してい
る)と判定した。
【0057】しかし、水温センサ30が、このような高
温値と低温値との間の出力値を示した状態で故障する場
合もあり得る。そこで、このような場合の水温センサ3
0の異常を検出するために、図5のフローチャートに示
すように、水温センサ30により検出された冷却水温
が、予め定める時間内に所定値以上変化した場合に、水
温センサ30が異常であると判断する異常検出処理を採
用することもできる。
【0058】これは、冷却水温は徐々に上昇するため、
その温度勾配もある一定の範囲を超えることはないこと
に着目し、水温センサ30がこのような温度勾配の範囲
にない温度上昇を検出した場合には、異常であると判断
するものである。具体的には、図5に示すように、車両
乗員によるスタータスイッチSTのオンから水温センサ
30の出力値がサンプリングされ、まず、現在の水温セ
ンサ30の出力値Trと3秒前の水温センサ30の出力
値Taとを読み込み(S510)、TrとTaとの差が
所定値(例えば10℃)以上であるか否かが判断される
(S520)。そして、TrとTaとの差が当該所定値
(10℃)以上であると判断された場合には(S52
0:YES)、水温センサ30が異常であると判定され
る。一方、TrとTaとの差が当該所定値(10℃)未
満であると判断された場合には(S520:NO)、水
温センサ30は正常であると判定される(S540)。
【0059】尚、この場合、図5のフローチャートに示
されたS510〜S540までの処理が、ECU3が実
行する異常検出手段としての処理に該当する。また、上
記実施例においては、図4のフローチャートに示す始動
性判定処理におけるエンジンの始動性の判断を、車両乗
員によるスタータスイッチSTのオン状態が、継続して
一定時間(3秒)以上続いたことをもって、エンジンが
始動しないと判断することとした。
【0060】しかし、このように車両乗員の動作に基づ
いて判定するのではなく、上記クランク角センサにより
検出されたエンジン回転数が予め定める値になるまでの
時間が、車両のスタータスイッチSTがオンされてから
所定時間(例えば3秒)を超えた場合に、エンジンが始
動しないと判定するようにしてもよい。
【0061】ここで、このエンジン回転数の具体的値と
しては、設計の都合上適宜選択することができるが、例
えばエンジンが安定するアイドリング回転数付近(例え
ば500rpm)を採用することが考えられる。このよ
うに、エンジン回転数の上昇の程度により判定すること
で、エンジンの始動性をより明確に判定することができ
る。
【0062】或いは逆に、クランク角センサにより検出
されたエンジン回転数が、車両乗員によるスタータスイ
ッチSTのオンから予め定める時間を経過した時点で、
所定回転数以下である場合に、エンジンが始動しないと
判定してもよい。この場合も、この予め定める時間の具
体的値として、例えば車両乗員によるスタータスイッチ
STのオンからエンジン回転数がアイドリング回転数付
近(例えば500rpm)に達するまでに通常かかる時
間程度とし、その時間の経過時点で、エンジン回転数が
当該回転数よりも小さい場合に、エンジンの始動が困難
であると判定するようにしてもよい。尚、以上の場合、
クランク角センサがエンジン回転数検出手段に該当す
る。
【0063】尚、上記実施例において示された時間或い
は温度等の具体的値は例示であり、設計の都合上適宜選
択できることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のエンジン制御システムの全体構成を
表す概略構成図である。
【図2】 図1の電子制御装置(ECU)で実行される
グロー制御処理を表すフローチャートである。
【図3】 ECUで実行される異常検出処理を表すフロ
ーチャートである。
【図4】 ECUで実行される始動性判定処理を表すフ
ローチャートである。
【図5】 ECUで実行される異常検出処理の別態様を
表すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・バッテリ、 3・・・ECU、 5・・・電源
リレー、7・・・グロープラグ、 9・・・グローリレ
ー、11・・・キースイッチ、 13・・・スタータモ
ータ、 23・・・電源回路、29・・・出力回路、
30・・・水温センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F23Q 7/00 F23Q 7/00 P

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両エンジンの冷却水温を検出する水温
    センサと、 該水温センサにより検出された冷却水温が高いほど、前
    記エンジンに設けられたグロープラグへの通電時間を短
    くし、又は該グロープラグへの通電量を小さくする通電
    制御手段と、 前記水温センサの異常を検出する異常検出手段と、 該異常検出手段により前記水温センサの異常が検出され
    たときに、前記通電制御手段が用いる前記水温センサの
    出力値を、第1のデフォルト値に設定するデフォルト値
    設定手段と、 前記エンジンが始動したか否かを判定する始動性判定手
    段と、 該始動性判定手段により前記エンジンが始動しないと判
    定された場合に、前記前記通電制御手段が用いる前記水
    温センサの出力値を、前記第1のデフォルト値から該第
    1のデフォルト値よりも低い冷却水温を示す第2のデフ
    ォルト値に変更するデフォルト値変更手段と、 を備えたことを特徴とするグロープラグの通電制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記異常検出手段は、 前記水温センサにより検出された冷却水温が、予め定め
    る第1基準値よりも高いとき、又は、該第1基準値より
    も低い予め定める第2基準値よりも低いときに、前記水
    温センサが異常であると判断するこを特徴とする請求項
    1記載のグロープラグの通電制御装置。
  3. 【請求項3】 前記異常検出手段は、 前記水温センサにより検出された冷却水温が、予め定め
    る時間内に所定値以上変化した場合に、前記水温センサ
    が異常であると判断することを特徴とする請求項1に記
    載のグロープラグの通電制御装置。
  4. 【請求項4】 前記始動性判定手段は、 車両乗員による前記車両のスタータスイッチのオン状態
    が、継続して予め定める時間を超えて続いた場合に、前
    記エンジンが始動しないと判定することを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかに記載のグロープラグの通電制御
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載のグロー
    プラグの通電制御装置において、さらに、 前記エンジンのエンジン回転数を検出するエンジン回転
    数検出手段を備え、 前記始動性判定手段は、 前記エンジン回転数検出手段により検出されるエンジン
    回転数が予め定める値になるまでの時間が、前記車両の
    スタータスイッチがオンされてから予め定める時間を超
    えた場合に、前記エンジンが始動しないと判定すること
    を特徴とするグロープラグの通電制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜3のいずれかに記載のグロー
    プラグの通電制御装置において、さらに、 前記エンジンのエンジン回転数を検出するエンジン回転
    数検出手段を備え、 前記始動性判定手段は、 前記エンジン回転数検出手段により検出されるエンジン
    回転数が、前記車両のスタータスイッチがオンされてか
    ら予め定める時間を経過した時点で、所定回転数を下回
    る場合に、前記エンジンが始動しないと判定することを
    特徴とするグロープラグの通電制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載のグロー
    プラグの通電制御装置において、 前記デフォルト値設定手段は、前記通電制御手段が用い
    る前記水温センサの出力値として前記第1デフォルト値
    を設定した後、前記エンジンの始動が完了すると、前記
    通電制御手段が用いる前記水温センサの出力値として、
    前記第2デフォルト値を改めて設定することを特徴とす
    るグロープラグの通電制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010090800A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Denso Corp グロープラグ制御装置
JP2011017270A (ja) * 2009-07-08 2011-01-27 Yanmar Co Ltd 作業車両のエンジン制御装置

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